JP5093382B2 - 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム - Google Patents
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Description
これらの提案されている配分係数値は、ほとんどが等方解像度におけるものであり、非等方解像度におけるものは少ないが、例えば、非等方解像度の場合には、解像度の高い方向の誤差拡散の配分係数値を大きくする方法が知られている(例えば、特許文献1)。
また、印字解像度よりも粗いハーフトーン解像度で多値誤差拡散を行う方法が知られており(例えば、特許文献2)、この方法を用いれば、処理の高速化が図れる。
連続階調で表現された画像データの各画素の画像値を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像値に基づいて誤差拡散処理を行って、連続階調で表現された前記画像データをドットデータに変換する誤差拡散処理手段と、
を備え、
所定解像度において、対象とする色のインクのドットが印字率100%で配置された場合の当該色の明度を最大明度としたとき、
前記誤差拡散処理手段は、
前記最大明度が所定値より低い色については、等方である第1処理解像度で誤差拡散処理を行う第1誤差拡散処理手段と、
前記最大明度が所定値以上の色については、前記第1処理解像度より粗い非等方である第2処理解像度で誤差拡散処理を行う第2誤差拡散処理手段と、
を備えることを特徴としている。
前記誤差拡散処理手段は、
前記最大明度が40より低い色については、第1誤差拡散処理手段により誤差拡散処理を行い、
前記最大明度が40以上の色については、第2誤差拡散処理手段により誤差拡散処理を行うことを特徴としている。
前記第2処理解像度における画素が配列するラスター方向の処理解像度は、前記ラスター方向に直交する方向の処理解像度より粗いことを特徴としている。
前記第2誤差拡散処理手段は、前記ラスター方向に並ぶ複数画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に誤差拡散処理を行うことを特徴としている。
前記第2誤差拡散処理手段は、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、前記画素の前記画像値に対して多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、前記ドットマトリクスデータから前記量子化値に対応する前記ドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された前記画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換することを特徴としている。
連続階調で表現された画像データの各画素の画像値を入力する入力工程と、
前記入力工程において入力された画像値に基づいて誤差拡散処理を行って、連続階調で表現された前記画像データをドットデータに変換する誤差拡散処理工程と、
を備え、
所定解像度において、対象とする色のインクのドットが印字率100%で配置された場合の当該色の明度を最大明度としたとき、
前記誤差拡散処理工程は、
前記最大明度が所定値より低い色については、等方である第1処理解像度で誤差拡散処理を行う第1誤差拡散処理工程と、
前記最大明度が所定値以上の色については、前記第1処理解像度より粗い非等方である第2処理解像度で誤差拡散処理を行う第2誤差拡散処理工程と、
を備えることを特徴としている。
前記誤差拡散処理工程では、
前記最大明度が40より低い色については、第1誤差拡散処理工程により誤差拡散処理を行い、
前記最大明度が40以上の色については、第2誤差拡散処理工程により誤差拡散処理を行うことを特徴としている。
前記第2処理解像度における画素が配列するラスター方向の処理解像度は、前記ラスター方向に直交する方向の処理解像度より粗いことを特徴としている。
前記第2誤差拡散処理工程では、前記ラスター方向に並ぶ複数画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に誤差拡散処理を行うことを特徴としている。
前記第2誤差拡散処理工程は、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、前記画素の前記画像値に対して多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、前記ドットマトリクスデータから前記量子化値に対応する前記ドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された前記画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換することを特徴としている。
連続階調で表現された画像データの各画素の画像値を入力する入力機能と、
前記入力機能により入力された画像値に基づいて誤差拡散処理を行って、連続階調で表現された前記画像データをドットデータに変換する誤差拡散処理機能と、
を実現させ、
所定解像度において、対象とする色のインクのドットが印字率100%で配置された場合の当該色の明度を最大明度としたとき、
前記誤差拡散処理機能は、
前記最大明度が所定値より低い色については、等方である第1処理解像度で誤差拡散処理を行う第1誤差拡散処理機能と、
前記最大明度が所定値以上の色については、前記第1処理解像度より粗い非等方である第2処理解像度で誤差拡散処理を行う第2誤差拡散処理機能と、
を備えることを特徴としている。
前記誤差拡散処理機能は、
前記最大明度が40より低い色については、第1誤差拡散処理機能により誤差拡散処理を行い、
前記最大明度が40以上の色については、第2誤差拡散処理機能により誤差拡散処理を行うことを特徴としている。
前記第2処理解像度における画素が配列するラスター方向の処理解像度は、前記ラスター方向に直交する方向の処理解像度より粗いことを特徴としている。
前記第2誤差拡散処理機能は、前記ラスター方向に並ぶ複数画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に誤差拡散処理を行うことを特徴としている。
前記第2誤差拡散処理機能は、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、前記画素の前記画像値に対して多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、前記ドットマトリクスデータから前記量子化値に対応する前記ドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された前記画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換することを特徴としている。
また、誤差拡散処理された画像データのデータ量を従来の誤差拡散処理後のものと同等に抑えることができる。
また、従来の表示解像度と同じ処理解像度で誤差拡散処理を行う場合に比べて処理工程を省略することができるため処理の高速化を図ることができる。
図1は、本発明を適用した、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、図1に示すように、画像データ入力部2,ラスタライザ3,色/階調補正モジュール4,ハーフトーンモジュール5,モニタ6,インクジェットプリンタ7,CPU(Central Processing Unit)8,RAM(Random Access Memory)9,記憶部10等を備えて構成される。そして、画像形成装置1は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)等の2色以上のドットの粗密で記録媒体上に画像データ入力部2から入力される画像データに基づく画像を形成する。 なお、第1の実施形態では、表示解像度(印字解像度)が、等方であり、例えば、1440dpi×1440dpiである場合について説明する。
なお、入力プログラム10A,第1誤差拡散処理プログラム10C,第2誤差拡散処理プログラム10Dは、画像形成プログラムとして機能する。
本実施形態では、処理する画像データの表示解像度は、例えば、1440dpi×1440dpi等の等方な解像度であるため、CPU8は、第1誤差拡散処理プログラム10Cを実行することにより、例えば、表示解像度と同じ等方な第1処理解像度で第1誤差拡散処理を行う。これにより、第1処理解像度は、例えば、1440dpi×1440dpi等の等方な処理解像度となる。
CPU8は、かかる第1誤差拡散処理プログラム10Cを実行することにより、誤差拡散処理手段の一部及び第1誤差拡散処理手段として機能する。
本実施形態では、処理する画像データの表示解像度は、例えば、1440dpi×1440dpi等の等方な解像度であり、第1処理解像度は、表示解像度と同じ解像度としているので、CPU8は、第2誤差拡散処理プログラム10Dを実行することにより、主走査方向に並ぶ2画素を一つの画素群として、当該画素毎に第2誤差拡散処理を行う。これにより、第2処理解像度は、例えば、720dpi×1440dpi等の第1処理解像度より粗い非等方な処理解像度となる。
具体的には、第2誤差拡散処理プログラム10Dは、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、CPU8に、座標(x,y)の画素に対して、多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、ドットマトリクスデータから当該量子化値に対応するドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換する機能を実現させるプログラムである。ここで、xは、例えば主走査方向の画素位置を表し、yは、副走査方向の画素位置を表す。
CPU8は、かかる第2誤差拡散処理プログラム10Dを実行することにより、誤差拡散処理手段の一部及び第2誤差拡散処理手段として機能する。
なお、ステップS2及びステップS3は、入力工程を構成する。
ステップS102において、CPU8が、yがy座標の最大値であるymaxより小さいと判断した場合には(ステップS102;Yes)、CPU8は、xがx座標の最大値であるxmaxより小さいか否かを判断する(ステップS103)。
次に、CPU8は、走査位置を主走査方向に「1」進み(ステップS105)、ステップS103に戻る。
まず、CPU8は、判断プログラム10Bを実行することにより、画像データの対象とする色の最大明度が40より低いか否かを判断することにより、第1誤差拡散処理と第2誤差拡散処理のどちらの誤差拡散処理を行うかを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、CPU8が、画像データの対象とする色の最大明度が40以上であると判断した場合には(ステップS201;No)、CPU8は、第2誤差拡散処理を行うと判断し、第2誤差拡散処理プログラム10Dを実行することにより大2誤差拡散処理を行う(ステップS203)。
まず、CPU8は、第1誤差拡散処理プログラム10Cを実行することにより、座標(x,y)における画素の画素値I(x,y)に(周辺誤差)を加算し、total値を算出する(ステップS301)。
ここで、画素値とは、座標(x,y)における画素の階調値を表し、「0」〜「255」までの256階調の値である。また、周辺誤差とは、既に誤差拡散処理された周辺画素から拡散された誤差の累積値である。
ステップS302において、total値が127以下であると判断した場合には(ステップS302;No)、CPU8は、当該画素にドットを配置しないことを決め、当該画素の(評価値)を0とする(ステップS303)。
ステップS302において、total値が127より大きいと判断した場合には(ステップS302;Yes)、CPU8は、当該画素にドットを配置することを決め、当該画素の(評価値)を255とする(ステップS304)。
ステップS401において、CPU8が、座標(x,y)における画素のxを2で割った余りが0となり、当該画素における画素が主走査方向の偶数画素目に該当すると判断した場合には(ステップS401;Yes)、CPU8は、座標(x,y)における画素の画素値I(x,y)を128で割り、(余り)と(結果値)を算出する(ステップS402)。
ここで、画素値I(x,y)は、「0」〜「255」の256階調であるため、ステップS402で得られる(結果値)は、「0」又は「1」である。
ステップS404において、CPU8が、total値が64より大きいと判断した場合には(ステップS404;Yes)、CPU8は、(結果値)に「1」を加算することにより(量子化値)を算出し、(評価値)を127とする(ステップS406)。
ここで、ステップS402で得られる(結果値)は「0」又は「1」であるため、ステップS406の処理により得られる(量子化値)は「1」又は「2」となる。
第1の実施形態に係る第2誤差拡散処理で使用されるドットマトリクスデータは、図7に示すように、2画素に対応するドットマトリクスのデータである。そして、(量子化値)=0の場合のドットマトリクスは、2画素のうちどちらにもドットを配置しないドットマトリクスである。(量子化値)=1の場合のドットマトリクスは、2画素のうちどちらか一方にドットを配置するドットマトリクスであり、2通りのドットマトリクスがある。(量子化値)=2の場合のドットマトリクスは、2画素の両方にドットを配置するドットマトリクスである。
第2の実施形態に係る画像形成装置100は、例えば、図8に示すように、記憶部20の構成のみが、第1の実施形態に係る画像形成装置1と異なるので、その他の構成については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
また、第2の実施形態では、表示解像度(印字解像度)が、非等方であり、例えば、2880dpi×1440dpiである場合について説明する。
なお、入力プログラム10A,第1誤差拡散処理プログラム20C,第2誤差拡散処理プログラム20Dは、画像形成プログラムとして機能する。
本実施形態では、処理する画像データの表示解像度は、例えば、2880dpi×1440dpi等の主走査方向の解像度が高い非等方な解像度であるため、CPU8は、第1誤差拡散処理プログラム20Cを実行することにより、例えば、主走査方向(x方向)に並ぶ2画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に第1誤差拡散処理を行う。これにより、第1処理解像度は、例えば、1440dpi×1440dpi等の等方な処理解像度となる。
具体的には、第1誤差拡散処理プログラム20Cは、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、CPU8に、座標(x,y)の画素に対して、多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、ドットマトリクスデータから当該量子化値に対応するドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換する機能を実現させるプログラムである。
CPU8は、かかる第1誤差拡散処理プログラム20Cを実行することにより、誤差拡散処理手段の一部及び第1誤差拡散処理手段として機能する。
本実施形態では、処理する画像データの表示解像度は、例えば、2880dpi×1440dpi等の主走査方向の解像度が高い非等方な解像度であり、第1処理解像度は、例えば、主走査方向に並ぶ2画素を1つの画素群としているので、CPU8は、第2誤差拡散処理プログラム20Dを実行することにより、主走査方向に並ぶ4画素を一つの画素群として、当該画素毎に第2誤差拡散処理を行う。これにより、第2処理解像度は、例えば、720dpi×1440dpi等の第1処理解像度より粗い非等方な処理解像度となる。 具体的には、第2誤差拡散処理プログラム20Dは、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、CPU8に、座標(x,y)の画素に対して、多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、ドットマトリクスデータから当該量子化値に対応するドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換する機能を実現させるプログラムである。
CPU8は、かかる第2誤差拡散処理プログラム20Dを実行することにより、誤差拡散処理手段の一部及び第2誤差拡散処理手段として機能する。
ここで、画素値I(x,y)は、「0」〜「255」の256階調であるため、ステップS502で得られる(結果値)は、「0」,「1」,「2」,「3」の何れかである。
ステップS504において、CPU8が、total値が32より大きいと判断した場合には(ステップS504;Yes)、CPU8は、(結果値)に「1」を加算することにより(量子化値)を算出し、(評価値)を63とする(ステップS506)。
ここで、ステップS502で得られる(結果値)は「0」,「1」,「2」,「3」の何れかであるため、ステップS506の処理により得られる(量子化値)は「1」,「2」,「3」,「4」の何れかとなる。
第2の実施形態に係る第2誤差拡散処理で使用されるドットマトリクスデータは、図10に示すように、4画素に対応するドットマトリクスのデータである。そして、(量子化値)=0の場合のドットマトリクスは、4画素のうちどちらにもドットを配置しないドットマトリクスである。(量子化値)=1の場合のドットマトリクスは、4画素のうち何れかの画素にドットを配置するドットマトリクスであり、4通りのドットマトリクスがある。(量子化値)=2の場合のドットマトリクスは、4画素のうち何れかの2画素にドットを配置するドットマトリクスであり、6通りのドットマトリクスがある。(量子化値)=3の場合のドットマトリクスは、4画素のうち何れかの3画素にドットを配置するドットマトリクスであり、4通りのドットマトリクスがある。(量子化値)=4の場合のドットマトリクスは、4画素の全てにドットを配置するドットマトリクスである。
例えば、同一色相で複数種類のインクのドットを含まない色に対しては、第1誤差拡散処理を行い、同一色相で複数種類のインクのドットを含む色に対しては、第2誤差拡散処理を行うこととしてもよい。
また、所定の大きさよりも大きいドットを含む色に対しては、第1誤差拡散処理を行い、所定の大きさよりも大きいドットを含まない色に対しては、第2誤差拡散処理を行うこととしてもよい。
また、明度の低いブラック(K)に対しては、第1誤差拡散処理を行い、K以外の色に対しては、第2拡散処理を行うこととしてもよい。
また、第1処理解像度は、等方でなくてもよく、表示解像度と同じ解像度であってもよい。これにより、視覚的に目立つ色について、表示解像度において可能な範囲で、よりきれいな分散を得ることができる。
8 CPU(入力手段,誤差拡散処理手段,第1誤差拡散処理手段,第2誤差拡散処理手段,入力機能,誤差拡散処理機能,第1誤差拡散処理機能,第2誤差拡散処理機能)
10A 入力プログラム(入力手段,入力機能)
10C,20C 第1誤差拡散処理プログラム(誤差拡散処理手段,第1誤差拡散処理手段,誤差拡散処理機能,第1誤差拡散処理機能)
10D,20D 第2誤差拡散処理プログラム(誤差拡散処理手段,第2誤差拡散処理手段,誤差拡散処理機能,第2誤差拡散処理機能)
Claims (15)
- 色相の異なる2色以上のドットの粗密で画像を形成する画像形成装置において、
連続階調で表現された画像データの各画素の画像値を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像値に基づいて誤差拡散処理を行って、連続階調で表現された前記画像データをドットデータに変換する誤差拡散処理手段と、
を備え、
所定解像度において、対象とする色のインクのドットが印字率100%で配置された場合の当該色の明度を最大明度としたとき、
前記誤差拡散処理手段は、
前記最大明度が所定値より低い色については、等方である第1処理解像度で誤差拡散処理を行う第1誤差拡散処理手段と、
前記最大明度が所定値以上の色については、前記第1処理解像度より粗い非等方である第2処理解像度で誤差拡散処理を行う第2誤差拡散処理手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記誤差拡散処理手段は、
前記最大明度が40より低い色については、第1誤差拡散処理手段により誤差拡散処理を行い、
前記最大明度が40以上の色については、第2誤差拡散処理手段により誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第2処理解像度における画素が配列するラスター方向の処理解像度は、前記ラスター方向に直交する方向の処理解像度より粗いことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記第2誤差拡散処理手段は、前記ラスター方向に並ぶ複数画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記第2誤差拡散処理手段は、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、前記画素の前記画像値に対して多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、前記ドットマトリクスデータから前記量子化値に対応する前記ドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された前記画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 色相の異なる2色以上のドットの粗密で画像を形成する画像形成方法において、
連続階調で表現された画像データの各画素の画像値を入力する入力工程と、
前記入力工程において入力された画像値に基づいて誤差拡散処理を行って、連続階調で表現された前記画像データをドットデータに変換する誤差拡散処理工程と、
を備え、
所定解像度において、対象とする色のインクのドットが印字率100%で配置された場合の当該色の明度を最大明度としたとき、
前記誤差拡散処理工程は、
前記最大明度が所定値より低い色については、等方である第1処理解像度で誤差拡散処理を行う第1誤差拡散処理工程と、
前記最大明度が所定値以上の色については、前記第1処理解像度より粗い非等方である第2処理解像度で誤差拡散処理を行う第2誤差拡散処理工程と、
を備えることを特徴とする画像形成方法。 - 前記誤差拡散処理工程では、
前記最大明度が40より低い色については、第1誤差拡散処理工程により誤差拡散処理を行い、
前記最大明度が40以上の色については、第2誤差拡散処理工程により誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。 - 前記第2処理解像度における画素が配列するラスター方向の処理解像度は、前記ラスター方向に直交する方向の処理解像度より粗いことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成方法。
- 前記第2誤差拡散処理工程では、前記ラスター方向に並ぶ複数画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成方法。
- 前記第2誤差拡散処理工程では、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、前記画素の前記画像値に対して多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、前記ドットマトリクスデータから前記量子化値に対応する前記ドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された前記画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換することを特徴とする請求項6〜9の何れか一項に記載の画像形成方法。
- 色相の異なる2色以上のドットの粗密で画像を形成する画像形成装置に、
連続階調で表現された画像データの各画素の画像値を入力する入力機能と、
前記入力機能により入力された画像値に基づいて誤差拡散処理を行って、連続階調で表現された前記画像データをドットデータに変換する誤差拡散処理機能と、
を実現させ、
所定解像度において、対象とする色のインクのドットが印字率100%で配置された場合の当該色の明度を最大明度としたとき、
前記誤差拡散処理機能は、
前記最大明度が所定値より低い色については、等方である第1処理解像度で誤差拡散処理を行う第1誤差拡散処理機能と、
前記最大明度が所定値以上の色については、前記第1処理解像度より粗い非等方である第2処理解像度で誤差拡散処理を行う第2誤差拡散処理機能と、
を備えることを特徴とする画像形成プログラム。 - 前記誤差拡散処理機能は、
前記最大明度が40より低い色については、第1誤差拡散処理機能により誤差拡散処理を行い、
前記最大明度が40以上の色については、第2誤差拡散処理機能により誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像形成プログラム。 - 前記第2処理解像度における画素が配列するラスター方向の処理解像度は、前記ラスター方向に直交する方向の処理解像度より粗いことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成プログラム。
- 前記第2誤差拡散処理機能は、前記ラスター方向に並ぶ複数画素を1つの画素群とし、当該画素群毎に誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成プログラム。
- 前記第2誤差拡散処理機能は、量子化値とドットマトリクスとが対応付けられたドットマトリクスデータを備え、前記画素の前記画像値に対して多値誤差拡散処理を行って量子化値を得て、前記ドットマトリクスデータから前記量子化値に対応する前記ドットマトリクスを選択し、連続階調で表現された前記画像データを当該ドットマトリクスに基づいてドットが配置されたドットデータに変換することを特徴とする請求項11〜14の何れか一項に記載の画像形成プログラム。
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