JPH09151237A - 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物およびその用途 - Google Patents

活性エネルギー線硬化性樹脂組成物およびその用途

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JPH09151237A
JPH09151237A JP33601495A JP33601495A JPH09151237A JP H09151237 A JPH09151237 A JP H09151237A JP 33601495 A JP33601495 A JP 33601495A JP 33601495 A JP33601495 A JP 33601495A JP H09151237 A JPH09151237 A JP H09151237A
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JP
Japan
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resin composition
active energy
curable resin
energy ray
fatty acid
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Pending
Application number
JP33601495A
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English (en)
Inventor
Masami Shinohara
雅美 篠原
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線や電子線等の活性エネルギー線を照射
することにより、可撓性、基材への接着性、耐溶剤性、
光沢性に優れた硬化膜を与えることができる活性エネル
ギー線硬化性組成物を提供する。 【解決手段】 一般式(1)で表される不飽和脂肪酸ま
たはその誘導体をエポキシ化して得られるエポキシ化合
物(a)99.9〜0.1重量%、脂環式エポキシ基を
1個以上有するエポキシ樹脂(b)0.1〜99.9重
量%、および(a)成分と(b)成分の合計100重量
部に対し光重合開始剤(c)0.1〜20重量部からな
ることを特徴とする活性エネルギー線硬化性樹脂組成物
およびそれからなるコーティング剤。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線や電子線等
の活性エネルギー線を照射することにより、可撓性、基
材への接着性、耐溶剤性、光沢性に優れた硬化膜を与え
ることができる活性エネルギー線硬化性組成物に関す
る。本発明の硬化性樹脂組成物は、インキ、プラスチッ
ク塗料、紙印刷、フィルムコーティング、金属コーティ
ング、家具の塗装などの種々のコーティング分野、ライ
ニング、接着剤、さらにはエレクトロニクス分野におけ
る絶縁ワニス、絶縁シート、積層板、プリント基盤、レ
ジストインキ、半導体封止材などの多くの分野に応用が
可能である。
【0002】
【従来の技術】紫外線や電子線等の活性エネルギー線を
照射することにより硬化する活性エネルギー線硬化性樹
脂組成物は、印刷関係、塗料関係、電気絶縁関係など種
々の用途に開発され実用的に使用されている。その利点
として(1)無溶剤で低公害型である、(2)硬化速度
が極めて速く製品の生産性が高い、(3)固形分として
硬化するので硬化前後における体積変化が極めて小さ
い、(4)素材による熱損失、または素材に対する熱影
響がないためプラスチック、紙、無機質素材などの塗
料、接着剤にも種々開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塗料、インキ、接着剤
などに汎用されている活性エネルギー線硬化性樹脂とし
て、エポキシ樹脂のエポキシ基にアクリル酸やメタクリ
ル酸を開環反応させたエポキシ(メタ)アクリレート樹
脂がある。しかしながら、このエポキシ(メタ)アクリ
レート樹脂は、硬くて脆いだけでなく、硬化時の収縮が
大きいという欠点を有している。例えば、紙印刷用のイ
ンキとして用いた場合、印刷後の紙面を折り曲げたりす
るとインキ部分に亀裂が生じるという問題が起こる。ま
た、鉄やアルミニウムなどの金属上の塗料に利用した場
合、塗料を塗布した金属板を折り曲げ加工すると、塗膜
が割れてしまい、加工できなかったり、鉄やアルミニウ
ムなどの金属上に塗布しても接着性が良くないことがあ
る。他方、活性エネルギー線硬化性エポキシ樹脂は、ラ
ジカル重合型の感光性樹脂のように硬化に際して酸素の
影響を受けることがなく、また、光感度や接着性が、ラ
ジカル重合型の樹脂より優れているものの、多くの場
合、耐溶剤性、耐熱性、耐水性、可撓性が充分でなく、
実用に耐え得ないのが現状である。本発明は、このよう
な活性エネルギー線硬化型エポキシ(メタ)アクリレー
ト樹脂や活性エネルギー線硬化性エポキシ樹脂にみられ
る欠点を改良して、可撓性、接着性、耐溶剤性に優れた
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式(1)で表される不飽和脂肪酸またはその誘導体をエ
ポキシ化して得られるエポキシ化合物(a)99.9〜
0.1重量%、脂環式エポキシ基を1個以上有するエポ
キシ樹脂(b)0.1〜99.9重量%、および(a)
成分と(b)成分の合計100重量部に対し光重合開始
剤(c)0.1〜20重量部からなることを特徴とする
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物およびそれからなる
コーティング剤に関する。以下、本発明を詳しく説明す
る。
【0005】
【化3】
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における成分(a)は、い
ずれも一般式(1)で表される不飽和脂肪酸またはその
誘導体をエポキシ化して得られるエポキシ化合物であ
り、一般式(1)で表される不飽和脂肪酸またはその誘
導体を酸化剤によりエポキシ化することによって容易に
得ることができる。式中のR1およびR2が表すアルキル
基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基等が挙げられ、R2が表す
炭素数1〜10のアルケニル基およびアルコキシシリル
基のアルキコシ基としては、前記アルキル基に対応する
基が各々例示される。中でもR1としては炭素数2〜5
のアルキル基が好ましく、R2としてはエチル基が好ま
しい。
【0007】一般式(1)で表される不飽和脂肪酸およ
びその誘導体の好ましいものとしては不飽和脂肪酸とし
ての炭素数が16〜22の範囲のものであり、特に好ま
しいものとしては炭素数が20〜22のものであり、更
にはxが4〜6、yが1〜7のものである。具体的に
は、炭素数16のヘキサデカトリエン酸(6,10,1
4−ヘキサデカトリエン酸、6,9,12−ヘキサデカ
トリエン酸、7,10,13−ヘキサデカトリエン
酸)、ヘキサデカテトラエン酸、炭素数18のオクタデ
カテトラエン酸(4,8,12,15−オクタデカテト
ラエン酸)、炭素数21のヘンエイコサペンタエン酸
(6,9,12,15,18−ヘンエイコサペンタエン
酸)、炭素数20のエイコサテトラエン酸(5,8,1
1,14−エイコサテトラエン酸、4,8,12,16
−エイコサテトラエン酸)、エイコサペンタエン酸
(5,8,11,14,17−エイコサペンタエン酸、
4,8,12,15,18−エイコサペンタエン酸)、
炭素数22のドコサテトラエン酸(10,13,16,
19−ドコサテトラエン酸)、ドコサペンタエン酸
(7,10,13,16,19−ドコサペンタエン
酸)、ドコサヘキサエン酸(4,7,10,13,1
6,19−ドコサヘキサエン酸、4,8,12,15,
18,21−ドコサヘキサエン酸、4,8,11,1
4,17,20−ドコサヘキサエン酸)の各不飽和脂肪
酸またはその誘導体が例示される。これらは、魚油等の
天然油脂から得られ、高純度品、これらの混合物、ある
いはこれらの不飽和脂肪酸やその誘導体を含有する蒸留
残留物のいずれにおいても用いることができる。
【0008】用いる酸化剤としては、不飽和結合をエポ
キシ化でき、工業的に製造可能なものであれば特に制限
は無く、過酢酸、過ギ酸、過プロピオン酸、過安息香酸
等の有機過酸、t−ブチルハイドロパーオキシド、クミ
ルハイドロパーオキシド、テトラリルハイドロパーオキ
シド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキシド類
のハイドロパーオキシド類、過酸化水素等を例として挙
げることができる。
【0009】エポキシ化の際には必要に応じて触媒を用
いることができる。例えば、過酸の場合、炭酸ソーダな
どのアルカリや硫酸などの酸を触媒として用いる。ま
た、ハイドロパーオキサイド類の場合、タングステン酸
と苛性ソーダの混合物を過酸化水素と、あるいは有機酸
を過酸化水素と、あるいはモリブデンヘキサカルボニル
をt−ブチルハイドロパーオキサイドと併用して触媒効
果を得ることができる。
【0010】一般式(1)で表される不飽和脂肪酸また
はその誘導体中の二重結合に対する酸化剤の使用モル比
は、理論的には1であるが、実際には0.01〜10の
範囲、好ましくは0.05〜2の範囲である。モル比が
10より大きい場合は、不飽和脂肪酸およびその誘導体
中の二重結合の転化率及び反応時間の短縮の点で好まし
いが、過剰の酸化剤による副反応や酸化剤の選択率及び
未反応の酸化剤の回収に多大な費用を要するため、好ま
しくない。逆にモル比が0.05未満の場合、酸化剤の
転化率、選択率、酸化剤による生成物の副反応を防ぐと
いう点で好ましいが、エポキシ基導入率が低すぎ、また
未反応不飽和脂肪酸およびその誘導体の回収に多大な費
用を要する等の欠点がある。
【0011】またエポキシ化の際、酸化剤の使用量を変
更し、あるいは反応時間を変更し過剰の酸化剤を失活処
理することにより、エポキシ化率、エポキシ基数を自由
にコントロールすることができる。最終的な接着剤、シ
ーラント、またはコーティングが硬化後、特に非常に可
撓性かつ弾性を必要とする場合には、二重結合を残存さ
せたものが有用である。
【0012】エポキシ化の反応温度は、エポキシ化反応
が酸化剤の分解反応に優先するような上限値以下で行
い、例えば、過酢酸を使用する場合は、70℃以下、t
−ブチルハイドロパ−オキシドを使用する場合には、1
50℃以下が好ましい。反応温度が低いと、反応完結に
長時間を要するので、過酢酸を使用する場合およびt−
ブチルハイドロパ−オキシドを使用する場合は、共に2
0℃以上で行うことが好ましい。
【0013】反応には溶媒を使用しなくてもよいが、酸
化剤の希釈による安定化などのため、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族類、クロロホルム、ジメチルク
ロライド、四塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン化
物、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル化合物、アセ
トン、メチルイソブチルケトン等のケトン化合物、1,
2−ジメトキシエタン等のエ−テル化合物等を用いるこ
とができる。また、反応途中は、原料および製品の着色
を防ぐため、窒素雰囲気下で行うことが好ましい。
【0014】反応で得られたエポキシ化合物の生成粗液
は、酸化剤として有機酸を用いる場合、生成物のエポキ
シ基の開環を防ぐために、反応粗液を水洗、あるいは中
和して低沸成分を除去する方が好ましい。中和に用いる
アルカリ水溶液としては、例えばNaOH、KOH、K
2CO3、NaCO3、NaHCO3、NH3等のような水
溶液を使用することができ、その際その濃度は広い範囲
内で自由に使用することができる。中和した後、水洗せ
ずに低沸分を除去し製品化すると、製品中に中和塩が残
存することになるので、中和後に水洗することが好まし
い。中和あるいは水洗を行った反応粗液から低沸分を除
去するには、薄膜式蒸発器を用いることが好ましい。
【0015】こうして得られる成分(a)のエポキシ化
合物に含まれるオキシラン酸素濃度としては1〜22重
量%であり、好ましくは6〜16重量%である。オキシ
ラン酸素濃度が、1重量%より小さい場合は、硬化させ
たときに架橋間密度が上がらず強度が不十分となり、一
方22重量%より大きい場合には、得られる塗膜の耐衝
撃性が充分でなくなる。
【0016】成分(b)の脂環式エポキシ基を1個以上
有するエポキシ樹脂としては、例えば下記式(2)で示
されるものが挙げられる。
【0017】
【化4】
【0018】本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成
物において好適に利用される前記式(2)で表示される
脂環式エポキシ基1個以上を有するエポキシ樹脂(b)
としては、例えば、m=1のものとして式(3)で示さ
れる3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキサンカルボキシレート及びそのカプ
ロラクトン変性物や、式(4)、(5)で表示される
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレートのトリメチルカプ
ロラクトン変性物、および式(6)、(7)で示される
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレートのバレロラクトン
変性物等が挙げられる。
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】なお、上記式(3)で表示される3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレートおよびそのカプロラクトン
変性物は、例えば、特開平4−36263号公報に示さ
れているように、1,2,5,6−テトラヒドロベンジ
ル−1,2,5,6−テトラヒドロベンゾエートもしく
はラクトン変性した1,2,5,6−テトラヒドロベン
ジル−1,2,5,6−テトラヒドロベンゾエートをエ
ポキシ化することによって得られる。また、これらの市
販品としては、例えば、ダイセル化学工業(株)製セロ
キサイド2021、セロキサイド2021P、セロキサ
イド2081、セロキサイド2083、セロキサイド2
085などがあり、それらを使用することができる。さ
らに式(3)で表される組成物は1種類のみ、または2
種類以上を同時に用いてもよい。また、アジピン酸エス
テル系の脂肪族環状エポキシ樹脂であるユニオンカーバ
イド(株)製ERL4289、ERL4299なども、
本発明の脂環式エポキシ基を1個以上有するエポキシ樹
脂組成物として使用することができる。
【0025】式(2)で表示される脂環式エポキシ基を
1個以上有するエポキシ樹脂(b)におけるm=2の例
は、式(8)、(9)で示される脂環式エポキシ樹脂組
成物などを挙げることができる。式(8)で示される脂
環式エポキシ樹脂組成物は、特開平4−69360号公
報に示されているテトラヒドロ無水フタル酸にテトラヒ
ドロベンジルアルコールをエステル化して得られる化合
物もしくはこれのラクトン変性物をエポキシ化すること
によって得られる。また、これらの市販品としては、例
えば、ダイセル化学工業(株)製エポリードGT30
0、エポリードGT301、エポリードGT302など
が有り、これらを使用することができる。
【0026】
【化10】
【0027】
【化11】
【0028】式(2)で表示される脂環式エポキシ基を
1個以上有するエポキシ化合物におけるm=4の例は、
式(10)で示される脂環式エポキシ樹脂組成物などを
挙げることができる。式(10)で示される脂環式エポ
キシ樹脂組成物は、特開平4−69360号公報に示さ
れている合成法によって合成することができる。また、
これらの市販品としては、例えば、ダイセル化学工業
(株)製エポリードGT400、エポリードGT40
1、エポリードGT403などが有り、これらを使用す
ることができる。
【0029】
【化12】
【0030】あるいは成分(b)のエポキシ樹脂とし
て、式(11)〜(16)で表される化合物を使用する
ことができる。さらに、分子内に(メタ)アクリル基と
脂環式エポキシ基を同時に有するエポキシ樹脂を用いて
もよい。具体的には式(17)〜(32)で表される樹
脂を挙げることができる。上記の脂環式エポキシ基を1
個以上有するエポキシ樹脂組成物をそれぞれ単独で用い
ても、2種以上を同時に用いてもよい。
【0031】
【化13】
【0032】
【化14】
【0033】
【化15】
【0034】
【化16】
【0035】
【化17】
【0036】
【化18】
【0037】
【化19】
【0038】
【化20】
【0039】
【化21】
【0040】
【化22】
【0041】
【化23】
【0042】
【化24】
【0043】
【化25】
【0044】
【化26】
【0045】
【化27】
【0046】
【化28】
【0047】
【化29】
【0048】
【化30】
【0049】
【化31】
【0050】
【化32】
【0051】
【化33】
【0052】
【化34】
【0053】成分(b)の配合量は、成分(a)と成分
(b)の合計100重量%に対し0.1〜99重量%で
あり、好ましくは、1〜90重量%であり、特に好まし
くは30〜70重量%の範囲である。
【0054】本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成
物のもう1つの必須成分(c)である光重合開始剤は、
光照射によりカチオン、ラジカルを発生するものであれ
ば、特に制限はない。
【0055】本発明に用いられる光カチオン重合開始剤
としては、例えば式(33)、(34)で示されるよう
なジアゾニウム塩や、式(35)、(36)、(3
7)、(38)で示されるようなスルホニウム塩や、式
(39)で示されるようなヨードニウム塩や、式(4
0)、(41)、(42)で示されるような金属化合物
などがある。これらの光重合開始剤は単独で使用しても
混合して使用してもよい。
【0056】
【化35】
【0057】
【化36】
【0058】
【化37】
【0059】
【化38】
【0060】
【化39】
【0061】
【化40】
【0062】
【化41】
【0063】
【化42】
【0064】
【化43】
【0065】
【化44】
【0066】また、本発明に用いられる光ラジカル開始
剤の例としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインブチルエー
テル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルジメ
チルケタールなどのベンゾイン系開始剤、4−フェノキ
シジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロ
アセトフェノン、4−t−ブチル−トリクロロアセトフ
ェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−
(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オ
ン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル−(2
−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4
−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパン
−1などのアセトフェノン系開始剤、ベンゾフェノン、
ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−
フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、
アクリル化ベンゾフェノン、3,3−ジメチル−4−メ
トキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系開始剤、
チオキサントン、2−メチルチオキサントン、イソプロ
ピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、メチルフ
ェニルグリオキシレート、ベンジルなどの開始剤が挙げ
られる。これらの光重合開始剤をそれぞれ単独で用いて
も、2種以上混合して用いてもよい。
【0067】成分(c)の添加配合量は、成分(a)と
成分(b)の合計100重量部に対して0.1〜20重
量部であり、好ましくは1〜10重量部の範囲である。
またこれらの光重合開始剤は、光ラジカル開始剤、光カ
チオン開始剤をそれぞれ単独で用いても、あるいは併用
して用いてもよい。
【0068】また、この活性エネルギー線硬化性樹脂組
成物には、必要に応じて成分(b)以外のエポキシ基を
1個以上有する樹脂や重合性モノマーを添加することが
できる。成分(b)以外のエポキシ基を1個以上有する
樹脂の例としては、式(43)、式(44)、で示され
るアリルグリシジルエーテルなどの化合物、式(45)
で示されるグリシジルスチリルエーテルなどが例示され
る。さらに、ジシクロペンタジエンモノオキシド、ジシ
クロペンタジエンジオキシド、4−ビニルシクロヘキセ
ン−1−オキシド、5−ビニルビシクロ(2.2.1)
ヘプト−2−エン−2−オキシド、リモネンモノオキシ
ド、リモネンジオキシド、トリビニルシクロヘキサンモ
ノオキシド、ジビニルベンゼンモノオキシド、ブタジエ
ンモノオキシド、3,4−シクロヘキシルメタノール、
1,2−エポキシ−9−デセンも用いることができる。
また、式(46)で表される長鎖アルキル基を持つ化合
物も用いることができる。これらの市販品としては、例
えば、ダイセル化学工業(株)製AOE X24、AO
E X68、AOE Y08などが有り、これらを使用
することができる。さらにエチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド、シクロヘキシルオキシド、スチレンオキシ
ド、ビニルシクロヘキセンジオキシドを用いることがで
きる。
【0069】
【化45】
【0070】
【化46】
【0071】
【化47】
【0072】
【化48】
【0073】重合性モノマーの例としては、アクリル酸
エステルやメタクリル酸エステル化合物、スチレンなど
のビニル芳香族化合物、アミド系不飽和化合物などで代
表されるラジカル重合性二重結合を有する化合物であ
る。代表的なアクリル酸エステルやメタクリル酸エステ
ルは以下のようなものがある。メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート
などの(メタ)アクリル酸アルキルエステル類、2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートなどの水酸基を有する(メタ)
アクリル酸エステル類、メトキシジエチレングリコール
(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール
(メタ)アクリレート、イソオクチルオキシジエチレン
グリコール(メタ)アクリレート、フェノキシトリエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリ
エチレングリコール(メタ)アクリレートなどの(メ
タ)アクリレート類、1,6−ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレートなどの3官能(メタ)アクリル酸エステル
類などが使用される。
【0074】重合性オリゴマーの例としては、ポリエス
テルポリオールの(メタ)アクリル酸エステル類、ポリ
エーテルポリオールの(メタ)アクリル酸エステル類、
ポリエポキシと(メタ)アクリル酸との付加物およびポ
リオールにポリイソシアネートを介してヒドロキシ(メ
タ)アクリレートを導入した樹脂などが挙げられる。
【0075】これらのエポキシ基を1個以上有する樹脂
や重合性モノマーおよびオリゴマーは、成分(a)と成
分(b)の合計100重量部に対し0〜50重量部の範
囲で添加することができる。添加量が50重量部を越え
ると硬化後の塗膜物性、すなわち可撓性、接着性などが
劣るようになる。
【0076】さらにこの活性エネルギー線硬化性樹脂組
成物には、必要に応じてレベリング剤、消泡剤、紫外線
吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、顔料、増粘剤、沈降防
止剤、帯電防止剤、防曇剤、有機溶剤などを添加するこ
ともできる。
【0077】本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成
物は、これら必須成分および必要に応じて配合される成
分を公知の方法で配合し、混合することにより調製する
ことができる。
【0078】本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成
物をコーティング材として用いる場合の塗布方法として
は、ハケ塗り、スプレーコート、ディップコート、スピ
ンコート、カーテンコートなどの方法が用いられる。活
性エネルギー線としては、高圧水銀ランプ、メタルハラ
イドランプなどを用いて、100〜400nmの紫外線
を照射する。照射する雰囲気は、空気中でも、窒素、ア
ルゴンの不活性ガス中でもよい。
【0079】
【実施例】次に、実施例、比較例を挙げて本発明につい
て説明する。なお、実施例、比較例中の(部)はすべて
(重量部)を意味する。また、実施例、比較例中の測定
評価は次のような方法で行った。
【0080】(1)密着性:硬化皮膜に1mm間隔で基
材まで到達するクロスカットを入れ、1mm2の碁盤目
を100個作り、その上にセロファンテープを貼り付け
てから急激に剥がし、剥離した碁盤目の数により、5:
剥離数0、4:剥離数1〜25個、3:剥離数25〜5
0個、2:剥離数50〜75個、1:剥離数75〜10
0個、により表示した。なお基材は、(1)A1:リン酸
クロム処理したアルミニウム板および(2)Steel:
未処理品(SPCC)を用いた。 (2)鉛筆硬度:JIS規格に準じて行った。ただし、
基材はリン酸クロム処理したアルミニウム板を用いた。 (3)耐屈曲性:屈曲試験器を用いてJIS規格に準じ
て屈曲試験を行い、目視によって塗膜の割れ、はがれを
調べた。なお、心棒の直径は2mmで、試験板としてリ
ン酸クロム処理したアルミニウム板を用いた。評価結果
は、5:割れ、はがれともなし、4:少し割れを生じて
いた、3:割れを生じていた、2:少しはがれていた、
1:はがれていた、により表示した。 (4)耐溶剤性:キシレンをしみこませたコットンで塗
膜表面を10回こすり、表面を観察した。評価結果を、
5:外観変化なし、4:少し白くなっていた、3:白く
なっていた、2:かなり白くなっていた、1:白くな
り、はがれていた、により表示した。
【0081】(合成例1)2リットルのジャケット付フ
ラスコにドコサヘキサエン酸エチルエステル(GC純度
70%;魚油より有効成分蒸留後の残査)300g(ヨ
ウ素価:373)、酢酸エチル300gを仕込み、窒素
ガスを吹き込みながら、反応系内の温度を40℃になる
ように約3時間かけて過酢酸/酢酸エチル溶液1267
g(過酢酸濃度:29.1重量%)を滴下した。過酢酸
/酢酸エチル溶液の滴下終了後、40℃で2時間熟成し
反応を終了した。40℃で粗液を水洗し、70℃/10
mmHgで脱低沸を行い、エポキシ化ドコサヘキサエン
酸エチルエステル340gを得た。得られた製品の性状
は、オキシラン酸素濃度15重量%、粘度600cP/
25℃であり、1H−NMRからδ5.3〜5.7付近
の二重結合に由来するピークが消失し、δ2.9〜3.
1付近にエポキシ基に由来するプロトンのピークの生成
が確認された。
【0082】(合成例2)2リットルのジャケット付フ
ラスコにドコサヘキサエン酸エチルエステル(GC純度
70%;魚油より有効成分蒸留後の残査)550g(ヨ
ウ素価:373)、酢酸エチル550gを仕込み、窒素
ガスを吹き込みながら、反応系内の温度を40℃になる
ように約3時間かけて過酢酸/酢酸エチル溶液805g
(過酢酸濃度:28.7重量%)を滴下した。過酢酸/
酢酸エチル溶液の滴下終了後、40℃で1時間熟成し反
応を終了した。40℃で粗液を水洗し、70℃/10m
mHgで脱低沸を行い、エポキシ化ドコサヘキサエン酸
エチルエステル620gを得た。得られた製品の性状
は、オキシラン酸素濃度6.8重量%、粘度20cP/
25℃であり、1H−NMRからδ2.9〜3.1付近
にエポキシ基に由来するプロトンのピーク、δ5.3〜
5.7付近に残存二重結合に由来するプロトンのピーク
が検出され、分子内にエポキシ基及び不飽和二重結合を
有する化合物が生成していることが確認できた。
【0083】(実施例1〜5,比較例1〜2)表−1の
所定欄に表示した組成(重量部)によるコーティング剤
を、アルミニウム板、スチール板からなるそれぞれの基
材に、膜厚が10μmになるように塗工し、空気中で高
圧水銀ランプを用いて50mJ/cm2の紫外線を照射
して硬化塗膜を形成した。結果を表−1に示す。
【0084】
【表1】
【0085】なお表−1において、 GT300:ダイセル化学工業(株)製エポリードGT
300(式8でn1=n2=0)、 CYM A200:ダイセル化学工業(株)製サイクロ
マー A200(式18でR1=H、R2=CH2)、 CEL2021P:ダイセル化学工業(株)製セロキサ
イド2021P(式3でb=0)、 エポキシアクリレート:ビスフェノールAタイプエポキ
シアクリレート、 FX512:スリーM製FX512(式35及び式36
でR=フェニル基、MXn-=PF6 -の化合物の混合
物)、 Irg.651:チバガイギー製Irg.651(ベン
ジルジメチルケタール)をそれぞれ表示する。
【0086】表−1から明らかなように、本発明の活性
エネルギー線硬化性樹脂組成物を用いることにより、可
撓性や密着性に優れた硬化塗膜が得られる。
【0087】
【発明の効果】本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組
成物は、金属などの表面に塗布し、次いで紫外線や電子
線の輻射線を照射することにより、優れた可撓性(屈曲
性)と密着性を有する硬化皮膜を形成することができ
る。また、本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物
は無溶剤系で使用できるため環境保護の点からも極めて
重要である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07D 303/38 C07D 303/38 303/42 303/42

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表される不飽和脂肪酸ま
    たはその誘導体をエポキシ化して得られるエポキシ化合
    物(a)99.9〜0.1重量%、脂環式エポキシ基を
    1個以上有するエポキシ樹脂(b)0.1〜99.9重
    量%、および(a)成分と(b)成分の合計100重量
    部に対し光重合開始剤(c)0.1〜20重量部からな
    ることを特徴とする活性エネルギー線硬化性樹脂組成
    物。 【化1】
  2. 【請求項2】 光重合開始剤(c)が光カチオン重合開
    始剤または光ラジカル開始剤であることを特徴とする請
    求項1記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 脂環式エポキシ基を1個以上有するエポ
    キシ樹脂(b)が一般式(2)で表される化合物である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の活性エネルギ
    ー線硬化性樹脂組成物。 【化2】
  4. 【請求項4】 不飽和脂肪酸またはその誘導体が、魚油
    を精製して得られる不飽和脂肪酸またはその誘導体であ
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の活性
    エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 エポキシ化合物(a)が、一般式(1)
    のR1がペンチル基、xが4、yが2、R2がエチル基で
    ある不飽和脂肪酸誘導体をエポキシ化して得られるもの
    であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 エポキシ化合物(a)が、一般式(1)
    のR1がエチル基、xが5、yが2、R2がエチル基であ
    る不飽和脂肪酸誘導体をエポキシ化して得られるもので
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の活
    性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 エポキシ化合物(a)が、一般式(1)
    のR1がエチル基、xが5、yが3、R2がエチル基であ
    る不飽和脂肪酸誘導体をエポキシ化して得られるもので
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の活
    性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 エポキシ化合物(a)が、一般式(1)
    のR1がエチル基、xが4、yが7、R2がエチル基であ
    る不飽和脂肪酸誘導体をエポキシ化して得られるもので
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の活
    性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 エポキシ化合物(a)が、一般式(1)
    のR1がエチル基、xが5、yが4、R2がエチル基であ
    る不飽和脂肪酸誘導体をエポキシ化して得られるもので
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の活
    性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 エポキシ化合物(a)が、一般式
    (1)のR1がエチル基、xが6、yが1、R2がエチル
    基である不飽和脂肪酸誘導体をエポキシ化して得られる
    ものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 エポキシ化合物(a)のオキシラン酸
    素濃度が6〜16重量%である請求項1〜10の何れか
    に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかに記載の活性
    エネルギー線硬化性樹脂組成物からなるコーティング
    剤。
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