JPH09154257A - ビルトインモータ - Google Patents

ビルトインモータ

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JPH09154257A
JPH09154257A JP30943395A JP30943395A JPH09154257A JP H09154257 A JPH09154257 A JP H09154257A JP 30943395 A JP30943395 A JP 30943395A JP 30943395 A JP30943395 A JP 30943395A JP H09154257 A JPH09154257 A JP H09154257A
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cooling liquid
rotor
stator
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Shiro Murai
井 史 朗 村
Masaru Owada
優 大和田
Tatsuomi Nakayama
山 達 臣 中
Riichi Otani
谷 利 一 大
Katsutoshi Miyahara
原 克 敏 宮
Minoru Ota
田 稔 太
Manabu Wakuta
学 和久田
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Nippei Toyama Corp
Nissan Motor Co Ltd
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Nippei Toyama Corp
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却用流体をロータ、ステータおよびスピン
ドル上へ有効に飛散供給して、それらを均一かつ効果的
に冷却する。 【解決手段】 ハウジング11と、そのハウジング11
内に回転可能に支持されたスピンドル15と、ハウジン
グ11内に配設されたステータ18と、そのステータ1
8と対応するようにスピンドル15上に配設されたロー
タ21とを備えるビルトインモータにおいて、ハウジン
グ11内のスピンドル表面またはその近傍に配置された
冷却用液体の供給口26から、ステータ18、ロータ2
1、スピンドル15の少なくとも1つ以上に向けて冷却
用液体を噴射するビルトインモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビルトインモー
タに係わり、特にそのモータの冷却構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のビルトインモータとしては、例え
ば特開平1−92048号公報に示すような冷却装置を
備えたものが知られている。
【0003】上記従来例においては、ステータを冷却す
るステータ冷却手段と、主軸内に循環させた冷却液によ
りロータをその内周面から冷却するロータ冷却手段と、
ロータとステータとの間隙に冷却用加圧気体を流して該
ステータ内周およびロータ外周を冷却する手段と、ロー
タ、ステータの端面に冷却液を流す冷却手段とを有して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成においては、次のような問題があった。
【0005】近年、工作機械用スピンドルには小型、高
出力化が求められており、この要求を追及していくと小
型化によりモータ部の熱容量が小さくなるため、モータ
からの発熱を効率的に吸収して外部で熱交換することが
非常に重要になってくる。
【0006】しかしながら、従来の発明におけるロータ
およびステータの端面を冷却する手段は、ハウジングの
軸芯鉛直方向から冷却液を供給する構造となっていたた
め、非回転のステータには冷却液が供給されるものの、
ロータは高速回転しているため十分に冷却液が供給され
ない。さらにロータ外周とステータ内周との間に形成さ
れるエアギャップ部からは、エアギャップ中央部から供
給された冷却用加圧気体が排出されるため、ステータ側
からの冷却液の流れを妨げ、ロータを十分に冷却するこ
とが困難であった。以上のような問題により、十分な冷
却効果がえられず、スピンドルの高出力化を拒む一因と
なっていた。また、冷却液を軸芯鉛直方向から流すだけ
では、冷却液が不要な部分に接触するため回転抵抗が増
大して動力損失が大きくなるという問題があった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、直接ロータに冷却用液体を噴射して冷却
すると同時に、噴射した冷却用液体をロータの回転遠心
力でステータに飛散供給することができ、ロータ、ステ
ータを均一かつ効果的に冷却することができるビルトイ
ンモータを提供することにある。また、スピンドル軸芯
に設けられた中空部に冷却用液体を噴射し、ロータ内周
面側から冷却する軸芯冷却を併用してロータおよびステ
ータの温度分布を均一化し、高精度なビルトインモータ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、ハウジング内のスピンドル
表面またはその近傍にステータ、ロータおよびスピンド
ルの少なくとも1つ以上に冷却用液体を噴射するための
供給口を設け、冷却用液体で直接冷却する構造とした。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の冷却手段に加えてスピンドルの軸芯に設けられた中
空部に冷却用液体を供給して、スピンドル内周側からも
冷却する構造とし、冷却効果の向上を図った。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2において、ハウジング内において冷却用液体
を回転体であるロータもしくはスピンドルもしくは両者
間に噴射する構造とした。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1また
は請求項2において、ハウジング内の供給口から冷却用
液体をステータに向けて噴射する構造とし、ステータ側
の発熱源であるコイルを中心にして冷却をしている。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項2また
は請求項3または請求項4において、スピンドルの中空
部とスピンドル表面とを連通する供給口をステータコイ
ルエンドもしくはロータエンドリングに向けて貫設し、
中空部に供給された冷却用液体をスピンドルの回転遠心
力で供給口を介してハウジング内に噴射して、ステータ
コイルエンドとロータエンドリングを冷却する構造とし
ている。
【0013】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の供給口からステータコイルエンドに向かって冷却用
液体を噴射する冷却手段と、ハウジング内に配設された
供給口からロータエンドリングとスピンドル表面との間
に形成される環状溝に向かって冷却用液体を噴射する冷
却手段とを兼ね備えた構成としている。
【0014】請求項7に記載の発明では、請求項6にお
いて、前記環状溝が外方に向かって拡散するように、ロ
ータエンドリングの内周面に斜面もしくは段差を形成し
た構成としている。
【0015】請求項8に記載の発明では、請求項6にお
いて、ロータエンドリングの内周面に、外方に向かうに
従って内周面の径が大きくなる形状の斜面もしくは段差
を形成したリングを嵌装することで環状溝に斜面もしく
は段差を形成した。
【0016】請求項9に記載の発明では、請求項6にお
いて、環状溝内の冷却用液体をステータ側に誘導するた
めの複数の誘導孔をロータエンドリングに形成した。
【0017】請求項10に記載の発明では、請求項1ま
たは請求項2または請求項5において、ロータエンドリ
ング外周とステータコイルエンド内周との間に形成され
ている環状溝に冷却用液体を噴射する構成としている。
【0018】従って、請求項1に記載のビルトインモー
タにおいては、ハウジング内のスピンドル表面またはそ
の近傍に配設された供給口から直接ロータ、ステータお
よびスピンドルの少なくとも1つ以上に冷却用液体が噴
射されるため、モータの熱が他の部分に伝達する前に効
果的に冷却することができ、熱による変形を抑制するこ
とができる。
【0019】請求項2に記載のビルトインモータにおい
ては、ハウジング内のステータ、ロータおよびスピンド
ルに直接冷却用液体を噴射して外側から冷却する手段
と、スピンドルの中空部に冷却用液体を供給してスピン
ドルの内部からロータを冷却することにより、ロータの
温度分布を均一化することが可能になり、さらに冷却効
率も向上することから、熱によるスピンドルの曲げ変形
を抑制することが可能となり、高精度なスピンドルとす
ることができる。
【0020】請求項3に記載のビルトインモータにおい
ては、ハウジング内に供給する冷却用液体をロータもし
くはステータもしくは両者間に向かって噴射することに
より、ロータの回転を利用して冷却用液体をステータ側
に拡散させることにより、ステータコイルエンドを均一
に冷却することができるほか、ステータ独自の供給口が
不要となるため構造の簡略化が可能である。
【0021】請求項4に記載のビルトインモータにおい
ては、小型モータ等において設計上の制約条件からステ
ータ外周側の冷却ジャケットが構成できない場合に、ス
テータコイルエンドに直接冷却用液体を噴射することに
より、ステータの昇温を防止している。
【0022】請求項5に記載のビルトインモータにおい
ては、スピンドル軸芯に供給された冷却用液体を供給口
を介してスピンドルの回転遠心力によりロータエンドリ
ングおよびステータコイルエンドに噴射するため、スピ
ンドルに設けられた供給口が回転しながらステータコイ
ルエンドおよびロータエンドリングに冷却用液体を噴射
することとなって均一な冷却が可能となる。また、スピ
ンドル軸芯からの冷却だけでよく、他にハウジング側に
冷却用の供給口を設ける必要がないため、冷却用液体の
流路やポンプ等が不要となり、冷却構造の簡素化および
スピンドルの小型化が可能となる。
【0023】請求項6に記載のビルトインモータにおい
ては、スピンドルに設けられた供給口は軸芯に供給され
た冷却用液体を回転しながらステータコイルエンドに噴
射し、ハウジング内に設けられた供給口は冷却用液体を
回転しているロータに向かって噴射するため、これらの
冷却手段とも供給口と噴射対象がそれぞれスピンドルの
回転に相当する相対速度を有することとなり、ロータエ
ンドリングおよびステータコイルエンドともに均一に冷
却することができる。
【0024】請求項7に記載のビルトインモータにおい
ては、環状溝が外方に向かって拡散しているため、環状
溝内に対する冷却用液体の導入が円滑に行われるととも
に、遠心力による冷却用液体の拡散がステータに向かっ
て確実に行われる。
【0025】請求項8に記載のビルトインモータにおい
ては、ロータエンドリング内周に熱伝導率の高い材料か
らなるリングを嵌装し、さらに、環状溝が外方に向かっ
て拡散するため、冷却用液体の導入が円滑に行われ、冷
却効果が大きくなる。
【0026】請求項9に記載のビルトインモータにおい
ては、遠心力による冷却用液体の飛散が誘導孔を介して
ステータに向かって確実に行われる。
【0027】請求項10に記載のビルトインモータにお
いては、ロータエンドリングとスピンドル表面との間に
形成される環状溝に冷却用液体を供給できない場合で
も、ロータエンドリングとステータコイルエンドの間に
形成される環状溝に冷却用液体を噴射することで、ロー
タエンドリングに噴射された冷却用液体が回転により外
方へ飛散され、ステータコイルエンドも効果的に冷却す
ることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態
を、図1に基づいて詳細に説明する。
【0029】図1に示すように、モータのハウジング1
1は、円筒状のセンタハウジング12と、そのセンタハ
ウジング12の両端に取り付けられた蓋板13,14と
から構成されている。スピンドル15は、一対の軸受1
6,17を介してハウジング11の中心に回転可能に支
持され、その両端外周が蓋板13,14に対してラビリ
ンスシールされている。
【0030】ステータ18は、前記センタハウジング1
2内にジャケットハウジング19を介して固定配置さ
れ、このステータ18にはコイル20が巻装されて、そ
のコイルエンド39がステータ18の両端面に突出して
いる。ロータ21は、ステータ18に対応してスピンド
ル15の外周に同心上に配設され、コイル20への通電
に伴う磁極変位により回転力が誘起され、スピンドル1
5とともに回転する。なお、ロータ21の両端部にはロ
ータエンドリング38が設けてあり、このロータエンド
リング38とスピンドル15の間には環状溝22が形成
してある。
【0031】一対の供給口支持体24は、ステータ18
およびロータ21にそれぞれ対向するように、センタハ
ウジング12内に固定配置されている。複数の噴射通路
25は、各供給口支持体24内において円周方向に所定
間隔で形成され、それらの内端には、複数の供給口26
がステータ18、ロータ21、スピンドル15をそれぞ
れ指向するように取り付けられている。
【0032】一対の円環状の供給通路27は、各噴射通
路25の外端と連通するように、センタハウジング12
の内周面に形成され、それらの一部には導入口28が連
通形成されている。そして、各導入口28には図示しな
い供給装置が接続され、この供給装置より4〜6kg/
cmの圧力で圧送される冷却用流体としての冷却用液
体が、供給通路27および噴射通路25を通って、各供
給口26からステータ18、ロータ21、スピンドル1
5に向かって噴射される。なお、この噴射圧力は、ロー
タ21、スピンドル15の回転遠心力ならびに回転部外
周の空気層に打ち勝つ圧力が必要であり、前記圧力より
も高圧化することで冷却効果を増大することも可能であ
る。
【0033】螺旋状の冷却通路29は、前記ステータ1
8の外周面に対向するように、ジャケットハウジング1
9の内周面に形成され、その両端には導入口30および
排出口31が連通形成されている。そして、この冷却通
路29の導入口30にも、前述した図示しない供給装置
が接続され、その供給装置から冷却通路29内に冷却用
液体が供給される。
【0034】センタハウジング12の下部には複数の排
出口40が形成され、同ハウジング12内に供給された
冷却用液体が排出口40を経てハウジング12の外に排
出される。なお、冷却用液体は循環使用される。
【0035】次に、前記のように構成されたビルトイン
モータについて動作を説明する。
【0036】このビルトインモータにおいて、コイル2
0に通電を行うと、ロータ21およびスピンドル15が
一体的に回転する。このロータ21の回転中には、図示
しない供給装置から圧送される冷却用液体が、複数の供
給口26からロータ21の両端面に向かって噴射され
る。
【0037】また、ロータ21の回転中には、供給装置
から圧送される冷却用液体が、ジャケットハウジング1
9の内周面に形成された螺旋状の冷却通路29内に供給
される。このため、ステータ18は端面側のみでなく、
それらの外周側からも冷却される。従って、モータの運
転時に、ステータ18およびコイル20が過熱する恐れ
を防止することができる。
【0038】この第1実施形態のモータは以下のような
利点を有する。
【0039】前述のように、冷却用液体によりロータ2
1、スピンドル15、ステータ18およびコイル20が
均一かつ効率よく冷却されるため、それらが過熱するこ
とがなく、スピンドル15が高温にならないため、高精
度回転を確保できる。
【0040】
【別の実施の形態】次に、この発明の別の実施形態を図
2および図4から図11に従って説明する。
【0041】まず、図2に示す第2実施形態において
は、第1実施形態に加えて、ロータ21の回転中に供給
装置から圧送される冷却用液体が導入口35から導入パ
イプ33に導かれ、同導入パイプ33の供給口34から
スピンドル15の軸芯に形成された中空部としての冷却
孔32の奥部に向かって噴射供給される。すると、その
冷却用液体がスピンドル15の回転にともなう遠心力に
より冷却孔32の表面に冷却用液体が沿って流れるた
め、スピンドル15およびロータ21は、それらの中心
側からも冷却される。従って、モータ運転時にスピンド
ル15およびロータ21が過熱する恐れを確実に防止す
ることができる。
【0042】図4に示す第3実施形態においては、ハウ
ジング11内に固定配設された冷却用液体の供給口26
をロータ21もしくはスピンドル15などの回転体に向
かって配設し、冷却用液体をこれらの部位に噴射するこ
とにより、冷却用液体をステータ18側に飛散させ、ロ
ータ21およびステータ18を均一に冷却することがで
きる。
【0043】図5に示す第4実施形態においては、小型
スピンドルや外径寸法の制約条件等が厳しく、ステータ
外周にジャケットを設けられない場合に、ステータコイ
ルエンド39に向かって供給口26から冷却用液体を噴
射する。
【0044】図6に示す第5実施形態においては、スピ
ンドル15の軸芯に形成された冷却孔32とスピンドル
表面とを連通する供給口43を設けることで、冷却孔3
2に噴射され、遠心力により冷却孔32の内周面に沿っ
て流れてきた冷却用液体がスピンドル供給口43を通過
した際に遠心力でスピンドル15の外周に噴射され、ロ
ータエンドリング38およびステータコイルエンド39
を冷却する。なお、この実施形態では、後述するロータ
エンドリング38の斜面23が設けてある。
【0045】図7に示す第6実施形態においては、スピ
ンドル15の冷却孔32とスピンドル表面を連通する供
給口43をステータコイルエンド39に向かって形成
し、さらに、センタハウジング12に固定配置される供
給口26をロータエンドリング38とスピンドル15の
外周との間に形成される環状溝22に向けて配設したこ
とにより、ステータコイルエンド39およびロータエン
ドリング38を均一に冷却することができる。
【0046】図8に示す第7実施形態においては、ロー
タエンドリング38がその内周側に斜面23を有してお
り、この斜面23により環状溝22が外方に向かってテ
ーパ状に拡開しているため、環状溝22内に対する冷却
用液体の導入が円滑に行われるとともに、遠心力による
冷却用液体の飛散がステータコイルエンド39に向かっ
て確実に行われる。
【0047】図9に示す第8実施形態においては、ロー
タエンドリング38の内周に斜面23を形成する具体例
として、熱伝導率の高い金属よりなるリング41を嵌装
したものである。従って、この実施形態においても前記
各実施形態と同様に冷却を行うことができる。
【0048】図10に示す第9実施形態においては、ロ
ータエンドリング38にステータコイルエンド39を指
向する複数の誘導孔42を貫設したものである。そし
て、環状溝22に供給された冷却用液体は、ロータ21
の回転にともなう遠心力によって誘導孔42からステー
タ18側に誘導飛散される。
【0049】図11に示す第10実施形態においては、
ロータエンドリング38とステータコイルエンド39と
の間に形成される環状溝44に冷却用液体を噴射するこ
とで、ロータ21の回転により冷却用液体をステータコ
イルエンド39に拡散し、均一に冷却することができ
る。
【0050】なお、この発明では、冷却用流体として、
前記実施形態の冷却用液体の代わりに、クーラントを使
用することも可能である。
【0051】また、前記実施形態より把握される技術的
思想について、以下に記載する。
【0052】ロータエンドリングの内周に熱伝導率の高
い金属よりなるリングを貼着した請求項1に記載のビル
トインモータ。この構成によれば、ロータエンドの熱伝
導を高めて、ロータ、スピンドル、ステータおよびコイ
ルを効率よく冷却することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1においては、冷却用液体をロー
タ、ステータ、スピンドルの少なくとも1つ以上に向け
て直接噴射するため、隣接する部品への熱伝導を少なく
することができ、スピンドルの変形を抑制することがで
きる。
【0054】請求項2においては、冷却用液体がスピン
ドルの軸芯に形成された中空部の奥部に向かって噴射供
給される。従って、スピンドルおよびロータの端面側の
みでなく、それらの中心側からも冷却することができる
ため、ロータの発熱を抑制できる。また、ロータ外周と
ステータ内周に形成されるエアギャップ部での空気との
摩擦熱も吸収することができ、効果的な冷却が可能とな
る。また、スピンドルの熱変形を小さくすることも可能
となるため、高精度なスピンドルを提供することができ
る。
【0055】図3はスピンドル軸芯からの冷却のほか
に、ロータへのオイルジェット冷却の有無によるスピン
ドルの振れを測定したデータである。このデータから、
ロータへのオイルジェット冷却と軸芯からの冷却を併用
することにより、スピンドルの温度分布が均一化され、
スピンドルの曲りが小さくなり、振れを抑制する効果を
確認することができる。よって、回転中のスピンドルの
振れ回りを小さくすることができる。
【0056】請求項3においては、冷却用液体を回転体
であるロータまたはスピンドルに向かって噴射している
ため、その冷却用液体がステータコイルエンドに飛散さ
れるため、ステータへの供給口を設けなくてもモータ全
体を均一に冷却することが可能である。
【0057】請求項4においては、冷却用液体をステー
タコイルエンドにのみ噴射し、ロータは軸芯から冷却さ
れており、ハウジング内に供給する冷却用液体を少なく
することができ、スピンドルの動力損失を最小限に抑え
ながら冷却効果を得ることができる。
【0058】請求項5においては、スピンドルの軸芯に
設けられた中空部とスピンドル表面とを連通する供給口
を設けてロータエンドリングおよびステータコイルエン
ドに噴射することで、供給口が回転しているために各部
を均一に冷却することができるほか、軸芯冷却に用いら
れる冷却用液体を流用してロータエンドリングおよびス
テータコイルエンドに噴射することができるため、ポン
プなどの付帯設備などを簡略化することができる。
【0059】請求項6においては、スピンドル軸芯に設
けられた冷却孔からスピンドル表面へ連通する供給口を
ステータコイルエンドに向けて噴射し、さらに請求項2
に記載したようにセンタハウジング内に固定配置された
供給口から環状溝に向けて噴射することで、これら2つ
の冷却手段は供給口と噴射対象との間にスピンドルの回
転に相当する相対速度を有するため、噴射対象を均一に
冷却することが可能となり、発熱によるスピンドルの曲
げを抑制でき、高精度なスピンドルを提供することがで
きる。
【0060】請求項7においては、環状溝が外方に向か
って拡開しているため、環状溝内に対する冷却用液体の
導入を円滑に行うことができるとともに、遠心力により
冷却用液体をステータに向かって確実に飛散させること
ができる。
【0061】請求項8においては、ロータエンドリング
に高熱伝導率材料からなるリングを嵌装することで、ロ
ータエンドリングからの吸熱をより効果的に行うことが
できるとともに、リング内周面が外方に向かって拡開す
る形状となっているため、請求項3と同等の効果を得る
ことができる。
【0062】請求項9においては、遠心力によって冷却
用液体を誘導孔からステータに向かって確実に飛散させ
ることができる。
【0063】請求項10においては、ロータをナットで
固定しているためにロータエンドリングとスピンドルと
の間の環状溝が塞がれているような場合でも、ロータエ
ンドリング外周とステータコイルエンドの間に形成され
る環状溝に冷却用液体を噴射することで、その冷却用液
体がロータにより拡散され、ステータコイルエンドを均
一に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のビルトインモータの第1実施形態
を示す断面図。
【図2】 この発明のビルトインモータの第2実施形態
を示す断面図。
【図3】 第2実施形態による発明の効果を示すグラ
フ。
【図4】 この発明のビルトインモータの第3実施形態
を示す断面図。
【図5】 この発明のビルトインモータの第4実施形態
を示す断面図。
【図6】 この発明のビルトインモータの第5実施形態
を示す断面図。
【図7】 この発明のビルトインモータの第6実施形態
を示す断面図。
【図8】 この発明の第7実施形態を示すスピンドルの
一部破断正面図。
【図9】 この発明の第8実施形態を示すスピンドルの
一部破断正面図。
【図10】 この発明の第9実施形態を示すスピンドル
の一部破断正面図。
【図11】 この発明の第10実施形態を示すスピンド
ルの一部破断正面図。
【符号の説明】
11 ハウジング 15 スピンドル 18 ステータ 21 ロータ 22 環状溝 23 斜面 24 供給口支持体 26 供給口 32 冷却孔 33 導入パイプ 34 供給口 38 ロータエンドリング 39 ステータコイルエンド 41 リング 42 誘導孔 43 供給口 44 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 山 達 臣 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 大 谷 利 一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 宮 原 克 敏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 太 田 稔 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 和久田 学 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、そのハウジング内に回転
    可能に支持されたスピンドルと、ハウジング内に配設さ
    れたステータと、そのステータと対応するようにスピン
    ドル上に配設されたロータとを備えるビルトインモータ
    において、 前記ハウジング内のスピンドル表面またはその近傍に配
    置された冷却用液体の供給口から、ステータ、ロータ、
    スピンドルの少なくとも1つ以上に冷却用液体を噴射す
    ることを特徴とするビルトインモータ。
  2. 【請求項2】 スピンドルの軸芯に設けられた中空部も
    しくはスピンドル内部に設けられた流路に冷却用液体を
    供給することを特徴とする請求項1に記載のビルトイン
    モータ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジング内の供給口から、冷却用
    液体をロータもしくはスピンドルもしくは両者間に向け
    て噴射することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のビルトインモータ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング内の供給口から、冷却用
    液体をステータに向けて噴射することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のビルトインモータ。
  5. 【請求項5】 前記スピンドル軸芯の中空部とスピンド
    ル表面を連通する供給口をステータコイルエンドもしく
    はロータエンドリングに向けて貫設し、スピンドル軸芯
    の中空部に供給された冷却用液体を遠心力により中空部
    から供給口を介してロータエンドリングもしくはステー
    タコイルエンドへ噴射することを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3または請求項4に記載のビルトインモー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記スピンドル軸芯の中空部とスピンド
    ル表面を連通する供給口をステータコイルエンドに向け
    て貫設し、軸芯に供給された冷却用液体を遠心力により
    供給口からステータコイルエンドに向けて噴射する冷却
    手段と、 前記ハウジング内に、スピンドル外周面とロータエンド
    リングの内周面との間に形成された環状溝に向けて冷却
    用液体を噴射するように供給口を設けた冷却手段を有す
    ることを特徴とする請求項5に記載のビルトインモー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記環状溝は外方に向かって冷却用液体
    が拡散するように、ロータエンドリングの内周面に外方
    に向かうに従い径が大きくなる形状の斜面もしくは段差
    を形成したことを特徴とする請求項6に記載のビルトイ
    ンモータ。
  8. 【請求項8】 ロータエンドリングの内周面に、外方に
    向かうに従い内周面の径が大きくなる形状の斜面もしく
    は段差を形成したリングを嵌装したことを特徴とする請
    求項6に記載のビルトインモータ。
  9. 【請求項9】 環状溝内の冷却用液体をステータ側に誘
    導するための複数の誘導孔をロータエンドリングに貫設
    したことを特徴とする請求項6に記載のビルトインモー
    タ。
  10. 【請求項10】 前記ロータエンドリングの外周面と前
    記ステータコイルエンドとの間に形成される環状溝に向
    けて冷却用液体を噴射することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2または請求項5に記載のビルトインモー
    タ。
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