JP2000298443A - エレクトロルミネッセンス発光部材を用いた電飾パネル - Google Patents

エレクトロルミネッセンス発光部材を用いた電飾パネル

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JP2000298443A
JP2000298443A JP11107827A JP10782799A JP2000298443A JP 2000298443 A JP2000298443 A JP 2000298443A JP 11107827 A JP11107827 A JP 11107827A JP 10782799 A JP10782799 A JP 10782799A JP 2000298443 A JP2000298443 A JP 2000298443A
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Takaaki Sato
孝明 佐藤
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SATOOMEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレクトロルミネッセンス発光部材を用いた
電飾パネルを任意の形状又はデザインに容易に製作す
る。 【解決手段】 電飾パネル50を構成するシート状部材
1の一側面上に設けられた表示面4に沿って複数の挿入
孔2を設け、挿入孔2にエレクトロルミネッセンス発光
部材5を挿入した。シート状部材1は任意の形状に製作
することができるため、所望の形状又は所望のデザイン
を有する電飾パネル50を製作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス発光部材を用いた電飾パネル並びに電飾パネル
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光源を用いることなく、それ自体
を発光させることができる発光部材としてエレクトロル
ミネッセンス発光部材(以下、単に「EL発光部材」と
いう)を用いた電飾パネル(ELパネル)が用いられて
いる。
【0003】この電飾パネルは、後述する自己発光性の
EL発光部材を透明その他の透光性の絶縁基盤の内部に
配置したものある。一般に、薄型軽量のフラットパネル
構造を有しており、絶縁基盤の面内において、赤色、黄
色又は青色あるいは所望の色彩の光を発光させることに
より、基盤の面上に文字や画像を表示するものである。
【0004】発光部材として用いられるEL発光部材の
構造を図17に示す。図17に示すように、EL発光部
材5は、中心電極51を中心として、その周囲に発光層
52と、透明電極53と、第1保護膜54と、第2保護
膜55とがこの順序で同芯状に巻回され、全体としてケ
ーブル状に形成されている。
【0005】第1保護膜54及び第2保護膜55は何れ
も光を透過可能な透明材料又は半透明材料とからなると
ともに、中心電極51、発光層52、透明電極53、第
1保護膜54及び第2保護膜55は何れも可撓性材料で
構成されている。そのため、EL発光部材5は全体とし
て可撓性であり、屈曲自在な構造となっている。
【0006】また、透明電極53と第1保護膜54との
間には、2本の細い導線からなる印加電極56a、56
bが透明電極53の周囲にそれぞれスパイラル状に巻回
されている。
【0007】中心電極51ならびに二つの付加電極56
a、56bは駆動回路としてのインバータ57に接続
し、切替スイッチ58を介して直流電源59と交流電源
60とに接続されている。
【0008】中心電極51及び印加電極56a、56b
はインバータ57に接続されており、インバータ57は
切り替えスイッチ58を介して直流電源59又は交流電
源60の何れかと接続される。すなわち、切替スイッチ
58を切り換えることにより、直流電源59又は交流電
源60から直流電圧又は交流電圧の何れかがインバータ
57を介して中心電極51及び印加電極56a、56b
に印加される。
【0009】このように、インバータ57を介して中心
電極51及び付加電極56a、56bに電圧が印加され
ると、発光層52が発光する。
【0010】また、発光層52の周囲を覆っている透明
電極53、第1保護膜54、第2保護膜55は何れも光
を透過可能な透明材料または半透明材料からなっている
ため、発光層52からの光は透明電極53、第1保護膜
54及び第2保護膜55を通過して外部に放射される。
【0011】さらに、発光層52から発せられる光の色
は、発光層52を構成する材料自体に黄色、赤色、青色
その他の所望の色を着色することにより、所望とする色
彩の光を放射することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上に説明したEL発光
部材5は、電飾用の他に夜間の認識表示用等種々の用途
に用いられる。従来は、EL発光部材5を電飾用や認識
表示用として製作する場合には、1本又は複数本のEL
発光部材5をつなぎ合わせ、又は、組み合わせることに
より形成したEL発光部材5の組立体を電飾用パネルや
認識表示用パネルに組み込んでいた。
【0013】このため、EL発光部材5を電飾用パネル
や認識表示用パネルの寸法に合わせて1本ずつ所定の長
さに切断したり、あるいは、1本ずつ所定の箇所に埋め
込み配置するなどその製作段階における作業工数が多大
であるという問題点があった。
【0014】また、EL発光部材5の発光色の区別を行
うためにも、数個の作業工程を経なければならず、EL
発光部材5を電飾用や認識表示用として製作する場合の
工程を単純にすることは困難であるのが実情であった。
【0015】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、パネル製作時における作業時間を短縮する
ことができるとともに、所望の形状又は色彩を自在に選
択することを可能にする電飾パネルを提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1は、中心電極を中心として、そ
の周囲に発光層と、透明電極と、保護膜とが順番に巻回
され、全体としてケーブル状に形成され、中心電極と透
明電極間に電圧を印加することにより、発光層が発光す
るように構成されたエレクトロルミネッセンス発光部材
を用いた電飾パネルにおいて、電飾パネルはシート状部
材からなり、シート状部材の表面には表示部が形成さ
れ、シート状部材には表示部に対応して少なくとも1個
の挿入孔が設けられており、挿入孔にエレクトロルミネ
ッセンス発光部材を挿入したことを特徴とする電飾パネ
ルを提供する。
【0017】本請求項に係る電飾パネルによれば、EL
発光部材は電飾パネルを構成するシート状部材の挿入孔
に対して挿脱自在であるあるため、EL発光部材の配色
とその組合せを自在に調節し、または、設定することが
できる。
【0018】さらに、電飾パネルを構成するシート状部
材自体も薄くて軽量であるため、容易に任意の形状や寸
法に切断して取り出すことができる。
【0019】請求項2に記載されているように、シート
状部材の表面に形成される挿入孔は、シート状部材の表
示部に沿って長手方向、横方向、斜め方向その他任意の
方向に配置することができる。
【0020】このように構成することにより、シート状
部材に挿入するEL発光部材の色彩や色の組合せを選択
することにより、表示画像に対する放射色を変化させる
などの多様なデザイン表示を行うことが可能となる。
【0021】さらに、請求項3に記載されているよう
に、シート状部材の挿入孔は、シート状部材の表示部に
直角な断面を多角形、不定多角形又は近似円形に形成す
ることができる。
【0022】このように構成することにより、一つの挿
入孔に複数の色のEL発光部材を混在させ、各EL発光
部材の放射光の変化による色彩効果を生かした電飾パネ
ルを構成することができる。
【0023】また、請求項4に記載されているように、
シート状部材の表示部には、少なくとも1以上の切り抜
き部又は切り欠き部を設けることができる。
【0024】このように切り抜き部又は切り欠き部を設
けることにより、本発明に係る電飾パネルを、表示部の
発光不要な部分を局部的に切り抜いた部分発光電飾パネ
ル、あるいは、多色表示電飾パネルとして用いることが
できる。
【0025】以上のように、本発明は、電飾パネルを構
成するシート状部材に予めEL発光部材の挿通孔を形成
し、シート状部材を所望の形状・寸法に切断した後、挿
通孔にEL発光部材を挿入することにより、所望の形状
又は所望の色の発光を行う電飾パネルを容易に提供する
ことを可能にするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る電飾パネルのを図1ないし図8に基づいて説明する。
なお、図17に示した従来例において説明した部材と同
一部材は同機能であるので同一符号をもって示す。
【0027】図1に示すように、本実施形態に係る電飾
パネル50は、プラスチックその他の樹脂系素材、ガラ
ス、ポリエステルやアクリル等の化学繊維又は紙等の素
材からなり、光を透過させるシート状部材1と、シート
状部材1の一側面上に設けられた表示面4と、からな
る。
【0028】シート状部材1には、表示面4に対して垂
直な断面形状を有し、かつ、シート状部材1の長手方向
全長にわたって延びる挿入孔2が列状に形成されてい
る。挿入孔2には、シート状部材1の一方の側Aから他
方の側Bに向かってEL発光部材5を挿脱自在に挿入す
ることができるようになっている。
【0029】表示面4は、樹脂、ガラス、繊維又は紙な
どの透光性材料からなっており、表示面4の表面には文
字、模様その他所望のデザインが施されている。
【0030】なお、シート状部材1に形成される挿入孔
2は、図1に示したように、必ずしも一列である必要は
なく、シート状部材1の厚さ方向において複数列の挿入
孔2を設けることも可能である。
【0031】また、挿入孔2は、図1に示したようにシ
ート状部材1の表示面4に対して直線状である必要は必
ずしもなく、例えば、シート状部材1の長手方向におい
て斜め方向又は曲線状に屈曲させた挿入孔2としても形
成することができる。
【0032】図2に示すように、EL発光部材5の中心
電極51と付加電極56a、56bとは導電性の接続コ
ネクター6に接続され、接続コネクター6は駆動回路と
してのインバータ57に接続され、インバータ57は切
替スイッチ58に接続されている。切替スイッチ58を
切り換えることにより所定の直流電圧又は交流電圧が中
心電極51と付加電極56a、56bに印加される。
【0033】接続コネクター6には、絶縁体7を間に挟
んで、導電性部材(接続端子)8が設けられており、E
L発光部材5の中心電極51と付加電極56a、56b
とは半田その他の接続手段で導電性部材8に接続されて
いる。
【0034】なお、の構造は図2に示した構造には限ら
れない。中心電極51と付加電極56a、56bと接続
コネクター6とを接続する構造であれば、いかなる構造
とすることもできる。
【0035】例えば、図3に示すように、接続コネクタ
ー6を導電性部材8の表面を絶縁体7aで被覆した箱状
接続部材として形成し、中心電極51と付加電極56
a、56bとを導電性部材8の中に差し込み又は埋め込
む構造とすることもできる。
【0036】EL発光部材5の接続コネクター6に対す
る接続構造の例を図4及び図5に示す。
【0037】例えば、図4に示すように、1本のEL発
光部材5をシート状部材1の全挿入孔2にジグザグ状に
通すことができる。この場合、中心電極51と付加電極
56a、56bとのインバータ57に対する接続コネク
ター6は1個でよく、接続コネクター6の数はEL発光
部材1本毎に接続コネクター6を設ける場合に比べて少
なくすることができる。
【0038】あるいは、図5に示すように、EL発光部
材5を全挿入孔2のうちのいくつかの挿入孔2にジグザ
グ状に通し、さらに、もう一本のEL発光部材5を残り
の挿入孔2にジグザグ状に通すこともできる。この場合
も、中心電極51と付加電極56a、56bとのインバ
ータ57に対する接続コネクター6の数はEL発光部材
1本毎に接続コネクター6を設ける場合に比べて少なく
することができる。
【0039】特に、図5に示した接続構造は、発光色の
異なるEL発光部材5を組み合わせて用いる場合に好適
である。
【0040】また、EL発光部材5に接続する接続コネ
クター6は、図6に示すように、シート状部材1の端部
に位置させることができる。この場合、シート状部材1
の一方の側Aから挿入したEL発光部材5の他端をシー
ト状部材1の他方の側Bで折り返し、EL発光部材5の
両端はともに共通の接続コネクター6に接続される。
【0041】あるいは、図7に示すように、シート状部
材1の一方の側Aと他方の側Bのそれぞれに接続コネク
ター6を配置することもできる。この場合には、シート
状部材1の一方の側Aから挿入したEL発光部材5の他
端はシート状部材1の他方の側Bに設けた接続コネクタ
ー6aに接続される。
【0042】このように、EL発光部材5と接続コネク
ター6の接続構造の選択は電飾パネルの構造及び用途に
応じて適宜選択することができる。
【0043】以上のような構造を有する電飾パネルを製
作する場合には、先ず、その用途に応じてシート状部材
1をはさみまたはナイフその他の切断手段により所望と
する寸法・形状に切断する。
【0044】その後、EL発光部材5の発光色を選択
し、これをシート状部材1の各挿入孔2に挿入した後、
シート状部材1の一方の側A又は他方の側Bに接続コネ
クター6又は6aを配置し、接続コネクター6又は6a
とEL発光部材5の中心電極51及び付加電極56a、
56bとを接続する。
【0045】図8はシート状部材1の他の構造を示す。
シート状部材1は、図8に示すように、一方の表面上に
全幅にわたって直線または曲線状に凹部16を設けたベ
ース部材15と、全ての凹部16を覆う透光性プレート
3と、から構成することも可能である。シート状部材1
は、各凹部16にEL発光部材5を挿入した後、ベース
部材15上に透光性プレート3をかぶせて形成する。こ
の構造によれば、シート状部材1を容易に形成すること
ができ、さら、EL発光部材5をシート状部材1に容易
に挿入することもできる。
【0046】さらに、シート状部材1にEL発光部材5
を挿入した後、ラミネート保護フイルム又は同様の透明
フイルムを被覆し、シート状部材1を密封する構造とす
れば、外部との水密を必要とする防水形もしくは防塵形
の電飾パネルを形成することができる。
【0047】また、シート状部材1それ自体には大きさ
に制約がないため、所望の電飾パネルの大きさに合わせ
て任意の寸法・形状に切断して取り出すことができる。
さらに、図1に示した片面発光の電飾パネル50に限ら
ず、両面発光の電飾パネルとすることもできる。さら
に、EL発光部材5は接着剤や固定部材を一切用いずに
シート状部材1の内部に固定させることができるので、
使用者のニーズに対応して使用者の使用目的に合わせて
容易に電極パネルを製作することができる。
【0048】図9乃至図12は本発明の第2実施形態に
係る各電飾パネルを示す。
【0049】本実施形態に係る各電飾パネルにおいて
は、シート状部材1が波形又は円筒状または積層状に形
成されている。
【0050】図9は、シート状部材1と表示面4全体を
波形に形成した電飾パネルを示す。表示画像に変化をも
たせたり、EL発光部材5からの放射光の規則的な変化
を利用して文字や画像に特徴をもたせて表示するような
場合に好適である。
【0051】図10は、表示面4の波形形態を長手方向
に変位させて形成した電飾パネルを示す。このような構
造の表示面4を有する電飾パネルにおいては、EL発光
部材5からの光の放射方向が表示面4内で変化するた
め、例えば、画素間の色彩や放射光の変位を利用した文
字や画像を表示したり、可変画像の表示などを行うこと
ができる。
【0052】図11は、シート状部材1と表示面4を円
筒形に形成した電飾パネルを示す。この電飾パネルにお
いては、その全周にわたってEL発光部材5からの光を
放射できるため、例えば、その全周に文字や画像を表示
したり、その挿入孔2に配置するEL発光部材5の色を
組み合わせて回転させることによって、画像や文字の表
示効果をさらに引き立たせることが可能である。
【0053】図12は、シート状部材1の挿入孔2を複
数段に積層し、挿入孔2に間隔を設けてEL発光部材5
を配置した電飾パネルを示す。この電飾パネルによれ
ば、挿入孔2に挿入するEL発光部材5の色彩を交互に
変えることにより、電飾パネル全体の色彩効果を引き立
たせることが可能である。
【0054】また、EL発光部材5は全ての挿入孔2に
配置することは必ずしも必要ではなく、EL発光部材5
を挿入しない領域も他の挿入孔2に配置されたEL発光
部材5からの放射光の影響を受けて光るため、EL発光
部材5は1個毎あるいは2個毎に挿入孔2に挿入するこ
とができる。
【0055】また、シート状部材1及びEL発光部材5
は何れも可撓性であるので、単にフラットパネル構造の
電飾パネルに限らず、各種の形状に変形させることが可
能であるため、EL発光部材5の放射効果を十分に活用
して任意のデザイン又は形状の電飾パネルを形成するこ
とができる。
【0056】なお、電飾パネルを図9乃至図12に示し
たように形成した場合においても、EL発光部材5を接
続コネクター6に接続させる方法は、第1実施形態にい
て図6及び図7を参照して説明した接続方法と同様の方
法を用いることができる。
【0057】図13は、本発明の第3実施形態に係る電
飾パネルを示す。
【0058】本実施形態に係る電飾パネルにおいては、
シート状部材1が部分的にカットされている。以下、第
1実施形態において説明した部材と同一部材は同機能で
あるので同一符号をもって示す。
【0059】すなわち、本実施形態におけるシート状部
材1には、中央付近にほぼ矩形状の切り抜き部17が設
けられ、さらに、一つのコーナーに曲線状の切り欠き部
18が設けられている。EL発光部材5は、切り抜き部
17及び切り欠き部18以外の領域において、シート状
部材1の面内に挿入されており、EL発光部材5の電極
は、第1実施形態と同様の方法で、接続コネクター6を
介してインバータ(図示せず)に接続されている。
【0060】このように、シート状部材1の面内に局部
的に切り抜き部17や切り欠き部18を設けることによ
り、画像に対する放射光を部分的に省いたり、あるい
は、特定の図形や画像のみを表示することも可能であ
る。
【0061】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、種々の変更が可能である。
【0062】例えば、図14に示すように、シート状部
材1をハート形に形成したり、図15に示すように、ハ
ート形のシート状部材1の内部においてEL発光部材5
を斜め方向に配置したり、あるいは、図16に示すよう
に、シート状部材1を山形に形成し、挿入孔2を縦方向
に配列したり、あるいは、複数段に形成することが可能
である。
【0063】また、EL発光部材5と接続コネクター6
との接続構造をシート状部材1の内部に配置することは
必ずしも必要ではなく、シート状部材1の外側表面に接
続コネクター6を配置し、EL発光部材5をその接続コ
ネクター6に接続させることも可能である。このような
接続構造によれば、EL発光部材5と接続コネクター6
との接続作業が容易になる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た本発明によれば、エレクトロルミネッセンス発光部材
はシート状部材に対して挿脱自在に構成してあるため、
エレクトロルミネッセンス発光部材の配色とその組合せ
を自在に調節・設定することが可能になる。
【0065】さらに、シート状部材自体はその大きさに
制約がないため、電飾パネルの大きさに合わせて任意の
寸法・形状に切断して取り出すことが可能であり、使用
者のニーズに対応して製作することができる。
【0066】また、請求項2に記載した本発明によれ
ば、シート状部材の挿入孔はシート状部材の表示面に沿
って縦方向、横方向又は斜め方向に形成されているの
で、この挿入孔にエレクトロルミネッセンス発光部材を
挿入することにより、表示画像に対する放射光の変化を
利用した任意のデザインの電飾パネルを形成することが
できる。
【0067】さらに、請求項3に係る発明によれば、シ
ート状部材の挿入孔の形状を多角形又は近似円形又は変
形円形状に形成することにより、一つの挿入孔に複数色
のエレクトロルミネッセンス発光部材を混在させること
ができ、放射光の変化による色彩効果を生かした電飾パ
ネルを形成することができる。
【0068】また、請求項4に係る発明によれば、シー
ト状部材の表示面に少なくとも1以上の切り抜き部又は
切り欠き部が設けられるので、表示画像部の発光不要の
部分を局部的に除去し、任意のデザイン又は形状の電飾
パネルとすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るエレクトロルミネ
ッセンス発光部材を用いた電飾パネルの斜視図である。
【図2】エレクトロルミネッセンス発光部材の電極と接
続コネクターとの接続構造の一例を示す断面図である。
【図3】エレクトロルミネッセンス発光部材の電極と接
続コネクターとの接続構造の他の例を示す断面図であ
る。
【図4】エレクトロルミネッセンス発光部材のシート状
部材への挿入の仕方の一例を示す概略図である。
【図5】エレクトロルミネッセンス発光部材のシート状
部材への挿入の仕方の他の例を示す概略図である。
【図6】エレクトロルミネッセンス発光部材の電極と接
続コネクターとの接続構造の一例を示す概略的な断面図
である。
【図7】エレクトロルミネッセンス発光部材の電極と接
続コネクターとの接続構造の他の例を示す概略的な断面
図である。
【図8】シート状部材の他の構造例を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の第2実施形態に係る電飾パネルの第一
の実施例である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る電飾パネルの第
二の実施例である。
【図11】本発明の第2実施形態に係る電飾パネルの第
三の実施例である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る電飾パネルの第
四の実施例である。
【図13】本発明の第3実施形態に係る電飾パネルの斜
視図である。
【図14】本発明に係る電飾パネルの形状の一例を示す
平面図である。
【図15】本発明に係る電飾パネルの形状の他の例を示
す平面図である。
【図16】本発明に係る電飾パネルの形状のさらに他の
例を示す平面図である。
【図17】エレクトロルミネッセンス発光部材の構造を
示す分解図である。
【符号の説明】
1 シート状部材 2 挿入孔 4 表示面 3 透光性プレート 5 エレクトロルミネッセンス発光部材 6 接続コネクター 7 絶縁体 8 導電性部材(接続端子) 15 ベース部材 16 凹部 17 切り抜き部 18 切り欠き部 50 電飾パネル 51 中心電極 52 発光層 53 透明電極 54 第1保護膜 55 第2保護膜 56a、56b 印加電極 57 インバータ 58 切替スイッチ 59 直流電源 60 交流電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心電極を中心として、その周囲に発光
    層と、透明電極と、保護膜とが順番に巻回され、全体と
    してケーブル状に形成され、前記中心電極と前記透明電
    極間に電圧を印加することにより、前記発光層が発光す
    るように構成されたエレクトロルミネッセンス発光部材
    を用いた電飾パネルにおいて、 前記電飾パネルはシート状部材からなり、前記シート状
    部材の表面には表示部が形成され、前記シート状部材に
    は前記表示部に対応して少なくとも1個の挿入孔が設け
    られており、前記挿入孔にエレクトロルミネッセンス発
    光部材を挿入したことを特徴とする電飾パネル。
  2. 【請求項2】 前記シート状部材の前記挿入孔は、前記
    表示部に沿って長手方向、横方向又は斜め方向に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のエレクトロ
    ルミネッセンス発光部材を用いた電飾パネル。
  3. 【請求項3】 前記シート状部材の前記挿入孔は、前記
    表示部に直角な断面を多角形、不定多角形又は近似円形
    に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のエ
    レクトロルミネッセンス発光部材を用いた電飾パネル。
  4. 【請求項4】 前記シート状部材の前記表示部には、少
    なくとも1以上の切り抜き部又は切り欠き部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のエ
    レクトロルミネッセンス発光部材を用いた電飾パネル。
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