JPH09150552A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09150552A
JPH09150552A JP7313304A JP31330495A JPH09150552A JP H09150552 A JPH09150552 A JP H09150552A JP 7313304 A JP7313304 A JP 7313304A JP 31330495 A JP31330495 A JP 31330495A JP H09150552 A JPH09150552 A JP H09150552A
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JP
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pixel
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image data
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Pending
Application number
JP7313304A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sasama
和雄 笹間
Koji Tanimoto
弘二 谷本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09150552A publication Critical patent/JPH09150552A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4056Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern the pattern varying in one dimension only, e.g. dash length, pulse width modulation [PWM]

Abstract

(57)【要約】 【課題】処理に時間がかかることなく、濃度を濃くする
ときも白画像にトナーを付着することなく、全体の画像
濃度を変更処理する。 【解決手段】制御部304は、スキャナ140から読み
取った階調画像データをコントロールパネル305上の
モード設定ボタン920で設定される文字モードまたは
写真モードに画像処理部301で加工処理して2値画像
データとしてメモリ303に蓄積し、メモリ303に蓄
積した2値画像データをコントロールパネル305上の
濃度変更ボタン501で操作された変更濃度データに基
づき、レーザプリンタ160の画像処理回路101で上
記文字モードに応じた1画素の立上がりからのパルス
幅、または写真モードに応じた1画素毎の画素中心部を
中心とするパルス幅で半導体レーザを駆動してレーザプ
リンタ160で濃いまたは薄い画像出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばスキャ
ナにより読み取った階調画像データを2値画像データに
変換した後一度メモリに蓄積し、蓄積された2値画像デ
ータをレーザプリンタにより出力する時に全体の画像濃
度を変更することのできるデジタル複写機等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタ等の画像形成装置
は、1ドット記録にて中間調(ハーフトーン)記録は不
可能なため、文字、線図等の階調性がない画像は画像デ
ータを単純2値化し、像形成し、また写真等の階調性を
有する画像については、階調性を保持しつつ2値化する
手法としての組織的ディザ法や面積階調法等を用い像形
成を行っていた。
【0003】また、最近では、レーザプリンタにおいて
は、レーザ駆動パルスのパルス幅を可変として細線の再
現性を高めたり、階調表現を可能とするパルス幅変調法
が提案されている(特願平1−79571号参照)。
【0004】ところで、2値画像データをメモリへ蓄積
するレーザプリンタを有するデジタル複写機において、
スキャナにより読み取った階調画像データを2値画像に
変換した後一度メモリに保存し、保存された2値画像を
レーザプリンタにより出力する時、デジタル複写機の濃
度変更ボタンにより全体の画像濃度を変更する場合、以
下のような方法がとられている。
【0005】1.濃度変更を行わない。(または行うこ
とができない。) 2.レーザプリンタの白/黒最小構成が1画素単位であ
るので、全体を薄くするには黒画素を間引き、濃くする
には黒画素の周辺に黒画素を増やすといった画像処理を
メモリ上ソフトウェア処理で行う。
【0006】3.プロセス条件を変更し全体のトナー付
着量を増減させ濃度を変更する。
【0007】しかしながら、濃度変更ができないこと自
体は欠点であり、ソフトウェア処理では時間がかかると
いう欠点があり、全体の濃度を濃くする場合バックグラ
ウンドの白画像にもトナーが付着してしまうという欠点
があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、2値
画像データをメモリへ蓄積するデジタル複写機におい
て、全体の画像濃度を変更する場合、濃度変更ができな
かったり、ソフトウェア処理では時間がかかったり、全
体の濃度を濃くする際はバックグラウンドの白画像にも
トナーが付着してしまうという問題があった。
【0009】そこで、この発明は、処理に時間がかかる
ことなく、濃度を濃くするときも白画像にトナーを付着
することなく、全体の画像濃度を変更処理することので
きる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、半導体レーザから出力されるレーザビームを用いて
画像を形成する画像形成装置において、2値画像データ
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された2値
画像データから画像を形成する際の濃度を指示する指示
手段と、この指示手段で指示された濃度データと上記記
憶手段に記憶されている2値画像データとから1画素の
多値階調データを発生する発生手段と、この発生手段で
発生された1画素の多値階調データに応じて供給される
画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段とから構成
されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて画像を形成する画
像形成装置において、2値画像データを記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶された2値画像データから画
像を形成する際の濃度を指示する指示手段と、この指示
手段で指示された濃度データを設定する濃度設定手段
と、この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記
憶手段に記憶されている2値画像データとから1画素の
多値階調データを発生する発生手段と、この発生手段で
発生された1画素の多値階調データに応じて上記半導体
レーザの1画素のレーザビーム照射時間を制御する制御
手段と、この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレ
ーザビーム照射時間が制御されて供給される画像形成媒
体に画像を形成する画像形成手段とから構成されてい
る。
【0012】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて画像を形成する画
像形成装置において、2値画像データを記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶された2値画像データから画
像を形成する際の濃度を指示する指示手段と、この指示
手段で指示された濃度データを設定する濃度設定手段
と、この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記
憶手段に記憶されている2値画像データとから、全体濃
度を濃くする場合は黒1画素の隣接白画素の濃度を濃く
し、薄くする場合は黒1画素自体の濃度を薄くする1画
素の多値階調データを発生する発生手段と、この発生手
段で発生された1画素の多値階調データに応じて上記半
導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間を制御する
制御手段と、この制御手段で上記半導体レーザの1画素
のレーザビーム照射時間が制御されて供給される画像形
成媒体に画像を形成する画像形成手段とから構成されて
いる。
【0013】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて供給される画像形
成媒体に画像を形成する画像形成装置において、2値画
像データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れた2値画像データから画像を形成する際の濃度を指示
する指示手段と、この指示手段で指示された濃度データ
を設定する濃度設定手段と、この濃度設定手段に設定さ
れた濃度データと上記記憶手段に記憶されている2値画
像データとから、全体濃度を濃くする場合は黒1画素の
隣接白画素の濃度を濃くし、薄くする場合は黒1画素自
体の濃度を薄くする1画素の多値階調データを発生する
発生手段と、この発生手段で発生された1画素の多値階
調データに応じて上記半導体レーザを駆動する駆動パル
スのパルス幅を変調するパルス幅変調手段と、このパル
ス幅変調手段で変調されたパルス幅で上記半導体レーザ
を駆動するレーザ駆動手段とから構成されている。
【0014】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて供給される画像形
成媒体に画像を形成する画像形成装置において、2値画
像データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れた2値画像データから画像を形成する際の濃度を指示
する指示手段と、この指示手段で指示された濃度データ
を設定する濃度設定手段と、この濃度設定手段に設定さ
れた濃度データと上記記憶手段に記憶されている2値画
像データとから、全体濃度を濃くする場合は黒1画素の
隣接白画素の濃度を濃くし、薄くする場合は黒1画素自
体の濃度を薄くする1画素の多値階調データを発生する
発生手段と、この発生手段で発生された1画素の多値階
調データに応じて上記半導体レーザを駆動する駆動パル
スを1画素の立上がりからのパルス幅で変調するパルス
幅変調手段と、このパルス幅変調手段で変調されたパル
ス幅で上記半導体レーザを駆動するレーザ駆動手段とか
ら構成されている。
【0015】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて供給される画像形
成媒体に画像を形成する画像形成装置において、2値画
像データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れた2値画像データから画像を形成する際の濃度を指示
する指示手段と、この指示手段で指示された濃度データ
を設定する濃度設定手段と、この濃度設定手段に設定さ
れた濃度データと上記記憶手段に記憶されている2値画
像データとから、全体濃度を濃くする場合は黒1画素の
隣接白画素の濃度を濃くし、薄くする場合は黒1画素自
体の濃度を薄くする1画素の多値階調データを発生する
発生手段と、この発生手段で発生された1画素の多値階
調データに応じて上記半導体レーザを駆動する駆動パル
スを1画素毎の画素中心部を中心とするパルス幅で変調
するパルス幅変調手段と、このパルス幅変調手段で変調
されたパルス幅で上記半導体レーザを駆動するレーザ駆
動手段とから構成されている。
【0016】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて供給される画像形
成媒体に画像を形成する画像形成装置において、2値画
像データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れた2値画像データから画像を形成する際の濃度を指示
する指示手段と、この指示手段で指示された濃度データ
を設定する濃度設定手段と、この濃度設定手段に設定さ
れた濃度データと上記記憶手段に記憶されている2値画
像データとから、全体濃度を濃くする場合は黒1画素の
隣接白画素の濃度を濃くし、薄くする場合は黒1画素自
体の濃度を薄くする1画素の多値階調データを発生する
発生手段と、この発生手段で発生された1画素の多値階
調データに応じて上記半導体レーザを駆動する駆動パル
スを、1画素の立上がりからのパルス幅で変調する第1
のパルス幅変調手段と、上記発生手段で発生された1画
素の多値階調データに応じて上記半導体レーザを駆動す
る駆動パルスを、1画素毎の画素中心部を中心とするパ
ルス幅で変調する第2のパルス幅変調手段と、この第2
のパルス幅変調手段と上記第1のパルス幅変調手段とを
選択する選択手段と、この選択手段で選択された上記第
1のパルス幅変調手段または第2のパルス幅変調手段で
変調されたパルス幅で上記半導体レーザを駆動するレー
ザ駆動手段とから構成されている。
【0017】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて画像を形成する画
像形成装置において、原稿の画像を読み取る読取手段
と、この読取手段で読み取った階調画像データを2値画
像データに変換する変換手段と、この変換手段で変換さ
れた2値画像データを記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された2値画像データから画像を形成する際の
濃度を指示する指示手段と、この指示手段で指示された
濃度データを設定する濃度設定手段と、この濃度設定手
段に設定された濃度データと上記記憶手段に記憶されて
いる2値画像データとから1画素の多値階調データを発
生する発生手段と、この発生手段で発生された1画素の
多値階調データに応じて上記半導体レーザの1画素のレ
ーザビーム照射時間を制御する制御手段と、この制御手
段で上記半導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間
が制御されて供給される画像形成媒体に画像を形成する
画像形成手段とから構成されている。
【0018】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて画像を形成する画
像形成装置において、公衆回線に接続されてファクシミ
リ送信される2値画像データを受信する受信手段と、こ
の受信手段で受信された2値画像データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された2値画像データから
画像を形成する際の濃度を指示する指示手段と、この指
示手段で指示された濃度データを設定する濃度設定手段
と、この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記
憶手段に記憶されている2値画像データとから1画素の
多値階調データを発生する発生手段と、この発生手段で
発生された1画素の多値階調データに応じて上記半導体
レーザの1画素のレーザビーム照射時間を制御する制御
手段と、この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレ
ーザビーム照射時間が制御されて供給される画像形成媒
体に画像を形成する画像形成手段とから構成されてい
る。
【0019】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて画像を形成する画
像形成装置において、LAN回線に接続されて転送され
る2値画像データを受信する受信手段と、この受信手段
で受信された2値画像データを記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形成
する際の濃度を指示する指示手段と、この指示手段で指
示された濃度データを設定する濃度設定手段と、この濃
度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手段に記
憶されている2値画像データとから1画素の多値階調デ
ータを発生する発生手段と、この発生手段で発生された
1画素の多値階調データに応じて上記半導体レーザの1
画素のレーザビーム照射時間を制御する制御手段と、こ
の制御手段で上記半導体レーザの1画素のレーザビーム
照射時間が制御されて供給される画像形成媒体に画像を
形成する画像形成手段とから構成されている。
【0020】この発明の画像形成装置は、半導体レーザ
から出力されるレーザビームを用いて画像を形成する画
像形成装置において、原稿の画像を読取る読取手段と、
この読取手段で読取った階調画像データを文字モードと
して2値画像データに変換する第1の変換手段と、上記
読取手段で読取った階調画像データを写真モードとして
2値画像データに変換する第2の変換手段と、この第2
の変換手段と上記第1の変換手段とを選択する第1の選
択手段と、この選択手段で選択された第1の変換手段ま
たは第2の変換手段で変換された2値画像データを記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶された2値画像デ
ータから画像を形成する際の濃度を指示する第1の指示
手段と、この第1の指示手段で指示された濃度データを
設定する濃度設定手段と、この濃度設定手段で設定され
た濃度データと上記記憶手段に記憶されている2値画像
データとから1画素の多値階調データを発生する発生手
段と、この発生手段で発生された1画素の多値階調デー
タに応じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを、
1画素の立上がりからのパルス幅で変調する第1のパル
ス幅変調手段と、上記発生手段で発生された1画素の多
値階調データに応じて上記半導体レーザを駆動する駆動
パルスを、1画素毎の画素中心部を中心とするパルス幅
で変調する第2のパルス幅変調手段と、この第2のパル
ス幅変調手段と上記第1のパルス幅変調手段とを選択す
る第2の選択手段と、この選択手段で選択された第1の
パルス幅変調手段または第2のパルス幅変調手段で変調
されたパルス幅で上記半導体レーザを駆動するレーザ駆
動手段と、上記第1の選択手段と上記第2の選択手段と
を指示する共通な第2の指示手段とから構成されてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0022】図2は、この発明に係る画像形成装置とし
てのデジタル複写機の全体構成を概略的に示すものであ
る。デジタル複写機1は、読取手段としてのスキャナ1
40及び画像形成手段としてのレーザプリンタ160を
備え、上部に自動原稿送り装置(ADF:オート ドキ
ュメント フィーダ)180を装着している。
【0023】スキャナ140は、光源としての露光ラン
プ6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路を
折曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ
9、レンズ10、反射光を受光する光電変換部11、こ
れらを各部の位置を変更する駆動系(図示しない)、お
よび光電変換部11の出力つまり画像データをアナログ
データからディジタルデータに変換するA/D変換部
(図示せず)により構成されている。上記第1、第2キ
ャリッジ7、9は、互いにタイミングベルト(図示しな
い)で結ばれており、第2キャリッジ9は第1キャリッ
ジ7の1/2の速さで同じ方向に移動するようになって
いる。これにより、レンズ10までの光路長が一定にな
るように走査できるようになっている。上記レンズ10
は、焦点距離固定で、変倍時に光軸方向へ移動されるよ
うになっている。上記光電変換部11は、原稿からの反
射光を光電変換するするもので、たとえばCCD形ライ
ンイメージセンサなどを主体に構成される。この場合、
原稿の1画素がCCDセンサの1つの素子に対応してい
る。上記光電変換部11の出力はA/D変換部へ出力さ
れるようになっている。上記第1、第2キャリッジ7、
9、ミラー8a、8bの移動は、それぞれステッピング
モータ(図示しない)により行われるようになってい
る。上記第1、第2キャリッジ7、9は、上記ステッピ
ングモータの回転軸に連結されたドライブプーリ(図示
しない)とアイドルプーリ(図示しない)間に掛渡され
たタイミングベルト(図示しない)の動作に応じて移動
されるようになっている。上記レンズ10は、対応する
ステッピングモータ(図示しない)によりスパイラルシ
ャフト(図示しない)が回転し、このスパイラルの動き
によって光軸方向へ移動されるようになっている。
【0024】60は半導体レーザで、この半導体レーザ
60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミラー
(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68,70、
レンズ72が配置され、露光装置52からレーザビーム
を感光体ドラム50に照射するようになっている。
【0025】レーザプリンタ160は、たとえばレーザ
光学系と画像形成媒体としてのコピー用紙Pに画像形成
が可能な電子写真方式を組み合せている。すなわち、レ
ーザプリンタ160は、装置内のほぼ中央部に回転自在
に軸支された像担持体としての感光体ドラム50を有
し、この感光体ドラム50の周囲には、露光装置52、
現像装置54、転写チャージャ55、除電ランプ56、
クリーナ57及び帯電チャージャ59が順に配置されて
いる。感光体ドラム50は、帯電チャージャ59によっ
て一様に帯電されるようになっているとともに、半導体
レーザ60からレーザビームを出力して感光体ドラム5
0上に原稿の画像を結像し、静電潜像が形成されるよう
になっている。
【0026】そして、感光体ドラム50上に形成された
静電潜像は、現像装置54により現像され、後述する給
紙手段としての給紙カセット30からレジストローラ2
0を介して送紙されるコピ−用紙P上に現像画像が転写
チャージャ55により転写され、搬送ベルトを介して定
着器72に搬送され、この定着器72によって現像画像
が溶融定着されたコピ−用紙Pは、排紙ロ−ラ対73に
より排紙トレイ74上に排出される。一方、前記コピ−
用紙Pへの現像画像の転写後の感光体ドラム50は除電
ランプ56により除電され、転写されずに残った感光体
ドラム50上に残留した現像剤はクリーナ57により清
掃され、次のコピ−動作を可能にしている。
【0027】また、図中30は前記装置本体1のフロン
ト側より着脱自在に上下複数段に装着された給紙カセッ
トである。この給紙カセット30は、コピー用紙Pが収
納された筐体であるカセットケース31からなり、この
カセットケース31の取出し端部は、用紙取出し方向に
向け傾斜させてなる構成を有する。そして、前記給紙カ
セット30のカセットケース31内に収納されたコピー
用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層からピッ
クアップされて取り出されるようになっている。このピ
ックアップローラ81にて取り出されて前記カセットケ
ース31の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙P
は、前記カセットケース31の取出し端部の内側上方に
設置された給紙ローラ84と分離ローラ(または分離パ
ッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離され
て、レーザプリンタ160に向け搬送されるようになっ
ているものである。
【0028】図1は、本発明の画像形成装置に係るデジ
タル複写機1の全体の構成を示すものである。すなわ
ち、デジタル複写機1は、画像データを読み込むスキャ
ナ140、画像データを加工するための画像処理部30
1、加工処理した画像データを蓄えるための記憶手段と
してのメモリ303、加工処理した画像データを紙に印
字するためのレーザプリンタ160、デジタル複写機1
の動作を外部から操作するための入力装置であるコント
ロールパネル305、及びスキャナ140、画像処理部
301、レーザプリンタ160、メモリ303、コント
ロールパネル305とを集中制御する制御部304とか
ら構成されている。
【0029】図3は、コントロールパネル305の一部
である濃度変更ボタン501を示したものである。指示
手段としての濃度変更ボタン501は、7個のボタンを
有し、ボタンが押されることにより濃度が選択される。
ボタンにはLEDがついており、選択された7個の内1
個のボタンはLEDが点灯して選択された濃度をユーザ
に対して知らせる。
【0030】通常は、4のボタンが選択されている。4
のボタンは標準濃度を示している。4より数字が小さい
ボタンが選択される程印刷字の濃度が標準濃度より薄く
なり、4より数字が大きいボタンが選択される程印刷時
の濃度が標準濃度より濃くなる。
【0031】通常、複写が行われる際、制御部304
は、スキャナ140で読み取った多値画像データをその
まま画像処理部301に転送し、画像処理部301で濃
度変更ボタン501により選択された濃度に対応した多
値階調データに変換してレーザプリンタ160へ転送
し、レーザプリンタ160は多値階調データに対応した
濃度を印字する。
【0032】一度メモリ303へ画像データを蓄積する
場合は、多数ページをメモリ303に蓄積させるために
画像処理部301で2値画像データに変換してからメモ
リ303に蓄積している。
【0033】また、2値画像データをメモリ303に蓄
積する時には画像処理部301の多値から2値変換する
時に一定の濃度基準多値データより濃いか薄いかで1画
素の2値画像データを黒データと白データに変換してい
る。濃度変更ボタン501はこの濃度基準多値データを
印字時に薄くしたい場合は大きく、濃くしたい場合は小
さくしている。
【0034】従来、一度メモリ303へ蓄積された2値
画像データは、レーザプリンタ160で印字する際には
1画素黒か白の2画像値データであるのでレーザプリン
タ160へそのまま転送した場合濃度変更ボタンは無効
になった。
【0035】または、メモリ303へ蓄積された2値画
像データをソフトウェアで処理し、濃度変更ボタン50
1の選択に沿って濃くするには白画素の一部を黒画素に
変換し、薄くするには黒画素の一部を白画素に変換して
全体の印字濃度を変更していたが、ソフトウェア処理の
ため、1枚の処理に時間がかかり印刷スピードが遅くな
るという欠点があった。
【0036】さらに、濃度変更ボタン501の選択に沿
ってレーザプリンタ160のプロセス条件を変更し、ト
ナーの感光体ドラム50への付着量を増減させて全体の
印字濃度を変更していたが、全体の濃度を濃くする場合
バックグラウンドの白画像にもトナーが付着してしまう
という欠点があった。
【0037】そこで、本発明は、これらの欠点を解決す
るために、濃度変更ボタン501の選択による濃度デー
タを変更濃度データとしてレーザプリンタ160へ送
り、レーザプリンタ160内部で濃度変更を行うように
したものである。
【0038】次に、本発明のレーザプリンタ160の構
成について説明する。
【0039】図4は、レーザプリンタ160内部の概略
構成を示すものである。
【0040】まず、画像処理部301から転送される2
値画像データIDは、転送クロックICLKに同期して
画像インターフェース(I/F)100に入力する。画
像I/F100では、2値画像データをレーザプリンタ
160内部の転送クロックVCLKに同期させた2値画
像データVDとして画像処理回路101に転送する。
【0041】画像処理回路101では、2値画像データ
VDをレーザ駆動回路102で半導体レーザ60をオン
/オフさせるためのパルス信号LDに変換し、レーザ駆
動回路102へ出力する。レーザ駆動回路102では、
パルス信号LDのオン/オフタイミングで半導体レーザ
60をオン/オフさせる。半導体レーザ60から出力さ
れたレーザビームは、ポリゴンミラー64の回転により
感光体ドラム50上を走査する。感光体ドラム50はさ
らに回転することによってレーザビームによる2次元の
静電潜像を感光体ドラム50上に形成する。感光体ドラ
ム50上に形成された静電潜像は後述するプロセスによ
りコピー用紙P上にトナー像が形成される。
【0042】半導体レーザ60内部には、レーザビーム
の強弱をモニタするフォトダイオードがある。モニタの
フォトダイオードにより電気信号に変えられたレーザビ
ームの強弱は、レーザ駆動回路102へ戻されレーザビ
ームの安定した出力を保つためのフィードバック信号に
使用される。
【0043】レーザ駆動手段としてのレーザ駆動回路1
02内部には、ポリゴンミラー64を回転させるポリゴ
ンモータの駆動回路も合わせ持っている。
【0044】ポリゴンミラー64により反射されたレー
ザビームはフォトダイオード106に入力され水平同期
信号HSYNが発生する。水平同期信号HSYNは、レ
ーザ駆動回路102内で波形成形され水平同期信号LH
SYNとして画像処理回路101、画像I/F100、
および画像処理部301に出力され、画像データの水平
同期信号として使用される。
【0045】画像処理部301からは、垂直同期信号I
VSYNが画像I/F100に入力され、レーザプリン
タ160内で使用される垂直同期信号VSYNとして画
像処理回路101と制御回路109に入力される。画像
処理部301からは、画像データが垂直同期信号IVS
YN、水平同期信号LHSYNに同期してレーザプリン
タ160内の画像I/F100に転送される。
【0046】画像I/F100から垂直同期信号VSY
Nと水平同期信号LHSYNに同期して画像データが画
像処理回路101へ転送される。垂直同期信号VSYN
は制御回路109へ入力され、紙搬送のタイミング合わ
せに使用される。
【0047】制御回路109は、画像I/F100、画
像処理回路101、レーザ駆動回路102を制御し、特
に画像処理回路101に対しては制御部304から制御
回路109に転送されたコントロールパネル305上の
濃度変更ボタン501の選択による変更濃度データを転
送し、画像処理回路101内部の2値画像データを多値
画像データに変換する部分の設定値用パラメータとして
セットする。
【0048】制御回路109は、感光体ドラム50上の
トナー濃度をトナー濃度センサ108にて検知し、トナ
ー供給モータ110の動作を制御する。また、制御回路
109は、センサ等112からの信号を入力して制御タ
イミングを発生し、各部を駆動させているメインモータ
113、ソレノイド111、冷却用のファンモータ11
4のオン/オフ、除電ランプ56のオン/オフを制御
し、高圧電源駆動回路116を制御することにより帯電
チャージ59、転写チャージ55、現像ローラ119へ
の現像バイアスの高電圧出力のオン/オフ及び出力設定
を制御する。また、定着器72内のヒータランプ115
のオン/オフを制御し、定着温度が一定になる様に制御
している。
【0049】図5は、画像処理回路101の内部構成の
一部である2値画像データを多値画像データに変換する
部分の構成を示すものである。
【0050】画像処理部301から転送された2値画像
データは、レーザプリンタ160内部で画像クロックV
CLK(1画素1周期)に同期した信号に変換され、フ
リップフロップ400にラッチされる。さらにフリップ
フロップ402にもラッチされる。
【0051】フリップフロップ400とフリップフロッ
プ402とにラッチされた画像データは、フリップフロ
ップ400の画像データをn番目とするとフリップフロ
ップ402はn−1番目の画像データがラッチされてい
る。
【0052】n番目とn−1番目の画像データとは、制
御回路109がコントロールパネル305上の濃度変更
ボタン501の選択による変更濃度データをレジスタ4
01にセットした濃度変更データD[2:0]により、
デコーダ403によって多値画像データに変換される。
フリップフロップ404は、画像クロックVCLKに同
期させるためのものである。
【0053】多値画像データは、パルス幅変調回路40
5により1画素単位のパルス幅を持つレーザ駆動オン/
オフ信号に変換される。レーザ駆動回路102は、レー
ザオン/オフ信号により感光体ドラム50に照射する半
導体レーザ60からのレーザビームを発生させる。
【0054】図6は、デコーダ403における信号変換
表を示すものである。2値画像データ”1”は黒、”
0”は白を示す。n番目及びn−1番目の画像データに
おける横軸方向の変更濃度データは、”4”が標準濃度
(濃度変更なし)を示し、”3”、”2”、”1”と値
が小さくなる程濃度が薄くなり、”5”、”6”、”
7”と値が大きくなる程濃度が濃くなることを示してい
る。
【0055】デコーダ403で変換される値は、1画素
の多値画像データ”0”〜”4”の値を取る。ここで
は、1画素単位の濃度を1画素レーザ照射時間の長さT
を5段階に分けた値”0”:0/4*T、”1”:1/
4*T、”2”:2/4*T、”3”:3/4*T、”
4”:4/4*Tを示す。ただし、分割は等間隔以外で
もよく、分割数も5段階以外でもよい。
【0056】図7は、黒画素が2個連続して並んだ時、
濃度を濃くする場合の隣接画素の画素濃度変更を示した
ものである。図7の(a)は濃度変更前を示し、画素
(1)及び(2)は黒画素で、画素(3)は白画素であ
る。
【0057】図7の(b)に示すように画素(1)に対
する濃度変更を行うと隣接画素(2)の1部が黒くな
り、図7の(c)に示すように画素(2)に対する濃度
変更を行うと隣接画素(3)の1部が黒くなる。
【0058】図7の(c)に示すように、画素(1)、
(2)に対する濃度変更は2点を合わせた結果になる
が、画素(2)は濃度変更前から黒画素であるから画素
(1)に対する濃度変更による画素(2)の濃度変更は
無視される。
【0059】図8は、パルス幅変調回路405における
デコーダ403からの信号変換による1画素の多値画像
データ出力からレーザオン/オフパルスへの変換を示し
ている。図8の(a)は画像クロックVCLKを示し、
図8の(b)は画像クロックVCLKに同期した画像デ
ータを示している。
【0060】変調手段としてのパルス幅変調回路405
は、デコーダ403で変換された1画素の多値画像デー
タ”0”〜”4”の値に対してレーザオン/オフ信号を
発生させる。図8の(c)において、”0”の値はレー
ザパルスオン時間無し、”1”から”4”にデータの数
値が増えることによりレーザオン時間が増えていき、”
4”で1画素照射時間分がオンとなる。レーザのオン時
間の長さが増えるにつれて、n画素の印字状態において
黒部分の画面が増えていく。
【0061】図9は、デジタル複写機1に用いられてい
るレーザプリンタ160のプロセス部の概略構成を示す
ものである。
【0062】感光体ドラム50は、図中の矢印a方向に
一定スピードで回転する様になっている。感光体ドラム
50の周辺部には,その回転方向aに沿って順次、帯電
チャージャ59、露光手段としてレーザビーム203、
現像装置54、転写チャージャ55、除電ランプ56、
クリーナ57が配置されている。
【0063】画像形成時には、感光体ドラム50が回転
して帯電チャージ59を通過する際にその表面が一様に
帯電される。帯電された感光体ドラム50には、レーザ
ビーム203が画像データに従って照射され露光され
る。レーザビームが当たった感光体ドラム50の表面電
位は変化し、画像データに応じた潜像が形成される。こ
の潜像は現像装置54を通過する際にトナーが供給され
現像された可視像となる。
【0064】さらに給紙部(図示しない)からコピー用
紙Pが供給されて転写チャージャ55に搬送された時、
現像装置54で現像された感光体ドラム50上の可視像
(トナー像)は転写チャージャ55でコピー用紙Pに転
写される。可視像が転写されたコピー用紙Pは、上述し
た定着器72に搬送され、コピー用紙P上のトナー像が
加熱、加圧されてコピー用紙Pに定着する。
【0065】感光体ドラム50は、転写後、除電ランプ
56により除電される。転写されずに残った感光体ドラ
ム50上のトナーはクリーナ57でクリーニングされ、
感光体ドラム50は再び帯電チャージ59に達する。
【0066】レーザプリンタ160は、上記プロセスを
繰り返すことにより連続的にプリントを行う。
【0067】図10は、レーザ発光時間と印字状態との
関係を示すものである。すなわち、図10の(a)に示
すようなメモリ303上の2値画像データにおいて、パ
ルス幅変調を用いて2値画像データの濃度変更を行った
場合、濃度変更を行わない時のレーザ発光時間と印字状
態に対して、濃度を濃くした場合のレーザ発光時間と印
字状態と、濃度を薄くした場合のレーザ発光時間と印字
状態とが示される。
【0068】図10の(b)に示すように濃度変更を行
わない時は、黒画素部分をレーザが走査する時間のみレ
ーザを発光させる。レーザプリンタ160のプロセス
上、レーザが感光体ドラム50上に照射されたところの
みトナーが付着して黒くなる。よって、プロセス条件が
適当であれば1画素に相当の面積が黒くなる。図では、
模式的に黒画素を1画素の正方形で示している。
【0069】図10の(c)に示すように濃度を濃くす
る場合は、隣接画素、この場合主走査方向に対し、次に
レーザ走査する画素に対してレーザ走査1画素分の半分
の時間だけレーザ照射している。よって本来白画素であ
った隣接画素は1画素の半分の面積だけ黒く印字され
る。
【0070】図10の(d)に示すように濃度を薄くす
る場合は、黒画素部分のレーザ照射時間を半分にするこ
とにより黒印字面積を半分にしている。
【0071】上述したように、濃度を濃くする場合は隣
接画素のレーザ照射時間を1画素分の半分にし、濃度を
薄くする場合には黒画素部分のレーザ照射時間を1画素
の半分にしているが、本実施例では濃度変更の程度によ
りレーザ照射時間を段階的に変えて黒印字面積を変え
る。
【0072】図11、図12は、パルス幅変調による濃
度を変化させるための感光体ドラム50へのレ−ザ照射
時間を変えたものを示すものである。通常複写の場合
は、黒画素に対し1画素分レーザを照射する。
【0073】薄くする場合は照射時間を3段階で変え
る。より薄くするにはパルス照射時間を短くしトナー付
着量を少なくする。
【0074】濃くする場合は黒画素のレーザ照射時間は
同じ1画素分で隣接画素のレーザ照射時間を3段階で変
える。より濃くするためにはレーザ照射時間を長くして
隣接画素のトナー付着量を多くする。
【0075】図11は、黒部分を1画素の左端部より多
くする方法を示すものである。文字画像の様なエッジ部
分の先鋭度を保持したい場合に有効であり、黒画素に隣
接して黒部分が増えるためエッジがぼやけることがな
い。
【0076】また、変更濃度データを段階1〜7ので示
し、段階4は濃度変更を行わない標準である。段階4か
ら1に数字が小さく設定するほど薄くなり、段階4から
7に数字が大きく設定するほど濃くなる。例えば、変更
濃度データの段階1の場合には、レーザパルスが最小と
なり、印字状態も図上左詰めで最小(薄い)となる。反
対に、変更濃度データの段階7の場合には、レーザパル
スが最大となり、印字状態も図上左詰めで最大(濃い)
となる。
【0077】図12は、黒部分を1画素の中心部より多
くする方法を示すものである。写真画像の様な網点処理
を行っている場合に有効であり、黒画像が集中しないで
隣接画像の接する部分に白画像が入り分散するので全体
的にはハーフトーン画像に見える。
【0078】変更濃度データを段階1〜7で示し、段階
4は濃度変更を行わない標準である。段階4から1に数
字が小さく設定するほど薄くなり、段階4から7に数字
が大きく設定するほど濃くなる。例えば、変更濃度デー
タの段階1の場合には、レーザパルスが画素の中央に最
小となり、印字状態も画素中央で最小(薄い)となる。
反対に、変更濃度データの段階7の場合には、レーザパ
ルスが当該画素と隣接画素の中央とを合わせて最大とな
り、印字状態も当該画素と隣接画素中央とを合わせて最
大(濃い)となる。
【0079】図13、14は、誤差拡散法によるハーフ
トーン画像の1画素単位の印字状態を示したものであ
る。
【0080】図13の(a)と図14の(a)とは標準
での印字状態を示すもので、黒と白が丁度半分になる画
像濃度であるため1画素単位で黒と白が交互に印字され
ている。
【0081】これをパルス幅変調を使用した濃度変更を
行った場合、より黒くなる様に隣接画像には濃度変更レ
ベルに応じてパルス幅に大きい値を設定する。図13、
図14の(b),(c)は、変更濃度データに対する印
字状態を示し、白と黒の面積比が変更されて中間調を表
現している。
【0082】図13は、図11で示したように黒部分を
1画素の左端部より多くする方法を行った場合を示す。
すなわち、図13の(a)に示す標準を段階4として、
図13の(b)は薄くした場合を示し、変更濃度データ
の段階1、2、3の順で薄くなり、図13の(c)は濃
くした場合を示し、変更濃度データの段階5、6、7の
順で濃くなっている。
【0083】図14は、図12で示したように黒部分を
1画素の中心部より多くする方法を行った場合を示す。
すなわち、図14の(a)に示す標準を段階4として、
図14の(b)は薄くした場合を示し、変更濃度データ
の段階1、2、3の順で薄くなり、図14の(c)は濃
くした場合を示し、変更濃度データの段階5、6、7の
順で濃くなっている。
【0084】次に、このような構成において、レーザプ
リンタ160を構成要素として有するデジタル複写機1
を使用して、一度メモリ303へ蓄積された2値画像デ
ータをレーザプリンタ160で印字する時に濃度変更ボ
タン501の選択による濃度データを変更濃度データと
してレーザプリンタ160へ送りレーザプリンタ160
内部で濃度変更を行う動作を図15のフローチャートを
参照して説明する。
【0085】まず、コントロールパネル305上の濃度
変更ボタン501の選択(ST1)によって得られたユ
ーザの希望である変更濃度データは制御部304に転送
され、さらに制御部304からレーザプリンタ160へ
転送される(ST2)。
【0086】レーザプリンタ160内部では制御回路1
09が変更濃度データを受け取り、制御回路109は画
像処理回路101へ転送する。画像処理回路101内部
では、レジスタ401へ変更濃度データがラッチされ、
濃度変更データD[2:0]としてデコーダ403に入
力される(ST3)。
【0087】デコーダ403に入力される2値画像デー
タn,n−1は、メモリ303から画像処理部301経
由で転送された2値画像データVDをフリップフロップ
400でラッチし、次にフリップフロップ402でラッ
チした2値画像データである。
【0088】2値画像データn,n−1と濃度変更デー
タD[2:0]のデータから、発生手段としてのデコー
ダ403が1画素の多値画像データを発生させる(ST
4)。
【0089】1画素の多値画像データは、フリップフロ
ップ404にラッチされてパルス幅変調回路405に入
力される。パルス幅変調回路405は、入力される1画
素の多値画像データから1画素のレーザオン時間を5段
階に分割して5段階の濃度出力が得られるレーザオン/
オフ信号LDをレーザ駆動回路102に出力する(ST
5)。
【0090】レーザ駆動回路102は、入力されたレー
ザオン/オフ信号LDに応じて半導体レーザ60を駆動
し(ST6)、半導体レーザ60からのレーザビームが
感光体ドラム50に照射されて電子写真プロセスによ
り、レーザオン時間に則したトナー濃度画像がコピー用
紙上に得られる(ST7)。
【0091】上記動作に基づいて制御部304は、スキ
ャナ140から読取った階調画像データを画像処理部3
01で加工処理して2値画像データとしてメモリ303
に蓄積し、メモリ303に蓄積した2値画像データをコ
ントロールパネル305上の濃度変更ボタン501の操
作により、レーザプリンタ160から濃いまたは薄い画
像出力を得る。
【0092】図16は、2値画像データをメモリへ蓄積
するFAXボード付のデジタル複写機200の全体の構
成を示すものである。すなわち、図1で示したデジタル
複写機1におけるスキャナ140の代りにFAXボード
を接続したものである。なお、図1で示したデジタル複
写機1と同じ構成には同一符号を付与して説明を省略す
る。
【0093】デジタル複写機200は、公衆回線を使用
して送られてくる2値画像データを受信するFAXボー
ド600が設けられ、制御部304はFAXボード60
0から転送される2値画像データをメモリ303に転送
蓄積する。
【0094】制御部304は、このようにメモリ303
に蓄積された2値画像データをコントロールパネル30
5上の濃度変更ボタン501の操作により、レーザプリ
ンタ160から濃いまたは薄い画像出力を得る。
【0095】図17は、2値画像データをメモリへ蓄積
するLANI/F付のデジタル複写機300の全体の構
成を示すものである。すなわち、図1で示したデジタル
複写機1におけるスキャナ140の代りにLANインタ
ーフェース(I/F)を接続したものである。なお、図
1で示したデジタル複写機1と同じ構成には同一符号を
付与して説明を省略する。
【0096】デジタル複写機300はLAN回線を通じ
て転送されてくる2値画像データを受信するLANイン
ターフェース(I/F)700が設けられ、制御部30
4はLANI/F700から転送される2値画像データ
をメモリ303に転送蓄積する。
【0097】制御部304は、このようにメモリ303
に蓄積された2値画像データをコントロールパネル30
5上の濃度変更ボタン501の操作により、レーザプリ
ンタ160から濃いまたは薄い画像出力を得る。
【0098】図18は、コントロールパネル305の一
部であるモード設定ボタン920を示したものである。
画像処理部301内部では、原稿が文字画像か写真画像
かによって処理方法が異なるのでユーザがモード設定ボ
タン920を押して文字モードか写真モードかを選択す
る。
【0099】選択手段としてのモード設定ボタン920
には、LEDを内蔵しており、選択されたボタンのLE
Dが点灯し、どちらが選択されたかユーザに対して判別
できるようになっている。初期値は、文字モードになっ
ており、写真モードが選択されると文字モードのLED
は消灯し、写真モードのLEDが点灯する。逆に写真モ
ードのLEDが点灯している時に文字モードが選択され
ると写真モードのLEDは消灯し、文字モードのLED
が点灯する。
【0100】図19は、画像処理部301内部における
画像処理回路の選択を示すものである。モード設定ボタ
ン920で選択されたモードのデータは、制御部304
により読取られて画像処理回路選択データとしてフリッ
プフロップ913にラッチされる。ラッチデータは、セ
レクト信号914として文字モード画像処理回路910
と写真モード画像処理回路911からの2値画像データ
を選択するセレクタ912を制御する。セレクト信号9
14は、信号が”0”の時に文字モード画像処理回路9
10の出力が選択され、信号が”1”の時に写真モード
画像処理回路911の出力が選択されるようになってい
る。
【0101】第1の変換手段としての文字モード画像処
理回路910は、スキャナ104からの多値画像データ
を文字モードとして2値画像データに変換する。
【0102】第2の変換手段としての写真モード画像処
理回路910は、スキャナ104からの多値画像データ
を写真モードとして2値画像データに変換する。
【0103】選択された2値画像データはメモリ303
へ転送される。
【0104】図20は、パルス幅変調回路405内部に
おけるパルス幅変調回路の選択を示したものである。モ
ード設定ボタン920で選択されたモードのデータは、
制御部304により読取られてレーザプリンタ160内
の制御回路109へ転送され、制御回路109により変
調回路選択データとしてフリップフロップ903にラッ
チされる。
【0105】ラッチデータは、セレクト信号904とし
てパルス幅変調回路900とパルス幅変調回路9Ο1か
らのパルス信号を選択するセレクタ902を制御する。
セレクト信号904は、信号が”0”の時にパルス幅変
調回路900の出力が選択され、”1”の時にパルス幅
変調回路901の出力が選択されるようになっている。
【0106】第1のパルス幅変調手段としてのパルス幅
変調回路900は、半導体レーザ60を駆動する駆動パ
ルスを、1画素の立上がりからのパルス幅で変調するパ
ルス幅変調回路である。また、第2のパルス幅変調手段
としてのパルス幅変調回路901は、半導体レーザ60
を駆動する駆動パルスを、1画素毎の画素中心部を中心
とするパルス幅で変調するパルス幅変調回路である。選
択されたパルス信号LDは、レーザ駆動回路102へ転
送される。
【0107】ユーザは、レーザプリンタ160でメモリ
303上に蓄積された2値画像データを印字する際、パ
ルス幅変調回路を選択することが可能となる。つまり、
文字が多い画像を2値画像データに変換してメモリ30
3に蓄積されたものにはパルス幅変調回路901を選択
でき、中間調が多い画像を2値画像データに変換してメ
モリ303に蓄積されたものにはパルス幅変調回路90
1を選択できる。
【0108】これにより、文字画像のようなエッジ部分
の先鋭度を保持したい場合には1画素の立上がりからの
パルス幅で変調するパルス幅変調回路900が、写真画
像のような網点処理を行っている場合に黒画素を集中さ
せないでモアレの発生を防ぐ1画素毎の画素中心部を中
心とするパルス幅で変調するパルス幅変調回路901が
選択できる。
【0109】図21は、スキャナ140により読取られ
た画像データを画像処理部301で画像処理した時のペ
ージ単位の画像処理モードデータをメモリ303上に保
管する方法を示したものである。
【0110】メモリ上ページ単位保管番号に対して”
0”か”1”のデータが、メモリ上画像処理モードデー
タとして保管される。”0”は文字モード、”1”は写
真モードを示している。スキャナ140から画像データ
を画像処理部301で2値画像データに変換してメモリ
303へ蓄積する際、1ページ単位にページ単位管理番
号を割り振り、画像処理部3Ο1で画像処理した画像処
理モードをメモリ上画像処理モードとしてー緒にメモリ
303上に保管する。
【0111】コントロールパネル3Ο5上のスタートボ
タン(図示せず)を押すことによりスキャナ14Οによ
る原稿読取りが開始されるが、この前に制御部304は
モード設定ボタン920の状態を読取り、文字モードま
たは写真モードであることを示すメモリ上画像処理モー
ドデータとしてメモリ303にページ単位保管番号と共
に保管する。
【0112】ページ単位保管番号は、メモリ303に蓄
積された時に画像1ページ単位に異なる番号を付けたも
のである。読取りに失敗した場合はクリアされる。ま
た、メモリ303から2値画像データが削除された場合
は同時に削除される。
【0113】スキャナ140で読取られた画像データを
画像処理部301で2値画像データに変換してメモリ3
03へ蓄積した後レーザプリンタ160にて印字する場
合、レーザプリンタ160の画像処理回路1Ο1内のパ
ルス幅変調回路405におけるパルス幅変調回路900
とパルス幅変調回路901を選択するセレクト信号90
4は、メモリ303に保管したメモリ上画像処理モード
データにより作り出す。
【0114】制御部304はレーザプリンタ160で印
字する際、1ページ単位でプリント直前にメモリ303
に蓄積されたメモリ上画像処理モードデータを印字する
画像データのメモリ上ページ単位保管番号から得て、レ
ーザプリンタ160内の制御回路1Ο9へ転送する。
【0115】制御回路109は、メモリ上画像処理モー
ドデータを変調回路選択データとしてフリップフロップ
903にラッチする。ラッチデータは、セレクト信号9
04としてパルス幅変調回路900とパルス幅変調回路
901からのパルス信号を選択するセレクタ902を制
御する。セレクト信号904は、信号が”0”の時にパ
ルス幅変調回路900の出力が選択され、信号”1”の
時にパルス幅変調回路901の出力が選択されるように
なっている。
【0116】このようにスキャナ140から読取られる
画像データを画像処理部で処理した画像処理モードデー
タでレーザプリンタ160のパルス幅変調回路を選択す
ることにより、モード設定ボタン920をページ毎にユ
ーザが変更することなく自動的にスキヤナ140による
画像データ読み込み時のモード設定をすることが可能と
なる。この時、コントロールパネル305のモード設定
ボタン920がユーザにより押された場合、モード設定
ボタン920からの設定は無視される。
【0117】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、従来の様にソフトウェア処理しないので高速
に印刷し、しかもプロセス条件を変えないので安定して
濃度変更を行うことができ、従来のような白画像部にト
ナーが乗って黒い部分ができてしまうことを防止するこ
とができる。
【0118】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
処理に時間がかかることなく、濃度を濃くするときも白
画像にトナーを付着することなく、全体の画像濃度を変
更処理することのできる画像形成装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に係るデジタル複写機の
全体の構成を示すブロック図。
【図2】画像形成装置としてのデジタル複写機の全体構
成を概略的に示す図。
【図3】コントロールパネルの一部である濃度変更ボタ
ンを示す図。
【図4】レーザプリンタ内部の概略構成を示す図。
【図5】画像処理回路の内部構成の一部である2値画像
データを多値画像データに変換する部分の構成を示す
図。
【図6】デコーダにおける信号変換表を示す図。
【図7】黒画素が2個連続して並んだ時、濃度を濃くす
る場合の隣接画素の画素濃度変更を示す図。
【図8】デコーダからの信号変換による1画素の多値画
像データ出力からレーザオン/オフパルスへの変換を示
す図。
【図9】デジタル複写機1に用いられているレーザプリ
ンタのプロセス部の概略構成を示す図。
【図10】レーザ発光時間と印字状態との関係を示す
図。
【図11】パルス幅変調による濃度を変化させるための
感光体ドラムへのレ−ザ照射時間を変えたものを示す
図。
【図12】パルス幅変調による濃度を変化させるための
感光体ドラムへのレ−ザ照射時間を変えたものを示す
図。
【図13】誤差拡散法によるハーフトーン画像の1画素
単位の印字状態を示す図。
【図14】誤差拡散法によるハーフトーン画像の1画素
単位の印字状態を示す図。
【図15】レーザプリンタ内部で濃度変更を行う動作を
説明するためのフローチャート。
【図16】2値画像データをメモリへ蓄積するFAXボ
ード付のデジタル複写機の全体の構成を示す図。
【図17】2値画像データをメモリへ蓄積するLANI
/F付のデジタル複写機の全体の構成を示す図。
【図18】コントロールパネルの一部であるモード設定
ボタンを示す図。
【図19】画像処理部内部における画像処理回路の選択
を示す図。
【図20】パルス幅変調回路内部におけるパルス幅変調
回路の選択を示す図。
【図21】スキャナにより読取られた画像データを画像
処理部で画像処理した時のページ単位の画像処理モード
データをメモリ上に保管する方法を示す図。
【符号の説明】
1…デジタル複写機 50…感光体ドラム 60…半導体レーザ 101…画像処理回路 102…レーザ駆動回路 109…制御回路 140…スキャナ 160…レーザプリンタ 301…画像処理部 303…制御部 305…コントロールパネル 403…デコーダ 405…パルス幅変調回路 501…濃度変更ボタン 600…FAXボード 700…LANインターフェース 900、901…パルス幅変調回路 902、912…セレクタ 910…文字モード画像処理回路 911…写真モード画像処理回路 920…モード設定ボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて画像を形成する画像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データと上記記憶手段に
    記憶されている2値画像データとから1画素の多値階調
    データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて供給される画像形成媒体に画像を形成する画像形成
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて画像を形成する画像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから1画素の多値
    階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間
    を制御する制御手段と、 この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレーザビー
    ム照射時間が制御されて供給される画像形成媒体に画像
    を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて画像を形成する画像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから、全体濃度を
    濃くする場合は黒1画素の隣接白画素の濃度を濃くし、
    薄くする場合は黒1画素自体の濃度を薄くする1画素の
    多値階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間
    を制御する制御手段と、 この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレーザビー
    ム照射時間が制御されて供給される画像形成媒体に画像
    を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて供給される画像形成媒体に画像を形成する画
    像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから、全体濃度を
    濃くする場合は黒1画素の隣接白画素の濃度を濃くし、
    薄くする場合は黒1画素自体の濃度を薄くする1画素の
    多値階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスのパルス幅
    を変調するパルス幅変調手段と、 このパルス幅変調手段で変調されたパルス幅で上記半導
    体レーザを駆動するレーザ駆動手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて供給される画像形成媒体に画像を形成する画
    像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから、全体濃度を
    濃くする場合は黒1画素の隣接白画素の濃度を濃くし、
    薄くする場合は黒1画素自体の濃度を薄くする1画素の
    多値階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを1画素の
    立上がりからのパルス幅で変調するパルス幅変調手段
    と、 このパルス幅変調手段で変調されたパルス幅で上記半導
    体レーザを駆動するレーザ駆動手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて供給される画像形成媒体に画像を形成する画
    像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから、全体濃度を
    濃くする場合は黒1画素の隣接白画素の濃度を濃くし、
    薄くする場合は黒1画素自体の濃度を薄くする1画素の
    多値階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを1画素毎
    の画素中心部を中心とするパルス幅で変調するパルス幅
    変調手段と、 このパルス幅変調手段で変調されたパルス幅で上記半導
    体レーザを駆動するレーザ駆動手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて供給される画像形成媒体に画像を形成する画
    像形成装置において、 2値画像データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから、全体濃度を
    濃くする場合は黒1画素の隣接白画素の濃度を濃くし、
    薄くする場合は黒1画素自体の濃度を薄くする1画素の
    多値階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを、1画素
    の立上がりからのパルス幅で変調する第1のパルス幅変
    調手段と、 上記発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを、1画素
    毎の画素中心部を中心とするパルス幅で変調する第2の
    パルス幅変調手段と、 この第2のパルス幅変調手段と上記第1のパルス幅変調
    手段とを選択する選択手段と、 この選択手段で選択された上記第1のパルス幅変調手段
    または第2のパルス幅変調手段で変調されたパルス幅で
    上記半導体レーザを駆動するレーザ駆動手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて画像を形成する画像形成装置において、 原稿の画像を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取った階調画像データを2値画像デ
    ータに変換する変換手段と、 この変換手段で変換された2値画像データを記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから1画素の多値
    階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間
    を制御する制御手段と、 この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレーザビー
    ム照射時間が制御されて供給される画像形成媒体に画像
    を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 半導体レーザから出力されるレーザビー
    ムを用いて画像を形成する画像形成装置において、 公衆回線に接続されてファクシミリ送信される2値画像
    データを受信する受信手段と、 この受信手段で受信された2値画像データを記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから1画素の多値
    階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間
    を制御する制御手段と、 この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレーザビー
    ム照射時間が制御されて供給される画像形成媒体に画像
    を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 半導体レーザから出力されるレーザビ
    ームを用いて画像を形成する画像形成装置において、 LAN回線に接続されて転送される2値画像データを受
    信する受信手段と、 この受信手段で受信された2値画像データを記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された濃度データを設定する濃度設
    定手段と、 この濃度設定手段に設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから1画素の多値
    階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザの1画素のレーザビーム照射時間
    を制御する制御手段と、 この制御手段で上記半導体レーザの1画素のレーザビー
    ム照射時間が制御されて供給される画像形成媒体に画像
    を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 半導体レーザから出力されるレーザビ
    ームを用いて画像を形成する画像形成装置において、 原稿の画像を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った階調画像データを文字モードと
    して2値画像データに変換する第1の変換手段と、 上記読取手段で読取った階調画像データを写真モードと
    して2値画像データに変換する第2の変換手段と、 この第2の変換手段と上記第1の変換手段とを選択する
    第1の選択手段と、 この選択手段で選択された第1の変換手段または第2の
    変換手段で変換された2値画像データを記憶する記憶手
    段と、 この記憶手段に記憶された2値画像データから画像を形
    成する際の濃度を指示する第1の指示手段と、 この第1の指示手段で指示された濃度データを設定する
    濃度設定手段と、 この濃度設定手段で設定された濃度データと上記記憶手
    段に記憶されている2値画像データとから1画素の多値
    階調データを発生する発生手段と、 この発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを、1画素
    の立上がりからのパルス幅で変調する第1のパルス幅変
    調手段と、 上記発生手段で発生された1画素の多値階調データに応
    じて上記半導体レーザを駆動する駆動パルスを、1画素
    毎の画素中心部を中心とするパルス幅で変調する第2の
    パルス幅変調手段と、 この第2のパルス幅変調手段と上記第1のパルス幅変調
    手段とを選択する第2の選択手段と、 この選択手段で選択された第1のパルス幅変調手段また
    は第2のパルス幅変調手段で変調されたパルス幅で上記
    半導体レーザを駆動するレーザ駆動手段と、上記第1の
    選択手段と上記第2の選択手段とを指示する共通な第2
    の指示手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP7313304A 1995-11-30 1995-11-30 画像形成装置 Pending JPH09150552A (ja)

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