JPH11313222A - 画像歪補正装置 - Google Patents

画像歪補正装置

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JPH11313222A
JPH11313222A JP11755898A JP11755898A JPH11313222A JP H11313222 A JPH11313222 A JP H11313222A JP 11755898 A JP11755898 A JP 11755898A JP 11755898 A JP11755898 A JP 11755898A JP H11313222 A JPH11313222 A JP H11313222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical
signal
voltage
circuit
distortion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11755898A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kasuga
誠司 春日
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP11755898A priority Critical patent/JPH11313222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下非対称となる歪みを効果的に低減して低
コストの画像歪補正装置を提供。 【解決手段】 サイドピン補正回路1の出力信号が2乗
波(パラボラ波)+3乗波(S字波)となるので、サイ
ドピン制御電圧を可変することによって出力信号の2乗
波の振幅が変化し、左右対称のピンクッション歪みを補
正することができ、S字歪み制御電圧を可変することに
より3乗波の振幅が変化し、上下非対称の垂直S字歪み
を補正することができる。従って、帰還抵抗器4の電圧
は、垂直画面サイズの情報及び垂直位置の情報を含んで
いるため、3乗波での補正量は垂直画面サイズ及び垂直
画面位置の変化に応じて自動的に変化し、追従する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管(以下C
RTと称す)の表示手段の画像歪補正装置に係り、特
に、表示手段の画面の幾何学歪みを補正する画像歪補正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像歪補正装置は、図6に示すよ
うに、垂直同期信号に基づいた周波数のパラボラ波電圧
を発生して送出されるパラボラ波発生回路11と、この
パラボラ波発生回路11から発生されたパラボラ波電圧
の2乗の信号を発生する乗算回路13と、この乗算回路
13から発生された信号をコーナー歪み制御電圧に応じ
て振幅制御する電圧制御増幅回路14と、パラボラ波発
生回路11から送出されたパラボラ波電圧をサイドピン
制御電圧に応じて振幅制御する電圧制御増幅回路12
と、この電圧制御増幅回路12の出力信号と電圧制御増
幅回路14の出力信号とを合成して水平偏向電流制御回
路に送出する加算器15とで構成される。
【0003】この従来の画像歪補正装置の動作は、図6
に示すように、CRTの曲率に起因する歪み、偏向ヨー
クの磁界分布の上下非対称性に起因する歪み及び装置側
で作成した歪補正信号とCRTに必要な歪補正信号との
位相ずれから生じる上下非対称の歪みがあり、電圧制御
増幅回路12の出力信号がサイドピン制御電圧によって
振幅制御され、ピンクッション歪みを低減させて電圧制
御増幅回路14の出力信号がコーナー歪み制御電圧によ
り振幅制御され、画像上下の局部歪み(以下コーナー歪
みと称す)を低減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像歪補正装置は、上下非対称となる歪みに対しては補
正できないため、コーナー歪みの補正を画面の上下で独
立して実施するので、回路規模が大きくなって高コスト
となる課題があり、かつコーナー歪み補正としてパラボ
ラ波電圧を2乗した4乗波の信号を使用しているため、
サイドピン補正回路で作成した補正信号とCRT側で必
要な信号との位相ずれによって上下非対称の歪みが発生
し、位相ずれによって発生する歪みには、3乗波の成分
が含まれるので、従来の歪補正装置で補正できないとい
う課題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上下非対称とな
る歪みを効果的に低減して低コストの画像歪補正装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の画像歪補正装置は、水平同期信号及び垂
直同期信号に基づいて入力された画像信号と、この画像
信号の垂直同期信号から生成されたパラボラ波電圧によ
り、水平偏向コイルに流れる電流を垂直周期で変調する
サイドピン補正回路と、垂直鋸波電圧によって垂直偏向
信号を出力する垂直偏向出力回路と、この垂直偏向出力
回路から出力された垂直偏向信号をS字歪み制御電圧に
応じて振幅制御する電圧制御増幅回路と、この電圧制御
増幅回路で振幅制御した垂直偏向信号とサイドピン制御
電圧との合成信号によって上記サイドピン補正回路の補
正量を可変する加算器とで構成されたことを特徴とす
る。
【0007】また、上述の課題を解決するために、本発
明の画像歪補正装置は、水平同期信号及び垂直同期信号
に基づいて入力された画像信号と、この画像信号の垂直
同期信号から生成されたパラボラ波電圧により、水平発
振回路の位相制御量を垂直周期で変調するサイドピン補
正回路と、垂直鋸波電圧によって垂直偏向信号を出力す
る垂直偏向出力回路と、この垂直偏向出力回路から出力
された垂直偏向信号をS字歪み制御電圧に応じて振幅制
御する電圧制御増幅回路と、この電圧制御増幅回路で振
幅制御した垂直偏向信号とサイドピンバランス制御電圧
との合成信号によって上記サイドピン補正回路の補正量
を可変する加算器とで構成されたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施の形態に
よる画像歪補正装置を図面を参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の第1実施の形態による画
像歪補正装置のブロック構成図である。
【0010】図2は、本発明の第1実施の形態による画
像歪補正装置のピンクッション歪み概要図(a)及び垂
直S字歪み概要図(b)である。
【0011】本発明の第1実施の形態による画像歪補正
装置は、図1に示すように、水平同期信号及び垂直同期
信号に基づいて入力された画像信号と、この画像信号の
垂直同期信号から生成されたパラボラ波電圧により、水
平偏向コイルに流れる電流を垂直周期で変調するサイド
ピン補正回路1と、垂直鋸波電圧によって垂直偏向信号
を出力する垂直偏向出力回路2と、この垂直偏向出力回
路2から出力された垂直偏向信号をS字歪み制御電圧に
応じて振幅制御する電圧制御増幅回路5と、この電圧制
御増幅回路5で振幅制御した垂直偏向信号とサイドピン
制御電圧との合成信号によってサイドピン補正回路1の
補正量を可変する加算器6とで構成される。
【0012】また、垂直偏向出力回路2は、垂直偏向ヨ
ーク3を駆動して帰還抵抗4に垂直周期の鋸波が発生
し、帰還抵抗器4の垂直偏向信号が電圧制御増幅回路5
に入力される。
【0013】次に、本発明の第1実施の形態による画像
歪補正装置の動作を図面を参照して説明する。
【0014】本発明の第1実施の形態による画像歪補正
装置の動作は、図1及び図2に示すように、サイドピン
補正回路1の出力信号が2乗波(パラボラ波)+3乗波
(S字波)となるので、サイドピン制御電圧を可変する
ことによって出力信号の2乗波の振幅が変化し、図2の
(a)に示すように、左右対称のピンクッション歪みを
補正することができ、S字歪み制御電圧を可変すること
により3乗波の振幅が変化し、図2の(b)に示すよう
に、上下非対称の垂直S字歪みを補正することができ
る。
【0015】従って、帰還抵抗器4の電圧は、垂直画面
サイズの情報及び垂直位置の情報を含んでいるため、3
乗波での補正量は垂直画面サイズ及び垂直画面位置の変
化に応じて自動的に変化し、追従する。
【0016】次に、本発明の第2実施の形態による画像
歪補正装置を図面を参照して説明する。
【0017】図3に、本発明の第2実施の形態による画
像歪補正装置のブロック構成図である。
【0018】本発明の第2実施の形態による画像歪補正
装置は、図3に示すように、第1実施の形態に対して直
接に垂直鋸波制御電圧を用いて歪みの補正を行うもの
で、電圧制御増幅回路5の入力電圧として垂直偏向出力
回路2を制御する垂直鋸波電圧を用いており、電圧振幅
増幅回路5の出力電圧をサイドピン制御電圧から減算器
7により減算することで、第1実施の形態と同様の効果
が得られ、垂直偏向出力回路2が反転回路で構成されて
いるために減算器7を使用している。
【0019】次に、本発明の第3実施の形態による画像
歪補正装置を図面を参照して説明する。
【0020】図4は、本発明の第3実施の形態による画
像歪補正装置のブロック構成図である。
【0021】図5は、本発明の第3実施の形態による画
像歪補正装置のピンクッション歪み概要図(a)及び垂
直S字歪み概要図(b)である。
【0022】本発明の第3実施の形態による画像歪補正
装置は、図4に示すように、水平同期信号及び垂直同期
信号に基づいて入力された画像信号と、この画像信号の
垂直同期信号から生成されたパラボラ波電圧により、水
平発振回路の位相制御量を垂直周期で変調するサイドピ
ン補正回路1と、垂直鋸波電圧によって垂直偏向信号を
出力する垂直偏向出力回路2と、この垂直偏向出力回路
2から出力された垂直偏向信号をS字歪み制御電圧に応
じて振幅制御する電圧制御増幅回路5と、この電圧制御
増幅回路5で振幅制御した垂直偏向信号とサイドピンバ
ランス制御電圧との合成信号によってサイドピン補正回
路1の補正量を可変する加算器6とで構成される。
【0023】次に、本発明の第3実施の形態による画像
歪補正装置の動作を図面を参照して説明する。
【0024】本発明の第3実施の形態による画像歪補正
装置の動作は、図4及び図5に示すように、第1実施の
形態と同様の構成であり、サイドピン補正回路1の出力
信号をサイドピンバランス制御電圧により、水平発振回
路の位相制御部に送出して水平方向の位相を垂直周期で
変調し、サイドピン補正回路1の出力信号が2乗波(パ
ラボラ波)+3乗波(S字波)となるので、サイドピン
バランス制御電圧を可変することにより、図5の(a)
に示すように、左右非対称のピンクッション歪みを補正
することができ、S字歪み制御電圧を可変することによ
り、図5の(b)に示すように、上下左右非対称の垂直
S字歪みを補正し、かつ3乗波による補正量が垂直画面
サイズ及び垂直画面位置の変化に応じて自動的に追従す
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像歪補
正装置によれば、画面上下の非対称の歪みを画面の歪み
量に応じて補正でき、かつ垂直画面サイズ及び垂直画面
位置の情報を含む垂直鋸波を使用しているので、歪みの
補正量が垂直画面サイズ及び垂直画面位置の変化に応じ
て自動的に追従し、常に良好な表示画像を得る効果があ
る。
【0026】また、本発明の画像歪補正装置によれば、
3乗波で歪みの補正が出来るので、装置が作成した歪補
正信号とCRTに必要な歪補正信号との位相ずれで発生
する3乗波の歪みの補正ができ、かつサイドピン補正回
路が集積化されている場合でも容易で安価に外付け回路
で追加できるとともに、垂直鋸波電圧が歪補正用IC内
部で作成されているため、集積化が容易にできる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による画像歪補正装置
のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1実施の形態による画像歪補正装置
のピンクッション歪み概要図(a)及び垂直S字歪み概
要図(b)である。
【図3】本発明の第2実施の形態による画像歪補正装置
のブロック構成図である。
【図4】本発明の第3実施の形態による画像歪補正装置
のブロック構成図である。
【図5】本発明の第3実施の形態による画像歪補正装置
のピンクッション歪み概要図(a)及び垂直S字歪み概
要図(b)である。
【図6】従来の画像歪補正装置のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1,10 サイドピン補正回路 2 垂直偏向出力回路 3 垂直偏向ヨーク 4 帰還抵抗器 5,12,14 電圧制御増幅回路 6,15 加算器 7 減算器 11 パラボラ波発生回路 14 乗算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号及び垂直同期信号に基づい
    て入力された画像信号と、この画像信号の垂直同期信号
    から生成されたパラボラ波電圧により、水平偏向コイル
    に流れる電流を垂直周期で変調するサイドピン補正回路
    と、垂直鋸波電圧によって垂直偏向信号を出力する垂直
    偏向出力回路と、この垂直偏向出力回路から出力された
    垂直偏向信号をS字歪み制御電圧に応じて振幅制御する
    電圧制御増幅回路と、この電圧制御増幅回路で振幅制御
    した垂直偏向信号とサイドピン制御電圧との合成信号に
    よって上記サイドピン補正回路の補正量を可変する加算
    器とで構成されたことを特徴とする画像歪補正装置。
  2. 【請求項2】 水平同期信号及び垂直同期信号に基づい
    て入力された画像信号と、この画像信号の垂直同期信号
    から生成されたパラボラ波電圧により、水平発振回路の
    位相制御量を垂直周期で変調するサイドピン補正回路
    と、垂直鋸波電圧によって垂直偏向信号を出力する垂直
    偏向出力回路と、この垂直偏向出力回路から出力された
    垂直偏向信号をS字歪み制御電圧に応じて振幅制御する
    電圧制御増幅回路と、この電圧制御増幅回路で振幅制御
    した垂直偏向信号とサイドピンバランス制御電圧との合
    成信号によって上記サイドピン補正回路の補正量を可変
    する加算器とで構成されたことを特徴とする画像歪補正
    装置。
JP11755898A 1998-04-27 1998-04-27 画像歪補正装置 Withdrawn JPH11313222A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6683424B2 (en) 2000-11-10 2004-01-27 Nec Electronics Corporation Distortion correcting circuit and display device

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705