JP2013122185A - モータ、圧縮機及び冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転軸26と、ロータ52と、ステータ53と、気液二相の冷却流体をモータケーシング内に導入するための導入口35と、冷却流体をモータケーシングの外へと排出するための排出口とが形成されているモータケーシングとを備える。回転軸26には、モータケーシング内に流入した冷却流体を流す第1流路FC1と、第1空間S5と第1流路FC1とを連通させる第1流出流路FC2と、第1流路FC1に連通し、第1流路FC1及び第1流出流路FC2よりも径方向外側に位置する第2流路FC3と、第2空間S6と第2流路FC3とを連通させる第2流出流路FC4と、が形成されている。
【選択図】図4
Description
図1は、本発明に係るモータ25が採用された冷凍装置の一例としての空気調和装置1の概略構成図である。
圧縮機構2は、単一の圧縮部が組み込まれた単段式の遠心圧縮機から構成される。圧縮機構2は、吸入管6を流れる低圧の冷媒を、吸入口21を介して吸入し、吸入口21を介して吸入した冷媒を圧縮して高圧の冷媒とした後に、吐出口22を介して吐出管7へと吐出する。尚、吸入管6は、利用側熱交換器5から出た冷媒を圧縮機構2の吸入側(吸入口21)へと導く冷媒管であり、吐出管7は、圧縮機構2から吐出口22を介して吐出された冷媒を熱源側熱交換器3の入口へと導く冷媒管である。圧縮機構2の構成については、後に詳述する。
熱源側熱交換器3は、冷却源としての水又は空気と熱交換させることにより圧縮機構2から吐出された冷媒の放熱を行う冷媒の放熱器として機能する。熱源側熱交換器3は、一端が、吐出管7を介して圧縮機構2の吐出口22に接続されており、他端が、第1膨張機構4に接続されるように構成されている。
第1膨張機構4は、熱源側熱交換器3で放熱された冷媒の減圧を行う機構であり、電動膨張弁が使用されている。第1膨張機構4は、一端が、熱源側熱交換器3に接続され、他端が、利用側熱交換器5に接続されるように構成されている。
利用側熱交換器5は、加熱源としての水又は空気と熱交換させることにより第1膨張機構4で減圧された冷媒の加熱を行う冷媒の加熱器として機能する。利用側熱交換器5は、一端が、第1膨張機構4に接続され、他端が、吸入管6を介して圧縮機構2の吸入口21に接続されるように構成されている。
第1バイパス配管17は、熱源側熱交換器3で放熱された冷媒を、モータケーシング32内(具体的には、モータケーシング32の導入口35(後述する))へと導く第1バイパス経路12を構成する冷媒管であり、一端が熱源側熱交換器3の出口に接続され、他端がモータケーシング32の導入口35に接続されるように構成されている。第1バイパス配管17には、冷媒の減圧を行う減圧機構としての第2膨張機構12aが設けられている。第2膨張機構12aは、開度調整が可能な電動膨張弁である。この第2膨張機構12aによって、熱源側熱交換器3で放熱された後の高圧の冷媒が、冷凍サイクルにおける低圧まで減圧されている。
戻し配管18は、モータケーシング32内を流れる低圧の冷媒を利用側熱交換器5に導く戻し経路13を構成するための冷媒管であり、一端がモータケーシング32の排出口36(後述する)に接続され、他端が利用側熱交換器5の入口に接続されるように構成されている。
第2バイパス配管19は、利用側熱交換器5で加熱されて蒸発された冷媒をモータケーシング32内(具体的には、モータケーシング32の導出口35)へと導く第2バイパス経路14を構成する冷媒管であり、一端が利用側熱交換器5の出口に接続され、他端がモータケーシング32の導入口35に接続されるように構成されている。
図2は、圧縮機構2の概略断面図である。図3は、インペラ41の概略外観斜視図である。尚、以下では、軸部材としての回転軸26の中心軸線をO−Oとし、回転軸26の回転中心をOとする。また、中心軸線O−Oに沿って延びる方向を軸方向又は前後方向(尚、圧縮機構2の吸入側を前とする)とし、軸方向に直交する方向を径方向とし、軸方向周りの方向を周方向とする。
圧縮機構ケーシング23は、軸方向に延びる略円筒形状の密閉式容器であり、圧縮部ケーシング31と、モータケーシング32とを有している。
圧縮部ケーシング31は、圧縮機構ケーシング23の軸方向前側部分(吸入側部分)を構成し、その内面によって、圧縮部24を収容する圧縮空間S1と、圧縮部24の吸入側に位置し吸入口21から圧縮部24に向かって吸入冷媒が流れる吸入空間S3と、を形成している。
モータケーシング32は、圧縮機構ケーシング23の軸方向後側部分を構成し、軸方向に延びる略円筒状の容器であり、軸方向の両端が開口した略円筒形状の筒状部32aと、筒状部32aの開口を軸方向両側から閉じる閉塞部32b,32cとを有している。モータケーシング32は、その内面によって、モータ25を収容するモータ収容空間S2を形成している。モータケーシング32には、主として、導入口35と、排出口36とが形成されている。導入口35は、第1バイパス配管17において第2膨張機構12aによって減圧された後の低圧の液冷媒及び第2バイパス配管19を流れる低圧のガス冷媒を、モータケーシング32内(すなわち、モータ収容空間S2)に導入するための開口であり、第1バイパス配管17に接続されている。排出口36は、モータケーシング32内(モータ収容空間S2)を流れた冷媒を、モータ収容空間S2の外(戻し配管18)へと排出するための開口であり、戻し配管18に接続されている。
圧縮部24は、吸入口21を介して吸入空間S3に流入する吸入冷媒を圧縮する部分であり、圧縮空間S1に配置されている。圧縮部24は、主として、回転軸26の軸方向一端(具体的には、前端)に連結され回転可能なインペラ41を有している。尚、本実施形態では、インペラ41が配置されるインペラ配置空間S1aと、インペラ配置空間S1aの径方向外側に位置するデフューザ空間S1bと、デフューザ空間S1bの径方向外側に位置するスクロール空間S1cとを総称して、圧縮空間S1と呼んでいる。
モータ25は、圧縮部24の背面側に配置され、主として、ロータ52と、ロータ52に対向するステータ53とを有している。モータ25(ロータ52及びステータ53)は、回転軸26、ラジアル磁気軸受27、スラスト磁気軸受28、及びスラスト円盤29と共に、モータケーシング32内(すなわち、モータ収容空間S2)に収容されている。
ロータ52は、圧縮部24のインペラ41に連結された回転軸26に嵌め込まれることにより回転軸26に取り付けられている。ロータ52が回転することによって、回転軸26を介して、圧縮部24のインペラ41が駆動(回転)し、圧縮部24のインペラ41が冷媒を圧縮するようになっている。
ステータ53は、ロータ52の外周側に配置され、圧縮機構ケーシング23(モータケーシング32)の筒状部32aの内周面に焼き嵌めによって固定されている。ステータ53は、主として、ステータコア53aと、ステータコア53aに装着される巻線(図示せず)とを有している。ステータ53は、各巻線に通電されることによって回転磁界が発生されるように、構成されている。尚、ステータ53は、その内周面と、ロータ52(ロータ52の外周面)との間に、隙間としてのエアギャップtが形成されるように、構成されている。
ラジアル磁気軸受27は、スラスト磁気軸受28と共に、回転軸26を非接触で回転自在に支持する軸受である。ラジアル磁気軸受27は、回転軸26の径方向(ラジアル方向)の荷重を支持する。本実施形態では、ラジアル磁気軸受27は、モータ25を軸方向において挟むように、モータ25の軸方向両端側に1つずつ配置されている。すなわち、本実施形態では、ラジアル磁気軸受27は、2つ存在する。
スラスト円盤29は、回転軸26の軸方向後端部に設けられている。スラスト円盤29は、径方向に広がり軸方向を向く平面29aを有する環状の円盤部材であり、その中空部が回転軸26に固定されている。
複数の入口ガイドベーン30は、圧縮部24のインペラ41の回転によって吸入される冷媒(吸入冷媒)の流量や流れ方向を調整するために、吸入冷媒が流れる吸入空間S3に配置される回動可能な羽根部材である。複数の入口ガイドベーン30は、各々が周方向に並んで配置されており、駆動装置30a(図8を参照、例えば、モータ)によって駆動されている。尚、駆動装置30aの駆動軸は、径方向に延びるように配置されており、入口ガイドベーン30は、径方向に延びる軸線回りに回動する。そして、この回動によって入口ガイドベーン30の径方向に広がる径方向水平面に対する傾斜が変更される。これにより、上述した吸入冷媒の流量や流れ方向を調整している。
一般に、高速回転を行うモータでは、モータの内部が発熱して高温になりやすい。このため、例えば、特許文献1(特表2011−515606号公報)に開示のモータでは、モータ軸内に、冷媒が流れる冷却回路を形成し、冷却回路を流れる冷媒によってモータ軸を冷却している。特許文献1では、冷却回路内を、凝縮器部を通過して減圧された気液二相状態の冷媒と蒸発器部を通過したガス冷媒とが流れるモータの構成が開示されている。そして、冷却回路内を流れる液冷媒は、モータからの熱によって相変化し、蒸発器部からのガス冷媒と共に、蒸発器部へと流れることになる。
パイプ部73は、図5に示すように、中央部に、軸方向に貫通し径方向断面が円形状の軸方向貫通孔78が形成される略円筒形状を有している。また、パイプ部73は、軸方向貫通孔78に連通し径方向に延びて外面を貫通する径方向貫通孔79が形成されている。尚、パイプ部73は、その後端面が、モータケーシング32の後端面と軸方向の位置が同じになるように配置されている。
主部74は、図6に示すように、軸方向に延び、中央部に、軸方向に貫通し径方向断面が円形状の軸方向貫通孔74aが形成されている略円筒形状を有している。また、主部74は、パイプ部73の内周面に、焼き嵌めによって固定される。すなわち、主部74の外径は、パイプ部73の内径と一致する。主部74は、パイプ部73に対して、主部74の後端面がパイプ部73の後端面と軸方向の位置が同じになるように固定される。すなわち、主部74は、その後端面が、モータケーシング32の後端面と軸方向の位置が同じになるように配置されている。尚、主部74は、主部74の軸方向の長さL2がパイプ部73の軸方向の長さL1(図5を参照)よりも小さくなるように、構成されている。よって、パイプ部73の前端面と主部74の前端面とは、軸方向の位置が異なっている。
覆い部75は、図7に示すように、パイプ部73の軸方向一端側部分(具体的には、前端面)を軸方向前側から覆うように構成され、軸方向に貫通する開口75aが形成されている円筒状の部材である。また、覆い部75は、パイプ部73の外径と同径である。開口75aは、パイプ部73の軸方向貫通孔78及び主部74の軸方向貫通孔74aよりも径方向の距離が小さくなるように形成されており、溝部81cよりも径方向内側に形成されている。
円柱部76は、主部74と共に覆い部75を挟むように、構成されている。具体的には、覆い部75の軸方向前端面を軸方向前側から覆うように構成され、パイプ部73の外径と同径の円柱状の部材である。円柱部76の前端面には、圧縮部24のインペラ41が連結されている。
第2空間S6には、図2に示すように、第2流出流路FC4から回転軸26の外部空間(具体的には、第2空間S6)に出た冷媒が、ロータ52及びステータ53へと流れないようにするための冷媒流入阻止部材89が設けられている。冷媒流入阻止部材89は、モータケーシング32の筒状部32aの内面(径方向内面)から径方向内側に向かって突出するように構成されている。
図8は、制御部9の制御ブロック図である。
以下、モータ25が駆動している状態における、回転軸26及びロータ52を冷却するための冷却流体としての冷媒の流れについて説明する。尚、回転軸26及びロータ52を冷却するための冷却流体とは、上述したように、第1バイパス配管17を流れ第2膨張機構12aによって減圧された低圧の液冷媒と、第2バイパス配管19を流れる低圧のガス冷媒と、が混合されて構成された気液二相の冷媒である。また、回転軸26内を流れる気液二相の冷媒のうち液冷媒の多くは、軸方向の後側から前側にかけて流れるに従い、モータ25からの熱によって蒸発しガス冷媒となっていく。
(7−1)
以上のように、本実施形態では、回転軸26内に、モータ25を冷却するために気液二相状態の冷媒が流れており、回転軸26の一部が、ガス冷媒と液冷媒とを分離するために2重構造になっている。具体的には、遠心力が作用している気液二相の冷媒のうち、ガス冷媒よりも密度の大きい液冷媒が径方向外側に集中しやすいことを利用して、パイプ部73と主部74とによって、気液二相の冷媒が流れる第1流路FC1とは別に第1流路FC1の径方向外側に第2流路FC3を形成している。これにより、第1流路FC1の径方向外側に滞留しやすい液冷媒を、第2流路FC3へと流すことができる。さらに、第1流路FC1を軸方向前側へと流れる冷媒が折り返して第2流路FC3を軸方向後側へと流れることにより、ロータ52の冷却効果も高まる。
本実施形態では、第1流路FC1の軸方向の距離D1及び第2流路FC3の軸方向の距離D2は、ロータ52の軸方向の距離D3以上である。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
図9は、本変形例Aに係る回転軸126の概略外観斜視図である。図10は、本変形例Aに係る回転軸126の詳細構成を説明するための回転軸126及びその周辺の模式図である。
上記実施形態では、圧縮機構2は、単一の圧縮部が組み込まれた単段式の遠心圧縮機から構成されると説明したが、これに限られるものではない。例えば、1台の一軸二段圧縮構造を有する圧縮機構であってもよいし、三段圧縮式等のような二段圧縮式よりも多段の圧縮機構であってもよいし、さらに、多段圧縮式の圧縮機を2系統以上並列に接続した並列多段圧縮式の圧縮機構であってもよい。
上記実施形態では、冷凍装置として、冷房運転を実行可能な空気調和装置1を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、本発明は、冷房と暖房とを切替可能な空気調和装置に適用してもよいし、ヒートポンプ式の給湯装置に適用してもよい。
2 圧縮機構
3 熱源側熱交換器(放熱器)
4 第1膨張機構
5 利用側熱交換器(加熱器)
11 メイン経路
12 第1バイパス経路
12a 第2膨張機構
15 第2バイパス経路
23 圧縮機構ケーシング
25 モータ
26 回転軸
32 モータケーシング
35 導入口
36 排出口
52 ロータ
53 ステータ
73 パイプ部
74 主部
75 覆い部
75a 開口
78 径方向貫通孔
81c 溝部
89 冷媒流入阻止部材(冷却流体阻止部材)
126 回転軸
174 主部
174a 軸方向貫通孔
181c 溝部
181d 孔
D1 第1流路の軸方向の距離
D2 第2流路の軸方向の距離
D3 ロータの軸方向の一端面から他端面までの距離
FC1 第1流路
FC2 第1流出流路
FC3 第2流路
FC4 第2流出流路
S4 空間
S5 第1空間
S6 第2空間
t エアギャップ(隙間)
Claims (8)
- 回転軸(26,126)と、
前記回転軸に取り付けられるロータ(52)と、
前記ロータに対向するステータ(53)と、
前記回転軸と前記ロータと前記ステータとを収容し前記ステータが固定されるモータケーシング(32)と、
を備え、
前記モータケーシングには、気液二相の冷却流体を前記モータケーシング内に導入するための導入口(35)と、前記冷却流体を前記モータケーシングの外へと排出するための排出口(36)とが形成され、
前記回転軸には、
前記導入口を介して前記モータケーシング内に流入した冷却流体を流す第1流路(FC1)と、
前記回転軸の外部空間であって前記ロータ及び前記ステータの軸方向の一端側に形成される第1空間と、前記第1流路と、を連通させる第1流出流路(FC2)と、
前記第1流路に連通し、前記第1流路及び前記第1流出流路よりも径方向外側に位置する第2流路(FC3)と、
前記回転軸の外部空間であり前記ロータ及び前記ステータの軸方向の他端側と前記排出口との間に形成される第2空間と、前記第2流路とを連通させる第2流出流路(FC4)と、
が形成されている、モータ(25)。 - 前記ロータと前記ステータとの間には、隙間(t)が形成されており、
前記隙間は、前記第1空間(S5)と、前記第2空間(S6)とを連通させる、
請求項1に記載のモータ。 - 前記回転軸は、回転軸本体(72、172)を有し、
前記回転軸本体は、
外面に径方向に貫通する第1径方向貫通孔(79)が形成される円筒状のパイプ部(73)と、
前記パイプ部の内周面に固定され、外面に、軸方向に延び前記第1径方向貫通孔と連通する溝部(81c,181c)が形成され、中央部に、軸方向に貫通する軸方向貫通孔(74a,174a)が形成されている主部(74,174)と、
前記パイプ部の軸方向の一端側部分を覆い、開口(75a)が形成される覆い部(75)と、
前記主部と共に前記覆い部を挟み、径方向に貫通する第2径方向貫通孔(76a)が形成される円柱部(76)と、
を有し、
前記覆い部と前記主部との間には、空間(S4)が形成されており、
前記第1径方向貫通孔は、前記第2流出流路を形成し、前記溝部は、前記第2流路を形成し、前記軸方向貫通孔及び前記空間は、第1流路を形成し、前記開口及び前記第2径方向貫通孔は、前記第1流出流路を形成する、
請求項1又は2に記載のモータ。 - 前記主部には、前記軸方向貫通孔から前記溝部へと貫通する孔(181d)が形成されている、
請求項3に記載のモータ。 - 前記第2空間には、前記第2流出流路を出た冷却流体が前記ロータ及び前記ステータへと流れないようにするための冷却流体流入阻止部材(89)が配置されている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記第1流路及び前記第2流路の軸方向の距離(D1,D2)は、前記ロータの軸方向の一端面から他端面までの距離(D3)以上である、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ。 - 請求項1〜6のいずれか1項に係るモータ(25)と、
前記回転軸(26)に連結されており、前記回転軸の回転によって冷媒を圧縮する圧縮部(24)と、
前記モータと前記圧縮部とを収容する圧縮機構ケーシング(23)と、
を備える、圧縮機構(2)。 - 請求項7に係る圧機機構と、前記圧縮機構から吐出された冷媒の放熱を行う放熱器(3)と、前記放熱器で放熱された冷媒の減圧を行う第1膨張機構(4)と、前記第1膨張機構で減圧された冷媒の加熱を行う加熱器(5)と、が配置されるメイン経路(11)と、
前記放熱器で放熱された冷媒の減圧を行う第2膨張機構(12a)を有し、前記第2膨張機構で減圧された冷媒を前記導入口(35)へと導く第1バイパス経路(12)と、
前記加熱器で加熱された冷媒を前記導入口へと導く第2バイパス経路(15)と、
を備え、
前記冷却流体は、前記第1バイパス経路からの冷媒と前記第2バイパス経路からの冷媒とから成る、
冷凍装置(1)。
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160405 |