JPH05323887A - 輝度補正回路 - Google Patents

輝度補正回路

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Publication number
JPH05323887A
JPH05323887A JP12887692A JP12887692A JPH05323887A JP H05323887 A JPH05323887 A JP H05323887A JP 12887692 A JP12887692 A JP 12887692A JP 12887692 A JP12887692 A JP 12887692A JP H05323887 A JPH05323887 A JP H05323887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
ray tube
signal
brightness
horizontal
Prior art date
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Pending
Application number
JP12887692A
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English (en)
Inventor
Eiji Takagi
栄治 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラウン管面または該ブラウン管による画像
投写面での周辺部の輝度の低下を、他の部分に影響を与
えることなく、抑制する。 【構成】 水平パラボラ波発生回路4からの水平同期信
号に同期したパラボラ波信号Bと垂直パラボラ波発生回
路5からの垂直同期信号に同期したパラボラ波信号Iと
は合成回路6で合成され、その合成波信号は検出補正信
号発生回路2に供給され、差動形増幅回路7で基準電圧
V1以下のパラボラ波の中心部分が除かれる。この差動
形増幅回路7の出力合成波信号は、駆動回路3の駆動ト
ランジスタ8とスイッチトランジスタ10で、合成反転
回路9の出力信号により、水平,垂直ブランキング期間
の部分が除かれて補正信号E,Lとなる。入力端子14
から入力される輝度信号F,Mはこの補正信号E,Lに
よってレベル補正され、ブラウン管11に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管を備えた投
写形テレビジョン受像機などに用いて好適な映像信号の
処理回路に係り、特に、ブラウン管面または該ブラウン
管面の画像の投写面での周辺部に発生する輝度の低下を
抑えるための輝度補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】投写形テレビジョン受像機などの映像機
器では、そのブラウン管面またはこのブラウン管面の画
像の投写面の周辺部に発生する輝度の低下を抑えるため
の輝度補正回路が設けられている。その例としては、特
公平1−123589号公報や特公平2−65483号
公報などに示されるような入力映像信号に水平、垂直周
期のパラボラ波またはのこぎり波を重畳して変調する方
法、特開昭62−131676号公報や特開昭63−3
08486号公報に示されるようなブラウン管カソード
を駆動する映像信号にパラボラ波を重畳して変調する方
法、特開平3−27089号公報に示されるようなブラ
ウン管カソードを駆動する映像信号を水平偏向に同期し
たパラボラ波で変調し、ブラウン管の輝度調整用のグリ
ッド電圧を垂直偏向に同期したパラボラ波で駆動する方
法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記いずれ
の従来技術でも、ブラウン管面または投写面の周辺部の
輝度低下は抑えられるが、映像信号の水平、垂直走査期
間全体にわたってパラボラ波信号あるいはのこぎり波信
号によるレベルの補正が掛けられるから、ブラウン管面
または投写面の周辺部ばかりでなく、その周辺部と中心
部との間のかかる補正を必要としない部分にも補正がか
かり、この部分が過剰補正となって画面全体に輝度むら
が発生することになる。
【0004】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ブ
ラウン管面または投写面の周辺部に発生する輝度低下
を、輝度むらの発生を抑圧して、補正することができる
ようにした輝度補正回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、映像信号の輝度補正信号を該映像信号の
水平走査期間、垂直走査期間夫々の開始、終了期間近傍
に発生させる第1の手段と、該第1の手段により得られ
た該補正信号を該ブラウン管の駆動回路に供給する第2
の手段とを備える。
【0006】
【作用】上記第1の手段は、水平、垂直ブランキング信
号に同期したパラボラ波信号やのこぎり波信号などのう
ち、水平走査期間、垂直走査期間夫々の開始、終了期間
近傍の部分のみを輝度補正信号として出力し、上記第2
の手段はこの輝度補正信号をブラウン管の駆動回路に供
給してブラウン管面での輝度を高める。
【0007】これにより、ブラウン管面またはそこでの
画像が投写される投写面では、その周辺部のみで輝度低
下が補正され、それ以外の部分では輝度の補正がなされ
ないため、画面に輝度むらが生じない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明による輝度補正回路の一実施例を示す
構成図であって、1はブラウン管カソード駆動回路、2
は検出補正信号発生回路、3は駆動回路、4は水平パラ
ボラ波発生回路、5は垂直パラボラ波発生回路、6は合
成回路、7は差動形増幅回路、8は駆動トランジスタ、
9は合成反転回路、10はスイッチトランジスタ、11
はブラウン管、12〜14は入力端子である。
【0009】また、図2は図1における各部の信号を示
す波形図であって、A〜Gは1H期間(Hは水平周期)
の、H〜Nは1V期間(Vは垂直期間)の夫々信号であ
る。
【0010】図1、図2において、水平パラボラ波発生
回路4では、入力端子12からの水平ブランキング信号
Aに同期した水平パラボラ波信号Bが、水平パラボラ波
発生回路4では、入力端子13からの垂直ブランキング
信号Hに同期した垂直パラボラ波信号Iが生成され、こ
れらが合成回路6で合成されて検出補正信号発生回路2
に供給される。
【0011】検出補正信号発生回路2では、差動形増幅
回路7により、この合成パラボラ波信号B、Iの基準電
圧V1より低い部分が抽出されて反転され、抽出信号
C、Jとなって駆動回路3の駆動トランジスタ8に供給
される。駆動回路3では、この駆動トランジスタ8のエ
ミッタは抵抗を介してスイッチトランジスタ10のコレ
クタに接続されており、このスイッチトランジスタ10
は、合成反転回路9から出力される水平ブランキング信
号Aと垂直ブランキング信号との合成信号の反転信号
D,Kにより、水平ブランキング期間と垂直ブランキン
グ期間とでのみオフとなる。従って、駆動トランジスタ
8からは、差動形増幅回路7からの抽出信号C、Jのう
ち、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間との
部分が除かれた(即ち、水平、垂直走査期間の開始、終
了近傍部の振幅のみが大きくなった波形の)信号E,L
が得られ、これが輝度補正信号としてブラウン管カソー
ド駆動回路1に供給される。
【0012】このブラウン管カソード駆動回路1では、
入力端子14からの輝度信号F,Mにこの輝度補正信号
E,Lが重畳され、ブラウン管11の駆動信号G,Nと
してこのブラウン管11のカソードに供給される。
【0013】このようにして、ブラウン管11を駆動す
る輝度信号F,Mは、輝度補正信号E,Lにより、水
平、垂直走査期間の開始、終了近傍部のみが振幅が大き
くなるように補正されるから、ブラウン管11の管面ま
たはこの管面の画像が投写される投写面の周辺部の輝度
低下が補正されることになる。そして、この周辺部のみ
が輝度補正されるから、ブラウン管面または投写面の他
の部分で輝度の補正過剰となることがなく、従って、ブ
ラウン管面または投写面で輝度むらが生ずることはな
い。
【0014】なお、以上の説明では、合成回路6からの
合成パラボラ波信号B,Iを形成し、これを1つの差動
形増幅回路7に供給するようにしたが、水平パラボラ波
発生回路4、垂直パラボラ波発生回路5で得られたパラ
ボラ波信号B,Iを別々の差動形増幅回路で同様に処理
し、これらの出力信号を合成して駆動回路3の駆動トラ
ンジスタ8に供給するようにしてもよい。
【0015】また、本発明は、投写形テレビジョン受像
機のみならず、ブラウン管を用いた任意の映像機器に適
用可能であることはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブラウン管面または投写面における周辺部のみの輝度の
低下を、該周辺部以外の部分の輝度を劣化させることな
く、補正することができ、ブラウン管面または投写面全
体にわたって輝度むらのない一様な輝度の画像が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による輝度補正回路の一実施例を示す構
成図である。
【図2】図1における各部の信号を波形図である。
【符号の説明】
1 ブラウン管カソード駆動回路 2 検出補正信号発生回路 3 駆動回路 4 水平パラボラ波発生回路 5 垂直パラボラ波発生回路 6 合成回路 7 差動形増幅回路 8 駆動トランジスタ 9 合成反転回路 10 スイッチトランジスタ 11 ブラウン管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウン管を映像信号の表示手段とし、
    該映像信号の水平,垂直同期した補正信号により、ブラ
    ウン管面の周辺部に発生する輝度の低下を補正するよう
    にした映像機器の輝度補正回路において、 該補正信号を該映像信号の水平走査期間、垂直走査期間
    夫々の開始、終了期間近傍に発生させる第1の手段と、 該第1の手段により得られた補正信号を該ブラウン管の
    駆動回路に供給する第2の手段とを備え、ブラウン管面
    の周辺部でのみ輝度を補正することができるように構成
    したことを特徴とする輝度補正回路。
JP12887692A 1992-05-21 1992-05-21 輝度補正回路 Pending JPH05323887A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12887692A JPH05323887A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 輝度補正回路

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JP12887692A JPH05323887A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 輝度補正回路

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JPH05323887A true JPH05323887A (ja) 1993-12-07

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ID=14995545

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JP12887692A Pending JPH05323887A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 輝度補正回路

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