JPH091528A - Pc弾性枕木の製造方法 - Google Patents
Pc弾性枕木の製造方法Info
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- JPH091528A JPH091528A JP17285195A JP17285195A JPH091528A JP H091528 A JPH091528 A JP H091528A JP 17285195 A JP17285195 A JP 17285195A JP 17285195 A JP17285195 A JP 17285195A JP H091528 A JPH091528 A JP H091528A
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Abstract
体を収容して、コンクリートによる枕木の成形を行うこ
とにより、道床側に弾性体が固定されたPC弾性枕木を
一種の設備により一工程で製造することができるPC弾
性枕木の製造方法を提供する。 【構成】 枕木の成形空間の一側に弾性体の収容空間を
設けた横打ち型型枠の前記収容空間に側枠に支持させた
弾性体を収容して、前記枕木の成形空間へコンクリート
を充填し、前記弾性体と枕木が一体的に結合されたPC
枕木を製造する。
Description
法。詳しくはPC枕木の成形に際してこれと弾性体を一
体結合して弾性枕木を製造する方法に関する。
を取り付けたPC弾性枕木は公知であり、このPC弾性
枕木は、型によって枕木を成形した後、その道床側に接
着、型成形、現場発泡等の手段により弾性体を固定して
いる。従って、コンクリートの成形設備に加えて、弾性
体の接着、成形、現場発泡を行わせる設備を必要とし、
これら設備の設置に費用がかかるだけでなく、接着、成
形、現場発泡の工程にも作業員を必要とするから、製品
の製造コストが高くついて製品の廉価な市場提供は望め
ない問題点がある。
来の問題点を解決するためになされたもので、PC枕木
を成形する型枠内に弾性体を収容して、コンクリートに
よる枕木の成形を行うことにより、道床側に弾性体が固
定されたPC弾性枕木を一種の設備により一工程で製造
することができるPC弾性枕木の製造方法を提供するこ
とにある。
め、本発明に係るコンクリート弾性枕木の製造方法は、
枕木の成形空間の一側に弾性体の収容空間を設け、この
空間に側枠に支持させた弾性体を収容して、前記枕木の
成形空間へコンクリートを充填し、前記弾性体が一体的
に結合されたPC枕木を製造する方法を採用したもので
ある。
の成形空間の一側に弾性体の収容空間を設けた横打ち型
の型枠を準備して、その弾性体の収容空間へ側枠に支持
させて弾性体を収容し、収容を終わったら枕木の成形空
間へコンクリートを充填する。すると枕木を形作ったコ
ンクリトは弾性体と密着するから、この状態において公
知の通りコンクリートの養生を行うと、コンクリートは
硬化して弾性体が一体結合された弾性枕木を完成するの
で、これを離型して製品を得るようにすれば、一種類の
設備により一工程でPC弾性枕木を製造することができ
るものである。
側枠は、これを開閉自在に型枠へ取り付けて弾性体を支
持させるときは、側枠を外側へ倒して上向いた内面上に
弾性体を乗せ、弾性体を止縁と抑え部材により止めてか
ら側枠を起こすと、弾性体を収容空間へ簡単確実に収容
することができて、又、弾性枕木の成形を終わるとき
は、弾性体より抑え部材を外してから側枠を倒すと、型
枠の一側が開放されて型枠からの製品の取り出しを容易
に行わせるものである。
の実施例を図面に基づいて説明する。
にPC弾性枕木を製造した状態を示す縦断側面図、図2
は型枠の弾性体を支持させる側枠を開き、その上に弾性
体を支持させた状態を示す縦断側面図、図3は側枠を閉
じて弾性体を収容空間に収容し、成形空間へコンクリー
トを充填する状態を示す縦断側面図、図4は弾性体の抑
え部材の全体を示す正面図、図5は製造されたPC弾性
枕木の断面形状を示す拡大断面図、図6は同上枕木の全
体形状を示す斜視図である。
ようなPC弾性枕木2を成形する型枠を示すもので、枕
木2の道床側が一側(図1、図2においては左側)、軌
道側が他側(図1、図2においては右側)に位置する断
面形状で、枕木の長さに適合する寸法に形成して、その
上方にコンクリートを充填する開口3を設けた横打ち型
としてある。そしてこの型枠1は、コンクリートcを充
填して枕木2を形成させる成形空間4と、その一側(左
側)に弾性体5を収容する収容空間6とを設けてあり、
この収容空間6の外側には軸7により型枠1へ開閉自在
に取り付けた側枠8を設けて、この側枠8に弾性体5を
支持させて前記収容空間6内へ収容させるもので、この
側枠8の弾性体5に接する面には空気抜きと弾性体5の
膨張逃がし用の孔8aを設けてある。尚、前記型枠1
は、PC枕木2が図6に示す形式以外に多くの形式があ
るので、他の形式の枕木2を成形する場合は、その形式
に適合する断面形状と長さに形成したものを使用するも
のであるが、これらに付いての一々の例示は省略する。
形するときは、図3に示すように側枠8に支持させて型
枠1内の収容空間6に弾性体5を収容し、収容後に型枠
1の成形空間4へ矢印で示すように開口3からコンクリ
ートcを充填すると、コンクリートcは図1のように枕
木2を形成すると共に前記弾性体5と密着する。そこで
公知の手段によってコンクリートcの養生を行うと、コ
ンクリートcが硬化して脱型可能になるから、このとき
型枠1から製品を取り出せば、弾性体5が図1に示すよ
うにPC枕木2と一体的に結合されたPC弾性枕木2を
1種類の設備により一工程で製造することができるもの
でる。
にその成形時、図5に示すように両端に凹部9を設けた
係合子10の半分をインサートして置いて、この弾性体
5を収容空間6へ収容し、成形空間4へコンクリートc
を充填すれば、充填されたコンクリートcが枕木2を形
作りつつ係合子10の半分を包み込んでこれをインサー
トするので、係合子10により枕木2と弾性体5とが強
力に結合されたPC弾性枕木2を成形と同時に形成する
ことができるもので、この場合に用いる係合子10は図
示のものに限定されるものではなく、凹部9が弾性体5
とコンクリートcに噛み合って機械的な結合を行うもの
であれば、他の構造のものを任意に選定使用できるもの
である。
型枠1へ開閉自在に取り付けると、弾性体5を支持させ
るとき、側枠8を図2に示すように外側へ開かせるとそ
の内面が上向きになるから、この面上へ図2に示すよう
に弾性体5を乗せ、その一端を受縁11に当てて、他端
を抑え部材12により抑えさせれば、弾性体5は側枠8
に支持されるため、この状態において側枠5を起こせば
弾性体5を図1に示すように型枠1内の収容空間6へ収
容する操作が簡単確実に行われる。又、型枠1内でPC
弾性枕木2を成形した後、弾性体5から抑え部材12を
外して側枠8を外側へ倒せば、型枠1の一側が開放され
るため型枠1から製品を容易に取り出すことができるも
のである。
の製造方法は、枕木に固定すべき弾性体を型枠の中へ収
容してコンクリートによる枕木成形を行うから、弾性体
が一体的に結合されたPC弾性枕木を1種類の設備によ
り一工程で製造するとができて、二種の設備により二工
程で製造した従来品に比べて製造コストを大巾に低減さ
せて廉価な製品の提供を可能にするものであり、又、こ
の製造方法によれば、弾性体に枕木との係合子を設けて
置くだけで、枕木と弾性体とを係合子により強力に結合
したPC弾性枕木も成形と同時に成形できる効果を有す
るし、更に弾性体の抑え部材を開閉自在とすれば、弾性
体の型枠内への収容と、成形後の製品の取り出しとを極
めて容易に行える特徴を有するものである。
枠内にPC弾性枕木を製造した状態を示す縦断側面図で
ある。
弾性体を支持させた状態を示す縦断側面図である。
空間へコンクリートを充填する状態を示す縦断側面図で
ある。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 枕木の成形空間の一側に弾性体の収容空
間を設けた横打ち型型枠の前記収容空間に側枠に支持さ
せた弾性体を収容して、前記枕木の成形空間へコンクリ
ートを充填し、前記弾性体と枕木が一体的に結合された
PC枕木を製造することを特徴とするPC弾性枕木の製
造方法。 - 【請求項2】 弾性体を支持させる側枠を外側へ倒して
これに弾性体を支持させ、支持後、起こして弾性体を収
容空間へ収容させることを特徴とするPC弾性枕木の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172851A JP2759874B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | Pc弾性枕木の製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172851A JP2759874B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | Pc弾性枕木の製造方法。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091528A true JPH091528A (ja) | 1997-01-07 |
JP2759874B2 JP2759874B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=15949484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172851A Expired - Fee Related JP2759874B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | Pc弾性枕木の製造方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2759874B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0492001A (ja) * | 1990-08-06 | 1992-03-25 | Nippon Tetsudo Kensetsu Kodan | ゴムパット付き枕木の製法 |
JPH06182727A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-07-05 | Honma Concrete Kogyo Kk | コンクリートブロックの製造方法 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7172851A patent/JP2759874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0492001A (ja) * | 1990-08-06 | 1992-03-25 | Nippon Tetsudo Kensetsu Kodan | ゴムパット付き枕木の製法 |
JPH06182727A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-07-05 | Honma Concrete Kogyo Kk | コンクリートブロックの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2759874B2 (ja) | 1998-05-28 |
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