JPH09159990A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH09159990A
JPH09159990A JP32448395A JP32448395A JPH09159990A JP H09159990 A JPH09159990 A JP H09159990A JP 32448395 A JP32448395 A JP 32448395A JP 32448395 A JP32448395 A JP 32448395A JP H09159990 A JPH09159990 A JP H09159990A
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liquid crystal
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blanking
line
crystal display
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JP32448395A
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Takeshi Nakayama
猛 中山
Hirohisa Kitagishi
広久 北岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デルタ配列を有する液晶パネルにおいて台形
歪みの補正を行なう場合に、映像とブランキングの左右
の境界線を全体として整える。 【解決手段】 外部から操作されることによって補正量
指示部3で補正量が決定され、補正量変化ラインが補正
量変化ライン決定部2で決定される。ここで、奇数・偶
数ライン判別回路7は補正量変化ラインの偶奇性を判別
し、ブランキングパルス発生回路8はその判別結果に基
づいて1画素分パルス幅を変化させたブランキングパル
スを発生する。そして、ブランキング回路9が映像信号
に上記ブランキングパルスを付加しサンプルホールド回
路11に映像信号を供給する。一方、水平方向の画像圧
縮は、水平圧縮率決定部4、クロックマスク回路6によ
って制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面(以下「スク
リーン」ともいう。)に投射することによって映像を表
示する液晶表示装置に関し、特に、投射した映像の歪み
を補正することのできる液晶表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スクリーン15に投射することによって
映像を表示する液晶表示装置(以下「プロジェクタ」と
もいう。)14においては、図4に示されるように、プ
ロジェクタ14をスクリーン15に対してある仰角をも
って配置した場合、スクリーン15に対する投射角度は
直角とならないため、投射映像16はその上と下で横方
向の長さが異なる台形歪みと呼ばれる歪みを生じる。し
たがって、従来から「特願平3−92207」に示され
るように、液晶パネル上に表示される映像をスクリーン
15上に投射される映像と上下逆の台形に補正すること
によって、この台形歪みを解消している。具体的には、
液晶パネルの画素数が水平480画素、垂直240ライ
ンとすると、補正を行なわない場合は図5(a)に示さ
れるように映像信号の有効表示期間を480画素で表示
するが、補正を行なう場合は図5(b)に示されるよう
に映像の有効表示期間を圧縮して(mを補正量とする
と、台形の短い辺が(480−2m)画素となるように
する。)表示し、その前後の画素には図6に示される回
路によってブランキングを付加することとする。なお、
この回路は、スイッチ17をブランキングパルスに基づ
いて切換え、映像信号か黒レベル信号を選択的に液晶パ
ネルに供給するものである。また、上記切換は具体的に
は図7に示されるタイミングで行なわれる。すなわち、
図7(b)に示されるブランキングパルスがハイ(H)
のとき(有効表示期間)においては映像信号を、一方ロ
ー(L)のときには黒レベル信号を液晶パネルに供給す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術によ
り、各水平走査ライン毎に0.5画素ずれた配列(以下
「デルタ配列」ともいう。)を有する液晶パネルに台形
歪みを補正する映像を表示すると、図の上方向が液晶パ
ネルの下方向に対応するとき図8のようになる。ここ
で、液晶パネルに表示される映像は、補正量が1画素増
える水平走査ラインにおいて左右交互に直上の水平走査
ラインの映像と1.5画素のずれAを生じ、他の水平走
査ライン間における映像のずれ(0.5画素)より大き
くなっている。したがって、映像とブランキングの境界
が全体として凹凸する問題を生じていた。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、その目的は、デルタ配列を有
する液晶パネルに台形歪みを補正する映像を表示する場
合に、その映像とブランキングの境界を全体として整
え、滑らかにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る液晶表示
装置は、外部の画面に投射することによって映像を表示
する液晶表示装置であって、液晶表示手段と、補正量決
定手段と、ブランキング作成手段と、映像信号作成手段
と、圧縮表示手段とを備える。ここで、液晶表示手段
は、水平走査ライン毎に0.5画素ずれた配列からなる
液晶パネルを有し、液晶パネルに映像を表示する。ま
た、補正量決定手段は、液晶パネルより画面に投射され
る映像が台形となる歪みを有する場合に、外部からの操
作に基づいて補正量を決定する。また、ブランキング作
成手段は、補正量決定手段によって決定された補正量に
基づいて、水平走査ラインのそれぞれに表示される映像
のずれが0.5画素となるように、水平走査ラインごと
にブランキングパルスを作成する。また、映像信号作成
手段は、ブランキング作成手段によって作成されたブラ
ンキングパルスを映像信号に付加して液晶表示手段に供
給する。また、圧縮表示手段は、補正量決定手段で決定
された補正量に基づいて、映像を圧縮して液晶パネルに
表示するための駆動信号を作成し液晶表示手段に供給す
る。
【0006】請求項2に係る液晶表示装置は、請求項1
に記載の液晶表示装置であって、そのブランキング作成
手段は、補正量決定手段において決定された補正量の変
化する水平走査ラインが奇数ラインであるか偶数ライン
であるかを判別するライン判別手段と、ライン判別手段
によって判別された結果に基づいて、補正量が変化する
水平走査ラインには1画素分パルス幅を変化させたブラ
ンキングパルスを作成するブランキングパルス発生手段
とを備えるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下において、この発明の実施の
形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一
符号は同一または相当部分を示す。
【0008】図1は、この発明の実施の形態による液晶
表示装置の全体構成を示すブロック図である。図1のよ
うに、この液晶表示装置は、水平走査ライン毎に0.5
画素ずれた配列からなる液晶パネル13と、液晶パネル
13に供給される映像信号を一定期間保持するサンプル
ホールド回路11と、入力されるスタートパルスによっ
て映像信号の液晶パネル13への表示を開始させるとと
もに、入力される駆動信号に基づいて映像表示における
水平方向の駆動を行なう水平シフトレジスタ10と、映
像を表示する水平走査ラインの垂直方向の駆動を行なう
垂直シフトレジスタ12とを含む。また、この液晶表示
装置は、垂直同期信号Vでリセットしつつ水平同期信号
Hをカウントするラインカウンタ1と、外部からの操作
によって補正量を決定する補正量指示部3と、補正量指
示部3から供給される補正量データ信号に基づき補正量
を変化させる水平走査ライン(以下「補正量変化ライ
ン」ともいう。)を決定する補正量変化ライン決定部2
と、補正量変化ライン決定部2によって補正量を変化さ
せることと決定された水平走査ラインが奇数ラインであ
るか偶数ラインであるかを判別する奇数・偶数ライン判
別回路7と、奇数・偶数ライン判別回路7から入力され
る信号に基づいてブランキングを表示するためのブラン
キングパルスを作成するブランキングパルス発生回路8
と、映像信号に上記ブランキングパルスを付加して、サ
ンプルホールド回路11に供給するブランキング回路9
を含む。さらに、この液晶表示装置は、水平同期信号H
でリセットしつつクロック信号CLKをカウントして水
平方向の駆動位置を示す水平位置信号を出力する画素数
カウンタ5と、補正量指示部3から供給される補正量デ
ータ信号および補正量変化ライン決定部2から供給され
る信号に基づいて補正量変化ライン毎に補正量を大きく
するか小さくするかを決定して画素数カウンタ5から供
給される水平位置信号をもとにマスクパルスを発生させ
る水平圧縮率決定部4と、上記マスクパルスによってク
ロック信号CLKを間引いた上で水平シフトレジスタ1
0に駆動信号を供給するクロックマスク回路6とを含
む。
【0009】次に、この発明の実施の形態による液晶表
示装置の動作を説明する。まず、図4におけるプロジェ
クタ14は、スクリーン15に投射される映像が台形歪
みを持たないように外部から補正量が操作される。そし
て、この操作により図1の補正量指示部3で補正量が決
定される。補正量指示部3は決定した補正量に対応する
補正量データ信号を補正量変化ライン決定部2に供給
し、補正量変化ライン決定部2は、補正量データ信号お
よびラインカウンタ1からの駆動ラインを示す信号とに
より、どの水平走査ラインで補正量を変化させるかを決
定する。さらに、奇数・偶数ライン判別回路7は、補正
量変化ライン決定部2で決定された補正量変化ラインが
奇数ラインであるか偶数ラインであるかを判別して、補
正量変化ライン毎に判別信号を出力する。ここで、ブラ
ンキングパルス発生回路8は、クロック信号CLKに基
づいて図2(b)に示されるブランキングパルスを発生
する。このブランキングパルスは、各水平走査ラインの
有効表示期間においてハイ(H)となり、それ以外の期
間にはロー(L)となるものである。ところが、奇数・
偶数ライン判別回路7から補正量変化ラインが奇数ライ
ンである旨の判別信号を入力した場合には、ブランキン
グパルス発生回路8は、図2(c)に示されるように、
補正量変化ラインに対応して有効表示期間後1画素分ハ
イ期間が長いブランキングパルスを発生させる。また、
補正量変化ラインが偶数である旨の判別信号を入力した
場合には、ブランキングパルス発生回路8は、図2
(d)に示されるように、補正量変化ラインに対応して
有効表示期間前1画素分ハイ期間が長いブランキングパ
ルスを発生させる。このようにしてブランキングパルス
発生回路8で発生したブランキングパルスは、ブランキ
ング回路9で映像信号に付加され、ブランキングパルス
の付加された映像信号はサンプルホールド回路11に供
給される。一方、水平圧縮率決定部4は、映像を圧縮す
るため、補正量指示部3から供給される補正量データ信
号および補正量変化ライン決定部2から供給される補正
量変化ラインを示す信号とにより補正量変化ラインにお
いて補正量を大きくするか小さくするかを決定し、画素
数カウンタ5から出力される水平位置信号をもとにマス
クパルスを発生する。そして、クロックマスク回路6は
入力されるクロック信号CLKをこのマスクパルスで間
引き、映像を圧縮して液晶パネル13に表示するための
駆動信号を水平シフトレジスタ10に供給する。ここ
で、水平シフトレジスタ10は、各ラインに対応して入
力されるスタートパルスによって映像信号の表示におけ
る水平方向の駆動を開始し、上記駆動信号により映像を
順次液晶パネル13に表示させる。なお、スタートパル
スは、水平走査ラインの補正量がnのときにはn画素分
位相を早めて水平シフトレジスタ10に入力され、これ
によりこの水平走査ラインには映像の表示される前にn
画素のブランキングが表示されることとなる。以上の動
作によれば、図3(本図の上方向が液晶パネルの下方向
に対応する。)において、補正量変化ラインが奇数ライ
ンである場合には画素31に、一方、補正量変化ライン
が偶数ラインである場合には画素30に、それぞれ映像
が表示され、その結果として、隣接する水平走査ライン
間の映像のずれが0.5画素となるようにされる。
【0010】
【発明の効果】請求項1および2に記載の液晶表示装置
によれば、水平走査ライン毎に0.5画素ずれた配列か
らなる液晶パネルに台形歪みを補正する映像を表示する
場合に、隣接する水平走査ライン間の映像のずれが0.
5画素とされるため、液晶パネルに表示される映像はそ
の左右のブランキングとの境界線が全体として整えら
れ、ひいては投射した映像においても左右の境界線が綺
麗なものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による液晶表示装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブランキングパルス発生回路によって発
生されるブランキングパルスを示すタイミング図であ
る。
【図3】図1の液晶表示装置によってその液晶パネルに
表示される台形歪みを補正した映像を示す図である。
【図4】投射された映像の台形歪みを説明するための図
である。
【図5】図4の台形歪みの補正原理を説明するための図
である。
【図6】従来の液晶表示装置におけるブランキングを付
加するための回路を示す回路図である。
【図7】図6の回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図8】図6の回路によって液晶パネルに表示される台
形歪みを補正した映像を示す図である。
【符号の説明】
1 ラインカウンタ 2 補正量変化ライン決定部 3 補正量指示部 4 水平圧縮率決定部 5 画素数カウンタ 6 クロックマスク回路 7 奇数・偶数ライン判別回路 8 ブランキングパルス発生回路 9 ブランキング回路 10 水平シフトレジスタ 11 サンプルホールド回路 12 垂直シフトレジスタ 13 液晶パネル 14 プロジェクタ 15 スクリーン 16 投射映像 17 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の画面に投射することによって映像
    を表示する液晶表示装置であって、 水平走査ライン毎に0.5画素ずれた配列からなる液晶
    パネルを有し、前記液晶パネルに映像を表示する液晶表
    示手段と、 前記液晶パネルより前記画面に投射される映像が台形と
    なる歪みを有する場合に、外部からの操作に基づいて補
    正量を決定する補正量決定手段と、 前記補正量決定手段によって決定された補正量に基づい
    て、前記水平走査ラインのそれぞれに表示される映像の
    ずれが0.5画素となるように、前記水平走査ラインご
    とにブランキングパルスを作成するブランキング作成手
    段と、 前記ブランキング作成手段によって作成された前記ブラ
    ンキングパルスを映像信号に付加して前記液晶表示手段
    に供給する映像信号作成手段と、 前記補正量決定手段で決定された補正量に基づいて、映
    像を圧縮して前記液晶パネルに表示するための駆動信号
    を作成し、前記液晶表示手段に供給する圧縮表示手段と
    を備える液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ブランキング作成手段は、前記補正
    量決定手段において決定された補正量の変化する水平走
    査ラインが奇数ラインであるか偶数ラインであるかを判
    別するライン判別手段と、 前記ライン判別手段によって判別された結果に基づい
    て、補正量が変化する水平走査ラインには1画素分パル
    ス幅を変化させた前記ブランキングパルスを作成するブ
    ランキングパルス発生手段とを備える、請求項1に記載
    の液晶表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217462A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Seiko Epson Corp 画像処理装置、プロジェクタおよび画像処理方法
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CN111429382A (zh) * 2020-04-10 2020-07-17 浙江大华技术股份有限公司 一种全景图像矫正方法、装置以及计算机存储介质

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