JPH09151439A - 構築用ブロック - Google Patents
構築用ブロックInfo
- Publication number
- JPH09151439A JPH09151439A JP7335997A JP33599795A JPH09151439A JP H09151439 A JPH09151439 A JP H09151439A JP 7335997 A JP7335997 A JP 7335997A JP 33599795 A JP33599795 A JP 33599795A JP H09151439 A JPH09151439 A JP H09151439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- construction
- main plate
- back face
- blocks
- connecting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
場を組んで型枠を設置するに、安全性の確保、工期の短
縮等が重要な課題となっており、また労働者の不足、高
齢化対策、工事の省人化、現場周辺の景観の保持が重要
な課題となっている。そこで本発明は、型枠を組むこと
なく、ブロックを積上げては内部にコンクリートを打設
することを繰り返して行い施工でき不都合を解消した。 【解決手段】 六角形、長方形等の主板1の表面に多数
の擬石3を突出し、その背面中央に、連結部4を介し主
板1に対して少しく上下方向にずらして支柱3を形成
し、その連結部4の上下を傾斜状とした係止部5を設け
たブロックで、これを積み上げては内部にコンクリート
11を打設することを繰り返して構築する。
Description
築に型枠を組成することなく、本発明のブロックを積上
げては内部コンクリートを打設することを繰り返して構
築する構築用ブロックに関するものである。
際しては、構築される壁面に対して足場を組み、砂防ダ
ム、護岸の法面にそって型枠を設置し、そしてその内部
にコンクリートを打設して構築したり、あるいは、図1
5,16に示したように、ブロックAの背面より突子B
を突出させておき、これに支持鉄筋Cの一端を溶接し、
ブロックAの背部に打設されたコンクリートDに、あら
かじめ埋設され、上部が突出しいる固定鉄筋Eに、支持
鉄筋Cの他端を溶接してブロックを支持し、次いでその
ブロックAの上に、上段のブロックAを載置し、そして
積み上げた上段ブロックAの背部にコンクリートDを打
設し、その上方に固定鉄筋Eを埋設することを繰り返し
行い順次積上げて構築していた。
は、施工条件の厳しい山間地における工事であるため、
足場を組んで型枠を設置するのに際し、安全性の確保や
施工時における工期の短縮化等が重要な課題となってお
り、また、建設労働者の不足及び建設労働者の高齢化対
策、工事の省人化、工事現場周辺の景観の保持について
も重要な課題となっている。そのため砂防ダムの構築周
辺の環境との調和及び工事の省人化、工期の短縮及び危
険作業の軽減を図ることを目的として、自立式で景観を
考慮し型枠兼用の構築用コンクリートブロックを開発し
たものである。
解決するために提案されたものであって、まず、自立式
の型枠を兼ねた構築用のブロックを積み上げた際に、施
工時の外力に対し、ブロック自体で安全に自立する建造
物として、全ての方向からの圧力に対して優れた抵抗力
を有しブロックの施工が容易なものとし、景観の観点か
ら目地溝が通らずブロックの隅部の空白が目立ちにくい
ものとしている。そのブロックは、六角形、長方形等の
主板の表面に多数の擬石を突出し、その背面中央に、連
結部を介し主板に対して少しく上下方向にずらして1乃
至数条の支柱を形成し、その連結部の上下を傾斜状の係
止部を設けたものである。
図1,9,10は本発明のブロックで、1は、正面が六
角形、長方形等の主板であり、その主板1の表面には玉
石、石板状等の擬石2を多数に突出している。3は、主
板1の背面の上下方向に設けられた支柱で、1乃至数条
を連結部4を介して設けられている。その長さは主板1
の長さと同一であるが、主板1に対してて少しく上下に
ずらして形成されている。そして連結部4の上下面は傾
斜状の係止部5になっている。
いるボルト孔であり、7は、主板1の背面の主辺近くに
埋設されたインサートである。8は平型連結鋼である。
本発明の構築用のブロックを使用して、砂防ダム、護岸
を構築するには、図6,7,8,13,14に示したよ
うに、ブロックを基礎10上に載置し、隣接ブロック間
に平型連結鋼8を添設し、平型連結鋼8にボルト9を挿
通し、主板1の背面に埋設されたインサート7、連結部
4のボルト孔6に螺合するすることを行い、例えば、図
7、図14に示したように組立て、その内部にコンクリ
ート11を打設しては、またブロックを積上げることを
繰り返して図6,7,8,13,14のように組積して
施工し構築するものである。図中符号12は、吊り上げ
用フックである。
礎10上に多数のブロックの側面を突合せて並列し、内
部にコンクリートを打設しては、上部に積み上げること
ょ繰り返し行い施工するものである。施工は背面の支柱
3の上下が重合し、しかもその上下面が傾斜状の係止部
5になっているので、組み合わせが容易であり、上下が
食違いとなるので、積上げに際して滑り落ちることがな
く係合状態となり、表面は同一面となり整然と積み上げ
られる。支柱3は背面に打設されたコンクリート11と
一体なり強固な壁体を構成するものである。本発明は、
施工現場に型枠を組んだり、ブロックを支持する支持鉄
筋を組むことなく、ブロックを積み上げては内部にコン
クリート11を打設するのみで施工でき、作業を容易に
迅速にすることができる。よつて建設労働者の不足対
策、工事の省人化を図り、構築現場の環境を保全するこ
とができる等の効果を奏する。
隣接ブロックの背面に、平型連結鋼8を添設し、この平
型連結鋼8の両端近くに穿設されたに貫通孔にボルト9
を挿通し、これを主板1の背面に埋設さているインサー
ト7に螺合して連結したり、連結部4に設けられた貫通
しているボルト孔6に、平型連結鋼8を添設しボルト9
を螺合して連結すれば、強固な砂防ダム、護岸を構築す
ることができる。
の斜視図
態を示した正面図
Claims (1)
- 【請求項1】 六角形、長方形等の主板の表面に多数の
擬石を突出し、その背面中央に、連結部を介し主板に対
して少しく上下方向にずらして支柱を形成し、その連結
部の上下を傾斜状とした係止部を設けたことを特徴とし
た構築用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335997A JPH09151439A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 構築用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335997A JPH09151439A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 構築用ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151439A true JPH09151439A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18294634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335997A Pending JPH09151439A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 構築用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6348631B1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-06-27 | 丸栄コンクリート工業株式会社 | 堤防の構築 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04254618A (ja) * | 1991-02-07 | 1992-09-09 | Tokyu Constr Co Ltd | 石積み擁壁構造 |
JPH0813517A (ja) * | 1994-07-04 | 1996-01-16 | Matsuoka Concrete Kogyo Kk | コンクリートブロック |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP7335997A patent/JPH09151439A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04254618A (ja) * | 1991-02-07 | 1992-09-09 | Tokyu Constr Co Ltd | 石積み擁壁構造 |
JPH0813517A (ja) * | 1994-07-04 | 1996-01-16 | Matsuoka Concrete Kogyo Kk | コンクリートブロック |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6348631B1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-06-27 | 丸栄コンクリート工業株式会社 | 堤防の構築 |
JP2018178371A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 丸栄コンクリート工業株式会社 | 堤防の構築 |
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