JPH0886289A - ローリングピストン式回転機械 - Google Patents

ローリングピストン式回転機械

Info

Publication number
JPH0886289A
JPH0886289A JP22301994A JP22301994A JPH0886289A JP H0886289 A JPH0886289 A JP H0886289A JP 22301994 A JP22301994 A JP 22301994A JP 22301994 A JP22301994 A JP 22301994A JP H0886289 A JPH0886289 A JP H0886289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
expander
shaft
working fluid
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22301994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Hattori
仁司 服部
Motonori Futamura
元規 二村
Kazuo Saito
和夫 齊藤
Masao Ozu
政雄 小津
Shigeto Sumitani
茂人 隅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22301994A priority Critical patent/JPH0886289A/ja
Publication of JPH0886289A publication Critical patent/JPH0886289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を図り、耐久性、組付性、信頼性の向
上を図る。 【構成】 作動流体が循環するサイクル内に配置される
と共に、吸込ポート51と吐出ポート59とを有するシ
リンダ37と、シリンダ37内に偏心回転自在に設けら
れ膨張室49を形成するローラ47と、回転自在に支持
され前記ローラ47に偏心回転を与える主軸39とから
成る膨張機7と、モータ軸33を介して前記膨張機7の
主軸39に回転動力を与える駆動モータ5と、ポンプ軸
25に与えられる回転動力により作動流体を循環させる
循環ポンプ3と、主軸87から入力される回転動力によ
って作動流体を圧縮し、高温・高圧ガスとする圧縮機9
とを備え、前記駆動モータ5のモータ軸33、循環ポン
プ3のポンプ軸25と、膨張機7の主軸39を連続した
同一軸として一つの密閉ケース11内に収めたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ランキンサイクル機
関として好適なローリングピストン式回転機械に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ランキンサイクルを用いた熱機関は、発
電所で用いられているもので、蒸気タービンや熱回収シ
ステム等からなり大規模なシステムとなっているが、一
般家庭向きのランキンサイクル機関も既に提案されてい
る。
【0003】ランキンサイクル機関の概要は、熱源によ
って作動流体を高温,高圧ガスとする蒸気発生器と、蒸
気発生器からの高圧ガスを膨張させ、膨張仕事により動
力を発生させる膨張機と、仕事を終えた膨張機からの低
圧ガスを液化する凝縮器と、作動流体を循環させる循環
ポンプとからなり、ちょうど冷凍サイクルの逆作用を営
む構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この一般家庭のランキ
ンサイクル機関にあっては、大型であること、また耐久
性,信頼性,組付性の面で問題を残している。そこで、
この発明は、小型化が図れると共に、耐久性,組付性,
信頼性の面で優れたローリングピストン式回転機械を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、、この発明は、作動流体が循環するサイクル内に配
置されると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシ
リンダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室
を形成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持
され前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張
機と、モータ軸を介して前記膨張機の主軸に回転動力を
与える駆動モータと、ポンプ軸に与えられる回転動力に
よって作動流体を循環させる循環ポンプと、主軸から入
力される回転動力によって作動流体を圧縮し、高温,高
圧ガスとする圧縮機とを備え、前記駆動モータのモータ
軸と、循環ポンプのポンプ軸と、膨張機の主軸を連続し
た同一軸として一つの密閉ケース内に収めるものであ
る。
【0006】そして、好ましい実施態として、駆動モー
タを、膨張機,循環ポンプ,圧縮機の同一駆動源とす
る。
【0007】あるいは、駆動モータと圧縮機、又は駆動
モータと膨張機とを一体に構成し、一つの密閉ケースに
収める。
【0008】また、膨張機の主軸と、圧縮機の主軸とを
同一軸心上に一体に結合し、主軸が貫通した密閉ケース
壁の貫通部をメカニカルシールでシールする。
【0009】さらには、膨張機側の密閉ケースと圧縮機
側の密閉ケースをそれぞれ独立するよう隔壁で仕切り、
膨張機側の主軸と圧縮機側の主軸とを、隔壁を挟みマグ
ネットカップリングで動力伝達する。
【0010】この場合、マグネットカップリングに、バ
ランサを設けることが望ましい。また、圧縮機側の吐出
管の取入口を、マグネットカップリングの横に臨ませる
ようにしてもよい。
【0011】
【作用】かかるローリングピストン式回転機械によれ
ば、始動時において駆動モータにより主軸に回転力を与
え、安定した運転経過後にオフとする。これにより、膨
張機の膨張室には吸込ポートを介して蒸気発生器からの
高温,高圧ガスが取込まれる。高圧ガスは、膨張室にお
いて膨張する際に主軸に回転動力を与えた後、吐出ポー
トから低圧ガスとなって凝縮器へ送り出される。凝縮器
に送り込まれた低圧ガスは、凝縮器を通過する空気に凝
縮の潜熱を奪われて液化され、循環ポンプによって蒸気
発生器へ送り出されるランキンサイクルを繰返す。
【0012】一方、圧縮機の主軸には、膨張機からの回
転動力が直接与えられ、吸込管から取入れられたガスは
圧縮されて吐出管から吐出されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図12の図面を参照しながら
この発明の実施例を説明する。
【0014】図1は、ローリングピストン式回転機械を
示している。ローリングピストン式回転機械1は、上方
から循環ポンプ3、駆動モータ5、膨張機7、圧縮機9
の順に配置されている。循環ポンプ3、駆動モータ5、
膨張機7は、上位密閉ケース11内に収容されていて、
図2に記す如く、バーナ等の熱源13から熱が与えられ
ることで作動ガスを高温・高圧ガスとする蒸気発生機1
5と、膨張仕事により動力を発生させる膨張機7と、フ
ィンを通過する空気と熱交換される作動ガスを液化する
凝縮器17と、作動ガスを循環させる循環ポンプ3とに
よりランキンサイクルを構成している。
【0015】循環ポンプ3は、作動ガスを取入れるガス
取入管19と、作動ガスを送り出すガス送出管21とを
有している。ガス取入管19は凝縮器17と、ガス送出
管21は回収熱交23を介して蒸気発生器15の入口側
とそれぞれ接続連通し、ポンプ軸25に回転動力が与え
られることで、凝縮器17により液化された作動ガスを
蒸気発生器15へ送り込むようになっている。
【0016】なお、回収熱交23は、平行に接近して設
けられた第1熱交換器パイプ27と第2熱交換29とか
ら成り、第1熱交換パイプ27の一方は、膨張機7側の
吐出側と、他方は、凝縮器17の取入側とそれぞれ接続
連通している。また、第2熱交換パイプ29の一方は、
蒸気発生器15の取入側と、他方は、凝縮器17の吐出
側とそれぞれ接続連通している。これにより、膨張機7
で膨張仕事をした作動ガスからの熱を回収し、その回収
熱を蒸発発生器15へ送り込むようになる。
【0017】駆動モータ5は、ステータ31とモータ軸
33に固着されたロータ35とから成り、ステータ31
は上位密閉ケース11の内壁面に固着され、ステータ3
1に電流が流れることで、ロータ35を介してモータ軸
33に回転動力が与えられるようになる。
【0018】膨張機7は、シリンダ37を有し、シリン
ダ37は、上位密閉ケース11の内壁面に固定支持され
ると共に、シリンダ37には主軸39が貫通している。
【0019】膨張機7の主軸39は、駆動モータ5のモ
ータ軸33と連続し合う一体形状となっており、主軸受
部材41と副軸受部材43とによって回転自在に軸支さ
れている。主軸39には、前記シリンダ37に対応する
部分に、偏心軸部45が設けられ、偏心軸部45には前
記シリンダ37内に配置されたローラ47が嵌合してい
る。これにより、ローラ47は、偏心軸部45の回転に
より偏心回転が与えられるようになる。
【0020】ローラ47の外周面には、背圧又はばね等
による付勢手段によって常時接触し合うブレード(図示
していない)が設けられ、ローラ47及びブレードとに
より膨張室49が作られるようになっている。
【0021】主軸受部材41とシリンダ37との間に
は、吸入ポート51を有するポートプレート53が配置
され、吸入ポート51の一方は、主軸受部材41に設け
られたガス通路55を介して吸入管57と連通してい
る。他方は、膨張室49と連通し、膨張室49は、吐出
ポート59を介して吐出管61と接続連通している。
【0022】ポートプレート53の吸入ポート51は、
流入タイミング制御手段となる円板63によって開閉自
在に制御される。
【0023】円板63は、吸入ポート51のポート面上
で回転し、高温、高圧の膨張前のガス圧により吸入ポー
ト51側に押し付けられるよう薄板で形成され、吸入ポ
ート51のシールが確保されるようになっている。
【0024】円板63には、設計膨張比に対応した開口
角度の長円形の流入口65を有している。なお、膨張比
εは、膨張終了容積をVe、吸入室容積をVs、死容積
をVdとすると ε=(Ve+Vd)/(Vs+Vd) で求められる。なお、死容積は、ポートプレート53の
厚みによって決定される。
【0025】一方、膨張機7の下部には、前記主軸39
によって回転力が与えられるギヤタイプの高圧ポンプ6
7が設けられている。
【0026】高圧ポンプ67は膨張機7の副軸受部材4
3に固定され、満たされた潤滑油内に配置されており、
主軸39からの回転動力によって入口から取り入れた潤
滑油をローラ47及び軸受部の摺動面へ供給する容積型
のポンプとなっている。
【0027】圧縮機9は、下位密閉ケース71内に収容
され、図2に示す如く作動ガスを液化する凝縮器73
と、作動ガスを膨張させる膨張弁75と、フィンを通過
する空空を熱交換によって冷風とする蒸発器77とによ
り冷凍サイクルを構成している。
【0028】圧縮機9は、第1のシリンダ79と第2の
シリンダ81とで構成され密閉ケース71の内壁面に固
定された支持フレーム83に固定支持されている。
【0029】第1,第2のシリンダ79,81は、中間
仕切板85によってそれぞれ独立するように仕切られ、
両シリンダ79,81には主軸87が貫通している。
【0030】圧縮機9の主軸87は、膨張機7から延長
された主軸39とマグネットカップリング91を介して
伝導されており、メインベアリング93とサブベアリン
グ94とによって回転自在に軸支されている。主軸87
には、前記第1のシリンダ79および第2のシリンダ8
1に対応する部分に互いに180度位相をずらした偏心
軸部95,96が設けられ、これら偏心軸部95,96
には前記第1,第2のシリンダ79,81内に配置され
た第1のローラ97および第2のローラ98が嵌合して
いる。これにより、各ローラ97,98は、偏心軸部9
5,96の回転により180度位相がずれた偏心回転が
与えられるようになる。
【0031】メインベアリング93とサブベアリング9
4には、吐出管99と連通し合う吐出ポート101が設
けられ、この吐出管99は、図11に示す如く取入口側
99aは、上を向いた状態で支持フレーム69とマグネ
ットカップリング91との間に配置され、潤滑油103
を直接吸込むことがないよう工夫されている。
【0032】この場合、図12に示す如く、吐出管99
の取入口側99aを、マグネットカップリング91の回
転方向(矢印イ)に対して背を向けた向きとする構造と
してもよい。
【0033】また、第1,第2のシリンダ79,81に
は、吸入管107と連通し合う吸込みポート109,1
09と、前記第1,第2のローラ97,98の外周面と
背圧又はばね等による付勢手段111によって常時接触
し合うブレード113とが設けられ、各ローラ97,9
8及びブレード113とにより圧縮室115,116が
作られるようになっている。
【0034】マグネットカップリング91は、前記支持
フレーム69から一体に延長支持され、電気抵抗の大き
い隔壁117を挟んで配置された圧縮機9側のマグネッ
ト119と、膨張機7側のマグネット121とからな
り、圧縮機9側のマグネット119は、主軸87に装着
されたU字状のヨーク部123の内側に設けられてい
る。
【0035】膨張機7側のマグネット119は、前記高
圧ポンプ67から延長された主軸39に設けられ、内側
のマグネット119が回転すると、磁力の作用で外側の
マグネット121に回転力が与えられるようになり、高
圧ポンプ67の主軸39側からの回転動力が圧縮機9側
の主軸87へ伝達されるようになっている。
【0036】この場合、図4に示す如く、上位密閉ケー
ス11の密閉ケース壁11aを貫通した膨張機7側の主
軸39と、圧縮機9側の主軸87とを同一軸心上に一体
に結合し、密閉ケース壁11aの貫通部を、差圧によっ
てシール機能が発揮されるメカニカルシール122でシ
ールする構造としてもよい。これにより、圧縮機9側の
主軸87に、膨張機7側の回転動力が直接に伝達される
ようになる。
【0037】一方、U字状のヨーク部123には、図8
に示す如く圧縮機9のアンバランスを解消するバランサ
125が設けられ、バランサ125の位置は特定される
ことはなく、例えば、図9及び図10に示す如く条件に
対応した最適な位置が適宜求められるようになる。
【0038】隔壁117は、電気抵抗が大きく(渦電流
損失を低減)し、かつ、機械強度(引張り強さ)が大き
い材料が採用されている。
【0039】なお、渦電流損失は次式で求められる。
【数1】 この式から渦電流損失と隔壁117の電気抵抗は反比例
の関係にあることがわかる。
【0040】また、隔壁117の材料としては、表1に
示す如く、ハステロイド合金が最も好ましいが、炭素
鋼、クロム・モリブデン鋼であってもよい。
【表1】 図5,図6,図7は、循環ポンプ3、膨張機7、駆動モ
ータ5、圧縮機9のレイアウト構造の変形例を示したも
のである。
【0041】図5は、マグネットカップリング91を挟
んで上位密閉ケース11内に、上から駆動モータ5、膨
張機7、循環ポンプ3の順に配置され、下位密閉ケース
71内に、圧縮機9が配置されたものである。
【0042】図6は、マグネットカップリング91を挟
んで上位密閉ケース11内に、上から循環ポンプ3、膨
張機7の順に配置され、下位密閉ケース71内に、上か
ら順に駆動モータ5、圧縮機9が配置されたものであ
る。
【0043】図7は、マグネットカップリング91を挟
んで上位密閉ケース11内に、上から膨張機7、循環ポ
ンプ3の順に配置され、下位密閉ケース71内に、上か
ら駆動モータ5、圧縮機9が配置されたもので、実施例
に沿った最適な組合せとすることが望ましい。
【0044】次に、動作について説明する。まず、始動
時において駆動モータ5により膨張機7の主軸39に回
転動力を与え、膨張機7が安定した運転状態に入る一定
時間後オフとする。この時、膨張機7にあっては、吸入
管57から送り込まれた高温、高圧ガスが、膨張室49
において膨張し、主軸39に回転力を与える、と同時に
膨張仕事をした作動ガスは低圧ガスとなって吐出ポート
59から吐出されるようになる。
【0045】この膨張機7の動作時において、膨張室4
9へのガスの流入は、開口角度を有する薄板状の円板6
3の流入口65によって開閉するため、死容積及び流入
抵抗が低減し、サイクル効率が向上する。これにより、
前記した膨張比の式から膨張比を大きくとることが可能
となり、小型で高出力が得られる。
【0046】一方、ローラ47の偏心回転により、駆動
モータ5がオフの状態でも主軸39に回転力が与えられ
ると共に、主軸受部材41と副軸受部材43及びローラ
47には潤滑油が供給され円滑な主軸39の回転が確保
される。
【0047】一方、圧縮機9にあっては、膨張機7側か
らの回転動力が直接与えられると共に吸込ポート109
から取込まれたガスは、ローラ97,98の偏心回転に
よって圧縮され吐出ポート101を介して吐出管99か
ら吐出される。この場合、吐出管99から潤滑油103
が吐出される不具合は起きない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 1.膨張機は、圧縮機で実績があるシリンダとローラと
から成る構成のため、耐久性、信頼性の面において、大
変好ましいものとなる。 2.膨張機と循環ポンプ等を1つのケース内に納めるこ
とができたため、小型軽量化が図れると共に、組付けが
容易となる。 3.運転、起動時は、同一の駆動源によって、冷凍サイ
クルの早期立上りが可能となり、迅速な快適性が得られ
る。 4.マグネットカップリングによって、ランキンサイク
ルと冷凍サイクル側の作動ガスが混合することなく運転
できるため、サイクルの性能低下が少なく、保守管理が
容易となる。 5.渦電流損失が少ない隔壁によって、コンパクトなマ
グネットカップリングが形成できるようになり、装置全
体の小型軽量化に寄与する。 6.圧縮機のバランス運転が可能となり、安定性、信頼
性が向上する。 7.潤滑油の吐油量を低減し、安定した運転状態が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるローリング式回転機の切断面
図。
【図2】ランキンサイクルと冷凍サイクルを示した全体
の概要説明図。
【図3】膨張機の主軸に設けられた円板の斜視図。
【図4】独立した密閉ケース内にそれぞれ配置された膨
張室側の主軸と、圧縮室側の主軸を同一線心上に接続
し、主軸貫通部をメカニカルシールでシールした状態の
切断面図。
【図5】レイアウトの変形例を示したもので、上から駆
動モータ、膨張機、循環ポンプ、圧縮機の順で配置した
説明図。
【図6】レイアウトの変形例を示したもので、上から循
環ポンプ、膨張機、駆動モータ、圧縮機の順で配置した
説明図。
【図7】レイアウトの変形例を示したもので、上から膨
張機、循環ポンプ、駆動モータ、圧縮機の順で配置した
説明図。
【図8】ヨーク部にバランサを設けた説明図。
【図9】ヨーク部にバランサを設けた別の説明図。
【図10】ヨーク部にバランサを設けた別の説明図。
【図11】吐出管の取入口を、マグネットカップリング
の横に臨ませた説明図。
【図12】吐出管の取入口を、マグネットカップリング
の横に臨ませた別の説明図。
【符号の説明】
3 循環ポンプ 5 駆動モータ 7 膨張機 9 圧縮機 11 密閉ケース 25 ポンプ軸 33 モータ軸 37 シリンダ 39 主軸 47 ローラ 49 膨張室 51 吸込ポート 59 吐出ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小津 政雄 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 隅谷 茂人 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、モータ軸を介して前記膨張機の主軸に回転動力を与
    える駆動モータと、ポンプ軸に与えられる回転動力によ
    り作動流体を循環させる循環ポンプと、主軸から入力さ
    れる回転動力によって作動流体を圧縮し、高温,高圧ガ
    スとする圧縮機とを備え、前記駆動モータのモータ軸
    と、循環ポンプのポンプ軸と、膨張機の主軸を連続した
    同一軸として一つの密閉ケース内に収めたことを特徴と
    するローリングピストン式回転機械。
  2. 【請求項2】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、ポンプ軸に与えられる回転動力によって作動流体を
    循環させる循環ポンプと、主軸から入力される回転動力
    によって作動流体を圧縮し、高温,高圧ガスとする圧縮
    機とを備え、前記膨張機の主軸と、循環ポンプのポンプ
    軸と、圧縮機の主軸とを、駆動モータのモータ軸に伝導
    連結し、駆動モータを、膨張機,循環ポンプ,圧縮機の
    同一駆動源としたことを特徴とするローリングピストン
    式回転機械。
  3. 【請求項3】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、ポンプ軸に与えられる回転動力によって作動流体を
    循環させる循環ポンプと、主軸から入力される回転動力
    によって作動流体を圧縮し、高温,高圧ガスとする圧縮
    機と、前記膨張機,循環ポンプ,圧縮機とを駆動する同
    一の駆動源となる駆動モータとを備え、駆動モータと圧
    縮機とを一体に構成し、1つの密閉ケース内に収めたこ
    とを特徴とするローリングピストン式回転機械。
  4. 【請求項4】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、ポンプ軸に与えられる回転動力によって作動流体を
    循環させる循環ポンプと、主軸から入力される回転動力
    によって作動流体を圧縮し、高温,高圧ガスとする圧縮
    機と、前記膨張機,循環ポンプ,圧縮機とを駆動する同
    一の駆動源となる駆動モータとを備え、駆動モータと膨
    張機とを一体に構成し、1つの密閉ケース内に収めたこ
    とを特徴とするローリングピストン式回転機械。
  5. 【請求項5】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、モータ軸を介して前記膨張機の主軸に回転動力を与
    える駆動モータと、ポンプ軸に与えられる回転動力によ
    って作動流体を循環させる循環ポンプと、前記膨張機と
    独立した密閉ケース内に配置され、主軸から入力される
    回転動力によって作動流体を圧縮し、高温,高圧ガスと
    する圧縮機とを備え、前記膨張機の主軸と、圧縮機の主
    軸とを同一軸心上に一体に結合し、主軸が貫通した密閉
    ケース壁の貫通部をメカニカルシールでシールしたこと
    を特徴とするローリングピストン式回転機械。
  6. 【請求項6】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、モータ軸を介して前記膨張機の主軸に回転動力を与
    える駆動モータと、ポンプ軸に与えられる回転動力によ
    って作動流体を循環させる循環ポンプと、主軸から入力
    される回転動力によって作動流体を圧縮し、高温,高圧
    ガスとする圧縮機と、膨張機の密閉ケースと圧縮機側の
    密閉ケースをそれぞれ独立するよう仕切る隔壁と、膨張
    機側の主軸と圧縮機側の主軸とを、隔壁を挟んで動力伝
    達するマグネットカップリングとから成ることを特徴と
    するローリングピストン式回転機械。
  7. 【請求項7】 マグネットカップリングは、膨張機側の
    主軸に設けられたマグネットと、このマグネットと隔壁
    を挟んで対向し、圧縮機側の主軸から延長されたヨーク
    部の内側に設けられたマグネットとから成り、前記ヨー
    ク部にバランサを設けたことを特徴とする請求項6記載
    のローリングピストン式回転機械。
  8. 【請求項8】 作動流体が循環するサイクル内に配置さ
    れると共に、吸込ポートと吐出ポートとを有するシリン
    ダと、シリンダ内に偏心回転自在に設けられ膨張室を形
    成するローラと、主軸受部材により回転自在に支持され
    前記ローラに偏心回転を与える主軸とから成る膨張機
    と、モータ軸を介して前記膨張機の主軸に回転動力を与
    える駆動モータと、ポンプ軸に与えられる回転動力によ
    って作動流体を循環させる循環ポンプと、主軸から入力
    される回転動力によって吸込管から取入れた作動流体を
    圧縮し、高温,高圧ガスとして吐出管から吐出する圧縮
    機と、膨張機の密閉ケースと圧縮機側の密閉ケースをそ
    れぞれ独立するように仕切る隔壁と、膨張機側の主軸と
    圧縮機側の主軸とを、隔壁を挟んで動力伝達するマグネ
    ットカップリングとを備え、前記吐出管の取入口を、マ
    グネットカップリングの横に臨ませたことを特徴とする
    ローリングピストン式回転機械。
JP22301994A 1994-09-19 1994-09-19 ローリングピストン式回転機械 Pending JPH0886289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22301994A JPH0886289A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 ローリングピストン式回転機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22301994A JPH0886289A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 ローリングピストン式回転機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0886289A true JPH0886289A (ja) 1996-04-02

Family

ID=16791565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22301994A Pending JPH0886289A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 ローリングピストン式回転機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0886289A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163687A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Hitachi Ltd 電動圧縮機及びその製造方法
JP2006125340A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Denso Corp 複合流体機械およびそれを用いた冷凍装置
JP2006336586A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Denso Corp 回転機械
CN1321301C (zh) * 2004-03-03 2007-06-13 株式会社电装 流体机械
US7249459B2 (en) 2003-06-20 2007-07-31 Denso Corporation Fluid machine for converting heat energy into mechanical rotational force
KR100754342B1 (ko) * 1999-10-18 2007-09-03 인터그레이티드 디자인즈 엘.피. 유체 분배 방법 및 장치
JP2007332974A (ja) * 2007-09-10 2007-12-27 Daikin Ind Ltd 流体機械
US7418824B2 (en) 2004-10-29 2008-09-02 Denso Corporation Refrigerating apparatus and fluid machine therefor
US7458220B2 (en) 2004-10-05 2008-12-02 Denso Corporation Complex fluid machine
JP2009283178A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Sanden Corp 燃料電池システム
US20100003147A1 (en) * 2007-01-15 2010-01-07 Panasonic Corporation Expander-integrated compressor
EP2154331A1 (en) * 2007-05-16 2010-02-17 Panasonic Corporation Fluid machine and refrigeration cycle device with the same
US20100254844A1 (en) * 2007-11-21 2010-10-07 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US20100263404A1 (en) * 2007-11-21 2010-10-21 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US20100269536A1 (en) * 2007-11-21 2010-10-28 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US8186179B2 (en) 2006-05-17 2012-05-29 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
JP2013057265A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Kobe Steel Ltd 発電設備
JP2014058877A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Kobe Steel Ltd 補助動力発生装置及びこの装置の運転方法
DE102006009211B4 (de) * 2005-03-02 2015-06-11 Denso Corporation Fluidpumpe und Fluidmaschine
CN108678810A (zh) * 2018-07-27 2018-10-19 江苏丰泰流体机械科技有限公司 平面回转式膨胀机

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754342B1 (ko) * 1999-10-18 2007-09-03 인터그레이티드 디자인즈 엘.피. 유체 분배 방법 및 장치
US7249459B2 (en) 2003-06-20 2007-07-31 Denso Corporation Fluid machine for converting heat energy into mechanical rotational force
JP2005163687A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Hitachi Ltd 電動圧縮機及びその製造方法
CN1321301C (zh) * 2004-03-03 2007-06-13 株式会社电装 流体机械
US7458220B2 (en) 2004-10-05 2008-12-02 Denso Corporation Complex fluid machine
JP2006125340A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Denso Corp 複合流体機械およびそれを用いた冷凍装置
US7992400B2 (en) 2004-10-29 2011-08-09 Denso Corporation Refrigerating apparatus and fluid machine therefor
US7418824B2 (en) 2004-10-29 2008-09-02 Denso Corporation Refrigerating apparatus and fluid machine therefor
JP4606840B2 (ja) * 2004-10-29 2011-01-05 株式会社デンソー 複合流体機械およびそれを用いた冷凍装置
DE102005051428B4 (de) * 2004-10-29 2015-05-28 Denso Corporation Abwärmenutzungsvorrichtung
DE102006009211B4 (de) * 2005-03-02 2015-06-11 Denso Corporation Fluidpumpe und Fluidmaschine
JP2006336586A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Denso Corp 回転機械
JP4575844B2 (ja) * 2005-06-03 2010-11-04 株式会社デンソー 回転機械
US8186179B2 (en) 2006-05-17 2012-05-29 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US20100003147A1 (en) * 2007-01-15 2010-01-07 Panasonic Corporation Expander-integrated compressor
US8177525B2 (en) * 2007-01-15 2012-05-15 Panasonic Corporation Expander-integrated compressor
EP2154331A4 (en) * 2007-05-16 2014-04-16 Panasonic Corp FLOW MACHINE AND COOLING PROCESSOR WITH THIS
EP2154331A1 (en) * 2007-05-16 2010-02-17 Panasonic Corporation Fluid machine and refrigeration cycle device with the same
JP2007332974A (ja) * 2007-09-10 2007-12-27 Daikin Ind Ltd 流体機械
US20100269536A1 (en) * 2007-11-21 2010-10-28 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US8182251B2 (en) * 2007-11-21 2012-05-22 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US8192185B2 (en) * 2007-11-21 2012-06-05 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US8323010B2 (en) * 2007-11-21 2012-12-04 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US20100263404A1 (en) * 2007-11-21 2010-10-21 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
US20100254844A1 (en) * 2007-11-21 2010-10-07 Panasonic Corporation Expander-compressor unit
JP2009283178A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Sanden Corp 燃料電池システム
JP2013057265A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Kobe Steel Ltd 発電設備
JP2014058877A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Kobe Steel Ltd 補助動力発生装置及びこの装置の運転方法
CN108678810A (zh) * 2018-07-27 2018-10-19 江苏丰泰流体机械科技有限公司 平面回转式膨胀机
CN108678810B (zh) * 2018-07-27 2023-09-19 江苏丰泰流体机械科技有限公司 平面回转式膨胀机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0886289A (ja) ローリングピストン式回転機械
CA2161363C (en) Rolling piston type expansion machine
US8074471B2 (en) Refrigeration cycle apparatus and fluid machine used for the same
US7726129B2 (en) Stirling cycle engine
US20040255591A1 (en) Fluid machine for converting heat into mechanical rotational force
WO2000053926A1 (fr) Machine rotative a fluide, machine a fluide a aubes, et dispositif de recuperation de chaleur de moteur a combustion interne
JPH0953590A (ja) ローリングピストン式膨張機
JP4039320B2 (ja) 流体機械
US5819554A (en) Rotating vane compressor with energy recovery section, operating on a cycle approximating the ideal reversed Carnot cycle
CN101772649B (zh) 双汽缸旋转式压缩机及制冷循环装置
JP2003138901A (ja) 流体機械
JP2006266171A (ja) 容積形流体機械
JPS6277562A (ja) 冷凍サイクル
JPH0882296A (ja) ローリングピストン式膨張機
JP4042417B2 (ja) 容積形機械
JP2001153077A (ja) 流体機械
JP2009270529A (ja) 容積形流体機械
JP2004324595A (ja) 容積形流体機械
JP2000088373A (ja) 圧縮式冷凍機
US7311077B2 (en) Rotary positive displacement machine with orbiting piston
JP2013224595A (ja) 2気筒ロータリ圧縮機
JPH02136588A (ja) 密閉型ロータリー圧縮機
WO2022004027A1 (ja) ロータリ圧縮機および冷凍サイクル装置
WO2022004028A1 (ja) ロータリ圧縮機および冷凍サイクル装置
JP3302521B2 (ja) コンプレッサ