JPH09161769A - 電極およびそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents

電極およびそれを用いたリチウム二次電池

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JPH09161769A
JPH09161769A JP7338003A JP33800395A JPH09161769A JP H09161769 A JPH09161769 A JP H09161769A JP 7338003 A JP7338003 A JP 7338003A JP 33800395 A JP33800395 A JP 33800395A JP H09161769 A JPH09161769 A JP H09161769A
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metal substrate
average
electrode
active material
material particles
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JP7338003A
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English (en)
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Mayumi Koshiishi
真弓 輿石
Tetsuo Kawai
徹夫 川合
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Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属基体と合剤層や活物質粒子との密着性を
高め、巻回などによる金属基体からの活物質粒子の欠落
や充放電による金属基体からの合剤層の剥離を防止し、
それによって、短絡の発生や容量低下の発生が少ない電
極とサイクル特性の優れたリチウム二次電池を提供す
る。 【解決手段】 平均厚みAが7μm≦A≦50μmの金
属基体に、その金属基体の表面から見て平均直径が2μ
m〜100μmで、平均深さBが0.01Aμm≦B≦
0.4Aμmのくぼみを複数個設け、その金属基体の表
面に平均粒子径Cが0.1Bμm≦C≦3Bμmの活物
質粒子を含有する合剤層を設けることによって、電極を
作製し、その電極を正極および/または負極に用いてリ
チウム二次電池を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極およびそれを
用いたリチウム二次電池に関し、さらに詳しくは、金属
基体と活物質粒子との密着性が改善された電極およびそ
れを用いたリチウム二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電池の活物質粒子をバインダーと
ともに、溶剤を用いてスラリー状にし、それを金属基体
上に塗布、乾燥して作製された電極が使用されるように
なってきた(たとえば、特開昭60−253157号公
報など)。
【0003】しかし、金属基体と活物質粒子との密着性
が充分でなく、そのため、電極の切断時や巻回構造にす
るための巻回時に活物質粒子が金属基体から欠落し、電
池生産時の歩止まりが悪くなるという問題があった。ま
た、充放電を行うと、活物質粒子を含有する合剤層が金
属基体から剥離し、サイクル特性が悪くなるという問題
もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の電極
が持っていた金属基体と活物質粒子との密着性が悪いと
いう問題点を解消し、巻回などを行っても金属基体から
の活物質粒子の欠落が生じず、また充放電などによるス
トレスがかかっても活物質粒子を含有する合剤層の金属
基体からの剥離が生じない強固な電極およびそれを用い
たサイクル特性の優れたリチウム二次電池を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、平均厚みAが7
μm≦A≦50μmの金属基体に、その金属基体の表面
から見て平均直径が2μm〜100μmで、平均深さB
が0.01Aμm≦B≦0.4Aμmのくぼみを複数個
設け、その金属基体の表面に平均粒子径Cが0.1Bμ
m≦C≦3Bμmの活物質粒子をバインダーなどととも
に含有する合剤層を形成するときは、金属基体と合剤層
との密着性が向上し、その結果、金属基体と活物質粒子
との密着性も向上し、巻回などによる活物質粒子の欠落
が少ない電極が得られ、それを用いたリチウム二次電池
は、充放電による合剤層の金属基体からの剥離が生じ
ず、サイクル特性が優れていることを見出し、本発明を
完成するにいたった。
【0006】すなわち、上記電極は、平均厚みAが7μ
m≦A≦50μmの金属基体に、その表面から見て平均
直径が2μm〜100μmで、平均深さBが0.01A
μm≦B≦0.4Aμmのくぼみが複数個設けられてい
るので、その金属基体の表面に平均粒子径Cが0.1B
μm≦C≦3Bμmの活物質粒子とバインダーなどを含
む合剤層を形成すると、上記くぼみによるアンカー効果
が生じ、金属基体と合剤層との密着性が向上し、その結
果、金属基体と活物質粒子との密着性も向上し、巻回な
どによる活物質粒子の金属基体からの欠落が防止され、
また、充放電による合剤層の金属基体からの剥離が防止
されるようになる。
【0007】上記のように、本発明においては、金属基
体の平均厚みAが7μm≦A≦50μmで、金属基体に
設けるくぼみは平均直径が2μm〜100μmで、平均
深さBが0.01Aμm≦B≦0.4Aμmであること
が必要であり、かつ活物質粒子の平均粒子径Cが0.1
Bμm≦C≦3Bμmであることが必要であるが、特
に、これらはそれぞれ次に示す厚み、直径、深さ、粒子
径であることが好ましい。まず、金属基体の平均厚みA
は特に10μm≦A≦30μmであることが好ましく、
金属基体に設けるくぼみの平均直径は特に3μm〜40
μmであることが好ましく、くぼみの平均深さBは特に
0.05Aμm≦B≦0.3Aμmであることが好まし
い。また、活物質粒子の平均粒子径Cは特に0.1Bμ
m≦C≦1.5Bμmであることが好ましい。
【0008】金属基体の平均厚みAが<7μmであると
きは、金属基体の強度が不足するため、くぼみを設ける
ことが困難であり、また金属基体の平均厚みAが>50
μmであるときは、金属基体の占める体積割合が大きい
電極となり、その結果、電池容量が小さくなるため、い
ずれの場合も好ましくない。
【0009】しかし、平均厚みAが7μm≦A≦50μ
mの金属基体に、平均深さBが0.01Aμm>Bのく
ぼみを複数個設け、その表面に活物質粒子を含有する合
剤層を形成しても、アンカー効果がほとんど生じず、し
たがって、金属基体と合剤層や活物質粒子との密着性の
向上が得られず、電池作製時の歩止まりや充放電におけ
るサイクル特性がほとんど向上しない。また、くぼみの
平均直径が2μmより小さいときも同様である。そし
て、平均厚みAが7≦A≦50μmの金属基体に、平均
深さBがB>0.4Aμmのくぼみを複数個設けた場合
には、金属基体の強度が弱くなり、電極製造時に基体の
切断が起こるなどの問題がある。また、くぼみの平均直
径が100μmより大きくなったときも同様である。さ
らに、平均厚みAが7μm≦A≦50μmの金属基体
に、その表面から見て平均直径が2μm〜100μm
で、平均深さBが0.01Aμm≦B≦0.4Aμmの
くぼみを複数個設けるという条件を満たしていても、そ
の金属基体の表面に平均粒子径CがC<0.1Bμm、
あるいはC>3Bμmの活物質粒子を含有する合剤層を
形成すると、金属基体と合剤層や活物質粒子との密着性
はさほど向上せず、巻回時などに金属基体からの活物質
粒子の欠落が生じて、電池作製時の歩止まりや充放電に
おけるサイクル特性などもほとんど向上しない。
【0010】金属基体の材質は、特に限定されるもので
はないが、通常、金属基体はアルミニウム、チタン、
銅、ニッケル、ステンレス鋼などで形成され、本発明の
電極をリチウム二次電池用の電極として用いる場合に
は、特にそれらアルミニウム、チタン、銅、ニッケル、
ステンレス鋼製の金属基体が好ましい。
【0011】本発明において用いる平均厚みAが7μm
≦A≦50μmの金属基体としては、たとえば、金属塊
を上記所定の厚みに圧延したものでもよいし、電解法な
どにより作製したものでもよい。また、上記の金属基体
は、両面あるいは片面にメッキ層が設けられたものでも
よい。
【0012】上記金属基体にその表面からみて平均直径
が2μm〜100μmで、平均深さBが0.01Aμm
≦B≦0.4Aμmのくぼみを複数個設ける方法として
は、たとえば、アルカリ水溶液などの溶液で化学的に金
属基体の表面を溶かす方法、粉体を利用して物理的に金
属基体の表面を削り取る方法、さらには、表面に凸凹を
持つ圧延ロールなどに金属基体を通す方法などを採用す
ることができる。これらのくぼみは、上記金属基体の両
面に設けてもよいし、また片面のみに設けてもよい。こ
れらのくぼみは、上記金属基体の表面で均一に分布して
いることが好ましいが、偏りがあってもかまわない。さ
らに、これらのくぼみの形状は、表面から再深部までい
っきに深さが変わっていくものでもよいし、徐々に変わ
っていくものでもよい。また、1つのくぼみの中に様々
な深さを持つものでもよい。
【0013】上記のくぼみが設けられた金属基体は、そ
のままの状態で用いることもできるが、表面にメッキな
どの防錆処理を施してもよい。
【0014】本発明において、この金属基体の厚みの測
定は重量法で測定することを標準とし、平均厚みAは、
50cm2 以上の試験片を化学はかりで秤量して、1m
2 当たりの質量を算出し、密度で割った値とする。
【0015】また、くぼみは、通常、その開口部が円形
に形成されるが、必ずしも開口部が正確に円形でない場
合もあり得るので、少なくとも直交する2箇所で測定
し、くぼみの平均直径はそれを平均したものとする。そ
して、この直径の測定は、どのような手段で測定しても
よいが、本発明では、ランダムに選んだ金属基体表面5
カ所の走査型電子顕微鏡(SEM)写真よりそれぞれ1
0個のくぼみをランダムに選び、その直径を測定するこ
とを標準とする。
【0016】本発明において、くぼみの深さは光線反射
法で測定したものを標準とする。これは平行光線を金属
基体の表面に照射し、その反射光線の強弱により深さを
求めたものである。しかし、このくぼみの深さの測定手
段は特に限定されるものではない。
【0017】本発明において、活物質粒子の粒子径はレ
ーザー回折法で測定したものを標準とする。
【0018】そして、上記のくぼみが設けられた金属基
体の表面に平均粒子径Cが0.1Bμm≦C≦3Bμm
の活物質粒子とバインダーなどを含有する合剤層を形成
する方法としては、たとえば、バインダーを溶解あるい
は分散させた溶液を活物質粒子と共に混ぜ合わせてスラ
リー状にし、そのスラリーを上記金属基体の表面に塗布
し、乾燥する方法、活物質粒子とバインダーなどを混練
し、金属基体の表面にのせた後、プレスする方法などが
挙げられるが、その他どのような方法を用いてもよい。
【0019】そして、上記金属基体の表面に形成される
合剤層は、活物質粒子とバインダー以外に、たとえばカ
ーボンブラックやグラファイトなどのような導電助剤な
どの補助的成分を含んでいてもよい。
【0020】また、上記活物質粒子を含有する合剤層
は、金属基体の両面に設けてもよいし、また片面のみに
設けてもよい。
【0021】活物質粒子の種類としては、たとえば、炭
素質材料、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、
コバルトニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、鉄
酸リチウムなどが挙げられるが、上記以外のものであっ
てもよいし、また上記以外のものと上記のものとの混合
物であってもかまわない。
【0022】バインダーの種類としては、たとえば、ポ
リフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、ポリビニルアルコール(PVA)、エチルセ
ルロース、メチルセルロース、ポリエチレンオキサイド
(PEO)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)、ポリエチレングリコ
ール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PP
G)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、エ
チレンプロピレンゴム(EPM)、スチレンエチレンブ
タジエンスチレンゴム(SEBS)、スチレンブタジエ
ンスチレンゴム(SBS)、スチレンブタジエンゴム
(SBR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NB
R)などが挙げられ、これらはそれぞれ単独で用いても
よいし、また2種類以上混合して用いてもよい。
【0023】活物質粒子に対するバインダーの比率は、
それらの種類によっても種々に変り得るが、通常、活物
質粒子100重量部に対してバインダーが3〜20重量
部であることが好ましく、また金属基体に形成する活物
質粒子を含有する合剤層の厚みも、種々に変え得るが、
通常、金属基体の平面部(つまり、くぼみでない部分)
で10〜180μm程度が好ましい。
【0024】つぎに、本発明の電極に用いる金属基体の
一例と本発明の電極の一例を図面を参照しつつ説明す
る。
【0025】図1は本発明の電極に用いる金属基体の一
例の要部を拡大して模式的に示す断面図であり、図2は
本発明の電極の一例の要部を拡大して模式的に示す断面
図である。
【0026】図中、21は金属基体であり、この金属基
体21の表面にくぼみ21aが複数個設けられている。
本発明において、上記金属基体21は、平均厚みAが7
μm≦A≦50μmであり、くぼみ21aの平均直径は
2μm〜100μmで、その金属基体21の表面から見
たくぼみ21aの平均深さBは0.01Aμm≦B≦
0.4Aμmである。
【0027】そして、図2に示すように、上記金属基体
21の表面に活物質粒子を含有する合剤層22が設けら
れ、それによって電極が形成されている。そして、本発
明において、上記活物質粒子は平均粒子径Cが0.1B
μm≦C≦3Bμmのものである。
【0028】このように、本発明においては、合剤層2
2の一部が金属基体21の表面に設けられたくぼみ21
aの中に入り込んでいるので、そのくぼみ21aにより
アンカー効果が生じ、金属基体21と合剤層22との密
着性が向上し、その結果、金属基体21と活物質粒子と
の密着性も向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】つぎに、実施例を挙げて本発明を
より具体的に説明する。ただし、本発明はそれらの実施
例のみに限定されるものではない。なお、以下の実施例
などにおいて濃度を示す%は重量%である。
【0030】実施例1 金属基体として、平均厚み30μmのアルミニウム箔を
用い、それを60℃で10%水酸化ナトリウム水溶液中
に2分間浸漬して、くぼみを設け、水洗後、乾燥した。
上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを測定したと
ころ、表面から見たくぼみの平均直径は30μmで、平
均深さは5μmであった。なお、くぼみの直径は前記の
走査型電子顕微鏡写真を利用する方法により測定し、く
ぼみの深さは前記の光線反射法により測定した。
【0031】つぎに、バインダーとしてのポリフッ化ビ
ニリデン30gにN−メチル−2−ピロリドン420g
を加え、60℃に加熱してポリフッ化ビニリデンをN−
メチル−2−ピロリドンに溶解させ、得られたバインダ
ー溶液に平均粒子径5μmのコバルト酸リチウム910
gと、カーボンブラック10gと、グラファイト50g
とを加え、攪拌して、スラリー状にした。なお、活物質
としてのコバルト酸リチウムはもとより、導電助剤とし
てのカーボンブラックやグラファイトなども微粒子状の
ものである。
【0032】このスラリーを上記のようにしてくぼみを
設けたアルミニウム箔の両面に均一に塗布し、乾燥した
後、ローラープレス機により圧縮成形し、平均厚さ17
0μmの帯状正極を作製した。
【0033】なお、上記正極は、本発明の電極に該当す
るものであり、その金属基体の平均厚みAは30μmで
あって、本発明で規定する7μm≦A≦50μmの範囲
内に入っている。また、くぼみの平均直径は30μm
で、本発明で規定する2μm〜100μmの範囲内に入
っており、くぼみの平均深さBは5μmで、本発明で規
定する0.01Aμm(0.01×30μm=0.3μ
m)≦B≦0.4Aμm(0.4×30μm=12μ
m)の範囲内に入っている。そして、活物質のコバルト
酸リチウムの平均粒子径Cは5μmであって、本発明で
規定する0.1Bμm(0.1×5μm=0.5)≦C
≦3Bμm(3×5μm=15μm)の範囲内に入って
いる。
【0034】一方、負極側の金属基体としては平均厚み
18μmの銅箔を用い、それを60℃で40%塩酸水溶
液中に2分間浸漬して、くぼみを設け、水洗後、乾燥し
た。上記銅箔のくぼみの直径と深さを前記と同様に測定
したところ、表面から見たくぼみの平均直径は10μm
で、平均深さは4μmであった。
【0035】つぎに、平均粒子径10μmの人造黒鉛と
ポリフッ化ビニリデンとを重量比90:10の割合で混
合したものに、N−メチル−2−ピロリドンを加え、攪
拌して、スラリー状の負極合剤とした。この負極合剤を
上記銅箔の両面に均一に塗布し、乾燥した後、ローラー
プレス機により圧縮成形し、平均厚さ170μmの帯状
負極を作製した。
【0036】なお、上記負極は、本発明の電極に該当す
るものであり、その金属基体の平均厚みAは18μmで
あって、本発明で規定する7μm≦A≦50μmの範囲
内に入っている。また、くぼみの平均直径は10μm
で、本発明で規定する2μm〜100μmの範囲内に入
っており、くぼみの平均深さBは4μmで、本発明で規
定する0.01Aμm(0.01×18μm=0.18
μm)≦B≦0.4Aμm(0.4×18μm=7.2
μm)の範囲内に入っている。そして、活物質の人造黒
鉛の平均粒子径Cは10μmであって、本発明で規定す
る0.1Bμm(0.1×4μm=0.4)≦C≦3B
μm(3×4μm=12μm)の範囲内に入っている。
【0037】つぎに、上記帯状負極と帯状正極との間に
厚さ25μmの微孔性ポリプロピレン−ポリエチレン複
合フィルムからなるセパレータを配置し、渦巻状に巻回
して渦巻状電極体とした後、外径18mmの有底円筒状
の電池ケース内に挿入し、正極および負極のリード体の
溶接を行った。
【0038】その後、上記電池ケース内に、1MLiP
6 /EC+MEC(1+1)からなる電解液〔すなわ
ち、エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカー
ボネート(MEC)との容積比1:1の混合溶媒にLi
PF6 を1モル/リットル溶解させてなる有機電解液〕
を4cc注入した。
【0039】ついで、上記電池ケースの開口部を常法に
したがって封口し、図3に示す構造の筒形リチウム二次
電池を作製した。
【0040】図3に示す電池において、1は前記の正極
で、2は前記の負極であり、この正極1、負極2とも本
発明の電極に該当するものである。なお、この図3では
煩雑化をさけるため、正極1や負極2の作製にあたって
使用したアルミニウム箔や銅箔などは図示していない。
3はセパレータ、4は電解液で、5はニッケルメッキを
施した鉄製の電池ケースであり、これらの正極1、負極
2、セパレータ3、電解液4、電池ケース5の詳細は前
記した通りである。
【0041】上記電池ケース5は負極端子を兼ねてお
り、この電池ケース5の底部にはポリテトラフルオロエ
チレンシートからなる絶縁体6が配置され、内周部にも
ポリテトラフルオロエチレンシートからなる絶縁体7が
配置されている。そして、正極1、負極2およびセパレ
ータ3からなる渦巻状電極体や電解液4などはこの電池
ケース5内に収容されている。
【0042】8はアルミニウム製の封口板で、その中央
部にはガス通気口8aが設けられている。9はポリプロ
ピレン製のパッキング、10はチタン製の可撓性薄板で
ある。11はポリプロピレン製の熱変形部材で、この熱
変形部材11は温度によって変形して、可撓性薄板10
の破壊圧力を変える作用をする。
【0043】12はアルミニウム製の端子板であって、
この端子板12には切刃12aとガス排出口12bとが
設けられており、電池内部にガスが発生して内部圧力が
上昇し、その圧力上昇により可撓性薄板10が変形した
ときに、上記切刃12aによって可撓性薄板10を破壊
し、電池内部のガスを上記ガス排出口12bから電池外
部に排出して、電池の高圧下での破裂を防止できるよう
に設計されている。
【0044】13はポリプロピレン製の絶縁パッキング
で、14はリード体であり、このリード体14は正極1
と封口板8とを電気的に接続しており、端子板12は封
口板8との接触により正極端子として作用する。また、
15は負極2と電池ケース5とを電気的に接続するリー
ド体である。
【0045】実施例2 金属基体として、平均厚み50μmのアルミニウム箔を
用い、これを60℃で20%水酸化ナトリウム水溶液中
に3分間浸漬して、くぼみを設け、水洗した後、乾燥し
た。上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを実施例
1と同様に測定したところ、表面から見たくぼみの平均
直径は60μmで、平均深さは8μmであった。
【0046】このアルミニウム箔を金属基体として用い
たことと、活物質粒子として平均粒子径15μmのコバ
ルト酸リチウムを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、正極および筒形リチウム二次電池を作製した。
【0047】なお、上記正極は、本発明の電極に該当す
るものであり、その金属基体の平均厚みAは50μmで
あって、本発明で規定する7μm≦A≦50μmの範囲
内に入っている。また、くぼみの平均直径は60μm
で、本発明で規定する2μm〜100μmの範囲内に入
っており、くぼみの平均深さBは8μmで、本発明で規
定する0.01Aμm(0.01×50μm=0.5μ
m)≦B≦0.4Aμm(0.4×50μm=20μ
m)の範囲内に入っている。そして、活物質のコバルト
酸リチウムの平均粒子径Cは15μmであって、本発明
で規定する0.1Bμm(0.1×15μm=1.5)
≦C≦3Bμm(3×15μm=45μm)の範囲内に
入っている。
【0048】実施例3 金属基体として、平均厚み50μmのアルミニウム箔を
用い、これを60℃で20%水酸化ナトリウム水溶液中
に1分間浸漬して、くぼみを設け、水洗した後、乾燥し
た。上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを実施例
1と同様に測定したところ、表面から見たくぼみの平均
直径は48μmで、平均深さは1.5μmであった。
【0049】このアルミニウム箔を金属基体として用い
たことと、活物質粒子として平均粒子径4μmのコバル
ト酸リチウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、
正極および筒形リチウム二次電池を作製した。
【0050】なお、上記正極は、本発明の電極に該当す
るものであり、その金属基体の平均厚みAは50μmで
あって、本発明で規定する7μm≦A≦50μmの範囲
内に入っている。また、くぼみの平均直径は48μm
で、本発明で規定する2μm〜100μmの範囲内に入
っており、くぼみの平均深さBは1.5μmで、本発明
で規定する0.01Aμm(0.01×50μm=0.
5μm)≦B≦0.4Aμm(0.4×50μm=20
μm)の範囲内に入っている。そして、活物質のコバル
ト酸リチウムの平均粒子径Cは4μmであって、本発明
で規定する0.1Bμm(0.1×4μm=0.4)≦
C≦3Bμm(3×4μm=12μm)の範囲内に入っ
ている。
【0051】比較例1 金属基体として、平均厚み30μmのアルミニウム箔を
用い、これを60℃で、30%水酸化ナトリウム水溶液
中に5分間浸漬して、くぼみを設け、水洗した後、乾燥
した。上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを実施
例1と同様に測定したところ、表面から見たくぼみの平
均直径は70μmで、平均深さは14μmであった。
【0052】このアルミニウム箔を金属基体として用い
たことと、活物質粒子として平均粒子径2μmのコバル
ト酸リチウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、
正極および筒形リチウム二次電池を作製した。
【0053】なお、上記正極では、金属基体の平均厚み
Aは30μmであって、本発明で規定する7μm≦A≦
50μmの範囲内に入っており、くぼみの平均直径も7
0μmであって、本発明で規定する2μm〜100μm
の範囲内に入っているが、くぼみの深さBが14μmで
あって、本発明で規定する0.01Aμm(0.01×
30μm=0.3μm)≦B≦0.4Aμm(0.4×
30μm=12μm)の範囲内に入っていない。
【0054】比較例2 金属基体として、平均厚み30μmのアルミニウム箔を
用い、それを60℃で5%水酸化ナトリウム水溶液中に
1分間浸漬して、くぼみを設け、水洗した後、乾燥し
た。上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを実施例
1と同様に測定したところ、表面から見たくぼみの平均
直径は50μmで、平均深さは0.1μmであった。
【0055】このアルミニウム箔を金属基体として用い
たことと、活物質粒子として平均粒子径6μmのコバル
ト酸リチウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、
正極および筒形リチウム二次電池を作製した。
【0056】なお、上記正極では、金属基体の平均厚み
Aは30μmであって、本発明で規定する7μm≦A≦
50μmの範囲内に入っており、くぼみの平均直径も5
0μmであって、本発明で規定する2μm〜100μm
の範囲内に入っているが、くぼみの平均深さBが0.1
μmであって、本発明で規定する0.01Aμm(0.
01×30μm=0.3μm)≦B≦0.4Aμm
(0.4×30μm=12μm)の範囲内に入っていな
い。
【0057】比較例3 金属基体として、厚み30μmのアルミニウム箔を用
い、これを60℃で20%水酸化ナトリウム水溶液中に
2分間浸漬して、くぼみを設け、水洗した後、乾燥し
た。上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを実施例
1と同様に測定したところ、表面から見たくぼみの平均
直径は50μmで、平均深さは3μmであった。
【0058】このアルミニウム箔を金属基体として用い
たことと、活物質粒子として平均粒子径15μmのコバ
ルト酸リチウムを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、正極および筒形リチウム二次電池を作製した。
【0059】なお、上記正極では、金属基体の平均厚み
Aは30μmであって、本発明で規定する7μm≦A≦
50μmの範囲内に入っており、くぼみの平均直径は5
0μmであって、本発明で規定する2μm〜100μm
の範囲内に入っており、くぼみの平均深さBも3μmで
あって、本発明で規定する0.01Aμm(0.01×
30μm=0.3μm)≦B≦0.4Aμm(0.4×
30μm=12μm)の範囲内に入っているが、活物質
粒子の平均粒子径Cが15μmであって、本発明で規定
する0.1Bμm(0.1×3μm=0.3μm)≦C
≦3Bμm(3×3μm=9μm)の範囲内に入ってい
ない。
【0060】比較例4 金属基体として、平均厚み70μmのアルミニウム箔を
用い、これを60℃で5%水酸化ナトリウム水溶液中に
1分間浸漬して、くぼみを設け、水洗した後、乾燥し
た。上記アルミニウム箔のくぼみの直径と深さを実施例
1と同様に測定したところ、表面から見たくぼみの平均
直径は50μmで、平均深さは0.1μmであった。
【0061】このアルミニウム箔を金属基体として用い
たことと、活物質粒子として平均粒子径6μmのコバル
ト酸リチウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、
正極および筒形リチウム二次電池を作製した。
【0062】なお、上記正極では、金属基体の平均厚み
Aが70μmであって、本発明で規定する7μm≦A≦
50μmの範囲内に入っていない。
【0063】上記実施例1〜3および比較例1〜4のリ
チウム二次電池について、下記の条件下で、電池作製工
程時の歩留まりおよびサイクル特性を調べた。試験方法
は下記の通りである。
【0064】〔電池作製工程時の歩留まり〕上記の各電
池における電極の巻回工程を終えた段階で、100Vの
電圧を正極と負極の間にかけ、渦巻状電極体の抵抗測定
を行った。この測定で、抵抗が200MΩ以下のものを
短絡が発生していると判断した。その結果を短絡品発生
率として表1に示す。ただし、表1では、試験に供した
電極個数に対する短絡品の発生個数をわかりやすくする
ために、試験に供した電極個数を分母に表示し、短絡品
の発生個数を分子に表示する態様で示す。
【0065】なお、試験に供した電極個数は原則として
100個であるが、比較例1のみ巻回工程で5個の電極
に切断が生じたので、短絡発生の有無の測定には95個
の電極を使用した。
【0066】また、上記短絡試験で短絡が発生しなかっ
た各電極について、前記の方法でリチウム二次電池を作
製した後、20℃、4.1Vで2時間定電圧充電を行
い、1時間率(1C)で2.75Vまで放電するという
条件下で充放電を行い、容量を調べた。この時の初期放
電容量が通常の80%未満のものを容量低下品とした。
なお、これらの電池の通常の容量は1300mAhであ
る。上記容量低下品の発生率を調べた結果を表1に示
す。ただし、表1では、この容量低下品発生率もその全
体に対する発生率をわかりやすくするために、試験に供
した電池個数を分母に表示し、容量低下の発生した電池
個数を分母に表示する態様で示す。
【0067】
【表1】 ※ 前記のように、比較例1では、100個の電極中5個 の電極に巻回工程で切断が生じたので、95個の電極のみ 試験に供した。
【0068】表1に示すように、実施例1〜3は、巻回
による短絡発生がまったくなく、また比較例1〜4に比
べて、容量低下を起こすものが少なく、電池作製工程で
の歩留まりが高かった。なお、容量低下は短絡試験では
発見できない程度の部分的短絡の生起によって引き起こ
されるものと考えられる。
【0069】〔サイクル特性〕上記実施例1〜3および
比較例1〜4のリチウム二次電池について、500回の
サイクル試験を行った。サイクル試験は20℃、4.1
Vの定電圧で2時間充電し、1Cで放電するという条件
下で行った。そして、500サイクル後の各電池の容量
を測定し、初期容量に対する500サイクル後の容量保
持率を求め、それをサイクル特性として、表2に初期容
量とともに示す。
【0070】
【表2】
【0071】表2に示すように、実施例1〜3は、比較
例1〜4に比べて、500サイクル後の容量保持率が高
く、サイクル特性が優れていた。これは、本発明の実施
例1〜3では、金属基体と合剤層や活物質粒子との密着
性が比較例1〜4の場合に比べて高いことによるものと
考えられる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、平均
厚みAが7≦A≦50μmの金属基体に、その金属基体
の表面から見て平均直径が2μm〜100μmで、平均
深さBが0.01Aμm≦B≦0.4Aμmのくぼみを
複数個設け、その金属基体の表面に平均粒子径Cが0.
1Bμm≦C≦3Bμmの活物質粒子を含有する合剤層
を設けることによって、金属基体と合剤層や活物質粒子
との密着性を高め、巻回などによる金属基体からの活物
質粒子の欠落や充放電による金属基体からの合剤層の剥
離を防止し、それによって、短絡の発生や容量低下の発
生が少なく、電池作製工程時の歩留りが高い電極とサイ
クル特性の優れたリチウム二次電池を提供することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極に用いる金属基体の一例の要部を
拡大して模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の電極の一例の要部を拡大して模式的に
示す断面図である。
【図3】本発明のリチウム二次電池の一例を模式的に示
す断面図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極 3 セパレータ 4 電解液 21 金属基体 21a くぼみ 22 活物質粒子を含有する合剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 10/40 H01M 10/40 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均厚みAが7μm≦A≦50μmの金
    属基体に、その金属基体の表面からみて平均直径が2μ
    m〜100μmで、平均深さBが0.01Aμm≦B≦
    0.4Aμmのくぼみを複数個設け、その金属基体の表
    面に平均粒子径Cが0.1Bμm≦C≦3Bμmの活物
    質粒子を含有する合剤層を設けたことを特徴とする電
    極。
  2. 【請求項2】 上記金属基体の構成金属が、アルミニウ
    ム、チタン、銅、ニッケルおよびステンレス鋼よりなる
    群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の電
    極。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電極を正極およ
    び/または負極に用いたことを特徴とするリチウム二次
    電池。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の電極を正極に用
    いたことを特徴とするリチウム二次電池。
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