JPH04107290U - 反射層を備えた光フアイバーシート - Google Patents

反射層を備えた光フアイバーシート

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JPH04107290U
JPH04107290U JP1063491U JP1063491U JPH04107290U JP H04107290 U JPH04107290 U JP H04107290U JP 1063491 U JP1063491 U JP 1063491U JP 1063491 U JP1063491 U JP 1063491U JP H04107290 U JPH04107290 U JP H04107290U
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JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
sheet
fiber sheet
reflective layer
adhesive
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Pending
Application number
JP1063491U
Other languages
English (en)
Inventor
良訓 川井
俊信 柴
敦靖 上野
Original Assignee
三菱レイヨン株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1063491U priority Critical patent/JPH04107290U/ja
Publication of JPH04107290U publication Critical patent/JPH04107290U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光ファイバーシート5を用いた照光パネル1
は、集束した両端で光源2に光学的に結合し、片面に漏
光部3を有する、複数本の芯鞘構造光ファイバー4をシ
ート状に形成した光ファイバーシート5と、光ファイバ
ーシート5の表面側に配設された表面パネル6とからな
る。光ファイバーシート5裏面側には、白色顔料含有接
着剤が塗布・硬化されてなる反射層7が形成されてい
る。 【効果】 本考案により、反射シートが不要であり、反
射シート貼付作業が不要な簡易かつ安価な、反射効率が
良好な光ファイバーシートとすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光ファイバ−からの光を各種文字または、図形を表示するためのデ ィスプレイ、テープ状冷光源に使用することができる光ファイバーシートに関す る。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバ−ディスプレイは、光ファイバ−を複数本テ−プ状若しくはシート 状に並べ、その側面にキズをつけて光を漏光させることによって、光を出射させ ていた。上記のような光ファイバ−シートの漏光部に、透光・非透光の所望のパ タ−ンの表示パネルを設けられている。
【0003】 従来の光ファイバーシートは、少なくとも一端が光源に光学的に結合され、少 なくとも片面に漏光部を有する、複数本の芯鞘構造光ファイバーをシート状に形 成したものであり、このシートの裏面側に配設された反射シートとからなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の光ファイバーシートは、反射シートがあるために、製造 に際してこの反射シート貼付作業が必要であり、製造工程が煩雑になる。また、 部材数が増えて製造コストが高くなる。更に、光ファイバーが丸く、反射シート とその間に隙間が生じるために、反射率が低下するといった不都合がある。
【0005】 本考案は、上述の背景に基づきなされたものであり、その目的とするところは 、反射シートが不要であり、従って、反射シート貼付作業が不要である簡易かつ 安価な、反射効率が良好な光ファイバーシートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するこの考案の光ファイバーシートは、 少なくとも一端が光源に光学的に結合され、少なくとも片面に漏光部を有する 、複数本の芯鞘構造光ファイバーを引き揃えてシート状に形成した光ファイバー シートであって、 少なくとも片面の一部若しくは全部に接着剤が塗布・硬化されて反射層が形成 され、この接着剤には、白色顔料が均一に分散されていることを特徴とするもの である。
【0007】 この考案の好ましい態様において、漏光部を、光ファイバーの鞘から芯に達す る複数の傷により形成することができる。
【0008】 また、この考案の別の好ましい態様において、接着剤を、光ファイバーシート の長手方向に所定の幅でかつ所定の間隔で塗布・硬化させることができる。
【0009】
【作用】
上記構成を有する本考案の光ファイバーシートは以下のように作用する。
【0010】 この考案の光ファイバーシートでは、光源からの光がシートの一端から入射し て、シート面の漏光部で、光ファイバーの鞘から芯に達する複数の傷からファイ バー内の伝送光が外に漏れる。
【0011】 少なくとも片面に白色顔料含有接着剤が塗布・硬化されて反射層が形成されて いるので、漏れた光は、この反射層で反射され、反射層反対側の光ファイバーシ ート面から外部に出射して、所望の照射をおこなう。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して具体的に説明する。
【0013】 本考案による一実施例の光ファイバーシートを用いた照光パネルの斜視図を図 1に示す。この照光パネル1は、集束した両端で光源2に光学的に結合され、片 面に漏光部3を有する、複数本の芯鞘構造光ファイバー4をシート状に形成した 光ファイバーシート5と、光ファイバーシート5の表面側に配設された表面パネ ル6とからなる。この光ファイバーシート5裏面側には、白色顔料含有接着剤が 塗布・硬化されてなる反射層7が形成されている。
【0014】 図2に、この実施例の照光パネルの断面図を示す。これに図示されているよう に、表面パネル6と、光ファイバーシート5と、白色顔料含有接着剤の反射層7 と積層されている。
【0015】 この考案で用いられる光ファイバーは、材質について特に制限されないが、取 扱いの容易性から芯がプラスチックからなるものが好ましい。光ファイバーの太 さは、取扱い上の観点から重要である。その太さは用途に合わせて適宜選択する ことができるが、必要光量、すなわち明るさも考慮して選定することが好ましい 。光ファイバーのシート化は、複数本の光ファイバーをシート状に配列すること ができるいずれかの方法で行うことができ、光ファイバーを引き揃えて接着剤で 固着したものである。
【0016】 この考案で使用される接着剤としては、光ファイバーに悪影響を与えないもの である。この接着剤には、白色顔料が添加され、均一に分散されている。光ファ イバーシートへの接着剤の塗布は、接着剤を、シートの長手方向に所定の幅でか つ所定の間隔で塗布して行う。更に、これを硬化させる。
【0017】 この考案で使用される白色顔料としては、例えば、酸化チタンなどがある。な お、この考案では、この例示に限定されない。
【0018】 この考案の光ファイバーシートに用いる表面パネルでは、表示用の文字、絵な どの有無を問わず、また、透明度もこの考案では制限されない。文字や絵などの 表現があるとき、そのまま表示板として使用することができ、液晶などのバック ライトとして用いるときは、無地のまま使用することができる。好ましくは、完 全な透明板は使用せず、ある程度の拡散機能を有する板を用いる。
【0019】 この考案の照光パネルで用いられる反射層は、白色顔料含有接着剤で形成され る。この仕様を用途に応じて、それぞれ異なる反射時の拡散効果により、適宜選 択変更することができる。
【0020】 この考案による光ファイバーシートの漏光部形成方法の一例を以下に示す。こ の漏光部は、光ファイバーの鞘から芯に達する複数の傷により形成される。ここ では、工業上有利なホットスタンプ法により製造する。例えば、このホットスタ ンプ法において、光ファイバーシートの下に敷くクッションシートの厚さを連続 的にまた階段状に変化させて、漏光部の漏光幅、傷の存在密度および傷の深さに 勾配を設けるように制御する。
【0021】 得られた光ファイバーシートは、各種の表示文字、図形などの照明パネル、テ ープ状冷光源として利用することができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案により、反射シートが不要であり、反射シート貼付作業が不要な簡易か つ安価な、反射効率が良好な光ファイバーシートとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の光ファイバーシートを使用した照光
パネル例の斜視図である。
【図2】この考案の実施例の光ファイバーシートの断面
図である。
【符号の説明】
1 照光パネル 2 光源 3 漏光部 4 光ファイバー 5 光ファイバーシート 6 表示パネル 7 白色顔料含有接着剤層(反射層)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一端が光源に光学的に結合さ
    れ、少なくとも片面に漏光部を有する、複数本の芯鞘構
    造光ファイバーを引き揃えてシート状に形成した光ファ
    イバーシートであって、少なくとも片面の一部若しくは
    全部に接着剤が塗布・硬化されて反射層が形成され、該
    接着剤には、白色顔料が均一に分散されていることを特
    徴とする反射層を備えた光ファイバーシート。
  2. 【請求項2】 前記漏光部が、光ファイバーの鞘から芯
    に達する複数の傷により形成されている、請求項1記載
    の光ファイバーシート。
  3. 【請求項3】 前記接着剤が、該シートの長手方向に所
    定の幅でかつ所定の間隔で塗布・硬化されている、請求
    項1記載の光ファイバーシート。
JP1063491U 1991-03-01 1991-03-01 反射層を備えた光フアイバーシート Pending JPH04107290U (ja)

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JPH04107290U true JPH04107290U (ja) 1992-09-16

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ID=31900379

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JP1063491U Pending JPH04107290U (ja) 1991-03-01 1991-03-01 反射層を備えた光フアイバーシート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000298443A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Satoomekku:Kk エレクトロルミネッセンス発光部材を用いた電飾パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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