JPH09161971A - El表示装置 - Google Patents

El表示装置

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JPH09161971A
JPH09161971A JP7312756A JP31275695A JPH09161971A JP H09161971 A JPH09161971 A JP H09161971A JP 7312756 A JP7312756 A JP 7312756A JP 31275695 A JP31275695 A JP 31275695A JP H09161971 A JPH09161971 A JP H09161971A
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Yoshiaki Miyauchi
義明 宮内
Bunkichi Miura
文吉 三浦
Shigehiko Aoki
繁彦 青木
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EL素子を駆動回路に接続する構成を簡単に
し、表示する内容を容易に変えられるようにし、しかも
再利用できるようにする。 【解決手段】 基材1の前面に、駆動回路に接続された
バス電極3a,3bからなる1対の電極3を上端と下端に配
置する。文字AのEL素子4は下端部に、文字xのEL
素子4は上端部にそれぞれ電極部を設ける。EL素子4
の電極部が基材1上の電極3の一部に対接するように位
置合わせし、弾性体6が電極3に対向するように透明板
5を対接させて挟持部材7で上端及び下端を挟持する。
これによりEL素子4の電極部は駆動回路に接続され表
示装置の組立が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、EL素子を用いて文字や
図形を形成し、看板等に配置して宣伝用に用いる薄型の
EL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のEL表示装置では、薄型のEL素
子に文字や図柄を印刷し、これをカッティングし、一定
のレイアウトで基材の上に配置し、EL素子の電極部に
FPCを設置し、EL素子の駆動回路とFPCとの間を
リード線を用いて接続し、これを透明な板で覆った構成
のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、一
定の宣伝用のレイアウトを決めて基材上に配置した文字
や図形等のEL素子を、駆動回路に接続するための配線
に手間がかかり、費用も高価なものになっていた。ま
た、一度レイアウトを決めてEL素子を配置するとその
レイアウトは変更できず、文字や図形を変更して別の宣
伝内容を表示したいと思っても、全く別個に新たに作成
し直さなければならず、再利用が難しく無駄が多いとい
う問題点があった。特に複数の文字や図形を独立して点
滅制御する場合には、配線が一層複雑になり、作業工程
や部品の点で大きなコストアップとなるという問題点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、文字や図形などを構成するEL素子
と、駆動回路に接続された電極が形成してある基材とを
別々に形成し、EL素子と基材とを弾性的に挟持して電
気的に導通させるようにしている。そして、この挟持を
解くことによりEL素子である文字や図形を再び分離さ
せ、適宜組み替えた上で同じ基材と組み合わせて挟持す
るなどして再利用を可能にする。しかも一々配線しない
ので作成も容易で作業工程も簡単でコストを低減でき
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、透明基材の裏面に形成
された透明電極層側に発光体を含有する発光層と高誘電
体を含有する絶縁層と背面電極層とを順次積層形成して
なる少なくとも1つのEL素子が形成してあり、このE
L素子を駆動するための駆動回路に接続された少なくと
も1対の電極が配置してある基材と、この電極と対向す
る少なくとも1つの弾性体との間に、上記のEL素子
を、その電極部が基材上の電極の一部に接続するように
挟持したものである。
【0006】上記のEL素子を複数設ける場合には、基
材上の電極を複数のEL素子を独立して点灯制御可能に
複数対設けることにより、変化に富んだ表示ができて効
果的である。この複数対の電極は、直線状に各々が並ん
で基材上に配置され、各々の長さが階段状に短くなって
いることが好ましく、さらに、直線状に各々が並んで基
材上に配置され、各々の間隔がEL素子を配置できる距
離となっていてもよい。
【0007】また、上記の弾性体の前面に、EL素子を
覆うように透明板を配置したり、上記の基材を、EL素
子を覆うように形成することは、EL素子の保護にとっ
て好ましい。また、上記の基材の材質を弾性体とした
り、透明基材としてもよい。また、上記のEL素子の電
極部を、基材上に形成されている電極と合致する形状に
形成することは、接続を確実かつ容易にする点で好まし
い。また、上記のEL素子は、それ自体で意味のある形
状または多色印刷面を有している。
【0008】上記のように構成されたEL表示装置で
は、基材とEL素子と弾性体とを挟持するだけで、EL
素子とこれに駆動信号を供給する駆動回路との接続が完
了するので、配線に手間がかからず、安定したEL素子
の点灯制御が実現する。また、表示内容を変えたいとき
には、単に挟持を解くだけで基材とEL素子と弾性体と
が分離するので、所望の表示内容のEL素子を選んで上
記の基材と弾性体とで挟持すれば、再び本発明の表示装
置が完成するので、組立が極めて容易で安価にできる。
EL素子や基材や弾性体が再利用できるので、それだけ
コストが低減できる。
【0009】
【実施例】図1乃至図5に本発明の第1の実施例を図示
する。透明なアクリル板からなる基材1は後述するEL
素子を覆う形状に形成されており、その上端と下端に
は、駆動回路2と電気的に接続された銅テープからなる
バス電極3a,3bが、それぞれ対をなして配置されて
電極3を構成している。この2対の電極3は、後述する
2つEL素子をそれぞれ独立して点灯制御するものであ
るから、EL素子が1つの場合には1対でよく、3つの
場合には3対設けられる。バス電極3aはEL素子の透
明電極層に接続され、バス電極3bはEL素子の背面電
極層に接続されるもので、相互に絶縁状態に設けられ
る。
【0010】EL素子4は、図4に断面を示しているよ
うに、PETフィルム等の合成樹脂で作られた透明ベー
スフィルム(透明基材)4aの背面に、ITOを蒸着す
ることにより透明電極層4bが形成してあり、この透明
電極層の一部(外周部)を露出部とし、その他の透明電
極層上に、発光層4cと絶縁層4dと背面電極層4eと
が順次積層形成してある。発光層4cには、蛍光物質で
ある硫化亜鉛に銅をドープしてなる発光体と、フッ素樹
脂バインダとを混合撹拌したインクを用い、絶縁層4d
には、高誘電体であるチタン酸バリウムとフッ素樹脂バ
インダとを混合撹拌したインクを用い、背面電極層4e
にはカーボンペーストを用い、順次スクリーン印刷など
により形成されている。背面電極層4eの背面に背面保
護層4fが設けられており、これは、シリコン、塩化ビ
ニル等の絶縁材料により形成されている。絶縁層4dの
一部(外周部)にも露出部が設けてあり、また背面電極
層4eの一部(外周部)にも露出部が設けてある。
【0011】図3に示すように、このような構成に積層
形成されたEL素子板から、それ自身意味のある形状で
ある「A」や「x」などの文字をカッティングし、EL
素子4,4として用いている。Aの文字では、その下端
部がEL素子板の下辺に露出している透明電極層4bを
含むようにカッティングされ、xの文字では、その上端
部がEL素子板の上辺に露出している透明電極層4bを
含むようにカッティングされる。従って図5に示すよう
に、文字Aの下端部には、透明電極層4bと背面電極層
4eとが絶縁層4dにより絶縁状態で露出し、このEL
素子4の電極部を構成している。文字Xの場合も図示し
ないが同様な電極部がその上端部に形成されている。こ
の電極部は、基材1上の電極3(バス電極3a,3b)
と合致する形状に形成されている。
【0012】図1,2に示すように、EL素子4,4の
前面を覆うように、アクリル板からなる透明板5が設け
られ、透明板5の背面側の上端と下端には、バス電極3
a,3bと対向するようにラバー等からなる弾性体6,
6が配置されている。
【0013】EL素子4,4は基材1と弾性体6とによ
り挟持してある。即ちEL素子4,4の電極部を基材1
上の電極3,3に対接させ、透明板5背面の弾性体6,
6を電極3,3に対向させ、挟持部材7,7でこれを挟
持して一体化する。挟持部材7には金属性の弾性体が用
いられおり、弾性体6の弾性力と共にEL素子4,4の
電極部を基材1上の電極3,3に押圧して電気的に接続
させるものである。
【0014】バス電極3a,3bは、リード線8a,8
bを介して駆動回路2に接続してある。駆動回路2に
は、電源をオン・オフし、オン時にはEL素子へ100
V,400Hzの電流を供給するトグルスイッチSwが
設けてあり、また周波数を変更可能なダイアルDが設け
てある。Cはコードであり、Pはプラグである。
【0015】このようにしてEL素子4,4を基材1と
透明板5との間に挟持すると、EL素子である文字A
は、その下端部でバス電極3a,3bに導通し、EL素
子である文字xは、その上端部でバス電極3a,3bに
導通しているので、駆動回路2との接続も完了する。従
って、駆動回路2から駆動信号をそれぞれのEL素子
4,4に供給することにより、独立してEL素子の点灯
制御が可能である。
【0016】挟持部材7,7を外せば、再びEL素子4
は基材1から分離するので、適宜別のEL素子と交換す
ることによって別の表示をするように組み替えて再び挟
持すれば、駆動回路2との接続も同時に完了するので極
めて容易である。
【0017】図6乃至図8に示される第2の実施例で
は、第1の実施例で示した透明板を省略すると共に、2
つのEL素子の点灯を連動させる構成としている。この
ためにEL素子14,14を覆う形状の基材11の上端
にのみ、バス電極13a,13bからなる電極13を設
け、図8に示すように、文字「A」「x」のEL素子1
4,14は、いずれも上端部に透明電極層14bと絶縁
層14dと背面電極層14eからなる電極部があるよう
にEL素子板からカッティングしている。そして第1の
実施例と同様な弾性体16を介在させて挟持部材17で
挟持している。従って、駆動回路からリード線8a,8
bを介して駆動信号が供給されるときには、2つのEL
素子14,14が同時に点灯されるように制御される。
14fは背面保護層である。
【0018】図9及び図10に示される第3の実施例で
は、第1の実施例で示した基材をバス電極を配置するの
に最小限必要な形状の基材21とし、この基材上にバス
電極23a,23bからなる電極23を設けている。E
L素子24,24は図8で説明したものと同じで、上端
部に電極部があるものである。そして第1の実施例と同
様な透明板25の背面の上端に弾性体26を設け、挟持
部材27で挟持している。2つのEL素子24,24は
同時に点灯制御される。基材21を弾性体で構成する場
合には、透明板25側の弾性体26は省略してもよい。
【0019】図11及び図12に示される第4の実施例
では、第1の実施例で示した透明板を省略すると共に、
基材をバス電極を配置するのに最小限必要な形状の基材
31とし、この基材上にバス電極33a,33bからな
る電極33を設けている。EL素子34,34は図8で
説明したものと同じで、上端部に電極部があるものであ
る。そしてバス電極33a,33bに対向する弾性体3
6を設け、挟持部材37で挟持している。2つのEL素
子34,34は同時に点灯制御される。この場合にも基
材31を弾性体で構成する場合には、弾性体36は省略
してもよい。
【0020】図13及び図14に示される第5の実施例
では、複数のEL素子44,44,44を独立して点灯
制御するようにしたもので、第1の実施例で示したと同
様な基材41の下端部に、1対のバス電極43a,43
bからなる電極43を3対配置する。各対の電極は直線
状に並んでおり、長さを階段状に短くしている。「A」
「x」「y」の文字からなるEL素子44,44,44
はいずれもその下端部に電極部があるものである。そし
て文字Aは一番短いバス電極43a,43bに接続さ
れ、文字xは中間のバス電極43a,43bに接続さ
れ、文字yは一番長いバス電極43a,43bに接続さ
れる。透明板45の上端及び下端に弾性体46,46を
設けているが、下端側の弾性体は3対の電極43の全て
に対向するように構成してある。3対の電極43はそれ
ぞれ対応するリード線48a,48bを介して駆動回路
2に接続されている。第1の実施例で説明したと同様に
して挟持部材47,47で上端及び下端で挟持してい
る。この構成によって3つのEL素子44は独立して点
灯制御される。その他実質的に同一の個所には同一の符
号を付している。
【0021】図15乃至図18に第6の実施例を示して
いる。この例も「A」「x」の文字からなる2つのEL
素子54,54を独立して点灯制御するようにしたもの
で、基材51の中央部と右端部とに、1対のバス電極5
3a,53bからなる電極53を2対配置する。各対の
電極は直線状に並んでおり、両電極の間隔は、EL素子
を配置できる距離となっている。EL素子54,54は
いずれもその下端部に右方に突出して電極部が形成され
ている。そして文字Aは中央部のバス電極53a,53
bに接続され、文字xは右端部のバス電極53a,53
bに接続される。透明板55の背面の左端部と、バス電
極に対向する中央部及び右端部に弾性体56を設けてい
る。2対の電極53はそれぞれ対応するリード線58
a,58bに接続されているが、このリード線は、上端
を挟持する挟持部材57に開設した透孔57aを貫通し
て駆動回路2に接続されている。第1の実施例で説明し
たと同様にしてその下端側も挟持部材57で挟持されて
いる。この構成によって2つのEL素子54は独立して
点灯制御される。その他実質的に同一の個所には同一の
符号を付している。
【0022】図17は図3で説明したと同様なEL素子
板から、下端部に右方に突出して透明電極層54bと絶
縁層54dと背面電極層54eからなる電極部が形成さ
れているEL素子54,54をカッティングする例を示
している。文字Aの電極部は長方形状の素子板の背面の
右辺に位置する電極部を含むようにカッティングすれば
よく、文字xの電極部は長方形状の素子板の下辺に位置
する電極部を含むようにカッティングすればよい。この
カッティングによって、図18で示すように、背面側か
ら見て文字Aの下端部に左方に突出する電極部が形成で
きる。文字xについても同様である。54fは背面保護
層である。
【0023】図19及び図20に第7の実施例を示して
いる。この例では「A」の文字を多色印刷面により表示
したEL素子64を用いている。図19(b)に断面を
示しているように、透明基材64aの背面に透明電極層
64bが形成してあり、この透明電極層の外周部を露出
部とし、その他の透明電極層上に発光層64cと絶縁層
64dとを順次積層形成し、絶縁層64dの外周部を露
出部としてその他の背面に背面電極層64eを積層形成
してEL素子を形成することについては、上記の実施例
に使用されているEL素子の構成と同じである。しかし
本例におけるEL素子64では、上記の発光層64cを
形成する際に、表示すべき文字Aの部分64c1 を例え
ば赤色発光させ、その他の地の部分64c2 を黄色発光
させるようにするために、文字Aの部分64c1 を赤色
発光する発光体をバインダ中に含有させたインクを用い
てスクリーン印刷した後で、その他の地の部分64c2
を黄色発光する発光体をバインダ中に含有させたインク
を用いてスクリーン印刷する。さらに部分64c1 及び
部分64c2 のいずれの部分にも、その下辺に沿ってス
リット64c3 と、その上部に所定の間隔をおいてもう
1本のスリット64c4 を形成しておく。両スリットは
透明電極層64bに到達する深さである。従って、この
発光層64cの背面に絶縁層64dを形成すると、絶縁
インクがスリット64c3 ,64c4 内に入り込み、透
明電極層64bに接することになる。
【0024】このような構成のEL素子64では、透明
電極層64bと背面電極層64eとの間に電圧が印加さ
れると、赤色に発光する「A」の文字が、黄色に発光す
る地色を背景として浮かび上がって表示される。表示す
べき文字はAに限られず、種々の文字や図形を上記の構
成の多色印刷面で表示することが可能である。
【0025】図20は、図19で作成したEL素子64
を基材61上に配置する状態であって、基材61には図
2で説明したと同様な1対のバス電極63a,63bか
らなる電極63が、その上端及び下端に形成してある。
文字「A」ではその下端部に透明電極層64b、絶縁層
64d、背面電極層64eが露出する電極部があるの
で、下端のバス電極63aと63bに接続される。背面
電極層64eは絶縁層64dが入り込んでいるスリット
64c3 と64c4 とで区切られた不透明な部分である
るので、この部分をバス電極63b上に重ねることによ
り容易に正確な位置合わせが可能である。挟持すること
によりEL素子の電極部とバス電極とを接続する構成は
上に述べた例と同様である。尚、挟持部材を用いないで
ねじ等を用いて挟持するように構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。EL素
子の電極部が、基材上に設けられて駆動回路に接続され
た電極の一部に接続するように、弾性体を介して圧接挟
持しているので、挟持して一体化すると同時に配線も完
了するので、配線に手間がかからず、安定したEL素子
の点灯制御を実現することができる。また、表示内容を
変えたいときには、単に挟持を解除するだけで基材とE
L素子と弾性体とが分離するので、所望の表示内容のE
L素子を選んで上記の基材と弾性体とで挟持すれば、再
び本発明の表示装置が完成し、組立が極めて容易で安価
にできる。EL素子や基材や弾性体は再利用できるの
で、それだけコストの低減の達成にとって有効である。
【0027】また、複数のEL素子を設け、基材上には
対応して複数対の電極を設けて接続するので、複数のE
L素子を独立して点灯制御することが可能であり、変化
に富んだ表示ができて表示の効果を格段に上げることが
可能である。この複数対の電極を、直線状に各々が並ん
でその長さを階段状に短く配置し、または相互の間隔を
EL素子を配置できる距離となるように配置するので、
電極の構成が簡単でスペース効率も良くできる。
【0028】また、弾性体の前面にEL素子を覆うよう
に透明板を配置したり、基材をEL素子を覆うように形
成するので、EL素子の保護を確実にできる。また、基
材の材質を弾性体とすると、弾性体を基材が兼ねること
ができ、構成が簡素化しコストの低減ができる。基材を
透明基材にすると、EL素子による表示のみを際立たせ
ることができる。また、EL素子の電極部を、基材上に
形成されている電極と合致する形状に形成するので、挟
持する際に電極の接続を確実かつ容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の斜視図である。
【図2】同上の要部の展開斜視図である。
【図3】同上に用いたEL素子をカッティングするEL
素子板の背面図である。
【図4】EL素子の電極部の拡大断面図である。
【図5】カッティングされたEL素子の背面図である。
【図6】第2の実施例の斜視図である。
【図7】同上の展開斜視図である。
【図8】同上に用いたEL素子をカッティングするEL
素子板の背面図である。
【図9】第3の実施例の斜視図である。
【図10】同上の展開斜視図である。
【図11】第4の実施例の斜視図である。
【図12】同上の展開斜視図である。
【図13】第5の実施例の斜視図である。
【図14】同上の要部の展開斜視図である。
【図15】第6の実施例の斜視図である。
【図16】同上の要部の展開斜視図である。
【図17】同上に用いたEL素子をカッティングするE
L素子板の背面図である。
【図18】カッティングされたEL素子の背面図であ
る。
【図19】(a)は、第7の実施例のEL素子の正面図
で、(b)は、そのA−A線拡大断面図である。
【図20】図19のEL素子を基材上に配置した状態の
正面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51,61 基材 2 駆動回路 3,13,23,33,43,53,63 基材上の電
極 4,14,24,34,44,54,64 EL素子 4a,64a 透明基材 4b,14b,54b,64b 透明電極層 4c,64c 発光層 4d,14d,54d,64d 絶縁層 4e,14e,54e,64e 背面電極層 5,25,45,55 透明板 6,16,26,36,46,56, 弾性体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材の裏面に形成された透明電極層
    側に発光体を含有する発光層と高誘電体を含有する絶縁
    層と背面電極層とを順次積層形成してなる少なくとも1
    つのEL素子が形成してあり、上記EL素子を駆動する
    ための駆動回路に接続された少なくとも1対の電極が配
    置してある基材と、上記電極と対向する少なくとも1つ
    の弾性体との間に、上記EL素子を、その電極部が上記
    基材上の電極の一部に接続するように挟持してあること
    を特徴とするEL表示装置。
  2. 【請求項2】 上記EL素子は複数設けてあり、上記基
    材上の電極は上記複数のEL素子を独立して点灯制御可
    能に複数対設けてあることを特徴とする請求項1記載の
    EL表示装置。
  3. 【請求項3】 上記複数対の電極は、直線状に各々が並
    んで基材上に配置され、各々の長さが階段状に短くなっ
    ていることを特徴とする請求項2記載のEL表示装置。
  4. 【請求項4】 上記複数対の電極は、直線状に各々が並
    んで基材上に配置され、各々の間隔がEL素子を配置で
    きる距離となっていることを特徴とする請求項2記載の
    EL表示装置。
  5. 【請求項5】 上記弾性体の前面に上記EL素子を覆う
    ように透明板が配置してあることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載のEL表示装置。
  6. 【請求項6】 上記基材の材質は弾性体であることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のEL表示装
    置。
  7. 【請求項7】 上記基材は上記EL素子を覆うように形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載のEL表示装置。
  8. 【請求項8】 上記基材は透明基材であることを特徴と
    する請求項7記載のEL表示装置。
  9. 【請求項9】 上記EL素子の電極部は上記基材上に形
    成されている電極と合致する形状に形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のEL表
    示装置。
  10. 【請求項10】 上記EL素子はそれ自体で意味のある
    形状または多色印刷面を有していることを特徴とする請
    求項1乃至9のいずれかに記載のEL表示装置。
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WO2018151027A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 パイオニア株式会社 発光装置
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