JP2008184995A - 電動コンプレッサ - Google Patents

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裕彰 内藤
Takayuki Watanabe
貴之 渡辺
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Abstract

【課題】電動コンプレッサ100において、ハウジング10の耐圧強度を確保しつつ、インバータ装置200を十分に冷却することができる。
【解決手段】電動コンプレッサ100において、コンプレッサ部60の駆動に伴って、冷媒吸入孔11を介して冷媒がハウジング10内に吸入される。このとき、冷媒が冷媒流路21a、21b、21dに流れることが遮蔽部80によって遮蔽されるので、冷媒が冷媒流路21cにだけ流れる。したがって、冷媒流路21c内を流れる冷媒によりインバータ装置200を冷却することができる。ステータコア20には回転方向に並ぶ冷媒流路21a、21b、21c、21dが設けられているので、ハウジング10とステータコア20との間において回転方向の応力分布の偏りを小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハウジング内を流れる冷媒により駆動装置を冷却する電動コンプレッサに関する。
従来、電動コンプレッサにおいて、冷媒吸入口および冷媒吐出口を有するハウジングと、冷媒吸入口を介して吸入される冷媒を圧縮して冷媒吐出口から吐出する圧縮部と、圧縮部を駆動する回転軸を有して回転磁界に基づいて回転軸を回転させる回転力を発生するロータと、ロータに対して回転磁界を与えるステータコアと、通電により回転磁界を発生するステータコイルと、を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1には、ハウジングに対するステータコアの固定について記載されてないが、一般的には、焼き嵌めによりハウジングに対してステータコアが固定されている。
特開2004−183499号公報
本発明者は、ステータコイルに通電するインバータ装置をハウジングの外側に装着して、ハウジング内を流れる冷媒によりインバータ装置を冷却することについて検討したところ、次のような問題点が分かった。
例えば、インバータ装置の近傍に軸方向に延びる冷媒通路を1つだけ設ければ、この1つの冷媒通路を流れる冷媒によりインバータ装置を冷却することができるが、ハウジングとステータコアとを焼き嵌めにより固定する場合には、ハウジングとステータコアとの間において回転方向の応力分布の偏りが大きくなる。
換言すれば、ハウジングに対してステータコアから加わる力(圧力)においてその回転方向の分布の偏りが大きくなる。このため、ハウジングにおいて、ステータコアから加わる力(圧力)が大きな部位では、ハウジングの割れの恐れを生じる。すなわち、ハウジングの耐圧強度が低下することになる。
これに対して、ハウジングとステータコアとの間において複数の冷媒通路を設け、複数の冷媒通路を回転方向に配列することが考えられる。この場合には、ハウジングとステータコアとの間において回転方向の応力分布の偏りを小さくすることができるので、ハウジングの耐圧強度を高めることができる。
しかし、インバータ装置(駆動回路)の近傍の1つの冷媒通路だけでなく、その他の冷媒通路にも冷媒が流れるため、当該近傍の1つの冷媒通路に流れる冷媒量が減り、インバータ装置を十分に冷却することができなくなる可能性がある。
本発明は、上記点に鑑み、ハウジングの耐圧強度を確保しつつ、駆動回路を十分に冷却できるようにした電動コンプレッサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、冷媒吸入口(11)および冷媒吐出口(12)を有するハウジング(10)と、ハウジング内に収納され、冷媒吸入口を介して吸入される冷媒を圧縮して冷媒吐出口から吐出する圧縮部(60)と、ハウジング内に収納され、圧縮部を駆動する回転軸(40)を有し、回転磁界に基づいて回転軸を回転させる回転力を発生するロータ(30)と、ハウジング内に嵌め込まれて、ロータに対して回転磁界を与えるステータコア(20)と、ステータコアに回巻きされ、通電により回転磁界を発生するステータコイル(23)と、ハウジングの外側に装着され、ステータコイルに通電する駆動回路(200)と、ハウジングとステータコアとの間にて回転方向に並べられるように設けられ、冷媒がそれぞれ軸方向に流れる複数の冷媒流路(21a、21b、21c、21d)と、を備え、複数の冷媒流路のうち1つの冷媒流路がハウジングを介して駆動回路に対向するように配置されており、複数の冷媒流路のうち1つの冷媒流路以外の他の冷媒流路に冷媒吸入口からの冷媒が流れることを抑制する抑制部材(80)を備えることを第1の特徴とする。
したがって、前記1つの冷媒流路を流れる冷媒量を増やすことができるので、駆動回路を冷却することができるので、駆動回路を十分に冷却できる。
また、ハウジングとステータコアとの間にて複数の冷媒流路が回転方向に並べられるように設けられているので、ハウジングとステータコアとの間において回転方向の応力分布の偏りを小さくすることができる。
以上により、ハウジングの耐圧強度を確保しつつ、駆動回路を十分に冷却できる。
本発明は、冷媒吸入口(11)および冷媒吐出口(12)を有するハウジング(10)と、ハウジング内に収納され、冷媒吸入口を介して吸入される冷媒を圧縮して前記冷媒吐出口から吐出する圧縮部(60)と、ハウジング内に収納され、前記圧縮部を駆動する回転軸(40)を有し、回転磁界に基づいて前記回転軸を回転させる回転力を発生するロータ(30)と、前記ハウジング内に嵌め込まれて、前記ロータに対して前記回転磁界を与えるステータコア(20)と、前記ステータコアに回巻きされ、通電により前記回転磁界を発生するステータコイル(23)と、前記ハウジングの外側に装着され、前記ステータコイルに通電する駆動回路(200)と、前記ハウジングと前記ステータコアとの間にて回転方向に並べられるように設けられ、前記冷媒がそれぞれ軸方向に流れる複数の冷媒流路(21a、21b、21c、21d)と、を備え、前記複数の冷媒流路のうち1つの冷媒流路(21c)が前記ハウジングを介して前記駆動回路に対向するように配置されており、前記冷媒吸入口からの冷媒を前記1つの冷媒流路に案内する冷媒案内通路(310)を備えることを第2の特徴とする。
したがって、前記1つの冷媒流路を流れる冷媒量を増やすことができるので、駆動回路を冷却することができるので、駆動回路を十分に冷却できる。
また、ハウジングとステータコアとの間にて複数の冷媒流路が回転方向に並べられるように設けられているので、ハウジングとステータコアとの間において回転方向の応力分布の偏りを小さくすることができる。
以上により、ハウジングの耐圧強度を確保しつつ、駆動回路を十分に冷却できる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1〜図3に本発明の車両空調装置用の電動コンプレッサの第1実施形態を示す。図1は電動コンプレッサの内部構成を示している断面図、図2は図1中のA−A断面図、図3は図1中のB−B断面図である。
本実施形態の電動コンプレッサ100は、凝縮器、減圧器、および蒸発器とともに、車両空調装置用の冷凍サイクル装置を構成している。電動コンプレッサ100は、インバータ装置200が一体化されたもので、自動車のエンジンルーム内において、走行用エンジンの側壁に固定されている。
具体的には、電動コンプレッサ100は、図1に示すように、ハウジング10、ステータコア20、ロータ30、回転軸40、軸受け50、コンプレッサ部60、および遮蔽部80を備えている。
ハウジング10は、図1に示すように、鉄、アルミニウム等の金属材料から略筒状に成形されたものであり、ハウジング10の外表面の上側には、取付け平面部13が設けられている。取付け平面部13には、インバータ装置200が装着されている。インバータ装置200は、カバーケース15と取付け平面部13との間に狭持されている。カバーケース15は、取付け平面部13に対してネジ等の締結部材により固定されている。
ハウジング10は、冷媒吸入孔11、および冷媒吐出孔12を備えている。冷媒吸入孔11は、蒸発器側からの冷媒を吸入する孔部であって、軸方向一端側(図1中右側)に設けられている。冷媒吐出孔12は、凝縮器に向けて冷媒を吐出する孔部であって、軸方向他端側(図1中左側)の蓋部10aに設けられている。
ステータコア20は、ハウジング10内に収納されており、ステータコア20は、フェライト等の磁性体材料からなる略筒状部材である。ステータコア20のうち径方向中間部には、図2に示すように、複数(図2中では18個)の中空部24が設けられており、各中空部24は、それぞれ、軸線方向に延びるように形成されている。
各中空部24のそれぞれに隣接してスロット22がそれぞれ形成されており、各スロット22は、径方向に向けて突出するように形成されている。各スロット22のそれぞれには、ステータコイル23が中空部24を通るように回巻きされている。
ステータコイル23は、密着端子(図示省略)を介してインバータ装置200に接続されており、ステータコイル23はインバータ装置200から通電されて、回転磁界を発生する。
ステータコア20のうち径方向外側には、複数(図2中では4個)の冷媒流路21a、21b、21c、21dが設けられており、冷媒流路21a、21b、21c、21dは、それぞれ、軸線方向に延びるように形成されている。冷媒流路21a、21b、21c、21dは、それぞれ径外方向に開口するように形成されている。冷媒流路21cは、ハウジング10を介してインバータ装置200に対向するように形成されている。
ロータ30は、ステータコア20の径方向内側に配置されており、ロータ30は、ステータコイル23から発生する回転磁界に応じて回転力を発生する。回転軸40は、ロータ30に貫通した状態で、ロータ30に固定されている。軸受け50は、他の軸受け(図示省略)とともに、回転軸40を回転自在に支持する。 ここで、軸受け50は、図1に示すように、ハウジング10の軸方向一端側の側壁部16のボス部16a内に嵌合されている。ボス部16aは、軸方向他端側に突出するとともに環状に形成されている。
遮蔽部80は、樹脂材料からなる略扇状部材であって、ステータコア20とハウジング10の軸方向一端側の側壁部16との間に配置されており、遮蔽部80には、冷媒流路21a、21b、21dの入口側をそれぞれ軸方向一端側から塞ぐ閉鎖部80dが設けられている。図1には、冷媒流路21b、21dの各閉鎖部80dは省略されている。
遮蔽部80には、回転軸40が貫通する貫通孔80bが設けられており、遮蔽部80には、凹部80aが設けられており、凹部80aには軸受け50およびボス部16aが填め込まれている。なお、遮蔽部80は、例えば、金属材料からなる。
コンプレッサ部60は、例えば、ロータリ型コンプレッサであり、コンプレッサ部60は、回転軸40の軸方向他端側に設けられ、回転軸40の回転に伴って回転運動して冷媒を圧縮する。
次に、本実施形態の電動コンプレッサ100の組み付けについて説明する。
まず、ハウジング10の側壁部16のボス部16a内に軸受け50を圧入して、側壁部16に対して軸受け50を固定する。
次に、ハウジング10内に遮蔽部80を収納して遮蔽部80の凹部80a内に軸受け50およびボス部16aを圧入して、遮蔽部80をハウジング10の側壁部16に固定する。
次に、ハウジング10に対してステータコア20およびステータコイル23を入れ、ハウジング10に対してステータコア20を焼き嵌めにより固定する。
一方、ロータ30、回転軸40、およびコンプレッサ部60を、予め一体化しておき、この一体化したロータ30、回転軸40、およびコンプレッサ部60をハウジング10に収納する。その後、ハウジング10の開口部を蓋部10aにより閉じる。
次に、本実施形態の電動コンプレッサ100の作動について説明する。
まず、ステータコイル23はインバータ装置200から通電されて、回転磁界を発生する。このため、ロータ30は、ステータコイル23から発生する回転磁界に応じて回転軸40の回転力を発生する。すると、この回転力によりコンプレッサ部60が駆動される。
これに伴い、冷媒が冷媒吸入孔11を介してハウジング10内に吸入される。このとき、冷媒が冷媒流路21a、21b、21dに流れることが遮蔽部80によって遮蔽される。このため、冷媒吸入孔11からの冷媒が冷媒流路21cにだけ流れる。そして、この冷媒流路21cを通過した冷媒は、コンプレッサ部60により圧縮され、冷媒吐出孔12から凝縮器に向けて吐出される。
以上説明した本実施形態によれば、コンプレッサ部60の駆動に伴って、冷媒吸入孔11を介して冷媒がハウジング10内に吸入される。このとき、冷媒が冷媒流路21a、21b、21dに流れることが遮蔽部80によって遮蔽されるので、冷媒が冷媒流路21cにだけ流れる。したがって、冷媒流路21c内を流れる冷媒によりインバータ装置200を冷却することができる。
ここで、ステータコア20には回転方向に並ぶ冷媒流路21a、21b、21c、21dが設けられているので、ハウジング10とステータコア20との間において回転方向の応力分布の偏りを小さくすることができる。
以上により、ハウジング10の耐圧強度を確保しつつ、インバータ装置200を十分に冷却することができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、ハウジング10と遮蔽部80とをそれぞれ別々の部品とした例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、ハウジング10と遮蔽部80とを一体化した例について説明する。
図4に電動コンプレッサの内部構成を示している断面図、図5は図1中のC−C断面図である。具体的には、遮蔽部80は、図4、図5に示すように、ハウジング10の側壁部16からステータコア20側に突出して形成されている。
(第3実施形態)
上述の第1実施形態では、ハウジング10と遮蔽部80とを圧入により固定した例について説明したが、これに代えて、本第3実施形態では、図6に示すように、遮蔽部80とステータコイル23とを圧入により固定した例について説明する。
具体的には遮蔽部80には凹部85が設けられ、この凹部85にはステータコイル23のうち遮蔽部80側部分が圧入されて、遮蔽部80とステータコイル23とが固定されている。
(第4実施形態)
上述の第1実施形態では、遮蔽部80としては、冷媒が冷媒流路21a、21b、21dに流れることを遮蔽するように形成したものを用いた例について説明したが、これに代えて、本第4実施形態では、冷媒流路21a、21b、21dだけでなく、ロータ30およびステータコア20の間の隙間300にも冷媒が流入しないように遮蔽部80を形成する。
図7に電動コンプレッサの内部構成を示している断面図、図8は図1中のD−D断面図である。具体的には、遮蔽部80は、冷媒流路21a、21b、21d、および隙間300を軸方向一端側から塞ぐように形成されている。
(第5実施形態)
上述の第1〜4実施形態では、遮蔽部80としては、冷媒が冷媒流路21a、21b、21dに流れることを遮蔽するように形成したものを用いた例について説明したが、これに代えて、本第5実施形態では、図9、図10に示すように、冷媒吸入孔11から吸入された冷媒を冷媒流路21cに案内する案内配管310を設ける。
これにより、冷媒吸入孔11からの冷媒を冷媒流路21a、21b、21dに流すことなく、冷媒流路21cにだけ流すことができるので、冷媒流路21c内を流れる冷媒によりインバータ装置200を冷却することができる。
ここで、上述の第1実施形態と同様、ステータコア20には回転方向に並ぶ冷媒流路21a、21b、21c、21dが設けられているので、ハウジング10とステータコア20との間において回転方向の応力分布の偏りを小さくすることができる。
以上により、ハウジング10の耐圧強度を確保しつつ、インバータ装置200を十分に冷却することができる。
(他の実施形態)
上述の各実施形態では、本発明の電動コンプレッサを車両空調装置に適用した例について説明したが、これに代えて、本発明の電動コンプレッサを各種の産業機器に適用してもよい。
本発明の第1実施形態の電動コンプレッサの内部構成を示す図である。 図1中A−A断面図である。 図1中B−B断面図である。 本発明の第2実施形態の電動コンプレッサの内部構成を示す図である。 図1中C−C断面図である。 本発明の第3実施形態の電動コンプレッサの内部構成を示す図である。 本発明の第4実施形態の電動コンプレッサの内部構成を示す図である。 図7中D−D断面図である。 本発明の第5実施形態の電動コンプレッサの内部構成を示す図である。 図9中E−E断面図である。
符号の説明
11…冷媒吸入孔、10…ハウジング、20…ステータコア、
21a、21b、21c、21d…冷媒流路、
60…コンプレッサ部、80…遮蔽部、100…電動コンプレッサ、
200…インバータ装置。

Claims (6)

  1. 冷媒吸入口(11)および冷媒吐出口(12)を有するハウジング(10)と、
    前記ハウジング内に収納され、前記冷媒吸入口を介して吸入される冷媒を圧縮して前記冷媒吐出口から吐出する圧縮部(60)と、
    前記ハウジング内に収納され、前記圧縮部を駆動する回転軸(40)を有し、回転磁界に基づいて前記回転軸を回転させる回転力を発生するロータ(30)と、
    前記ハウジング内に嵌め込まれて、前記ロータに対して前記回転磁界を与えるステータコア(20)と、
    前記ステータコアに回巻きされ、通電により前記回転磁界を発生するステータコイル(23)と、
    前記ハウジングの外側に装着され、前記ステータコイルに通電する駆動回路(200)と、
    前記ハウジングと前記ステータコアとの間にて回転方向に並べられるように設けられ、前記冷媒がそれぞれ軸方向に流れる複数の冷媒流路(21a、21b、21c、21d)と、を備え、
    前記複数の冷媒流路のうち1つの冷媒流路が前記ハウジングを介して前記駆動回路に対向するように配置されており、
    前記複数の冷媒流路のうち前記1つの冷媒流路以外の他の冷媒流路に前記冷媒吸入口からの冷媒が流れることを抑制する抑制部材(80)を備えることを特徴とする電動コンプレッサ。
  2. 前記抑制部材は、前記ハウジングのうち軸方向一端側と前記ステータコアとの間に配置されており、
    前記ハウジングのうち軸方向一端側内壁には、前記抑制部材に向けて突出する突出部(16a)が設けられ、
    前記抑制部材は前記突出部が圧入される凹部(80a)を備えており、
    前記凹部に対する前記突出部の圧入により、前記抑制部材が前記ハウジングに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
  3. 前記突出部は、前記回転軸を囲むように形成される環状突出部であり、
    前記環状突出部の内側空所内に填め込まれ、前記回転軸を回転自在に支持する軸受け(50)を備えていることを特徴とする請求項2に記載の電動コンプレッサ。
  4. 前記抑制部材は、前記ハウジングのうち軸方向一端側と前記ステータコアとの間に配置されており、
    前記抑制部材には、前記ステータコイルのうち前記抑制部材側部分が圧入される凹部(85)が設けられており、
    前記凹部に対して前記ステータコイルの前記抑制部材側部分が圧入されることにより、前記抑制部材が前記ステータコイルに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
  5. 冷媒吸入口(11)および冷媒吐出口(12)を有するハウジング(10)と、
    前記ハウジング内に収納され、前記冷媒吸入口を介して吸入される冷媒を圧縮して前記冷媒吐出口から吐出する圧縮部(60)と、
    前記ハウジング内に収納され、前記圧縮部を駆動する回転軸(40)を有し、回転磁界に基づいて前記回転軸を回転させる回転力を発生するロータ(30)と、
    前記ハウジング内に嵌め込まれて、前記ロータに対して前記回転磁界を与えるステータコア(20)と、
    前記ステータコアに回巻きされ、通電により前記回転磁界を発生するステータコイル(23)と、
    前記ハウジングの外側に装着され、前記ステータコイルに通電する駆動回路(200)と、
    前記ハウジングと前記ステータコアとの間にて回転方向に並べられるように設けられ、前記冷媒がそれぞれ軸方向に流れる複数の冷媒流路(21a、21b、21c、21d)と、を備え、
    前記複数の冷媒流路のうち1つの冷媒流路(21c)が前記ハウジングを介して前記駆動回路に対向するように配置されており、
    前記冷媒吸入口からの冷媒を前記1つの冷媒流路に案内する冷媒案内通路(310)を備えることを特徴とする電動コンプレッサ。
  6. 前記ステータコアは、前記ハウジングに対して焼き嵌めにより固定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電動コンプレッサ。
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