JPH0746431A - ブランキング回路 - Google Patents

ブランキング回路

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JPH0746431A
JPH0746431A JP16442393A JP16442393A JPH0746431A JP H0746431 A JPH0746431 A JP H0746431A JP 16442393 A JP16442393 A JP 16442393A JP 16442393 A JP16442393 A JP 16442393A JP H0746431 A JPH0746431 A JP H0746431A
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JP
Japan
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blanking
pulse
circuit
power supply
level
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JP16442393A
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English (en)
Inventor
Yutaka Miki
豊 三木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRTの第1グリッドG1にブランキングパ
ルスを印加する際、そのパルスの立ち上り、立ち下りを
急峻にし、表示画質を向上すること。 【構成】 映像信号は映像信号処理回路21から出力さ
れ、CRT駆動回路22で増幅されてCRT23のカソ
ードKに与えられる。ブランキングパルス発生回路24
は小振幅のブランキングパルスを発生する。このパルス
をアナログスイッチ25に入力し、第1の電源B1又は
第2の電源B2の電圧をボルテージフォロア回路で切り
換える。この出力をブランキングパルスとし、CRT2
3の第1グリッドG1に与える。こうするとアナログス
イッチ25の出力インピーダンスが低く、オーバーシュ
ートやアンダーシュートはなくなるため画質向上が図れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機のブ
ランキング回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CRTのブランキングについて
は、映像信号処理回路あるいはCRT駆動回路でブラン
キングパルスを挿入して、ブランキング期間にCRTの
カソード入力をカットオフレベルにする方法が一般的で
あった。しかし近年、映像信号のブランキング期間に基
準パルスを重畳して、例えばオートホワイトバランスを
行う回路が実用化されている(NHKテレビ技術教科書
(上),P.263−264,平成元年4月)。
【0003】このような回路ではブランキング期間のカ
ソード電流を検出するため、CRTのカソード入力をカ
ットオフにすることができない。そのためにCRTのカ
ソードに代わって、第1グリッド(以下、G1と記す)
に負方向のパルスを加える方式を用いる。この方式(以
下、G1ブランキングと記す)ではG1に加えるパルス
の波高値はCRTのカットオフレベル以上の波高値が必
要であり、例えば100Vppのパルスを使用している。
【0004】G1にブランキングパルスを発生する従来
のブランキング発生回路の一例を図5に示す。図5にお
いて、入力端子1は小振幅のブランキングパルスの入力
端子であり、NPNのトランジスタ2のベースに与えら
れる。トランジスタ2は入力パルスを電圧増幅するトラ
ンジタであり、そのエミッタと接地端との間には抵抗3
と、抵抗4及びコンデンサ5の直列接続体とが並列に接
続される。抵抗4及びコンデンサ5は出力パルスの高周
波特性を改善するものである。又トランジスタ2のコレ
クタは、NPNのトランジスタ6,順方向のダイオード
7,8,抵抗9,抵抗10及びコイル11の並列接続体
を夫々直列に介して電源VB2に接続される。
【0005】トランジスタ6は、トランジスタ2と共に
入力パルスを増幅するもので、そのベースはバイアス電
源VB1に接続される。例えば電源VB1,VB2の電
圧は夫々12V,150Vであり、入力端子1のパルス
の振幅は5VPPである。抵抗10及びコイル11は増幅
パルスの高周波特性を改善するタンク回路である。
【0006】次にNPNのトランジスタ12,PNPの
トランジスタ13は、トランジスタ2,6で電圧増幅さ
れたパルスを電力増幅するスイッチング用のトランジス
タである。トランジスタ12,13のベースは夫々ダイ
オード8のアノード,ダイオード7のカソードに接続さ
れ、夫々のエミッタは抵抗14,15の直列接続体に接
続される。出力端子16は抵抗14,15の共通接続端
に接続され、電力増幅されたブランキングパルスを出力
する端子である。尚、ダイオード7,8及び抵抗14,
15はトランジスタ12,13のバイアスを補償するた
めに接続されている。
【0007】このように構成された従来のブランキング
回路の動作について、以下図6を用いて説明する。図6
はブランキング回路の入力パルスと出力パルスを示す波
形図である。図5の入力端子1に図6(a)で示す5V
PPのブランキングパルスが入力されると、トランジスタ
6には12Vのバイアス電圧VB1が印加されているの
で、トランジスタ6は能動状態となり、トランジスタ2
と共に入力パルスを電圧増幅する。この場合、トランジ
スタ2の直流利得は抵抗3と抵抗9の抵抗値で決まる
が、パルスのエッジ部分の波形を補償するため、抵抗1
0及びコイル11のタンク回路と、抵抗4とコンデンサ
5のバイパス回路で信号の高周波成分を補正する。
【0008】次に、電圧増幅されたパルスは相補接続さ
れたトランジスタ12,13に与えられ、電力増幅され
る。この出力パルスは出力端子16を介してCRTのG
1に与えられる。CRTのG1は容量性負荷であるため
に、トランジスタ12,13を夫々NPN型,PNP型
とすることにより、スイッチング速度を上げている。こ
のようにして、例えば100Vppの極性の反転されたブ
ランキングパルスが生成され、G1に印加されて垂直又
は水平走査の帰線期間にブランキングが行われる。
【0009】テレビジョン受像機によっては、カソード
やG1に印加する信号レベルは異なり、図5に示す回路
の後に図示しないレベルシフト回路を接続し、この回路
を通してG1にブランキングパルスを印加する場合もあ
る。又レベルシフト回路を用いずに、電源VB2,VB
1,グラウンドレベルの電圧値を夫々シフトし、例えば
電源VB2を0Vとし、電源VB1を−138V,グラ
ウンドレベルを−150Vとして出力パルスのレベルを
変えることもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のブラ
ンキング回路は、小振幅のパルスをA級またはB級の増
幅器で大振幅に増幅して、CRTのG1にブランキング
パルスを印加するものであった。しかしながらバイポー
ラトランジスタを用いたパルス増幅器では、トランジス
タのホール蓄積効果によって出力パルスの立ち上り、立
ち下り部に遅延および波形なまりや波形歪みが生じる。
【0011】即ち、図6(a)に示す小振幅のパルスを
増幅すると、G1と接続された出力端子16の波形は図
6(b)又は(c)に示すような波形のパルスとなる。
図6(b)に示すように、パルスの立ち上り又は立ち下
り特性が悪い場合には、T1の期間は出力レベルが規定
の電圧V1 に達していない。この結果、水平走査の周期
でCRTの画面を見ると、水平走査の最初の部分がG1
の電圧レベルが低いため、表示画面の左端部において輝
度が低下するという問題を生じていた。
【0012】次に図5のタンク回路(抵抗10,コイル
11)及びバイパス回路(抵抗4,コンデンサ5)回路
を調整して高周波利得を上げると、立ち上り、立ち下り
特性は改善される。しかしこの反面、図6(c)に示す
ように、出力パルスのエッジでオーバーシュート及びア
ンダーシュートが発生する。図6(c)のT2 の期間
は、CRTの水平走査の期間でみると、表示画面の左端
部に縦じまが現われるという問題を生じていた。
【0013】このように従来のバイポーラトランジスタ
増幅器を用いたブランキングパルス発生回路では、ブラ
ンキングパルスの立ち上り、立ち下り特性がそのままC
RTの表示画面に影響し、画質の劣化をもたらすことと
なる。しかもこの立ち上り、立ち下り特性は、使用部品
のばらつきや温度によっても変動するため、均一で優れ
た出力特性を得るのは困難である。
【0014】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、CRTに与えるブランキングパ
ルスの立ち上り、立ち下り特性を改善して、画像の画質
向上を図ることのできるテレビジョン受像機のブランキ
ング回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、垂直又は
水平帰線期間のブランキングパルスを出力するブランキ
ングパルス発生回路と、陰極線管をカットオフしない第
1の電源及び陰極線管をカットオフするレベル以下の第
2の電源と、ブランキングパルス発生回路のブランキン
グパルスが入力され、そのパルスのH又はLレベルに応
じて、夫々第1の電源又は第2の電源の電圧を選択して
出力し、その信号を陰極線管のグリッドに与えるアナロ
グスイッチとを具備する構成である。
【0016】第2の発明は、垂直又は水平帰線期間のブ
ランキングパルスを出力するブランキングパルス発生回
路と、陰極線管をカットオフしない第1の電源及び陰極
線管をカットオフするレベル以下の第2の電源と、ブラ
ンキングパルス発生回路のブランキングパルスが入力さ
れ、そのパルスのH又はLレベルに応じて、夫々第1の
電源又は第2の電源の電圧を選択して出力し、その信号
を陰極線管のカソードに与えるアナログスイッチとを具
備する構成である。
【0017】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、ブラ
ンキングパルス発生回路は垂直又は水平帰線期間のブラ
ンキングパルスを小信号レベルで出力し、アナログスイ
ッチに与える。アナログスイッチは小信号のブランキン
グパルスを入力すると、そのパルスのH又はLレベルに
応じて、夫々第1の電源又は第2電源の電圧を選択す
る。こうすると第1及び第2の電源電圧が出力ブランキ
ングパルスとなり、低インピーダンスのパルスが陰極線
管に与えられる。又そのパルスはエッジ部が急峻な波形
となる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるテレビジョン
受像機のブランキング回路について図面を参照しつつ説
明する。図1は本実施例におけるブランキング回路の全
体構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、映像信号処理回路21は、
映像信号の輝度及びコントラストを制御する回路であ
り、その出力はCRT駆動回路22に与えられる。CR
T駆動回路22は、R,G,Bの各輝度信号を所定の振
幅に増幅する回路であり、その出力はCRT23のカソ
ードKに与えられる。
【0020】次にブランキングパルス発生回路24は、
垂直帰線期間及び水平帰線期間における小振幅(例えば
5VPP)のブランキングパルスを発生する回路である。
アナログスイッチ25は、電源B1又は電源B2の電圧
を選択するスイッチであり、その切換制御信号はブラン
キングパルス発生回路24によって与えられる。即ちア
ナログスイッチ25は、入力されたパルスがLレベルの
ときに第1の電源B1を選択し、パルスがHレベルのと
きに第2の電源B2を選択する回路である。電源B1は
CRT23をカットオフしない電圧を有し、第2の電源
B2はCRT23をカットオフする低いレベルの電圧源
である。アナログスイッチ25には、後述する電源B1
又はB2を断続するための一対のスイッチ回路30A,
30Bが設けられ、交互にオンオフするよう構成され
る。アナログスイッチ25の出力はCRT23のグリッ
ドG1に与えられる。
【0021】図2はアナログスイッチ25のオペアンプ
回路によって構成されたスイッチ回路の一例を示す回路
図である。図2において、第1の端子31、第2の端子
32はそれぞれ第1の電源B1、第2の電源B2の入力
端子であり、第3の端子33はブランキングパルス発生
回路24で発生されたブランキングパルスの入力端子で
ある。ボルテージフォロア接続されたオペアンプ30
A、30Bは外部からの制御信号で出力を出したり高イ
ンピーダンスになったりするように構成され、出力は共
通に出力端子34に接続されている。
【0022】一方、ブランキングパルスが入力される第
3の端子33はスイッチ回路30を開閉するための切換
信号の入力端子であり、オペアンプ30Bに接続される
とともにインバータ35を介してオペアンプ30Aに接
続されている。
【0023】ここで、第3の端子33に図1のブランキ
ングパルス発生回路24からHレベル、即ち電圧VDD
入力されるとオペアンプ30Bが導通する。又インバー
タ35の出力レベルはL、即ちVSSとなるため、オペア
ンプ30Aの出力は高インピーダンスとなる。従って出
力端子34はB2のレベルとなる。又第3の端子33に
Lレベル、即ちVSSが入力されるとオペアンプ30Bは
高インピーダンス出力となり、インバータ35の出力が
H、即ちVDDとなるためオペアンプ30Aは導通とな
る。従ってこのときの出力レベルはB1となる。
【0024】図3はアナログスイッチ30A、30Bを
トランジスタ回路によって構成した場合の一例を示す回
路図である。図3において、第1の端子31、第2の端
子32はそれぞれ第1の電源B1、第2の電源B2の入
力端子であり、第3の端子36はブランキングパルス発
生回路24で発生されたブランキングパルスの入力端子
である。PNPのトランジスタ41、42はそれぞれの
エミッタが共通に接続されて、そこに定電流源38から
電流が供給されている。
【0025】PNPのトランジスタ43、44はそれぞ
れのエミッタがトランジスタ41のコレクタに接続さ
れ、PNPのトランジスタ45、46もそれぞれのエミ
ッタがトランジスタ42のコレクタに接続されている。
トランジスタ43、45のコレクタはNPNのトランジ
スタ47のコレクタおよびベースとNPNのトランジス
タ48のベースに接続され、トランジスタ44、46の
コレクタはトランジスタ48のコレクタおよびPNPの
トランジスタ49のベースに接続されている。トランジ
スタ47、48のエミッタは電源B4に接続されてい
る。
【0026】トランジスタ43、45、41のベースは
それぞれ入力端子31、32、36に接続され、トラン
ジスタ42のベースには第5の電源B5から直流バイア
スが与えられ、トランジスタ44、46のベースはトラ
ンジスタ49のエミッタと出力端子34に接続されてい
る。トランジスタ49のコレクタは電源B4に接続され
ている。トランジスタ47、48はカレントミラー回路
を構成し、差動増幅回路を構成するトランジスタ43、
44および差動増幅回路を構成するトランジスタ45、
46の能動負荷となる。トランジスタ43、44、4
7、48、49、定電流源38、50によりボルテージ
フォロア回路が構成され、同様にトランジスタ45、4
6、47、48、49、定電流源38、50によりボル
テージフォロア回路が構成される。
【0027】入力端子36がHレベルのとき、トランジ
スタ41はオフとなり、トランジスタ42はオンとな
る。この時、トランジスタ45、46、47、48、4
9、定電流源38、50により構成されるボルテージフ
ォロア回路が動作し、入力端子32に与えられた電圧B
2が出力端子34に伝達される。入力端子37がLレベ
ルのとき、トランジスタ41はオンし、トランジスタ4
2はオフとなる。この時トランジスタ43、44、4
7、48、49、定電流源38、50により構成される
ボルテージフォロア回路が動作し、入力端子31に与え
られた電圧B1が出力端子34に伝達される。
【0028】このように構成された本実施例におけるブ
ランキング回路の動作について図1〜図4を用いて説明
する。図4は本実施例のブランキング回路の入出力パル
スを示す信号波形図である。図1において、映像信号処
理回路21はコントラスト、輝度などを制御した映像信
号をCRT駆動回路22に与える。CRT駆動回路22
は、入力された映像信号をCRT表示に必要な振幅に増
幅し、CRT23のカソードKに印加する。ブランキン
グパルス発生回路24は偏向回路(図示せず)の水平パ
ルス、垂直パルスなどを用いて、図4(a)に示す小振
幅のブランキングパルスを生成し、その出力をアナログ
スイッチ25に与える。
【0029】ブランキングパルス発生回路24からHレ
ベルの信号が与えられると、アナログスイッチ25の一
対のスイッチ回路30A,30Bは夫々導通及び非導通
となる。従ってスイッチ回路30A,30Bに夫々接続
された電源B1及びB2の電圧が切換られ、大振幅のブ
ランキングパルスが生成される。ブランキングパルスの
出力インピーダンスはG1の入力インピーダンスに比べ
きわめて小さくすることができ、十分な駆動能力が実現
される。
【0030】このようにしてアナログスイッチ25の出
力端から図4(b)に示すようなブランキングパルスが
出力され、CRT23のグリッドG1に出力される。こ
こでは図6(b)(c)の例に示すような出力波形のな
まりや、オーバーシュート及びアンダーシュートなどは
発生していない。このためアナログスイッチ25の出力
パルスの立ち上り、立ち下りはきわめて急峻となり、C
RT23の表示画面において左端部の輝度が低下した
り、縦じまが発生することもなく、全画面にわたって安
定した画像表示を行うことができる。
【0031】さて、バイポーラトランジスタ回路を用い
て上記のレベル変換回路を構成した場合、レベル変換時
に遅延が発生する。図4(b)の時間t1 ,t2 は、こ
のレベル変換における遅延時間と、図2又は図3の回路
における遅延時間の合計を示したものであるが、実際の
時間t1 ,t2 の大部分はレベル変換時における遅延時
間となる。従って、ブランキングパルス発生回路24に
おいて、これらの時間t1 ,t2 を補正するような位相
のパルスを発生すればよい。
【0032】尚、本実施例はCRT23の第1グリッド
にブランキングパルスを印加する場合について説明して
いるが、第1グリッド以外の他のグリッドにブランキン
グパルスを加える場合にも同様の効果が得られる。又第
1グリッドに映像信号を加えカソードにブランキングパ
ルスを加える場合にも同様の効果が得られることはいう
までもない。
【0033】又、本実施例で説明したPNPトランジス
タ、NPNトランジスタのそれぞれの極性を変えてPN
Pトランジスタの代わりにNPNトランジスタ、NPN
トランジスタのかわりにPNPトランジスタを用いても
同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1及び
第2の電源の電圧をアナログスイッチを用いて切り換
え、ブランキングパルスを生成したことにより、そのパ
ルスの出力インピーダンスを低下することができるとと
もに、陰極線管のグリッドやカソードに印加するブラン
キングパルスの立ち上り、立ち下りを急峻にすることが
できる。従って陰極線管の全画面にわたって、輝度むら
のない安定した映像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブランキング発生回
路の全体構成を示すブロック図
【図2】本実施例のブランキング発生回路のアナログス
イッチの構成例を示す回路図
【図3】同アナログスイッチの具体的なスイッチ回路の
構成例を示す回路図
【図4】同アナログスイッチの動作を示すパルス波形図
【図5】従来のブランキングパルス発生回路の一例を示
す回路図
【図6】従来のブランキングパルス発生回路の動作を示
すパルス波形図
【符号の説明】
21 映像信号処理回路 22 CRT駆動回路 23 CRT 24 ブランキングパルス発生回路 25 アナログスイッチ 30A,30B オペアンプFET 35 インバータ 41、42、43、44、45、46、49 PNPト
ランジスタ 47、48 NPNトランジスタ B1 第1の電源 B2 第2の電源 B5 第5の電源 K カソード G1 第1クリッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直又は水平帰線期間のブランキングパル
    スを出力するブランキングパルス発生回路と、陰極線管
    をカットオフしない第1の電源及び前記陰極線管をカッ
    トオフするレベル以下の第2の電源と、前記ブランキン
    グパルス発生回路のブランキングパルスが入力され、そ
    のパルスのHレベル又はLレベルに応じて、夫々第1の
    電源又は第2の電源の電圧を選択して出力し、その信号
    を前記陰極線管のグリッドに与えるアナログスイッチと
    を具備することを特徴とするブランキング回路。
  2. 【請求項2】垂直又は水平帰線期間のブランキングパル
    スを出力するブランキングパルス発生回路と、陰極線管
    をカットオフしない第1の電源及び前記陰極線管をカッ
    トオフするレベル以下の第2の電源と、前記ブランキン
    グパルス発生回路のブランキングパルスが入力され、そ
    のパルスのHレベル又はLレベルに応じて、夫々第1の
    電源又は第2の電源の電圧を選択して出力し、その信号
    を前記陰極線管のカソードに与えるアナログスイッチと
    を具備することを特徴とするブランキング回路。
  3. 【請求項3】アナログスイッチは、夫々前記第1又は第
    2の電源の電圧に接続され、ブランキングパルスによっ
    て交互に前記第1又は第2の電源の電圧を伝達する一対
    のスイッチ回路を含むものであることを特徴とする請求
    項1または2記載のブランキング回路。
  4. 【請求項4】スイッチ回路は、トランジスタを用いたボ
    ルテージフォロア回路を含むものであることを特徴とす
    る請求項3記載のブランキング回路。
JP16442393A 1993-07-02 1993-07-02 ブランキング回路 Pending JPH0746431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1056275A2 (en) * 1999-05-27 2000-11-29 Thomson Licensing S.A. Television apparatus with supplementary kinescope blanking and spot burn protection circuitry

Cited By (3)

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EP1056275A3 (en) * 1999-05-27 2003-06-04 Thomson Licensing S.A. Television apparatus with supplementary kinescope blanking and spot burn protection circuitry
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