JPH09153938A - 携帯電話装置 - Google Patents
携帯電話装置Info
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- JPH09153938A JPH09153938A JP7310421A JP31042195A JPH09153938A JP H09153938 A JPH09153938 A JP H09153938A JP 7310421 A JP7310421 A JP 7310421A JP 31042195 A JP31042195 A JP 31042195A JP H09153938 A JPH09153938 A JP H09153938A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PHS端末等の携帯電話装置側に多くの用件
メッセージを録音可能にする。 【解決手段】 PHS端末1及び充電器3にそれぞれデ
ータ伝送手段及び音声入出力端子を設け、かつ充電器に
RAM38等からなる留守番機能部を設け、PHS端末
は無線送受信部11を介して着信が到来すると充電端子
を介して充電器に着信データを送信し、充電器は着信デ
ータを受信すると留守モード中は一定時間後に応答デー
タをPHS端末に返送して着信に応答させ、PHS端末
及び音声入出力端子を介する発呼側の用件メッセージを
留守番機能部に録音する。従ってPHS端末側でメッセ
ージを録音する必要がないためPHS端末を小型・軽量
に構成でき、かつ留守番機能部を大容量にすれば多くの
メッセージを録音できる。
メッセージを録音可能にする。 【解決手段】 PHS端末1及び充電器3にそれぞれデ
ータ伝送手段及び音声入出力端子を設け、かつ充電器に
RAM38等からなる留守番機能部を設け、PHS端末
は無線送受信部11を介して着信が到来すると充電端子
を介して充電器に着信データを送信し、充電器は着信デ
ータを受信すると留守モード中は一定時間後に応答デー
タをPHS端末に返送して着信に応答させ、PHS端末
及び音声入出力端子を介する発呼側の用件メッセージを
留守番機能部に録音する。従ってPHS端末側でメッセ
ージを録音する必要がないためPHS端末を小型・軽量
に構成でき、かつ留守番機能部を大容量にすれば多くの
メッセージを録音できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線システム
で用いられる携帯電話装置に関する。
で用いられる携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の移動無線システムでは、有線の
電話システムと同様に留守中に発呼側の用件メッセージ
を録音しておき、被呼側でそのメッセージを再生できる
ような留守番機能を有している。ここで端末側の携帯電
話装置は小型化や軽量化を図る必要があることから、通
常、携帯電話装置と無線接続される基地局側に、その携
帯電話装置用のメッセージの録音・再生を行う留守番機
能部が設けられている。そして、携帯電話装置ではこの
基地局の留守番機能部をアクセスし自身宛のメッセージ
を再生するようにしている。しかし基地局側に留守番機
能部を設けるようにすると、携帯電話装置側ではメッセ
ージ再生時の通話料金や基本料金をサービス会社に支払
う必要があり有料となることから、端末側に留守番機能
部を設けているものも見受けられる。
電話システムと同様に留守中に発呼側の用件メッセージ
を録音しておき、被呼側でそのメッセージを再生できる
ような留守番機能を有している。ここで端末側の携帯電
話装置は小型化や軽量化を図る必要があることから、通
常、携帯電話装置と無線接続される基地局側に、その携
帯電話装置用のメッセージの録音・再生を行う留守番機
能部が設けられている。そして、携帯電話装置ではこの
基地局の留守番機能部をアクセスし自身宛のメッセージ
を再生するようにしている。しかし基地局側に留守番機
能部を設けるようにすると、携帯電話装置側ではメッセ
ージ再生時の通話料金や基本料金をサービス会社に支払
う必要があり有料となることから、端末側に留守番機能
部を設けているものも見受けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような携帯
電話装置では、上述したように小型・軽量化を図る必要
があることから、多くのメッセージが録音できるような
大容量の録音・再生IC等を搭載することはできず、従
って留守番機能としては不十分であるという欠点があ
る。従って本発明は、携帯電話装置側に多くのメッセー
ジを録音可能にすることを目的とする。
電話装置では、上述したように小型・軽量化を図る必要
があることから、多くのメッセージが録音できるような
大容量の録音・再生IC等を搭載することはできず、従
って留守番機能としては不十分であるという欠点があ
る。従って本発明は、携帯電話装置側に多くのメッセー
ジを録音可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、無線送受信部を有し無線送受信部を
介する無線信号の伝送により通話を行う携帯電話機と、
携帯電話機の電源に充電を行う充電器とからなる携帯電
話装置において、充電器に、留守モード中の発呼側から
の用件メッセージを録音し、録音した用件メッセージを
再生する留守番機能部を設けたものである。従って、留
守モード時には相手の用件メッセージは充電器の留守番
機能部に録音されることから、携帯電話機側でメッセー
ジを録音する必要がなく、携帯電話機を小型・軽量に構
成できると共に、充電器の留守番機能部を大容量に構成
すれば多くの用件メッセージを録音することができる。
また、充電器の留守モードの設定及び解除を行うモード
設定手段を設けたものである。この結果、携帯電話機を
例えば充電器上に置くだけで留守モードを自動設定する
ことができる。また、充電器に、この充電器の状態を表
示する表示手段を設けたものである。この結果、充電器
に設定されている留守モードやメッセージの録音状況を
一目瞭然に識別できる。また、携帯電話機及び充電器に
それぞれデータ伝送手段及び音声入出力端子を設け、携
帯電話機は無線送受信部を介して着信が到来すると充電
が行われている充電端子を介して充電器側に着信データ
を送信し、充電器は着信データを受信すると一定時間後
に応答データを携帯電話機側に返送して着信に応答させ
携帯電話機及び音声入出力端子を介する発呼側の用件メ
ッセージを留守番機能部に録音するようにしたものであ
る。この結果、簡単な構成により用件メッセージを録音
することができる。
るために本発明は、無線送受信部を有し無線送受信部を
介する無線信号の伝送により通話を行う携帯電話機と、
携帯電話機の電源に充電を行う充電器とからなる携帯電
話装置において、充電器に、留守モード中の発呼側から
の用件メッセージを録音し、録音した用件メッセージを
再生する留守番機能部を設けたものである。従って、留
守モード時には相手の用件メッセージは充電器の留守番
機能部に録音されることから、携帯電話機側でメッセー
ジを録音する必要がなく、携帯電話機を小型・軽量に構
成できると共に、充電器の留守番機能部を大容量に構成
すれば多くの用件メッセージを録音することができる。
また、充電器の留守モードの設定及び解除を行うモード
設定手段を設けたものである。この結果、携帯電話機を
例えば充電器上に置くだけで留守モードを自動設定する
ことができる。また、充電器に、この充電器の状態を表
示する表示手段を設けたものである。この結果、充電器
に設定されている留守モードやメッセージの録音状況を
一目瞭然に識別できる。また、携帯電話機及び充電器に
それぞれデータ伝送手段及び音声入出力端子を設け、携
帯電話機は無線送受信部を介して着信が到来すると充電
が行われている充電端子を介して充電器側に着信データ
を送信し、充電器は着信データを受信すると一定時間後
に応答データを携帯電話機側に返送して着信に応答させ
携帯電話機及び音声入出力端子を介する発呼側の用件メ
ッセージを留守番機能部に録音するようにしたものであ
る。この結果、簡単な構成により用件メッセージを録音
することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図2はPHS(パーソナル・ハンディホ
ン・システム)と呼称される移動無線システムを構成す
るPHS端末のブロック図である。同図において、PH
S端末1は、無線送受信部11、モデム復調器12、チ
ャネルコーディック13,15、音声コーディック1
4、モデム復調器16、CPU17、キーボード18等
からなる。ここで、音声コーディック14にはスイッチ
19が接続され、音声コーディック14に入出力される
音声信号はスイッチS19により、スピーカ20,マイ
ク21側と、音声入出力端子22側とに切り替えられ
る。
して説明する。図2はPHS(パーソナル・ハンディホ
ン・システム)と呼称される移動無線システムを構成す
るPHS端末のブロック図である。同図において、PH
S端末1は、無線送受信部11、モデム復調器12、チ
ャネルコーディック13,15、音声コーディック1
4、モデム復調器16、CPU17、キーボード18等
からなる。ここで、音声コーディック14にはスイッチ
19が接続され、音声コーディック14に入出力される
音声信号はスイッチS19により、スピーカ20,マイ
ク21側と、音声入出力端子22側とに切り替えられ
る。
【0006】また、充電端子23は後述の充電器の充電
端子と接続され、電池等からなる電源部24に充電器か
らの電源PWを供給して充電するものである。また、P
HS端末1は電源部24及び充電端子23を介して充電
器側とデータDTを送受するようにしている。このよう
にPHS端末1に対し充電を行う充電器は置台と呼ば
れ、PHS端末1が置台に置かれ充電中か否かは置台検
出部25で検出されCPU17に伝達される。また、P
HS端末1の上述した音声入出力端子22も充電器の音
声入出力端子と接続され、この入出力端子22を介して
音声信号等が伝送される。
端子と接続され、電池等からなる電源部24に充電器か
らの電源PWを供給して充電するものである。また、P
HS端末1は電源部24及び充電端子23を介して充電
器側とデータDTを送受するようにしている。このよう
にPHS端末1に対し充電を行う充電器は置台と呼ば
れ、PHS端末1が置台に置かれ充電中か否かは置台検
出部25で検出されCPU17に伝達される。また、P
HS端末1の上述した音声入出力端子22も充電器の音
声入出力端子と接続され、この入出力端子22を介して
音声信号等が伝送される。
【0007】なお、PHS端末1の無線送受信部11
は、受信アンプ111、第1〜第3ミキサ112〜11
4、中間周波発生部115、直交変調器116、送信ア
ンプ117、アンテナATの送受を切り替えるアンテナ
スイッチ118、及び第1〜第3ミキサ112〜114
等に所定の周波数信号を供給するPLLシンセサイザ1
19から構成されている。
は、受信アンプ111、第1〜第3ミキサ112〜11
4、中間周波発生部115、直交変調器116、送信ア
ンプ117、アンテナATの送受を切り替えるアンテナ
スイッチ118、及び第1〜第3ミキサ112〜114
等に所定の周波数信号を供給するPLLシンセサイザ1
19から構成されている。
【0008】次に図1はPHS端末1を充電する上述の
充電器の構成を示すブロック図である。同図において、
31はPHS端末1の音声入出力端子22と接続される
音声入出力端子、32は音声信号を処理するDSP(デ
ジタル・シグナル・プロセッサ)、33はPHS端末1
側を介する回線側のビジートーン(以下、BT)を検出
するBT検出回路、34は回線側からのPB信号を受信
するPBレシーバである。
充電器の構成を示すブロック図である。同図において、
31はPHS端末1の音声入出力端子22と接続される
音声入出力端子、32は音声信号を処理するDSP(デ
ジタル・シグナル・プロセッサ)、33はPHS端末1
側を介する回線側のビジートーン(以下、BT)を検出
するBT検出回路、34は回線側からのPB信号を受信
するPBレシーバである。
【0009】また、37は固定メッセージが記憶される
ROM、38は相手からの用件メッセージが録音される
RAM、39はPHS端末1の充電時に端末1の充電端
子23と接続される充電端子、40はPHS端末1への
充電を行うと共にPHS端末1との間で送受されるデー
タDTを中継する電源部、41はPHS端末1が充電器
3上に置かれているか否かを検出する置台検出部であ
る。また、42は図示しないドアホンからの信号を受信
したり或いはドアの施錠や解錠等を行うための入出力端
子、43は後述の再生キーや解除キー等からなる操作
部、33は各種の表示を行うLCD、45は時計IC、
46は以上の各部を制御するCPUである。
ROM、38は相手からの用件メッセージが録音される
RAM、39はPHS端末1の充電時に端末1の充電端
子23と接続される充電端子、40はPHS端末1への
充電を行うと共にPHS端末1との間で送受されるデー
タDTを中継する電源部、41はPHS端末1が充電器
3上に置かれているか否かを検出する置台検出部であ
る。また、42は図示しないドアホンからの信号を受信
したり或いはドアの施錠や解錠等を行うための入出力端
子、43は後述の再生キーや解除キー等からなる操作
部、33は各種の表示を行うLCD、45は時計IC、
46は以上の各部を制御するCPUである。
【0010】さて、以上のように構成された充電器3で
は、PHS端末1がこの充電器3上に載置され、それぞ
れの音声入出力端子及び充電端子が接続されると、電源
部40から充電端子39を通ってPHS端末1の電源部
24に充電を開始する。ここで、この充電中のPHS端
末1に図示しない基地局側から着信が到来すると、PH
S端末1では電源部24及び充電端子23を介して充電
器3側に着信データを送出する。この場合、充電器3で
は留守モードが設定されている場合は一定時間PHS端
末1側の着信が継続することを確認し、電源部40及び
充電端子39を介し、着信応答データをPHS端末1側
へ返送する。この結果、PHS端末1側では着信に応答
する。
は、PHS端末1がこの充電器3上に載置され、それぞ
れの音声入出力端子及び充電端子が接続されると、電源
部40から充電端子39を通ってPHS端末1の電源部
24に充電を開始する。ここで、この充電中のPHS端
末1に図示しない基地局側から着信が到来すると、PH
S端末1では電源部24及び充電端子23を介して充電
器3側に着信データを送出する。この場合、充電器3で
は留守モードが設定されている場合は一定時間PHS端
末1側の着信が継続することを確認し、電源部40及び
充電端子39を介し、着信応答データをPHS端末1側
へ返送する。この結果、PHS端末1側では着信に応答
する。
【0011】このようなPHS端末1と充電器3との間
の充電端子を介するデータ伝送は、図2に示すように、
例えば電源電圧24Vに対し5Vの電圧をオン・オフす
るような形式で行われる。即ち、このようなデータ伝送
形式は通常、有線接続されるボタン電話装置の主装置と
ボタン電話機間で行われる伝送方式と同様であり、デー
タは電源電圧に重畳されて伝送される。
の充電端子を介するデータ伝送は、図2に示すように、
例えば電源電圧24Vに対し5Vの電圧をオン・オフす
るような形式で行われる。即ち、このようなデータ伝送
形式は通常、有線接続されるボタン電話装置の主装置と
ボタン電話機間で行われる伝送方式と同様であり、デー
タは電源電圧に重畳されて伝送される。
【0012】PHS端末1が着信応答すると、充電器3
ではDSP32がROM37内の応答メッセージを再生
して音声入出力端子31を介しPHS端末1側へ送信す
る。この応答メッセージはPHS端末1の無線送受信部
11から無線信号として基地局側へ送出され、この基地
局と接続される交換機を通って発呼側の相手装置へ送出
される。送出された応答メッセージに対し発呼側から用
件メッセージが送出されると、このメッセージはPHS
端末1を通って充電器3の音声入出力端子31へ入り、
DSP32により処理されてRAM38に録音される。
このようにして発呼側の用件メッセージはRAM38に
格納される。
ではDSP32がROM37内の応答メッセージを再生
して音声入出力端子31を介しPHS端末1側へ送信す
る。この応答メッセージはPHS端末1の無線送受信部
11から無線信号として基地局側へ送出され、この基地
局と接続される交換機を通って発呼側の相手装置へ送出
される。送出された応答メッセージに対し発呼側から用
件メッセージが送出されると、このメッセージはPHS
端末1を通って充電器3の音声入出力端子31へ入り、
DSP32により処理されてRAM38に録音される。
このようにして発呼側の用件メッセージはRAM38に
格納される。
【0013】ここでPHS端末1の使用者が外出から帰
宅し充電器3の操作部43を操作すると、RAM38に
録音されている用件メッセージは、DSP32により信
号処理されて増幅器35で増幅されスピーカ36から放
出される。このように留守モード時に相手の用件メッセ
ージを録音する留守番機能部を、PHS端末1の電源を
充電する端末1にとっては必要不可欠の充電器3に設け
るようにしたものである。従って、PHS端末1の小型
・軽量化が可能になる。この場合、充電器3はPHS端
末1と異なって持ち運びする必要がないことから多少大
きくなっても問題はなく、従って充電器3内のRAM3
8を大容量のものにすることにより多くの用件メッセー
ジを録音することができる。また、RAM38に代えて
テープを用いるようにすればさらに多くのメッセージを
録音できる。
宅し充電器3の操作部43を操作すると、RAM38に
録音されている用件メッセージは、DSP32により信
号処理されて増幅器35で増幅されスピーカ36から放
出される。このように留守モード時に相手の用件メッセ
ージを録音する留守番機能部を、PHS端末1の電源を
充電する端末1にとっては必要不可欠の充電器3に設け
るようにしたものである。従って、PHS端末1の小型
・軽量化が可能になる。この場合、充電器3はPHS端
末1と異なって持ち運びする必要がないことから多少大
きくなっても問題はなく、従って充電器3内のRAM3
8を大容量のものにすることにより多くの用件メッセー
ジを録音することができる。また、RAM38に代えて
テープを用いるようにすればさらに多くのメッセージを
録音できる。
【0014】次に図4及び図5はそれぞれ充電器3及び
PHS端末1の動作を示すフローチャートである。この
フローチャートに従って本発明の要部動作をさらに詳細
に説明する。まず図5のPHS端末1の動作から説明す
る。PHS端末1が充電器3上に載置され、キーボード
18を用いて所定操作が行われると、ステップS1の
「モード切替」が「Y」と判定される。この場合CPU
17は切替データを充電器3に送信する(ステップS
2)。この結果、充電器3側では留守モードが未設定で
あれば留守モードを設定する。また、留守モードが設定
されていれば留守モードを解除する。
PHS端末1の動作を示すフローチャートである。この
フローチャートに従って本発明の要部動作をさらに詳細
に説明する。まず図5のPHS端末1の動作から説明す
る。PHS端末1が充電器3上に載置され、キーボード
18を用いて所定操作が行われると、ステップS1の
「モード切替」が「Y」と判定される。この場合CPU
17は切替データを充電器3に送信する(ステップS
2)。この結果、充電器3側では留守モードが未設定で
あれば留守モードを設定する。また、留守モードが設定
されていれば留守モードを解除する。
【0015】ここで、PHS端末1に無線信号による着
信データが基地局側から到来するとステップS3の「着
信」が「Y」と判定される。この場合、CPU17は充
電器3へ着信データを送信する(ステップS4)。この
結果、充電器3側では、着信が一定時間継続したことを
確認すると、回線捕捉データをPHS端末1側へ返送し
着信に応答させる。なお、着信到来中に相手発呼放棄に
より着信中断データを受信すると(ステップS5)、充
電器3へ着信中断データを送信する(ステップS6)。
信データが基地局側から到来するとステップS3の「着
信」が「Y」と判定される。この場合、CPU17は充
電器3へ着信データを送信する(ステップS4)。この
結果、充電器3側では、着信が一定時間継続したことを
確認すると、回線捕捉データをPHS端末1側へ返送し
着信に応答させる。なお、着信到来中に相手発呼放棄に
より着信中断データを受信すると(ステップS5)、充
電器3へ着信中断データを送信する(ステップS6)。
【0016】ステップS7では、充電器3側からのデー
タの受信の有無を判断する。ここで着信継続中に上述し
た回線捕捉データが送信されてくると(ステップS
9)、CPU17はスイッチ19を制御して音声コーデ
ィック14の入出力を音声入出力端子22側に切り替え
る。この結果、音声コーディック14は音声入出力端子
22を介して充電器3側に切り替わる(ステップS1
0)。続いて、CPU17は基地局側に応答データを送
信することにより回線捕捉(即ち、着信応答による無線
回線の通話チャネル設定)を行い(ステップS11)、
内部メモリに着信応答中フラグをセットする(ステップ
S12)
タの受信の有無を判断する。ここで着信継続中に上述し
た回線捕捉データが送信されてくると(ステップS
9)、CPU17はスイッチ19を制御して音声コーデ
ィック14の入出力を音声入出力端子22側に切り替え
る。この結果、音声コーディック14は音声入出力端子
22を介して充電器3側に切り替わる(ステップS1
0)。続いて、CPU17は基地局側に応答データを送
信することにより回線捕捉(即ち、着信応答による無線
回線の通話チャネル設定)を行い(ステップS11)、
内部メモリに着信応答中フラグをセットする(ステップ
S12)
【0017】こうして着信に応答することにより、充電
器3側から応答メッセージが送出されPHS端末1の音
声入出力端子22,音声コーディック14,無線送受信
部11等を通って、さらに基地局及び交換機を経由し発
呼側へ送出される。その後、交換機及び基地局を介した
発呼側からの用件メッセージは、PHS端末1の無線送
受信部11及び音声コーディック14等を通って充電器
3へ送出され、録音される。そして発呼側の用件メッセ
ージの録音が終了し、充電器3側から回線開放データが
送信されてくると(ステップS8)、CPU17はスイ
ッチ19を制御して音声コーディック14の入出力をス
ピーカ20,マイク21側に切り替える(ステップS1
3)。また、基地局側に終話データを送って無線回線を
開放する(ステップS14)。さらに、内部メモリにセ
ットされている留守応答中フラグをクリアする(ステッ
プS15)。
器3側から応答メッセージが送出されPHS端末1の音
声入出力端子22,音声コーディック14,無線送受信
部11等を通って、さらに基地局及び交換機を経由し発
呼側へ送出される。その後、交換機及び基地局を介した
発呼側からの用件メッセージは、PHS端末1の無線送
受信部11及び音声コーディック14等を通って充電器
3へ送出され、録音される。そして発呼側の用件メッセ
ージの録音が終了し、充電器3側から回線開放データが
送信されてくると(ステップS8)、CPU17はスイ
ッチ19を制御して音声コーディック14の入出力をス
ピーカ20,マイク21側に切り替える(ステップS1
3)。また、基地局側に終話データを送って無線回線を
開放する(ステップS14)。さらに、内部メモリにセ
ットされている留守応答中フラグをクリアする(ステッ
プS15)。
【0018】一方、内部メモリに留守応答中フラグが設
定され、従って充電器3で用件メッセージの録音中にP
HS端末1が使用者により充電器3から取り上げられス
テップS17の「置台OFF?」が「Y」となると、C
PU17はスイッチ19を制御して音声コーディック1
4の入出力をスピーカ20,マイク21側に切り替える
(ステップS18)。また、内部メモリの留守応答中フ
ラグをクリアする(ステップS19)。この結果、PH
S端末1の使用者は、用件メッセージを録音中の相手
(発呼側)と通話を行うことができる。
定され、従って充電器3で用件メッセージの録音中にP
HS端末1が使用者により充電器3から取り上げられス
テップS17の「置台OFF?」が「Y」となると、C
PU17はスイッチ19を制御して音声コーディック1
4の入出力をスピーカ20,マイク21側に切り替える
(ステップS18)。また、内部メモリの留守応答中フ
ラグをクリアする(ステップS19)。この結果、PH
S端末1の使用者は、用件メッセージを録音中の相手
(発呼側)と通話を行うことができる。
【0019】次に以上のようなPHS端末1の動作に応
動する充電器3の動作を図4のフローチャートを参照し
て説明する。PHS端末1が充電器1に載置され端末1
で所定操作が行われると、上述したような留守モードの
切り替えを示す切替データが充電器3に送信される。ス
テップS31では、PHS端末1側から送信されるこの
ようなデータの受信の有無を判断する。ここでデータが
受信された場合は、この受信データが切替データか否か
を判断し(ステップS32)、切替データの場合は、C
PU46は留守モードが内部メモリにセットされている
か否かを判断したうえ(ステップS33)、セットされ
ていない場合は留守モードをセットする(ステップS3
4)。続いて、留守モード中を示す表示をLCD44に
行う(ステップS35)。なお、充電器3にLEDが設
けられている場合は、LEDを点灯する。また、LED
のみ設けられている場合も同様に点灯表示する。
動する充電器3の動作を図4のフローチャートを参照し
て説明する。PHS端末1が充電器1に載置され端末1
で所定操作が行われると、上述したような留守モードの
切り替えを示す切替データが充電器3に送信される。ス
テップS31では、PHS端末1側から送信されるこの
ようなデータの受信の有無を判断する。ここでデータが
受信された場合は、この受信データが切替データか否か
を判断し(ステップS32)、切替データの場合は、C
PU46は留守モードが内部メモリにセットされている
か否かを判断したうえ(ステップS33)、セットされ
ていない場合は留守モードをセットする(ステップS3
4)。続いて、留守モード中を示す表示をLCD44に
行う(ステップS35)。なお、充電器3にLEDが設
けられている場合は、LEDを点灯する。また、LED
のみ設けられている場合も同様に点灯表示する。
【0020】次に、こうした留守モード中にPHS端末
1に着信が到来することにより端末1側から着信データ
を受信すると(ステップS36)、CPU46は内部メ
モリに留守モードが設定されているか否かを判断したう
え(ステップS37)、留守モードが設定されていると
タイマをスタートさせる(ステップS38)。なお、こ
のような留守モードの着信中に相手側の発呼放棄により
着信中断データが送られてくると(ステップS39)、
CPU46はタイマをリセットする(ステップS4
0)。
1に着信が到来することにより端末1側から着信データ
を受信すると(ステップS36)、CPU46は内部メ
モリに留守モードが設定されているか否かを判断したう
え(ステップS37)、留守モードが設定されていると
タイマをスタートさせる(ステップS38)。なお、こ
のような留守モードの着信中に相手側の発呼放棄により
着信中断データが送られてくると(ステップS39)、
CPU46はタイマをリセットする(ステップS4
0)。
【0021】こうして留守モード設定中に着信が到来し
たことによりステップS38でタイマがスタートする
と、所定時間を計時する。そして所定時間が経過するこ
とによりこのタイマがタイムアップすると(ステップS
41)、CPU46は回線捕捉要求を示すデータをPH
S端末1側に送信し(ステップS42)、着信に応答さ
せる。また、内部メモリに留守状態をセットし(ステッ
プS43)、さらにROM37及びDSP32を制御し
ROM37の応答メッセージを読み出して処理させPH
S端末1側に送信させる(ステップS44)。
たことによりステップS38でタイマがスタートする
と、所定時間を計時する。そして所定時間が経過するこ
とによりこのタイマがタイムアップすると(ステップS
41)、CPU46は回線捕捉要求を示すデータをPH
S端末1側に送信し(ステップS42)、着信に応答さ
せる。また、内部メモリに留守状態をセットし(ステッ
プS43)、さらにROM37及びDSP32を制御し
ROM37の応答メッセージを読み出して処理させPH
S端末1側に送信させる(ステップS44)。
【0022】その後応答メッセージの送出が終了する
と、CPU46はPHS端末1を経由する発呼側からの
PB信号がPBレシーバ34で受信されたか否かを判断
し(ステップS45)、これが「N」となる場合は、内
部メモリの留守状態のセットを判断のうえ(ステップS
46)、RAM38及びDSP32を制御して発呼側か
らの用件メッセージをRAM38に録音する録音処理を
実行する(ステップS47)。このようにして相手の用
件メッセージがRAM38に録音される。
と、CPU46はPHS端末1を経由する発呼側からの
PB信号がPBレシーバ34で受信されたか否かを判断
し(ステップS45)、これが「N」となる場合は、内
部メモリの留守状態のセットを判断のうえ(ステップS
46)、RAM38及びDSP32を制御して発呼側か
らの用件メッセージをRAM38に録音する録音処理を
実行する(ステップS47)。このようにして相手の用
件メッセージがRAM38に録音される。
【0023】このような録音動作中に発呼側で用件の録
音が終了することによりオンフックすると、BT(ビジ
ートーン)が交換機から出力され、基地局及びPHS端
末1を通って充電器3に到達する。CPU46はBT検
出回路33を介してこれを検出するとステップS48の
「録音終了」を「Y」と判定し、PHS端末1に対し回
線開放データを送信して基地局との間の無線回線(通話
チャネル)を開放させ、通話を終了させる(ステップS
49)。そして、このときの日付,曜日及び時刻を時計
IC45から入力すると、DSP32に対しこの日付,
曜日及び時刻に相当する音声データをROM37から読
み出させてRAM38に格納させるタイムスタンプ処理
を実行し(ステップS50)、その後、録音動作を停止
する。また、用件メッセージの録音毎にこの録音時の日
付,曜日及び時刻をLCD44に録音件数分順次表示す
ると共に、録音総件数と、残録音可能容量または残録音
可能時間を表示する留守番表示処理を行う(ステップS
51)。また、LEDが設けられている場合はLEDを
点滅表示する。
音が終了することによりオンフックすると、BT(ビジ
ートーン)が交換機から出力され、基地局及びPHS端
末1を通って充電器3に到達する。CPU46はBT検
出回路33を介してこれを検出するとステップS48の
「録音終了」を「Y」と判定し、PHS端末1に対し回
線開放データを送信して基地局との間の無線回線(通話
チャネル)を開放させ、通話を終了させる(ステップS
49)。そして、このときの日付,曜日及び時刻を時計
IC45から入力すると、DSP32に対しこの日付,
曜日及び時刻に相当する音声データをROM37から読
み出させてRAM38に格納させるタイムスタンプ処理
を実行し(ステップS50)、その後、録音動作を停止
する。また、用件メッセージの録音毎にこの録音時の日
付,曜日及び時刻をLCD44に録音件数分順次表示す
ると共に、録音総件数と、残録音可能容量または残録音
可能時間を表示する留守番表示処理を行う(ステップS
51)。また、LEDが設けられている場合はLEDを
点滅表示する。
【0024】こうして発呼側の用件メッセージが録音さ
れた後、このPHS端末1の使用者が帰宅し操作部43
の解除キーを操作すると、CPU46はステップS52
の「キー入力」の「Y」、及びステップS53の「解除
キー」の「Y」を経て、内部メモリに設定されている留
守モードを解除する(ステップS54)。そして、LC
D44に表示されている留守モードやタイムスタンプ表
示等を消去(ステップS55)した後、メッセージ録音
の有無を判断する(ステップS56)。
れた後、このPHS端末1の使用者が帰宅し操作部43
の解除キーを操作すると、CPU46はステップS52
の「キー入力」の「Y」、及びステップS53の「解除
キー」の「Y」を経て、内部メモリに設定されている留
守モードを解除する(ステップS54)。そして、LC
D44に表示されている留守モードやタイムスタンプ表
示等を消去(ステップS55)した後、メッセージ録音
の有無を判断する(ステップS56)。
【0025】ここで、複数の用件メッセージが録音され
ている場合は、CPU46は内部メモリの記憶状態を参
照して最も古い時刻に録音されているメッセージをRA
M38から取り出してDSP32に再生させる件数再生
処理を実行する(ステップS57)。続いてそのメッセ
ージに該当するタイムスタンプ表示をLCD44に表示
するタイムスタンプ表示処理を行う(ステップS5
8)。そしてその間、DSP32による該当メッセージ
の再生処理が行われて該メッセージがスピーカ36から
出力され(ステップS59)、該当用件メッセージの録
音が終了すると次の用件メッセージの録音の有無を判断
する。ここで、次の用件メッセージが録音されている場
合は、ステップS57に戻って次の用件メッセージの再
生及びタイムスタンプ処理を実行する。こうして順次録
音されているメッセージの再生が行われ、全ての用件メ
ッセージの再生が終了すると(ステップS60)、LC
D44上の録音メッセージに関する表示を消去し、かつ
LEDが設けられている場合はこれを消灯する。
ている場合は、CPU46は内部メモリの記憶状態を参
照して最も古い時刻に録音されているメッセージをRA
M38から取り出してDSP32に再生させる件数再生
処理を実行する(ステップS57)。続いてそのメッセ
ージに該当するタイムスタンプ表示をLCD44に表示
するタイムスタンプ表示処理を行う(ステップS5
8)。そしてその間、DSP32による該当メッセージ
の再生処理が行われて該メッセージがスピーカ36から
出力され(ステップS59)、該当用件メッセージの録
音が終了すると次の用件メッセージの録音の有無を判断
する。ここで、次の用件メッセージが録音されている場
合は、ステップS57に戻って次の用件メッセージの再
生及びタイムスタンプ処理を実行する。こうして順次録
音されているメッセージの再生が行われ、全ての用件メ
ッセージの再生が終了すると(ステップS60)、LC
D44上の録音メッセージに関する表示を消去し、かつ
LEDが設けられている場合はこれを消灯する。
【0026】また、PHS端末1のキーボードが操作さ
れることにより、切替データを受信しこのとき留守モー
ドが設定されている場合(ステップS33で「Y」の場
合)も、充電器3の解除キーが操作された場合と同様に
再生動作を行う。また、充電器3の操作部43の再生キ
ーが操作されステップS61の判定が「Y」となる場合
も同様の再生処理を実行する。なお、充電器3の録音動
作中に使用者がPHS端末1を充電器3から取り上げる
ことによりステップS62の「置台OFF」が「Y」と
なると、留守モードが解除され(ステップS63)この
場合は発呼側と通話を行うことができる。
れることにより、切替データを受信しこのとき留守モー
ドが設定されている場合(ステップS33で「Y」の場
合)も、充電器3の解除キーが操作された場合と同様に
再生動作を行う。また、充電器3の操作部43の再生キ
ーが操作されステップS61の判定が「Y」となる場合
も同様の再生処理を実行する。なお、充電器3の録音動
作中に使用者がPHS端末1を充電器3から取り上げる
ことによりステップS62の「置台OFF」が「Y」と
なると、留守モードが解除され(ステップS63)この
場合は発呼側と通話を行うことができる。
【0027】また、着信応答し応答メッセージが送出さ
れた後に発呼側からPB信号が送出され、これがPBレ
シーバ34を介して受信されると、CPU46は留守状
態を解除する(ステップS64)。そしてその後、受信
したPB信号のコードに応じたリモート処理を行う(ス
テップS65)。即ち、入出力端子42を制御してドア
の解錠や施錠を行ったり、或いはドアホンを制御してド
アホンからの音声を図示しない経路を介して発呼側へ送
信するようなリモート処理を実行する。また、充電器3
に録音されている用件メッセージを再生して送信する処
理も行う。
れた後に発呼側からPB信号が送出され、これがPBレ
シーバ34を介して受信されると、CPU46は留守状
態を解除する(ステップS64)。そしてその後、受信
したPB信号のコードに応じたリモート処理を行う(ス
テップS65)。即ち、入出力端子42を制御してドア
の解錠や施錠を行ったり、或いはドアホンを制御してド
アホンからの音声を図示しない経路を介して発呼側へ送
信するようなリモート処理を実行する。また、充電器3
に録音されている用件メッセージを再生して送信する処
理も行う。
【0028】ところで、こうして充電器3に用件メッセ
ージの録音及び再生の機能を設けた場合、上記の例では
PHS端末1を充電器3に置いて充電状態にした後、P
HS端末1のキーボードの所定キーを操作して充電器3
を留守モードにセットし、また留守モードを解除する場
合はPHS端末1の同一キーを操作するようにしている
が、充電器3の操作部43にモード切替キーを設けて留
守モードの設定及び解除を行うようにしても良い。
ージの録音及び再生の機能を設けた場合、上記の例では
PHS端末1を充電器3に置いて充電状態にした後、P
HS端末1のキーボードの所定キーを操作して充電器3
を留守モードにセットし、また留守モードを解除する場
合はPHS端末1の同一キーを操作するようにしている
が、充電器3の操作部43にモード切替キーを設けて留
守モードの設定及び解除を行うようにしても良い。
【0029】このようにPHS端末1および充電器3の
双方にモード切替キーを設けた場合は、PHS端末1で
留守モードに設定した時に充電器3で留守モードが未設
定の際には充電器3側に自動的に留守モードに設定して
も良く、また、充電器3のスピーカ36からアラーム音
を鳴動させて使用者に充電器3側の留守モードの設定を
促すようにしても良い。また、充電器3で留守モードに
設定した時にPHS端末1で留守モードが未設定の際に
はPHS端末1に自動的に留守モードに設定しても良
く、また、PHS端末1のスピーカ20からアラーム音
を鳴動させて使用者にPHS端末1側の留守モードの設
定を促すようにしても良い。
双方にモード切替キーを設けた場合は、PHS端末1で
留守モードに設定した時に充電器3で留守モードが未設
定の際には充電器3側に自動的に留守モードに設定して
も良く、また、充電器3のスピーカ36からアラーム音
を鳴動させて使用者に充電器3側の留守モードの設定を
促すようにしても良い。また、充電器3で留守モードに
設定した時にPHS端末1で留守モードが未設定の際に
はPHS端末1に自動的に留守モードに設定しても良
く、また、PHS端末1のスピーカ20からアラーム音
を鳴動させて使用者にPHS端末1側の留守モードの設
定を促すようにしても良い。
【0030】また、PHS端末1及び充電台3の双方に
モード切替キーを設けずに、PHS端末1が充電器3に
置かれた時点で留守モードにし、PHS端末1が充電器
3から取り上げられた時に留守モードを解除するように
しても良い。なお、上記の例では、応答メッセージ等の
固定メッセージは予めROM37に格納するようにして
いるが、充電器3にマイクを設けてマイクからメッセー
ジを入力してRAM38に格納するように構成しても良
い。また、この実施の形態では、PHS端末の例につい
て説明したが、自動車電話システム等、他の移動無線シ
ステムの携帯電話端末に対しても同様に適用できること
は明かである。
モード切替キーを設けずに、PHS端末1が充電器3に
置かれた時点で留守モードにし、PHS端末1が充電器
3から取り上げられた時に留守モードを解除するように
しても良い。なお、上記の例では、応答メッセージ等の
固定メッセージは予めROM37に格納するようにして
いるが、充電器3にマイクを設けてマイクからメッセー
ジを入力してRAM38に格納するように構成しても良
い。また、この実施の形態では、PHS端末の例につい
て説明したが、自動車電話システム等、他の移動無線シ
ステムの携帯電話端末に対しても同様に適用できること
は明かである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線送受信部を有し無線送受信部を介する無線信号の伝送
により通話を行う携帯電話機と、携帯電話機の電源に充
電を行う充電器とからなる携帯電話装置において、充電
器に、留守モード中の発呼側からの用件メッセージを録
音し、録音した用件メッセージを再生する留守番機能部
を設けるようにしたので、携帯電話機側でメッセージを
録音する必要がなく、従って携帯電話機を小型・軽量に
構成できると共に、充電器の留守番機能部を大容量に構
成すれば多くの用件メッセージを録音することができ
る。また、充電器の留守モードの設定及び解除を行うモ
ード設定手段を設けるようにしたので、携帯電話機を例
えば充電器上に置くだけで留守モードを自動設定すする
ことができ、従って発呼側の用件メッセージを簡単に録
音できる。また、充電器に、この充電器の状態を表示す
る表示手段を設けたので、充電器に設定されている留守
モードやメッセージの録音状況を一目瞭然に識別でき
る。また、携帯電話機及び充電器にそれぞれデータ伝送
手段及び音声入出力端子を設け、携帯電話機は無線送受
信部を介して着信が到来すると充電が行われている充電
端子を介して充電器側に着信データを送信し、充電器は
着信データを受信すると一定時間後に応答データを携帯
電話機側に返送して着信に応答させ携帯電話機及び音声
入出力端子を介する発呼側の用件メッセージを留守番機
能部に録音するようにしたので、簡単な構成により用件
メッセージを録音することができる。
線送受信部を有し無線送受信部を介する無線信号の伝送
により通話を行う携帯電話機と、携帯電話機の電源に充
電を行う充電器とからなる携帯電話装置において、充電
器に、留守モード中の発呼側からの用件メッセージを録
音し、録音した用件メッセージを再生する留守番機能部
を設けるようにしたので、携帯電話機側でメッセージを
録音する必要がなく、従って携帯電話機を小型・軽量に
構成できると共に、充電器の留守番機能部を大容量に構
成すれば多くの用件メッセージを録音することができ
る。また、充電器の留守モードの設定及び解除を行うモ
ード設定手段を設けるようにしたので、携帯電話機を例
えば充電器上に置くだけで留守モードを自動設定すする
ことができ、従って発呼側の用件メッセージを簡単に録
音できる。また、充電器に、この充電器の状態を表示す
る表示手段を設けたので、充電器に設定されている留守
モードやメッセージの録音状況を一目瞭然に識別でき
る。また、携帯電話機及び充電器にそれぞれデータ伝送
手段及び音声入出力端子を設け、携帯電話機は無線送受
信部を介して着信が到来すると充電が行われている充電
端子を介して充電器側に着信データを送信し、充電器は
着信データを受信すると一定時間後に応答データを携帯
電話機側に返送して着信に応答させ携帯電話機及び音声
入出力端子を介する発呼側の用件メッセージを留守番機
能部に録音するようにしたので、簡単な構成により用件
メッセージを録音することができる。
【図1】 携帯電話機の電源に対する充電を行う充電器
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 充電器と携帯電話機間のデータ伝送の状況を
示す図である。
示す図である。
【図3】 携帯電話機のブロック図である。
【図4】 充電器の動作を示すフローチャートである。
【図5】 携帯電話機の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
1…PHS端末(携帯電話機)、3…充電器、11…無
線送受信部、17,46…CPU、18…キーボード、
19…スイッチ、22,31…音声入出力端子、23,
39…充電端子、24,40…電源部、25,41…置
台検出部、32…DSP、33…BT検出回路、37…
ROM、38…RAM、43…操作部、44…LCD、
45…時計IC。
線送受信部、17,46…CPU、18…キーボード、
19…スイッチ、22,31…音声入出力端子、23,
39…充電端子、24,40…電源部、25,41…置
台検出部、32…DSP、33…BT検出回路、37…
ROM、38…RAM、43…操作部、44…LCD、
45…時計IC。
Claims (4)
- 【請求項1】 無線送受信部を有し前記無線送受信部を
介する無線信号の伝送により通話を行う携帯電話機と、
前記携帯電話機の電源に充電を行う充電器とからなる携
帯電話装置において、 前記充電器に、留守モード中の発呼側からの用件メッセ
ージを録音し、録音した用件メッセージを再生する留守
番機能部を設けたことを特徴とする携帯電話装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記充電器の留守モードの設定及び解除を行うモード設
定手段を設けたことを特徴とする携帯電話装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記充電器に、この充電器の状態を表示する表示手段を
設けたことを特徴とする携帯電話装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 携帯電話機及び充電器にそれぞれデータ伝送手段及び音
声入出力端子を設け、携帯電話機は前記無線送受信部を
介して着信が到来すると充電が行われている充電端子を
介して充電器側に着信データを送信し、充電器は着信デ
ータを受信すると一定時間後に応答データを携帯電話機
側に返送して着信に応答させ携帯電話機及び音声入出力
端子を介する発呼側の用件メッセージを前記留守番機能
部に録音することを特徴とする携帯電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7310421A JPH09153938A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7310421A JPH09153938A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 携帯電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153938A true JPH09153938A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18005062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7310421A Pending JPH09153938A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 携帯電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09153938A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010017045A (ko) * | 1999-08-06 | 2001-03-05 | 박종섭 | 음성 녹음이 가능하고 스피커 폰으로 사용할 수 있는 휴대폰데스크 탑 충전기 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7310421A patent/JPH09153938A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010017045A (ko) * | 1999-08-06 | 2001-03-05 | 박종섭 | 음성 녹음이 가능하고 스피커 폰으로 사용할 수 있는 휴대폰데스크 탑 충전기 |
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