JP5169961B2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、沸騰冷却と水冷却とを切り替えてエンジンを冷却するエンジンの冷却装置に関する。
液相状態の冷媒は気化する際に潜熱として熱エネルギーを吸収する。この冷媒の気化潜熱として吸収される熱量は、従来から利用されている気化潜熱を利用しない冷却(以下、「水冷却」と称する。)において吸収される熱量と比較して大きい。このため、気化潜熱を利用する冷却(以下、「沸騰冷却」と称する。)は、水冷却と比較して、同量の冷媒でより多くの熱量を回収することができる。すなわち、沸騰冷却は、水冷却の場合と比較して、同一の熱量を冷却するのに必要な冷媒の量を減らすことができる。このような沸騰冷却をエンジンの冷却へ利用することが考えられている。
また、沸騰冷却をエンジンの冷却に採用した場合、廃熱回収装置と組み合わせることにより、冷媒が気化する際にエンジンから回収した熱エネルギーを動力、電力へと変換することができ、エンジンの燃費向上等を図ることができる。このような沸騰冷却のエンジンにおいて、エンジンを冷却することにより発生した蒸気からエネルギーを回収するエンジン廃熱回収システムの一例が特許文献1に開示されている。
特開2008−248703号公報
廃熱回収システムにおいて、ウォータジャケット内へ供給された冷媒は、エンジンの廃熱を回収して蒸気となる。この蒸気は過熱器においてさらに熱が与えられ膨張機、例えば、タービンへ送られる。高温の蒸気はタービンの羽根を回転させ、蒸気の熱エネルギーが動力へと変換され、回収される。膨張機を通過した蒸気は、コンデンサにおいて凝縮して液相へと戻り、再度、ウォータジャケット内へ供給される。
ところで、エンジン高負荷時には、エンジンが高温となるため、ウォータジャケット内の冷媒の蒸気化が促進される。このとき、ウォータジャケット内から排出できる蒸気の量より、ウォータジャケット内で気化する蒸気の量が増加することがある。これにより、エンジンのウォータジャケット内に蒸気が充満し、冷媒をウォータジャケット内に供給することができなくなり、エンジンの冷却ができずオーバーヒートを起こすことが考えられる。また、多量に発生する蒸気がコンデンサに到達することとなり、コンデンサの熱交換壁に液体の水が大量に付着し水蒸気の凝縮が妨げられる。これにより、コンデンサの放熱量が減少し蒸気が液体へ凝縮できず、系内の圧が高まり破損するおそれがある。
これらの問題を解決する方法として、高負荷運転時には、沸騰冷却を止めて、水冷却へと切り替えることが考えられる。このように、沸騰冷却から水冷却へ切り替えると、蒸気通路上に配設されているタービンや過熱器に液相冷媒が浸入し、タービンの羽根が破損することや、高温の過熱器が熱歪みにより破損することが考えられる。また、エンジンが停止して廃熱回収システム内の温度が低下すると、蒸気が凝縮して系内の圧力が低下する。このため、通路等の強度の低い部分が潰れることが考えられる。
そこで、本発明は、沸騰冷却と水冷却との切り替えを行うエンジンの冷却装置において、装置を保護し適切な冷却を実現することを課題とする。
かかる課題を解決する本発明のエンジンの冷却装置は、エンジンの状態に基づいて、エンジンの冷却を沸騰冷却と水冷却との間で切り替えるエンジンの冷却装置において、エンジンの内部に形成され、内部を通過する冷媒がエンジンの廃熱により蒸気化する冷媒通路と、前記冷媒通路と接続されて、前記冷媒通路内で蒸気化した冷媒が流入する蒸気通路と、前記蒸気通路に配設され、蒸気化した冷媒から廃熱のエネルギーを回収する膨張機と、前記冷媒通路へ液相冷媒を供給する供給手段と、前記冷媒通路の下流側において前記膨張機をバイパスするバイパス通路と、前記冷媒通路の下流側において冷媒の流入する通路を前記蒸気通路と前記バイパス通路との間で切り替える流路切替手段と、エンジンの状態に基づいて、前記流路切替手段を切り替える制御手段と、前記蒸気通路を通過した蒸気冷媒を液体へ凝縮し、またはバイパス通路を通過した冷媒を冷却する冷却器と、前記蒸気通路内へ大気を導入する大気導入手段と、を備え、前記制御手段は、エンジンの状態に基づいて沸騰冷却が可能でないと判断すると、前記大気導入手段により、前記蒸気通路内へ大気を導入させることを特徴とする。
このような構成としたことにより、エンジン停止後に温度が低下して、蒸気通路に負圧が生じうる状況で、蒸気通路内へ大気を導入することにより、蒸気通路及び蒸気通路に配置した膨張機を保護することができる。沸騰冷却から水冷却へ切り替える場合、冷却系の配管が冷やされることにより、蒸気の流通する配管において、蒸気が凝縮し、負圧が発生する。本発明の冷却装置は、このような蒸気通路に負圧が生じうる状況において、蒸気通路及び膨張機を保護し、蒸気通路及び膨張機を正常な状態に維持することができる。これにより、適切な冷却を行うとともに、沸騰冷却により発生する蒸気からエンジンの廃熱を回収し、エンジンの運転効率を向上できる。
このようなエンジンの冷却装置において、エンジンの状態が、停止状態、及び水冷却が行われる状態である場合、前記制御手段は、前記流路切替手段により前記冷媒通路を通過した冷媒を前記バイパス通路へ流入させ、前記大気導入手段は、前記蒸気通路へ大気を流入させることを特徴としたエンジンの冷却装置。
このように、沸騰冷却を行わない場合、本発明のエンジンの冷却装置は、バイパス通路へ冷媒を導入し、蒸気通路へ大気を導入することができる。これにより、エンジン停止後の温度低下や水冷却への切り替え時に、蒸気通路内で発生する負圧を抑制し、蒸気通路及び膨張機を保護することができる。また、エンジンが停止している場合、蒸気通路内へ大気を導入し、蒸気の漏洩によるシステム効率の低下を抑制することができる。
本発明は、沸騰冷却と水冷却との切り替えにより発生する蒸気通路内の負圧を抑制し、蒸気通路及び膨張機を保護する。これにより、エンジンを沸騰冷却と水冷却との切り替えにより適切に冷却することができる。
本実施例の冷却装置が組み込まれたエンジンを示した説明図である。 エンジン始動前の冷却装置の状態を示した説明図である。 エンジン始動から沸騰冷却を開始するまでの冷却装置の状態を示した説明図である。 沸騰冷却を行う冷却装置の状態を示した説明図である。 沸騰冷却から水冷却へ切り替えた後の冷却装置の状態を示した説明図である。 エンジン始動時の制御について示したフローである。 沸騰冷却実行時の制御について示したフローである。 等冷媒受熱量のマップを示した説明図である。 水冷却実行時の制御について示したフローである。 エンジン停止時の制御を示したフローである。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施例の冷却装置1が組み込まれたエンジン2を示した説明図である。エンジン本体3内には、本発明の冷媒通路に相当するウォータジャケット4が形成されている。ウォータジャケット4内の冷媒は、エンジンの廃熱を回収して蒸気化することができる。本実施例の冷却装置1は、沸騰冷却と、水冷却とをエンジンの運転状態に応じて切り替える。
冷却装置1は、第1通路5、第2通路6、三方弁7を備えている。第1通路5は、本発明の蒸気通路に相当する配管であり、ウォータジャケット4の出口と三方弁7とを接続する。この第1通路5には、ウォータジャケット4側から圧力弁8、過熱器9、蒸気タービン10が順に配設されている。
圧力弁8は、第1通路5のウォータジャケット4側の圧力が大気圧以上の開弁圧で開弁し、ウォータジャケット4側から過熱器9側へ冷媒の流通を許可する。また、この圧力弁8は逆止弁であって、過熱器9側からウォータジャケット4側への冷媒の流通を遮断する。過熱器9は、エンジン本体3における燃料の燃焼により発生した排気ガスを内部に導き、この排気ガスから第1通路5内を通過する蒸気へ熱を伝達させる熱交換器である。この過熱器9を通る蒸気は、排気ガスの熱を回収して高温となる。蒸気タービン10は本発明の膨張機に相当する。蒸気タービン10は、高温蒸気により内部に備わる羽根10aが回転し、蒸気化した冷媒の持つ熱エネルギーを運動エネルギーへ変換し回収する。この蒸気タービン10の回転は、例えば、エンジンのクランクシャフトへ伝達され、補助動力として利用することができる。
第2通路6は、第1通路5の圧力弁8の上流側と、三方弁7とを接続する配管である。第2通路6は、本発明のバイパス通路に相当し、ウォータジャケット4内から排出された冷媒が、圧力弁8、過熱器9、蒸気タービン10をバイパスする。
三方弁7には、第1通路5、第2通路6、第3通路11が接続されている。三方弁7は、第1通路5と第3通路11との接続と、第2通路6と第3通路11との接続とを切り替える。三方弁7と圧力弁8とは、本発明の流路切替手段として機能する。
さらに、冷却装置1は、コンデンサ12を備えている。コンデンサ12には、内部を通過する冷媒と熱交換する大気を送る冷却ファン25が組みつけられている。コンデンサ12は、本発明の冷却器に相当し、第1通路5を通過した蒸気状態の冷媒を液体へ凝縮し、また、第2通路6を通過した冷媒を冷却する。コンデンサ12の入口は、第3通路11により三方弁7と接続されている。また、コンデンサ12の出口は、第4通路15によりウォータジャケット4の入口と接続されている。
第4通路15には、コンデンサ12側からタンク13、電動ウォータポンプ14が順に配置されている。タンク13は液体状態の冷媒を蓄えるタンクである。電動ウォータポンプ14は、本発明の供給手段に相当し、タンク13内の冷媒をウォータジャケット4内へ供給する。
また、第4通路15のウォータジャケット4の入口直前から第5通路16が分岐している。第5通路16の他端は、噴射ノズル17に接続している。また、第5通路16には、循環用ウォータポンプ18が配設されている。噴射ノズル17は、ウォータジャケット4の上側に配設されて、先端部をウォータジャケット4内部に突き出している。この噴射ノズル17から液体状態の冷媒がウォータジャケット4内に噴射される。
また、冷却装置1は、リザーブタンク19、第6通路20、第7通路21を備えている。リザーブタンク19は、タンク13内の冷媒が不足した際にタンク13へ供給する冷媒を貯留するタンクである。また、このリザーブタンク19は大気開放されている。さらに、リザーブタンク19内は冷媒で充満すること無く、常に、リザーブタンク19内の下部に冷媒の層が形成され、上部に空気の層が形成されている。第6通路20は、第1通路5の蒸気タービン10の下流側とリザーブタンク19の上部とを接続している。第6通路20には、第1開閉弁22が配設されている。第6通路20は、第1開閉弁22の開弁状態には、第1通路5内へ大気を導入することができる。第6通路20及び第1開閉弁22は、本発明の大気導入手段として機能する。また、第6通路20は、第1通路5が冷却された場合に、凝縮した冷媒が通過することもできる。第7通路21は、タンク13内とリザーブタンク19内とを連通する。第7通路21には、第2開閉弁23が配設されている。
また、冷却装置1はECU(Electronic Control Unit)24を備えている。ECU24は、本発明の制御手段に相当する。ECU24は、三方弁7、電動ウォータポンプ14、循環用ウォータポンプ18、第1開閉弁22、第2開閉弁23、冷却ファン25のそれぞれと電気的に接続されている。ECU24はこれらの機器へ動作状態についての指令信号を送り、その動作を制御する。
本発明の冷却装置1は、ウォータジャケット4内で、エンジン本体3からの発熱を吸収し、蒸気化した冷媒により、蒸気タービン10を駆動し、蒸気のエネルギーを動力として回収する。蒸気タービン10を駆動した後、蒸気はコンデンサ12で凝縮されて、電動ウォータポンプ14により再びウォータジャケット4内へ供給される。このように、本発明の冷却装置1では、冷媒を媒体としてエンジン2の廃熱を回収するランキンサイクルを形成している。また、本冷却装置1の組み立て時に、三方弁7を第2通路5と第3通路11とを接続した状態で、第1通路5の圧力弁8から三方弁7までの間と第6通路20とを除く他の通路内、及びウォータジャケット4内に液体状態の冷媒を充満させる。
次に、冷却装置1の動作について説明する。冷却装置1は、エンジン2の運転状態に応じて、エンジン2の冷却を沸騰冷却または水冷却に切り替える。冷却装置1は、エンジン2内のウォータジャケット4内で冷媒が沸騰可能な状態の場合、沸騰冷却を行う。但し、エンジン2が高負荷で運転される場合等、沸騰冷却でエンジン2の冷却が不足する状態には、冷却装置1は水冷却に切り替える。
初めにエンジン始動前の冷却装置1の状態を説明する。図2はエンジン始動前の冷却装置1の状態を示した説明図である。図2に示すように、第1通路5の圧力弁8から三方弁7までの間と第6通路20とを除く他の通路内、及びウォータジャケット4内に液体状態の冷媒が充満している。このように、第1通路5の圧力弁8の上流側、すなわち、ウォータジャケット4側は液体状態の冷媒が充満しており、開弁圧以下であるため圧力弁8は閉弁している。三方弁7は、第1通路5が接続する経路を塞ぎ、第2通路6と第3通路11とを接続している。第1開閉弁22は開弁状態となっており、第6通路20内は開通状態である。したがって、第1通路5内は、リザーブタンク19内の空気の層と連通しており、第1通路5内には空気が流入している。また、リザーブタンク19内は大気開放されているため、第1通路5内は大気圧に維持されている。このため、負圧により第1通路5を形成する配管が潰れることが抑制されている。なお、エンジン始動前では、第2開閉弁23は開弁状態となっており、リザーブタンク19からタンク13内へ冷媒の移動が可能となっている。また、電動ウォータポンプ14、循環用ウォータポンプ18、冷却ファン25は停止している。
次に、エンジン始動から沸騰冷却を開始するまでの冷却装置1の動作について説明する。図3はエンジン始動から沸騰冷却を開始するまでの冷却装置1の状態を示した説明図である。図3に示すように、始動することによりエンジン本体3において熱が発生しウォータジャケット4内の冷媒へ熱が回収される。ウォータジャケット4内の冷媒が沸騰温度に到達すると蒸気化し、第1通路5へ流入する。ウォータジャケット4内で発生した蒸気が圧力弁8の開弁圧以上となると、圧力弁8が開弁して、第1通路5の圧力弁8よりも下流側へ蒸気化した冷媒が流入する。このとき、三方弁7は、第1通路5が接続する経路を塞ぎ、第2通路6と第3通路11とを接続している。また、第6通路20の第1開閉弁22は開弁状態となっており、第1通路5内は大気開放されている。このため、第1通路5内に充満していた空気がウォータジャケット4内で発生した蒸気に押され、第6通路20を通過し、リザーブタンク19へ放出される。冷却装置1はウォータジャケット4内の冷媒の蒸気化が進行し、一定の条件に達すると、後述する制御方法により、電動ウォータポンプ14の運転を開始する。
また、エンジン2が始動すると、循環用ウォータポンプ18は運転を開始し、ウォータジャケット4内の冷媒を循環する。循環用ウォータポンプ18の運転により、噴射ノズル17から冷媒が噴射される。これにより、燃料の燃焼により高温となり易いエンジン本体3の上部へ冷媒が供給される。なお、沸騰冷却が開始される前では、第2開閉弁23は開弁状態となっており、リザーブタンク19からタンク13内へ冷媒の移動が可能となっている。また、冷却ファン25は停止している。
次に、沸騰冷却を行う冷却装置1の状態について説明する。図4は沸騰冷却を行う冷却装置1の状態を示した説明図である。ウォータジャケット4内において沸騰冷却を実現できる量の蒸気が発生するようになると、冷却装置1は、第1通路5内を満たしていた空気の全てを排出した後、第1開閉弁22を閉弁し、沸騰冷却状態へ移行する。このとき、三方弁7は、第2通路6が接続する経路を塞ぎ、第1通路5と第3通路11とを接続するように切り替えられる。沸騰冷却の状態では、ウォータジャケット4で蒸気化する冷媒は、大気圧よりも高圧であるため、第1通路5の圧力弁8の下流側へ流入する。第1通路5の圧力弁8の下流側に流入した蒸気は、過熱器9で排気ガスから熱を回収し、さらに高温となり、蒸気タービン10へ流入する。高温の蒸気は蒸気タービン10で羽根10aを回転させ、蒸気の持つエネルギーが動力に変換される。このとき、三方弁7が第1通路5と第3通路11とを接続し、第1開閉弁22が閉弁しているので、蒸気タービン10を通過した蒸気は、第3通路11へ流入し、コンデンサ12へ送られる。冷却装置1は、沸騰冷却の状態で冷却ファン25を運転する。これにより、蒸気状態の冷媒がコンデンサ12において空気と熱交換し、液体状態へ凝縮される。コンデンサ12で凝縮した冷媒はタンク13へ送られる。ウォータポンプ14は、エンジン2が沸騰冷却を継続するのに適した量の冷媒をウォータジャケット4へ供給する。冷媒の供給量は、ECU24により算出される。
また、沸騰冷却の状態では、循環用ウォータポンプ18が運転されて、ウォータジャケット4内の冷媒が循環する。また、第2開閉弁23は閉弁状態となっている。
次に、水冷却時の冷却装置1の状態について説明する。図5は沸騰冷却から水冷却へ切り替えた後の冷却装置1の状態を示した説明図である。冷却装置1は、沸騰冷却から水冷却へ切り替え時に、電動ウォータポンプ14によるウォータジャケット4への冷媒供給量を増加し、ウォータジャケット4内を液体状態の冷媒で充満させる。このように、ウォータジャケット4側は液体状態の冷媒が充満することにより、第1通路5の圧力弁8の上流側が圧力弁8の開弁圧以下となり、圧力弁8が閉弁する。このとき、三方弁7は、第1通路5が接続する経路を塞ぎ、第2通路6と第3通路11とを接続する。また、第6通路20の第1開閉弁22は開弁状態となる。これにより、第1通路5の圧力弁8の下流側は大気開放される。沸騰冷却時に高温の蒸気が流通していた第1通路5の圧力弁8の下流側は、水冷却に切り替えることにより、蒸気の流入が遮断されるので、徐々に冷却される。これにより、蒸気が凝縮して第1通路5の圧力弁8の下流側は圧力が低下する。圧力の低下した第1通路5の圧力弁8の下流側には第6通路20を通りリザーブタンク19から空気が流入する。これにより、第1通路5を形成する配管が負圧により潰れることが抑制される。また、圧力弁8、三方弁7により、液相の冷媒の第1通路5内への流入が妨げられるので、過熱器9、蒸気タービン10の破損が抑制される。
また、水冷却に切り替えた時点で第2開閉弁23が開弁し、リザーブタンク19からタンク13内へ冷媒の移動を許可する。冷媒装置1は、第1通路5の圧力弁8から三方弁7までの間と第6通路20とを除く他の通路内、及びウォータジャケット4内に液体状態の冷媒を充満させた後、第2開閉弁23を閉弁状態とする。この水冷却では、ウォータジャケット4内でエンジン本体3を冷却して昇温した冷媒は、第2通路5を通過してコンデンサ12へ流入する。水冷却の状態において、冷却ファン25が運転されており、コンデンサ12において、液体状態の冷媒が空気と熱交換し、冷却される。コンデンサ12で凝縮した冷媒はタンク13へ送られる。なお、水冷却の状態でも、循環用ウォータポンプ18が運転されて、ウォータジャケット4内の冷媒が循環する。また、この水冷却の状態から沸騰冷却へ移行する場合は、エンジン始動から沸騰冷却を開始するまでの場合と同様の動作を行う。
次に、本実施例の冷却装置1においてECU24により行われる制御について説明する。ECU24は、エンジン始動時、沸騰冷却への切り替え時、水冷却への切り替え時、エンジン停止時において、各装置の動作について制御を行う。
まず、エンジン始動時の制御について説明する。図6はエンジン始動時の制御について示したフローである。このエンジン始動時の制御は、エンジンキーがONとなると開始される。ECU24はステップS11で、三方弁7に第2通路6と第3通路11とを接続させ、電動ウォータポンプ14を停止させ、第1開閉弁22を開弁状態とし、第2開閉弁23を開弁状態とし、冷却ファン25を停止させる。この状態は、エンジン停止時の状態であり、エンジン停止時の状態を維持する。
次に、ECU24はステップS12で、ウォータジャケット4内の冷媒温度が沸点以上か否かを判断する。冷媒の沸点は、例えば、ウォータジャケット4内が大気圧であれば100℃である。冷媒の温度はウォータジャケット4内の水温センサで取得する。または、ウォータジャケット4内の冷媒の温度と相関関係にある他の情報から算出しても良い。ECU24はステップS12でYesと判断する場合、すなわち、ウォータジャケット4内の冷媒温度が沸点以上である場合、ステップS13へ進む。一方、ECU24はステップS12でNoと判断する場合、すなわち、ウォータジャケット4内の冷媒温度が沸点未満である場合、ステップS11へ進む。
ECU24はステップS13で、エンジン2の沸騰冷却が可能であるか否かを判断する。沸騰冷却が可能であるかは、例えば、エンジン負荷を10秒間積算した値が所定値P0を超えているか否かで判断することできる。エンジン負荷の積算値がP0以上である場合、エンジン2が高負荷で運転されていると判断し、沸騰冷却によりエンジン2の冷却が可能でないと判断する。一方、エンジン負荷の積算値がP0未満である場合、エンジン2が低中負荷で運転されていると判断し、沸騰冷却によりエンジン2の冷却が可能であると判断する。
ECU24は、ステップS13でYesと判断する場合、すなわち、エンジン2の沸騰冷却が可能であると判断する場合は、ステップS14へ進む。一方、ECU24は、ステップS13でNoと判断する場合、すなわち、エンジン2の沸騰冷却が可能でないと判断する場合は、ステップS15へ進む。
ECU24はステップS14で、沸騰冷却の制御へ移行する。ECU24はステップS15で水冷却の制御へ移行する。
次に、沸騰冷却の制御について説明する。図7は沸騰冷却実行時の制御について示したフローである。この沸騰冷却の制御は、エンジン始動の制御に引き続き行われる。
ECU24はステップS21で、電動ウォータポンプ14の送水量を決定する。ここでは、図8に示すマップより、電動ウォータポンプ14の送水量を算出する。図8は、等冷媒受熱量のマップを示した説明図である。図8の縦軸はエンジントルクを示し、横軸はエンジン回転数を示している。沸騰冷却実行時のエンジン回転数、及びエンジントルクから、ウォータジャケット4内の冷媒がエンジン本体3から回収する熱量が定まる。この冷媒が回収する熱量が等しい点を結んだのが図8に示す等冷媒受熱量線である。この等冷媒受熱量は等蒸気発生量として換算することができる。図8のマップは予め作成されてECU14により記憶されている。ECU24は、ステップS21の処理で、図8のマップを用いて、エンジン回転数、エンジントルクから蒸気の発生量を換算し、これに相当する冷却水量を電動ウォータポンプ14の送水量と決定する。ECU24はステップS21の処理を終えると、ステップS22へ進む。
ECU24はステップS22で、電動ウォータポンプ14の運転を開始させる。このとき、ECU24は、電動ウォータポンプ14による送水量がステップS21で決定した送水量となるよう制御する。ECU24はステップS22の処理を終えると、ステップS23へ進む。
ECU24はステップS23で、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値A以上であるか否かを判断する。蒸気発生量の積算値ΣSは、図8のマップで算出される蒸気発生量を所定時間t秒間積算した値である。所定値Aは、ウォータジャケット4から第1通路5内へ流入する蒸気が、第1通路5内の空気を第6通路20側へ押し出したときの積算値ΣSの値である。したがって、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値A以上である場合、第1通路5内から空気が排出されて、第1通路5内が冷媒の蒸気で満たされる。このように蒸気が流通する通路内から空気を排出するため、ランキンサイクルのシステム内に空気が残存することによるシステム効率の低下を抑制する。
ECU24はステップS23でYesと判断する場合、すなわち、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値A以上である場合、ステップS24へ進む。一方、ECU24はステップS23でYesと判断する場合、すなわち、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値A未満である場合、ステップS21へ進む。
ECU24はステップS24で、蒸気発生量の積算値ΣSの値をリセットし、0とする。ECU24はステップS24の処理を終えるとステップS25へ進む。
ECU24はステップS25で、第1開閉弁22を閉弁し、三方弁7に第1通路5と第3通路11とを接続させる。これにより、第1通路5を通過した蒸気がコンデンサ12へ流れ込むこととなる。さらに、ECU24はステップS25で、蒸気発生量の積算値ΣSの積算を開始する。ECU24はステップS25の処理を終えるとステップS26へ進む。
ECU24はステップS26で、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値C以上であるか否かを判断する。ここでは所定値Cは、コンデンサ12内の液体の冷媒を放出するときの積算値ΣSの値である。したがって、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値C以上である場合、コンデンサ12内に蒸気の冷媒が熱交換するのに十分な空間が生じている。ECU24はステップS26でYesと判断する場合、すなわち、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値C以上である場合、ステップS27へ進む。一方、ECU24はステップS26でNoと判断する場合、すなわち、蒸気発生量の積算値ΣSが所定値C未満である場合、ステップS25へ進む。
ECU24はステップS27で、第2開閉弁23を閉弁し、冷却ファン25の運転を開始する。これにより、コンデンサ12において蒸気の冷媒の凝縮が始まり、第3通路11内、及び蒸気タービン10の出口側の圧力が低下する。このため、蒸気タービン10の出口側の圧力と蒸気タービン10の入口側と圧力との差が増大し、蒸気タービン10における動力回収が開始される。ECU24はステップS27の処理を終えると、ステップS28へ進む。
ECU24はステップS28で、エンジン2の沸騰冷却が可能であるか否かを判断する。ステップS28の処理は、エンジン始動時の制御のステップS13と同様の処理である。このため、詳細な説明は省略する。ECU24はステップS28でYesと判断する場合、すなわち、エンジン2の沸騰冷却が可能である場合、ステップS27へ進む。一方、ECU24はステップS28でNoと判断する場合、すなわち、エンジン2の沸騰冷却が可能でないと判断した場合、ステップS29へ進む。
ECUはステップS29で水冷却の制御へ移行する。
次に、水冷却の制御について説明する。図9は水冷却実行時の制御について示したフローである。この水冷却の制御は、エンジン始動の制御に引き続き行われる。また、この水冷却の制御は、例えば、10秒毎のタイミングで実行される。
ECU24は、ステップS31で電動ウォータポンプ14により冷媒を大量に送水し、第2開閉弁23を開弁状態とする。水冷却に切り替える状況では、エンジン2が高負荷で運転されているため、エンジン本体3が高温であるため、また、水冷却では、冷媒の潜熱分のみの冷却効果しかないため、ウォータジャケット4内へ大量の冷媒を供給する必要がある。したがって、ステップS31では大量送水を行う。また、水冷却に切り替えたことにより、冷媒の流通する通路内が負圧になる。第2開閉弁23を開弁することにより、この負圧を利用して、リザーブタンク19内の液相冷媒をタンク13側へ吸い込む。この第2開閉弁23は液相冷媒の移送後閉弁状態となる。ECU24はステップS31の処理を終えるとステップS32へ進む。
ECU24はステップS32で、三方弁7に第2通路6と第3通路11とを接続させ、第1開閉弁22を開弁状態とする。第2通路6と第3通路11とが接続されて、第2通路6内に流入した液相の冷媒が、コンデンサ12へと流れる。したがって、ウォータジャケット4から排出された冷媒は、第1通路5の過熱器9、蒸気タービン10をバイパスする。また、第1開閉弁22が開弁したことにより、第1通路5が大気と連通し、第1通路5内へ空気が導入される。これにより、水冷却へ切り替えたことによる負圧で第1通路5を形成する配管が潰れることを抑制する。また、圧力弁8、三方弁7により、液相の冷媒の第1通路5内への流入が妨げられるので、過熱器9、蒸気タービン10の破損が抑制される。ECU24はステップS32の処理を終えると、ステップS33へ進む。
ECU24はステップS33で、ウォータジャケット4内の冷媒の温度が90℃以下であるか否かを判断する。ECU24はステップS33でYesと判断した場合、すなわち、ウォータジャケット4内の冷媒の温度が90℃以下である場合、ステップS34へ進む。一方、ECU24はステップS33でNoと判断した場合、すなわち、ウォータジャケット4内の冷媒の温度が90℃を超えている場合、ステップS31へ進む。
ECU24はステップS34で沸騰冷却の制御へ移行する。ウォータジャケット4内の冷媒の温度が90℃以下であれば、沸騰冷却でエンジン本体3を十分に冷却でき、沸騰冷却が可能であると判断するためである。
次に、エンジン停止時の制御について説明する。図10は、エンジン停止時の制御を示したフローである。このエンジン停止時の制御は時間割り込み制御であり、例えば、1秒毎のタイミングで実行される。
ECU24はステップS41で、エンジン2が停止状態か否かを判断する。ECU24はステップS41でYesと判断した場合、すなわち、エンジン2が停止状態であると判断した場合、ステップS42へ進む。一方、ECU24はステップS41でNoと判断した場合、すなわち、エンジン2が停止状態でないと判断した場合、ステップS44へ進む。
ECU24はステップS42で、三方弁7に第2通路6と第3通路11とを接続させ、電動ウォータポンプ14を停止させ、第1開閉弁22を開弁状態とし、第2開閉弁23を開弁状態とする。これにより、第1通路5内は大気圧に維持され、負圧により第1通路5を形成する配管が潰れることが抑制される。ECU24はステップS42の処理を終えると、ステップS43へ進む。
ECU24はステップS43で、制御コンピュータを停止し制御を終了する。
一方、ECU24はステップS44で、制御状態を維持したままとする。ECU24はステップS43の処理を終えると制御の処理を終了する。
以上のように、本実施例の冷却装置1は、低中負荷で蒸気の発生量が十分あれば沸騰冷却を行い、沸騰冷却が行えない場合、または、エンジン停止状態では、水冷却を行う。沸騰冷却から水冷却へ切り替える場合、沸騰冷却時に蒸気が流通していた第1通路5へ大気を導入することにより、冷却の切り替えにより発生する第1通路5内の負圧を抑制し、第1通路5、過熱器9及び蒸気タービン10を保護する。このように装置が保護されることにより、沸騰冷却と水冷却との切り替えによりエンジン2を適切に冷却することができる。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
1 冷却装置
2 エンジン
3 エンジン本体
4 ウォータジャケット
5 第1通路
6 第2通路
7 三方弁
8 圧力弁
9 過熱器
10 蒸気タービン
12 コンデンサ
13 タンク
14 電動ポンプ
19 リザーブタンク
20 第6通路
21 第7通路
22 第1開閉弁
23 第2開閉弁
24 ECU
25 冷却ファン

Claims (2)

  1. エンジンの状態に基づいて、エンジンの冷却を沸騰冷却と水冷却との間で切り替えるエンジンの冷却装置において、
    エンジンの内部に形成され、内部を通過する冷媒がエンジンの廃熱により蒸気化する冷媒通路と、
    前記冷媒通路と接続されて、前記冷媒通路内で蒸気化した冷媒が流入する蒸気通路と、
    前記蒸気通路に配設され、蒸気化した冷媒から廃熱のエネルギーを回収する膨張機と、
    前記冷媒通路へ液相冷媒を供給する供給手段と、
    前記冷媒通路の下流側において前記膨張機をバイパスするバイパス通路と、
    前記冷媒通路の下流側において冷媒の流入する通路を前記蒸気通路と前記バイパス通路との間で切り替える流路切替手段と、
    エンジンの状態に基づいて、前記流路切替手段を切り替える制御手段と、
    前記蒸気通路を通過した蒸気冷媒を液体へ凝縮し、またはバイパス通路を通過した冷媒を冷却する冷却器と、
    前記蒸気通路内へ大気を導入する大気導入手段と、
    を備え
    前記制御手段は、エンジンの状態に基づいて沸騰冷却が可能でないと判断すると、前記大気導入手段により、前記蒸気通路内へ大気を導入させることを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 請求項1記載のエンジンの冷却装置において、
    エンジンの状態が、停止状態、及び水冷却が行われる状態である場合、
    前記制御手段は、前記流路切替手段により前記冷媒通路を通過した冷媒を前記バイパス通路へ流入させ、
    前記大気導入手段は、前記蒸気通路へ大気を流入させることを特徴としたエンジンの冷却装置。
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