JPH09151336A - 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 - Google Patents
金属表面処理組成物及び金属表面処理方法Info
- Publication number
- JPH09151336A JPH09151336A JP31236795A JP31236795A JPH09151336A JP H09151336 A JPH09151336 A JP H09151336A JP 31236795 A JP31236795 A JP 31236795A JP 31236795 A JP31236795 A JP 31236795A JP H09151336 A JPH09151336 A JP H09151336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal surface
- resin
- surface treatment
- metal
- treatment composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
性を付与する金属表面処理組成物及び処理方法を提供す
る。 【解決手段】 水溶性、水分散性又はエマルジョン性の
樹脂又はその塩を含有する金属表面処理組成物である。
樹脂は、イオウ原子を少なくとも1つ含み、エポキシ系
樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリブタジエ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂の少なくとも1種の樹脂骨
格を有する化合物である。また、重金属は、ジルコニウ
ム、モリブデン、タングステン、ニオブ、ニッケル、コ
バルト、マンガン、タンタルの少なくとも1種である。
Description
物、特に耐食性、塗膜密着性や摩擦抵抗性を改良した金
属表面組成物に関する。
コーティング等の金属材の表面処理として、従来はリン
酸塩処理、クロメート処理やノンクロメート処理等が行
われていた。例えば、鉄、亜鉛、アルミニウム等の金属
表面に塗料、接着剤等の有機皮膜を塗布する場合、前処
理としてリン酸塩処理によって金属表面にリン酸塩皮膜
を形成させる。次いで、塗料等の有機皮膜がその上面に
形成されることによって耐食性、塗膜密着性が向上す
る。しかし、従来のリン酸塩処理方法等における金属表
面処理剤は、耐食性、塗膜密着性や摩擦抵抗性(「すべ
り性」ともいう)が必ずしも近年の要求に対して十分で
はなかった。
に、リン酸塩処理の後、プライマー塗料を塗布してから
塗料を塗装する方法が行われていた。しかし、プライマ
ーを塗装すると、耐食性及び塗膜密着性は向上するもの
の、塗装工程が増加して作業が煩雑になると共に、塗装
コストが高くなるという課題を有していた。
与しつつ、プライマー塗装を省略することを目的とする
金属表面処理剤として、例えば特開平5−117869
号公報の「複合皮膜形成用金属表面処理剤」が提案され
ている。上記公報の金属表面処理剤は、陽イオン性窒素
原子を1個以上含み、分子量が1000〜100000
0である陽イオン性有機高分子化合物又はその塩を含有
するリン酸塩表面処理液からなることが開示されてい
る。
「アルミニウム及びその合金の表面処理法」には、特
に、表面処理を行う金属をアルミニウム等に限定して、
耐食性及び塗膜密着性を付与するすることを目的とする
金属表面処理法が提案されている。この金属表面処理法
は、酢酸ビニル・塩化ビニリデン、アクリル酸等の水溶
性樹脂又はエマルジョン樹脂を含む有機高分子皮膜形成
物質と、水溶性チタン化合物とを主成分とする処理液を
用いることが記載されている。
属表面処理剤や処理液は、従来の金属表面処理剤等に比
べれば耐食性及び塗膜密着性が向上するものの、近年の
要求水準には、未だ到達していない。
食缶を製造する場合には、従来上記金属表面処理剤等で
は、ジャミング防止が図れず、また鋼板のコイルコーテ
ィングにおいては、潤滑性に欠けるという問題点があっ
た。
とを目的としてなされたものであり、耐食性や塗膜密着
性を改善し、更に摩擦抵抗性を付与する金属表面処理組
成物及び処理方法を提供することである。
ために、本発明に係る金属表面処理組成物は、陽イオン
性イオウ原子を少なくとも1つ含む水溶性、水分散性又
はエマルジョン性の樹脂を含有する。
樹脂又はその塩の中のイオウ原子が、(重)金属に配位
するので、上記無機皮膜は、このイオウ原子を介して相
互に連結される。従って、無機皮膜の凝集破壊が防止さ
れ、ほぼ均一な塗装下地用皮膜を金属表面に形成するこ
とができる。このため、塗装下地用皮膜と上塗塗膜との
塗膜密着性が向上する。本発明における塗装下地用皮膜
とは、金属表面に形成されたイオウ原子含有樹脂又はそ
の塩によって連結された上記無機皮膜からなる金属表面
に形成された皮膜をいう。更に、上記有機皮膜形成樹脂
が塗装下地用皮膜表面にほぼ均一に存在するので、摩擦
抵抗を下げることができ、すべり性を向上させることが
できる。
に含有される陽イオン性イオウ原子を少なくとも1つ含
有する樹脂又はその塩は、例えば水溶性、水分散性又は
エマルジョン性の樹脂又はその塩のいずれかである。好
ましくは、陽イオン性イオウ原子含有樹脂が、エポキシ
系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリブタジ
エン系樹脂、ポリアミド系樹脂、フェノール系樹脂の1
種又は2種以上の樹脂骨格を有する化合物である。
面の皮膜に更なる耐食性を付与することができる。
はその塩の少なくとも1つが、化1に示す構造を有す
る。
オウ原子の少なくとも1つは、化2に示すいずれかの構
造である。
属への配位量が増加し、より以上の耐食性、摩擦抵抗性
が向上する。
としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩
や、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩
や、アンモニウム塩等が挙げられる。
子含有樹脂又はその塩の分子量は、1000〜1000
0が好ましい。分子量が1000未満の場合には、耐食
性、摩擦抵抗性(以下「すべり性」という)が劣る。一
方、分子量が10000を越えると、水溶性が劣る。
物に対して陽イオン性イオウ原子含有樹脂又はその塩の
含有量は、0.01〜10g/lが好ましく、より好ま
しくは0.1〜5g/lである。陽イオン性イオウ原子
含有樹脂又はその塩の含有量が0.01g/l未満の場
合には、陽イオン性イオウ原子含有樹脂又はその塩のバ
インダー効果が発揮されず、塗装下地用皮膜の物理的な
耐久性が劣る。一方、陽イオン性イオウ原子含有樹脂又
はその塩の含有量が10g/lを超えると、耐食性が劣
化する。
樹脂は、より好ましくは分子量500当り、フェニル基
を1〜5個と、水酸基を1〜12個と、イオウ原子を
0.1〜7個と、を含有することである。分子量500
当りフェニル基が1個未満の場合には、耐食性及びすべ
り性が劣化する。一方、分子量500当りフェニル基が
5個を超える場合には、水溶性及び塗膜密着性が劣化す
る。また、分子量500当り水酸基が1個未満の場合に
は、塗膜密着性及び金属表面処理液中への水溶性が劣化
する。一方、分子量500当り水酸基が12個を超える
場合には、耐食性及びすべり性が劣る。更に、分子量5
00当り陽イオン性イオウ原子が0.1個未満の場合に
は、塗膜密着性及び金属表面処理液中への水溶性が劣化
する。一方、分子量500当り陽イオン性イオウ原子が
7個を超えると、耐食性が劣る。
有樹脂の例を下記に示す。
膜密着性が向上する。また、上記化3の化合物中のフェ
ニル基の部位によって、皮膜の耐沸水黒変性、すべり性
が向上する。更に上記化3の化合物中のイオウ原子によ
って、皮膜の金属に対する付着性が向上する。更に、上
記化3の化合物中のイオウ原子がイオン化するので、処
理浴が安定になる。ここで、耐沸水黒変性とは、食缶
(アルミ)において、殺菌のために行う水道水等による
沸水処理時に、未塗装部の素地が水中の金属と作用して
黒色化する現象をいう。
る重金属は、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)、
モリブデン(Mo)、タングステン(W)、ニオブ(N
b)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、マンガン
(Mn)、タンタル(Ta)の少なくとも1種である。
好ましくは、重金属は、ジルコニウム(Zr)、チタン
(Ti)、ニオブ(Nb)、マンガン(Mn)、タンタ
ル(Ta)である。上記重金属の供給源は、上記重金属
の錯フッ化物が好ましく、その他硝酸塩、リン酸塩等が
挙げられる。
重金属の錯フッ化物の含有量は、0.01〜10g/l
が好ましい。重金属の錯フッ化物の含有量が0.01g
/l未満の場合には、耐食性が劣化する。一方、重金属
の錯フッ化物の含有量が10g/lを超える場合にも、
耐食性が劣化する。
性向上のために更にリン酸又はリン酸塩を含有してもよ
い。リン酸又はリン酸塩としては、H3 PO4 、Na3
PO4 、Na2 HPO4 、NaH2 PO4 、(NH4 )
3 PO4 等が挙げられる。上記金属表面処理組成物に対
してリン酸又はリン酸塩の含有量は、20g/l未満が
好ましい。より好ましくは、0.05〜0.1g/lで
ある。リン酸又はリン酸塩の含有量が20g/l以上で
は、塗膜密着性が劣化する。
に応じて、以下のエッチング剤やエッチング助剤を含有
してもよい。
の塩が挙げられる。そして、このエッチング剤は、適宜
金属表面処理組成物に対して0.005〜0.5g/l
含有してもよい。エッチング剤の含有量が0.005g
/l未満の場合には、エッチング性が不足し、塗装下地
用皮膜が十分に金属表面に形成されない。一方、エッチ
ング剤の含有量が0.5g/lを超えると、エッチング
が過多になるという問題がある。
2 O2 )及び/又は亜硝酸(HNO2 )、及びその塩、
HBF4 が挙げられる。そして、このエッチング助剤の
過酸化水素(H2 O2 )及び/又は亜硝酸(HN
O2 )、及びその塩は、適宜金属表面処理組成物に対し
て0.005〜5g/l含有してもよい。上記エッチン
グ助剤の含有量が0.005g/l未満の場合には、耐
食性が劣化する。一方、上記エッチング助剤の含有量が
5g/lを超えても、耐食性が劣化する。また、HBF
4 は、適宜金属表面処理組成物に対して0.003〜
0.2g/l含有してもよい。HBF4 の含有量が0.
003g/l未満の場合には、耐食性が劣化する。一
方、HBF4 の含有量が0.2g/lを超えても、耐食
性が劣化する。
範囲であり、好ましくは2.5〜3.0の範囲である。
本発明の組成物と金属素材とを接触させる温度は、常温
から約90℃の範囲の温度、好ましくは約35〜65℃
の範囲の温度である。一般には、金属素材と本発明の組
成物との接触時間は、高温程短くなる。
約5分間、好ましくは10秒〜約60秒間本発明の組成
物と接触させるのが一般的である。浸漬法の場合には、
これより長い接触時間を要するのが一般的である。本発
明の組成と金属素材とを接触させるには、処理液組成物
と金属素材とを接触させる既知の方法を用いて行うこと
ができる。その例を挙げれば、スプレー法、浸漬法、フ
ローコート法、ローラーコート法である。本発明におい
ては金属素材と本発明の組成物とを完全に接触させるこ
とが重要である。スプレー法は、本発明の組成物と金属
素材とを接触させる好ましい方法である。
後、皮膜化成処理された金属素材の水洗を行えば、化成
皮膜とならなかった本発明の処理液組成物を除去できる
ため均一な皮膜を得ることが可能である。本発明によれ
ば、無機−有機化成皮膜を一段処理で得られることがで
きる。一段処理法は、多段処理法に比べて多くの利点を
有する。
素材は、次いで、乾燥される。皮膜処理された金属素材
は、180℃から240℃の範囲の温度で乾燥すること
ができる。約180℃未満の温度では、皮膜処理された
アルミニウム素材の耐食性及び塗膜密着性が低下する。
下に示す。
オブ、マンガン、タンタルの少なくとも1種であること
を特徴とする金属表面処理組成物である。
くとも1つが、上記の化1に示す構造を有することを特
徴とする金属表面処理組成物である。
くとも1つは、上記化2に示すいずれかの構造であるこ
とを特徴とする金属表面処理組成物である。
リ土類金属塩、アンモニウム塩の少なくとも1つである
ことを特徴とする金属表面処理組成物である。
〜10000であることを特徴とする金属表面処理組成
物である。
その塩の含有量は、0.01〜10g/lであることを
特徴とする金属表面処理組成物である。
その塩の含有量は、0.1〜5g/lであることを特徴
とする金属表面処理組成物である。
ことを特徴とする金属表面処理組成物である。
属の供給源は、その重金属の錯フッ化物、硝酸塩、リン
酸塩であることを特徴とする金属表面処理組成物であ
る。
の錯フッ化物の含有量は、0.01〜10g/lである
ことを特徴とする金属表面処理組成物である。
ることを特徴とする金属表面処理組成物である。
塩は、H3 PO4 、Na3 PO4 、Na2 HPO4 、N
aH2 PO4 、(NH4 )3 PO4 であることを特徴と
する金属表面処理組成物である。
又はリン酸塩の含有量は、0〜20g/lであることを
特徴とする金属表面処理組成物である。
ていることを特徴とする金属表面処理組成物である。
具体的に説明する。
アルミニウム合金板をDI加工等して得られた成型缶。
て表面処理を行った被処理物を沸騰水道水中に30分間
浸漬した後の外観評価を次の基準で行った。
化成処理を行った被処理物を「HEIDON−14型」
試験機で荷重50g、触針速度300mm/min.で
動摩擦係数を求めた。
mmg/m2 /EB−69−002N 60mmg/
m2 )を被処理物に塗装する。そしてこの塗装された被
処理物を、ウェッジベンディング加工し、折れ曲り部を
ニチバン製セロテープによりテープ剥離した時の塗膜剥
離評価を次の基準で行った。
缶を酸性脱脂剤(「サーフクリーナーNHC250」、
日本ペイント(株)製)30g/lを用いて脱脂した
(75℃、60秒スプレー)後、水洗して、リン酸ジル
コニウム系処理剤(「アルサーフ 440」、日本ペイ
ント(株)製)を20g/lに希釈した水溶液に表1に
示す水溶性の樹脂A−1を0.2g/l溶かして処理液
を作成し、その処理液を用いて、50℃で20秒間スプ
レー処理を行った。処理した後、水道水で水洗し、次い
で180℃で30分間加熱乾燥を行った。その評価結果
を表3に示す。
例2〜11及び比較例1〜8は、水溶性の樹脂(表1に
示した)と重金属の錯フッ化物とを下記の表2に示す配
合量で含有する金属表面処理組成物であって、これらの
金属表面処理組成物を上記実施例1に準じて、金属表面
処理を行った。その評価結果を表3に示す。
剤、日本ペイント(株)製
れば、耐沸水黒変性、すべり性、上塗塗膜密着性のいず
れの性能も従来のものに比べ向上していることが判明し
た。
理組成物によれば、重金属又はその塩からなる無機皮膜
によって透水性が抑制されるので、耐食性が向上する。
また、樹脂又はその塩中のイオウ原子は、(重)金属に
配位するので、上記無機皮膜は、そのイオウ原子を介し
て相互に連結させる。従って、無機皮膜の凝集破壊を防
止することができ、ほぼ均一な塗装下地用皮膜を金属表
面に形成することができる。このため、塗装下地用皮膜
と上塗塗膜との塗膜密着性が向上する。ここで、塗装下
地用皮膜とは、金属表面に形成された樹脂又はその塩に
よって連結された上記無機皮膜からなる皮膜をいう。更
に、上記樹脂が塗装下地用皮膜表面にほぼ均一に存在す
るので、摩擦抵抗を下げることができ、すべり性を向上
させることができる。
によれば、従来に比べ著しく耐食性や塗膜密着性を改善
することができ、更に摩擦抵抗性を付与することができ
る。また、本発明に係る金属表面処理組成物によれば、
アルミニウム又はその合金を用いて食缶を製造する場合
には、ジャミング防止することができ、コイルコーティ
ングにおいては、潤滑性を付与することができる。
缶、自動車のボディー、鋼板のコイルコーティング、建
材等の金属表面処理に用いることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 陽イオン性イオウ原子を少なくとも1つ
含む水溶性、水分散性又はエマルジョン性の樹脂を含有
することを特徴とする金属表面処理組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の金属表面処理組成物に
おいて、 前記樹脂は、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタ
ン系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
フェノール系樹脂の少なくとも1種の樹脂骨格を有する
化合物であることを特徴とする金属表面処理組成物。 - 【請求項3】 請求項1に記載の金属表面処理組成物に
おいて、 前記樹脂は、分子量500当り、フェニル基を1〜5個
と、水酸基を1〜12個と、陽イオン性イオウ原子を
0.1〜7個と、を含有することを特徴とする金属表面
処理組成物。 - 【請求項4】 請求項1に記載の金属表面処理組成物に
おいて、 更に、重金属又はその塩を含有することを特徴とする金
属表面処理組成物。 - 【請求項5】 請求項4に記載の金属表面処理組成物に
おいて、 前記重金属は、ジルコニウム、チタン、モリブデン、タ
ングステン、ニオブ、ニッケル、コバルト、マンガン、
タンタルの少なくとも1種であることを特徴とする金属
表面処理組成物。 - 【請求項6】 陽イオン性イオウ原子を少なくとも1つ
含む水溶性、水分散性又はエマルジョン性の樹脂を含有
する金属表面処理組成物を金属表面に接触させ、その後
水洗、乾燥させることを特徴とする金属表面処理方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31236795A JP3881392B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 |
DE69616066T DE69616066T2 (de) | 1995-07-10 | 1996-07-09 | Metalloberflächenbehandlung, verfahren dafür und obeflächenbehandeltes metallisches material |
CA 2226524 CA2226524A1 (en) | 1995-07-10 | 1996-07-09 | Metal surface treatment agent and method and metallic materials treated with the same |
PCT/JP1996/001902 WO1997003226A1 (fr) | 1995-07-10 | 1996-07-09 | Traitements de surface de metaux, procede de traitement de surface de metaux et materiau metallique ayant subi un traitement de surface |
EP96922270A EP0838537B1 (en) | 1995-07-10 | 1996-07-09 | Metal surface treatments, method for treating metal surface, and surface-treated metallic material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31236795A JP3881392B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151336A true JPH09151336A (ja) | 1997-06-10 |
JP3881392B2 JP3881392B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=18028411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31236795A Expired - Lifetime JP3881392B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-11-30 | 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3881392B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003526013A (ja) * | 2000-03-04 | 2003-09-02 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 金属表面の防錆方法 |
JP2008101266A (ja) * | 2005-11-16 | 2008-05-01 | Kobe Steel Ltd | 表面安定性に優れたアルミニウム合金材 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31236795A patent/JP3881392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003526013A (ja) * | 2000-03-04 | 2003-09-02 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 金属表面の防錆方法 |
JP2008101266A (ja) * | 2005-11-16 | 2008-05-01 | Kobe Steel Ltd | 表面安定性に優れたアルミニウム合金材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3881392B2 (ja) | 2007-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1433876B1 (en) | Chemical conversion coating agent and surface-treated metal | |
JP4276530B2 (ja) | 化成処理剤及び表面処理金属 | |
JPH0873775A (ja) | 耐指紋性、耐食性、塗装密着性にすぐれた皮膜形成用金属表面処理剤および処理方法 | |
JPS6022067B2 (ja) | 金属表面の皮膜形成方法 | |
EP1433877A1 (en) | Pretreatment method for coating | |
JPH07310189A (ja) | アルミニウム含有金属材料用表面処理組成物および表面処理方法 | |
JP2003522833A (ja) | 防錆剤及び金属表面の防錆方法 | |
JP4113309B2 (ja) | 耐食性に優れた金属材料用表面処理剤および金属材料の表面処理方法 | |
JP3871361B2 (ja) | 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 | |
US5296052A (en) | Surface treatment chemicals and bath for aluminum or its alloy and surface treatment method | |
JP3325366B2 (ja) | マグネシウム含有金属用化成処理液組成物、化成処理方法、および化成処理された材料 | |
JP2004533542A5 (ja) | ||
MXPA98000581A (en) | Composition and process for treating metal surface aluminife | |
JPH05214266A (ja) | 自己析出型水性コーティング組成物 | |
JP3139795B2 (ja) | 複合皮膜形成用金属表面処理剤 | |
JPH101782A (ja) | 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料 | |
TW498111B (en) | Phosphate-treated galvanized steel sheet excellent in corrosion resistance and paintability | |
JP3983386B2 (ja) | クロメート防錆処理剤 | |
JPH05214265A (ja) | 自己析出型水性被覆組成物 | |
KR19980033026A (ko) | 아크릴수지함유 금속표면처리 조성물, 처리방법 및 처리금속재료 | |
JP3881392B2 (ja) | 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 | |
JP3789553B2 (ja) | 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料 | |
JPH06146003A (ja) | 耐食性・塗装性に優れた表面処理金属材 | |
JP5300113B2 (ja) | 金属表面処理剤、金属表面処理剤を用いた金属表面処理方法及び表面処理を行った鉄部品 | |
JPH11106939A (ja) | アクリル樹脂含有金属表面処理組成物、処理方法及び処理金属材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050419 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061110 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |