JPH09154193A - 防磁型スピーカ - Google Patents
防磁型スピーカInfo
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- JPH09154193A JPH09154193A JP33406095A JP33406095A JPH09154193A JP H09154193 A JPH09154193 A JP H09154193A JP 33406095 A JP33406095 A JP 33406095A JP 33406095 A JP33406095 A JP 33406095A JP H09154193 A JPH09154193 A JP H09154193A
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- magnet
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Abstract
型スピーカでは、アウターヨークを使用しており、多く
の工数を必要とし、外周部は底部に対して板が厚すぎ
る。かつ、フレームからの漏洩磁束の問題もある。 【解決手段】 アウターヨークを廃止し、フレーム5の
一端をリパルジョンマグネット4側に伸ばし、センター
ポール1,上部プレート2,メインマグネット3,リパ
ルジョンマグネット4を構成要素とするリパルジョン型
磁気回路の外周部を形成するようにしている。更に、鉄
板の裏板6をリパルジョンマグネット4の背面に被せて
フレーム5に接合し、リパルジョン型磁気回路の底部を
形成するようにしている。従って、フレーム5の板厚と
裏板6の板厚との割合を効率的に設計することができ、
かつ、工数の低減を図ることができる。
Description
用される防磁型スピーカ関し、特にリパルジョン型磁気
回路を有する防磁型スピーカに関する。
示すようなリパルジョン型磁気回路を有する防磁型スピ
ーカが知られている。図において、1はセンターポー
ル、1aはセンターポールのプレート部、2は上部プレ
ート、3はプレート部1aと上部プレート2の間に設置
されるメインマグネット、4はメインマグネット3とは
互いに同極が対向するように配置されるリパルジョンマ
グネット、15は上部プレート2上に設置されるフレー
ム、16はセンターポール,上部プレート2,メインマ
グネット3,リパルジョンマグネット4を構成要素とす
るリパルジョン型磁気回路の外周部と底部を形成してい
るアウターヨークである。
レート2→センターポール1→プレート部1aを経てメ
インマグネット3に戻る。リパルジョンマグネット4か
らの磁束は→アウターヨーク16→上部プレート2→セ
ンターポール1→プレート部1aを経てリパルジョンマ
グネット4に戻る。図示されていないが、上部プレート
2とセンターポール1で形成される磁気空隙にボイスコ
イルは設置され、このボイスコイルに音声電流を流すこ
とによって連結されているスピーカの振動板を振動させ
ている。
おけるリパルジョン型磁気回路を有する防磁型スピーカ
では、アウターヨーク16を使用している。このアウタ
ーヨーク16は絞り加工により必要な形状に形成するた
めに多くの工程を必要とし、リパルジョンマグネット4
とこのアウターヨーク16をスピーカ本体に接着する工
数も含めると非常なコスト高となる。
直径をD,板厚みをtとすると、外周部の断面積はπD
tとなり、底部の断面積は中心からの距離によって異な
り、π(0〜D)tとなる。本来、アウターヨーク16
の断面積は一定であることが望ましく、外周部は底部に
対して薄くても良い。ところが、アウターヨーク16は
板材を絞るため厚さが一定となり、外周部の断面積が大
きくなり非効率的である。また、メインマグネット3の
磁束が上部プレート2を経てフレーム15に伝わり漏洩
磁束の発生につながることが課題となっている。
のであり、多くの課題のあるアウターヨークを廃止し、
かつ、フレームからの漏洩磁束の発生を無くしたリパル
ジョン型磁気回路を有する防磁型スピーカを提供するこ
とを目的とする。
に本発明の防磁型スピーカでは、従来使用していたアウ
ターヨークを廃止し、フレームの一端をリパルジョンマ
グネット側に伸ばし、センターポール,上部プレート,
メインマグネット,リパルジョンマグネットを構成要素
とするリパルジョン型磁気回路の外周部を形成するよう
にしている。更に、鉄板の裏板をリパルジョンマグネッ
トの背面に被せてフレームに接合し、リパルジョン型磁
気回路の底部を形成するようにしている。従って、リパ
ルジョン型磁気回路を構成する外周側全体を覆っている
フレームの板厚とリパルジョン型磁気回路を構成する底
側全体を覆っている鉄板の板厚との割合を効率的に設計
することができる。また、工数の低減により優れた機能
を持つリパルジョン型磁気回路を備えた防磁型スピーカ
の製造コストのダウンを図ることができる。
ンマグネットを上部プレートとセンターポールのプレー
ト部との間に設置し、かつ、リパルジョンマグネットを
センターポールのプレート部の背面に設置して構成する
リパルジョン型磁気回路を有する防磁型スピーカにおい
て、前記リパルジョン型磁気回路の外周部をフレームの
一端を前記上部プレートの外周部から直線的に前記リパ
ルジョンマグネットの外周側へ伸ばすことによって形成
し、かつ、前記リパルジョン型磁気回路の底部を鉄板の
裏板を被せることによって形成したことに特徴を有して
いる。
明する。図1は本発明の一実施例である防磁型スピーカ
におけるリパルジョン型磁気回路の半断面図である。な
お、図1と同一符号を付したものはそれぞれ同一の要素
を示しており、説明を省略する。図において、1はセン
ターポール、1aはセンターポールのプレート部、2は
上部プレート、3はメインマグネット、4はリパルジョ
ンマグネット、5はフレーム、6は裏板である。フレー
ム5と裏板6はリパルジョン型磁気回路の外周部と底部
を形成している。
レート2→センターポール1→プレート部1aを経てメ
インマグネット3に戻る。リパルジョンマグネット4か
らの磁束は→裏板6→フレーム1→上部プレート2→セ
ンターポール1→プレート部1aを経てリパルジョンマ
グネット4に戻る。
フレーム15の形状を本発明の実施例で示したフレーム
5のように、一端をリパルジョンマグネット4の外周側
へ伸ばし、裏板6と併用することにより、従来のアウタ
ーヨーク16を無くすことができる。アウターヨーク1
6は材料費,加工費とも高価であるためこれを無くすこ
とにより、大幅なコストダウンが図られる。また、リパ
ルジョン型磁気回路の外周部を形成しているフレームの
板厚とリパルジョン型磁気回路の底部を形成している鉄
板の板厚の割合を効率的に設計することができる。これ
は、外周がフレーム5となり、通常裏板6より薄くなる
が、断面積においては殆ど同一のため、同等の性能を得
ることができ、合理的な設計である。
カは、リパルジョン型磁気回路の外周部をフレームの一
端を前記上部プレートの外周部から直線的にリパルジョ
ンマグネットの外周側へ伸ばすことによって形成し、か
つ、リパルジョン型磁気回路の底部を鉄板の裏板を被せ
ることによって形成したので、リパルジョン型磁気回路
の外周部を形成している部分のフレームの形状は単純で
加工が容易であり、裏板の使用と相まって、アウターヨ
ークに比べて材料費,加工費とも安価でコストダウンと
なる。また、外周部がフレームとなり、通常裏板より薄
くなるが、断面積においては殆ど同一のため、同等の性
能を得ることができ、合理的な設計である。
るリパルジョン型磁気回路の半断面図である。
型磁気回路の半断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 メインマグネットを上部プレートとセン
ターポールのプレート部との間に設置し、かつ、リパル
ジョンマグネットをセンターポールのプレート部の背面
に設置して構成するリパルジョン型磁気回路を有する防
磁型スピーカにおいて、 前記リパルジョン型磁気回路の外周部をフレームの一端
を前記上部プレートの外周部から直線的に前記リパルジ
ョンマグネットの外周側へ伸ばすことによって形成し、 かつ、前記リパルジョン型磁気回路の底部を鉄板の裏板
を被せることによって形成したことを特徴とする防磁型
スピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33406095A JP3753768B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 防磁型スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33406095A JP3753768B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 防磁型スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154193A true JPH09154193A (ja) | 1997-06-10 |
JP3753768B2 JP3753768B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=18273064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33406095A Expired - Fee Related JP3753768B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 防磁型スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3753768B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008103723A1 (en) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Harman International Industries, Incorporated | Loudspeaker magnetic flux collection system |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP33406095A patent/JP3753768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008103723A1 (en) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Harman International Industries, Incorporated | Loudspeaker magnetic flux collection system |
JP2010519854A (ja) * | 2007-02-22 | 2010-06-03 | ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド | スピーカ磁束収集システム |
US8259986B2 (en) | 2007-02-22 | 2012-09-04 | Harman International Industries, Incorporated | Loudspeaker magnetic flux collection system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3753768B2 (ja) | 2006-03-08 |
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