JP2838786B2 - El素子及びこれを用いたel表示装置 - Google Patents
El素子及びこれを用いたel表示装置Info
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、EL素子及びこれを用い
たEL表示装置、特に看板等の宣伝に使用される薄型の
EL素子及びこれを用いたEL表示装置に関する。
たEL表示装置、特に看板等の宣伝に使用される薄型の
EL素子及びこれを用いたEL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の宣伝に使用されるEL素子及びこ
れを用いたEL表示装置では、薄型のフレキシブルなE
L素子に文字や図柄を印刷したり、またはその文字や図
柄の形状にカッティングしたりして使用するものがあ
る。そして、それらの文字や図柄を表示するEL素子を
用いたEL表示装置として、当該EL素子を一定のレイ
アウトで基材上に配置し、EL素子の背面側に露出した
表面電極と背面電極の電極部にFPCを設置し、駆動回
路とEL素子のFPCの間をリード線を用いて接続し、
その前面を透明板で覆ったものがある。
れを用いたEL表示装置では、薄型のフレキシブルなE
L素子に文字や図柄を印刷したり、またはその文字や図
柄の形状にカッティングしたりして使用するものがあ
る。そして、それらの文字や図柄を表示するEL素子を
用いたEL表示装置として、当該EL素子を一定のレイ
アウトで基材上に配置し、EL素子の背面側に露出した
表面電極と背面電極の電極部にFPCを設置し、駆動回
路とEL素子のFPCの間をリード線を用いて接続し、
その前面を透明板で覆ったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
EL素子及びEL表示装置では、EL素子のレイアウト
を決めて基材上に配置するに際して、EL素子の電極と
駆動回路との間を接続する配線に手間がかかり、費用も
高価なものとなっていた。特に、EL素子の背面電極の
位置は発光面側から判別できないため、背面の電極部の
位置を合わせづらいという問題点があった。
EL素子及びEL表示装置では、EL素子のレイアウト
を決めて基材上に配置するに際して、EL素子の電極と
駆動回路との間を接続する配線に手間がかかり、費用も
高価なものとなっていた。特に、EL素子の背面電極の
位置は発光面側から判別できないため、背面の電極部の
位置を合わせづらいという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
手段として、本発明は簡易な構造でより容易にEL素子
を駆動回路に電気的に接続するために、EL素子の表面
電極層の背面側に、背面電極層の位置を発光面の側から
判別可能な位置決め用指示線部を設けることとしてい
る。また、EL素子を配置する基材側にEL素子の表面
電極及び背面電極と導通可能な電極を設けることとして
いる。これにより、EL素子の発光面側から、背面電極
の位置ないしは背面電極と透明電極露出部の境界を容易
に視認して判別することができることになる。ここに位
置決め用指示線部は、EL素子の発光面側から視認可能
な幅を有する線状部の意味であり、発光面等に形成され
るスリット又は絶縁層の露出部等を含むものである。ま
た、EL素子の表面電極層と背面電極層との少なくとも
一方には、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形
成された複数の突起からなる突起列を設けることとして
いる。これにより、EL表示装置の基材と透明板との間
にEL素子を挟持する際に電極の接続がより一層確実と
なる。
手段として、本発明は簡易な構造でより容易にEL素子
を駆動回路に電気的に接続するために、EL素子の表面
電極層の背面側に、背面電極層の位置を発光面の側から
判別可能な位置決め用指示線部を設けることとしてい
る。また、EL素子を配置する基材側にEL素子の表面
電極及び背面電極と導通可能な電極を設けることとして
いる。これにより、EL素子の発光面側から、背面電極
の位置ないしは背面電極と透明電極露出部の境界を容易
に視認して判別することができることになる。ここに位
置決め用指示線部は、EL素子の発光面側から視認可能
な幅を有する線状部の意味であり、発光面等に形成され
るスリット又は絶縁層の露出部等を含むものである。ま
た、EL素子の表面電極層と背面電極層との少なくとも
一方には、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形
成された複数の突起からなる突起列を設けることとして
いる。これにより、EL表示装置の基材と透明板との間
にEL素子を挟持する際に電極の接続がより一層確実と
なる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、表面電極層を背面に有
する透明基材と発光層と絶縁層と背面電極層とを具備
し、これらが順次積層形成されたEL素子において、表
面電極層の背面側に、背面電極層の位置を発光面の側か
ら判別可能な位置決め用指示線部を設けたものである。
この位置決め用指示線部は背面電極の全周に沿って形成
するのが好ましい。
する透明基材と発光層と絶縁層と背面電極層とを具備
し、これらが順次積層形成されたEL素子において、表
面電極層の背面側に、背面電極層の位置を発光面の側か
ら判別可能な位置決め用指示線部を設けたものである。
この位置決め用指示線部は背面電極の全周に沿って形成
するのが好ましい。
【0006】上記位置決め用指示線部は、背面電極層の
外周部に沿って発光層に設けてあるスリットであるのが
好ましい。このスリットは背面電極層の外周部に沿って
1本設けてもよく、また2本を平行に設けてもよい。2
本平行に設ける場合には、背面電極層上に形成する銀ペ
ースト部の幅と同幅に設けるのが最も好ましい。また、
スリット内には絶縁層を表面電極の背面まで露出させる
のが好ましい。このスリット内の絶縁層の色と発光層と
の色の違いによって、発光面側から容易に視認される位
置決め用ライン(線状部)が形成され、これにより背面
電極の位置を判別する。
外周部に沿って発光層に設けてあるスリットであるのが
好ましい。このスリットは背面電極層の外周部に沿って
1本設けてもよく、また2本を平行に設けてもよい。2
本平行に設ける場合には、背面電極層上に形成する銀ペ
ースト部の幅と同幅に設けるのが最も好ましい。また、
スリット内には絶縁層を表面電極の背面まで露出させる
のが好ましい。このスリット内の絶縁層の色と発光層と
の色の違いによって、発光面側から容易に視認される位
置決め用ライン(線状部)が形成され、これにより背面
電極の位置を判別する。
【0007】さらに、上記スリットを背面電極層の外周
部に沿って発光層及び絶縁層に設けてもよく、その場合
はスリット内を透過部に形成するのが好ましい。この場
合、透明な位置決め用ラインが形成される。また、上記
位置決め用指示線部として、背面電極層の外周部の外側
の位置に絶縁層露出部からなるラインを設けてもよい。
部に沿って発光層及び絶縁層に設けてもよく、その場合
はスリット内を透過部に形成するのが好ましい。この場
合、透明な位置決め用ラインが形成される。また、上記
位置決め用指示線部として、背面電極層の外周部の外側
の位置に絶縁層露出部からなるラインを設けてもよい。
【0008】さらに、上記表面電極層と上記背面電極層
との少なくとも一方には、上記位置決め用指示線部と平
行に導電性部材で形成された複数の突起からなる突起列
が設けてあるのが好ましい。
との少なくとも一方には、上記位置決め用指示線部と平
行に導電性部材で形成された複数の突起からなる突起列
が設けてあるのが好ましい。
【0009】さらにまた、本発明のEL表示装置は、少
なくとも1対の電極を設けた基材と、この電極に対向す
る位置に弾性体を設けた透明板とを具備し、基材と透明
板との間に上記のEL素子を挟持するものであり、EL
素子の表面電極層と背面電極層を基材の電極のそれぞれ
と導通可能な位置に形成するものである。そして、基材
の上下端部に2対の電極を配置して、それぞれにEL素
子を配置してもよい。
なくとも1対の電極を設けた基材と、この電極に対向す
る位置に弾性体を設けた透明板とを具備し、基材と透明
板との間に上記のEL素子を挟持するものであり、EL
素子の表面電極層と背面電極層を基材の電極のそれぞれ
と導通可能な位置に形成するものである。そして、基材
の上下端部に2対の電極を配置して、それぞれにEL素
子を配置してもよい。
【0010】上記のEL素子は、文字や図柄等の形象を
表示する多色印刷面とするか、あるいは文字や図柄等の
形状に裁断したものを単数又は複数を用いることができ
る。そして、EL素子の電極を基材の電極に合致させる
ように配置する。この際、位置決め用指示線部を目安と
して発光面側から電極の位置を判別する。
表示する多色印刷面とするか、あるいは文字や図柄等の
形状に裁断したものを単数又は複数を用いることができ
る。そして、EL素子の電極を基材の電極に合致させる
ように配置する。この際、位置決め用指示線部を目安と
して発光面側から電極の位置を判別する。
【0011】
【実施例】図1(a)及び(b)は本発明のEL素子の
第1実施例を示している。このEL素子6は、薄型のフ
レキシブルなEL素子である。EL素子6は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)等の合成樹脂フィルムか
らなる透明基材1の背面にITOを蒸着するなどの方法
により表面電極層2が形成してあり、表面電極層2上に
発光層3、絶縁層4、背面電極層5がスクリーン印刷な
どにより順次積層して形成してある。
第1実施例を示している。このEL素子6は、薄型のフ
レキシブルなEL素子である。EL素子6は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)等の合成樹脂フィルムか
らなる透明基材1の背面にITOを蒸着するなどの方法
により表面電極層2が形成してあり、表面電極層2上に
発光層3、絶縁層4、背面電極層5がスクリーン印刷な
どにより順次積層して形成してある。
【0012】発光層3は、蛍光物質である硫化亜鉛に銅
をドープしてなる発光体とフッ素樹脂バインダーとを混
合撹拌したインクを用いる。絶縁層4は、高誘電体であ
るチタン酸バリウムとフッ素バインダーとを混合撹拌し
たインクを用いる。そして、背面電極層5はカーボンペ
ーストからなる。
をドープしてなる発光体とフッ素樹脂バインダーとを混
合撹拌したインクを用いる。絶縁層4は、高誘電体であ
るチタン酸バリウムとフッ素バインダーとを混合撹拌し
たインクを用いる。そして、背面電極層5はカーボンペ
ーストからなる。
【0013】図1(b)に示すように、EL素子6の外
周部には、表面電極層2の外周部が他の層から露出し、
表面電極露出部2aが形成されている。すなわち、表面
電極層2は、発光層3及び絶縁層4の周囲の一部もしく
は全周から所定の量(面積)が露出している。また、表
面電極露出部2aと背面電極層5との間に絶縁層4が所
定の量で介在するように、背面電極層5はその端部が絶
縁層4の端部より内方に位置するように形成してある。
周部には、表面電極層2の外周部が他の層から露出し、
表面電極露出部2aが形成されている。すなわち、表面
電極層2は、発光層3及び絶縁層4の周囲の一部もしく
は全周から所定の量(面積)が露出している。また、表
面電極露出部2aと背面電極層5との間に絶縁層4が所
定の量で介在するように、背面電極層5はその端部が絶
縁層4の端部より内方に位置するように形成してある。
【0014】この実施例に示すように、表面電極露出部
2a上には、電極の信頼性保護のために、カーボンペー
スト部2bを形成してある。このカーボンペースト部2
bも背面電極層5との間で絶縁に十分な距離を確保して
ある。表面電極露出部2a上には、カーボンペースト部
2bを介して表面電極銀ペースト部2cが形成してあ
る。銀ペースト部2cは導電性を高めるためのものであ
り、表面電極層2の外周に沿って帯状に形成されてい
る。
2a上には、電極の信頼性保護のために、カーボンペー
スト部2bを形成してある。このカーボンペースト部2
bも背面電極層5との間で絶縁に十分な距離を確保して
ある。表面電極露出部2a上には、カーボンペースト部
2bを介して表面電極銀ペースト部2cが形成してあ
る。銀ペースト部2cは導電性を高めるためのものであ
り、表面電極層2の外周に沿って帯状に形成されてい
る。
【0015】また、背面電極層5上には、表面電極上の
銀ペースト部2cと同様に導電性を高めるための銀ペー
スト部5aが背面電極層5の外周に沿って形成されてい
る。これにより、カーボンからなる背面電極層5では、
電圧印加部から離れるに従って電圧が降下するのを防止
することができる。
銀ペースト部2cと同様に導電性を高めるための銀ペー
スト部5aが背面電極層5の外周に沿って形成されてい
る。これにより、カーボンからなる背面電極層5では、
電圧印加部から離れるに従って電圧が降下するのを防止
することができる。
【0016】ところで、表面電極層2上に形成されたカ
ーボンペースト部2bは、EL素子6の発光面側から視
認して判別できるが、背面電極層5の外周部または背面
電極上の銀ペースト部5aの位置は、発光面側からは容
易に判別できない。
ーボンペースト部2bは、EL素子6の発光面側から視
認して判別できるが、背面電極層5の外周部または背面
電極上の銀ペースト部5aの位置は、発光面側からは容
易に判別できない。
【0017】そこで、本実施例のEL素子6では、位置
決め用指示線部として発光層3にスリット3aを形成し
ている。そして、スリット3aは平行に配置された2本
のスリットからなり、外側のスリット3aは背面電極層
の外周に沿ってこれを取り囲むように形成してあり、内
側のスリット3aは外側のスリットから所定の間隔を置
いて形成してある。その間隔は背面電極上の銀ペースト
部5aの幅とほぼ同幅に設定されている。2本のスリッ
ト3a,3a内には絶縁層4が表面電極層2の背面まで
進入している。絶縁層4と発光層3はその色が異なるよ
うに形成してあり、スリット3a,3aにより発光層3
の中に絶縁層4の色によるライン(線状部)が形成され
る。したがって、このEL素子6の発光面側からは、表
面電極露出部2aとともに背面電極層5の位置ないしは
銀ペースト部5aの位置と幅が容易に判別される。した
がって、後記するEL表示装置のバス電極との位置決め
が容易となる。
決め用指示線部として発光層3にスリット3aを形成し
ている。そして、スリット3aは平行に配置された2本
のスリットからなり、外側のスリット3aは背面電極層
の外周に沿ってこれを取り囲むように形成してあり、内
側のスリット3aは外側のスリットから所定の間隔を置
いて形成してある。その間隔は背面電極上の銀ペースト
部5aの幅とほぼ同幅に設定されている。2本のスリッ
ト3a,3a内には絶縁層4が表面電極層2の背面まで
進入している。絶縁層4と発光層3はその色が異なるよ
うに形成してあり、スリット3a,3aにより発光層3
の中に絶縁層4の色によるライン(線状部)が形成され
る。したがって、このEL素子6の発光面側からは、表
面電極露出部2aとともに背面電極層5の位置ないしは
銀ペースト部5aの位置と幅が容易に判別される。した
がって、後記するEL表示装置のバス電極との位置決め
が容易となる。
【0018】このEL素子6は、文字又は図柄等の意味
ある形状を図1(a)に仮想線で示すように例えばA文
字の外側部を黄色に、A文字を赤色に印刷し、多色印刷
面として構成することができる。また、図12に示すよ
うに文字又は図柄等の形状に切り抜いて用いることがで
きる。このように切り抜いて用いる場合は、その端部に
スリット3aのラインで区分けされた表面電極露出部2
a及び背面電極層5の後記するバス電極への接続部分を
残すように裁断する。
ある形状を図1(a)に仮想線で示すように例えばA文
字の外側部を黄色に、A文字を赤色に印刷し、多色印刷
面として構成することができる。また、図12に示すよ
うに文字又は図柄等の形状に切り抜いて用いることがで
きる。このように切り抜いて用いる場合は、その端部に
スリット3aのラインで区分けされた表面電極露出部2
a及び背面電極層5の後記するバス電極への接続部分を
残すように裁断する。
【0019】図2(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第2実施例を示すものである。このEL素子1
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材11の背
面に表面電極層12を形成し、その上に発光層13、絶
縁層14、背面電極層15をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部12aが形成されている。背面電極層15は
その端部が絶縁層14の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部12a上にはカーボンペ
ースト部12bを形成し、その上に銀ペースト部12c
を形成している。背面電極層15上には銀ペースト部1
5aが背面電極層15の外周に沿って形成してある。E
L素子16では、位置決め用指示線部として背面電極層
15の外周部に沿って発光層13に1本だけスリット1
3aを設けてある。このEL素子16では、スリット1
3a内に進入した絶縁層14が発光面側から視認される
ことにより、表面電極露出部12aと背面電極層15の
位置が判別可能である。
L素子の第2実施例を示すものである。このEL素子1
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材11の背
面に表面電極層12を形成し、その上に発光層13、絶
縁層14、背面電極層15をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部12aが形成されている。背面電極層15は
その端部が絶縁層14の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部12a上にはカーボンペ
ースト部12bを形成し、その上に銀ペースト部12c
を形成している。背面電極層15上には銀ペースト部1
5aが背面電極層15の外周に沿って形成してある。E
L素子16では、位置決め用指示線部として背面電極層
15の外周部に沿って発光層13に1本だけスリット1
3aを設けてある。このEL素子16では、スリット1
3a内に進入した絶縁層14が発光面側から視認される
ことにより、表面電極露出部12aと背面電極層15の
位置が判別可能である。
【0020】図3(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第3実施例を示すものである。このEL素子2
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材21の背
面に表面電極層22を形成し、その上に発光層23、絶
縁層24、背面電極層25をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部22aが形成されている。背面電極層25は
その端部が絶縁層24の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部22a上にはカーボンペ
ースト部22bを形成し、その上に銀ペースト部22c
を形成している。背面電極層25上には銀ペースト部2
5aが背面電極層25の外周に沿って形成してある。E
L素子26では、位置決め用指示線部として背面電極層
25の外周部に沿って発光層23及び絶縁層24を貫通
してスリット23a,24aを設けてある。このEL素
子26では、スリット23a,24aは透過部に形成し
てある。そのため発光面側からは透明なラインとして視
認されることにより、背面電極層25の位置が判別可能
となっている。
L素子の第3実施例を示すものである。このEL素子2
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材21の背
面に表面電極層22を形成し、その上に発光層23、絶
縁層24、背面電極層25をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部22aが形成されている。背面電極層25は
その端部が絶縁層24の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部22a上にはカーボンペ
ースト部22bを形成し、その上に銀ペースト部22c
を形成している。背面電極層25上には銀ペースト部2
5aが背面電極層25の外周に沿って形成してある。E
L素子26では、位置決め用指示線部として背面電極層
25の外周部に沿って発光層23及び絶縁層24を貫通
してスリット23a,24aを設けてある。このEL素
子26では、スリット23a,24aは透過部に形成し
てある。そのため発光面側からは透明なラインとして視
認されることにより、背面電極層25の位置が判別可能
となっている。
【0021】図4(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第4実施例を示すものである。このEL素子3
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材31の背
面に表面電極層32を形成し、その上に発光層33、絶
縁層34、背面電極層35をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部32aが形成されている。背面電極層35は
その端部が絶縁層34の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部32a上にはカーボンペ
ースト部32bを形成し、その上に銀ペースト部32c
を形成している。背面電極層35上には銀ペースト部3
5aが背面電極層35の外周に沿って形成してある。E
L素子36では、位置決め用指示線部として、背面電極
層35の外周部の外側の位置に絶縁層34の露出部34
aを設けている。絶縁層露出部34aは表面電極層32
の背面上まで延伸されており、図4(a)に示すように
背面電極層35を取り囲むラインに形成されている。そ
のため発光面側からは絶縁層露出部34aの色がライン
として視認されることにより、背面電極層35の位置が
判別可能となっている。なお、上記の絶縁層露出部34
aの部分の絶縁層を取り除いて透明なラインに形成して
もよい。
L素子の第4実施例を示すものである。このEL素子3
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材31の背
面に表面電極層32を形成し、その上に発光層33、絶
縁層34、背面電極層35をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部32aが形成されている。背面電極層35は
その端部が絶縁層34の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部32a上にはカーボンペ
ースト部32bを形成し、その上に銀ペースト部32c
を形成している。背面電極層35上には銀ペースト部3
5aが背面電極層35の外周に沿って形成してある。E
L素子36では、位置決め用指示線部として、背面電極
層35の外周部の外側の位置に絶縁層34の露出部34
aを設けている。絶縁層露出部34aは表面電極層32
の背面上まで延伸されており、図4(a)に示すように
背面電極層35を取り囲むラインに形成されている。そ
のため発光面側からは絶縁層露出部34aの色がライン
として視認されることにより、背面電極層35の位置が
判別可能となっている。なお、上記の絶縁層露出部34
aの部分の絶縁層を取り除いて透明なラインに形成して
もよい。
【0022】図5(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第5実施例を示すものである。このEL素子4
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材41の背
面に表面電極層42を形成し、その上に発光層43、絶
縁層44、背面電極層45をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部42aが形成されている。背面電極層45は
その端部が絶縁層44の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部42a上にはカーボンペ
ースト部42bを形成し、その上に銀ペースト部42c
を形成している。背面電極層45上には銀ペースト部4
5aが背面電極層45の外周に沿って形成してある。
L素子の第5実施例を示すものである。このEL素子4
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材41の背
面に表面電極層42を形成し、その上に発光層43、絶
縁層44、背面電極層45をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部42aが形成されている。背面電極層45は
その端部が絶縁層44の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部42a上にはカーボンペ
ースト部42bを形成し、その上に銀ペースト部42c
を形成している。背面電極層45上には銀ペースト部4
5aが背面電極層45の外周に沿って形成してある。
【0023】EL素子46では、位置決め用指示線部と
して発光層43にスリット43aを形成している。そし
て、スリット43aは平行に配置された2本のスリット
からなり、外側のスリット43aは背面電極層の外周に
沿ってこれを取り囲むように形成してあり、内側のスリ
ット43aは外側のスリットから所定の間隔を置いて形
成してある。その間隔は背面電極上の銀ペースト部45
aの幅とほぼ同幅に設定されている。2本のスリット4
3a,43a内には絶縁層44が表面電極層42の背面
まで進入している。絶縁層44と発光層43はその色が
異なるように形成してあり、スリット43a,43aに
より発光層43の中に絶縁層44の色によるライン(線
状部)が形成される。したがって、このEL素子46の
発光面側からは、表面電極露出部42aとともに背面電
極層45の位置ないしは銀ペースト部45aの位置と幅
が容易に判別される。
して発光層43にスリット43aを形成している。そし
て、スリット43aは平行に配置された2本のスリット
からなり、外側のスリット43aは背面電極層の外周に
沿ってこれを取り囲むように形成してあり、内側のスリ
ット43aは外側のスリットから所定の間隔を置いて形
成してある。その間隔は背面電極上の銀ペースト部45
aの幅とほぼ同幅に設定されている。2本のスリット4
3a,43a内には絶縁層44が表面電極層42の背面
まで進入している。絶縁層44と発光層43はその色が
異なるように形成してあり、スリット43a,43aに
より発光層43の中に絶縁層44の色によるライン(線
状部)が形成される。したがって、このEL素子46の
発光面側からは、表面電極露出部42aとともに背面電
極層45の位置ないしは銀ペースト部45aの位置と幅
が容易に判別される。
【0024】EL素子46では、表面電極層42上のカ
ーボンペースト部42b上の銀ペースト部42c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起42dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層45上の銀ペースト部45a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起4
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
42及び背面電極層45を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部45a
の突起45bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部42cの突起42dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
ーボンペースト部42b上の銀ペースト部42c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起42dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層45上の銀ペースト部45a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起4
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
42及び背面電極層45を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部45a
の突起45bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部42cの突起42dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
【0025】図6(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第6実施例を示すものである。このEL素子5
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材51の背
面に表面電極層52を形成し、その上に発光層53、絶
縁層54、背面電極層55をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部52aが形成されている。背面電極層55は
その端部が絶縁層54の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部52a上にはカーボンペ
ースト部52bを形成し、その上に銀ペースト部52c
を形成している。背面電極層55上には銀ペースト部5
5aが背面電極層55の外周に沿って形成してある。E
L素子56では、位置決め用指示線部として背面電極層
55の外周部に沿って発光層53に1本だけスリット5
3aを設けてある。このEL素子56では、スリット5
3a内に進入した絶縁層54が発光面側から視認される
ことにより、表面電極露出部52aと背面電極層55の
位置が判別可能である。
L素子の第6実施例を示すものである。このEL素子5
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材51の背
面に表面電極層52を形成し、その上に発光層53、絶
縁層54、背面電極層55をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部52aが形成されている。背面電極層55は
その端部が絶縁層54の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部52a上にはカーボンペ
ースト部52bを形成し、その上に銀ペースト部52c
を形成している。背面電極層55上には銀ペースト部5
5aが背面電極層55の外周に沿って形成してある。E
L素子56では、位置決め用指示線部として背面電極層
55の外周部に沿って発光層53に1本だけスリット5
3aを設けてある。このEL素子56では、スリット5
3a内に進入した絶縁層54が発光面側から視認される
ことにより、表面電極露出部52aと背面電極層55の
位置が判別可能である。
【0026】EL素子56では、表面電極層52上のカ
ーボンペースト部52b上の銀ペースト部52c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起52dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層55上の銀ペースト部55a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起5
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
52及び背面電極層55を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部55a
の突起55bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部52cの突起52dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
ーボンペースト部52b上の銀ペースト部52c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起52dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層55上の銀ペースト部55a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起5
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
52及び背面電極層55を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部55a
の突起55bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部52cの突起52dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
【0027】図7(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第7実施例を示すものである。このEL素子6
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材61の背
面に表面電極層62を形成し、その上に発光層63、絶
縁層64、背面電極層65をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部62aが形成されている。背面電極層65は
その端部が絶縁層64の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部62a上にはカーボンペ
ースト部62bを形成し、その上に銀ペースト部62c
を形成している。背面電極層65上には銀ペースト部6
5aが背面電極層65の外周に沿って形成してある。E
L素子66では、位置決め用指示線部として背面電極層
65の外周部に沿って発光層63及び絶縁層64を貫通
してスリット63a,64aを設けてある。このEL素
子66では、スリット63a,64aは透過部に形成し
てある。そのため発光面側からは透明なラインとして視
認されることにより、背面電極層65の位置が判別可能
となっている。
L素子の第7実施例を示すものである。このEL素子6
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材61の背
面に表面電極層62を形成し、その上に発光層63、絶
縁層64、背面電極層65をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部62aが形成されている。背面電極層65は
その端部が絶縁層64の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部62a上にはカーボンペ
ースト部62bを形成し、その上に銀ペースト部62c
を形成している。背面電極層65上には銀ペースト部6
5aが背面電極層65の外周に沿って形成してある。E
L素子66では、位置決め用指示線部として背面電極層
65の外周部に沿って発光層63及び絶縁層64を貫通
してスリット63a,64aを設けてある。このEL素
子66では、スリット63a,64aは透過部に形成し
てある。そのため発光面側からは透明なラインとして視
認されることにより、背面電極層65の位置が判別可能
となっている。
【0028】EL素子66では、表面電極層62上のカ
ーボンペースト部62b上の銀ペースト部62c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起62dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層65上の銀ペースト部65a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起6
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
62及び背面電極層65を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部65a
の突起65bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部62cの突起62dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
ーボンペースト部62b上の銀ペースト部62c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起62dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層65上の銀ペースト部65a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起6
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
62及び背面電極層65を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部65a
の突起65bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部62cの突起62dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
【0029】図8(a)及び(b)は、本発明に係るE
L素子の第8実施例を示すものである。このEL素子7
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材71の背
面に表面電極層72を形成し、その上に発光層73、絶
縁層74、背面電極層75をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部72aが形成されている。背面電極層75は
その端部が絶縁層74の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部72a上にはカーボンペ
ースト部72bを形成し、その上に銀ペースト部72c
を形成している。背面電極層75上には銀ペースト部7
5aが背面電極層75の外周に沿って形成してある。E
L素子76では、位置決め用指示線部として、背面電極
層75の外周部の外側の位置に絶縁層74の露出部74
aを設けている。絶縁層露出部74aは表面電極層72
の背面上まで延伸されており、図8(a)に示すように
背面電極層75を取り囲むラインに形成されている。そ
のため発光面側からは絶縁層露出部74aの色がライン
として視認されることにより、背面電極層75の位置が
判別可能となっている。なお、上記の絶縁層露出部74
aの部分の絶縁層を取り除いて透明なラインに形成して
もよい。
L素子の第8実施例を示すものである。このEL素子7
6も第1実施例のEL素子6と同様に透明基材71の背
面に表面電極層72を形成し、その上に発光層73、絶
縁層74、背面電極層75をスクリーン印刷などにより
順次積層して形成したものである。その外周部には表面
電極露出部72aが形成されている。背面電極層75は
その端部が絶縁層74の端部より内方に位置するように
形成してある。表面電極露出部72a上にはカーボンペ
ースト部72bを形成し、その上に銀ペースト部72c
を形成している。背面電極層75上には銀ペースト部7
5aが背面電極層75の外周に沿って形成してある。E
L素子76では、位置決め用指示線部として、背面電極
層75の外周部の外側の位置に絶縁層74の露出部74
aを設けている。絶縁層露出部74aは表面電極層72
の背面上まで延伸されており、図8(a)に示すように
背面電極層75を取り囲むラインに形成されている。そ
のため発光面側からは絶縁層露出部74aの色がライン
として視認されることにより、背面電極層75の位置が
判別可能となっている。なお、上記の絶縁層露出部74
aの部分の絶縁層を取り除いて透明なラインに形成して
もよい。
【0030】EL素子76では、表面電極層72上のカ
ーボンペースト部72b上の銀ペースト部72c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起72dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層75上の銀ペースト部75a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起7
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
72及び背面電極層75を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部75a
の突起75bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部72cの突起72dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
ーボンペースト部72b上の銀ペースト部72c上に
は、位置決め用指示線部と平行に導電性部材で形成され
た複数の突起72dからなる突起列が設けてあり、背面
電極層75上の銀ペースト部75a上には、位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起7
5bからなる突起列が設けてある。そのため表面電極層
72及び背面電極層75を所定位置に含む文字の形状に
切り抜いて形成したEL素子をEL表示装置等に挟持し
て各々の電極を接続する場合にEL表示装置等の背面電
極側バス電極とEL素子の背面電極銀ペースト部75a
の突起75bの突起列とが合致するとともに、EL表示
装置の表面電極側バス電極とEL素子の表面電極銀ペー
スト部72cの突起72dの突起列とが合致するので、
EL素子をより一層確実に接続させることができる。
【0031】次に、本発明のEL素子を組み込んだEL
表示装置について説明する。図9及び図10は本発明の
EL表示装置の好適な実施例の全体構成を図示してい
る。このEL表示装置は、バス電極を設けた基材81と
透明板85との間にEL素子84を挟持してなる表示部
分を主要部材とする。
表示装置について説明する。図9及び図10は本発明の
EL表示装置の好適な実施例の全体構成を図示してい
る。このEL表示装置は、バス電極を設けた基材81と
透明板85との間にEL素子84を挟持してなる表示部
分を主要部材とする。
【0032】アクリル材等からなる基材81には駆動回
路82と電気的に接続された銅テープ等からなるバス電
極83が2対、基材81上下の端部に配置されている。
それぞれのバス電極83は、表面電極側バス電極83a
と背面電極側バス電極83bとで構成されている。表面
電極側バス電極83aは表面電極接続リード線88aに
より、背面電極側バス電極83bは背面電極接続リード
線88bにより図9に示す駆動回路82に接続されてい
る。駆動回路82はその本体に電源をオン・オフし、オ
ン時にはEL素子へ100V,400Hzの電流を供給
するトグルスイッチS及び周波数を変更可能なダイヤル
Dを備えており、コードC及びプラグPを介して図示し
ない電源に接続される。なお、基材81は必ずしも透明
でなくともよい。
路82と電気的に接続された銅テープ等からなるバス電
極83が2対、基材81上下の端部に配置されている。
それぞれのバス電極83は、表面電極側バス電極83a
と背面電極側バス電極83bとで構成されている。表面
電極側バス電極83aは表面電極接続リード線88aに
より、背面電極側バス電極83bは背面電極接続リード
線88bにより図9に示す駆動回路82に接続されてい
る。駆動回路82はその本体に電源をオン・オフし、オ
ン時にはEL素子へ100V,400Hzの電流を供給
するトグルスイッチS及び周波数を変更可能なダイヤル
Dを備えており、コードC及びプラグPを介して図示し
ない電源に接続される。なお、基材81は必ずしも透明
でなくともよい。
【0033】アクリル板等からなる透明板85には、基
材81のバス電極83と対向するようにラバー等からな
る帯状の弾性体86が配置されている。EL素子84
は、例えば図12に示すように上記第1実施例に示すE
L素子6を文字の形状に切り抜いて形成したものであ
る。また、図1(a)に示すような長方形のEL素子に
文字又は図柄等を多色印刷により表示したものでもよ
い。
材81のバス電極83と対向するようにラバー等からな
る帯状の弾性体86が配置されている。EL素子84
は、例えば図12に示すように上記第1実施例に示すE
L素子6を文字の形状に切り抜いて形成したものであ
る。また、図1(a)に示すような長方形のEL素子に
文字又は図柄等を多色印刷により表示したものでもよ
い。
【0034】EL素子84を基材81に配置するに当た
っては、図11に示すように、EL素子84の表面電極
層2と背面電極層5のそれぞれが基材81の表面電極側
バス電極83a及び背面電極側バス電極83bと導通可
能に合致するように配置する必要がある。そのため表面
電極側バス電極83aと背面電極側バス電極83bとは
平行に所定間隔を置いて配置されていると共に、それに
合わせてEL素子84の表面電極層2及び背面電極層5
も所定位置に形成されている。すなわち、背面電極側バ
ス電極83bの幅は、EL素子84の前記した発光層3
の外側のスリット3aと内側のスリット3aとの間の間
隔とほぼ等しく形成してあり、背面電極側バス電極83
bの幅をEL素子84の内外両スリット3a,3aで挟
むように重ねて位置させると、背面電極側バス電極83
bとEL素子84の背面電極銀ペースト部5aとが合致
するとともに、表面電極側バス電極83aとEL素子8
4の表面電極銀ペースト部2cとが合致するように形成
されている。
っては、図11に示すように、EL素子84の表面電極
層2と背面電極層5のそれぞれが基材81の表面電極側
バス電極83a及び背面電極側バス電極83bと導通可
能に合致するように配置する必要がある。そのため表面
電極側バス電極83aと背面電極側バス電極83bとは
平行に所定間隔を置いて配置されていると共に、それに
合わせてEL素子84の表面電極層2及び背面電極層5
も所定位置に形成されている。すなわち、背面電極側バ
ス電極83bの幅は、EL素子84の前記した発光層3
の外側のスリット3aと内側のスリット3aとの間の間
隔とほぼ等しく形成してあり、背面電極側バス電極83
bの幅をEL素子84の内外両スリット3a,3aで挟
むように重ねて位置させると、背面電極側バス電極83
bとEL素子84の背面電極銀ペースト部5aとが合致
するとともに、表面電極側バス電極83aとEL素子8
4の表面電極銀ペースト部2cとが合致するように形成
されている。
【0035】このため、EL素子84の発光面側から判
別できるスリット3a,3aを目印にして、背面電極側
バス電極83b上にEL素子84を配置すれば、容易に
各電極を合致させることができる。
別できるスリット3a,3aを目印にして、背面電極側
バス電極83b上にEL素子84を配置すれば、容易に
各電極を合致させることができる。
【0036】図9に示すように、EL素子84はバス電
極83と弾性体86との間に挟まれるように配置され
る。基材81と透明板85は、例えば金属製の弾性材か
らなる嵌合部材87によりEL素子84を挟持した状態
で固定される。嵌合部材87を外せば基材81と透明板
85とは容易に分離できる。なお、基材81と透明板8
5をネジ等により締めつけるようにしてもよい。EL素
子84はその電極部が弾性体86によって押圧されるこ
とによってバス電極83に電気的に接続される。
極83と弾性体86との間に挟まれるように配置され
る。基材81と透明板85は、例えば金属製の弾性材か
らなる嵌合部材87によりEL素子84を挟持した状態
で固定される。嵌合部材87を外せば基材81と透明板
85とは容易に分離できる。なお、基材81と透明板8
5をネジ等により締めつけるようにしてもよい。EL素
子84はその電極部が弾性体86によって押圧されるこ
とによってバス電極83に電気的に接続される。
【0037】図13,14は、第5実施例のEL素子を
文字の形状に切り抜いて形成し、これを前述のEL表示
装置に挟持したものである。EL素子84を基材81に
配置するに当たっては、図14に示すように、EL素子
84の表面電極層42と背面電極層45のそれぞれが基
材81の表面電極側バス電極83a及び背面電極側バス
電極83bと導通可能に合致するように配置する必要が
ある。そのため、EL素子84の表面電極層42及び背
面電極層45は、平行に所定間隔を置いて配置されてい
る表面電極側バス電極83aと背面電極側バス電極83
bとに合わせて所定位置に形成されている。すなわち、
背面電極側バス電極83bの幅は、EL素子84の前記
した発光層43の外側のスリット43aと内側のスリッ
ト43aとの間の間隔とほぼ等しく形成してあり、背面
電極側バス電極83bの幅をEL素子84の内外両スリ
ット43a,43aで挟むように重ねて位置させると、
背面電極側バス電極83bとEL素子84の背面電極銀
ペースト部45aの突起45bの突起列とが合致すると
ともに、表面電極側バス電極83aとEL素子84の表
面電極銀ペースト部42cの突起42dの突起列とが合
致するように形成されている。
文字の形状に切り抜いて形成し、これを前述のEL表示
装置に挟持したものである。EL素子84を基材81に
配置するに当たっては、図14に示すように、EL素子
84の表面電極層42と背面電極層45のそれぞれが基
材81の表面電極側バス電極83a及び背面電極側バス
電極83bと導通可能に合致するように配置する必要が
ある。そのため、EL素子84の表面電極層42及び背
面電極層45は、平行に所定間隔を置いて配置されてい
る表面電極側バス電極83aと背面電極側バス電極83
bとに合わせて所定位置に形成されている。すなわち、
背面電極側バス電極83bの幅は、EL素子84の前記
した発光層43の外側のスリット43aと内側のスリッ
ト43aとの間の間隔とほぼ等しく形成してあり、背面
電極側バス電極83bの幅をEL素子84の内外両スリ
ット43a,43aで挟むように重ねて位置させると、
背面電極側バス電極83bとEL素子84の背面電極銀
ペースト部45aの突起45bの突起列とが合致すると
ともに、表面電極側バス電極83aとEL素子84の表
面電極銀ペースト部42cの突起42dの突起列とが合
致するように形成されている。
【0038】他の構成は前述のEL表示装置と全く同じ
であるので、同一部材に同一の符号を付して説明を省略
してある。EL素子84の発光面側から判別できるスリ
ット43a,43aを目印にして、背面電極側バス電極
83b上にEL素子84を配置すれば、容易に各電極を
合致させることができるのみならず、背面電極側バス電
極83bとEL素子84の背面電極銀ペースト部45a
の突起45bの突起列とが合致するとともに、表面電極
側バス電極83aとEL素子84の表面電極銀ペースト
部42cの突起42dの突起列とが合致するので、EL
素子84をより一層確実にEL表示装置に電気的に接続
させることができる。
であるので、同一部材に同一の符号を付して説明を省略
してある。EL素子84の発光面側から判別できるスリ
ット43a,43aを目印にして、背面電極側バス電極
83b上にEL素子84を配置すれば、容易に各電極を
合致させることができるのみならず、背面電極側バス電
極83bとEL素子84の背面電極銀ペースト部45a
の突起45bの突起列とが合致するとともに、表面電極
側バス電極83aとEL素子84の表面電極銀ペースト
部42cの突起42dの突起列とが合致するので、EL
素子84をより一層確実にEL表示装置に電気的に接続
させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のEL素子
及びこれを用いたEL表示装置は、表面電極層の背面側
に、背面電極層の位置を発光面の側から判別可能な位置
決め用指示線部を設けてあるので、EL素子を容易に電
極と接続させて、駆動回路との導通をとることが可能で
ある。また、位置決め用指示線部は、発光層等に設けて
あるスリットあるいは絶縁層露出部であるので簡易な構
造で低コストである。さらに、表面電極層と背面電極層
との少なくとも一方には、位置決め用指示線部と平行に
導電性部材で形成された複数の突起からなる突起列が設
けてあるので、EL素子をより一層確実にEL表示装置
等の電極に接続させることができる。また、EL表示装
置は、基材と透明材とでEL素子を挟持し、EL素子の
表面電極層と背面電極層は、基材の電極のそれぞれと導
通可能な位置に形成されているのでEL素子の配置が容
易であると共に、EL素子を配置する場所を変更するこ
とも容易であるので自由度が向上する。
及びこれを用いたEL表示装置は、表面電極層の背面側
に、背面電極層の位置を発光面の側から判別可能な位置
決め用指示線部を設けてあるので、EL素子を容易に電
極と接続させて、駆動回路との導通をとることが可能で
ある。また、位置決め用指示線部は、発光層等に設けて
あるスリットあるいは絶縁層露出部であるので簡易な構
造で低コストである。さらに、表面電極層と背面電極層
との少なくとも一方には、位置決め用指示線部と平行に
導電性部材で形成された複数の突起からなる突起列が設
けてあるので、EL素子をより一層確実にEL表示装置
等の電極に接続させることができる。また、EL表示装
置は、基材と透明材とでEL素子を挟持し、EL素子の
表面電極層と背面電極層は、基材の電極のそれぞれと導
通可能な位置に形成されているのでEL素子の配置が容
易であると共に、EL素子を配置する場所を変更するこ
とも容易であるので自由度が向上する。
【図1】(a)は第1実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図2】(a)は第2実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図3】(a)は第3実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図4】(a)は第4実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図5】(a)は第5実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図6】(a)は第6実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図7】(a)は第7実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図8】(a)は第8実施例のEL素子の正面図、
(b)はその断面図である。
(b)はその断面図である。
【図9】EL素子をEL表示装置に組み込んだ状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】EL表示装置の展開斜視図である。
【図11】第1実施例のEL素子をEL表示装置のバス
電極上に接続させた状態を示す正面図である。
電極上に接続させた状態を示す正面図である。
【図12】第1実施例のEL素子をELシートから切り
抜いて形成した状態を示す正面図である。
抜いて形成した状態を示す正面図である。
【図13】EL表示装置に第5実施例のEL素子を組み
込んだ展開斜視図である。
込んだ展開斜視図である。
【図14】第5実施例のEL素子をEL表示装置のバス
電極上に接続させた状態を示す正面図である。
電極上に接続させた状態を示す正面図である。
【符号の説明】 1,11,21,31,41,51,61,71 透明
基材 2,12,22,32,42,52,62,72 表面
電極層 3,13,23,33,43,53,63,73 発光
層 4,14,24,34,44,54,64,74 絶縁
層 5,15,25,35,45,55,65,75 背面
電極層 6,16,26,36,46,56,66,76 EL
素子 3a,13a,23a,43a,53a,63a位置決
め用指示線部(発光層のスリット) 24a,64a 位置決め用指示線部(絶縁層の
スリット) 34a,74a 位置決め用指示線部(絶縁層露
出部) 81 基材 83 電極(バス電極) 84 EL素子 85 透明板 86 弾性体
基材 2,12,22,32,42,52,62,72 表面
電極層 3,13,23,33,43,53,63,73 発光
層 4,14,24,34,44,54,64,74 絶縁
層 5,15,25,35,45,55,65,75 背面
電極層 6,16,26,36,46,56,66,76 EL
素子 3a,13a,23a,43a,53a,63a位置決
め用指示線部(発光層のスリット) 24a,64a 位置決め用指示線部(絶縁層の
スリット) 34a,74a 位置決め用指示線部(絶縁層露
出部) 81 基材 83 電極(バス電極) 84 EL素子 85 透明板 86 弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−92469(JP,A) 特開 平9−45480(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 33/26 H05B 33/06
Claims (6)
- 【請求項1】 表面電極層を背面に有する透明基材と発
光層と絶縁層と背面電極層とを具備し、これらが順次積
層形成されたEL素子であって、上記表面電極層の背面
側には、上記背面電極層の位置を発光面の側から判別可
能な位置決め用指示線部を設けてあることを特徴とする
EL素子。 - 【請求項2】 請求項1において、上記位置決め用指示
線部は、上記背面電極層の外周部に沿って上記発光層に
設けてあるスリットであることを特徴とするEL素子。 - 【請求項3】 請求項1において、上記位置決め用指示
線部は、上記背面電極層の外周部に沿って上記発光層及
び上記絶縁層に設けてあるスリットであることを特徴と
するEL素子。 - 【請求項4】 請求項1において、上記位置決め用指示
線部は、上記背面電極層の外周部の外側の位置に設けて
ある絶縁層露出部からなることを特徴とするEL素子。 - 【請求項5】 請求項1において、上記表面電極層と上
記背面電極層との少なくとも一方には、上記位置決め用
指示線部と平行に導電性部材で形成された複数の突起か
らなる突起列が設けてあることを特徴とするEL素子。 - 【請求項6】 少なくとも1対の電極を設けた基材と、
この電極に対向する位置に弾性体を設けた透明板とを具
備し、 上記基材と上記透明板との間に請求項1ないし請求項5
に記載のEL素子を挟持するものであり、 上記EL素子の上記表面電極層と上記背面電極層は、上
記基材の上記電極のそれぞれと導通可能な位置に形成さ
れていることを特徴とするEL表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150646A JP2838786B2 (ja) | 1995-11-30 | 1996-06-12 | El素子及びこれを用いたel表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-312757 | 1995-11-30 | ||
JP31275795 | 1995-11-30 | ||
JP8150646A JP2838786B2 (ja) | 1995-11-30 | 1996-06-12 | El素子及びこれを用いたel表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09213480A JPH09213480A (ja) | 1997-08-15 |
JP2838786B2 true JP2838786B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=26480182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150646A Expired - Fee Related JP2838786B2 (ja) | 1995-11-30 | 1996-06-12 | El素子及びこれを用いたel表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838786B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP8150646A patent/JP2838786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09213480A (ja) | 1997-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |