JPH09155050A - 遊技機島 - Google Patents

遊技機島

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JPH09155050A
JPH09155050A JP31923495A JP31923495A JPH09155050A JP H09155050 A JPH09155050 A JP H09155050A JP 31923495 A JP31923495 A JP 31923495A JP 31923495 A JP31923495 A JP 31923495A JP H09155050 A JPH09155050 A JP H09155050A
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polishing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】島上段における遊技媒体の循環経路の一部のみ
に遊技媒体が集中するのを防ぐことで、遊技媒体の流動
性を高めて遊技媒体が錆びたり腐食したりするのを防止
すると共に、各遊技機への適切できめ細かな遊技媒体の
供給を実現する。 【解決手段】研磨揚送装置50の上端から排出された球
は、上段樋80内を流下して中継タンク82内に導入さ
れ、中継タンク82内の球は左右一対の下段樋81A,
81Bに振分けられて流下しつつ真下に並ぶ各パチンコ
機11へ供給され、上段樋80の上流側の上段樋用シャ
ッター85や、各下段樋81A,81Bの下流側の下段
樋用シャッター86,87の開閉制御により、各パチン
コ機11の賞球量に応じた適切できめ細かな球の供給を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機列途中に立
設した遊技媒体の研磨揚送装置により島下段の貯留タン
クから島上段へ揚送された遊技媒体を各遊技機にそれぞ
れ補給するようにした遊技機島に関する。ここで遊技機
とは主としてパチンコ機を指すものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機島では、各パチンコ機から
排出されたり、島途中に立設された研磨揚送装置の上端
側からオーバーフローしたパチンコ球は、島下段内の貯
留タンクに集められていったん貯留され、必要に応じて
研磨揚送装置により島上段側へ揚送されて再び各パチン
コ機に給配されていた。
【0003】島上段には前記研磨揚送装置の上端傍らに
島内総てのパチンコ機へ供給するパチンコ球を集中的に
貯留する大容量の上部タンクが配設されており、かかる
上部タンクから左右に延びる給配樋により、パチンコ球
は必要に応じて各パチンコ機へと給配されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の遊技機島では、島内総てのパチンコ機へ
供給するパチンコ球を大容量の上部タンクのみで貯留す
るために、例えば各パチンコ機にて球があまり出ないよ
うな場合等、時として上部タンクが余分なパチンコ球を
多量に保有してしまうような事態があり、いわゆる死球
となって長時間残留し、そのまま球が錆付いたり更には
腐食したりするという問題点があった。
【0005】また、給配樋は左右2本だけで島全長に亘
らせるよう配設されるので、給配樋は必然的に相当な長
さとなり、例えば、給配樋の下流端に位置する数台のパ
チンコ機でフィーバーが同時発生したような場合等に
は、パチンコ球の供給が間に合わず遊技客に不便を来す
というおそれもあった。
【0006】本発明は、以上のような従来技術の有する
問題点に着目してなされたもので、島上段における遊技
媒体の循環経路の一部のみに遊技媒体が集中するのを防
ぐことで、遊技媒体の流動性を高めて遊技媒体が錆びた
り腐食したりするのを防止すると共に、各遊技機への適
切できめ細かな遊技媒体の供給を実現することができる
遊技機島を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。請求項1記載の発明では、遊技機列途中に立設した
遊技媒体の研磨揚送装置(50)により島下段(10
C)の貯留タンク(23)から島上段(10A)へ揚送
された遊技媒体を各遊技機(11)にそれぞれ補給する
ようにした遊技機島(10)において、前記島上段(1
0A)に、研磨揚送装置(50)の上端側から排出され
た遊技媒体を流下させる上段樋(80)と、該上段樋
(80)が連通接続されて所定量の遊技媒体を保有でき
る中継タンク(82)と、該中継タンク(82)の両側
より左右にそれぞれ延び、真下に位置する各遊技機(1
1)にそれぞれ遊技媒体を補給する左右一対の下段樋
(81A,81B)とを配設し、左右一対の下段樋(8
1A,81B)の各下流端はそれぞれ落下経路(88)
を介して前記貯留タンク(23)に連通し、前記研磨揚
送装置(50)の上端側と上段樋(80)との間に、開
閉可能で開いた際に遊技媒体を通す上段樋用シャッター
(85)を設けると共に、左右一対の下段樋(81A,
81B)の各下流端に、それぞれ開閉可能で開いた際に
遊技媒体を落下させる下段樋用シャッター(86,8
7)を設け、前記中継タンク(82)に遊技媒体の保有
量を検知して信号を出力する中継タンク内検知手段(8
3)を設けると共に、各遊技機(11)にそれぞれ遊技
媒体の保有量を検知して信号を出力する遊技機内検知手
段(19)を設け、前記中継タンク内検知手段(83)
からの信号に応じて、中継タンク(82)内の遊技媒体
が所定量より多い時は上段樋用シャッター(85)を閉
じる一方、遊技媒体が所定量より減少したら上段樋用シ
ャッター(85)を開けるように制御し、かつ各遊技機
内検知手段(19)からの信号に応じて、左右一対の下
段樋(81A/81B)の少なくとも何れか一方の真下
に位置する遊技機(11)群内の遊技媒体が所定量より
多い時は、その遊技機(11)群上に位置する下段樋
(81A/81B)の下段樋用シャッター(86/8
7)を開ける一方、遊技媒体が所定量より減少したら下
段樋用シャッター(86/87)を閉じるよう制御すべ
く構成したことを特徴とする遊技機島(10)に存す
る。
【0008】請求項2記載の発明によれば、前記上段樋
(80)は研磨揚送装置(50)の上端を間にして左右
一対となるよう配設されたことを特徴とする請求項1記
載の遊技機島(10)に存する。
【0009】請求項3記載の発明によれば、前記貯留タ
ンク(23)の一端側にある流出口(25a)と研磨揚
送装置(50)の下端にある取込口(55)との間に、
開閉可能で開いた際に遊技媒体を通過させる貯留タンク
用シャッター(40)を設け、前記研磨揚送装置(5
0)側に、遊技媒体の保有量を検知して信号を出力する
研磨揚送装置側検知手段(69)を設け、前記研磨揚送
装置側検知手段(69)からの信号に応じて、研磨揚送
装置(50)側の遊技媒体が所定量より多い時は貯留タ
ンク用シャッター(40)を閉じる一方、遊技媒体が所
定量より減少したら貯留タンク用シャッター(40)を
開けるように制御すべく構成したことを特徴とする請求
項1または2記載の遊技機島(10)に存する。
【0010】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。請求項1記載の遊技機島(10)によれば、各遊
技機(11)から排出された遊技媒体は、島下段(10
C)の貯留タンク(23)に一旦貯留された後、必要に
応じて研磨揚送装置(50)に取込まれて研磨されつつ
島上段(10A)へと揚送される。島上段(10A)に
て研磨揚送装置(50)の上端側から排出された遊技媒
体は、上段樋(80)に導入されてそのまま流下し中継
タンク(82)内に所定量保有される。
【0011】中継タンク(82)の両側からは左右にそ
れぞれ下段樋(81A,81B)が延びており、中継タ
ンク(82)内の遊技媒体は左右一対の下段樋(81
A,81B)に振分けられて流下しつつ、各下段樋(8
1A,81B)の真下に並ぶ各遊技機(11)へと適宜
供給される。各下段樋(81A,81B)の下流端まで
流れ着いた遊技媒体は、それぞれ落下経路(88)を介
して前記貯留タンク(23)内に落下することになる。
【0012】通常、遊技機島(10)においては、請求
項2記載の遊技機島(10)の如く前記上段樋(80)
は研磨揚送装置(50)の上端を間にして左右一対とな
るよう配設される。この場合、研磨揚送装置(50)か
ら排出された遊技媒体は、左右の上段樋(80)に振分
けられて流下し、島上段(10A)の両側に配された中
継タンク(82)にそれぞれ貯留される。すなわち、各
中継タンク(82)は、複数並ぶ遊技機(11)の略半
分ずつに供給する遊技媒体を分担して保有することにな
る。
【0013】従って、従来の遊技機島の如く、島内総て
の遊技機(11)へ供給する遊技媒体を大容量の一のタ
ンクのみで一括して貯留することはなく、一のタンクが
余分な遊技媒体を多量に保有せずに済む。また、中継タ
ンク(82)内の遊技媒体は左右に延びる一対の下段樋
(81A,81B)に更に振分けられて流下するため、
各下段樋(81A,81B)の真下に丁度位置する幾つ
かの遊技機(11)群毎に細分化された遊技媒体の供給
を実現できる。
【0014】更に本発明によれば、前記研磨揚送装置
(50)の上端側と上段樋(80)との間に上段樋用シ
ャッター(85)が設けられており、この上段樋用シャ
ッター(85)の開閉に基づき、研磨揚送装置(50)
から排出される遊技媒体は上段樋(80)に導入され
る。
【0015】すなわち、中継タンク(82)に設けられ
た中継タンク内検知手段(83)からの信号に応じて、
中継タンク(82)内の遊技媒体が所定量より多い時
は、上段樋用シャッター(85)が閉じられ、中継タン
ク(82)内に過度に遊技媒体が供給されることがな
い。一方、遊技媒体が所定量より減少したら上段樋用シ
ャッター(85)が開かれ、中継タンク(82)内に新
たに遊技媒体が供給される。このような上段樋用シャッ
ター(85)の開閉制御により、常に中継タンク(8
2)内では適切な遊技媒体の保有量が保たれる。
【0016】また、中継タンク(82)から左右に延び
る一対の下段樋(81A,81B)の各下流端には下段
樋用シャッター(86,87)が設けられており、この
下段樋用シャッター(86,87)の開閉に基づき、各
下段樋(81A,81B)上には所定量の遊技媒体が貯
留される。
【0017】すなわち、各遊技機(11)に設けられて
いる遊技機内検知手段(19)からの信号に応じて、左
右一対の下段樋(81A/81B)の少なくとも何れか
一方の真下に位置する遊技機群内の遊技媒体が所定量よ
り多い時は、その遊技機群上に位置する下段樋(81A
/81B)の下段樋用シャッター(86/87)が開か
れ、当該下段樋(81A/81B)内に余分に遊技媒体
が滞留することがなく、遊技媒体を必要としない遊技機
(11)に過剰に遊技媒体を供給するのを防げる。
【0018】一方、遊技媒体が所定量より減少したら下
段樋用シャッター(86/87)が閉じられて、当該下
段樋(81A/81B)内に遊技媒体がある程度蓄積さ
れるため、遊技媒体を必要とする遊技機(11)に対し
て迅速かつ多量に供給することができる。
【0019】更に、請求項3記載の遊技機島(10)に
よれば、研磨揚送装置(50)側の遊技媒体が所定量よ
り多い時は、研磨揚送装置側検知手段(69)からの信
号に基づいて貯留タンク側シャッター(40)が閉じら
れ、貯留タンク(23)内の遊技媒体が研磨揚送装置
(50)側に余分に流入することがない。
【0020】一方、研磨揚送装置(50)側の遊技媒体
が所定量より減少したら、研磨揚送装置側検知手段(6
9)からの信号に基づいて貯留タンク側シャッター(4
0)が開かれ、貯留タンク(23)の遊技媒体が研磨揚
送装置(50)側へ導入される。このような制御によ
り、島上段(10A)側に適切な量の遊技媒体を安定し
て供給できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施の形態を説明する。図1〜図6は本発明の
一の実施の形態を示している。本実施形態に係る遊技機
島10は、遊技機としてのパチンコ機11の各種関連設
備がそれぞれ収納される上段ユニット(島上段)10A
と下段ユニット(島下段)10Cの間に、各パチンコ機
11が列をなす中段ユニット(島中段)10Bを配置し
て成る。
【0022】図1に示すようにパチンコ機列の中央に
は、下段ユニット10Cに内設された貯留タンク23内
の球を上段ユニット10A側へと研磨しながら揚送する
研磨揚送装置50が立設されている。この研磨揚送装置
50は、図4に示すように、互いに対接しながら上下に
延びるように配設された一対の研磨ベルト51A,51
Bを具備して成る。一方の研磨ベルト51Aは複数のプ
ーリー52の他に駆動プーリー52aに掛け渡されて張
設されており、駆動モーター52bにより回転駆動する
ものである。他方の研磨ベルト51Bも複数のプーリー
53に掛け渡されて所定形状に上下に延びるよう張設さ
れている。
【0023】一対の研磨ベルト51A,51Bの下端間
にある取込口55は、下部タンク65の底部付近に配さ
れている。すなわち、下部タンク65内に保有された球
は、随時、研磨揚送装置50の取込口55より取込ま
れ、各研磨ベルト51A,51Bの張り側間に挾持され
て研磨されつつ上方へと揚送され、上端にある排出口5
6から排出されるように構成されている。また、研磨揚
送装置50傍らの前後のパチンコ機列中央には、景品球
計数機60が介装されている。景品球計数機60は遊技
客が投入した景品球を内部の計数機やコンピューターで
計数し、その結果を表示部に目視可能に表示したり、計
数された球数を印刷したレシート、或はリサイクルカー
ドを払い出す関連機器である。
【0024】図6に示すように上段ユニット10Aは、
島長手方向に延びる略水平な支持基板71と、該支持基
板71上に所定間隔おきに島長手方向と略直交するよう
垂設される複数の仕切板72と、各仕切板72間を連結
するよう架設される複数のパイプ部材73とを主要骨組
として、その周囲に上面板74や内側壁75、それに外
壁をなす幕板76を予め組付けて構成されている。各パ
イプ部材73には、それぞれ長手方向に延びるスリット
が形成され、該スリットよりパイプ部材73内に遊技関
連設備の各種信号線が束ねられるように収納されてい
る。
【0025】図1に示すように、上段ユニット10A内
には、前述した研磨揚送装置50の排出口56から排出
された研磨済の球を各パチンコ機11に供給するための
上段樋80及び下段樋81A,81Bが配設されてい
る。図6に示すよう各仕切板72には、下段樋81A,
81Bが挿通できる中空部72aが形成されている。ま
た、各仕切板72には、中空部72aに挿通させた下段
樋81A,81Bを所望の高さ位置に支持するための樋
支持部材72bが装着されている。
【0026】図1に示すように上段樋80は、前記研磨
揚送装置50の上端を間にして、それぞれ遊技機島10
の両側で左右対称に延びるよう配設されている。以下、
遊技機島10の片側半分を代表して説明する。遊技機島
10の中央より島片側に延びる上段樋80の上流端は、
前記研磨揚送装置50の排出口56に連通接続される
が、かかる接続箇所には、開閉可能で開いた際に球を通
す上段樋用シャッター85が設けられている。
【0027】上段樋用シャッター85は、図2及び図3
に示すように、要所に固設される保持ブラケット85a
により上下方向に摺動(開閉)可能に保持されている。
上段樋用シャッター85の下側には遊び溝85bが穿設
され、この遊び溝85bには、ロータリーソレノイド8
5cの回転板85dの偏心部に突設されたピン部85e
が挿通している。更にピン部85eは、保持ブラケット
85aに穿設された上下方向に円弧状に延びるガイド溝
85fにも移動可能に挿通している。なお、駆動手段は
ロータリーソレノイド85cに限られるものではなく、
例えば、単なるソレノイドやモータ等であってもよい。
【0028】上段樋80の下流端は、島片側の略中央部
に配設された中継タンク82に連通接続されている。中
継タンク82は島片側に並ぶ計6台のパチンコ機11や
球貸機11Aへ供給する所定量の球を一時的にまとめて
貯留するためのものである。この中継タンク82には、
貯留されるパチンコ球の保有量を検出するための中継タ
ンク内検知手段が設けられている。
【0029】中継タンク内検知手段は、タンク内壁の所
定位置に取付けられた近接センサ83から成る。近接セ
ンサ83は、その取付位置までパチンコ球が溜るとON
となり、例えばON状態が2秒以上続くと後述する制御
手段70に信号を出力するように設定されている。ま
た、中継タンク82の底部付近の両側には、それぞれ左
右に分かれるように延びる一対の下段樋81A,81B
の上流端が連通接続されている。左右一対の下段樋81
A,81Bは、それぞれの丁度真下に位置する3台のパ
チンコ機11を単位とするパチンコ機郡毎に球の細かな
配給を行うための樋である。
【0030】各下段樋81A,81Bの途中箇所には、
パチンコ機11に対応した球の供給部材である配給シュ
ート89が所定間隔おきに取付けられている。また、各
下段樋81A,81Bの下流端は、それぞれ落下経路8
8(図1中では下段樋81B側のみ示す。)を介して貯
留タンク23に連通するが、各下段樋81A,81Bの
下流端には、それぞれ開閉可能で開いた際に球を落下さ
せる下段樋用シャッター86,87が設けられている。
各下段樋用シャッター86,87の具体的構成は、図2
及び図3に示した前記上段樋用シャッター85と同一で
ある。
【0031】また、上段ユニット10A内には、前記上
段樋80や下段樋81A,81Bの他、貨幣識別装置7
7や貨幣搬送装置78等の関連設備も組付けられてい
る。貨幣識別装置77は、紙幣や硬貨の投入口79(図
1参照)に投入された紙幣や貨幣を磁気・光方式で特定
する各種センサの他、CPU,RAM,ROM等を含む
マイクロコンピューターを備えている。貨幣搬送装置7
8は、前記貨幣識別装置77から排出された紙幣や硬貨
を搬送するために、島長手方向に延びるように張設され
るコンベヤベルトを具備して成る。
【0032】図5に示すように、前述した各シャッター
85,86,87(正確にはロータリーソレノイド85
c)や近接センサ83は、それぞれ信号線により制御手
段70に接続されている。また、各パチンコ機11に
は、図示省略したがそれぞれ前記配給シュート89から
供給される球を所定量保有できる賞球タンクが設けられ
ており、かかる賞球タンク内には球の保有量を検知して
信号を出力する遊技機内検知手段が設けられている。か
かる遊技機内検知手段は、前記中継タンク内検知手段と
同様に近接センサ19から成り、パチンコ機の台数分に
相当する各近接センサ19も信号線を介して制御手段7
0に接続されている。
【0033】かかる制御手段70により、中継タンク内
検知手段としての近接センサ83からの信号に応じて、
中継タンク82内の球が所定量より多い時は上段樋シャ
ッター85が閉じられる一方、中継タンク82内の球が
所定量より減少したら上段樋用シャッター85が開か
れ、研磨揚送装置50から排出される球が上段樋80に
流出し中継タンク82内に補給されるように設定されて
いる。
【0034】かつ制御手段70により、各遊技機内検知
手段としての近接センサ19からの信号に応じて、左右
一対の下段樋81A/81Bの少なくとも何れか一方の
真下に位置するパチンコ機群のパチンコ機11の球が所
定量より多い時は、そのパチンコ機群上に位置する下段
樋81A/81Bの下段樋用シャッター86/87が開
かれて、下段樋81A/81B内の球が下方に落下する
一方、球が所定量より減少したら下段樋用シャッター8
6/87が閉じられて下段樋81A/81B内に球が溜
るように設定されている。
【0035】本実施形態において島片側を更に2分した
左右のパチンコ機群をなすパチンコ機11の数は図1中
では3台となるが、実際は前後列合せて計6台となる。
以下、図1との関係を考慮してパチンコ機群をなすパチ
ンコ機11は前列の3台のみと看なしてして説明する。
【0036】下段樋用シャッター86/87の開閉制御
は、具体的には例えば、島片側の左右のパチンコ機群の
少なくとも何れか一方において、先ずパチンコ機群をな
す3台のパチンコ機11内の近接センサ19のうちの2
個以上がON状態となれば、当該パチンコ機群に対応し
た「球が所定量より多い」という情報が制御手段70で
識別される。これに基づき制御手段70は、当該パチン
コ機群の真上に位置する下段樋81A/81Bの下段樋
用シャッター86/87に対して開くように指令を出す
ようにプログラムされている。なお詳しくは後述する。
【0037】ここで制御手段70は、遊技機島10にお
けるパチンコ球の補給・回収を集中的に管理するもので
あり、インターフェース、CPU、RAM、ROM等に
より構成されたマイクロコンピューターから成る。かか
る制御手段70は、所定の制御プログラムに従って前記
近接センサ19,83からの信号に基づき各シャッター
85,86,87の開閉動作の制御を実行するものであ
る。
【0038】図1及び図6に示すように、島全体の土台
となる下段ユニット10Cは、フロア上に立設される前
後の腰部支持板21,21と、各腰部支持板21の上端
に略水平に設けられてパチンコ機11が設置される前後
の天板22,22とを具備して成る。かかる下段ユニッ
ト10Cは合成樹脂等により一体成形されている。下段
ユニット10Cには、島中央部に立設される研磨揚送装
置50を間にして左右対称に島長手方向にそれぞれ延び
る貯留タンク23,23が内設されている。
【0039】貯留タンク23は、その一端側(島中央
側)に向い下方へ傾斜する底面部24と、前壁25、後
壁26、それに両側壁27,27とから箱状枠形に形成
され、略水平な上面側は大きく開口し、各パチンコ機1
1から排出された球を受入れられるようになっている。
貯留タンク23内の球が自然に流下する一端側の前壁2
5下端には、前述した研磨揚送装置50側の下部タンク
65に連通接続する球流出口25aが開設されている。
【0040】球流出口25aには開閉可能な貯留タンク
用シャッター40が設けられている。貯留タンク用シャ
ッター40の具体的構成は、図2及び図3に示した前記
上段樋用シャッター85と同一であり、閉じた際に貯留
タンク23内の球が研磨揚送装置50側に流入するのを
阻止する役割を果たすものである。貯留タンク23の底
面部24は、前述したように一端側に向い下方へ傾斜す
るように支持脚24aで支持されている。なお、貯留タ
ンク23の具体的構成は、図示した複数に分割されたタ
ンクブロックを長手方向に連結したものに限らず、始め
から所定の大きさの一つのタンクとして一体成形しても
よい。更に、貯留タンク23の側壁27と腰部支持板2
1とを予め一体的に形成してもよい。
【0041】また、前述した研磨揚送装置50の下端側
にある下部タンク65には、貯留されるパチンコ球の保
有量を検出するための研磨揚送装置側検知手段が設けら
れている。かかる検知手段は、下部タンク65の内壁の
所定位置に取付けられた近接センサ69から成る。この
近接センサ69も、前記近接センサ19,83と同様に
その取付位置までパチンコ球が溜るとONとなり、例え
ばON状態が2秒以上続くと後述する制御手段70に信
号を出力するように設定されている。
【0042】図4に示すように、貯留タンク用シャッタ
ー40(正確にはその駆動手段)や近接センサ69も、
それぞれ信号線により前記制御手段70に接続されてい
る。そして制御手段70により、近接センサ69からの
信号に応じて、下部タンク65内の球が所定量より多い
時は、前記シャッター40が閉じられる一方、下部タン
ク65内の球が所定量より減少したら、前記シャッター
40が開かれるように制御されるべく設定されている。
詳しくは後述する。
【0043】また、図6に示すように中段ユニット10
Bは、前記天板22上に所定間隔おきに立設されて前記
支持基板71を下から支える複数の中段支持体16,1
6…と、各中段支持体16を間にして背中合わせに前後
二列に配設される複数のパチンコ機11とから構成され
ている。所定間隔おきに並ぶ中段支持体16は、それら
の間に架設された複数のパイプ部材17,17…によっ
て互いに連結されている。
【0044】パチンコ機11は、ハンドルの回転操作に
よってパチンコ球を盤面上に打ち出し、打球の入賞を競
い楽しむものである。かかるパチンコ機11の背面側上
部に、前記近接センサ19を含む賞球タンクが配設され
ている。また、各パチンコ機11間には球貸機11Aが
介装されている。この球貸機11Aは、前述した貨幣識
別装置77からの信号を受けた際に、相当数の球を計数
しつつ払い出す関連機器である。
【0045】中段支持体16を間にした前後の天板2
2,22上には、各パチンコ機11の下端が所定範囲で
前後左右に移動可能に支持される載置レール12が設け
られている。載置レール12の奥側にはパチンコ機11
下端が島長手方向に移動可能に嵌合する突起12aが突
設されており、また載置レール12の手前側は球箱台と
なっている。また、前述した上段ユニット10Aの支持
基板71には、各パチンコ機11の上端に突設した被嵌
合レール11aが前後方向に回動可能かつ島長手方向に
も移動可能に内嵌する吊下レール14が設けられてい
る。
【0046】吊下レール14は略C字形断面であり図6
の紙面に垂直に延びており、かかる吊下レール14は、
支持基板71に島奥行方向にスライド可能に装着された
上方ブラケット13に対して、高さ位置を調整できるよ
うねじ軸を介して吊下げられている。更に上方ブラケッ
ト13には、上下に進退可能なねじ状の角度調整部材1
5が螺合している。この角度調整部材15は、各パチン
コ機11上端の前端縁側を適度に押圧することにより、
前記被嵌合レール11aを回動中心とした各パチンコ機
11の微妙な傾き角度を調整するための部材である。
【0047】載置レール12の下面にはスプリング付き
ベアリング(図示せず)が取付けられており、かかる載
置レール12は、天板22上を島長手方向及び島奥行方
向に移動できるようになっている。また、スプリングの
弾性変形により、載置レール12上のパチンコ機11下
端は、その傾斜角度に応じて略水平面に対して適宜変位
できるように設定されている。なお、前記上段ユニット
10Aの荷重は、中段支持体16のみならず前後二列に
配設された各パチンコ機11でも受けるように構成され
ている。
【0048】次に作用を説明する。各パチンコ機11か
ら排出されたり、上段樋80や下段樋81A,81Bか
らオーバーフローした球は、島下段10Cに内設された
貯留タンク23に一旦集められて貯留される。この貯留
タンク23内の球は、タンク一端側にある貯留タンク用
シャッター40の開閉に基づき研磨揚送装置50側の下
部タンク65へと受け渡される。貯留タンク用シャッタ
ー40の開閉制御については後述する。
【0049】下部タンク65内の球は、必要に応じて図
4に示す研磨揚送装置50の取込口55から取込まれ、
一対の研磨ベルト51A,51Bの張り側間に挾持され
て研磨されつつ上段ユニット10Aへ揚送される。図1
に示すように、研磨揚送装置50の上端両側の排出口5
6から吐出される球は、各上段樋用シャッター85の開
閉に基づき島中央より左右に延びる各上段樋80へと受
け渡される。
【0050】左右の上段樋80に振分けられた球はその
まま流下し、それぞれ島片側ずつ中央に配設された中継
タンク82に導入される。すなわち、島両側に配された
各中継タンク82は、パチンコ機列の半分に相当する計
6台ずつ(前後列合せれば計12台)のパチンコ機11
に供給する球を分担して保有することになる。従って、
従来の遊技機島の如く、島内総てのパチンコ機へ供給す
る球を大容量の一のタンクのみで一括して貯留すること
はなく、一のタンクが余分な球を多量に保有せずに済
む。以下、島片側半分における球の循環制御について説
明する。
【0051】中継タンク82内には中継タンク内検出手
段としての近接センサ83が設けられており、この近接
センサ83からの信号に応じて、上段樋用シャッター8
5の開閉が制御される。すなわち、中継タンク82内の
球が近接センサ83のある高さ位置まで溜ると、近接セ
ンサ83は継続してONとなり図5に示す制御手段70
に信号を出力する。すると制御手段70は上段樋用シャ
ッター85(正確にはロータリーソレノイド85c)に
駆動信号を出力し、かかる上段樋用シャッター85は図
2に示す保持ブラケット85a内を上昇して閉じた状態
となる。それにより、研磨揚送装置50から排出される
球が、球を多く保有した中継タンク82内に過度に供給
されることはない。
【0052】一方、中継タンク82内の球が所定量より
減少したら、前記近接センサ83はOFFとなり、この
信号に基づいた制御手段70からの指令によって、今度
は上段樋用シャッター85が保持ブラケット85a内を
下降する。それにより、研磨揚送装置50の排出口56
と上段樋80の上流端とが連通するので、排出口56か
ら吐出された球が上段樋80を流下して中継タンク82
内に新たに供給される。このような上段樋用シャッター
85の開閉制御により、常に中継タンク82内では適切
な球保有量が保たれる。
【0053】また、中継タンク82の底部両側からは左
右にそれぞれ下段樋81A,81Bが延びており、中継
タンク82内の球は更に左右一対の下段樋81A,81
Bに振分けられて流下しつつ、各下段樋81A,81B
の真下に並ぶ各パチンコ機11へと適宜供給される。各
下段樋81A,81Bの下流端にはそれぞれ下段樋用シ
ャッター86,87が設けられており、この下段樋用シ
ャッター86,87の開閉に基づき、各下段樋81A,
81B内に所定量の球が貯留され適宜パチンコ機11へ
と供給される。
【0054】図5において、島片側の左右のパチンコ機
群G1/G2の少なくとも何れか一方において、先ずパ
チンコ機群G1/G2をなす3台のパチンコ機内の近接
センサ19のうちの2個以上がON状態となれば、当該
パチンコ機群G1/G2に対応した「球が所定量より多
い」という情報が制御手段70で識別される。これに基
づき制御手段70は、当該パチンコ機群G1/G2の真
上に位置する下段樋81A/81Bの下段樋用シャッタ
ー86/87に対して開くように指令を出力する。
【0055】例えば、パチンコ機群G1に含まれる3個
の近接センサ19のうち2個が継続してON状態になる
と、その信号に基づき制御手段70は、パチンコ機群G
1の球は所定量より多いと判断し、かかるパチンコ機群
G1の真上に位置する下段樋81A(図1参照)の下流
端にある下段樋用シャッター86を閉じた状態から開い
た状態へと下降させる。
【0056】それにより、下段樋81Aの下流端まで流
れ着いた球は当該下段樋81A上に留まることなく、落
下経路88を介して貯留タンク23内へと落下するの
で、この下段樋81A内に余分に球が滞留することがな
く、球を必要としないパチンコ機11に対してまで球を
過剰に供給したり、いわなる死球となるのを防ぐことが
できる。
【0057】一方、パチンコ機群G1の3台のパチンコ
機11が例えば同時にフィーバー状態になる等して賞球
が多量に消費され、再び3個の近接センサ19のうち2
個以上がOFF状態になると、それに基づき制御手段7
0は、パチンコ機群G1の球は所定量より少ないと判断
し、今度は下段樋用シャッター86を開いた状態から閉
じた状態へと上昇させる。
【0058】すると、下段樋81Aの下流端まで流れ着
いた球は、下方へ落下できず当該下段樋81A上に留ま
ることになるので、当該下段樋81A内に球がある程度
蓄積されるため、球を必要とするパチンコ機11に対し
て迅速かつ多量に供給することが可能となる。
【0059】このような下段樋用シャッター86の開閉
制御は、他方のパチンコ機群G2の真上に位置する下段
樋81Bの下流端にある下段樋用シャッター87につい
ても同様である。以上のように本実施形態に係る遊技機
島10では、各下段樋81A,81Bの真下に丁度位置
するチンコ機群G1,G2毎に細分化された球の供給を
実現できる。
【0060】また、図1に示す貯留タンク23内の球
は、タンク一端側にある貯留タンク用シャッター40の
開閉に基づき下部タンク65へと受け渡される。下部タ
ンク65内には球の保有量を検出する近接センサ69が
設けられており、この近接センサ69からの信号に応じ
て、前記貯留タンク用シャッター40の開閉が制御され
る。
【0061】すなわち、下部タンク65内の球が近接セ
ンサ69のある高さ位置まで溜ると、近接センサ69は
継続してONとなり図5に示す制御手段70に信号を出
力する。すると制御手段70は貯留タンク用シャッター
40に駆動信号を出力し、貯留タンク用シャッター40
は上昇して球流出口25aを塞ぐべく閉じた状態とな
る。それにより、貯留タンク23内の球が研磨揚送装置
50側に余分に流入することがなく、下部タンク65内
の球が優先して研磨揚送装置50に取込まれ揚送されつ
つ研磨される。
【0062】一方、下部タンク65内の球が所定量より
減少したら、前記近接センサ69はOFFとなり、この
信号を入力した制御手段70からの指令に基づいて、今
度は貯留タンク用シャッター40が下降する。それによ
り、貯留タンク23と下部タンク65とを連通する球流
出口25aが開いて、貯留タンク23の球が球下部タン
ク65内に導入される。このような貯留タンク用シャッ
ター40の制御により、上段ユニット10A側に適切な
量の球を安定して供給できることになる。
【0063】更にまた、本実施形態に係る遊技機島10
によれば、図6に示すように、上段ユニット10Aと下
段ユニット10Cとの間に中段ユニット10Bを配置し
て成り、上段ユニット10A及び下段ユニット10C
は、それぞれ独立の構造体として別々に工場等で規格化
して量産することができる。
【0064】特に上段ユニット10Aでは、各仕切板7
2の略中央を切り欠いて下段樋81A,81Bが上下に
移動可能に挿通する中空部72aを形成し、各仕切板7
2に下段樋81A,81Bを所望の高さに支持する樋支
持部材72bを設けたから、上段ユニット10A内に下
段樋81A,81Bを長手方向に延びるように容易に配
設でき、また樋支持部材72bによって下段樋81A,
81Bの傾斜角度を容易に適宜調整することが可能とな
る。
【0065】中段ユニット10Bは、後付けするパチン
コ機11を含むため予め総て一体化される構成ではない
が、天板22上に立設され支持基板71を下から支える
複数の中段支持体16,16…により、下段ユニット1
0Cと上段ユニット10Aとの間に極めて簡易に、前後
二列に並ぶ各パチンコ機11の取付けスペースを確保す
ることができる。
【0066】各中段支持体16は、あくまで背中合わせ
に並ぶ前後のパチンコ機11列間に配されるので、たと
え各パチンコ機11の横幅や背面側の出っ張り具合等が
多少異なっても、従来のフレーム材から成る定形的な枠
組の如く、枠組自体がパチンコ機11の組付け作業に支
障を来すおそれはなく、必要な作業スペースも十分確保
できる。
【0067】更に、パチンコ機11上端の被嵌合レール
11aは、吊下レール14に嵌合した状態でレール長手
方向に移動可能であり、パチンコ機11下端も載置レー
ル12上を島長手方向に移動できる。しかも、上方ブラ
ケット13は、上段ユニット10Aの支持基板71に対
して島奥行方向に一定範囲でスライド可能であり、載置
レール12は天板22上を島奥行方向に移動できる。
【0068】なお、本発明に係る遊技機島の具体的構成
は、図示した実施の形態に限定されるものではない。例
えば、検出手段は近接センサに限定されるものではな
く、球の接近を検知する磁気センサ等により構成しても
よい。その他、中段支持体には、各パチンコ機を島奥行
方向に動力で移動させる駆動ユニット等を組付けるよう
にしてもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島によれば、研磨揚
送装置から排出された遊技媒体は、上段樋内を流下して
中継タンク内に導入され、中継タンク内の遊技媒体は左
右一対の下段樋に振分けられて流下しつつ真下に並ぶ各
遊技機へ供給され、上段樋の上流側の上段樋用シャッタ
ーや、各下段樋の下流側の下段樋用シャッターの開閉制
御により、島上段における遊技媒体の循環経路の一部の
みに遊技媒体が集中するのを防ぐことができ、遊技媒体
の流動性を高めて錆びたり腐食したりするのを防止する
ことができると共に、各遊技機の賞球量に応じた適切で
きめ細かな遊技媒体の供給を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態に係る遊技機島を示す正
面図であり、島上段及び島下段は断面を示している。
【図2】本発明の一の実施形態に係る遊技機島を構成す
る上段樋用シャッターを拡大して示す側面図である。
【図3】本発明の一の実施形態に係る遊技機島を構成す
る上段樋用シャッターを拡大して示す正面図である。
【図4】本発明の一の実施形態に係る遊技機島を構成す
る研磨揚送装置を概略的に示す断面図である。
【図5】本発明の一の実施形態に係る遊技機島に含まれ
る制御手段を示すブロック図である。
【図6】本発明の一の実施形態に係る遊技機島を構成す
る上段、中段及び下段の各ユニットを分離させた状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
10…遊技機島 10A…上段ユニット 10B…中段ユニット 10C…下段ユニット 11…パチンコ機(遊技機) 23…貯留タンク 40…貯留タンク用シャッター 50…研磨揚送装置 55…取込口 69…近接センサ 80…上段樋 81A,81B…下段樋 82…中継タンク 83…近接センサ 85…上段樋用シャッター 86,87…下段樋用シャッター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機列途中に立設した遊技媒体の研磨揚
    送装置により島下段の貯留タンクから島上段へ揚送され
    た遊技媒体を各遊技機にそれぞれ補給するようにした遊
    技機島において、 前記島上段に、研磨揚送装置の上端側から排出された遊
    技媒体を流下させる上段樋と、該上段樋が連通接続され
    て所定量の遊技媒体を保有できる中継タンクと、該中継
    タンクの両側より左右にそれぞれ延び、真下に位置する
    各遊技機にそれぞれ遊技媒体を補給する左右一対の下段
    樋とを配設し、左右一対の下段樋の各下流端はそれぞれ
    落下経路を介して前記貯留タンクに連通し、 前記研磨揚送装置の上端側と上段樋との間に、開閉可能
    で開いた際に遊技媒体を通す上段樋用シャッターを設け
    ると共に、左右一対の下段樋の各下流端に、それぞれ開
    閉可能で開いた際に遊技媒体を落下させる下段樋用シャ
    ッターを設け、 前記中継タンクに遊技媒体の保有量を検知して信号を出
    力する中継タンク内検知手段を設けると共に、各遊技機
    にそれぞれ遊技媒体の保有量を検知して信号を出力する
    遊技機内検知手段を設け、 前記中継タンク内検知手段からの信号に応じて、中継タ
    ンク内の遊技媒体が所定量より多い時は上段樋用シャッ
    ターを閉じる一方、遊技媒体が所定量より減少したら上
    段樋用シャッターを開けるように制御し、かつ各遊技機
    内検知手段からの信号に応じて、左右一対の下段樋の少
    なくとも何れか一方の真下に位置する遊技機群内の遊技
    媒体が所定量より多い時は、その遊技機群上に位置する
    下段樋の下段樋用シャッターを開ける一方、遊技媒体が
    所定量より減少したら下段樋用シャッターを閉じるよう
    制御すべく構成したことを特徴とする遊技機島。
  2. 【請求項2】前記上段樋は研磨揚送装置の上端を間にし
    て左右一対となるよう配設されたことを特徴とする請求
    項1記載の遊技機島。
  3. 【請求項3】前記貯留タンクの一端側にある流出口と研
    磨揚送装置の下端にある取込口との間に、開閉可能で開
    いた際に遊技媒体を通過させる貯留タンク用シャッター
    を設け、前記研磨揚送装置側に、遊技媒体の保有量を検
    知して信号を出力する研磨揚送装置側検知手段を設け、 前記研磨揚送装置側検知手段からの信号に応じて、該装
    置側の遊技媒体が所定量より多い時は貯留タンク用シャ
    ッターを閉じる一方、遊技媒体が所定量より減少したら
    貯留タンク用シャッターを開けるように制御すべく構成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機
    島。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH119812A (ja) * 1997-06-26 1999-01-19 Ace Denken:Kk 遊技媒体揚送量制御装置
JP2007068740A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ace Denken:Kk 遊技球補給装置
JP2010042294A (ja) * 2009-11-20 2010-02-25 Ace Denken Co Ltd 遊技球補給装置
JP2010042293A (ja) * 2009-11-20 2010-02-25 Ace Denken Co Ltd 遊技球補給装置

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