JPH1065603A - 移動体通信機器の情報通信装置 - Google Patents

移動体通信機器の情報通信装置

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JPH1065603A
JPH1065603A JP8221595A JP22159596A JPH1065603A JP H1065603 A JPH1065603 A JP H1065603A JP 8221595 A JP8221595 A JP 8221595A JP 22159596 A JP22159596 A JP 22159596A JP H1065603 A JPH1065603 A JP H1065603A
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terminal unit
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Junko Suginaka
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Katsutoshi Nishi
勝利 西
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機の移動体通信機器を所有者から離
れた場所に保管等した場合であっても、移動体通信機器
を離れた場所にいる所有者が使用できるようにする。 【解決手段】 移動体通信機器の情報通信装置は、LA
Nの幹線ケーブル1を介して本体部10と端末部とが接
続されてなる。本体部は移動体通信機器からの情報を取
り込む情報取込手段と取り込んだ情報を幹線ケーブル1
上に送信する送信手段と端末部からの情報を取り込む受
信手段と受信手段で取り込んだ情報を再生し移動体通信
機器に与える手段とを備える。端末部は本体部からの送
信情報を受信する受信手段とこの情報を再生する手段と
端末使用者からの情報を幹線ケーブル1に送信する送信
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機等の移動体
通信機器をその移動体通信機器から離れた場所にいる移
動体通信機器の所有者が使用することができる移動体通
信機器の情報通信装置に関し、特に、パチンコ店、カラ
オケボックス、カプセルホテルや病院の入院患者病棟な
ど移動体通信機器の使用者が利用時にあまり一定の場所
から移動しない場合の利用に適した移動体通信機器の情
報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の発達により、多くの
人が携帯電話機を利用している。このような携帯電話機
は、音楽演奏会場、講演会場、映画館等の公共の施設内
で使用するとその着信音や通話音声により他人に迷惑を
かけることになるため、そのような施設内への持ち込み
が禁止される場合がある。また、パチンコ店内等の騒音
の大きな施設内では持ち込みはできても騒音のために相
手方からの音声が聞き取りにくく通話が困難になる場合
がある。更に、医療機器に近接した場所で使用すると、
その医療機器に誤動作の生じるおそれがあるため、病院
等の医療施設内に持ち込むことが好ましくない場合があ
る。
【0003】従来、上記のような種々の理由で施設内に
携帯電話機を持ち込めない場合には、電源スイッチを切
って通話不能の状態にして施設内に持ち込むか、入口で
係員等に預けて施設内に入場せざるを得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話機の場合、電源スイッチを切って通話できない状態に
して施設内に持ち込んだのでは何処にいても通話ができ
るという携帯電話機本来の目的が達せられず、また着信
可能な状態にして入口で係員等に預けたのでは、着信が
あっても離れた場所にいる携帯電話機の所有者にすぐに
連絡を取るのが困難な場合があるという問題があった。
【0005】また、建物によっては、電波が遮蔽されて
通話圏外となる場合があり、そのような場合は施設内に
携帯電話機を持ち込めても通話ができないという問題が
あった。
【0006】本発明は、上述した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、携帯電話機等の移動体通信機
器を所有者から離れた場所に保管等した場合であって
も、その移動体通信機器を離れた場所にいる所有者が使
用できるようにした移動体通信機器の情報通信装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体通信機器
の情報通信装置は、ネットワークを介して本体部と端末
部が接続され、前記本体部は、移動体通信機器からの情
報を取り込む情報取込手段と、取り込んだ情報をネット
ワーク上に送信する送信手段と、前記端末部からの情報
を取り込む受信手段と、受信手段で取り込んだ情報を再
生し移動体通信機器に与える手段とを備え、前記端末部
は、前記本体部からの送信情報を受信する受信手段と、
この情報を再生する手段と、端末使用者からの情報をネ
ットワーク上に送信する送信手段とを備えたことを特徴
とする。
【0008】上記のように構成することで、本体部に携
帯電話機等の移動体通信機器を保管し、端末部の使用者
がネットワークを介して本体部の移動体通信機器を遠隔
制御することで、離れた場所にいる使用者が移動体通信
機器を利用することができる。
【0009】また、前記本体部と端末部には、両者のノ
ードを確立するための情報を格納するICカードなどの
記憶媒体を着脱自在に取り付けるように構成すると良
い。そして、前記本体部及び端末部は両者のノードを確
立するためのID情報を含んでネットワーク上に送信
し、前記本体部及び端末部は受信したID情報と自己の
ID情報とを比較し、両方のID情報が一致したときに
のみ、取り込んだ情報を再生するようにすると良い。
【0010】このように構成することで、複数の本体部
及び端末部とを記憶媒体を介在させて確実にノードを確
立させることができ、混信をさせずに移動体通信機器を
利用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明をパチンコ店に用
いた場合の全体構成図、図2は端末部分の構成図、図3
は本体部分の構成を示す斜視図である。この実施の形態
では、移動体通信機器として携帯電話機を用いる。
【0012】パチンコ店の顧客サービスとして、情報開
示機器の設置により、店内ローカルエリアネットワーク
(LAN)が整備されている。この実施の形態において
は、バス型LANなどで構成される店内LANを用い
て、移動体通信機器の情報通信装置を構成している。す
なわち、移動体通信機器の情報通信装置の本体部10が
トランシーバー2を介してLANの光ファイバケーブル
などで構成される幹線ケーブル1に接続される。この本
体部10は携帯電話機を保管するロッカー30内に設置
されている。このロッカー30はパチンコ店の入口やカ
ウンタ近辺の電波状態が良好な場所に設置される。
【0013】この実施の形態に係る装置における本体部
10は、携帯電話機からの情報、例えば、携帯電話機へ
の着信情報、携帯電話機への通話情報、携帯電話機のバ
ッテリーの充電情報等を検知し、その情報を携帯電話機
から離れた場所にいる端末部20の所有者にLANを介
して送信するとともに、所有者から送られてくる情報を
受信し、携帯電話機へその情報を送る。
【0014】また、端末部20はパチンコ台4の横に従
来から玉貸し機等が設置されている場所に設置され、1
つの島に設置される複数の端末部20を1つのサブシス
テムとしてまとめて集線装置3に接続し、この集線装置
3と幹線ケーブル1とがトランシーバー2により接続さ
れている。各端末部20には、イヤフォンマイク23が
装着され、この端末部20を介して、本体部10内に保
管されている携帯電話機を遠隔操作し、通話するように
構成されている。
【0015】この実施の形態における端末部20は、こ
の本体部10からの情報を受信して情報が送信されてき
たことを携帯電話機の所有者に報知し、所有者が携帯電
話機を用いることができるように構成したものである。
この端末部20は、上記受信機能の他に、本体部10に
対して応答情報を送信し、本体部10に設置した携帯電
話機を介して相手方と送受信する送信機能を有してい
る。上記のように、本体部10は送信機能の他に、端末
部20からの応答情報を受信する受信機能を有してい
る。
【0016】図3に示すように、この実施の形態の本体
部10は携帯電話機を保管するロッカー30内の右側壁
に接して配設されており、ケース11内部に後述する着
信情報検知回路や送受信回路等が収納され、ケース11
側面に端末部20からの応答情報を出力するスピーカ1
2が取り付けられている。また、ロッカー30内には、
底部に充電器40が取り付けられており、このロッカー
30内に保管する携帯電話機50のバッテリーを充電で
きるようになっている。ケース11上面から充電器40
の満充電検知制御回路に接続される満充電情報検知用配
線13と、携帯電話機50のイヤホーン端子に接続され
る着信情報検知用配線14とが導出されている。更に図
示はしないが、携帯電話機50のデータ通信端末に接続
されるデータ通信用配線が設けられている。更に、この
本体部10には、パーソナルコンピュータ等に広く用い
られている内部にフラッシュメモリなどの不揮発性メモ
リが格納されたICカード34が装着されるICカード
スロット33が設けられており、このICカード34に
鍵の施錠及び開錠に必要な情報や、本体部10と端末部
20とのノードを確立するための情報(IDコード)、
課金のために必要な情報などが記録される。この本体部
10の詳細な構成と作用については後述する。
【0017】図2に示すように、端末部20は、パチン
コ台4の間に設置され、キーボード22とスピーカ23
a及びマイク23bがセットされたイヤホンマイク23
が装着されるジャック24を備え、このジャック24に
イヤホンマイク23が装着される。この台間の内部に、
後述する送受信回路等が収納されている。更に、端末部
20には、本体部10のICカードスロット33より抜
き出したICカード34が装着されるICカードスロッ
ト21が設けられており、ICカード34を装着するこ
とにより、本体部10と端末部20とのノードを確立す
るためのIDコードなどの情報が端末部20内部の記憶
部に格納されるように構成されている。この端末部20
の詳細な構成と作用については後述する。
【0018】図4に示すように、ロッカー30は、例え
ば、パチンコ店の入口付近等に多数並設され、店内への
入場者の携帯電話機50を保管するためのもので、前面
が開口されたケース30aと、その開口部に開閉自在に
取り付けられた扉30bとから構成されている。
【0019】このロッカー30は、その扉30bを閉じ
た状態である図4に示すように、ロッカー本体に設けら
れたコイン投入部31と、扉30bの下部に設けられた
施錠部32及びICカードカードスロット33とを備え
ている。このロッカー30内に携帯電話機50を収納
し、コイン投入部31にコインを投入したあと、扉30
bを閉じて上記端末部20の鍵26を施錠部32の鍵穴
に差し込んで一方向に回すと扉30bが施錠されるよう
になっている。また、鍵26を施錠部32の鍵穴に差し
込んで反対方向に回すと開錠され、扉30bが開くよう
になっている。尚、ロッカー30の施錠及び開錠はIC
カードで行うタイプのものでも良い。
【0020】図3に示すように、充電器40は、電話機
載置台40aの上面に充電端子が突出している充電回路
が内蔵されて構成され、ロッカー30の背面又は底面か
ら導入されている電源コード41を介して商用電源に接
続されている。携帯電話機50をロッカー30内に保管
するときには、携帯電話機50を電話機載置台40a上
に上記充電端子にはめ込むようにして載置する。これに
より、充電器40と携帯電話機50の充電端子同士が互
いに電気的に接続され、携帯電話機50のバッテリーに
対して充電が開始され、携帯電話機50の所有者の施設
内等への入場中に充電が行われるようになっている。ま
た、充電器40は、携帯電話機50を電話機載置台40
a上に載置してから一定時間が経過すると、バッテリー
が満充電されたものとみなしてバッテリーへの電流供給
を自動的に停止するか、又は微弱電流に切り替えて(ト
リクル)充電を継続するようになっている。この満充電
制御は、バッテリーの温度を管理する方式で行っても良
いし、電池電圧Vが所定値まで上昇したことにより、あ
るいは、いわゆる−ΔV制御方式で行っても良い。
【0021】また、充電器40には、バッテリーの満充
電を検知する検知回路(例えば、所定の充電時間を経過
したことを検知するようにしたもの。)が電話機載置台
40aに内蔵されており、その検知出力を外部に導出す
るための図略の端子が電話機載置台40aの側部に設け
られている。この図略の端子に上記満充電情報検知用配
線13が接続されている。従って、バッテリーへの電流
供給が停止されるか微弱電流になると上記検出回路がそ
れを検知し、満充電情報として満充電情報検知用配線1
3を介して上記本体部10に伝送される。尚、携帯電話
機50のメーカや機種が異なるとバッテリー電圧値や充
電端子の位置等が異なる場合があるので、充電器40は
携帯電話機50のメーカや機種に合わせて取り替えがで
きるようになっている。また。取り替え頻度を少なくす
るため、異なる形式の充電器40をあらかじめロッカー
30内に設置しておいても良い。
【0022】携帯電話機50は、一般に市販されている
機種であり、例えば、前面にスピーカ51、液晶表示器
52、数字キーや電源キー等の種々のキー53、マイク
54等が上部から下部にかけて順に配置されている。ま
た、この携帯電話機50は、電話機本体に設置されてい
るイヤホーン端子にイヤホーン等を接続しておくと電話
がかかってきたときに自動的に回線を接続するようにな
っている。すなわち、着信音が所定回数鳴ると電話機に
内蔵されている回線接続部が自動的に作動時して着信キ
ーを押さなくても回線が自動的に接続されるようになっ
ている。市販の携帯電話機は通常、この機能を有してい
る。上記着信情報検知用配線14は、そのイヤホーン端
子に接続されている。これにより、電話がかかってきた
ときは回線が自動的に接続される。更に、この携帯電話
機50は、待受中に、モデム、ファクスと接続してデー
タ通信が利用できるデータ通信モードを有しており、デ
ータ通信端末にケーブルを接続するとパソコンなどから
データを送信できる。すなわち、この機能を用いて、デ
ータ通信端末にダイヤル情報を送信することにより、携
帯電話機50に内蔵されているNCU(網制御装置)等
により、選択信号(ダイヤルパルス)を送出し、ダイヤ
ル発振を行うことができる。
【0023】次に、図5及び図6に基づいて、上記本体
部10及び端末部20の構成をその作用とともに説明す
る。図5は本体部10の構成を示すブロック図であり、
図6は端末部20の構成を示すブロック図である。
【0024】まず、図5に基づき本体部10について説
明する。本体部10は、着信情報検知回路101、制御
部102、送受信回路103、LANに接続するための
LANアダプタ104、ケーブル105、A/D変換回
路106、D/A変換回路107、駆動回路108及び
入出力ポート111を備えている。
【0025】着信情報検知回路101は、携帯電話機5
0のイヤホーン端子に接続された着信情報検知用配線1
4を介して携帯電話機50の回線接続部50aに接続さ
れ、電話の着信があったときに、回線接続部50aに流
れる着信信号を検知するものである。なお、この着信情
報検知回路101は携帯電話機50の内部に設けられて
いても良い。この場合は、本体部10には、その検知回
路からの信号を受ける端子部を設けておけば良い。この
場合の端子も上記着信情報検知回路101も、携帯電話
機50に発生する情報を取り込む情報取込手段を構成す
るものである。
【0026】制御部102は記憶部110とCPU10
9とから構成されている。記憶部110は、本体部10
全体の動作を制御するプログラム、各ロッカー30に固
有のIDコード、送信情報、受信情報等のデータが格納
されたROM、一時的にデータを保管するRAM等から
構成されている。
【0027】CPU109は、IDコード読出手段10
9aと送信情報生成手段109bを有し、着信情報検知
回路101で信号が検知されると、その検知出力はID
コード読取手段109aと送信情報生成手段109bに
送出される。それにより、IDコード読出手段109a
は、記憶部108に記憶されている端末部20と本体部
20とのノードを確立するために後述するICカード3
4に格納したIDコードを読み出すと共に、そのデータ
を送信情報生成手段109bに送出する。送信情報生成
手段109bは、記憶部108から着信情報(端末部2
0に報知すべき情報)に対応した送信情報コードを読み
出すと共に、これらのIDコードと送信情報コードとで
所定の送信データを生成し、送受信回路103に送出す
る。送受信回路103は、送信データをLANの通信プ
ロトコルに基づいて制御し、LANアダプタ104にデ
ータを送る。LANアダプタ104はLANの幹線ケー
ブル1に情報を伝送するように、ケーブル105にデー
タを送る。
【0028】更に、着信情報検知回路101は、携帯電
話機50の回線が接続された後、イヤホン端子から送ら
れてくる相手側の音声であるアナログの音声信号をA/
D変換回路106に送る。A/D変換回路106は音声
信号をサンプリングし、デジタル信号に変換して符号/
復号手段109cに送る。符号/復号手段109cは、
A/D変換回路106から送られてきたデジタルに変換
された音声信号を適応型差分PCM(ADPCM)など
の符号化信号に変換して、送信情報生成手段109に送
出する。送信情報生成手段109では本体部10と端末
部20とのノードを確立するためのIDコードを記憶部
110より読み出し、このIDコードと符号化コードと
で所定の送信データを生成し、送受信回路103に送出
する。このことにより、携帯電話機50からの相手方の
音声は、送受信回路103から符号化された音声データ
として、LANアダプタ104及びケーブル104を介
してLANの幹線ケーブル1に伝送される。そして、端
末部20は、LANの幹線ケーブル1から音声データを
取り込む。
【0029】更に、この実施の形態では、充電器40に
より携帯電話機50のバッテリー50bが満充電された
ときも、この情報を満充電情報として端末部20に報知
するようになっている。すなわち、充電器40の携帯電
話機載置台40aに内蔵されている満充電検知制御回路
から満充電信号がIDコード読出手段109aと送信情
報生成手段109bに送出される。IDコード読出手段
109aは記憶部110からIDコードを読み出すと共
に、そのデータを送信情報生成手段109bに送出す
る。送信情報生成手段109bは、記憶部110から満
充電情報に対応した送信情報コードを読み出すと共に、
これらのIDコードと送信情報コードとで所定の送信デ
ータを生成し、送受信回路103に送出する。この送信
データは、上記と同様にしてLANの幹線ケーブル1に
情報を伝送するように、LANアダプタ104からケー
ブル105にデータが送られる。
【0030】また、CPU109は、データ判別手段1
09d、IDコード比較手段109e及びダイヤル情報
発生手段109fを有している。端末部20からIDコ
ード含んだ音声情報等の応答情報が送信されてくるとケ
ーブル105及びLANアダプタ104を介して送受信
回路103に導かれる。送受信回路103はその信号を
LANの通信プロトコルに基づいて制御し、その信号を
データ判別手段109cに送出する。データ判別手段1
09cはIDコードと音声情報及びダイヤル情報を判別
し、IDコードをIDコード比較手段109eに送出す
ると共に、応答情報を符号/復号手段109eに送出す
る。更に、ダイヤル情報はダイヤル情報発生手段109
fに送出される。それにより、IDコード比較手段10
9eは、記憶手段108に記憶されている自己のIDコ
ードを読み出すと共に、受信したIDコードと自己のI
Dコードとが一致しているか否か比較し、一致したとき
には一致信号を符号/復号手段109cとダイヤル情報
発生手段109fに送出する。
【0031】符号/復号手段109cは、IDコード比
較手段109dから一致信号が入力されると、データ判
別手段109cからの音声情報を復号化し、デジタルの
音声信号としてD/A変換回路107に送る。そして、
D/A変換回路107はデジタルの音声信号をアナログ
信号、すなわち、端末部20からの使用者の音声信号に
変換し、この音声信号を駆動回路108に送出する。こ
の駆動回路108には、携帯電話機50内の回線接続部
50aからの回線信号が送出され、その信号が入力され
ているとき、すなわち、回線接続中に駆動回路108よ
りスピーカ12を駆動し、音声データを音声出力する。
その音声出力は携帯電話機50のマイク54を介して携
帯電話機50より相手側に伝達される。
【0032】ダイヤル情報発生手段109fは、IDコ
ード比較手段109dから一致信号が入力されると、デ
ータ判別手段109cからのダイヤル情報に基づいて、
データ端末部109に端末部20で入力された送信先電
話番号に対応するダイヤル情報を送出する。このダイヤ
ル情報に基づき携帯電話機50のNCU機能等によりダ
イヤル発信する。
【0033】本体部10には、ICカードスロット33
に装着されたICカード34との間でデータの書き込み
及び読み込みを行うための入出力ポート111が設けら
れ、この入出力ポート11を介して、記憶部110に格
納されている本体部10と端末部20とノードを確立す
るためのIDコード等がICカードに書き込まれる。
【0034】続いて、図6に基づき端末部20について
説明する。端末部20は、LANに接続するためのケー
ブル201及びLANアダプタ202、送受信回路20
3、制御部204、D/A変換回路205及び駆動回路
206、A/D変換回路297及び駆動回路208、キ
ーボード209と入出力ポート212を備えている。本
体部10からLANの幹線ケーブル1に送出された送信
データがケーブル201及びLANアダプタ202を介
して送受信回路203に導かれる。送受信回路203
は、LANの通信プロトコルに基づき送信データを制御
し、そのデータを制御部204に与える。
【0035】制御部204は、記憶部210とCPU2
11とから構成されている。記憶部210は、端末部2
0全体の動作を制御するプログラム、IDコード、応答
情報等のデータが格納されたROM、一時的にデータを
保管するRAM等から構成されている。CPU211
は、データ判別手段211a、IDコード比較手段21
1b、符号/復号手段211c、IDコード読み出し手
段211d及び送信情報生成手段211eを有してい
る。
【0036】端末部20のICカードスロット21に挿
入されたICカード34から本体部10とのノードを確
立するためのIDコードが入出力ポート212を介して
記憶部210に格納される。
【0037】送受信回路203から制御部204に送出
された本体部10からの送信データがデータ判別手段2
11aに入力されると、データ判別手段211aは、I
Dコードと音声情報を判別し、IDコードをIDコード
比較手段211bに送出すると共に、音声情報を符号/
復号手段211cに送出する。それにより、IDコード
比較手段211bは、記憶手段210に記憶されている
自己のIDコードを読み出すと共に、受信したIDコー
ドと自己のIDコードとが一致しているか否か比較し、
一致したときには一致信号を符号/復号手段211cに
送出する。
【0038】符号/復号手段211cは、IDコード比
較手段211bdから一致信号が入力されると、データ
判別判別手段211aからの音声情報を復号化し、デジ
タルの音声信号としてD/A変換回路205に送る。そ
して、D/A変換回路205はデジタルの音声信号をア
ナログ信号、すなわち、本体部10から送られる相手側
のの音声信号に変換し、この音声信号を駆動回路206
に送出し、スピーカ23aから音声出力され、端末部2
0の使用者に携帯電話機50にかかってきた相手側の音
声を聴くことができる。
【0039】そして、端末部20の使用者の音声は、マ
イク23bから駆動回路208を経てA/D変換回路2
07に送られる。A/D変換回路207は音声信号をサ
ンプリングし、デジタル信号に変換して符号/復号手段
211cに送る。符号/復号手段211cは、A/D変
換回路207から送られてきたデジタルに変換された音
声信号を適応型差分PCM(ADPCM)などの符号化
信号に変換して、送信情報生成手段211eに送出す
る。送信情報生成手段211eでは本体部10と端末部
20とのノードを確立するためのIDコードを記憶部2
10より読み出し、このIDコードと符号化コードとで
所定の送信データを生成し、送受信回路203に送出す
る。このことにより、端末部20の使用者の音声は、送
受信回路203から符号化された音声データとして、L
ANアダプタ202及びケーブル201を介してLAN
の幹線ケーブル1に伝送される。そして、本体部10
は、LANの幹線ケーブル1から音声データを取り込
む。
【0040】キーボード209には、テンキー、通話キ
ーなどが設けられており、端末部20の使用者が本体部
10に保管している携帯電話機50を使用してダイヤル
発信を行うために、通話キー、テンキーを使用者が押す
と、その情報が制御部204のID読出手段211dと
送信情報生成手段211eに送られる。キーボード20
9の通話キーが押されると、IDコード読出手段211
dは、記憶部210に記憶されている端末部20と本体
部20とのノードを確立するために本体部10のIDコ
ードを読み出すと共に、そのデータを送信情報生成手段
211eに送出する。送信情報生成手段211eは、上
記IDコードとキーボード209からのダイヤル情報と
で所定の送信データを生成し、送受信回路203に送出
する。送受信回路203は、送信データをLANの通信
プロトコルに基づいて制御し、LANアダプタ202に
データを送る。LANアダプタ202はLANの幹線ケ
ーブル1に情報を伝送するように、ケーブル201にデ
ータを送る。これにより、ダイヤル情報がLANの幹線
ケーブル1を介して本体部10に取り込まれ、携帯電話
機50のデータ端末機能を用いて、携帯電話機50がダ
イヤル発信する。
【0041】また、この実施の形態においては、データ
判別手段211aは、バッテリーの満充電情報データの
場合には、記憶部210より例えば、「バッテリーの充
電が完了いたしました」という音声コードを符号/復号
手段211cに与えるように構成している。これによ
り、本体部10に格納した携帯電話機50のバッテリー
の充電が完了したことを端末部20の使用者がイヤホン
のスピーカー23aより聴くことができる。
【0042】携帯電話機に適用した本発明の移動体通信
機器の情報通信装置は、上記のように構成されるもので
あり、次に、その動作を使用方法と共に説明する。
【0043】まず、パチンコ店に入場した携帯電話機5
0の所有者は、入口やカウンタ近傍に設置されいるロッ
カー30内の充電器40に受信可能な状態且つデータ通
信モードの設定を行った携帯電話機50をセットすると
共に、着信情報検知用配線14を携帯電話機50のイヤ
ホン端子に接続し、更に図略のデータ端末線を携帯電話
機のデータ端末部に接続する。その後、コイン投入部3
1に所定金額のコインを投入してロッカー30の扉30
bを閉じると共に、盗難防止のために鍵により扉30b
を施錠し、ICカードスロット33よりICカード34
を抜き取る。本体部10と充電器40の電源はONにさ
れている。また、ICカード34には、端末部20と本
体部10のノードを確立するための本体部10のIDコ
ード等の情報及びその他必要な情報が書き込まれてい
る。
【0044】なお、ICカード34の抜き差しにより扉
30bの施錠を行うようにし、コイン投入部31に所定
金額のコインを投入してロッカーを施錠したときにIC
カード34がICカード装着口33より抜け出るような
ものでも良い。
【0045】そして、使用者が希望するパチンコ台に着
席し、その台間の端末部20のICカードスロット21
にICカード34を挿入する。このICカード34を挿
入することにより、ICカード34から入出力ポート2
12を介して、本体部10のIDコード、この端末部2
0を確定するためのIDコード等が記憶部210に格納
される。使用者はジャックに接続されたイヤホンマイク
23を装着する。このイヤホンマイク23は予め台間の
端末部20にそれぞれ装着していても、受付カウンタな
どでイヤホンマイク23を貸与し、端末部20のジャッ
クに装着するようにしても良い。
【0046】外部から電話がかかってくると、ロッカー
30内の携帯電話機50は、着信音が複数回鳴った後
に、自動回線接続機能が作動して回線が自動的に接続さ
れ、通話可能な状態にされる。着信情報検知回路101
は、回線が接続される前にその着信を検出し、その検出
信号を制御部102に出力する。制御部102は所定の
制御動作により着信情報として送受信回路103に出力
する。この出力はLANアダプタ104、ケーブル10
4を介してLANの幹線ケーブル1に送出される。
【0047】この着信情報は、使用者が着席しているパ
チンコ台の台間の端末部20にLANの幹線ケーブル1
を介して与えられる。LANの幹線ケーブル1からケー
ブル201、LANアダプタ202を介して送受信回路
203に導かれ、制御部204に導出される。制御部2
04では、本体部10から送出された送信情報の中から
データ判別手段211aで判別されたIDコードをID
コード比較手段211bで比較し、IDコードが一致す
ると、例えば、「電話の着信音」や「電話がかっかてい
ます。」というような音声情報を符号/復号手段211
c、D/A変換回路206、駆動回路206で再生し、
スピーカ23aからその音声を出力し、イヤホンマイク
23を装着した使用者に着信を報知する。なお、この音
声による着信の報知以外に、更に、端末部20にインジ
ケータランプなどの表示器を設け、その表示器により着
信を知らせるように構成しても良い。
【0048】この段階で、携帯電話機50は自動回線接
続機能が作動して回線が接続された直後か、まだ回線は
接続されていないがまもなく接続される状態にある。端
末部20の使用者は、端末20のキーボード209の通
話キーを押し、通話可能状態であることを本体部10に
知らせる。本体部10では、端末部20から通話キーが
押されたことを示す情報が送られてくるまで、記憶部1
10から例えば、「ただいま呼び出していますので、し
ばらくお待ちください。」のメッセージを符号/復号手
段109c及びD/A変換回路107からマイク12を
介して出力するように制御部102が制御する。そし
て、端末部20より通話キーが押されたことを制御部1
02が検知すると、着信情報検知回路101から送出さ
れる携帯電話機50からの相手方音声信号をA/D変換
回路106でデジタル信号に変換して符号/復号手段1
09cに送り、符号/復号手段109cで符号化信号に
変換して、送信情報生成手段109に送出する。送信情
報生成手段109では本体部10と端末部20とのノー
ドを確立するためのIDコードを記憶部110より読み
出し、このIDコードと符号化コードとで所定の送信デ
ータを生成し、送受信回路103に送出する。このこと
により、携帯電話機50からの相手方の音声は、送受信
回路103から符号化された音声データとして、LAN
アダプタ104及びケーブル104を介してLANの幹
線ケーブル1に伝送される。そして、端末部20は、L
ANの幹線ケーブル1から音声データを取り込み、端末
部20のイヤホンマイク23のスピーカ23aから相手
方の音声を聞くことができる。
【0049】なお、使用者が端末部20から離れている
場合もあるので、携帯電話機50の回線を接続したまま
相手方を待たすのは不都合な場合がある。そこで、端末
部20から所定の時間経過しても、通話キーを押したこ
とを示す信号が返送されてこない場合には、本体部10
は、例えば「ただいま電話機から離れた場所におります
ので、電話にでれません。」等のメッセージをマイク1
2から出力し、携帯電話機50のマイク54を介して相
手方に知らせるように構成すればよい。
【0050】端末部20の使用者が通話キーを押し、イ
ヤホンマイク23のスピーカ23aより本体部10から
LANを介して送られてきた相手方の音声を聞き、これ
に応答する場合には、イヤホンマイク23のマイク23
bに向かって会話する。端末部20の使用者の音声は、
マイク23bから駆動回路208を経てA/D変換回路
207に送られ、A/D変換回路207でデジタル信号
に変換され、符号/復号手段211cに送られる。符号
/復号手段211cは、A/D変換回路207から送ら
れてきたデジタルに変換された音声信号を符号化信号に
変換して、送信情報生成手段211eに送出し、送信情
報生成手段211eでは本体部10と端末部20とのノ
ードを確立するためのIDコードを記憶部210より読
み出し、このIDコードと符号化コードとで所定の送信
データを生成し、送受信回路203に送出し、LANア
ダプタ202、ケーブル201を介してLANの幹線ケ
ーブル1に送出される。このことにより、端末部20の
使用者の音声は、LANの幹線ケーブル1から本体部1
0に取り込まれる。
【0051】本体部10は、端末部20からIDコード
含んだ音声情報等の応答情報が送信されてくると、送受
信回路103はその信号をLANの通信プロトコルに基
づいて制御し、その信号をデータ判別手段109cに送
出する。データ判別手段109cはIDコードと音声情
報を判別し、IDコードをIDコード比較手段109d
に送出すると共に、応答情報を符号/復号手段109e
に送出する。それにより、IDコード比較手段109e
は、記憶手段108に記憶されている自己のIDコード
を読み出すと共に、受信したIDコードと自己のIDコ
ードとが一致しているか否か比較し、一致したときには
一致信号を符号/復号手段109cとダイヤル情報発生
手段109fに送出する。符号/復号手段109cは、
IDコード比較手段109dから一致信号が入力される
と、データ判別判別手段109cからの音声情報を復号
化し、デジタルの音声信号としてD/A変換回路107
に送り、D/A変換回路107でデジタルの音声信号を
アナログ信号、すなわち、端末部20からの使用者の音
声信号に変換し、この音声信号を駆動回路108に送出
する。そして、回線接続中に駆動回路108よりスピー
カ12を駆動し、音声データを音声出力する。その音声
出力は携帯電話機50のマイク54を介して携帯電話機
50より相手側に伝達され、端末部20の使用者と携帯
電話機50の相手方と通話が行える。
【0052】端末部20の使用者がダイヤル発信を行う
場合には、端末部20のキーボード209の通話キーと
相手側の電話番号をテンキーにより押す。ダイヤル発信
を行うために、通話キー、テンキーを使用者が押すと、
その情報が制御部204のID読出手段211dと送信
情報生成手段211eに送られる。キーボード209の
通話キーが押されると、IDコード読出手段211d
は、記憶部210に記憶されている端末部20と本体部
20とのノードを確立するために本体部10のIDコー
ドを読み出すと共に、そのデータを送信情報生成手段2
11eに送出する。送信情報生成手段211eは、上記
IDコードとキーボード209からのダイヤル情報とで
所定の送信データを生成し、送受信回路203に送出す
る。送受信回路203は、送信データをLANの通信プ
ロトコルに基づいて制御し、LANアダプタ202にデ
ータを送る。LANアダプタ202はLANの幹線ケー
ブル1に情報を伝送するように、ケーブル201にデー
タを送る。これにより、ダイヤル情報がLANの幹線ケ
ーブル1を介して本体部10に取り込まれる。本体部1
0は、端末部20からIDコード含んだ音声情報等の応
答情報が送信されてくると、送受信回路103はその信
号をLANの通信プロトコルに基づいて制御し、その信
号をデータ判別手段109cに送出する。データ判別手
段109cはIDコードとダイヤル情報を判別し、ID
コードをIDコード比較手段109dに送出すると共
に、ダイヤル情報はダイヤル情報発生手段109fに送
出される。それにより、IDコード比較手段109e
は、記憶手段108に記憶されている自己のIDコード
を読み出すと共に、受信したIDコードと自己のIDコ
ードとが一致しているか否か比較し、一致したときには
一致信号をダイヤル情報発生手段109fに送出する。
ダイヤル情報発生手段109fは、IDコード比較手段
109dから一致信号が入力されると、データ判別手段
109cからのダイヤル情報に基づいて、データ端末部
109に端末部20で入力された送信先電話番号に対応
するダイヤル情報を送出する。このダイヤル情報に基づ
き携帯電話機50のNCU機能等によりダイヤル発信す
る。その後、携帯電話機50の回線が接続されると、前
述した着信があった場合と同様に、携帯電話機から、相
手側の音声が本体部10、LANの幹線ケーブル1及び
端末部20を介して使用者にスピーカ23aから与えら
れる。また、端末部20の使用者からの音声は、LAN
幹線ケーブル1及び本体部10、スピーカ12及び携帯
電話機50のマイク54を介して相手側に送られる。
【0053】一方、携帯電話機50のバッテリー50b
が満充電になると、充電器40の満充電検知制御回路か
らの検知出力が満充電情報検知用配線13を介して制御
部102に出力される。制御部102は所定の制御動作
により満充電情報として送受信回路103に出力する。
この出力は、LANアダプタ104、ケーブル105を
介してLANの幹線ケーブル1に送られる。幹線ケーブ
ル1に送られた満充電情報は、端末部20に到達し、ケ
ーブル201、LANアダプタ202から送受信回路2
03に導かれる。送受信回路203で制御された信号は
制御部204に送出され、制御部204は所定の動作に
より例えば、「バッテリーの充電が完了しました。」と
いう音声をスピーカ23aより出力したりあるいは、イ
ンジケータランプなどを点灯させ使用者に知らせるよう
に構成しても良い。
【0054】次に、本発明をカラオケボックスに適用し
た実施の形態につき図7ないし図8に従い説明する。
【0055】近年、カラオケソフトをカラオケセンタに
蓄積し、リクエスト等によりカラオケソフトを配信する
通信型カラオケ機器がカラオケボックスに普及してい
る。この通信型カラオケ機器は、例えば、図7に示すよ
うに、図略の多数のカラオケソフトが蓄積されたカラオ
ケセンタのカラオケサーバとカラオケボックスの通信サ
ーバ60とが公衆回線または専用回線で接続され、カラ
オケサーバから通信サーバ60にカラオケソフトが配信
される。カラオケボックスの各部屋A,B,Cには、カ
ラオケ端末61がそれぞれ設置されており、上記通信サ
ーバ60と各カラオケ端末61とはLANの幹線ケーブ
ル1により接続されている。
【0056】この実施の形態では、このLANの幹線ケ
ーブル1に本体部10と端末部20とを接続し、カラオ
ケルーム内で自己の携帯電話機50を使用可能にするも
のである。
【0057】本体部10は前述した実施の形態と同じ
く、入口付近のロッカー30内に設置されている。端末
部20は、図8に示すように、各部屋のカラオケ端末部
61に接続されるように構成されている。カラオケ端末
部61には、局選定のためのキーボード63、選曲した
局番号等を表示する表示パネル64を備え、更にこの実
施の形態では、前述した実施の形態と同様にICカード
34が挿入されるICカードスロット62が設けられて
いる。このカラオケ端末部61に電話型の端末部20a
が接続される。更に、カラオケ端末61にはカラオケ映
像を表示するモニタテレビ65及び図示しないスピーカ
等が接続されている。
【0058】さて、この実施の形態においては、電話型
端末部20aとカラオケ端末61の一部が端末部20と
して機能する。
【0059】本体部10の構成は前述した実施の形態と
同じ構成であるので、説明の重複を避けるためにここで
はその説明を省略する。
【0060】また、端末部20は、カラオケ端末61と
電話型端末部20aで構成されているが、本体部10と
の通信を行う機能としては図6に示す回路構成と同じ構
成であるので、説明の重複を避けるためにここではその
説明を省略する。
【0061】この実施の形態は、前述した実施の形態と
は、設置する施設が相違するだけであり、その動作及び
作用は同じであり、以下にその動作を使用方法と共に簡
単に説明する。
【0062】カラオケボックスに設置する本発明の移動
体通信機器の情報通信装置においては、前述の実施の形
態と同じく、カラオケボックスに入場した携帯電話機5
0の所有者は、入口やカウンタ近傍に設置されいるロッ
カー30内の本体部10に受信可能な状態且つデータ通
信モードの設定を行った携帯電話機50をセットする。
そして、着信情報検知用配線14を携帯電話機50のイ
ヤホン端子に接続し、更に図略のデータ端末線を携帯電
話機50のデータ端末部に接続する。その後、コイン投
入部31に所定金額のコインを投入してロッカー30の
扉30bを閉じると共に、盗難防止のために鍵により扉
30bを施錠し、ICカードスロット33よりICカー
ド34を抜き取る。また、ICカード34には、本体部
10のIDコード等端末部20と本体部10のノードを
確立するための情報及びその他必要な情報が書き込まれ
ている。
【0063】そして、使用者がカラオケルームに入り、
そのカラオケ端末部61のICカードスロット62にI
Cカード34を挿入する。このICカード34を挿入す
ることにより、ICカード34から、本体部10のID
コード、この端末部20を確定するためのIDコード等
がカラオケ端末部61内の記憶部に格納される。また、
カラオケ端末部61には、電話型端末部20aが接続さ
れている。
【0064】外部から電話がかかってくると、ロッカー
30内の携帯電話機は、着信音が複数回鳴った後に、自
動回線接続機能が作動して回線が自動的に接続され、通
話可能な状態にされる。そして、本体部10の着信情報
検知回路により検出された検出信号に基づき制御部が着
信情報として送受信回路に出力し、LANの幹線ケーブ
ル1に送出する。
【0065】この着信情報は、使用者が入室しているカ
ラオケルームのカラオケ端末部61にLANの幹線ケー
ブル1を介して与えられる。LANの幹線ケーブル1か
ら導かれた着信情報がカラオケ端末部61内の制御部に
導出される。制御部では、所定の制御動作により、例え
ば、電話端末部20aに着信音をならす。更に、端末部
20aにインジケータランプなどの表示器を設け、その
表示器により着信を知らせるように構成しても良い。
【0066】端末部20aのフックを上げ、オフフック
とすると、LANの幹線ケーブル1を介してオフフック
した情報が本体部10に送出される。そして、端末部2
0aよりフックが上げられたことを本体部10の制御部
が検知すると、所定の制御動作により、携帯電話機50
からの相手方の音声は、送受信回路から符号化された音
声データとして、LANの幹線ケーブル1に伝送され
る。そして、カラオケ端末部61は、LANの幹線ケー
ブル1から音声データを取り込み、端末部20aの受話
器から相手方の音声を聞くことができる。
【0067】カラオケルーム内の使用者の音声は、端末
部20aの受話器のマイクからA/D変換回路でデジタ
ル信号に変換して符号/復号手段に送られ、符号化信号
に変換された後、ノードを確立するためのIDコードと
符号化コードとで所定の送信データを生成し、送受信回
路からLANの幹線ケーブル1に送出される。このこと
により、カラオケルーム内のカラオケ端末部61の使用
者の音声は、LANの幹線ケーブル1から本体部10に
取り込まれる。
【0068】本体部10は、カラオケ端末部61からI
Dコード含んだ音声情報等の応答情報が送信されてくる
と、送受信回路はその信号をLANの通信プロトコルに
基づいて制御し、制御部に送り、制御部は所定制御動作
によりカラオケ端末部61からの使用者の音声信号に変
換し、スピーカより音声データを音声出力する。その音
声出力は携帯電話機50のマイク54を介して携帯電話
機50より相手側に伝達され、カラオケ端末部61の使
用者と携帯電話機50の相手方と通話が行える。
【0069】カラオケルームの使用者がダイヤル発信を
行う場合には、端末部20aの受話器を上げ、相手側の
電話番号をテンキーにより押す。ダイヤル発信を行うた
めに、受話器を上げ、テンキーを使用者が押すと、その
情報が制御部に送られ、カラオケ端末部61と本体部2
0とのノードを確立するためのIDコードとキーボード
からのダイヤル情報とで所定の送信データを生成し、L
ANの幹線ケーブル1に情報を伝送する。これにより、
ダイヤル情報がLANの幹線ケーブル1を介して本体部
10に取り込まれる。本体部10は、カラオケ端末部6
1からIDコード含んだダイヤル情報が送信されてくる
と、送受信回路から制御部にその信号を送り、制御部は
所定の制御動作により制御し、ダイヤル情報に基づい
て、対応するダイヤル情報を送出する。このダイヤル情
報に基づき携帯電話機50のNCU機能等によりダイヤ
ル発信する。その後、携帯電話機50の回線が接続され
ると、前述した着信があった場合と同様に、携帯電話機
50から、相手側の音声が本体部10、LANの幹線ケ
ーブル1及びカラオケ端末部61を介して使用者に与え
られる。また、カラオケ端末部61使用者からの音声
は、LANの幹線ケーブル1及び本体部10、スピーカ
12及び携帯電話機50のマイク54を介して相手側に
送られる。
【0070】更に、カラオケ端末部61に携帯型のパソ
コンなどが接続されるデータ端末部66を設け、この端
末部66を用いて、携帯型のパソコンやPDAを接続し
て、ファクシミリの送受信やインターネット及びパソコ
ン通信の利用を可能なように構成することもできる。ま
た、移動体通信機器として、PHSの通信機を用いる場
合には、PHS基地局を本体部10と併せて設置する方
が望ましい。
【0071】次に、病院の入院病棟に本発明を適用した
実施の形態につき説明する。
【0072】入院患者のベットの枕元の上には図9に示
すように、ナースコールや酸素吸入用の端子を集めたパ
ネル70が通常設置されている。そこで、このパネル7
0内に本体部10内に設置された携帯電話機50と接続
できる端末部20を設ける。すなわち、本体部10は、
医療機器の障害にならなく且つ電波の入りやすい場所に
ロッカー30を設置し、そのロッカー30内に配置す
る。その本体部10と入院患者のベットの枕元のパネル
70内に設けられた端末部20とはLANのケーブル1
により接続されている。そして、パネル70に設けられ
たICカードスロット72にICカードを装着すると共
に電話器型の端末部20aを接続することにより、ロッ
カー内30に保管した携帯電話機50を利用可能に構成
したものである。この実施の形態の詳細は前述した上記
実施の形態と同一であるので、説明の重複を避けるため
その説明を省略する。
【0073】なお、病室に設置する端末部20aは、呼
び出し音を耳当たりの良いメロディー音にするなど、入
院病棟に導入するのにふさわしい配慮を施すとよい。
【0074】このように構成することで、入院中も自己
の携帯電話機を利用して、電話やパソコン通信を行うこ
とが可能となる。
【0075】次に、本発明をカプセルホテルに適用した
場合の実施の形態につき図10ないし図13に従い説明
する。
【0076】本体部10は、受付近傍の電波が入りやす
いところに設置したロッカー30内に設置し、各カプセ
ル81内に設けた端末部82とLANの幹線ケーブル1
で接続されている。この実施の形態では、カプセルホテ
ルの利用者が持つ鍵90に本体部10に保管した携帯電
話機器50に着信があったことを知らせる機能を更に付
加している。
【0077】このため、LANのケーブル1に無線LA
N用の通信制御サーバー80が接続されている。この通
信制御サーバー80は、本体部10からLANのケーブ
ル1に送出された情報を無線として発信する機能と、鍵
90からの無線情報をLANのケーブル1に送るもので
ある。
【0078】カプセル81内の端末部82はテレビ8
3、キーボード84、内蔵マイク85、スピーカ86、
ICカードスロット87等を備えている。通話はカプセ
ル81内の内蔵マイク85とスピーカ86によりハンズ
フリー方式で行う。このカプセル81内の端末部82と
ロッカー30内の本体部10の構成は、前述した実施の
形態と同様であるので、説明の重複を避けるために、こ
こではその説明を省略する。
【0079】この実施の形態では、利用者がカプセル8
1内に在室中は、端末部82を介して本体部10に保管
した携帯電話機50を利用できるようにしている。更
に、この実施の形態においては、カプセルホテルの利用
者は常時カプセル81内にいるとは限らず、カプセル8
0から離れている場合も多い。このような場合には、鍵
90を持ち歩いている場合が多いので、この実施の形態
では、上記の実施の形態に加えて、更に鍵90に携帯電
話機50の着信を知らせる機能を追加している。
【0080】このため、本体部10の着信情報検知回路
は携帯電話機50の着信信号を検知すると、本体部10
は各ロッカー30に固有のIDコード及び着信情報コー
ドとで所定の送信データを作成し、LANのケーブル1
に導出する。通信制御サーバー80はLANケーブル1
に導出された送信データに基づいて搬送波を変調し電波
としてアンテナから発信する。
【0081】鍵90には図12に示すように、腕時計型
のケースの内部に後述する受信回路等が収納されると共
に、通信制御サーバー80からの情報により本体部10
からの情報を受信したことを報知するバイブレータ94
が配設されている。また、その表面部には本体部10か
ら送られてきた情報内容を表示する報知器として液晶表
示器93、この端末部90をオン/オフする電源キー9
2、本体部10に応答情報を送信する応答キー91が設
けられている。また、ケースにはロッカー30の扉を施
錠する鍵が取り付けられている。
【0082】この鍵型端末部90につき図13に従い説
明する。鍵型端末部90は、アンテナ301、受信回路
303、制御部304、バイブレータ22を駆動する駆
動回路、液晶表示器23を駆動する駆動回路306及び
送信回路307を備えている。
【0083】アンテナ301は、本体部10からLAN
ケーブル1に導出され、通信制御モジュールから送信さ
れたIDコードを含んだ送信情報を受信し、その信号は
デュプレクサ302を介して受信回路303に導かれ
る。受信回路303は、その信号を復調し、その復調信
号を制御部304に送出する。
【0084】制御部304は、記憶部308とCPU3
09とから構成されている。記憶部308は、端末部9
0全体の動作を制御するプログラム、IDコード、応答
情報等のデータが格納されたROM、一時的にデータを
保管するRAM等から構成されている。CPU309
は、データ判別手段309a、IDコード比較手段30
9b及び送信情報識別手段309cを有している。受信
回路303から制御部304に送出された復調信号がデ
ータ判別手段309aに入力されると、データ判別手段
309aは、IDコードと送信情報コードを判別し、I
DコードをIDコード比較手段309bに送出すると共
に、送信情報コードを送信情報識別手段309cに送出
する。IDコード比較手段309bは、記憶部308に
記憶されている自己のIDコードを読み出すと共に、受
信したIDコードと自己のIDコードとが一致している
か否かを比較し、一致したときは一致信号を送信情報識
別手段309cと駆動回路305とに送出する。
【0085】駆動回路305は、IDコード比較手段3
09bからの一致信号を受けてバイブレータ94を駆動
し、鍵端末部の所持者に報知する。
【0086】送信情報識別手段309cは、IDコード
比較手段309bから一致信号が入力されると、データ
判別手段309aからの送信情報コードに基づいて導コ
ードに対応する送信情報データを記憶部308から読み
出して文字信号に変換し、駆動回路306に送出する。
駆動回路306は、表示器93を駆動して本体部10か
ら送信されてきた情報を文字で表示する。例えば、「電
話がかかっています。」と表示される。
【0087】また、CPU309は、IDコード読出手
段309dと応答情報生成手段309eを有している。
バイブレータ94と表示器93により携帯電話機50に
電話がかかってきたことを確認した鍵端末部90の所有
者が所定の応答キー91を押すと、その応答キー91に
対応した応答信号がIDコード読出手段309dと応答
情報生成手段309eに送出される。応答キー91は、
例えば、「ただいま電話機から離れた場所におりますの
で、しばらくお待ちください。」、「ただいま、電話機
にでられませんので、しばらくしてかけ直してくださ
い。」等の種々の応答情報を選択できるようになってい
る。応答信号がIDコード読出手段309dに送出され
ると、IDコード読出手段309dは記憶部308に記
憶されている自己のIDコード及び本体部10のIDコ
ードを読み出すと共にそのデータを応答情報生成手段3
09eに送出する。応答情報生成手段309eは、所定
の応答情報コードを記憶部308から読み出すと共に、
これらのIDコードと応答情報コードとで所定の送信デ
ータを作成し、送信回路307に送出する。
【0088】送信回路307は、上記送信データに基づ
いて搬送波を変調し、デュプレクサ302を介してアン
テナから電波として発信する。
【0089】鍵端末部9から発信された送信データは、
通信制御サーバー80で復調され、LANケーブル1に
導出される。LANケーブル1に導出された送信データ
は本体部10に取り込まれる。本体部10は取り込んだ
送信データに基づき所定の制御動作により、「ただいま
電話機から離れた場所におりますので、しばらくお待ち
ください。」、「ただいま、電話機にでられませんの
で、しばらくしてかけ直してください。」等の音声デー
タをスピーカから出力し、携帯電話機50のマイク54
を介して相手方へ報知する。
【0090】上記した各実施の形態においては、ICカ
ード34には端末部20と本体部10とのノードを確立
するIDコード等を記憶するようにしているが、このI
Cカード34に使用時間、使用回数などを書き込むよう
にし、課金の計算などに用いることもできる。
【0091】この課金の方式としては、携帯電話機の保
管の場合、例えば基本時間内であれば着信の有無に関係
なく定額とし、基本時間を越えると一定時間毎に追加料
金を徴収する。また、着信が所定回数を超えると追加料
金を徴収するようにすることもできる。追加料金が必要
な場合には追加料金を表示できるようにロッカーに表示
部を設け、追加料金を支払わないとロッカーが開錠でき
ないようにする。また、料金の支払い法としては、上記
のようなコインの投入の他に、プリペイドカードやクレ
ジットカードで処理できるようにしたり、電子マネーシ
ステムを利用できるようにすることもできる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを介して本体部と端末部が接続され、前記
本体部に、移動体通信機器からの情報を取り込む情報取
込手段と、取り込んだ情報をネットワーク上に送信する
送信手段と、前記端末部からの情報を取り込む受信手
段、と受信手段で取り込んだ情報を再生し移動体通信機
器に与える手段とを備え、前記端末部に、前記本体部か
らの送信情報を受信する受信手段と、この情報を再生す
る手段と、端末使用者からの情報をネットワーク上に送
信する送信手段とを備えた構成としたので、移動体通信
機器とは離れた場所にいる端末部の使用者が、ネットワ
ークを介して本体部の移動体通信機器を遠隔制御して移
動体通信機器を利用することができる。
【0093】また、前記本体部と端末部に、両者のノー
ドを確立するための情報を格納するICカードなどの記
憶媒体を着脱自在に取り付けるように構成すると共に、
前記本体部及び端末部に、両者のノードを確立するため
のID情報を含んでネットワーク上に送信し、受信した
ID情報と自己のID情報とを比較し、両方のID情報
が一致したときにのみ、取り込んだ情報を再生するよう
にさせたので、複数の本体部及び端末部とを記憶媒体を
介在させて確実にノードを確立させることができ、混信
させることなく移動体通信機器を利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信機器の情報通信装置をパチ
ンコ店に用いた場合の全体構成図である。
【図2】パチンコ台間に設置した端末部の構成図であ
る。
【図3】本体部をロッカー内に保管する携帯電話機に適
用した場合の斜視図である。
【図4】図3に示すロッカーの扉を閉じた状態の斜視図
である。
【図5】図1に示す移動体通信機器の情報通信装置を構
成する本体部のブロック図である。
【図6】図1に示す移動体通信機器の情報通信装置を構
成する端末部のブロック図である。
【図7】本発明の移動体通信機器の情報通信装置をカラ
オケボックスに用いた場合の全体構成図である。
【図8】図7に示す端末部の構成図である。
【図9】本発明の移動体通信機器の情報通信装置を病院
の入院患者病棟に用いた場合の全体構成図である。
【図10】本発明の移動体通信機器の情報通信装置をカ
プセルホテルに用いた場合の全体構成図である。
【図11】図10に示す端末部の構成図である。
【図12】図10に示す装置に用いられる鍵を示す斜視
図である。
【図13】図12に示す鍵のブロック図である。
【符号の説明】 1 LANの幹線ケーブル 2 トランシーバー 3 集線装置 4 パチンコ台 10 本体部 20 端末部 21 ICカードスロット 22 キーボード 23 イヤホンマイク 30 ロッカー 33 ICカードスロット 34 ICカード 40 充電器 50 携帯電話機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して本体部と端末部が
    接続され、前記本体部は、移動体通信機器からの情報を
    取り込む情報取込手段と、取り込んだ情報をネットワー
    ク上に送信する送信手段と、前記端末部からの情報を取
    り込む受信手段と、受信手段で取り込んだ情報を再生し
    移動体通信機器に与える手段とを備え、前記端末部は、
    前記本体部からの送信情報を受信する受信手段と、この
    情報を再生する手段と、端末使用者からの情報をネット
    ワーク上に送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
    る移動体通信機器の情報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記本体部と端末部には、両者のノード
    を確立するための情報を格納する記憶媒体が着脱自在に
    取り付けられることを特徴とする請求項1記載の移動体
    通信機器の情報通信装置。
  3. 【請求項3】 前記本体部及び端末部は両者のノードを
    確立するためのID情報を含んでネットワーク上に送信
    し、前記本体部及び端末部は受信したID情報と自己の
    ID情報とを比較し、両方のID情報が一致したときに
    のみ、取り込んだ情報を再生することを特徴とする請求
    項1または2記載の移動体通信機器の情報通信装置。
JP8221595A 1996-08-22 1996-08-22 移動体通信機器の情報通信装置 Pending JPH1065603A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003308119A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Sony Corp 端末装置および端末装置による機器の遠隔制御方法
JP2006262263A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fujitsu Ltd 携帯電話の利用を可能とするシステム
JP2015220978A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 紅米國際旅館有限公司 収納システム

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