JP2688853B2 - コンバージェンス補正回路 - Google Patents

コンバージェンス補正回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、陰極線管を使用したビデオプロジェクタ
ーに使用されるコンバージェンス補正回路に関する。
[従来の技術] 陰極線管(CRT)を使用した投写型ビデオプロジェク
ターで、例えば赤、緑及び青用の映像信号に対応して3
個の陰極線管を使用する場合には、第4図のようにこれ
ら陰極線管19,20,21が、スクリーン18に対してインライ
ン上に配置して構成される場合がある。
この場合、スクリーン18の中心pに3個の陰極線管19
〜21のビームが集中するようにコンバージェンスが調整
される。
しかし、中心pに対してコンバージェンスが取られて
も、スクリーン18の周辺に行くにしたがい、コンバージ
ェンスが次第にずれるので、各陰極線管19〜21のビーム
を走査することによって得られるラスターは第5図のよ
うになる。同図において、19l〜21は陰極線管19〜21
によるラスターを示す。
このようなスクリーン18の周辺部におけるコンバージ
ェンスのずれを補正するため、第6図に示すようなコン
バージェンス補正回路10が使用されている。
コンバージェンスのずれを補正するには、水平及び垂
直のコンバージェンスコイルを使用し、夫々で水平方向
及び垂直方向におけるコンバージェンスのずれを補正す
るものであるが、第6図はそのうち水平コンバージェン
ス補正回路10を示す。
端子1には、コンバージェンス補正信号が供給され
る。水平の基本的なコンバージェンス補正信号は水平パ
ラボラ波信号である。コンバージェンス補正信号は差動
アンプ2を経てSEPP構成の一対の出力トランジスタ4,5
に供給される。
出力トランジスタ4には切換スイッチ8を介して所定
の電源電圧Vcc(High)とVcc(Low)が選択的に供給さ
れ、また他方の出力トランジスタ5には切換スイッチ11
を介して所定の電源電圧−Vcc(High)と−Vcc(Low)
が選択的に供給される。この切換スイッチ8,11によっ
て、大きなコンバージェンス補正が必要な時のみ、±Vc
c(High)を供給し、回路の省電力化を図っている。3
はバイアス供給用のダイオードである。
出力トランジスタ4,5より出力されたコンバージェン
ス補正信号はコンバージェンスコイル12に供給される。
コンバージェンスコイル12は水平用である。
コンバージェンスコイル12に流れる補正電流は抵抗器
13で検出され、その出力が差動アンプ2に負帰還され
る。
出力トランジスタ4,5の出力段にはさらに電圧検出回
路22が設けられ、補正量が大きく、プラス側の出力電圧
が+Vcc(Low)よりも大きくなったとき、正側切換信号
が出力されて切換スイッチ8が図示のようにa−c側に
切り換えられて、通常時よりも高いプラスの電源電圧が
出力トランジスタ4に印加されるようになる。
同様にして、補正量が大きくマイナス側の出力電圧が
−Vcc(Low)よりも絶対値で大きくなると、負側切換信
号が出力されて切換スイッチ11が図示のようにe−g側
に切り換えられて、通常時よりも高いマイナスの補正電
圧が出力トランジスタ5に印加されるようになる。
上述したコンバージェンス補正回路10が陰極線管19に
対応するものであるときには、陰極線管21に使用される
コンバージェンス補正回路としては、使用するコンバー
ジェンス補正信号の極性が反転されたものが使用され
る。同一極性のコンバージェンス補正信号を使用すると
きには、コンバージェンスコイルの極性を反転させれば
よい。
このようにするには、第5図から明らかなように、コ
ンバージェンスのずれが陰極線管19のラスターの場合と
は逆になるからである。
また、垂直コンバージェンスの補正を行なうときに
は、基本的なコンバージェンス補正信号としては、垂直
ノコギリ波信号で乗算された水平ノコギリ波信号が使用
される。
[発明が解決しようとする課題] さて、このようなコンバージェンス補正回路10にあっ
ては、出力トランジスタ4,5のエミッタ電圧の大きさを
検出してコンバージェンス補正回路の電源電圧を切換え
るようにしているので、検出回路22の応答速度が問題と
なる。
応答速度が遅い場合には、出力電圧が、例えば+Vcc
(Low)よりも大きな電圧を必要とする時に、電源電圧
が+Vcc(Low)のままで必要とする電圧よりも小さいた
め、コンバージェンスのずれを正確には補正し得ない。
従って、例えば補正量が大きい部分では、出力電圧傾斜
は急となることが多く、応答速度が遅いと、コンバージ
ェンス補正が正確にはできなくなる。
そこで、この発明ではこのような課題を構成簡単に解
決したものであって、コンバージェンス補正のタイミン
グ遅れをなくしたコンバージェンス補正を提案するもの
である。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決するため、この発明においては、
複数の陰極線管を使用した投写型ビデオプロジェクター
における上記各陰極線管のラスターをスクリーンに投写
したときに生ずるコンバージェンスのずれを補正するコ
ンバージェンス補正回路において、コンバージェンスず
れが画面周辺部で大きいことに着目し、 水平ブランキング信号及び垂直ブランキング信号を共
に入力し、これらの両信号に基づいて、画面周辺部のラ
スター領域に対応する期間と画面中央部のラスター領域
に対応する期間とでレベルが反転するウィンドーパルス
を作成するウィンドーパルス作成回路を設けるととも
に、切換スイッチによって、このウィンドーパルス作成
回路から出力されるウィンドーパルスに応答して、画面
周辺部のラスター領域に対しては高い電源電圧を、画面
中央部のラスター領域に対しては低い電源電圧をそれぞ
れ選択するように構成することで、コンバージェンスの
ずれを補正するようにしたことを特徴とするものであ
る。
[作用] この構成において、コンバージェンスずれが大きいの
で電源電圧±Vcc(High)にする領域(第2図斜線領
域)に対応した合成切換信号が作成される。これは水平
のウインドーパルスPHと、垂直のウインドーパルスPVと
が合成された信号である。
合成切換信号が得られたときは、切換スイッチ8,11が
強制的に実線図示のように切り換えられる。
こうすれば、切り換えタイミングが遅れるようなこと
がないので、コンバージェンスのずれを確実に補正でき
る。
[実施例] 続いて、この発明に係るコンバージェンス補正回路の
一例を第1図以下を参照して詳細に説明する。
ただし、第6図の構成と同一の部分についての説明は
省略する。また、以下説明する例は、陰極線管19用であ
るが、陰極線管21用も同様に構成されるので、その説明
は省略する。
端子1に供給される基本となるコンバージェンス補正
信号はパラボラ波信号である。このコンバージェンス補
正信号が差動アンプ2、一対の出力トランジスタ4,5を
経てコンバージェンスコイル12に供給されるのは、従来
と同様である。また、出力トランジスタ4,5には切換ス
イッチ8,11を介して電圧値の異なる電源電圧+Vcc(Hig
h),+Vcc(Low),−Vcc(High),−Vcc(Low)が印
加されているのも同様である。
この発明では、ウインドーパルス作成回路16が設けら
れ、これより第2図の斜線領域に対応した合成切換信号
が形成される。
合成切換信号は、コンバージェンス補正量が大きいた
め電源電圧を±Vcc(High)にする領域に対応した信号
である。電源電圧を大きく(±Vcc(High)すべき領域
は第5図から明らかなように、予め判っているので、合
成切換信号は水平及び垂直の各ブランキングパルスから
形成することができる。
そのため、ウインドーパルス作成回路16には、その入
力端子14,15を通じて水平ブランキングパルスH・BLKと
垂直ブランキングパルスV・BLK(第3図A,C)とが供給
され、これより同図B,Dに示すような、所定幅の水平及
び垂直のウインドーパルスPH,VHが形成される。所定幅W
H,WVは第2図に示すコンバージェンス補正量が大きいた
め電源電圧を±Vcc(High)にする領域に対応してい
る。
この水平ウインドーパルスPHが水平周期の切換信号と
して使用され、垂直ウインドーパルスPVが垂直周期の切
換信号として使用され、これらがダイオード17a,17bを
経てワイヤードオアされる。ワイヤードオアされた切換
信号が合成切換信号として使用される。
このようにして形成された合成切換信号が上述した一
対の切換スイッチ8,11に共通に供給され、合成切換信号
の供給によって切換スイッチ8,11は実線図示のように切
り換えられる。
したがって、コンバージェンス補正量が大きく電源電
圧を±Vcc(High)にすべき領域を走査するタイミング
になると、出力トランジスタ4,5のエミッタ電圧の大き
さに拘らず、コンバージェンス補正信号に対する電源電
圧が強制的に高められて、コンバージェンスのずれが補
正される。
以上のような合成切換信号の形成手段は、水平コンバ
ージェンス補正回路10のみならず、垂直コンバージェン
ス補正回路(図示しない)にも設けられて、同様なコン
バージェンス補正が実行される。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、水平ブラン
キング信号及び垂直ブランキング信号に同期した所定の
期間、コンバージェンス補正回路の電力増幅部トランジ
スタに印加される電源電圧を強制的に変更してコンバー
ジェンスのずれを補正するようにしたものである。
これによれば、コンバージェンス補正量が大きく電源
電圧を±Vcc(High)にすべき領域を走査するタイミン
グになると、出力トランジスタのエミッタ電圧の大きさ
に拘らず、コンバージェンス補正信号に対する電源電圧
が強制的に高められて、コンバージェンスのずれが補正
される。
そのため、出力電圧検出回路の応答速度に全く依存す
ることなく、コンバージェンスのずれを確実に補正でき
る特徴を有する。
したがって、この発明は、複数の陰極線管を使用した
投写型ビデオプロジェクターにおける上記各陰極線管の
ラスターをスクリーンに投写したときに生ずるコンバー
ジェンスのずれを補正するコンバージェンス補正回路に
適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るコンバージェンス補正回路の一
例を示す接続図、第2図及び第3図はその動作説明に供
する図、第4図は投写型ビデオプロジェクターの原理
図、第5図はコンバージェンスずれを示す図、第6図は
従来のコンバージェンス補正回路の接続図である。 10……コンバージェンス補正回路 4,5……出力トランジスタ 8,11……切換スイッチ 12……コンバージェンスコイル 16……ウインドーパルス作成回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の陰極線管を使用した投写型ビデオプ
    ロジェクターにおける上記各陰極線管のラスターをスク
    リーンに投写したときに生ずるコンバージェンスのずれ
    を補正するものであって、コンバージェンス補正信号を
    入力する一対の電力増幅用の出力トランジスタと、高低
    2つの電源電圧のいずれか一方を選択して前記各出力ト
    ランジスタに加える一対の切換スイッチと、前記各出力
    トランジスタの出力電流によりコンバージェンスのずれ
    を補正するコンバージェンスコイルとを備えたコンバー
    ジェンス補正回路において、 水平ブランキング信号及び垂直ブランキング信号を共に
    入力し、これらの両信号に基づいて、画面周辺部のラス
    ター領域に対応する期間と画面中央部のラスター領域に
    対応する期間とでレベルが反転するウィンドーパルスを
    作成するウィンドーパルス作成回路を設けるとともに、
    前記切換スイッチは、このウィンドーパルス作成回路か
    ら出力されるウィンドーパルスに応答して、画面周辺部
    のラスター領域に対しては高い電源電圧を、画面中央部
    のラスター領域に対しては低い電源電圧を、それぞれ選
    択するように構成されていることを特徴とするコンバー
    ジェンス補正回路。
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