JPH05328164A - 陰極線管偏向システム - Google Patents

陰極線管偏向システム

Info

Publication number
JPH05328164A
JPH05328164A JP12438192A JP12438192A JPH05328164A JP H05328164 A JPH05328164 A JP H05328164A JP 12438192 A JP12438192 A JP 12438192A JP 12438192 A JP12438192 A JP 12438192A JP H05328164 A JPH05328164 A JP H05328164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray tube
cathode ray
circuit
high voltage
correction waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12438192A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Onozawa
誠 小野澤
Hisanobu Tajima
久順 多島
Yukio Akiyama
幸男 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12438192A priority Critical patent/JPH05328164A/ja
Publication of JPH05328164A publication Critical patent/JPH05328164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスペクト比16:9の横長画面に、アスペ
クト比4:3の画像を表示すると、画面の左右に余白部
分が生じるが、ここに画像表示に伴う陰極線管カソード
の高圧電圧変動ににり、横スジ状の不要画像が発生する
のでこれを抑圧する。 【構成】 走査線補正波形発生回路24において、高圧
電圧変動VB と垂直ノコギリ波VS を取り込み補正波形
を作成し、アンプ23,トランス19を介して、垂直偏
向コイル18に流れる垂直偏向電流に重畳してやること
で、走査線の垂直方向における粗密の発生を打ち消し、
横スジ状の不要画像の発生を抑圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管において電子
ビームを走査のため偏向させる陰極線管偏向システムに
関するものであり、更に詳しくは、アスペクト比が16
対9の横長画面に、アスペクト比が4対3の通常画像を
表示したとき、画面の左右に生じる余白画面に、前記表
示画像に起因して表示されることのある横スジ状の不要
画像を除去することのできる陰極線管偏向システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機などで高圧電圧(陰
極線管のアノード電圧)の変動による画質劣化を、偏向
回路側で補正する技術としては、実開昭62−3046
3号公報に示された技術がある。実開昭62−3046
3号公報に示された回路では、検出された高圧電圧変動
に基づいて、水平偏向回路の電源電圧を変化させ、水平
偏向電流を制御している。
【0003】この結果、高圧電圧変動に伴って生じる水
平サイズ変動を打ち消すように、水平偏向電流を変化さ
せることができる。よって、高圧電圧変動によって生じ
る水平方向の画面歪を低減できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、NTSC方式等
に対応したテレビジョン受信機は、画面のアスペクト比
(横:縦の比)が4:3であった。これに対し、最近発
売されているハイビジョンテレビや、横長テレビは、上
記アスペクト比が16:9に設定されている。
【0005】このような、ハイビジョンテレビや横長テ
レビに、従来のアスペクト比4:3の映像を表示すると
その左右に余白部分が生じるが、この場合、映像表示部
と余白部分との間に輝度差があると、劣化の度合にも差
を生じて不都合であるので、輝度差を低減するため、余
白部分に映像表示部の平均輝度などを表示させている。
【0006】しかしながら、この際、映像表示に伴い陰
極線管アノードの高圧電圧変動を生じると、それに伴
い、上記余白部分に、横スジ状の不要画像が発生すると
いう問題が生じた。以下、この問題について、図2を参
照して説明する。
【0007】図2は、上記ハイビジョンテレビ、或いは
横長テレビに、アスペクト比4:3のクロスハッチパタ
ーンを画像として表示させた時の、表示画面を示してい
る。図2中、画面の横の長さは16x、縦の長さは9x
である(xは適宜の数値である)。
【0008】また、図2中の映像表示部にアスペクト比
4:3のクロスハッチを画像として表示しており、左右
の余白部分には、映像表示部の平均輝度など(例えば、
余白部分を灰色にする)を表示している。この際、余白
部分において、映像表示部分におけるクロスハッチの横
線の延長線上に、横スジが発生する(図2における余白
部分の点線)。
【0009】この原因は、横線が表示されてビーム電流
が流れた際、陰極線管アノードの高圧電圧の変動が生じ
るためである。この高圧電圧の変動により、電子ビーム
の垂直方向の偏向量が変化し、結果として走査線の粗密
(密度変調)が生じ、これが粗のところは暗く密のとこ
ろは明となるところから、横スジとなって現れるのであ
る。
【0010】従って、高圧電圧変動による影響の小さい
画面中央部では、上記密度変調が小さく、薄い横スジが
発生する。また、高圧電圧変動による影響の大きい画面
上下部では、上記密度変調が大きく、濃い横スジが発生
する。
【0011】このような、高圧電圧変動による画質劣化
を防止する従来技術としては、前記実開昭62−304
63号公報に示された公知例がある。しかしながら、こ
の公知例では、水平方向のサイズ変動は補正することが
できても、垂直方向のサイズ変動に相当する上記走査線
の密度変調(横スジの発生)を補正することはできない
という問題があった。
【0012】本発明の目的は、上記問題点を解決し、ア
スペクト比が16対9の横長画面に、アスペクト比が4
対3の通常画像を表示したとき、画面の左右に生じる余
白画面に、前記表示画像に起因して表示されることのあ
る横スジ状の不要画像を除去することのできる陰極線管
偏向システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、陰極線管偏向システムにおいて、陰極線管ア
ノードの高圧電圧を検出する高圧電圧検出回路(又はビ
ーム電流検出回路)と、補正波形発生回路と、陰極線管
垂直偏向出力回路から垂直偏向コイルに流れる垂直偏向
電流(又はコンバーゼンスコイルへコンバーゼンス補正
波形発生回路から供給されるコンバーゼンス補正電流)
に、前記補正波形発生回路からの補正波形電流を結合し
て重畳する補正波形重畳手段と、を具備した。
【0014】
【作用】高圧電圧検出回路(又はビーム電流検出回路)
は、表示すべき画像を表わす入力映像信号のレベル変動
に従って変動する陰極線管アノードの高圧電圧の変動を
検出する。補正波形発生回路は、陰極線管の垂直偏向回
路より取り出されたノコギリ波と前記高圧電圧検出回路
により検出された変動高圧電圧波形とを掛け合わせるこ
とにより補正波形を作成して出力する。
【0015】補正波形重畳手段は、陰極線管垂直偏向出
力回路から垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流(又は
コンバーゼンスコイルへコンバーゼンス補正波形発生回
路から供給されるコンバーゼンス補正電流)に、前記補
正波形発生回路からの補正波形電流を結合して重畳す
る。
【0016】それにより、アスペクト比が16対9の横
長画面に、アスペクト比が4対3の通常画像を表示した
とき、画面の左右に生じる余白画面に、前記表示画像に
起因して表示されることのある横スジ状の不要画像を除
去することのできる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。なお、各図中、同じ働きをする要素には、同
じ符号を付けて表す。
【0018】図1は、本発明の第1の実施例を示す回路
図である。図1中、1は電源電圧入力端子、2は表示す
べき映像信号に含まれる垂直同期信号の入力端子、3は
(陰極線管アノードの)高圧電圧出力端子、4は定電圧
源、5はパルス幅制御回路、6は高圧出力素子、7,1
1はダイオード、8,13,14,15,21,22は
抵抗、9,12,20はコンデンサ、である。
【0019】そのほか、10はフライバックトランス、
16は垂直発振回路、17は垂直偏向出力回路、18は
垂直偏向コイル、19は走査線補正トランス、23は走
査線補正アンプ、24は走査線補正波形発生回路、50
は高圧回路、51は垂直偏向回路、52は走査線補正回
路、56は高圧電圧検出回路である。
【0020】図1中、高圧回路50は、定電圧源4、パ
ルス幅制御回路5、高圧出力素子6、ダイオード7,1
1、抵抗8,13,14,15、コンデンサ9,12、
フライバックトランス10によって構成されており、垂
直偏向回路51は、垂直発振回路16、垂直偏向出力回
路17、垂直偏向コイル18、コンデンサ20、抵抗2
1によって構成されている。
【0021】走査線補正回路52は、走査線補正トラン
ス19、走査線補正アンプ23、走査線補正波形発生回
路24、抵抗22によって構成されており、高圧電圧検
出回路56は、抵抗13,14,15、コンデンサ12
によって構成されている。
【0022】以下、図1に示した本発明の第1の実施例
の回路動作について説明する。図1において、高圧回路
50では、パルス幅制御回路5の働きにより、フライバ
ックトランス10を介して、高圧電圧出力端子3から
(陰極線管アノードへ)出力される高圧電圧EHVが一定
になるように、高圧出力素子6へ供給するドライブパル
スのパルス幅を制御している。
【0023】高圧電圧検出回路56では、高圧電圧出力
端子3から出力される高圧電圧EHVの変動分を検出し、
高圧変動検出電圧VBとして出力している。なお、抵抗
15は、コンデンサ12に流れるビーム電流IBの高周
波成分を検出し、抵抗14を介して、高圧変動検出電圧
Bに重畳する働きをしている。
【0024】一方、垂直偏向回路51中の垂直発振回路
16では、垂直同期信号入力端子2から入力された垂直
同期信号VDに同期した垂直ノコギリ波電圧VSを発生
させている。垂直偏向出力回路17では、この垂直ノコ
ギリ波電圧VSに基づいて、垂直偏向コイル18に流す
垂直偏向電流IVが、垂直ノコギリ波になるように、出
力電圧VOを制御している。
【0025】図1に示した本発明の第1の実施例におい
て、最も大きな特徴は、走査線補正回路52を設けてい
る点である。走査線補正回路52中、走査線補正波形発
生回路24では、高圧電圧検出回路56から出力された
高圧変動検出電圧VBと、垂直発振回路16から出力さ
れた垂直ノコギリ波電圧VSの両者を用いて、走査線補
正電圧VCを形成している。
【0026】この際、走査線補正電圧VCの振幅は、高
圧電圧EHVの変動による走査線の密度変調が大きい垂直
周期の初めと終わり(画面の上下部に相当)で大きい。
また、高圧電圧EHVの変動による走査線の密度変調が小
さい垂直周期の中央(画面の中央に相当)で、走査線補
正電圧VCの振幅は小さい。このような走査線補正電圧
C波形を形成するため、走査線補正波形発生回路24
には、乗算回路などが用いられている。
【0027】走査線補正アンプ23では、この走査線補
正電圧VCに基づいて、走査線補正トランス19の1次
巻線に流す走査線補正電流ICを制御している。この結
果、走査線補正トランスの2次巻線に流れる垂直偏向電
流IVに、上記走査線補正電流ICを重畳することがで
き、その結果、アスペクト比が16対9の横長画面に、
アスペクト比が4対3の通常画像を表示したとき、画面
の左右に生じる余白画面に、表示画像に起因して表示さ
れることのある横スジ状の不要画像を除去することので
きる。
【0028】図3に、画面にクロスハッチを画像として
表示した場合(図2参照)の、図1の実施例における各
部動作波形図を示す。図3中、(a)は陰極線管のカソ
ード電圧VK波形、(b)は高圧変動検出電圧VB波形、
(c)は垂直ノコギリ波電圧VS波形、(d)は走査線
補正電圧VC波形,走査線補正電流IC波形、(e)は垂
直偏向電流IV波形を示している。
【0029】図3の(a)において、VBKは垂直ブラ
ンキング信号を示し、縦方向のヒゲ状の線は、画面上の
クロスハッチ画像に起因する電圧降下を示している。ま
た図3の(d)に示した走査線補正電圧VC波形(走査
線補正電流IC波形)は、図3の(b)の波形と(c)
の波形の掛け算により生成された波形である。
【0030】以上説明した本発明の第1の実施例の回路
動作により、高圧電圧EHVの変動による画面上の走査線
の垂直方向における密度変調(粗密の発生)を打ち消す
ように、垂直偏向電流IVを変化させることができる。
従って、前記した画面余白部分における横スジの発生を
抑えることができる。
【0031】なお、図1中、走査線補正トランス19
は、垂直偏向コイル18とコンデンサ20との間に接続
されているが、垂直偏向出力回路17と垂直偏向コイル
18との間に接続しても良い。
【0032】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施例について述べる。図4は本発明の第2の実施例を示
す回路図である。同図中、30は抵抗であり、この抵抗
30とフライバックトランス10の2次巻線との間にビ
ーム電流検出電圧VB’が発生する。
【0033】図4に示した本発明の第2の実施例では、
図1に示した本発明の第1の実施例と比較して、走査線
補正波形発生回路24に入力する高圧変動検出電圧VB
の代りに、ビーム電流検出電圧VB’を用いている点が
異なる。
【0034】図4に示した本発明の第2の実施例を用い
た場合でも、第1の実施例と同様に、高圧電圧EHVの変
動による走査線の垂直方向における密度変調を打ち消す
ように、垂直偏向電流IVを変化させることができる。
従って、前記した画面余白部分における横スジの発生を
抑えることができる。
【0035】次に、図5を参照して、本発明の第3の実
施例について述べる。図5は本発明の第3の実施例を示
す回路図である。同図中、31は、一般にテレビジョン
受信機において設けられている上下糸巻き歪補正回路で
用いるための上下糸巻き歪補正電圧入力端子、32は加
算回路であり、これらを付加した点が図1に示した本発
明の第1の実施例と異なる。
【0036】図5に示した本発明の第3の実施例の特徴
は、加算回路32の働きにより、高圧変動検出電圧VB
に、上下糸巻き歪補正電圧入力端子31から入力された
上下糸巻き歪補正電圧VP(例えば、水平パラボラ波
等)を加えている。よって、走査線補正波形発生回路2
4には、高圧変動検出電圧VBと上下糸巻き歪補正電圧
Pとの合成電圧VBPが入力される。
【0037】この結果、走査線補正波形発生回路24か
ら出力される走査線補正電圧VC’にも、上下糸巻き歪
補正電圧VPを重畳させることができる。従って、走査
線補正アンプ23を介して、走査線補正トランス19の
1次巻線に流す走査線補正電流IC’に、上下糸巻き歪
補正用の電流成分を流すことができる。
【0038】ゆえに、走査線補正トランス19の2次巻
線に流れる垂直偏向電流IV’にも、上下糸巻き歪補正
用の電流成分を重畳させることができ、上下糸巻き歪補
正を行うことができる。
【0039】図5に示した本発明の第3の実施例を用い
ることにより、図1に示した本発明の第1の実施例の効
果に加え、簡単な回路の追加(加算回路32)により、
上下糸巻き歪補正を行うことができるという効果があ
る。
【0040】次に、図6を参照して、本発明の第4の実
施例について述べる。図6は本発明の第4の実施例を示
す回路図である。同図中、401,402,403はコ
ンバーゼンス補正アンプ、411,412,413はコ
ンバーゼンスコイル、421,422,423は抵抗、
431,432,433はコンバーゼンス補正波形発生
回路、441,442,443は加算回路、45は垂直
ノコギリ波電圧入力端子、551,552,553はコ
ンバーゼンス補正回路である。
【0041】図6中のコンバーゼンス補正回路551
は、コンバーゼンス補正アンプ401、コンバーゼンス
コイル411、抵抗421、コンバーゼンス補正波形発
生回路431、加算回路441によって構成され、赤色
の垂直方向のコンバーゼンス補正を行う回路である。
【0042】図6中のコンバーゼンス補正回路552
は、コンバーゼンス補正アンプ402、コンバーゼンス
コイル412、抵抗422、コンバーゼンス補正波形発
生回路432、加算回路442によって構成され、緑色
の垂直方向のコンバーゼンス補正を行う回路である。
【0043】図6中のコンバーゼンス補正回路553
は、コンバーゼンス補正アンプ403、コンバーゼンス
コイル413、抵抗423、コンバーゼンス補正波形発
生回路433、加算回路443によって構成され、青色
の垂直方向のコンバーゼンス補正を行う回路である。
【0044】図6に示した本発明の第4の実施例の特徴
は、加算回路441,442,443に、走査線補正波
形発生回路24から出力される走査線補正電圧VCを入
力している点にある。以下、図6に示した本発明の第4
の実施例の動作について説明する。
【0045】図6中のコンバーゼンス補正回路551,
552,553では、コンバーゼンス補正アンプ40
1,402,403に接続されたコンバーゼンスコイル
411,412,413に、コンバーゼンス補正電流I
CY1,ICY2,ICY3を流すことによって、コンバーゼン
ス補正を行っている。
【0046】この際、加算回路441,442,443
の働きによって、コンバーゼンス補正アンプ401,4
02,403へ入力するコンバーゼンス補正電圧
1’,V2’,V3’は、コンバーゼンス補正波形発生
回路431,432,433から出力されるコンバーゼ
ンス補正電圧V1,V2,V3に、上記走査線補正電圧VC
が重畳されたものとなっている。
【0047】以上述べた本発明の第4の実施例を用いる
ことにより、高圧電圧EHVの変動による走査線の垂直方
向の密度変調(粗密の発生)を打ち消すように、コンバ
ーゼンス補正電流ICY1,ICY2,ICY3を変化させるこ
とができる。従って、前記した画面余白部分における横
スジの発生を抑えることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、陰極線管アノードの高
圧電圧変動による画面の走査線の垂直方向における密度
変調(粗密の発生)を打ち消すように、垂直偏向電流、
または、コンバーゼンス補正電流を変化させることがで
きる。従って、ハイビジョンテレビや横長テレビに、従
来のアスペクト比4:3の画像を表示した際、余白部分
に発生する不要画像としての横スジを抑圧することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】ハイビジョンテレビ等の横長画面に従来通りの
アスペクト比の画像を表示した場合の表示画面例を示す
説明図である。
【図3】図1に示した実施例の各部動作波形を示す波形
図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
18…垂直偏向コイル、19…走査線補正トランス、2
3…走査線補正アンプ、24…走査線補正波形発生回
路、52…走査線補正回路、56…高圧電圧検出回路、
441,442,443…加算回路、551,552,
553…コンバーゼンス補正回路、441,442,4
43…コンバーゼンスコイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスペクト比が16対9の横長画面に、
    アスペクト比が4対3の通常画像を表示したとき、画面
    の左右に生じる余白画面に、前記表示画像に起因して表
    示されることのある横スジ状の不要画像を除去すること
    のできる陰極線管偏向システムであって、 表示すべき画像を表わす入力映像信号のレベル変動に従
    って変動する陰極線管アノードの高圧電圧を検出する高
    圧電圧検出回路と、陰極線管の垂直偏向回路より取り出
    されたノコギリ波と前記高圧電圧検出回路により検出さ
    れた変動高圧電圧とを用いることにより補正波形を作成
    して出力する補正波形発生回路と、陰極線管垂直偏向出
    力回路から垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流に、前
    記補正波形発生回路からの補正波形電流を結合して重畳
    する補正波形重畳手段と、を具備して成ることを特徴と
    する陰極線管偏向システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の陰極線管偏向システム
    において、前記高圧電圧検出回路の代りにビーム電流検
    出回路を用い、前記補正波形発生回路では、陰極線管の
    垂直偏向回路より取り出されたノコギリ波と前記ビーム
    電流検出回路により検出されたビーム電流の変動波形と
    を用いることにより補正波形を作成して出力するように
    したことを特徴とする陰極線管偏向システム。
  3. 【請求項3】 アスペクト比が16対9の横長画面に、
    アスペクト比が4対3の通常画像を表示したとき、画面
    の左右に生じる余白画面に、前記表示画像に起因して表
    示されることのある横スジ状の不要画像を除去すること
    のできる陰極線管偏向システムであって、 表示すべき画像を表わす入力映像信号のレベル変動に従
    って変動する陰極線管アノードの高圧電圧を検出する高
    圧電圧検出回路と、陰極線管の垂直偏向回路より取り出
    されたノコギリ波と前記高圧電圧検出回路により検出さ
    れた変動高圧電圧とを用いることにより補正波形を作成
    して出力する補正波形発生回路と、陰極線管のコンバー
    ゼンスコイルへコンバーゼンス補正波形発生回路から供
    給されるコンバーゼンス補正電流に、前記補正波形発生
    回路からの補正波形電流を結合して重畳する補正波形重
    畳手段と、を具備して成ることを特徴とする陰極線管偏
    向システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の陰極線管偏向システム
    において、前記高圧電圧検出回路の代りにビーム電流検
    出回路を用い、前記補正波形発生回路では、陰極線管の
    垂直偏向回路より取り出されたノコギリ波と前記ビーム
    電流検出回路により検出されたビーム電流の変動波形と
    を用いることにより補正波形を作成して出力するように
    したことを特徴とする陰極線管偏向システム。
JP12438192A 1992-05-18 1992-05-18 陰極線管偏向システム Pending JPH05328164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12438192A JPH05328164A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 陰極線管偏向システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12438192A JPH05328164A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 陰極線管偏向システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05328164A true JPH05328164A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14884002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12438192A Pending JPH05328164A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 陰極線管偏向システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05328164A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5461431A (en) Display apparatus for television for displaying an image of different size on a whole display screen
US5519447A (en) Wide aspect television receiver including a correcting waveform signal generator
KR100246846B1 (ko) 음극선관 디스플레이 장치 및 전자빔 스폿의 크기 변경 방법
US5523657A (en) Convergence correction apparatus for picture image display device
US5920157A (en) Circuit and method for compensating for fluctuations in high voltage of fly back transformer for semiwide-screen television receiver
US6404147B1 (en) Display apparatus monitoring a threshold level for controlling a dynamic focusing circuit
JPH05328164A (ja) 陰極線管偏向システム
JP3231216B2 (ja) ディスプレイ装置
US7187414B2 (en) Circuit for stabilizing high tension voltage of CRT, and method thereof
JP3895085B2 (ja) コンバーゼンス装置
JP3316282B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH0698187A (ja) 偏向高圧システム
JPH09149284A (ja) 左右非対称歪補正回路
KR20040028759A (ko) 레지스트레이션 조정 장치 및 레지스트레이션 조정 방법
JP3740337B2 (ja) Crtを用いた表示装置及びそのフォーカス制御装置
KR100536835B1 (ko) 빔 변동에 따른 편향보정회로
JPH08331408A (ja) ディスプレイ装置
JPH0869260A (ja) ダイナミックフォーカス回路
JPH1169195A (ja) ディスプレイ装置
JPH05292338A (ja) 左右糸巻歪み補正回路
JPH1169198A (ja) 陰極線管のフォーカス回路
JPH04336877A (ja) テレビジョン受像機
JPH0795436A (ja) テレビジョン受像機
JP2000196913A (ja) 速度変調回路
JPH04246684A (ja) 走査線幅補正装置