JP2009283178A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化を図り、信頼性を確保しつつ発電効率を向上することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム(2)は、燃料電池(4)と、空気圧縮機(10)により圧縮した外気を電気化学反応に用いる酸素として燃料電池に供給する吸気手段(8)と、作動流体の循環路(21)に、蒸発器(22)、膨張機(24)、コンデンサ(26)、サブクーラ(30)、ポンプ(32)が介挿され、燃料電池の廃熱を回収するランキンサイクル(20)と、膨張機にて発生した動力を電力に変換して発電する発電機(36)にて発電された電力と、燃料電池にて発電された電力とを回収して蓄電する蓄電手段(12,14,40)とを備え、膨張機、発電機、ポンプ、空気圧縮機を互いに連結された同一軸(38)により駆動する。
【選択図】図1
【解決手段】燃料電池システム(2)は、燃料電池(4)と、空気圧縮機(10)により圧縮した外気を電気化学反応に用いる酸素として燃料電池に供給する吸気手段(8)と、作動流体の循環路(21)に、蒸発器(22)、膨張機(24)、コンデンサ(26)、サブクーラ(30)、ポンプ(32)が介挿され、燃料電池の廃熱を回収するランキンサイクル(20)と、膨張機にて発生した動力を電力に変換して発電する発電機(36)にて発電された電力と、燃料電池にて発電された電力とを回収して蓄電する蓄電手段(12,14,40)とを備え、膨張機、発電機、ポンプ、空気圧縮機を互いに連結された同一軸(38)により駆動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池システムに係り、詳しくは、車両に搭載されて好適な燃料電池システムに関する。
近年、地球温暖化防止のために環境負荷の少ない燃料電池システムが普及しつつある。燃料電池は燃料である水素と酸素とを電気化学反応させることによって発電し、排出されるのは水のみであり、例えばエンジンの代わりに燃料電池を搭載した燃料電池自動車も開発されている。
このような燃料電池からの冷却水の温度は、少なくとも80℃〜130℃程度にもなり、燃料電池からの冷却水の廃熱をランキンサイクルにて回収する燃料電池の廃熱利用装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
このような燃料電池からの冷却水の温度は、少なくとも80℃〜130℃程度にもなり、燃料電池からの冷却水の廃熱をランキンサイクルにて回収する燃料電池の廃熱利用装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、ランキンサイクルは、作動流体としての冷媒の循環路に、廃熱により冷媒を加熱する蒸発器、該蒸発器を経由した冷媒を膨張させて駆動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した冷媒を外気との熱交換により凝縮させるコンデンサ、該コンデンサを経由した冷媒を蒸発器に送出して循環路に冷媒を循環させるポンプが介挿され、膨張機にて発生した駆動力を電力に変換して発電する発電機を備えて構成されている。そして、このようなランキンサイクルを構成する膨張機、発電機、ポンプを互いに連結された同一軸により駆動する廃熱利用装置が公知である(例えば特許文献2参照)。
また、冷媒が循環する冷凍サイクルに膨張機を駆動する駆動モータと、冷凍サイクルに冷媒を循環させるポンプとを備え、膨張機、ポンプ、駆動モータを互いに連結された同一軸により駆動する回転機械も知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2004−60550号公報
特開2007−255411号公報
特開平8−86289号公報
ところで、燃料電池では上記した電気化学反応を促進させるために、空気圧縮機により圧縮した外気を電気化学反応に用いる酸素として燃料電池に供給している。当該空気圧縮機は一般に電気駆動であって燃料電池における発電中には酸素供給のために常時駆動する必要があり、その消費電力は少なくないため、燃料電池で発電される発電量から空気圧縮機の消費電力を減じた正味発電量が減少する。
そこで、燃料電池の正味発電量を増大させるべく、ランキンサイクルを構成する膨張機の動力を用いて空気圧縮機を駆動することが考えられる。この場合、燃料電池システム小型化の面からは、上記特許文献2及び3に記載された装置構成を発展させて、ランキンサイクルを構成する膨張機、発電機、ポンプと空気圧縮機とを互いに連結された同一軸により駆動することが有効であるが、空気圧縮機は、ランキンサイクルの稼動状況に拘らず、燃料電池での発電中には常時駆動する必要がある。
更に、燃料電池には、その動作に際しての最適な稼動温度帯があり、低温状態から燃料電池システムを起動する場合、燃料電池システムの温度が適当な温度まで上昇していなければ、発電効率が低下してしまう。
しかしながら、上記各従来技術では、これらの点につき格別な配慮がなされておらず、空気圧縮機の消費電力を低減し、燃料電池システムの正味発電量を増大させてその発電効率を向上することにつき依然として課題が残されている。
しかしながら、上記各従来技術では、これらの点につき格別な配慮がなされておらず、空気圧縮機の消費電力を低減し、燃料電池システムの正味発電量を増大させてその発電効率を向上することにつき依然として課題が残されている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、小型化を図り、信頼性を確保しつつ発電効率を向上することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の燃料電池システムは、酸素と水素とを電気化学反応させて発電する燃料電池と、空気圧縮機により圧縮した外気を電気化学反応に用いる酸素として燃料電池に供給する吸気手段と、作動流体の循環路に、燃料電池の廃熱により作動流体を加熱する蒸発器、該蒸発器を経由した作動流体を膨張させて動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した作動流体を外気との熱交換により凝縮させるコンデンサ、該コンデンサを経由した作動流体を蒸発器に送出して循環路に作動流体を循環させるポンプが介挿されたランキンサイクルと、該膨張機にて発生した動力を電力に変換して発電する発電機にて発電された電力と、燃料電池にて発電された電力とを回収して蓄電する蓄電手段とを備え、膨張機、発電機、ポンプ、空気圧縮機を互いに連結された同一軸により駆動することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、請求項1において、燃料電池の廃熱量を検出する廃熱量検出手段を備え、廃熱量検出手段にて検出された廃熱量が所定の設定廃熱量より大きいとき、ランキンサイクルを稼働させ、空気圧縮機を同一軸を介して膨張機の動力により駆動することを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項2において、廃熱量検出手段にて検出された廃熱量が所定の設定廃熱量未満のとき、蓄電手段にて蓄電された電力を空気圧縮機に供給して電力により空気圧縮機を駆動する補助駆動手段を備えることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項2において、廃熱量検出手段にて検出された廃熱量が所定の設定廃熱量未満のとき、蓄電手段にて蓄電された電力を空気圧縮機に供給して電力により空気圧縮機を駆動する補助駆動手段を備えることを特徴としている。
更にまた、請求項4記載の発明では、請求項3において、膨張機にて発生する動力を検出する動力検出手段を備え、動力検出手段にて検出された動力が所定の設定動力より大きいとき、蓄電手段により発電機にて発電された電力を回収して蓄電することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明では、請求項1において、膨張機をバイパスして循環路に作動流体を循環させるバイパス手段と、燃料電池の暖機要求を検出する暖機要求検出手段と、該暖機要求検出手段にて燃料電池の暖機要求が検出されたとき、バイパス手段により膨張機をバイパスして循環路に作動流体を循環させるとともに、コンデンサを流れる作動流体との熱交換により予熱された外気によって燃料電池を加熱する暖機手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明では、請求項1において、膨張機をバイパスして循環路に作動流体を循環させるバイパス手段と、燃料電池の暖機要求を検出する暖機要求検出手段と、該暖機要求検出手段にて燃料電池の暖機要求が検出されたとき、バイパス手段により膨張機をバイパスして循環路に作動流体を循環させるとともに、コンデンサを流れる作動流体との熱交換により予熱された外気によって燃料電池を加熱する暖機手段とを備えることを特徴としている。
従って、請求項1記載の本発明の燃料電池システムによれば、膨張機、発電機、ポンプ、空気圧縮機を互いに連結された同一軸により駆動することにより、燃料電池の廃熱を利用して燃料電池への吸気手段に使用する空気圧縮機を駆動することができ、また、空気圧縮機を電力のみにより駆動する場合に比して、空気圧縮機の駆動に係る電力から動力へのエネルギー変換ロスを低減することができるため、燃料電池にて発電される正味発電量を増大することができ、燃料電池システムの発電効率を向上することができる。
しかも、膨張機、発電機、ポンプ、空気圧縮機を同一軸とすることにより、燃料電池システムの小型化を実現することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、燃料電池の廃熱量が大きいときにはランキンサイクルを稼働させ、空気圧縮機を膨張機の動力により駆動することにより、空気圧縮機の消費電力をゼロとして燃料電池にて発電される正味発電量を効果的に増大することができるため、燃料電池システムの発電効率を更に向上することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、燃料電池の廃熱量が大きいときにはランキンサイクルを稼働させ、空気圧縮機を膨張機の動力により駆動することにより、空気圧縮機の消費電力をゼロとして燃料電池にて発電される正味発電量を効果的に増大することができるため、燃料電池システムの発電効率を更に向上することができる。
更に、請求項3記載の発明によれば、燃料電池の廃熱量が小さい、例えば燃料電池の始動時などであっても、補助駆動手段により空気圧縮機を確実に駆動することができるため、燃料電池システムの信頼性を確保しつつその発電効率を向上することができる。
更にまた、請求項4記載の発明によれば、膨張機にて発生する動力が大きいときには発電機にて発電された電力として回収して蓄電することができるため、燃料電池システムの発電効率を更に向上することができる。
更にまた、請求項4記載の発明によれば、膨張機にて発生する動力が大きいときには発電機にて発電された電力として回収して蓄電することができるため、燃料電池システムの発電効率を更に向上することができる。
また、請求項5記載の発明によれば、膨張機をバイパスして循環路に作動流体を循環させるバイパス手段と、燃料電池の暖機要求を検出する暖機要求検出手段と、該暖機要求検出手段にて燃料電池の暖機要求が検出されたとき、バイパス手段により膨張機をバイパスして循環路に作動流体を循環させるとともに、コンデンサを流れる作動流体との熱交換により予熱された外気によって燃料電池を加熱する暖機手段とを備える。これにより、燃料電池の暖機を早めることができ、ひいては燃料電池にて発電される正味発電量を更に増大することができるため、燃料電池システムの発電効率をより一層向上することができる。
以下、図面により本発明の一実施形態について説明する。
図1は燃料電池システム2の一例を模式的に示しており、このシステム2は燃料電池4とその廃熱利用装置6とから構成され、例えばエンジンの代わりに燃料電池4を用いた燃料電池自動車に搭載される。
燃料電池4は、例えば図示しない水素極、酸素極、これら水素極と酸素極との間に挟み込まれた電解質膜、そして、冷却部からなるセルを直列に積層したスタックなどから構成されている。
図1は燃料電池システム2の一例を模式的に示しており、このシステム2は燃料電池4とその廃熱利用装置6とから構成され、例えばエンジンの代わりに燃料電池4を用いた燃料電池自動車に搭載される。
燃料電池4は、例えば図示しない水素極、酸素極、これら水素極と酸素極との間に挟み込まれた電解質膜、そして、冷却部からなるセルを直列に積層したスタックなどから構成されている。
水素極には図示しない水素供給経路により水素が供給され、一方、酸素極には酸素を供給するための空気供給経路(吸気手段)8が延設されており、空気供給経路8には例えばタービン式の空気圧縮機10が介挿されている。この空気圧縮機10は、外気を吸気することにより酸素極に所定圧力の酸素を供給し、これより燃料電池4は燃料である水素と酸素とが好適に電気化学反応を継続することで発電電力Efを発生する。
この発電電力Efは、燃料電池4用の電力回収経路(蓄電手段)12を介してスタックに接続されたバッテリー(蓄電手段)14にて回収、蓄電され、この際に電気化学反応により生じた排水は排水経路16を介して燃料電池4の外部に排出される。
一方、廃熱利用装置6は、スタックの冷却部に冷却液を供給する冷却回路18、及び冷却液を介して燃料電池4の廃熱を回収するランキンサイクル20から構成されている。
一方、廃熱利用装置6は、スタックの冷却部に冷却液を供給する冷却回路18、及び冷却液を介して燃料電池4の廃熱を回収するランキンサイクル20から構成されている。
冷却回路18は冷却液の循環路19を備え、循環路19は冷却部を経由して延び、循環路19には後述する蒸発器22が介挿され、循環路19内の冷却液を一方向に流し、冷却部を通じて循環させる。このような冷却液の流れはスタックから発電に伴う熱を奪うことでスタックを冷却し、この冷却に伴い冷却液自身は昇温する。
一方、ランキンサイクル20はその作動流体としての冷媒の循環路21を備え、この循環路21には、上記の如く昇温した冷却液、即ち燃料電池4の廃熱により冷媒を加熱する蒸発器22、該蒸発器22を経由した冷媒を膨張させて回転駆動力を発生する膨張機24、該膨張機24を経由した冷媒を外気との熱交換により凝縮させるコンデンサ26、該コンデンサ26を経由した冷媒を気液二層に分離するレシーバ28、該レシーバ28を経由した液冷媒を外気との熱交換により冷却するサブクーラ30、該サブクーラ30を経由した冷媒を蒸発器22側に送出して循環路21に冷媒を循環させる回転式の冷媒ポンプ(ポンプ)32、更に膨張機24を経由した冷媒によって、冷媒ポンプ32を経由して蒸発器22に流入する前の冷媒を加熱する内部熱交換器34が介挿されている。
一方、ランキンサイクル20はその作動流体としての冷媒の循環路21を備え、この循環路21には、上記の如く昇温した冷却液、即ち燃料電池4の廃熱により冷媒を加熱する蒸発器22、該蒸発器22を経由した冷媒を膨張させて回転駆動力を発生する膨張機24、該膨張機24を経由した冷媒を外気との熱交換により凝縮させるコンデンサ26、該コンデンサ26を経由した冷媒を気液二層に分離するレシーバ28、該レシーバ28を経由した液冷媒を外気との熱交換により冷却するサブクーラ30、該サブクーラ30を経由した冷媒を蒸発器22側に送出して循環路21に冷媒を循環させる回転式の冷媒ポンプ(ポンプ)32、更に膨張機24を経由した冷媒によって、冷媒ポンプ32を経由して蒸発器22に流入する前の冷媒を加熱する内部熱交換器34が介挿されている。
また、膨張機24には、膨張機24にて発生した動力を電力に変換して発電する発電機36が冷媒ポンプ32を介して同一軸38により連結されている。即ち、冷媒ポンプ32は膨張機24の動力により駆動され、この動力の伝達により発電機36にて発電された発電電力Eeは発電機36用の電力回収経路(蓄電手段)40を介してバッテリー14にて回収、蓄電される。
更に、発電機36は、ランキンサイクル20の始動時などに循環路21に冷媒の循環を開始するべく同一軸38を介して冷媒ポンプ32を所定時間駆動させるためのモータとしても動作可能に構成されている。
こうして、冷却回路18を介して回収された燃料電池4の廃熱は、動力、ひいては電力に変換され、この発電電力Eeは燃料電池4にて発電された発電電力Efとともにバッテリー14に接続された図示しない電気回路を通じて車両駆動などの所望の負荷に供給される。
こうして、冷却回路18を介して回収された燃料電池4の廃熱は、動力、ひいては電力に変換され、この発電電力Eeは燃料電池4にて発電された発電電力Efとともにバッテリー14に接続された図示しない電気回路を通じて車両駆動などの所望の負荷に供給される。
ここで、このように構成される燃料電池システム2は、空気圧縮機10も同一軸38を共用しており、膨張機24、ポンプ32、発電機36、空気圧縮機10は同一軸38により互いに連結されて回転駆動される一体同軸構造をなしている。
また、空気圧縮機10にはバッテリー14から延びる電力供給経路42が接続され、電力供給経路(補助駆動手段)42を介してバッテリー14にて蓄電された補助電力Esを空気圧縮機10に供給することにより、膨張機24の駆動、停止、換言するとランキンサイクル20の稼動、停止に拘らず、空気圧縮機10を単独で電力駆動可能に構成されている。
また、空気圧縮機10にはバッテリー14から延びる電力供給経路42が接続され、電力供給経路(補助駆動手段)42を介してバッテリー14にて蓄電された補助電力Esを空気圧縮機10に供給することにより、膨張機24の駆動、停止、換言するとランキンサイクル20の稼動、停止に拘らず、空気圧縮機10を単独で電力駆動可能に構成されている。
一方、燃料電池4には、空気供給経路8とは異なる空気供給経路44がその吸入口44aからサブクーラ30、コンデンサ26を順に通過して接続され、サブクーラ30、コンデンサ26を流れる冷媒との熱交換により段階的に予熱された外気によって燃料電池4本体が加熱可能に構成されている。また、燃料電池4にはその本体温度Tを検出する温度センサ(暖機要求検出手段)46が装着されている。
更に、ランキンサイクル20は、膨張機24をバイパスして循環路21に冷媒を循環させるバイパス路(バイパス手段)48を備えている。バイパス路48には電磁弁50が介挿されるとともに、バイパス路48と膨張弁20との間の循環路21には電磁弁52が介挿され、ランキンサイクル20の稼動中には電磁弁50は閉弁され、電磁弁52は開弁されている。
このように構成される燃料電池システム2の図示しない制御装置は、燃料電池4の廃熱量Qwに応じて空気圧縮機10の駆動源を膨張機で発生する動力P、またはバッテリー14から電力供給経路42を介して供給される補助電力Esに切り換える空気圧縮機制御を実行し、更に空気圧縮機制御とは独立して、燃料電池4を暖機する暖機制御を実行する。
以下、図2のフローチャートを参照して、制御装置で実行される空気圧縮機制御の制御ルーチンについて説明する。
以下、図2のフローチャートを参照して、制御装置で実行される空気圧縮機制御の制御ルーチンについて説明する。
先ず、本制御がスタートされるとS1に移行し、S1では図示しない廃熱量検出手段により検出された燃料電池4の廃熱量Qwが所定の設定廃熱量Qwsより大きいか否かを判定し、判定結果が真(Yes)でQw≧Qwsが成立すると判定された場合にはS2に移行し、判定結果が偽(No)でQw≧Qwsが成立しないと判定された場合にはS3に移行する。
S2に移行した場合には、ランキンサイクル20を稼動させてS4に移行し、S4では空気圧縮機10を動力Pにより駆動してS5に移行する。尚、ランキンサイクル20の始動時は、発電機36をモータとして動作させることにより冷媒ポンプ32を所定時間駆動させて循環路21に冷媒を循環させる。また、ランキンサイクル20が既に稼働していて空気圧縮機10を電力Esにより駆動している場合には、S5にて動力Pによる駆動に切り換える。
一方、S3に移行した場合には、ランキンサイクル20が稼動している場合にはこれを停止させてS6に移行し、S6では空気圧縮機10を電力Esにて駆動して再びS1に戻る。尚、ランキンサイクル20が既に停止している場合には、S6にて空気圧縮機10の駆動源を動力Pから電力Esに切り換える。
S5では、図示しない動力検出手段により空気圧縮機10を膨張機24による動力Pにより駆動しても尚余った動力Prを検出し、この動力Prがゼロより大きいか否かを判定する。判定結果が真(Yes)で動力Pr>0が成立すると判定された場合にはS7に移行し、判定結果が偽(No)で動力Pr>0が成立しないと判定された場合には再びS1に戻る。
S5では、図示しない動力検出手段により空気圧縮機10を膨張機24による動力Pにより駆動しても尚余った動力Prを検出し、この動力Prがゼロより大きいか否かを判定する。判定結果が真(Yes)で動力Pr>0が成立すると判定された場合にはS7に移行し、判定結果が偽(No)で動力Pr>0が成立しないと判定された場合には再びS1に戻る。
S7では、発電機に負荷をかけることにより動力Prを電力Erに変換してS8に移行し、S8では電力Erを電力回収経路40を介してバッテリー14にて回収、蓄電し、本制御ルーチンをリターンする。
このような空気圧縮機制御を実行することにより、車両の始動時などで燃料電池4の廃熱量Qwが少ないときは、ランキンサイクル20を停止して(S3)、空気圧縮機10をバッテリー14からの電力Esにより駆動する(S6)。そして、空気圧縮機10が駆動されると燃料電池4にて発電される発電電力量Efが増大し、スタックは冷却回路18による冷却が必要な領域にまで昇温し、Qw≧Qwsが成立する(S1)。そこで、停止していたランキンサイクル20を稼働させ(S2)、バッテリー14から空気圧縮機10への電力Esの供給を停止して空気圧縮機10の駆動源を電力Esから膨張機24にて発生する動力Pに切り換える(S4)。また、余剰となる動力Prが存在する場合には(S5)、発電機36に負荷を付与することにより動力Prを電力Erに変換して(S7)、バッテリー14にて回収する(S8)。
このような空気圧縮機制御を実行することにより、車両の始動時などで燃料電池4の廃熱量Qwが少ないときは、ランキンサイクル20を停止して(S3)、空気圧縮機10をバッテリー14からの電力Esにより駆動する(S6)。そして、空気圧縮機10が駆動されると燃料電池4にて発電される発電電力量Efが増大し、スタックは冷却回路18による冷却が必要な領域にまで昇温し、Qw≧Qwsが成立する(S1)。そこで、停止していたランキンサイクル20を稼働させ(S2)、バッテリー14から空気圧縮機10への電力Esの供給を停止して空気圧縮機10の駆動源を電力Esから膨張機24にて発生する動力Pに切り換える(S4)。また、余剰となる動力Prが存在する場合には(S5)、発電機36に負荷を付与することにより動力Prを電力Erに変換して(S7)、バッテリー14にて回収する(S8)。
これに対し本制御の開始時から廃熱量Qwが多く、Qw≧Qwsが既に成立しているときには、廃熱量Qwをランキンサイクル20側にて回収するべくランキンサイクル20を稼動させ(S2)、空気圧縮機10を膨張機24の動力Pにより駆動させる(S4)。また、この際に動力Prが存在する場合には(S5)、発電機36に負荷を付与することにより動力Prを電力Erに変換して(S7)、バッテリー14にて回収する(S8)。
以下、図3のフローチャートを参照して、制御装置で実行される燃料電池4の暖機制御の制御ルーチンについて説明する。
先ず、本制御がスタートされるとS21に移行し、S21では温度センサ46にて検出される燃料電池4の本体温度Tが所定温度Ts以下となるか否かを判定し、判定結果が真(Yes)でT≦Tsが成立すると判定された場合にはS22に移行し、判定結果が偽(No)でT≦Tsが成立しないと判定された場合には再びS21に戻る。
先ず、本制御がスタートされるとS21に移行し、S21では温度センサ46にて検出される燃料電池4の本体温度Tが所定温度Ts以下となるか否かを判定し、判定結果が真(Yes)でT≦Tsが成立すると判定された場合にはS22に移行し、判定結果が偽(No)でT≦Tsが成立しないと判定された場合には再びS21に戻る。
S22では、電磁弁50を開弁、電磁弁52を閉弁してバイパス路48を連通させることにより、膨張機24をバイパスして循環路21に冷媒を循環させる。更に、空気供給経路44に設けられる図示しない空気供給手段を駆動することにより、空気供給経路44を介してサブクーラ30、コンデンサ26を流れる冷媒との熱交換により段階的に予熱された外気を燃料電池4に供給し、燃料電池4を加熱して本制御をリターンする(暖機手段)。尚、暖機制御を行う場合には、発電機36をモータとして動作させることにより冷媒ポンプ32を駆動させ、循環路21に冷媒を循環させる。
このような燃料電池4の暖機制御を実行することにより、車両の始動時などで燃料電池4の本体温度Tが低下してその暖機が要求されているときには、冷却回路18及び蒸発器22を介してスタックにおける発電に伴う熱をサブクーラ30及びコンデンサ26を介して空気供給経路44を流れる空気の加熱、ひいては燃料電池4本体の暖機に利用することができる。
以上のように、本実施形態では、膨張機24、発電機36、ポンプ32、空気圧縮機10を互いに連結された同一軸38により駆動することにより、燃料電池4の廃熱を利用して燃料電池4へ燃料としての外気を供給する空気圧縮機10を駆動することができ、また、空気圧縮機10を電力のみにより駆動する場合に比して、空気圧縮機10の駆動に係る電力から動力へのエネルギー変換ロスを低減することができるため、燃料電池4にて発電される正味発電量を増大することができ、燃料電池システム2の発電効率を向上することができる。
しかも、膨張機24、発電機36、ポンプ32、空気圧縮機10を同一軸38とすることにより、燃料電池システム2の小型化を実現することができる。
また、上記空気圧縮機制御を実行することにより、燃料電池4の廃熱量Qwが大きいときにはランキンサイクル20を稼働させ、空気圧縮機10を膨張機24の動力Pにより駆動することにより、空気圧縮機10の消費電力をゼロとして燃料電池4にて発電される正味発電量を効果的に増大することができるため、燃料電池システム2の発電効率を更に向上することができる。
また、上記空気圧縮機制御を実行することにより、燃料電池4の廃熱量Qwが大きいときにはランキンサイクル20を稼働させ、空気圧縮機10を膨張機24の動力Pにより駆動することにより、空気圧縮機10の消費電力をゼロとして燃料電池4にて発電される正味発電量を効果的に増大することができるため、燃料電池システム2の発電効率を更に向上することができる。
一方、燃料電池4の廃熱量Qwが小さい、例えば燃料電池4の始動時などであっても、電力供給経路42から供給される電力Esにより空気圧縮機10を確実に駆動することができるため、燃料電池システム2の信頼性を確保しつつその発電効率を向上することができる。
更に、膨張機24にて発生する動力Pが大きく余剰動力Prが存在するときには発電機36にて発電された電力Erとして回収して蓄電することができるため、燃料電池システム2の発電効率を更に向上することができる。
更に、膨張機24にて発生する動力Pが大きく余剰動力Prが存在するときには発電機36にて発電された電力Erとして回収して蓄電することができるため、燃料電池システム2の発電効率を更に向上することができる。
加えて、上記暖機制御を実行することにより、燃料電池4の暖機を早めることができ、ひいては燃料電池4にて発電される正味発電量を更に増大することができるため、燃料電池システム2の発電効率をより一層向上することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、燃料電池4の暖機制御を実行することにより、空気供給経路44は、順にサブクーラ30、コンデンサ26を流れる冷媒との熱交換により段階的に予熱された外気を燃料電池4に供給しているが、少なくともサブクーラ30及びコンデンサ26の何れか一方を流れる冷媒との熱交換により予熱された外気を燃料電池4に供給するだけでも、上記と同様に燃料電池4の暖機を早めることができ、ひいては燃料電池4にて発電される正味発電量を増大することができるとの効果を奏する。
また、上記実施形態では、上記暖機制御において温度センサ46にて燃料電池4の暖機要求を検出しているが、これに限らず、例えば冷却回路18を循環する冷却液の温度や燃料電池4の排気温度を検出することにより燃料電池4の暖機要求を検出することも可能である。
2 燃料電池システム
4 燃料電池
8 空気供給経路(吸気手段)
10 空気圧縮機
12 電力回収経路(蓄電手段)
14 バッテリー(蓄電手段)
20 ランキンサイクル
21 循環路
22 蒸発器
24 膨張機
26 コンデンサ
32 冷媒ポンプ(ポンプ)
36 発電機
38 同一軸
40 電力回収経路(蓄電手段)
42 電力供給経路(補助駆動手段)
46 温度センサ(暖機要求検出手段)
48 バイパス路(バイパス手段)
4 燃料電池
8 空気供給経路(吸気手段)
10 空気圧縮機
12 電力回収経路(蓄電手段)
14 バッテリー(蓄電手段)
20 ランキンサイクル
21 循環路
22 蒸発器
24 膨張機
26 コンデンサ
32 冷媒ポンプ(ポンプ)
36 発電機
38 同一軸
40 電力回収経路(蓄電手段)
42 電力供給経路(補助駆動手段)
46 温度センサ(暖機要求検出手段)
48 バイパス路(バイパス手段)
Claims (5)
- 酸素と水素とを電気化学反応させて発電する燃料電池と、
空気圧縮機により圧縮した外気を電気化学反応に用いる前記酸素として前記燃料電池に供給する吸気手段と、
作動流体の循環路に、前記燃料電池の廃熱により作動流体を加熱する蒸発器、該蒸発器を経由した作動流体を膨張させて動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した作動流体を外気との熱交換により凝縮させるコンデンサ、該コンデンサを経由した作動流体を前記蒸発器に送出して前記循環路に作動流体を循環させるポンプが介挿されたランキンサイクルと、
前記膨張機にて発生した動力を電力に変換して発電する発電機にて発電された電力と、前記燃料電池にて発電された電力とを回収して蓄電する蓄電手段とを備え、
前記膨張機、前記発電機、前記ポンプ、前記空気圧縮機を互いに連結された同一軸により駆動することを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池の廃熱量を検出する廃熱量検出手段を備え、
該廃熱量検出手段にて検出された廃熱量が所定の設定廃熱量より大きいとき、前記ランキンサイクルを稼働させ、前記空気圧縮機を前記同一軸を介して前記膨張機の動力により駆動することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記廃熱量検出手段にて検出された廃熱量が所定の設定廃熱量未満のとき、前記蓄電手段にて蓄電された電力を前記空気圧縮機に供給して電力により前記空気圧縮機を駆動する補助駆動手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
- 前記膨張機にて発生する動力を検出する動力検出手段を備え、
該動力検出手段にて検出された動力が所定の設定動力より大きいとき、前記蓄電手段により発電機にて発電された電力を回収して蓄電することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。 - 前記膨張機をバイパスして前記循環路に作動流体を循環させるバイパス手段と、
前記燃料電池の暖機要求を検出する暖機要求検出手段と、
該暖機要求検出手段にて前記燃料電池の暖機要求が検出されたとき、前記バイパス手段により前記膨張機をバイパスして前記循環路に作動流体を循環させるとともに、前記コンデンサを流れる作動流体との熱交換により予熱された外気によって前記燃料電池本体を加熱する暖機手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
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