JP2008138532A - 電動コンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータ部における圧力損失を抑制しつつインバータ素子の冷却性を向上する。
【解決手段】コンプレッサ部11と、モータ部12と、少なくともインバータ素子29を有する駆動回路部13とを備え、コンプレッサ部11がモータハウジング19の軸方向一端側に配置され、駆動回路部13がモータハウジング19の外周面19dに配置され、モータハウジング19には、流体を吸入するための吸入ポート25が形成され、吸入ポート25は、モータハウジング19内において、モータハウジング19の内周面19cの周方向に沿うように開口し、内周面19cには、モータハウジング19の径外方側に向かって窪んだ溝28が吸入ポート25からコンプレッサ部11側に向かって螺旋状に延びて形成され、インバータ素子29が、外周面19dのうち溝28の径外方側に位置する部位に配置されている。
【選択図】図3
【解決手段】コンプレッサ部11と、モータ部12と、少なくともインバータ素子29を有する駆動回路部13とを備え、コンプレッサ部11がモータハウジング19の軸方向一端側に配置され、駆動回路部13がモータハウジング19の外周面19dに配置され、モータハウジング19には、流体を吸入するための吸入ポート25が形成され、吸入ポート25は、モータハウジング19内において、モータハウジング19の内周面19cの周方向に沿うように開口し、内周面19cには、モータハウジング19の径外方側に向かって窪んだ溝28が吸入ポート25からコンプレッサ部11側に向かって螺旋状に延びて形成され、インバータ素子29が、外周面19dのうち溝28の径外方側に位置する部位に配置されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、電動モータによりコンプレッサを駆動する電動コンプレッサに関する。
従来、この種の電動コンプレッサが特許文献1にて知られている。この従来技術による電動コンプレッサは、冷媒を圧縮するコンプレッサ部と、コンプレッサ部を回転駆動するモータ部と、モータ部に駆動電流を供給する駆動回路部とを備えている。
モータ部は略円筒状のモータハウジングを有し、このモータハウジング内に回転軸、ロータ、ステータコア及びステータコイル等を収納している。モータハウジングの軸方向一端側にはコンプレッサ部が隣接配置されている。
駆動回路部はインバータ素子等の電気回路部品からなる駆動電気回路をケーシング内に収納して構成されており、モータハウジングの外周面に配置されている。
モータハウジングの軸方向他端側(コンプレッサ部と反対側)には、モータハウジング内に冷媒を吸入するための吸入ポートが設けられ、吸入ポートから吸入された冷媒がモータハウジング内をその軸方向に通過した後にコンプレッサ部に流入して圧縮されるようになっている。
これにより、モータハウジング内を流れる冷媒がモータハウジングを介して駆動回路部を冷却することができるので、駆動回路部の過熱を抑制することができる。
また、特許文献2には、モータハウジング内において、吸入ポートをモータハウジングの内周面の周方向に沿う方向に開口させ、モータハウジング内を流れる冷媒によってモータ部自体を冷却するようにした電動コンプレッサが開示されている。
これによると、吸入ポートからモータハウジング内に流入する冷媒がモータハウジングの内周面の周方向に沿って流れるので、冷媒がモータハウジング内のステータコイルに衝突することを抑制できる。この結果、モータ部における冷媒の圧力損失を低減でき、電動コンプレッサの圧縮効率を向上できる。
特開2003−324900号公報
特開2004−183499号公報
ところで、駆動回路部内の電気回路部品の中でもインバータ素子は特に熱に弱い。しかしながら、前者の従来技術では、インバータ素子とそれ以外の電気回路部品とを同様に冷却するので、相対的にインバータ素子の冷却が不十分になってしまう。
この対策として、モータハウジング内においてインバータ素子の近傍部位に集中的に冷媒を流すことによってインバータ素子の冷却性を向上させることが考えられるが、冷媒の流し方によってはモータハウジング内における冷媒流れに乱れや澱みが生じてしまうおそれがある。このため、冷媒の圧力損失が増加してしまうおそれがある。
一方、後者の従来技術は、モータハウジングの外周面に駆動電気回路が配置されていないので、モータハウジング内を流れる冷媒によってモータ部のみを冷却するだけで、駆動回路部を冷却することができないという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、モータ部における圧力損失を抑制しつつ、インバータ素子の冷却性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、流体を圧縮するコンプレッサ部(11)と、
円筒状のモータハウジング(19)を有し、コンプレッサ部(11)を回転駆動するモータ部(12)と、
少なくともインバータ素子(29)を有し、モータ部(12)に駆動電流を供給する駆動回路部(13)とを備え、
コンプレッサ部(11)がモータハウジング(19)の軸方向一端側に配置され、
駆動回路部(13)がモータハウジング(19)の外周面(19d)に配置され、
モータハウジング(19)には、流体を吸入するための吸入ポート(25)が形成され、
吸入ポート(25)は、モータハウジング(19)内において、モータハウジング(19)の内周面(19c)の周方向に沿うように開口し、
内周面(19c)には、モータハウジング(19)の径外方側に向かって窪んだ溝(28)が吸入ポート(25)からコンプレッサ部(11)側に向かって螺旋状に延びて形成され、
インバータ素子(29)が、外周面(19d)のうち溝(28)の径外方側に位置する部位に配置されていることを特徴とする。
円筒状のモータハウジング(19)を有し、コンプレッサ部(11)を回転駆動するモータ部(12)と、
少なくともインバータ素子(29)を有し、モータ部(12)に駆動電流を供給する駆動回路部(13)とを備え、
コンプレッサ部(11)がモータハウジング(19)の軸方向一端側に配置され、
駆動回路部(13)がモータハウジング(19)の外周面(19d)に配置され、
モータハウジング(19)には、流体を吸入するための吸入ポート(25)が形成され、
吸入ポート(25)は、モータハウジング(19)内において、モータハウジング(19)の内周面(19c)の周方向に沿うように開口し、
内周面(19c)には、モータハウジング(19)の径外方側に向かって窪んだ溝(28)が吸入ポート(25)からコンプレッサ部(11)側に向かって螺旋状に延びて形成され、
インバータ素子(29)が、外周面(19d)のうち溝(28)の径外方側に位置する部位に配置されていることを特徴とする。
これによると、吸入ポート(25)から吸入された流体が溝(28)を通過して流出口(26)側へと流れることができる。そして、溝(28)を流れる流体によってインバータ素子(29)を冷却することができる。このため、インバータ素子(29)の冷却性を向上することができる。
一方、吸入ポート(25)はモータハウジング(19)内において内周面(19c)の周方向に沿うように開口しているので、吸入ポート(25)からモータハウジング(19)内に吸入された流体が内周面(19c)に沿ってスムーズに流れることができる(後述の図2を参照)。
そして、溝(28)は吸入ポート(25)からコンプレッサ部(11)側に向かって螺旋状に延びて形成されているので、内周面(19c)に沿って流れる流体がその流れ方向を大きく変化させることなく螺旋状の溝(28)をスムーズに流れる(後述の図3を参照)。
このため、モータ部(12)において、流体流れに乱れや澱みが発生することを抑制することができるので、流体の圧力損失を抑制することができる。
以上の効果が合わさることによって、モータ部(12)における圧力損失を抑制しつつ、インバータ素子(29)の冷却性を向上することができる。
なお、本発明における「吸入ポート(25)がモータハウジング(19)の内周面(19c)の周方向に沿うように開口する」とは、吸入ポート(25)が、内周面(19c)の中心(O)よりも、内周面(19c)のうち吸入ポート(25)と隣接する部位寄りの方向を向いて開口していることを意味するものである。したがって、吸入ポート(25)が内周面(19c)の中心(O)を向いて開口しているものは除かれる。
本発明は、具体的には、コンプレッサ部(11)は円筒状のコンプレッサハウジング(14)を有し、
コンプレッサハウジング(14)の内周面(14a)には、コンプレッサハウジング(14)の径外方側に向かって窪んだコンプレッサハウジング溝(28a)が、溝(28)と連続して形成されている。
コンプレッサハウジング(14)の内周面(14a)には、コンプレッサハウジング(14)の径外方側に向かって窪んだコンプレッサハウジング溝(28a)が、溝(28)と連続して形成されている。
これにより、螺旋状の溝(28)を流れる流体が、その流れ方向を大きく変えることなくコンプレッサハウジング溝(28a)を介してコンプレッサハウジング(14)内に吸入される。このため、流体流れに乱れや澱みが発生することをより抑制することができ、圧力損失をより抑制することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。図1は、電動コンプレッサの部分断面図であり、図2は、図1のA−A断面図であり、図3は、電動コンプレッサの模式的な斜視図である。
本実施形態は、本発明による電動コンプレッサを、冷凍サイクルの冷媒を圧縮する冷凍サイクル用電動コンプレッサ10に適用したものである。電動コンプレッサ10は、凝縮器、減圧器及び蒸発器(いずれも図示せず)とともに、車両空調装置用の冷凍サイクル装置を構成している。
図1に示すように、電動コンプレッサ10は、冷媒を圧縮するコンプレッサ部11、コンプレッサ部11を回転駆動するモータ部12、及び、モータ部12に駆動電流を供給する駆動回路部13から構成されている。
電動コンプレッサ10は全体として略円筒形状を有しており、その軸方向一端部(図1の左端部)にコンプレッサ部11が配置され、軸方向他端部(図1の右端部)にモータ部12が配置され、径外方側部位(図1の上方側部位)に駆動回路部13が配置されている。
コンプレッサ部11はスクロール型コンプレッサであって、略円筒状のコンプレッサハウジング14内に固定スクロールと可動スクロールとからなる一対のスクロール15を収納している。なお、図1では、図示の都合上、スクロール15を簡略化して図示している。
スクロール15はモータ部12の回転軸16からの回転駆動力によって旋回し、吸入口17から冷媒を吸入、圧縮する。そして、圧縮後の冷媒を吐出口18から吐出する。
モータ部12は、モータハウジング19内に回転軸16、モータハウジング19、ロータ20、ステータコア21及びステータコイル22を収納した構成になっている。モータハウジング19は、伝熱性の高いアルミニウム等の金属からなるもので、略円筒状に形成されている。なお、モータハウジング19は、本発明におけるハウジングに該当するものである。
回転軸16は、モータハウジング19の軸方向と平行に延びており、両端部が軸受け23、24により回転自在に支持されている。軸受け23は、モータハウジング19の軸方向一端側(図1の左端側)を塞ぐように形成された壁面19aに支持されている。軸受け24は、モータハウジング19の軸方向他端側(図1の右端側)を塞ぐように形成された壁面19bに支持されている。
ロータ20は、永久磁石からなり、筒状に形成されているものであって、回転軸16にの外周面に固定されている。ロータ20は、ステータコア21から発生される回転磁界に基づいて、回転軸16とともに回転する。
ステータコア21は、ロータ20の径外方側に配置され、モータハウジング19内において環状に形成されている。ステータコア21は、磁性体からなるもので、モータハウジング19の内周面19cに支持されている。
モータハウジング19内に冷媒を吸入するための吸入ポート25は、モータハウジング19のうちコンプレッサ部11と反対側(図1の右方側)の部位に設けられている。
図2に示すように、吸入ポート25は、モータハウジング19内において、モータハウジング19の内周面19cの周方向に沿うように開口している。
ここで、「吸入ポート25がモータハウジング19の内周面19cの周方向に沿うように開口する」とは、吸入ポート25が、内周面19cの中心Oよりも、内周面19cのうち吸入ポート25と隣接する部位寄りの方向を向いて開口していることを意味するものである。したがって、吸入ポート25が内周面19cの中心Oを向いて開口しているものは除かれる。
モータハウジング19内の冷媒をコンプレッサ部11側に流出させる流出口26は、モータハウジング19のうちコンプレッサ部11側の端部(図1の左端部)に設けられている。
図3に示すように、モータハウジング19の内周面19cのうち駆動回路部13側の部位とステータコア21との間には隙間27が形成されている。この隙間27は吸入ポート25から吸入された冷媒を図1の矢印aのように流出口26側へと流す第1の冷媒通路を構成している。なお、図示の都合上、図2、図3では、隙間27の図示を省略している。
また、モータハウジング19の内周面19cには、モータハウジング19の外周面19d側に向かって窪んだ溝28が、吸入ポート25から流出口26にわたって螺旋状に延びて形成されている。この螺旋状の溝28は、吸入ポート25から吸入された冷媒を図3の矢印bのように流出口26側へと流す第2の冷媒通路を構成している。
本例では、螺旋状の溝28の幅方向寸法W(図3)が溝28の全長にわたって一定になっている。ここで、溝28の幅方向寸法Wとは、溝28の延びる方向と直交する方向における幅寸法のことを意味している。
コンプレッサハウジング14の内周面14aには、コンプレッサハウジング14の径外方側に向かって窪んだコンプレッサハウジング溝28aが、螺旋状の溝28と連続して形成されている。このコンプレッサハウジング溝28aを介して、モータ部12の流出口26とコンプレッサ部11の吸入口17とが連通している。
モータハウジング19の外周面19dに配置される駆動回路部13は、少なくともインバータ素子29を有する駆動回路をケーシング30内部に収納して構成されている。駆動回路部13のうちインバータ素子29は、溝28に対してモータハウジング19の径外方側(図1では上方側)に配置されている。本例では、図1の上方側から見たときに、インバータ素子29の全体が溝28と重合している。
なお、図1では、図示の都合上、駆動回路部13のうちインバータ素子29及びケーシング30のみを図示している。
次に、本実施形態の電動コンプレッサ10の作動について説明する。まず、駆動回路部13が電源投入されて、モータ部12のステータコイル22に対して駆動電流を流す。これに伴って、ステータコア21から回転磁界が発生するため、ロータ20に対して回転力が発生する。すると、ロータ20が回転軸16とともに回転する。したがって、コンプレッサ部11は、回転軸16からの回転駆動力によって旋回して冷媒を吸入、圧縮、吐出する。
具体的には、蒸発器側からの冷媒がモータハウジング19の吸入ポート25を通じてモータ部12内に吸入され、モータ部12内に吸入された吸入冷媒が矢印a、bのように空隙27及び螺旋状の溝28を流れる。
空隙27及び螺旋状の溝28を流れた冷媒は、図1中の矢印に示すように流出口26、コンプレッサハウジング溝28a及び吸入口17を介してコンプレッサ部11に吸入され、圧縮される。そして、圧縮後の冷媒が吐出口18から凝縮器側に吐出される。
このとき、駆動回路部13は作動に伴って熱を発生するが、空隙27を流れる冷媒がモータハウジング19を介して駆動回路部13を冷却する。
さらに、本実施形態では、インバータ素子29直下の螺旋状の溝28を流れる冷媒によってインバータ素子29を冷却する。このため、駆動回路部13の中でも特に熱に弱いインバータ素子29の冷却性を向上することができる。
ここで、吸入ポート25がモータハウジング19内においてモータハウジング19の内周面19cの周方向に沿うように開口しているので、吸入ポート25からモータハウジング19内に吸入された冷媒は図2の矢印cのようにモータハウジング19の内周面19cとステータコイル22との間を内周面19cに沿ってスムーズに流れる。このため、冷媒がステータコイル22に衝突することを抑制できる。
そして、溝28が吸入ポート25から流出口26に向かって螺旋状に延びて形成されているので、内周面19cに沿って流れる冷媒は図3の矢印bのようにその流れ方向を大きく変化させることなく螺旋状の溝28をスムーズに流れる。
つまり、本実施形態によると、モータ部12内において冷媒流れに乱れや澱みが発生することを抑制することができるので、冷媒の圧力損失を抑制することができる。
以上の効果が合わさることによって、モータ部12における圧力損失を抑制しつつ、インバータ素子29の冷却性を向上することができる。
また、本実施形態によると、図1の上方側から見たときに、インバータ素子29の全体が溝28と重合しているので、インバータ素子29の冷却性をより向上できる。
また、本実施形態によると、螺旋状の溝28は、その幅方向寸法Wがその全長にわたって一定になっているので、螺旋状の溝28において冷媒流れに乱れや澱みが発生することを抑制することができる。この結果、冷媒の圧力損失をより抑制することができる。
また、本実施形態によると、コンプレッサハウジング溝28aを螺旋状の溝28と連続して形成しているので、螺旋状の溝28を流れる冷媒が、その流れ方向を大きく変えることなくコンプレッサハウジング溝28aを流れることができる。このため、冷媒流れに乱れや澱みが発生することをより抑制することができるので、圧力損失をより一層抑制することができる。
また、本実施形態では、吸入ポート25をモータハウジング19の外周面19dに設けている。このため、上記特許文献1のようにモータハウジングの軸方向一端側(コンプレッサ部と反対側)を塞ぐ壁面に吸入ポートを設ける場合と比較して、モータハウジングの軸方向(図1の左右方向)における電動コンプレッサ10の体格を小型化できる。
(他の実施形態)
なお、上記一実施形態では、図1の上方側から見たときに、インバータ素子29の全体が溝28と重合しているが、インバータ素子29の一部のみが溝28と重合していてもよい。
なお、上記一実施形態では、図1の上方側から見たときに、インバータ素子29の全体が溝28と重合しているが、インバータ素子29の一部のみが溝28と重合していてもよい。
また、上記一実施形態では、電動コンプレッサ10を車両空調装置用の冷凍サイクル装置に適用した例を示したが、これに限定されるものではなく、他の種々の電動コンプレッサに適用が可能である。例えば、定置型空調装置の冷凍サイクル装置、給湯器の冷凍サイクル装置等に適用が可能である。
さらには、冷媒を圧縮する電動コンプレッサのみならす、他の種々の流体を圧縮する電動コンプレッサに適用が可能である。
11…コンプレッサ部、12…モータ部、13…駆動回路部、
14…コンプレッサハウジング、14a…コンプレッサハウジングの内周面、
17…吸入口、19…モータハウジング、19c…内周面、19d…外周面、
25…吸入ポート、28…溝、28a…コンプレッサハウジング溝、
29…インバータ素子。
14…コンプレッサハウジング、14a…コンプレッサハウジングの内周面、
17…吸入口、19…モータハウジング、19c…内周面、19d…外周面、
25…吸入ポート、28…溝、28a…コンプレッサハウジング溝、
29…インバータ素子。
Claims (2)
- 流体を圧縮するコンプレッサ部(11)と、
円筒状のモータハウジング(19)を有し、前記コンプレッサ部(11)を回転駆動するモータ部(12)と、
少なくともインバータ素子(29)を有し、前記モータ部(12)に駆動電流を供給する駆動回路部(13)とを備え、
前記コンプレッサ部(11)が前記モータハウジング(19)の軸方向一端側に配置され、
前記駆動回路部(13)が前記モータハウジング(19)の外周面(19d)に配置され、
前記モータハウジング(19)には、前記流体を吸入するための吸入ポート(25)が形成され、
前記吸入ポート(25)は、前記モータハウジング(19)内において、前記モータハウジング(19)の内周面(19c)の周方向に沿うように開口し、
前記内周面(19c)には、前記モータハウジング(19)の径外方側に向かって窪んだ溝(28)が前記吸入ポート(25)から前記コンプレッサ部(11)側に向かって螺旋状に延びて形成され、
前記インバータ素子(29)が、前記外周面(19d)のうち前記溝(28)の前記径外方側に位置する部位に配置されていることを特徴とする電動コンプレッサ。 - 前記コンプレッサ部(11)は円筒状のコンプレッサハウジング(14)を有し、
前記コンプレッサハウジング(14)の内周面(14a)には、前記コンプレッサハウジング(14)の径外方側に向かって窪んだコンプレッサハウジング溝(28a)が、前記溝(28)と連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
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JP2006323199A JP2008138532A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 電動コンプレッサ |
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JP2008138532A true JP2008138532A (ja) | 2008-06-19 |
Family
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011256789A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インバータ一体型電動圧縮機およびこれを備えた空気調和装置 |
US9234527B2 (en) | 2012-06-28 | 2016-01-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor driven compressor |
US10941788B2 (en) | 2017-01-25 | 2021-03-09 | Ihi Corporation | Electric compressor |
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2006
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