JP5721676B2 - 補助動力発生装置及びこの装置の運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱機関で発生した動力をこの熱機関の外部に取り出して、この熱機関とは別に設けられた駆動源の動力を補う補助動力として利用することができる補助動力発生装置及びこの装置の運転方法に関する。
バイナリサイクル機関のような熱機関は、アンモニア、ペンタン、フロン、代替フロンなどの低沸点媒体などの作動媒体をランキンサイクルなどの熱力学サイクルによって膨張、凝縮することで、熱を動力に変換する(熱エネルギを運動エネルギに変換する)構成となっている。
このような熱機関は、液体の作動媒体を気化させる蒸発器と、作動媒体の蒸気を膨張させる膨張機と、膨張機で用いられた気体の作動媒体を液体に凝縮させる凝縮器と、凝縮された作動媒体を圧縮すると共に循環させる循環ポンプと、を備えている。また、この膨張機の回転駆動で得られた回転駆動力は、回転駆動軸を介して膨張機が収容されているハウジングの外に取り出され、回転駆動軸に接続された回転機械(例えば、発電機など)を回転させるために用いられるようになっている。
このような熱機関をスムーズに起動させる方法としては、次の特許文献1に開示されたようなものがすでに知られている。
例えば、特許文献1には、冷媒を循環させるべく順次接続された圧縮機と、放熱器と、膨張機と、蒸発器とを備え、さらに、前記放熱器の能力を制御する放熱器能力制御手段、または、前記蒸発器の能力を制御する蒸発器能力制御手段を有しており、前記圧縮機の起動時において、前記放熱器能力制御手段または前記蒸発器能力制御手段の能力を、ある時間、通常運転時より低減するように制御する起動ステップと、通常運転ステップとを有することを特徴とする冷凍サイクル装置の運転方法が開示されている。
特開2008−175402号公報
ところで、特許文献1の熱機関(冷凍サイクル装置)に備えられた発電機は、熱機関の膨張機が生み出す回転駆動力を直に受けとって発電を行うもの、すなわち「従動型の回転機械」であって、当然ながら、膨張機から回転駆動力が得られない場合は、発電機は止まったままである。
一方で、バイナリサイクル機関のような熱機関で回転駆動力を発生させ、得られた回転駆動力を「熱機関とは別に設けられた駆動源の動力を補う」ための補助動力として利用することが提案されている。例えば、モータ駆動により駆動されるガス圧縮機を想定する。このガス圧縮機は、自分自身で起動・運転可能な「主動型の回転機械」であって、係るガス圧縮機に対して熱機関の回転駆動力を補助的に付与するシステムを考える。
その場合、このシステムの起動時に、例えば、以下に述べるような不都合が生じることが考えられる。
すなわち、主動型の回転機械であるガス圧縮機のモータを起動させると共に、熱機関も起動させる。このとき、熱機関は定常運転状態ではないため、膨張機からの回転動力を補助動力としてモータに付与できないばかりか、逆に、ガス圧縮機のモータが膨張機を回転することとなり、システム全体の立ち上がりが非常に遅くなる可能性がある。また、この状況下では、膨張機に流れ込む作動媒体は液体であり、膨張機の回転負荷は過大なものとなって、膨張機の破損すら招きかねない。
係る不都合は非常に重大な問題であり、特許文献1の技術をもってしても解決はできない。
なぜなら、特許文献1の熱機関は、当該熱機関とは別に設けられた駆動源の動力を補う
ための補助動力を発生するものではなく、そもそもシステム構成が異なっているからである。加えて、特許文献1が開示する運転方法は、「膨張機が駆動しない状態で循環ポンプ(特許文献1では圧縮機と記載)が運転し続け、循環ポンプの負荷が大きくなる」などの「熱機関内で発生する不都合」を解決するものであり、本願発明が問題とする熱機関とそれに連結された主動型の回転機械とで構成されたシステムでの起動時の問題を解決するものとはなっていない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、熱機関で発生した動力をこの熱機関の外部に取り出して、この熱機関とは別に設けられた駆動源の動力を補う補助動力として利用することができる補助動力発生装置に関し、装置の起動時、停止時などに発生する問題を確実に回避できる補助動力発生装置及びこの装置の運転方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、気化した作動媒体を膨張させて回転駆動力を発生させる膨張機を備えたバイナリサイクル機関と、前記膨張機で発生する回転駆動力を前記膨張機のハウジングの外部へ取り出す動力伝達軸とを有し、回転駆動力を回転機械の駆動源の補助動力に用いる補助動力発生装置の運転方法であって、前記膨張機が、入口と出口とを連通するバイパス配管を備え、前記バイパス配管が、前記バイパス配管を開閉する開閉弁を備え、前記補助動力発生装置を起動する際には、前記開閉弁を開いて、前記作動媒体を前記バイパス配管に流入させるようにした上で、前記回転機械を起動させ、前記膨張機へ流入する作動媒体が気化されたと判断されると、前記バイパス配管の開閉弁を閉じ、前記補助動力発生装置を停止するに際には、前記開閉弁を開いて、前記作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止し、前記回転機械が定常運転をしている状況下で、前記回転機械が停止した際には、前記開閉弁を開いて前記作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、回転駆動力を回転機械の駆動源の補助動力に用いる補助動力発生装置であって、気化した作動媒体を膨張させて回転駆動力を発生させる膨張機を備えたバイナリサイクル機関と、前記膨張機で発生する回転駆動力を前記膨張機のハウジングの外部へ取り出す動力伝達軸とを有し、前記ハウジングはその隔壁で囲まれた内部に前記膨張機の駆動部を収容しており、前記動力伝達軸は、前記隔壁を間に介して前記ハウジングの内外に分断されているとともに前記膨張機の回転駆動力を前記ハウジングの外部に伝達するべく磁気カップリングを備え、前記膨張機には、入口と出口とを連通するバイパス配管が設けられていて、前記バイパス配管には、前記バイパス配管を開閉する開閉弁が備えられていて、前記回転機械及び当該補助動力発生装置が定常運転をしている状況下で、前記回転機械が停止した際には、前記開閉弁を開いて、作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の補助動力発生装置であって、前記回転機械、及び当該補助動力発生装置を起動するに際しては、前記開閉弁を開いて、作動媒体を前記バイパス配管に流入させるようにした上で、前記回転機械を起動させ、前記膨張機へ流入する作動媒体が気化されたと判断されると、前記開閉弁を閉じることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の補助動力発生装置であって、前記回転機械、及び当該補助動力発生装置を停止するに際しては、前記開閉弁を開いて、作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の補助動力発生装置であって、前記回転機械は供給されたガスを高圧に圧縮する圧縮機であり、前記圧縮機の前記駆動源がモータであり、前記モータの動力で前記圧縮機を駆動させる際に、前記バイナリサイクル機関で発生した回転駆動力を前記モータの動力を補う補助動力として用いることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の補助動力発生装置であって、前記圧縮機で生成された高圧ガスが有する熱量を前記バイナリサイクル機関の蒸発器における作動媒体への熱源として用いることを特徴とする。
本発明の補助動力発生装置及びこの装置の運転方法を用いることで、熱機関で発生した動力をこの熱機関の外部に取り出して、この熱機関とは別に設けられた駆動源の動力を補う補助動力として利用することができる補助動力発生装置に関し、装置の起動時、停止時などに発生する問題を確実に回避できる。
第1実施形態の補助動力発生装置を示す図である。 本発明の補助動力発生装置に設けられた磁気カップリングを示す斜視図である。 本発明における補助動力発生装置の運転方法を示したフローチャート図である。 第2実施形態の補助動力発生装置を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る補助動力発生装置1の第1実施形態を、図面に基づき説明する。
図1に示すように、第1実施形態の補助動力発生装置1は、作動媒体Tの蒸気の膨張により回転駆動する駆動部2(本実施形態においてはスクリュロータ2)を有する膨張機3を備えた熱機関4と、この膨張機3で発生する回転駆動力を膨張機3が収容されたハウジング5の外部へ取り出す動力伝達軸6とを有するものである。
このハウジング5は、隔壁7で囲まれた内部に膨張機3の駆動部2を収容している。動力伝達軸6は、隔壁7を間に介してハウジング5の内に位置する駆動軸8とハウジング5外に位置する従動軸9とに分断されている。また分断された動力伝達軸6、即ち、駆動軸8と従動軸9には、膨張機3の回転駆動力をハウジング5の外部に伝達するために磁気カップリング10が設けられている。
このように、補助動力発生装置1は、駆動軸8および従動軸9からなる動力伝達軸6と磁気カップリング10とで構成されており、動力伝達軸6によって回転駆動力をハウジング5の外部に伝達するとともに熱機関4とは別に設けられた回転機械11に送って、この回転機械11の補助動力として利用する構成とされている。
本発明は、上記した補助動力発生装置1を起動したり、停止したりするときに生じる問題を回避可能な技術に関するものであるが、それに先立ち、補助動力発生装置1、この補助動力発生装置1が動力補助する回転機械11について、説明を行う。
まず、補助動力発生装置1が補助動力を供給する対象である回転機械11について、詳しく説明する。
第1実施形態の回転機械11としては、供給されたガスVを高圧に圧縮する「ガス圧縮機」を採用している。
図1に示すように、ガス圧縮機50は、軸直列に接続した複数の圧縮手段(一段目の圧縮手段51、二段目の圧縮手段52)と、この複数の圧縮手段を駆動させるモータ53とを備え、且つ潤滑油を用いないオイルフリー式の多段ガス圧縮機とされている。駆動力を発生するモータ53は電動モータである。このような、ガス圧縮機50では、外部から導入されたガスVが、一段目の圧縮手段で断熱圧縮されて高圧のガスVになり、二段目の圧縮手段に送られる。送られた高圧のガスVは、二段目の圧縮手段でさらに断熱圧縮され高圧のガスVになる。このとき、生成されたガスVは、昇温されて多量の熱を有するようになる。このように生成された高圧のガスVは、クーラ54などの冷却装置により使用目的に応じて必要な温度にまで冷却される。
以上述べたガス圧縮機50(回転機械11)は、1つのコンポーネントとして、ユーザに供給されているものであって、それ単体で稼働可能なものである(主動型の回転機械)
。本実施形態の補助動力伝達装置1は、このガス圧縮機50に付加的に取り付けられ、ガス圧縮機50に対して動力アシストを行うものとなっている。
一方で、第1実施形態の補助動力伝達装置1に備えられた熱機関4を詳しく説明する。
第1実施形態の補助動力伝達装置1に備えられた熱機関4として、バイナリサイクル機関を例示する。
図1に示すように、バイナリサイクル機関4は、液体の作動媒体Tを蒸発させる蒸発器13と、この蒸発器13で蒸発した作動媒体Tの蒸気を膨張させて駆動部2(例えば、後述するスクリュロータ2)を回転駆動させる膨張機3と、この膨張機3で膨張した作動媒体Tの蒸気を凝縮させて液体の作動媒体Tに変化させる凝縮器12と、この凝縮器12で凝縮した液体の作動媒体Tを蒸発器13に圧送することにより作動媒体Tを循環させる媒体循環ポンプ14と、を閉ループ状に接続された循環配管上に備えている。
膨張機3は、膨張する前後の蒸気の圧力差を利用して回転駆動するスクリュロータ2(駆動部2)を有している。スクリュロータ2は、駆動軸8を中心に回転自在となっており、発生した回転駆動力を駆動軸8を介してこの駆動軸8に接続された磁気カップリング10に伝達可能となっている。
膨張機3のスクリュロータ(駆動部)2の周囲には、ハウジング5(隔壁7)が設けられており、このハウジング5により内部と外部とを気密的に隔離できるようになっている。この気密的に隔離されたハウジング5の内部には、スクリュロータ2と共にバイナリサイクル機関4で用いられる低沸点媒体の作動媒体Tが収容されている。
上述した膨張機3とガス圧縮機50との間には、膨張機3のスクリュロータ2で生起した回転駆動力をガス圧縮機50に伝達する動力伝達手段が配設されている。
動力伝達手段は、隔壁7を間に介して駆動軸8と従動軸9とに分断された動力伝達軸6と、さらに隔壁7を介してハウジング5の内外に分かれているこれら両軸を磁気的に連結する磁気カップリング10(図2参照)とを備えており、これらの動力伝達軸6と磁気カップリング10とを有する動力伝達経路15を具備している。
そして、磁気カップリング10を介して取り出された回転駆動力を上述したバイナリサイクル機関4とは別に設けられた駆動源16の動力で駆動するガス圧縮機50に送って、このガス圧縮機50を駆動するための補助動力に用いている。
また、磁気カップリング10を介して取り出された回転駆動力が伝達される動力伝達経路15には、動力伝達軸6の回転速度を変速するとともに、補助動力を下流側へ伝達する変速機17と、ガス圧縮機50への補助動力の伝達状態を制御するクラッチ機構18とが設けられている。
次に、補助動力発生装置1を構成する動力伝達軸6、磁気カップリング10について説明する。
図1に示すように、動力伝達軸6は、ハウジング5の隔壁7を介して、駆動軸8と従動軸9とに分断されている。動力伝達軸6の一つである駆動軸8は、膨張機3のスクリュロータ2の回転軸心に沿って配備された回転軸である。駆動軸8の一端(図1の右側)は膨張機3の駆動部2であるスクリュロータ2に連結されており、他端(図1の左側)は隔壁7の近傍にまで伸びていて、この他端側の先端には駆動側磁石の装着された磁気カップリング10の外筒体20が設けられている。
一方、動力伝達軸6の一つである従動軸9は、駆動軸8と同軸な方向に沿って配備された回転可能な軸である。従動軸9の一端(図1の右側)は膨張機3側に向かって伸びていて、この一端には従動側磁石の装着された内挿体22が設けられており、他端(図1の左側)は後述する変速機17に接続されている。
図1、図2に示すように、磁気カップリング10は、駆動軸8に設けられた外筒体20と、従動軸9に設けられた内挿体22とで構成されている。
外筒体20は、ガス圧縮機50側(反スクリュロータ2側)を向いて開口する有底円筒状の部材であり、非磁性体から形成されている。外筒体20には駆動軸8が同軸状に連結されており、またその円筒状に形成された部分には、互いに対向するように、周方向に離れて配備された2個の駆動側磁石が設けられている。
内挿体22は、円柱体であり、外筒体20同様に非磁性体から形成されている。内挿体22は、外筒体20の内側に遊挿可能となっており、内挿体22の外周面(外筒体20の内側に挿し込まれる部分の外周面)には駆動側磁石25に応じた数の従動側磁石26が取り付けられている。また、磁気カップリングの駆動側磁石25及び従動側磁石26それぞれの磁石の数も2個に限らず、それ以上でもよい。
これら駆動側磁石25と従動側磁石26とは、互いに異なる磁極を対面させるようにして配備されていて、両磁石25、26の間に隔壁7を透過して磁気的な引力が誘起されるようになっており、駆動軸8の回転駆動力を従動軸9に伝達できるようになっている。
さて、本発明の補助動力伝達装置1の構成について順に説明してきたが、次に、バイナリサイクル機関4に備えられている蒸発器13について説明する。
第1実施形態のバイナリサイクル機関4に備えられた蒸発器13は、ガス圧縮機50で発生した熱量を、作動媒体Tを気化させる熱源として利用できるようにするため、媒体循環ポンプ14の下流側に2つ以上(図1では第1蒸発器56、第2蒸発器57)備えられている。
これら第1蒸発器56及び第2蒸発器57は、循環配管55上に並列に配備されている。第1蒸発器56、第2蒸発器57の入側には、媒体循環ポンプ14の下流側に接続された循環配管55から並列に分岐した配管がそれぞれ繋がっている。第1蒸発器56、第2蒸発器57の出側から延びる配管は、膨張機3の上流側の循環配管55にそれぞれ繋がるようになっている。
第1蒸発器56では、ガス圧縮機50の一段目の圧縮手段51で断熱圧縮された高圧のガスVが流入し、高圧のガスVの熱量と作動媒体Tとが熱交換するようになっている。熱交換された高圧のガスVは、二段目の圧縮手段52に送られる。
第2蒸発器57では、二段目の圧縮手段52で断熱圧縮された高圧のガスVが流入し、高圧のガスVの熱量と作動媒体Tとが熱交換するようになっている。熱交換された高圧のガスVは、クーラ54(冷却装置)に送られ、使用目的に応じて必要な温度にまで冷却されるようになっている。
このように生成された気体の作動媒体Tは、第1蒸発器56及び第2蒸発器57の出側に接続された循環配管55を通って膨張機3に送られる。
ところで、第1蒸発器56及び第2蒸発器57の出側に接続された循環配管55と膨張機3との間に、バイパス配管63(迂回流路)が配設されている。
このバイパス配管63は、膨張機3の入口と膨張機3の出口とを連通するように配設されている。このバイパス配管63には、当該バイパス配管63内の流通状態を切り替える開閉弁64が備えられている。補助動力伝達装置1の運転状況によって、開閉弁64がON,OFFするようになっており、作動媒体Tの流通をさせたり、作動媒体Tの流通を遮断したりすることができる。
このバイパス配管63を利用することで、補助動力発生装置1を起動したり、停止したりするときに生じる問題を回避できるのであるが、その詳細は後述する。
以下、第1実施形態に係る補助動力発生装置1の作動態様、特に、定常運転時の動作に関して、図を参照して説明する。
図1に示すように、第1蒸発器56では、一段目の圧縮手段51で生成された高圧のガスVの熱量を利用して(熱交換して)、液体の作動媒体Tを気化させて、蒸気の作動媒体Tを生成する。また、第2蒸発器57では、第1蒸発器56と同様に、二段目の圧縮手段52で生成された高圧のガスVの熱量を利用して(熱交換して)、液体の作動媒体Tを気化させて、蒸気の作動媒体Tを生成する。このようにして生成された蒸気の作動媒体Tは、第1蒸発器56及び第2蒸発器57の出側に接続された循環配管55を通って、膨張機3に送られる。
膨張機3では、第1蒸発器56及び第2蒸発器57で生成された作動媒体Tの蒸気が膨張し、膨張前後の作動媒体Tの圧力差を利用して、駆動部2が回転駆動する。
膨張機3で用いられた低圧の作動媒体Tの蒸気は、膨張機3の出側の循環配管55を通じて凝縮器12に送出される。凝縮器12では、膨張機3から送出されてきた作動媒体T
の蒸気が、冷却水Wと熱交換され、液体の作動媒体Tに凝縮される。
凝縮器で液体となった作動媒体Tは、媒体循環ポンプ14に送出される。この液体の作動媒体Tは、媒体循環ポンプ14で昇圧され、循環配管55を通じて両蒸発器56、57へと再度圧送される。
一方、膨張機3で発生した回転駆動力は、磁気カップリング10を介してハウジング5の外部に取り出された回転駆動力は、磁気カップリング10に連結された従動軸9を介して最初に変速機17に伝達される。
変速機17でガス圧縮機50を駆動させるのに最適な回転速度に変速された後、変速後の回転駆動力はクラッチ機構18を介してガス圧縮機50のモータ53に伝達され、動力補助を行うようになる。
ところが、補助動力発生装置1を運転するにあたっては、以下のような問題が考えられる。
例えば、停止状態のガス圧縮機50に電力を供給して、再び立ち上げる(起動させる)ときに、次のような不都合が生じる虞がある。
停止状態のガス圧縮機50に電力が供給されてモータ53が回転し始めると、モータ53は圧縮手段51,52を駆動させるようになる。このとき、補助動力伝達装置1、すなわちバイナリサイクルでは、膨張機3を駆動させるための熱量が蒸発器13に供給されておらず、液体の作動媒体Tが循環配管55内を循環するようになる。液体の作動媒体Tは、膨張機3を駆動させることができないばかりか、液体の作動媒体Tが流れ込んだ膨張機3(負荷として作用する)をガス圧縮機50のモータ53が回転する状況が発生することとなる。つまり、ガス圧縮機50のモータ53は、圧縮手段51,52と膨張機3の双方を回転させようとし、当該モータ53に多大な負荷が付加され、装置全体の立ち上がりが遅くなってしまうこととなる。
しかしながら、本実施形態では、図3のような運転方法を採用することで、この問題を回避している。
すなわち、第1実施形態に係る補助動力伝達装置1においては、ガス圧縮機50の起動時に開閉弁64を開とする(図3のS101、S102)。このようにバイパス配管63を流通可能とすることで、液体状態の作動媒体Tを膨張機3の入側手前で分岐させ、膨張機3にはほとんど流入させない。すると、膨張機3は空転可能状態となり、上記した不都合が回避されるようになる。
その後、ガス圧縮機50が定常運転となり高圧ガスVが排出されるようになる。この高圧ガスVが有する熱量は、蒸発器13を介して作動媒体Tを蒸発させるようになる。膨張機3の吸込圧力、又は、膨張機3の吸込側と吐出側との差圧、又は、ガス圧縮機50の排熱温度を測定し、その測定値が所定の値以上であることが確認される(図3のS103)と、バイパス配管63の開閉弁64を閉(図3のS104)とする。膨張機3には気化した全ての作動媒体が流入し、補助動力伝達装置1が定常運転となる。なお、S103においては、ガス圧縮機50の運転時間が一定時間以上となったかどうかを判断し、一定時間以上となったら、S104へと進んでもよい。
上記した開閉弁64を開閉するには、オペレータの手動操作により行われてもよいが、自動で行うようにしてもよい。ガス圧縮機50の起動時に自動的に開閉弁64を開とし、一定時間後に自動的に開閉弁64を閉とするとよい。
次に、ガス圧縮機50の停止時における補助動力伝達装置1の運転について説明する。ガス圧縮機50の停止直後では、補助動力伝達装置1の膨張機3に蒸気の作動媒体Tが循環配管55を通じて流入し続けている。この状態においては、膨張機3は、ガス圧縮機50の圧縮手段51,52に加えモータ53までも駆動するようになり、過負荷状態となる。過負荷が多大なものとなった場合、膨張機3とモータ53との間に存在する磁気カップリング10が動力を伝達できず空転状態となり、逆に膨張機3は無負荷で過剰回転する虞もある。
しかしながら、第1実施形態に係る補助動力伝達装置1は、係る停止時において、開閉弁64を開(図3のS201)としバイパス配管63を流通可能にすることで、作動媒体
の膨張機3への流入を抑える。その結果、膨張機3の駆動が停止する。そして、ガス圧縮機50のモータ53の駆動が停止すると共に圧縮手段51,52の駆動も停止する(図3のS202)。すると、上記した不都合が確実に回避されるようになる。なお、開閉弁64を開く動作およびモータ53の駆動を停止する動作は同時に行われてもよい。以下の停電時における補助動力伝達装置1の運転についても同様である。
ガス圧縮機50では、急な停電などによって、定常運転時に電力が供給されなくなる場合がある。補助動力伝達装置1の膨張機3では、蒸気の作動媒体Tが循環配管55を通じて流入し続けていることから、膨張機3は、停電により停止したガス圧縮機50の圧縮手段51,52およびモータ53までも駆動するようになり、過負荷状態となる。過負荷が多大なものとなった場合、膨張機3とモータ53との間に存在する磁気カップリング10が動力を伝達できず空転状態となり、逆に膨張機3は無負荷で過剰回転する虞もある。
しかしながら、第1実施形態に係る補助動力伝達装置1は、係る停電時において、開閉弁64を開(図3のS201)としバイパス配管63を流通状態にすることで、作動媒体の膨張機3への流入が抑えられ、膨張機3の駆動が停止する。そして、ガス圧縮機50のモータ53の駆動が停止すると共に圧縮手段51,52の駆動も停止する(図3のS202)。すると、上記した不都合が確実に回避されるようになる。
上記した開閉弁64を開閉するには、オペレータの手動操作により行われてもよいが、停電を自動で検知し、停電検知の際に自動で開閉弁64を開とするようにしてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の補助動力伝達装置1の第2実施形態について、図面に基づき説明する。
図4に示すように、第2実施形態に係る補助動力伝達装置1の構成は、以下の点で第1実施形態の装置(図1参照)と異なる。
すなわち、第2実施形態のバイナリサイクル機関4では、作動媒体Tを気化させる熱源が外部から供給されている点が異なっている。言い換えれば、回転機械11で発生した熱量を、作動媒体Tを気化させる熱源として利用(回収)していない。このように第2実施形態の補助動力伝達装置1は、シンプルな装置構成のバイナリサイクル機関4を備えている。なお、回転機械11には、モータや圧縮機等の種々の回転機械が利用されてよい。
しかしながら、膨張機3の入口と出口とを連通するバイパス配管63が配設され、このバイパス配管63に作動媒体Tの流通をON,OFFする開閉弁64が備えられている点は、第1実施形態と略同じとされている。
この補助動力伝達装置1、つまりバイナリサイクル機関4でも、第1実施形態で述べたような起動時や停止時に不都合が発生する場合がある。
その場合であっても、膨張機3の入側と膨張機3の出側とを結ぶバイパス配管63を用いて、図3のようなフローチャートに基づいて、運転を行うことで、第2実施形態の装置であっても。起動時、停止時などに発生する問題を確実に回避できるようになる。
なお、第2実施形態におけるその他の構成、奏する作用効果は第1実施形態と略同じであるため、その説明は省略する。
[変形例]
以上述べた第1実施形態、第2実施形態の装置1では、以下のように構成を変形させることが可能である。
例えば、第1実施形態では、ガス圧縮機50で生成された高圧ガスVが有する熱量をバイナリサイクル機関4の熱源として用いているが、水冷式のエンジン(内燃機関)を回転機械11に採用した場合、バイナリサイクル機関4の熱源としてエンジンを冷却する冷却水を用いてもよい。
また、補助動力伝達装置1に配備されているクラッチ機構18として、エアクラッチを採用することでも、停電時や起動時における不都合を回避することができるようになる。
すなわち、クラッチ機構18にエアクラッチを用い、ガス圧縮機50で圧縮されたガスVの一部をエアクラッチに導くようにするとよい。
例えば、急な停電などによって、定常運転中のガス圧縮機50が停止した場合、高圧のガスVが供給されなくなり(低圧のガスVのみとなり)、エアクラッチが非動作となって
、自動的に補助動力伝達装置1の膨張機3とガス圧縮機50のモータ53とが非連動となる。そのため、前述した停電時の不都合の発生を確実に回避することができる。ガス圧縮機50の定常回転時には、高圧のガスVが供給されるため、エアクラッチは動作状態となる。
係るエアクラッチの動作は、ガス圧縮機50を立ち上げるときにも同様に生じる。つまり、起動時には、ガス圧縮機50から高圧のガスVが供給されず(低圧のガスVのみとなり)、エアクラッチが非動作となって、自動的に補助動力伝達装置1の膨張機3とガス圧縮機50のモータ53とが一定時間だけ非連動となる。そのため、前述した起動時の不都合の発生を確実に回避することができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 補助動力発生装置
2 駆動部(スクリュロータ)
3 膨張機
4 熱機関
5 ハウジング
6 動力伝達軸
7 隔壁
8 駆動軸
9 従動軸
10 磁気カップリング
11 回転機械
12 凝縮器
13 蒸発器
14 媒体循環ポンプ
15 動力伝達経路
16 駆動源
17 変速機
18 クラッチ機構
20 外筒体
22 内挿体
25 駆動側磁石
26 従動側磁石
50 ガス圧縮機
51 1段目の圧縮手段(ロータ)
52 2段目の圧縮手段(ロータ)
53 モータ
54 クーラ(冷却装置)
55 循環配管
56 第1蒸発器
57 第2蒸発器
63 バイパス配管(迂回流路)
64 開閉弁
T 作動媒体
V ガス(空気)
W 冷却水

Claims (6)

  1. 気化した作動媒体を膨張させて回転駆動力を発生させる膨張機を備えたバイナリサイクル機関と、前記膨張機で発生する回転駆動力を前記膨張機のハウジングの外部へ取り出す動力伝達軸とを有し、回転駆動力を回転機械の駆動源の補助動力に用いる補助動力発生装置の運転方法であって、
    前記膨張機が、入口と出口とを連通するバイパス配管を備え、
    前記バイパス配管が、前記バイパス配管を開閉する開閉弁を備え、
    前記補助動力発生装置を起動する際には、前記開閉弁を開いて、前記作動媒体を前記バイパス配管に流入させるようにした上で、前記回転機械を起動させ、前記膨張機へ流入する作動媒体が気化されたと判断されると、前記バイパス配管の開閉弁を閉じ、
    前記補助動力発生装置を停止するに際には、前記開閉弁を開いて、前記作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止し、
    前記回転機械が定常運転をしている状況下で、前記回転機械が停止した際には、前記開閉弁を開いて前記作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止することを特徴とする補助動力発生装置の運転方法。
  2. 気化した作動媒体を膨張させて回転駆動力を発生させる膨張機を備えたバイナリサイクル機関と、前記膨張機で発生する回転駆動力を前記膨張機のハウジングの外部へ取り出す動力伝達軸とを有し、回転駆動力を回転機械の駆動源の補助動力に用いる補助動力発生装置であって、
    前記ハウジングはその隔壁で囲まれた内部に前記膨張機の駆動部を収容しており、
    前記動力伝達軸は、前記隔壁を間に介して前記ハウジングの内外に分断されているとともに前記膨張機の回転駆動力を前記ハウジングの外部に伝達するべく磁気カップリングを備え、
    前記膨張機には、入口と出口とを連通するバイパス配管が設けられていて、前記バイパス配管には、前記バイパス配管を開閉する開閉弁が備えられていて、
    前記回転機械及び当該補助動力発生装置が定常運転をしている状況下で、前記回転機械が停止した際には、
    前記開閉弁を開いて、作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止させることを特徴とする補助動力発生装置。
  3. 請求項に記載の補助動力発生装置であって、
    前記回転機械、及び当該補助動力発生装置を起動するに際しては、
    前記開閉弁を開いて、作動媒体を前記バイパス配管に流入させるようにした上で、前記回転機械を起動させ、
    前記膨張機へ流入する作動媒体が気化されたと判断されると、前記開閉弁を閉じることを特徴とする補助動力発生装置。
  4. 請求項またはに記載の補助動力発生装置であって、
    前記回転機械、及び当該補助動力発生装置を停止するに際しては、
    前記開閉弁を開いて、作動媒体を前記バイパス配管に流入させて前記膨張機の駆動を停止させることを特徴とする補助動力発生装置。
  5. 請求項ないしのいずれかに記載の補助動力発生装置であって、
    前記回転機械は供給されたガスを高圧に圧縮する圧縮機であり、前記圧縮機の前記駆動源がモータであり、
    前記モータの動力で前記圧縮機を駆動させる際に、前記バイナリサイクル機関で発生した回転駆動力を前記モータの動力を補う補助動力として用いることを特徴とする補助動力発生装置。
  6. 請求項に記載の補助動力発生装置であって、
    前記圧縮機で生成された高圧ガスが有する熱量を前記バイナリサイクル機関の蒸発器における作動媒体への熱源として用いることを特徴とする補助動力発生装置。
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