JPH09149284A - 左右非対称歪補正回路 - Google Patents
左右非対称歪補正回路Info
- Publication number
- JPH09149284A JPH09149284A JP7300958A JP30095895A JPH09149284A JP H09149284 A JPH09149284 A JP H09149284A JP 7300958 A JP7300958 A JP 7300958A JP 30095895 A JP30095895 A JP 30095895A JP H09149284 A JPH09149284 A JP H09149284A
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- JP
- Japan
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- distortion
- circuit
- distortion correction
- horizontal
- correcting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】左右非対称な画面歪を補正し、最良な画面歪を
得る。 【解決手段】垂直同期信号に同期した画面歪補正波形を
作成する回路１とその波形の振幅を可変する回路２，３
とそこから出力される画面歪補正波形により画面歪を補
正する水平位相制御回路４と水平出力電源電圧制御回路
５及び左右独立歪補正を行うための制御信号ａ，ｂを出
力する演算回路６からなる。
得る。 【解決手段】垂直同期信号に同期した画面歪補正波形を
作成する回路１とその波形の振幅を可変する回路２，３
とそこから出力される画面歪補正波形により画面歪を補
正する水平位相制御回路４と水平出力電源電圧制御回路
５及び左右独立歪補正を行うための制御信号ａ，ｂを出
力する演算回路６からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディスプレイ装置の
陰極線管に用いられる水平偏向回路において、その画面
歪を補正するのに利用される左右非対称歪補正回路に関
する。
陰極線管に用いられる水平偏向回路において、その画面
歪を補正するのに利用される左右非対称歪補正回路に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来からある画面歪を補正する方法に
は、次に示す２方式が一般的である。
は、次に示す２方式が一般的である。
【０００３】図２は従来からある画面歪補正方法の第１
の方式のブロック図を示す。図において、７は入力され
る垂直同期信号に同期した画面歪補正波形を作成する回
路、８はその補正波形により画面歪が最良となるように
する補正波形振幅制御回路、９は８から出力される補正
波形を水平出力電源電圧に重畳する水平出力電源電圧制
御回路、１０は９より出力される電源電圧により動作す
る水平出力回路である。
の方式のブロック図を示す。図において、７は入力され
る垂直同期信号に同期した画面歪補正波形を作成する回
路、８はその補正波形により画面歪が最良となるように
する補正波形振幅制御回路、９は８から出力される補正
波形を水平出力電源電圧に重畳する水平出力電源電圧制
御回路、１０は９より出力される電源電圧により動作す
る水平出力回路である。
【０００４】次に動作について説明する。一般にＣＲＴ
の表示画面に発生するような左右対称な歪を補正する手
段は、水平電源電圧を図３に示すようにその歪に応じた
波形を重畳した電源電圧を供給すれば良い。その電圧と
水平偏向電流の関係は下記の式により与えられる。
の表示画面に発生するような左右対称な歪を補正する手
段は、水平電源電圧を図３に示すようにその歪に応じた
波形を重畳した電源電圧を供給すれば良い。その電圧と
水平偏向電流の関係は下記の式により与えられる。
【０００５】
【数１】 Ｉ＝Ｖ＊Ｔ／Ｌ …（数１） 但し Ｌ：ＤＹインダクタンス Ｔ：走査期間 Ｖ：電源電圧 Ｉ：水平偏向電流 よって、Ｌ，Ｔを一定とするとＩはＶに比例した関係と
なり左右の歪具合に合わせ、水平出力電源電圧を制御す
ることにより歪を最良とすることが可能である。これは
図４に示すような左右糸巻歪，台形歪等に有効である。
なり左右の歪具合に合わせ、水平出力電源電圧を制御す
ることにより歪を最良とすることが可能である。これは
図４に示すような左右糸巻歪，台形歪等に有効である。
【０００６】図５は従来からある画面歪補正方法の第２
の方式のブロック図を示す。図５で１１は入力される垂
直同期信号に同期した画面歪補正波形を作成する回路、
１２はその補正波形により画面歪が最良となるようにす
る補正波形振幅制御回路、１３は１２から出力された補
正波形により水平同期信号に対する位相シフト量を制御
する水平発振位相制御回路、１４は１３から出力される
水平ドライブパルスを受け水平出力回路を駆動させる水
平出力ドライブ回路である。
の方式のブロック図を示す。図５で１１は入力される垂
直同期信号に同期した画面歪補正波形を作成する回路、
１２はその補正波形により画面歪が最良となるようにす
る補正波形振幅制御回路、１３は１２から出力された補
正波形により水平同期信号に対する位相シフト量を制御
する水平発振位相制御回路、１４は１３から出力される
水平ドライブパルスを受け水平出力回路を駆動させる水
平出力ドライブ回路である。
【０００７】次に動作について説明する。図５の１１及
び１２は図２の７及び８と同様な働きをする。但し、図
２と異なるのは１２から出力される補正波形を１３の水
平発振位相制御回路に入力し、水平同期信号に対して補
正波形に比例しただけ位相を動かすことにより、画面中
心に対して同一方向の歪を補正が行えることにある。こ
れは図４の平行四辺形歪等に有効な補正である。
び１２は図２の７及び８と同様な働きをする。但し、図
２と異なるのは１２から出力される補正波形を１３の水
平発振位相制御回路に入力し、水平同期信号に対して補
正波形に比例しただけ位相を動かすことにより、画面中
心に対して同一方向の歪を補正が行えることにある。こ
れは図４の平行四辺形歪等に有効な補正である。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来か
らある画面歪補正方法では、画面中心に対して線対称も
しくは、同一方向の歪の補正は可能であったが、左側の
み、または右側のみに発生した歪の補正は不可能であり
高性能の要求が高まるディスプレイ装置でこの問題は大
きな課題であった。
らある画面歪補正方法では、画面中心に対して線対称も
しくは、同一方向の歪の補正は可能であったが、左側の
み、または右側のみに発生した歪の補正は不可能であり
高性能の要求が高まるディスプレイ装置でこの問題は大
きな課題であった。
【０００９】そこで、この発明では上記した左側のみ、
又は右側のみに発生した歪、要するに左右非対称歪を補
正する回路を提供することを目的とする。
又は右側のみに発生した歪、要するに左右非対称歪を補
正する回路を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、既存する水平出力電源電圧制御を行い歪
補正をする方法と、水平発振位相制御を行い歪補正を行
う方法をマイクロコンピュータ又はこれに代わる演算回
路により、同期させた制御を行い上記した二つの歪補正
を打ち消すことにより結果的に左右独立の歪補正が得ら
れることを特徴とする。
成するために、既存する水平出力電源電圧制御を行い歪
補正をする方法と、水平発振位相制御を行い歪補正を行
う方法をマイクロコンピュータ又はこれに代わる演算回
路により、同期させた制御を行い上記した二つの歪補正
を打ち消すことにより結果的に左右独立の歪補正が得ら
れることを特徴とする。
【００１１】上記手段により左右非対称な歪を補正する
ことが可能となり、既存する歪補正方法と合わせると理
論上全ての画面歪を補正することが可能となる結果、良
好な画質を得る事が出来る。
ことが可能となり、既存する歪補正方法と合わせると理
論上全ての画面歪を補正することが可能となる結果、良
好な画質を得る事が出来る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。図１は本発明の一実施例である。こ
の発明は、画面歪補正波形作成回路１と、歪補正波形振
幅制御回路２，３と、水平発振位相制御回路４と、水平
出力電源電圧制御回路５と、左右独立歪補正演算回路６
を有する。左右独立歪補正演算回路６は、図６に示すよ
うな補正関係を常に保とうとするように演算された制御
信号ａ，ｂを歪補正波形振幅制御回路２，３に出力し、
その結果として左右独立な歪補正を行えるようにするも
のである。この演算回路６は、マイクロコンピュータ及
びＤ／Ａコンバータにより構成されるか又は、それに代
わる演算回路によるものとする。
参照して説明する。図１は本発明の一実施例である。こ
の発明は、画面歪補正波形作成回路１と、歪補正波形振
幅制御回路２，３と、水平発振位相制御回路４と、水平
出力電源電圧制御回路５と、左右独立歪補正演算回路６
を有する。左右独立歪補正演算回路６は、図６に示すよ
うな補正関係を常に保とうとするように演算された制御
信号ａ，ｂを歪補正波形振幅制御回路２，３に出力し、
その結果として左右独立な歪補正を行えるようにするも
のである。この演算回路６は、マイクロコンピュータ及
びＤ／Ａコンバータにより構成されるか又は、それに代
わる演算回路によるものとする。
【００１３】
【発明の効果】本発明によると、今までは不可能であっ
た左右独立の画面歪補正が可能となり、既存する歪補正
と混合させることで全ての画面歪を最良な状態とするこ
とが可能となる。
た左右独立の画面歪補正が可能となり、既存する歪補正
と混合させることで全ての画面歪を最良な状態とするこ
とが可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】従来の画面歪補正方法のブロック図。
【図３】従来の画面歪補正方法の説明図。
【図４】従来の画面歪補正方法の説明図。
【図５】従来の画面歪補正方法のブロック図。
【図６】本発明の画面歪補正方法の説明図。
ａ…水平位相制御回路用歪補正波形制御信号、ｂ…水平
出力電源電圧制御回路用歪補正波形制御信号。
出力電源電圧制御回路用歪補正波形制御信号。
Claims (2)
- 【請求項１】水平位相制御により画面歪を補正する回路
と、水平出力電源電圧制御により画面歪を補正する回路
の二つを有するディスプレイ装置において、マイクロコ
ンピュータ及びＤ／Ａコンバータから出力される制御信
号によって左右独立の画面歪補正を可能とすることを特
徴とする左右非対称歪補正回路。 - 【請求項２】水平位相制御により画面歪を補正する回路
と、水平出力電源電圧制御により画面歪を補正する回路
の二つを有するディスプレイ装置において、アナログ演
算回路から出力される制御信号によって左右独立の画面
歪補正を可能とする、左右非対称歪補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7300958A JPH09149284A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 左右非対称歪補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7300958A JPH09149284A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 左右非対称歪補正回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149284A true JPH09149284A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17891135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7300958A Pending JPH09149284A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 左右非対称歪補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149284A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999043155A1 (fr) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Seiko Epson Corporation | Dispositif et procede de traitement d'image |
| WO1999062048A1 (fr) * | 1998-05-22 | 1999-12-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif de correction de distorsion horizontale d'image d'ecran a tube cathodique |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP7300958A patent/JPH09149284A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999043155A1 (fr) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Seiko Epson Corporation | Dispositif et procede de traitement d'image |
| US6450647B1 (en) | 1998-02-18 | 2002-09-17 | Seiko Epson Corporation | Image processing device and image processing method |
| WO1999062048A1 (fr) * | 1998-05-22 | 1999-12-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif de correction de distorsion horizontale d'image d'ecran a tube cathodique |
| US6590620B1 (en) | 1998-05-22 | 2003-07-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | CRT display image horizontal distortion correction device |
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