JP5741197B2 - ロータの端部材、該ロータ端部材を備えたモータおよび該モータを備えた圧縮機 - Google Patents
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Description
突起部(95b)の高さよりも低くなるように形成されているものである。
室外回路(12)には、圧縮機(40)、室外熱交換器(21)、室外膨張弁(22)、及び四路切換弁(23)が設けられている。
各室内回路(13,13,13)には、そのガス側端から液側端へ向かって順に、室内熱交換器(31,31,31)と、室内膨張弁(32,32,32)とが設けられている。
図2に示す圧縮機(40)は、各摺動部の潤滑油を必要としない、いわゆるオイルレス圧縮機を構成している。また、圧縮機(40)は、冷媒を2段階に圧縮して昇圧する、多段式の圧縮機を構成している。更に、圧縮機(40)は、その内部が低圧の冷媒で満たされる、いわゆる低圧ドーム式の圧縮機を構成している。
空気調和装置(10)の運転動作について図1を参照しながら説明する。この空気調和装置(10)は、冷房運転と暖房運転とが実行可能になっており、四路切換弁(23)によって冷房運転と暖房運転との切り換えが行われる。
冷房運転時には、四路切換弁(23)が第1状態に設定される。この状態で、圧縮機(40)の運転が行われると、圧縮機(40)から吐出された高圧冷媒が、室外熱交換器(21)において室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(21)で凝縮した冷媒は、各室内回路(13)へ分配される。各室内回路(13)では、流入した冷媒が、室内膨張弁(32)で減圧された後に、室内熱交換器(31)において室内空気から吸熱して蒸発する。一方、室内空気は冷却されて室内へ供給される。
暖房運転時には、四路切換弁(23)が第2状態に設定される。この状態で、圧縮機(40)の運転が行われると、圧縮機(40)から吐出された高圧冷媒が、各室内回路(13)へ分配される。各室内回路(13)では、流入した冷媒が室内熱交換器(31)において室内空気へ放熱して凝縮する。一方、室内空気は加熱されて室内へ供給される。室内熱交換器(31)で凝縮した冷媒は、室外回路(12)で合流する。
次に、圧縮機(40)の運転動作について図2を参照しながら詳細に説明する。圧縮機(40)では、冷媒回路(11)の低圧冷媒が第1インペラ室(70)で中間圧にまで昇圧され、昇圧後の中間圧冷媒が第2インペラ室(80)で高圧にまで昇圧される。即ち、圧縮機(40)では、いわゆる2段圧縮が行われる。
本実施形態によれば、端板本体(94)に環状の突起部(95)を設けたため、ロータの端部材の表面積を増加させることができる。このため、簡易的な構成でもってロータコア(91)への冷却性能を向上させることができる。これにより、圧縮機(40)のコストを低減することができる。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
40b 第2圧縮機構部
41 ケーシング
61 モータ
62 ステータ
64 駆動軸
90 ロータ
91 ロータコア
93 端板
94 端板本体
95 突起部
95a 第1突起部
95b 第2突起部
95c 第3突起部
Claims (4)
- 平板状の本体部(94)を備え、ロータコア(91)の回転軸(64)の軸方向の一端面に配置されるロータの端部材であって、
上記本体部(94)には、それぞれ上記回転軸(64)の軸方向に突出し、且つ該回転軸(64)の回転中心と同心に形成されて上記ロータコア(91)の熱を放熱する複数の環状の突起部(95a,95b,95c)が、上記回転軸(64)の周囲から径方向外方に向かって順に形成され、
上記複数の突起部(95a,95b,95c)は、径方向の外方に形成された突起部(95c)の厚みが径方向の内方に形成された突起部(95b)の厚みよりも厚くなるように形成されている
ことを特徴とするロータの端部材。 - 請求項1において、
上記複数の突起部(95a,95b,95c)は、径方向の外方に形成された突起部(95c)の高さが径方向の内方に形成された突起部(95b)の高さよりも低くなるように形成されている
ことを特徴とするロータの端部材。 - 平板状の本体部(94)を有する端部材(93)がロータコア(91)の回転軸(64)の軸方向の少なくとも一端面に配置されて形成されるロータ(90)と、
該ロータ(90)の回転軸(64)の軸方向に延びる外側部を囲んで配置されるステータ(62)とを備え、
上記端部材(93)の本体部(94)には、それぞれ上記回転軸(64)の軸方向に突出し、且つ該回転軸(64)の回転中心と同心に形成されて上記ロータコア(91)の熱を放熱する複数の環状の突起部(95a,95b,95c)が、上記回転軸(64)の周囲から径方向外方に向かって順に形成され、
上記複数の突起部(95a,95b,95c)は、径方向の外方に形成された突起部(95c)の厚みが径方向の内方に形成された突起部(95b)の厚みよりも厚くなるように形成されている
ことを特徴とするモータ。 - 密閉容器(41)と、該密閉容器(41)内に配置された圧縮機構部(40a,40b)と、上記密閉容器(41)内に配置されると共に、上記圧縮機構部(40a,40b)を駆動するモータ(61)とを備えた圧縮機であって、
上記モータ(61)は、平板状の本体部(94)を有する端部材(93)がロータコア(91)の回転軸(64)の軸方向の少なくとも一端面に配置されて形成されるロータ(90)と、該ロータ(90)の回転軸(64)の軸方向に延びる外側部を囲んで配置されるステータ(62)とを備え、
上記本体部(94)には、それぞれ上記回転軸(64)の軸方向に突出し、且つ該回転軸(64)の回転中心と同心に形成されて上記ロータコア(91)の熱を放熱する複数の環状の突起部(95a,95b,95c)が、上記回転軸(64)の周囲から径方向外方に向かって順に形成され、
上記複数の突起部(95a,95b,95c)は、径方向の外方に形成された突起部(95c)の厚みが径方向の内方に形成された突起部(95b)の厚みよりも厚くなるように形成されている
ことを特徴とする圧縮機。
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JP2011106167A JP5741197B2 (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | ロータの端部材、該ロータ端部材を備えたモータおよび該モータを備えた圧縮機 |
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