JPH09160335A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH09160335A JPH09160335A JP7318128A JP31812895A JPH09160335A JP H09160335 A JPH09160335 A JP H09160335A JP 7318128 A JP7318128 A JP 7318128A JP 31812895 A JP31812895 A JP 31812895A JP H09160335 A JPH09160335 A JP H09160335A
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Links
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、原稿画像が白黒画像であるかカラ
ー画像であるかを検知するために原稿走査を行い、原稿
を読み取って画像を形成する時間が長くて消費電力が増
えるという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、少なくとも1つの画像形成
部は黒色現像手段61を有し、所定色の画像信号から原
稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを検知す
る手段62と、原稿画像がカラー画像である場合には複
数色画像形成モードを行わせ、原稿画像が白黒画像であ
る場合には画像信号により黒色現像手段61を有する画
像形成部に黒色画像を形成させる手段63とを備えたも
のである。
ー画像であるかを検知するために原稿走査を行い、原稿
を読み取って画像を形成する時間が長くて消費電力が増
えるという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、少なくとも1つの画像形成
部は黒色現像手段61を有し、所定色の画像信号から原
稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを検知す
る手段62と、原稿画像がカラー画像である場合には複
数色画像形成モードを行わせ、原稿画像が白黒画像であ
る場合には画像信号により黒色現像手段61を有する画
像形成部に黒色画像を形成させる手段63とを備えたも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿を読み取って複
数色画像や黒色画像を選択的に形成するカラーデジタル
複写機、カラーファクシミリ等のカラー画像形成装置に
関する。
数色画像や黒色画像を選択的に形成するカラーデジタル
複写機、カラーファクシミリ等のカラー画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像形成装置はカラーデジ
タル複写機、カラーファクシミリ等があり、また、カラ
ー画像形成装置において原稿画像が白黒画像であるかカ
ラー画像であるかを検知して自動的に動作を変更してカ
ラー画像形成モードと白黒画像形成モードとのいずれか
を行う方式が特開昭63ー107274号公報に記載さ
れている。
タル複写機、カラーファクシミリ等があり、また、カラ
ー画像形成装置において原稿画像が白黒画像であるかカ
ラー画像であるかを検知して自動的に動作を変更してカ
ラー画像形成モードと白黒画像形成モードとのいずれか
を行う方式が特開昭63ー107274号公報に記載さ
れている。
【0003】この特開昭63ー107274号公報記載
の方式では、原稿が原稿台に載せられてコピーキーが押
されると、リーダ部で走査台の移動が開始されて原稿台
上の原稿に対する走査が開始される。この時点では、プ
リンタ部は全く動作せず、リーダ部は走査台の移動で原
稿台上の原稿を走査しながら原稿画像の画像読み取りを
行って赤色(以下Rと呼ぶ)、緑色(以下Gと呼ぶ)、
青色(以下Bと呼ぶ)の各色の画像データを出力する。
の方式では、原稿が原稿台に載せられてコピーキーが押
されると、リーダ部で走査台の移動が開始されて原稿台
上の原稿に対する走査が開始される。この時点では、プ
リンタ部は全く動作せず、リーダ部は走査台の移動で原
稿台上の原稿を走査しながら原稿画像の画像読み取りを
行って赤色(以下Rと呼ぶ)、緑色(以下Gと呼ぶ)、
青色(以下Bと呼ぶ)の各色の画像データを出力する。
【0004】この各色の画像データは画像処理部でイエ
ロー(以下Yと呼ぶ)、マゼンタ(以下Mと呼ぶ)、シ
アン(以下Cと呼ぶ)、黒色(以下Kと呼ぶ)という記
録色の画像データに変換され、このY、M、Cの各色の
画像データが原稿の走査中に数画素毎にひきい値と比較
されてその比較結果がラッチ回路でラッチされる。原稿
の全領域の走査が終わると、コントローラは上記比較結
果から画像データの略全てがしきい値L1よりも小さい
かどうかを判断することで、原稿画像が白黒画像である
かカラー画像であるかを検知する。
ロー(以下Yと呼ぶ)、マゼンタ(以下Mと呼ぶ)、シ
アン(以下Cと呼ぶ)、黒色(以下Kと呼ぶ)という記
録色の画像データに変換され、このY、M、Cの各色の
画像データが原稿の走査中に数画素毎にひきい値と比較
されてその比較結果がラッチ回路でラッチされる。原稿
の全領域の走査が終わると、コントローラは上記比較結
果から画像データの略全てがしきい値L1よりも小さい
かどうかを判断することで、原稿画像が白黒画像である
かカラー画像であるかを検知する。
【0005】コントローラは、上記比較結果から画像デ
ータの略全てがしきい値L1よりも小さくて原稿画像が
白黒画像であることを検知した場合には画像形成工程を
Kの1回分だけ行うようにプリンタ部に指示する。これ
により、プリンタ部はリーダ部と同期をとって画像形成
動作を開始し、リーダ部は原稿を読み取ってR、G、B
の各色の画像データを出力する。画像処理部はリーダ部
からの画像データを処理してKの画像データをプリンタ
部へ出力し、プリンタ部が画像処理部からのKの画像デ
ータにより白黒画像を形成する。
ータの略全てがしきい値L1よりも小さくて原稿画像が
白黒画像であることを検知した場合には画像形成工程を
Kの1回分だけ行うようにプリンタ部に指示する。これ
により、プリンタ部はリーダ部と同期をとって画像形成
動作を開始し、リーダ部は原稿を読み取ってR、G、B
の各色の画像データを出力する。画像処理部はリーダ部
からの画像データを処理してKの画像データをプリンタ
部へ出力し、プリンタ部が画像処理部からのKの画像デ
ータにより白黒画像を形成する。
【0006】また、コントローラは、上記比較結果から
原稿画像がカラー画像であることを検知した場合には画
像形成工程をY、M、C、Kの4回分行うようにプリン
タ部に指示する。これにより、プリンタ部はリーダ部と
同期をとって画像形成動作を開始し、リーダ部は原稿を
読み取ってR、G、Bの各色の画像データを出力する。
画像処理部はリーダ部からの画像データを処理してY、
M、C、Kの各色の画像データをプリンタ部へ出力し、
プリンタ部が画像処理部からのY、M、C、Kの各色の
画像データによりY、M、C、Kの各色の画像を重ねて
形成することでカラー画像を形成する。
原稿画像がカラー画像であることを検知した場合には画
像形成工程をY、M、C、Kの4回分行うようにプリン
タ部に指示する。これにより、プリンタ部はリーダ部と
同期をとって画像形成動作を開始し、リーダ部は原稿を
読み取ってR、G、Bの各色の画像データを出力する。
画像処理部はリーダ部からの画像データを処理してY、
M、C、Kの各色の画像データをプリンタ部へ出力し、
プリンタ部が画像処理部からのY、M、C、Kの各色の
画像データによりY、M、C、Kの各色の画像を重ねて
形成することでカラー画像を形成する。
【0007】また、特開昭61ー196668号公報に
は一般的なデジタルカラー複写機が記録されている。こ
のデジタルカラー複写機では、原稿画像を色分解して読
み取る画像読み取り手段と、この読み取り手段で読み取
られた画像信号を色成分毎の記録情報に処理する画像処
理手段と、それぞれが色成分毎の記録情報に基づいて記
録媒体に異なった色の記録を行う複数個の色情報記録手
段とを備えている。
は一般的なデジタルカラー複写機が記録されている。こ
のデジタルカラー複写機では、原稿画像を色分解して読
み取る画像読み取り手段と、この読み取り手段で読み取
られた画像信号を色成分毎の記録情報に処理する画像処
理手段と、それぞれが色成分毎の記録情報に基づいて記
録媒体に異なった色の記録を行う複数個の色情報記録手
段とを備えている。
【0008】このデジタルカラー複写機を画像データの
流れに沿って詳しく説明すると、先ず原稿走査部のCC
Dに原稿画像が投影され、原稿からの光信号が電気信号
に変換される。この電気信号は、画像処理ユニットに入
力され、シェーディング補正回路、マルチプレクサ、γ
補正回路、補正色発生・黒分離回路を通過する。ここ
で、CCDからの信号は、R、G、Bの3色の画像デー
タであり、補正色発生・黒分離回路の出力信号はY、
M、C、Kの4色の画像データである。
流れに沿って詳しく説明すると、先ず原稿走査部のCC
Dに原稿画像が投影され、原稿からの光信号が電気信号
に変換される。この電気信号は、画像処理ユニットに入
力され、シェーディング補正回路、マルチプレクサ、γ
補正回路、補正色発生・黒分離回路を通過する。ここ
で、CCDからの信号は、R、G、Bの3色の画像デー
タであり、補正色発生・黒分離回路の出力信号はY、
M、C、Kの4色の画像データである。
【0009】補正色発生・黒分離回路からのY、M、
C、Kの4色の画像データは、平均的データ圧縮回路、
マスキング回路、UCR処理回路を通り、各色のバッフ
ァメモリに入力される。この各色のバッファメモリは
Y、M、C、K各色の画像形成部の間隔分に相当する画
像形成時間の差に合わせて画像データの出力を遅らせる
目的を持つ。つまり、Kの画像形成部はKの画像を形成
するためのバッファメモリを持っていない。
C、Kの4色の画像データは、平均的データ圧縮回路、
マスキング回路、UCR処理回路を通り、各色のバッフ
ァメモリに入力される。この各色のバッファメモリは
Y、M、C、K各色の画像形成部の間隔分に相当する画
像形成時間の差に合わせて画像データの出力を遅らせる
目的を持つ。つまり、Kの画像形成部はKの画像を形成
するためのバッファメモリを持っていない。
【0010】Y、M、C、K各色の画像形成部により形
成された各色の画像は記録媒体に重ねて転写される。
Y、M、Cの各バッファメモリによる画像データの遅延
時間は、Y、M、C各色の画像データの遅延時間に合わ
せてY<M<Cのようになっており、Y、M、C各色の
画像データを正確にY、M、C、K各色の画像形成部の
転写位置の間隔分だけ遅延させるように設定されてい
る。
成された各色の画像は記録媒体に重ねて転写される。
Y、M、Cの各バッファメモリによる画像データの遅延
時間は、Y、M、C各色の画像データの遅延時間に合わ
せてY<M<Cのようになっており、Y、M、C各色の
画像データを正確にY、M、C、K各色の画像形成部の
転写位置の間隔分だけ遅延させるように設定されてい
る。
【0011】ここで、K画像の形成に使用される信号
は、フルカラーの画像を形成する場合にはUCR処理回
路からの信号が選択され、白黒画像を形成する場合には
補正色発生・黒分離回路からの信号が選択される。つま
り、フルカラー画像形成時と白黒画像形成時とではK画
像の形成に使用される信号が異なる。
は、フルカラーの画像を形成する場合にはUCR処理回
路からの信号が選択され、白黒画像を形成する場合には
補正色発生・黒分離回路からの信号が選択される。つま
り、フルカラー画像形成時と白黒画像形成時とではK画
像の形成に使用される信号が異なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭63ー10
7274号公報記載の方式では、原稿画像が白黒画像で
あるかカラー画像であるかを検知するために予め原稿を
走査するので、消費電力が増え、1枚のコピーを得るた
めの複写動作時間が余分にかかる等の不具合が生ずる。
7274号公報記載の方式では、原稿画像が白黒画像で
あるかカラー画像であるかを検知するために予め原稿を
走査するので、消費電力が増え、1枚のコピーを得るた
めの複写動作時間が余分にかかる等の不具合が生ずる。
【0013】本発明は、原稿画像が白黒画像であるかカ
ラー画像であるかを検知するための原稿走査が不要で、
原稿を読み取って画像を形成する時間を早くすることが
でき、消費電力を低減できるカラー画像形成装置を提供
することを目的とする。
ラー画像であるかを検知するための原稿走査が不要で、
原稿を読み取って画像を形成する時間を早くすることが
でき、消費電力を低減できるカラー画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数色の画像信号によりそ
れぞれ像担持体上に静電潜像を形成しこれらの静電潜像
を現像手段により現像して複数色の画像とする複数の画
像形成部を有し、原稿画像を読み取って得た複数色の画
像信号により前記複数の画像形成部を用いてカラー画像
を形成する複数色画像形成モードと、原稿画像を読み取
って得た画像信号により前記複数の画像形成部のうちの
1つの画像形成部を用いて単色画像を形成する単色画像
形成モードとを選択的に行うカラー画像形成装置におい
て、前記複数の画像形成部の中の少なくとも1つの画像
形成部は像担持体上の静電潜像を現像して黒色画像とす
る黒色現像手段を有し、原稿画像を読み取って得た所定
の色の画像信号から原稿画像が白黒画像であるかカラー
画像であるかを検知する検知手段と、この検知手段にて
原稿画像がカラー画像であることを検知した場合には前
記複数色画像形成モードを行わせ、前記検知手段にて原
稿画像が白黒画像であることを検知した場合には原稿画
像を読み取って得た画像信号により前記黒色現像手段を
有する画像形成部に黒色画像を形成させる手段とを備え
たものである。
め、請求項1記載の発明は、複数色の画像信号によりそ
れぞれ像担持体上に静電潜像を形成しこれらの静電潜像
を現像手段により現像して複数色の画像とする複数の画
像形成部を有し、原稿画像を読み取って得た複数色の画
像信号により前記複数の画像形成部を用いてカラー画像
を形成する複数色画像形成モードと、原稿画像を読み取
って得た画像信号により前記複数の画像形成部のうちの
1つの画像形成部を用いて単色画像を形成する単色画像
形成モードとを選択的に行うカラー画像形成装置におい
て、前記複数の画像形成部の中の少なくとも1つの画像
形成部は像担持体上の静電潜像を現像して黒色画像とす
る黒色現像手段を有し、原稿画像を読み取って得た所定
の色の画像信号から原稿画像が白黒画像であるかカラー
画像であるかを検知する検知手段と、この検知手段にて
原稿画像がカラー画像であることを検知した場合には前
記複数色画像形成モードを行わせ、前記検知手段にて原
稿画像が白黒画像であることを検知した場合には原稿画
像を読み取って得た画像信号により前記黒色現像手段を
有する画像形成部に黒色画像を形成させる手段とを備え
たものである。
【0015】したがって、原稿画像が白黒画像であるか
カラー画像であるかは原稿画像を読み取って得た所定の
色の画像信号から検知手段により検知され、原稿画像が
カラー画像である場合には複数色画像形成モードが行わ
れ、原稿画像が白黒画像である場合には原稿画像を読み
取って得た画像信号により黒色現像手段を有する画像形
成部にて黒色画像が形成される。
カラー画像であるかは原稿画像を読み取って得た所定の
色の画像信号から検知手段により検知され、原稿画像が
カラー画像である場合には複数色画像形成モードが行わ
れ、原稿画像が白黒画像である場合には原稿画像を読み
取って得た画像信号により黒色現像手段を有する画像形
成部にて黒色画像が形成される。
【0016】このため、原稿画像が白黒画像であるかカ
ラー画像であるかを検知するための原稿走査が不要とな
り、原稿を読み取って画像を形成する時間が早くなり、
消費電力が低減される。
ラー画像であるかを検知するための原稿走査が不要とな
り、原稿を読み取って画像を形成する時間が早くなり、
消費電力が低減される。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載のカ
ラー画像形成装置において、前記複数の画像形成部の中
でマゼンタの画像を形成する画像形成部が前記黒色現像
手段を有するものであり、カラー画像形成時のマゼンタ
画像形成と白黒画像形成とで同じ画像データを共用して
画像形成を行うことができ、画像データの切り換えを行
わずに済んで簡単な装置で実現できる。
ラー画像形成装置において、前記複数の画像形成部の中
でマゼンタの画像を形成する画像形成部が前記黒色現像
手段を有するものであり、カラー画像形成時のマゼンタ
画像形成と白黒画像形成とで同じ画像データを共用して
画像形成を行うことができ、画像データの切り換えを行
わずに済んで簡単な装置で実現できる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載のカ
ラー画像形成装置において、前記複数の画像形成部は原
稿画像を読み取って得た複数色の画像信号を順次にずれ
た信号に遅延させてこれらの画像信号により複数色の画
像形成を順次に行い、前記マゼンタの画像を形成する画
像形成部は4番目に画像形成を行うものであり、複数色
画像形成モードと単色画像形成モードとのいずれかの選
択を、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるか
の検知がほぼ終わるタイミングで行うことができ、原稿
の後端部にカラー部分があっても複数色画像形成モード
と単色画像形成モードとを正確に選択することができ
る。また、画像信号を遅延させる遅延時間を少なくで
き、画像信号の遅延にバッファメモリを用いた場合にバ
ッファメモリを少なくすることができる。
ラー画像形成装置において、前記複数の画像形成部は原
稿画像を読み取って得た複数色の画像信号を順次にずれ
た信号に遅延させてこれらの画像信号により複数色の画
像形成を順次に行い、前記マゼンタの画像を形成する画
像形成部は4番目に画像形成を行うものであり、複数色
画像形成モードと単色画像形成モードとのいずれかの選
択を、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるか
の検知がほぼ終わるタイミングで行うことができ、原稿
の後端部にカラー部分があっても複数色画像形成モード
と単色画像形成モードとを正確に選択することができ
る。また、画像信号を遅延させる遅延時間を少なくで
き、画像信号の遅延にバッファメモリを用いた場合にバ
ッファメモリを少なくすることができる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項2記載のカ
ラー画像形成装置において、前記複数の画像形成部にて
形成した複数色の画像が順次に転写される中間転写ベル
トと、前記マゼンタの画像を形成する画像形成部から前
記中間転写ベルトへ画像が転写される位置の直前に設け
られ黒色画像を形成するモードで動作して前記中間転写
ベルトをクリーニングするクリーニング手段とを備えた
ものであり、黒色画像を形成するモードでは、マゼンタ
の画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成
部から中間転写ベルトに転写された画像はクリーニング
手段によりクリーニングされる。このため、マゼンタの
画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成部
から中間転写ベルトに転写された画像は中間転写ベルト
にマゼンタの画像を形成する画像形成部から転写された
画像に重なることがなくなり、黒色画像に少し他の色の
画像が重なって見える等の不具合がなくなる。
ラー画像形成装置において、前記複数の画像形成部にて
形成した複数色の画像が順次に転写される中間転写ベル
トと、前記マゼンタの画像を形成する画像形成部から前
記中間転写ベルトへ画像が転写される位置の直前に設け
られ黒色画像を形成するモードで動作して前記中間転写
ベルトをクリーニングするクリーニング手段とを備えた
ものであり、黒色画像を形成するモードでは、マゼンタ
の画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成
部から中間転写ベルトに転写された画像はクリーニング
手段によりクリーニングされる。このため、マゼンタの
画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成部
から中間転写ベルトに転写された画像は中間転写ベルト
にマゼンタの画像を形成する画像形成部から転写された
画像に重なることがなくなり、黒色画像に少し他の色の
画像が重なって見える等の不具合がなくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施形態を示
す。この実施形態は、請求項1〜4記載の発明の一実施
形態であり、カラーデジタル複写機からなるカラー画像
形成装置の一実施形態である。この実施形態は、4つの
感光体からなる像担持体としての感光体ドラム11K、
11C、11Y、11Mにより4色の画像形成を行う作
像装置12と、原稿画像を走査して例えばR、G、B毎
に色分解して読み取ってデジタル画像信号に変換する読
み取り装置13と、この読み取り装置13からのR、
G、Bの各色のデジタル画像信号をK(UCR/UCA
の黒色)、C、Y、Mの4色の書き込み画像信号に変換
する画像信号処理装置14とを有する。
す。この実施形態は、請求項1〜4記載の発明の一実施
形態であり、カラーデジタル複写機からなるカラー画像
形成装置の一実施形態である。この実施形態は、4つの
感光体からなる像担持体としての感光体ドラム11K、
11C、11Y、11Mにより4色の画像形成を行う作
像装置12と、原稿画像を走査して例えばR、G、B毎
に色分解して読み取ってデジタル画像信号に変換する読
み取り装置13と、この読み取り装置13からのR、
G、Bの各色のデジタル画像信号をK(UCR/UCA
の黒色)、C、Y、Mの4色の書き込み画像信号に変換
する画像信号処理装置14とを有する。
【0021】まず、この実施形態のカラー複写について
説明する。読み取り装置13においては、原稿台15上
には原稿(図示せず)が載置される。この原稿台15上
の原稿は照明ランプからなる光源16により照明され、
その反射光が反射ミラー17〜19で反射されてレンズ
系20を介して3ラインCCDからなる読み取り素子2
1に入射するとともに、照明ランプ16及び反射ミラー
17〜19の移動で原稿台15上の原稿が走査されて原
稿画像が3ラインCCD21により読み取られる。
説明する。読み取り装置13においては、原稿台15上
には原稿(図示せず)が載置される。この原稿台15上
の原稿は照明ランプからなる光源16により照明され、
その反射光が反射ミラー17〜19で反射されてレンズ
系20を介して3ラインCCDからなる読み取り素子2
1に入射するとともに、照明ランプ16及び反射ミラー
17〜19の移動で原稿台15上の原稿が走査されて原
稿画像が3ラインCCD21により読み取られる。
【0022】図1(a)に示すように3ラインCCD2
1は原稿台15上の原稿から反射ミラー17〜19及び
レンズ系20を介して入射する光像のR、G、B各色の
光強度に応じてR、G、B各色の画像信号を出力し、こ
のR、G、B各色の画像信号はアンプ22で増幅されて
A/Dコンバータ23によりR、G、B各色のデジタル
画像信号に変換される。
1は原稿台15上の原稿から反射ミラー17〜19及び
レンズ系20を介して入射する光像のR、G、B各色の
光強度に応じてR、G、B各色の画像信号を出力し、こ
のR、G、B各色の画像信号はアンプ22で増幅されて
A/Dコンバータ23によりR、G、B各色のデジタル
画像信号に変換される。
【0023】このA/Dコンバータ23からのR、G、
B各色のデジタル画像信号は、シェーディング補正部2
4によりシェーディング補正がなされてライン間補正部
25によりライン間補正がなされ、ドット補正/スキャ
ナγ部26によりドット補正及びスキャナγ補正がなさ
れて読み取り装置13から出力される。この読み取り装
置13からのR、G、B各色のデジタル画像信号は画像
信号処理装置14に入力される。
B各色のデジタル画像信号は、シェーディング補正部2
4によりシェーディング補正がなされてライン間補正部
25によりライン間補正がなされ、ドット補正/スキャ
ナγ部26によりドット補正及びスキャナγ補正がなさ
れて読み取り装置13から出力される。この読み取り装
置13からのR、G、B各色のデジタル画像信号は画像
信号処理装置14に入力される。
【0024】画像信号処理装置14においては、図1
(b)に示すように読み取り装置13からのR、G、B
各色のデジタル画像信号は、空間フィルタ27を通して
MTF補正等がなされ、変倍部28で主走査方向の変倍
処理がなされてコントラスト調整部29でコントラスト
調整が行われる。このコントラスト調整部29からの
R、G、B各色のデジタル画像信号は、色変換/色補正
/UCR/UCA部30にて色変換/色補正/UCR/
UCAの処理がなされてK、C、Y、M各記録色のデジ
タル画像信号に変換される。
(b)に示すように読み取り装置13からのR、G、B
各色のデジタル画像信号は、空間フィルタ27を通して
MTF補正等がなされ、変倍部28で主走査方向の変倍
処理がなされてコントラスト調整部29でコントラスト
調整が行われる。このコントラスト調整部29からの
R、G、B各色のデジタル画像信号は、色変換/色補正
/UCR/UCA部30にて色変換/色補正/UCR/
UCAの処理がなされてK、C、Y、M各記録色のデジ
タル画像信号に変換される。
【0025】この色変換/色補正/UCR/UCA部3
0からのK、C、Y、M各記録色のデジタル画像信号
は、バッファメモリ31に一旦格納されてからバッファ
メモリ31より読み出されることにより所定時間遅延さ
れ、階調補正/空間フィルタ部32で階調補正等の処理
が施されて作像装置13へ送られる。
0からのK、C、Y、M各記録色のデジタル画像信号
は、バッファメモリ31に一旦格納されてからバッファ
メモリ31より読み出されることにより所定時間遅延さ
れ、階調補正/空間フィルタ部32で階調補正等の処理
が施されて作像装置13へ送られる。
【0026】作像装置13においては、図1(c)に示
すように画像信号処理装置14からのK、C、Y、M各
色のデジタル画像信号は、プリンタγ部33でプリンタ
γ補正がなされ、半導体レーザ(LD)変調部34によ
り変調される。LDドライバ35は露光手段としての画
像書き込み部36(図2参照)にて各感光体ドラム11
K、11C、11Y、11Mに画像信号を書き込むため
の4個のLDをLD変調部34からのK、C、Y、M各
色のデジタル画像信号によりそれぞれ駆動して点灯させ
る。
すように画像信号処理装置14からのK、C、Y、M各
色のデジタル画像信号は、プリンタγ部33でプリンタ
γ補正がなされ、半導体レーザ(LD)変調部34によ
り変調される。LDドライバ35は露光手段としての画
像書き込み部36(図2参照)にて各感光体ドラム11
K、11C、11Y、11Mに画像信号を書き込むため
の4個のLDをLD変調部34からのK、C、Y、M各
色のデジタル画像信号によりそれぞれ駆動して点灯させ
る。
【0027】図2に示すように画像書き込み部36は、
モータにより回転駆動されるポリゴンミラーからなる偏
光器37により上記4個のLDからのレーザ光を偏光走
査し、これらのレーザ光38K、38C、38Y、38
Mを感光体ドラム11K、11C、11Y、11Mにそ
れぞれ照射する。感光体ドラム11K、11C、11
Y、11Mは、それぞれ、モータにより回転駆動されて
帯電手段としての帯電器39K、39C、39Y、39
Mにより均一に帯電された後に画像書き込み部36から
レーザ光38K、38C、38Y、38Mが照射されて
露光されることによりK、C、Y、M各色のデジタル画
像信号が書き込まれて静電潜像が形成される。
モータにより回転駆動されるポリゴンミラーからなる偏
光器37により上記4個のLDからのレーザ光を偏光走
査し、これらのレーザ光38K、38C、38Y、38
Mを感光体ドラム11K、11C、11Y、11Mにそ
れぞれ照射する。感光体ドラム11K、11C、11
Y、11Mは、それぞれ、モータにより回転駆動されて
帯電手段としての帯電器39K、39C、39Y、39
Mにより均一に帯電された後に画像書き込み部36から
レーザ光38K、38C、38Y、38Mが照射されて
露光されることによりK、C、Y、M各色のデジタル画
像信号が書き込まれて静電潜像が形成される。
【0028】これらの感光体ドラム11K、11C、1
1Y、11M上の静電潜像は現像手段としての現像装置
40K、40C、40Y、40MにてKのトナーとキャ
リアとからなる2成分現像剤、Cのトナーとキャリアと
からなる2成分現像剤、Yのトナーとキャリアとからな
る2成分現像剤、Mのトナーとキャリアとからなる2成
分現像剤(もしくはK、C、Y、M各色のトナーからな
る1成分現像剤)によりそれぞれ現像されてK、C、
Y、M各色のトナー像となる。
1Y、11M上の静電潜像は現像手段としての現像装置
40K、40C、40Y、40MにてKのトナーとキャ
リアとからなる2成分現像剤、Cのトナーとキャリアと
からなる2成分現像剤、Yのトナーとキャリアとからな
る2成分現像剤、Mのトナーとキャリアとからなる2成
分現像剤(もしくはK、C、Y、M各色のトナーからな
る1成分現像剤)によりそれぞれ現像されてK、C、
Y、M各色のトナー像となる。
【0029】感光体ドラム11K、11C、11Y、1
1Mは、それぞれ静電潜像の現像後でトナー像の転写前
に転写前除電装置41K、41C、41Y、41Mによ
り除電され、転写手段としての転写帯電装置42K、4
2C、42Y、42MによりK、C、Y、M各色のトナ
ー像が中間転写ベルト43上に転写される。感光体ドラ
ム11K、11C、11Y、11M上の転写残留トナー
像はクリーニング手段としてのクリーニング装置44
K、44C、44Y、44Mによりクリーニングされ、
その後、感光体ドラム11K、11C、11Y、11M
は除電手段としてのクエンチングランプ45K、45
C、45Y、45Mによる除電で電気特性が復帰する。
1Mは、それぞれ静電潜像の現像後でトナー像の転写前
に転写前除電装置41K、41C、41Y、41Mによ
り除電され、転写手段としての転写帯電装置42K、4
2C、42Y、42MによりK、C、Y、M各色のトナ
ー像が中間転写ベルト43上に転写される。感光体ドラ
ム11K、11C、11Y、11M上の転写残留トナー
像はクリーニング手段としてのクリーニング装置44
K、44C、44Y、44Mによりクリーニングされ、
その後、感光体ドラム11K、11C、11Y、11M
は除電手段としてのクエンチングランプ45K、45
C、45Y、45Mによる除電で電気特性が復帰する。
【0030】ところで、中間転写ベルト43は、中間転
写ベルトローラ46〜48に架設されて感光体ドラム1
1K、11C、11Y、11Mと同じ線速で回転駆動さ
れ、感光体ドラム11K、11C、11Y、11M、帯
電器39K、39C、39Y、39M、画像書き込み部
36、現像装置40K、40C、40Y、40M、転写
帯電装置42K、42C、42Y、42M、クリーニン
グ装置44K、44C、44Y、44M及びクエンチン
グランプ45K、45C、45Y、45Mからなる4色
分の作像ステーション(画像形成部)により形成された
K、C、Y、M各色のトナー像が重ねて転写されること
によりフルカラー画像が形成される。
写ベルトローラ46〜48に架設されて感光体ドラム1
1K、11C、11Y、11Mと同じ線速で回転駆動さ
れ、感光体ドラム11K、11C、11Y、11M、帯
電器39K、39C、39Y、39M、画像書き込み部
36、現像装置40K、40C、40Y、40M、転写
帯電装置42K、42C、42Y、42M、クリーニン
グ装置44K、44C、44Y、44M及びクエンチン
グランプ45K、45C、45Y、45Mからなる4色
分の作像ステーション(画像形成部)により形成された
K、C、Y、M各色のトナー像が重ねて転写されること
によりフルカラー画像が形成される。
【0031】ここで、中間転写ベルト43の搬送速度を
Vとし、第1作像ステーションの転写位置(感光体ドラ
ム11Kと中間転写ベルト43とのニップ部の位置)と
第2作像ステーションの転写位置(感光体ドラム11C
と中間転写ベルト43とのニップ部の位置)との距離を
lとし、第1作像ステーションの転写位置と第3作像ス
テーションの転写位置(感光体ドラム11Yと中間転写
ベルト43とのニップ部の位置)との距離を2lとし、
第1作像ステーションの転写位置と第4作像ステーショ
ンの転写位置(感光体ドラム11Mと中間転写ベルト4
3とのニップ部の位置)との距離を3lとすると、第2
作像ステーションで画像書き込み部36によりCのデジ
タル画像信号を感光体ドラム11Cに書き込むタイミン
グは第1作像ステーションで画像書き込み部36により
Kのデジタル画像信号を感光体ドラム11Kに書き込む
タイミングよりl/V(秒)だけ遅延したタイミングと
なる。
Vとし、第1作像ステーションの転写位置(感光体ドラ
ム11Kと中間転写ベルト43とのニップ部の位置)と
第2作像ステーションの転写位置(感光体ドラム11C
と中間転写ベルト43とのニップ部の位置)との距離を
lとし、第1作像ステーションの転写位置と第3作像ス
テーションの転写位置(感光体ドラム11Yと中間転写
ベルト43とのニップ部の位置)との距離を2lとし、
第1作像ステーションの転写位置と第4作像ステーショ
ンの転写位置(感光体ドラム11Mと中間転写ベルト4
3とのニップ部の位置)との距離を3lとすると、第2
作像ステーションで画像書き込み部36によりCのデジ
タル画像信号を感光体ドラム11Cに書き込むタイミン
グは第1作像ステーションで画像書き込み部36により
Kのデジタル画像信号を感光体ドラム11Kに書き込む
タイミングよりl/V(秒)だけ遅延したタイミングと
なる。
【0032】第3作像ステーションで画像書き込み部3
6によりYのデジタル画像信号を感光体ドラム11Yに
書き込むタイミングは第1作像ステーションで画像書き
込み部36によりKのデジタル画像信号を感光体ドラム
11Kに書き込むタイミングより2l/V(秒)だけ遅
延したタイミングとなり、第4作像ステーションで画像
書き込み部36によりMのデジタル画像信号を感光体ド
ラム11Mに書き込むタイミングは第1作像ステーショ
ンで画像書き込み部36によりKのデジタル画像信号を
感光体ドラム11Kに書き込むタイミングより3l/V
(秒)だけ遅延したタイミングとなる。
6によりYのデジタル画像信号を感光体ドラム11Yに
書き込むタイミングは第1作像ステーションで画像書き
込み部36によりKのデジタル画像信号を感光体ドラム
11Kに書き込むタイミングより2l/V(秒)だけ遅
延したタイミングとなり、第4作像ステーションで画像
書き込み部36によりMのデジタル画像信号を感光体ド
ラム11Mに書き込むタイミングは第1作像ステーショ
ンで画像書き込み部36によりKのデジタル画像信号を
感光体ドラム11Kに書き込むタイミングより3l/V
(秒)だけ遅延したタイミングとなる。
【0033】言い替えれば、バッファメモリ31はC、
Y、Mの各色のデジタル画像信号を感光体ドラム11
C、11Y、11Mに書き込むタイミングをそれぞれl
/V(秒)、2l/V(秒)、3l/V(秒)遅延させ
るために必要である。また、読み取り装置13の読み取
りタイミングと作像ステーションの書き込みタイミング
を遅延させる場合は、その分のバッファメモリが必要で
ある。
Y、Mの各色のデジタル画像信号を感光体ドラム11
C、11Y、11Mに書き込むタイミングをそれぞれl
/V(秒)、2l/V(秒)、3l/V(秒)遅延させ
るために必要である。また、読み取り装置13の読み取
りタイミングと作像ステーションの書き込みタイミング
を遅延させる場合は、その分のバッファメモリが必要で
ある。
【0034】具体的には、読み取り装置13は図2に示
す読み取り位置を読み取り開始位置と考えると、K、
C、Y、M各色のデジタル画像信号がバッファメモリ3
1によりそれぞれ遅延されて図3に示すように原稿画像
の読み取り装置13による読み取りから第1作像ステー
ションにおける画像書き込み部36によるKのデジタル
画像信号の書き込み位置WKでの書き込みまでの遅延時
間がt0となり、第2作像ステーションにおける画像書
き込み部36によるCのデジタル画像信号の書き込み位
置WCでの書き込みは第1作像ステーションにおける画
像書き込み部36によるKのデジタル画像信号の書き込
み位置WKでの書き込みよりも中間転写ベルト43が第
1作像ステーションの転写位置TKから第2作像ステー
ションの転写位置までの距離lを移動する時間だけ遅延
する。
す読み取り位置を読み取り開始位置と考えると、K、
C、Y、M各色のデジタル画像信号がバッファメモリ3
1によりそれぞれ遅延されて図3に示すように原稿画像
の読み取り装置13による読み取りから第1作像ステー
ションにおける画像書き込み部36によるKのデジタル
画像信号の書き込み位置WKでの書き込みまでの遅延時
間がt0となり、第2作像ステーションにおける画像書
き込み部36によるCのデジタル画像信号の書き込み位
置WCでの書き込みは第1作像ステーションにおける画
像書き込み部36によるKのデジタル画像信号の書き込
み位置WKでの書き込みよりも中間転写ベルト43が第
1作像ステーションの転写位置TKから第2作像ステー
ションの転写位置までの距離lを移動する時間だけ遅延
する。
【0035】また、第3作像ステーションにおける画像
書き込み部36によるYのデジタル画像信号の書き込み
位置WYでの書き込みは第1作像ステーションにおける
画像書き込み部36によるKのデジタル画像信号の書き
込み位置WKでの書き込みよりも中間転写ベルト43が
第1作像ステーションの転写位置TKから第3作像ステ
ーションの転写位置までの距離2lを移動する時間だけ
遅延する。さらに、第4作像ステーションにおける画像
書き込み部36によるMのデジタル画像信号の書き込み
位置WMでの書き込みは第1作像ステーションにおける
画像書き込み部36によるKのデジタル画像信号の書き
込み位置WKでの書き込みよりも中間転写ベルト43が
第1作像ステーションの転写位置TKから第4作像ステ
ーションの転写位置までの距離3lを移動する時間だけ
遅延する。
書き込み部36によるYのデジタル画像信号の書き込み
位置WYでの書き込みは第1作像ステーションにおける
画像書き込み部36によるKのデジタル画像信号の書き
込み位置WKでの書き込みよりも中間転写ベルト43が
第1作像ステーションの転写位置TKから第3作像ステ
ーションの転写位置までの距離2lを移動する時間だけ
遅延する。さらに、第4作像ステーションにおける画像
書き込み部36によるMのデジタル画像信号の書き込み
位置WMでの書き込みは第1作像ステーションにおける
画像書き込み部36によるKのデジタル画像信号の書き
込み位置WKでの書き込みよりも中間転写ベルト43が
第1作像ステーションの転写位置TKから第4作像ステ
ーションの転写位置までの距離3lを移動する時間だけ
遅延する。
【0036】一方、給紙装置内の複写用紙からなる転写
材50は、4色分の作像ステーションにより中間転写ベ
ルト43にK、C、Y、M各色のトナー像が重ねて転写
されることにより形成されたフルカラー画像と先端部が
符合するタイミングで給紙ローラ51により給紙され、
ガイド板52、53により案内されて中間転写ベルト架
設ローラ46上の中間転写ベルト43と転写手段として
の紙転写ローラ54との間に送り込まれる。
材50は、4色分の作像ステーションにより中間転写ベ
ルト43にK、C、Y、M各色のトナー像が重ねて転写
されることにより形成されたフルカラー画像と先端部が
符合するタイミングで給紙ローラ51により給紙され、
ガイド板52、53により案内されて中間転写ベルト架
設ローラ46上の中間転写ベルト43と転写手段として
の紙転写ローラ54との間に送り込まれる。
【0037】紙転写ローラ54は、図示しない高圧電源
から転写バイアスが印加され、複写用紙50が紙転写ロ
ーラ54と中間転写ベルト43とのニップ部を通過する
時に中間転写ベルト43上のフルカラー画像を複写用紙
50に転写させる。この複写用紙50は、ガイド板55
により案内されて定着装置56によりフルカラー画像が
定着され、ガイド板57により案内されて排紙トレイ5
8へフルカラーコピーとして排出される。このようにし
て複写用紙50上にフルカラー画像が形成される。
から転写バイアスが印加され、複写用紙50が紙転写ロ
ーラ54と中間転写ベルト43とのニップ部を通過する
時に中間転写ベルト43上のフルカラー画像を複写用紙
50に転写させる。この複写用紙50は、ガイド板55
により案内されて定着装置56によりフルカラー画像が
定着され、ガイド板57により案内されて排紙トレイ5
8へフルカラーコピーとして排出される。このようにし
て複写用紙50上にフルカラー画像が形成される。
【0038】また、中間転写ベルト43は、フルカラー
画像の転写後に中間転写ベルト架設ローラ47の所で中
間転写ベルトクリーニング装置59によりクリーニング
され、次のトナー像転写に備える。この時、別の中間転
写ベルトクリーニング装置60及び別の現像手段として
の現像装置61は動作しない。また、第3作像ステーシ
ョン、第4作像ステーションの転写帯電装置42Y、4
2Mの間に設けられている中間ローラ49は図示実線位
置にあり、第1作像ステーション乃至第3作像ステーシ
ョンで形成されて中間転写ベルト43に転写されたトナ
ー像が中間ローラ49により乱されることはない。な
お、現像装置61は、第4作像ステーションに設けら
れ、動作時には感光体ドラム11M上の静電潜像をKの
トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(もしくはK
のトナーからなる1成分現像剤)により現像してKのト
ナー像とするK現像装置である。
画像の転写後に中間転写ベルト架設ローラ47の所で中
間転写ベルトクリーニング装置59によりクリーニング
され、次のトナー像転写に備える。この時、別の中間転
写ベルトクリーニング装置60及び別の現像手段として
の現像装置61は動作しない。また、第3作像ステーシ
ョン、第4作像ステーションの転写帯電装置42Y、4
2Mの間に設けられている中間ローラ49は図示実線位
置にあり、第1作像ステーション乃至第3作像ステーシ
ョンで形成されて中間転写ベルト43に転写されたトナ
ー像が中間ローラ49により乱されることはない。な
お、現像装置61は、第4作像ステーションに設けら
れ、動作時には感光体ドラム11M上の静電潜像をKの
トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(もしくはK
のトナーからなる1成分現像剤)により現像してKのト
ナー像とするK現像装置である。
【0039】また、図1(b)に示すように白黒画像/
カラー画像検知部62は、色変換/色補正/UCR/U
CA部30からのC、Y、M各色のデジタル画像信号を
しきい値と比較し、C、Y、M各色のデジタル画像信号
がしきい値より全て小さいかどうかを判断して画像信号
が白黒画像の画像信号であるかカラー画像の画像信号で
あるかを検知することにより原稿画像が白黒画像である
かカラー画像であるかを検知し、その検知結果を制御部
63へ出力する。
カラー画像検知部62は、色変換/色補正/UCR/U
CA部30からのC、Y、M各色のデジタル画像信号を
しきい値と比較し、C、Y、M各色のデジタル画像信号
がしきい値より全て小さいかどうかを判断して画像信号
が白黒画像の画像信号であるかカラー画像の画像信号で
あるかを検知することにより原稿画像が白黒画像である
かカラー画像であるかを検知し、その検知結果を制御部
63へ出力する。
【0040】この場合、上述のように読み取り装置13
の原稿画像読み取り動作、画像信号処理装置14の画像
信号処理及び作像装置13のカラー画像形成動作が行わ
れている間に白黒画像/カラー画像検知部62が色変換
/色補正/UCR/UCA部30からのC、Y、M各色
のデジタル画像信号が白黒画像の画像信号であるかカラ
ー画像の画像信号であるかを常に検知する。
の原稿画像読み取り動作、画像信号処理装置14の画像
信号処理及び作像装置13のカラー画像形成動作が行わ
れている間に白黒画像/カラー画像検知部62が色変換
/色補正/UCR/UCA部30からのC、Y、M各色
のデジタル画像信号が白黒画像の画像信号であるかカラ
ー画像の画像信号であるかを常に検知する。
【0041】制御部63は、読み取り装置13の原稿画
像読み取り動作が終わった時点で白黒画像/カラー画像
検知部62から読み取り装置13の原稿画像読み取り動
作中に入力された検知信号より原稿画像の中にカラー画
像部分が全く無かったか否かを判定することにより、原
稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを判定す
る。
像読み取り動作が終わった時点で白黒画像/カラー画像
検知部62から読み取り装置13の原稿画像読み取り動
作中に入力された検知信号より原稿画像の中にカラー画
像部分が全く無かったか否かを判定することにより、原
稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを判定す
る。
【0042】そして、制御部63は、原稿画像がカラー
画像であると判定した場合には、カラー画像を形成する
複数色画像形成モードに設定し、この第1実施形態の各
部を制御して上述のようにカラー複写動作を行わせる。
この複数色画像形成モードでは、制御部63は、感光体
ドラム11M上の静電潜像をKトナー像に現像するK現
像装置61と中間転写ベルトクリーニング装置60を動
作させず、感光体ドラム11M上の静電潜像をMトナー
像に現像する現像装置40Mを動作させ、また、中間ロ
ーラ49を移動させる中間ローラ駆動部を中間ローラ4
9が図示実線位置に位置するように制御する。
画像であると判定した場合には、カラー画像を形成する
複数色画像形成モードに設定し、この第1実施形態の各
部を制御して上述のようにカラー複写動作を行わせる。
この複数色画像形成モードでは、制御部63は、感光体
ドラム11M上の静電潜像をKトナー像に現像するK現
像装置61と中間転写ベルトクリーニング装置60を動
作させず、感光体ドラム11M上の静電潜像をMトナー
像に現像する現像装置40Mを動作させ、また、中間ロ
ーラ49を移動させる中間ローラ駆動部を中間ローラ4
9が図示実線位置に位置するように制御する。
【0043】また、制御部63は、原稿画像が白黒画像
であると判定した場合には、白黒画像を形成する単色画
像形成モードに設定し、感光体ドラム11M上の静電潜
像をKトナー像に現像するK現像装置61と中間転写ベ
ルトクリーニング装置60を動作させ、感光体ドラム1
1M上の静電潜像をMトナー像に現像する現像装置40
Mを停止させる。
であると判定した場合には、白黒画像を形成する単色画
像形成モードに設定し、感光体ドラム11M上の静電潜
像をKトナー像に現像するK現像装置61と中間転写ベ
ルトクリーニング装置60を動作させ、感光体ドラム1
1M上の静電潜像をMトナー像に現像する現像装置40
Mを停止させる。
【0044】この場合、画像書き込み部36は、複数色
画像形成モード時と同様にLD変調部34からのMのデ
ジタル画像信号によりLDドライバ35で第4作像ステ
ーションのLDを点灯させて感光体ドラム11Mに画像
信号を書き込むが、LD変調部34からのKのデジタル
画像信号によりLDドライバ35で第4作像ステーショ
ンのLDを点灯させて感光体ドラム11Mに画像信号を
書き込むようにしてもよい。さらに、制御部63は、第
1作像ステーション乃至第3作像ステーションを停止さ
せ、中間ローラ駆動部を中間ローラ49が図示破線位置
に位置するように制御する。
画像形成モード時と同様にLD変調部34からのMのデ
ジタル画像信号によりLDドライバ35で第4作像ステ
ーションのLDを点灯させて感光体ドラム11Mに画像
信号を書き込むが、LD変調部34からのKのデジタル
画像信号によりLDドライバ35で第4作像ステーショ
ンのLDを点灯させて感光体ドラム11Mに画像信号を
書き込むようにしてもよい。さらに、制御部63は、第
1作像ステーション乃至第3作像ステーションを停止さ
せ、中間ローラ駆動部を中間ローラ49が図示破線位置
に位置するように制御する。
【0045】したがって、第4作像ステーションでは感
光体ドラム11M上の静電潜像がK現像装置61により
現像されてKトナー像となり、これは白黒複写時と同等
のKトナー像である。また、中間転写ベルト43が中間
転写ベルトクリーニング装置60によりクリーニングさ
れることで、単色画像形成モードの設定前に第1作像ス
テーション乃至第3作像ステーションで形成されて中間
転写ベルト43に転写されたトナー像が除去される。
光体ドラム11M上の静電潜像がK現像装置61により
現像されてKトナー像となり、これは白黒複写時と同等
のKトナー像である。また、中間転写ベルト43が中間
転写ベルトクリーニング装置60によりクリーニングさ
れることで、単色画像形成モードの設定前に第1作像ス
テーション乃至第3作像ステーションで形成されて中間
転写ベルト43に転写されたトナー像が除去される。
【0046】ここに、単色画像形成モードの設定前に第
1作像ステーション乃至第3作像ステーションで形成さ
れて中間転写ベルト43に転写されたトナー像は、第1
作像ステーション乃至第3作像ステーションにて複数色
画像形成モードで通常のカラー複写動作により形成され
て中間転写ベルト43に転写されたトナー像であり、
K、C、Y各色のトナー像が重なったトナー像である。
第4作像ステーションで感光体ドラム11M上に形成さ
れたKトナー像は転写帯電装置42Mにより中間転写ベ
ルト43に転写されて紙転写ローラ54によりさらに複
写用紙50へ転写され、この複写用紙50は定着装置5
6によりKトナー像が定着されて排紙トレイ58へ白黒
コピーとして排出される。
1作像ステーション乃至第3作像ステーションで形成さ
れて中間転写ベルト43に転写されたトナー像は、第1
作像ステーション乃至第3作像ステーションにて複数色
画像形成モードで通常のカラー複写動作により形成され
て中間転写ベルト43に転写されたトナー像であり、
K、C、Y各色のトナー像が重なったトナー像である。
第4作像ステーションで感光体ドラム11M上に形成さ
れたKトナー像は転写帯電装置42Mにより中間転写ベ
ルト43に転写されて紙転写ローラ54によりさらに複
写用紙50へ転写され、この複写用紙50は定着装置5
6によりKトナー像が定着されて排紙トレイ58へ白黒
コピーとして排出される。
【0047】このように、この実施形態は、請求項1記
載の発明の一実施形態であって、複数色の画像信号によ
りそれぞれ像担持体としての感光体ドラム11K、11
C、11Y、11M上に静電潜像を形成しこれらの静電
潜像を現像手段としての現像装置40K、40C、40
Y、40Mにより現像して複数色の画像とする第1作像
ステーション乃至第4作像ステーションからなる複数の
画像形成部を有し、原稿画像を読み取って得た複数色の
画像信号により複数の画像形成部を用いてカラー画像を
形成する複数色画像形成モードと、原稿画像を読み取っ
て得た画像信号により複数の画像形成部のうちの1つの
画像形成部を用いて単色画像を形成する単色画像形成モ
ードとを選択的に行うカラー画像形成装置において、複
数の画像形成部の中の少なくとも1つの画像形成部は像
担持体11M上の静電潜像を現像して黒色画像とする黒
色現像手段としてのK現像装置61を有し、原稿画像を
読み取って得た所定の色の画像信号から原稿画像が白黒
画像であるかカラー画像であるかを検知する検知手段6
2と、この検知手段62にて原稿画像がカラー画像であ
ることを検知した場合には複数色画像形成モードを行わ
せ、検知手段62にて原稿画像が白黒画像であることを
検知した場合には原稿画像を読み取って得た画像信号に
より黒色現像手段61を有する第4作像ステーションか
らなる画像形成部に黒色画像を形成させる手段としての
制御部63とを備えたので、複写動作の前に予め原稿画
像の読み取り走査を行って原稿画像が白黒画像であるか
カラー画像であるかを検知し、その結果により複数色画
像形成モードと単色画像形成モードとのいずれかを選択
するということを行わず、原稿を原稿台上に載せて直ち
に複写動作を開始することができ、原稿画像が白黒画像
であるかカラー画像であるかを検知するための原稿走査
が不要となり、原稿を読み取って画像を形成する時間を
早くすることができ、消費電力を低減することができ
る。特に、複数枚の原稿を一度に処理する自動原稿給紙
装置を使用して原稿台に複数枚の原稿を自動的に順次に
セットし、かつ、複数色画像形成モードと単色画像形成
モードとを自動的に選択する自動カラー選択動作におい
て生産性が大きくなる。
載の発明の一実施形態であって、複数色の画像信号によ
りそれぞれ像担持体としての感光体ドラム11K、11
C、11Y、11M上に静電潜像を形成しこれらの静電
潜像を現像手段としての現像装置40K、40C、40
Y、40Mにより現像して複数色の画像とする第1作像
ステーション乃至第4作像ステーションからなる複数の
画像形成部を有し、原稿画像を読み取って得た複数色の
画像信号により複数の画像形成部を用いてカラー画像を
形成する複数色画像形成モードと、原稿画像を読み取っ
て得た画像信号により複数の画像形成部のうちの1つの
画像形成部を用いて単色画像を形成する単色画像形成モ
ードとを選択的に行うカラー画像形成装置において、複
数の画像形成部の中の少なくとも1つの画像形成部は像
担持体11M上の静電潜像を現像して黒色画像とする黒
色現像手段としてのK現像装置61を有し、原稿画像を
読み取って得た所定の色の画像信号から原稿画像が白黒
画像であるかカラー画像であるかを検知する検知手段6
2と、この検知手段62にて原稿画像がカラー画像であ
ることを検知した場合には複数色画像形成モードを行わ
せ、検知手段62にて原稿画像が白黒画像であることを
検知した場合には原稿画像を読み取って得た画像信号に
より黒色現像手段61を有する第4作像ステーションか
らなる画像形成部に黒色画像を形成させる手段としての
制御部63とを備えたので、複写動作の前に予め原稿画
像の読み取り走査を行って原稿画像が白黒画像であるか
カラー画像であるかを検知し、その結果により複数色画
像形成モードと単色画像形成モードとのいずれかを選択
するということを行わず、原稿を原稿台上に載せて直ち
に複写動作を開始することができ、原稿画像が白黒画像
であるかカラー画像であるかを検知するための原稿走査
が不要となり、原稿を読み取って画像を形成する時間を
早くすることができ、消費電力を低減することができ
る。特に、複数枚の原稿を一度に処理する自動原稿給紙
装置を使用して原稿台に複数枚の原稿を自動的に順次に
セットし、かつ、複数色画像形成モードと単色画像形成
モードとを自動的に選択する自動カラー選択動作におい
て生産性が大きくなる。
【0048】また、この実施形態は、請求項2記載の発
明の一実施形態であって、請求項1記載のカラー画像形
成装置において、複数の画像形成部の中でマゼンタの画
像を形成する第4作像ステーションからなる画像形成部
が黒色現像手段61を有するので、通常、マゼンタの画
像形成ではマゼンタの補色となるGの画像信号を用い、
かつ、白黒複写ではGの画像信号を用いることから、第
4作像ステーションでは複数色画像形成モードと単色画
像形成モードとで同じ画像信号を共用することができ、
画像信号の切り換えを行わずに済んで簡単な装置で実現
できる。
明の一実施形態であって、請求項1記載のカラー画像形
成装置において、複数の画像形成部の中でマゼンタの画
像を形成する第4作像ステーションからなる画像形成部
が黒色現像手段61を有するので、通常、マゼンタの画
像形成ではマゼンタの補色となるGの画像信号を用い、
かつ、白黒複写ではGの画像信号を用いることから、第
4作像ステーションでは複数色画像形成モードと単色画
像形成モードとで同じ画像信号を共用することができ、
画像信号の切り換えを行わずに済んで簡単な装置で実現
できる。
【0049】また、この実施形態は、請求項3記載の発
明の一実施形態であって、請求項2記載のカラー画像形
成装置において、複数の画像形成部は原稿画像を読み取
って得た複数色の画像信号を順次にずれた信号に遅延さ
せてこれらの画像信号により複数色の画像形成を順次に
行い、マゼンタの画像を形成する第4作像ステーション
からなる画像形成部は4番目に画像形成を行うので、複
数色画像形成モードと単色画像形成モードとのいずれか
の選択を、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であ
るかの検知がほぼ終わるタイミングで行うことができ、
原稿の後端部にカラー部分があっても複数色画像形成モ
ードと単色画像形成モードとを正確に選択することがで
きる。また、画像信号を遅延させる遅延時間を少なくで
き、画像信号の遅延にバッファメモリを用いた場合にバ
ッファメモリを少なくすることができる。
明の一実施形態であって、請求項2記載のカラー画像形
成装置において、複数の画像形成部は原稿画像を読み取
って得た複数色の画像信号を順次にずれた信号に遅延さ
せてこれらの画像信号により複数色の画像形成を順次に
行い、マゼンタの画像を形成する第4作像ステーション
からなる画像形成部は4番目に画像形成を行うので、複
数色画像形成モードと単色画像形成モードとのいずれか
の選択を、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であ
るかの検知がほぼ終わるタイミングで行うことができ、
原稿の後端部にカラー部分があっても複数色画像形成モ
ードと単色画像形成モードとを正確に選択することがで
きる。また、画像信号を遅延させる遅延時間を少なくで
き、画像信号の遅延にバッファメモリを用いた場合にバ
ッファメモリを少なくすることができる。
【0050】また、この実施形態は、請求項4記載の発
明の一実施形態であって、請求項2記載のカラー画像形
成装置において、複数の画像形成部にて形成した複数色
の画像が順次に転写される中間転写ベルト43と、マゼ
ンタの画像を形成する第4作像ステーションからなる画
像形成部から中間転写ベルト43へ画像が転写される位
置の直前に設けられ黒色画像を形成するモードで動作し
て中間転写ベルト43をクリーニングするクリーニング
手段としての中間転写ベルトクリーニング装置60とを
備えたので、黒色画像を形成するモードでは、マゼンタ
の画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成
部から中間転写ベルトに転写された画像をクリーニング
手段によりクリーニングすることができ、マゼンタの画
像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成部か
ら中間転写ベルトに転写された画像は中間転写ベルトに
マゼンタの画像を形成する画像形成部から転写された画
像に重なることがなくなり、黒色画像に少し他の色の画
像が重なって見える等の不具合をなくすことができる。
明の一実施形態であって、請求項2記載のカラー画像形
成装置において、複数の画像形成部にて形成した複数色
の画像が順次に転写される中間転写ベルト43と、マゼ
ンタの画像を形成する第4作像ステーションからなる画
像形成部から中間転写ベルト43へ画像が転写される位
置の直前に設けられ黒色画像を形成するモードで動作し
て中間転写ベルト43をクリーニングするクリーニング
手段としての中間転写ベルトクリーニング装置60とを
備えたので、黒色画像を形成するモードでは、マゼンタ
の画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成
部から中間転写ベルトに転写された画像をクリーニング
手段によりクリーニングすることができ、マゼンタの画
像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成部か
ら中間転写ベルトに転写された画像は中間転写ベルトに
マゼンタの画像を形成する画像形成部から転写された画
像に重なることがなくなり、黒色画像に少し他の色の画
像が重なって見える等の不具合をなくすことができる。
【0051】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えばカラーファクシミリ等のカラー
画像形成装置に適用することができる。
るものではなく、例えばカラーファクシミリ等のカラー
画像形成装置に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、複数色の画像信号によりそれぞれ像担持体上に静電
潜像を形成しこれらの静電潜像を現像手段により現像し
て複数色の画像とする複数の画像形成部を有し、原稿画
像を読み取って得た複数色の画像信号により前記複数の
画像形成部を用いてカラー画像を形成する複数色画像形
成モードと、原稿画像を読み取って得た画像信号により
前記複数の画像形成部のうちの1つの画像形成部を用い
て単色画像を形成する単色画像形成モードとを選択的に
行うカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部の中の少なくとも1つの画像形成部は像担持体上の静
電潜像を現像して黒色画像とする黒色現像手段を有し、
原稿画像を読み取って得た所定の色の画像信号から原稿
画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを検知する
検知手段と、この検知手段にて原稿画像がカラー画像で
あることを検知した場合には前記複数色画像形成モード
を行わせ、前記検知手段にて原稿画像が白黒画像である
ことを検知した場合には原稿画像を読み取って得た画像
信号により前記黒色現像手段を有する画像形成部に黒色
画像を形成させる手段とを備えたので、原稿画像が白黒
画像であるかカラー画像であるかを検知するための原稿
走査が不要となり、原稿を読み取って画像を形成する時
間を早くすることができ、消費電力を低減することがで
きる。特に、複数枚の原稿を一度に処理する自動原稿給
紙装置を使用して原稿台に複数枚の原稿を自動的に順次
にセットし、かつ、複数色画像形成モードと単色画像形
成モードとを自動的に選択する自動カラー選択動作にお
いて生産性を大きくできる。
ば、複数色の画像信号によりそれぞれ像担持体上に静電
潜像を形成しこれらの静電潜像を現像手段により現像し
て複数色の画像とする複数の画像形成部を有し、原稿画
像を読み取って得た複数色の画像信号により前記複数の
画像形成部を用いてカラー画像を形成する複数色画像形
成モードと、原稿画像を読み取って得た画像信号により
前記複数の画像形成部のうちの1つの画像形成部を用い
て単色画像を形成する単色画像形成モードとを選択的に
行うカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部の中の少なくとも1つの画像形成部は像担持体上の静
電潜像を現像して黒色画像とする黒色現像手段を有し、
原稿画像を読み取って得た所定の色の画像信号から原稿
画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを検知する
検知手段と、この検知手段にて原稿画像がカラー画像で
あることを検知した場合には前記複数色画像形成モード
を行わせ、前記検知手段にて原稿画像が白黒画像である
ことを検知した場合には原稿画像を読み取って得た画像
信号により前記黒色現像手段を有する画像形成部に黒色
画像を形成させる手段とを備えたので、原稿画像が白黒
画像であるかカラー画像であるかを検知するための原稿
走査が不要となり、原稿を読み取って画像を形成する時
間を早くすることができ、消費電力を低減することがで
きる。特に、複数枚の原稿を一度に処理する自動原稿給
紙装置を使用して原稿台に複数枚の原稿を自動的に順次
にセットし、かつ、複数色画像形成モードと単色画像形
成モードとを自動的に選択する自動カラー選択動作にお
いて生産性を大きくできる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部の中でマゼンタの画像を形成する画像形成部が前記黒
色現像手段を有するので、マゼンタの画像を形成する画
像形成部では複数色画像形成モードと単色画像形成モー
ドとで同じ画像信号を共用することが可能であり、画像
信号の切り換えを行わずに簡単な装置で実現することが
可能である。
載のカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部の中でマゼンタの画像を形成する画像形成部が前記黒
色現像手段を有するので、マゼンタの画像を形成する画
像形成部では複数色画像形成モードと単色画像形成モー
ドとで同じ画像信号を共用することが可能であり、画像
信号の切り換えを行わずに簡単な装置で実現することが
可能である。
【0054】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載のカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部は原稿画像を読み取って得た複数色の画像信号を順次
にずれた信号に遅延させてこれらの画像信号により複数
色の画像形成を順次に行い、前記マゼンタの画像を形成
する画像形成部は4番目に画像形成を行うので、複数色
画像形成モードと単色画像形成モードとのいずれかの選
択を、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるか
の検知がほぼ終わるタイミングで行うことができ、原稿
の後端部にカラー部分があっても複数色画像形成モード
と単色画像形成モードとを正確に選択することができ
る。また、画像信号を遅延させる遅延時間を少なくで
き、画像信号の遅延にバッファメモリを用いた場合にバ
ッファメモリを少なくすることができる。
載のカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部は原稿画像を読み取って得た複数色の画像信号を順次
にずれた信号に遅延させてこれらの画像信号により複数
色の画像形成を順次に行い、前記マゼンタの画像を形成
する画像形成部は4番目に画像形成を行うので、複数色
画像形成モードと単色画像形成モードとのいずれかの選
択を、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるか
の検知がほぼ終わるタイミングで行うことができ、原稿
の後端部にカラー部分があっても複数色画像形成モード
と単色画像形成モードとを正確に選択することができ
る。また、画像信号を遅延させる遅延時間を少なくで
き、画像信号の遅延にバッファメモリを用いた場合にバ
ッファメモリを少なくすることができる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載のカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部にて形成した複数色の画像が順次に転写される中間転
写ベルトと、前記マゼンタの画像を形成する画像形成部
から前記中間転写ベルトへ画像が転写される位置の直前
に設けられ黒色画像を形成するモードで動作して前記中
間転写ベルトをクリーニングするクリーニング手段とを
備えたので、黒色画像を形成するモードでは、マゼンタ
の画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成
部から中間転写ベルトに転写された画像をクリーニング
手段によりクリーニングすることができ、マゼンタの画
像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成部か
ら中間転写ベルトに転写された画像は中間転写ベルトに
マゼンタの画像を形成する画像形成部から転写された画
像に重なることがなくなり、黒色画像に少し他の色の画
像が重なって見える等の不具合をなくすことができる。
載のカラー画像形成装置において、前記複数の画像形成
部にて形成した複数色の画像が順次に転写される中間転
写ベルトと、前記マゼンタの画像を形成する画像形成部
から前記中間転写ベルトへ画像が転写される位置の直前
に設けられ黒色画像を形成するモードで動作して前記中
間転写ベルトをクリーニングするクリーニング手段とを
備えたので、黒色画像を形成するモードでは、マゼンタ
の画像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成
部から中間転写ベルトに転写された画像をクリーニング
手段によりクリーニングすることができ、マゼンタの画
像を形成する画像形成部より前段側の他の画像形成部か
ら中間転写ベルトに転写された画像は中間転写ベルトに
マゼンタの画像を形成する画像形成部から転写された画
像に重なることがなくなり、黒色画像に少し他の色の画
像が重なって見える等の不具合をなくすことができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】同実施形態を示す断面図である。
【図3】同実施形態の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
チャートである。
11K、11C、11Y、11M 感光体ドラム 12 作像装置 13 読み取り装置 14 画像信号処理装置 31 バッファメモリ 36 画像書き込み部 39K、39C、39Y、39M 帯電器 40K、40C、40Y、40M、61 現像装置 42K、42C、42Y、42M 転写帯電装置 43 中間転写ベルト 54 紙転写ローラ 56 定着装置 60 中間転写ベルトクリーニング装置 62 白黒画像/カラー画像検知部 63 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 H04N 1/23 103 H04N 1/23 103Z
Claims (4)
- 【請求項1】複数色の画像信号によりそれぞれ像担持体
上に静電潜像を形成しこれらの静電潜像を現像手段によ
り現像して複数色の画像とする複数の画像形成部を有
し、原稿画像を読み取って得た複数色の画像信号により
前記複数の画像形成部を用いてカラー画像を形成する複
数色画像形成モードと、原稿画像を読み取って得た画像
信号により前記複数の画像形成部のうちの1つの画像形
成部を用いて単色画像を形成する単色画像形成モードと
を選択的に行うカラー画像形成装置において、前記複数
の画像形成部の中の少なくとも1つの画像形成部は像担
持体上の静電潜像を現像して黒色画像とする黒色現像手
段を有し、原稿画像を読み取って得た所定の色の画像信
号から原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるか
を検知する検知手段と、この検知手段にて原稿画像がカ
ラー画像であることを検知した場合には前記複数色画像
形成モードを行わせ、前記検知手段にて原稿画像が白黒
画像であることを検知した場合には原稿画像を読み取っ
て得た画像信号により前記黒色現像手段を有する画像形
成部に黒色画像を形成させる手段とを備えたことを特徴
とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載のカラー画像形成装置におい
て、前記複数の画像形成部の中でマゼンタの画像を形成
する画像形成部が前記黒色現像手段を有することを特徴
とするカラー画像形成装置。 - 【請求項3】請求項2記載のカラー画像形成装置におい
て、前記複数の画像形成部は原稿画像を読み取って得た
複数色の画像信号を順次にずれた信号に遅延させてこれ
らの画像信号により複数色の画像形成を順次に行い、前
記マゼンタの画像を形成する画像形成部は4番目に画像
形成を行うことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項4】請求項2記載のカラー画像形成装置におい
て、前記複数の画像形成部にて形成した複数色の画像が
順次に転写される中間転写ベルトと、前記マゼンタの画
像を形成する画像形成部から前記中間転写ベルトへ画像
が転写される位置の直前に設けられ黒色画像を形成する
モードで動作して前記中間転写ベルトをクリーニングす
るクリーニング手段とを備えたことを特徴とするカラー
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7318128A JPH09160335A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7318128A JPH09160335A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160335A true JPH09160335A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18095826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7318128A Pending JPH09160335A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0896256A2 (en) * | 1997-08-05 | 1999-02-10 | SHARP Corporation | A color image forming apparatus |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP7318128A patent/JPH09160335A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0896256A2 (en) * | 1997-08-05 | 1999-02-10 | SHARP Corporation | A color image forming apparatus |
EP0896256A3 (en) * | 1997-08-05 | 1999-03-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | A color image forming apparatus |
US6204867B1 (en) | 1997-08-05 | 2001-03-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Color image forming apparatus having laser scanner control means |
EP1326142A1 (en) * | 1997-08-05 | 2003-07-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | A color image forming apparatus |
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