JPH09148802A - 積層型バンドパスフィルタ - Google Patents

積層型バンドパスフィルタ

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JPH09148802A
JPH09148802A JP7301831A JP30183195A JPH09148802A JP H09148802 A JPH09148802 A JP H09148802A JP 7301831 A JP7301831 A JP 7301831A JP 30183195 A JP30183195 A JP 30183195A JP H09148802 A JPH09148802 A JP H09148802A
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electrode
bandpass filter
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Naotake Okamura
尚武 岡村
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が容易で、かつ製造し易い積層型バン
ドパスフィルタを得る。 【解決手段】 内部電極4(41,42),5(51
2)をそれぞれ表面に設けた誘電体シート2と、引出
し電極6(61,62)を表面に設けた誘電体シート2
と、シールド電極3を表面に設けた誘電体シート2を積
み重ねて一体的に焼成して積層体とする。この積層体の
手前側及び奥側の側面にそれぞれグランド用外部電極を
形成し、左側面及び右側面にそれぞれ入出力用外部電極
を形成する。手前側の側面のグランド用外部電極には内
部電極4の端部4a及びシールド電極3の端部3aが接
続され、奥側の側面のグランド用外部電極には内部電極
5の端部5a及びシールド電極3の端部3bが接続さ
れ、左側面の入出力用外部電極には引出し電極61の端
部6aが接続され、右側面の入出力用外部電極には引出
し電極62の端部6aが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンドパスフィル
タ、特に携帯電話等に使用される積層型バンドパスフィ
ルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバンドパスフィルタとし
ては、例えば図22に示すように、裏面全面に導体10
3を設け、かつ表面にλ/4の共振器であるストリップ
導体104を2個設けた誘電体基板102と、表面全面
に導体103を設けた誘電体基板102とを、ストリッ
プ導体104を間に挟むようにして接合し、積層構造と
したものが知られている。このストリップ導体104の
長さをL、中心波長をλ、誘電体基板102の比誘電率
をεとすると、以下の(1)式が成立する。
【0003】 L=(λ/4)×(1/ε)1/2 ……(1) また、二つのストリップ導体104の間隔Dは約λ/4
であることが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バンドパスフィルタにあっては、ストリップ導体104
が前記(1)式の関係を満足する長さLを必要とし、か
つ、二つのストリップ導体104の間隔Dは約λ/4を
必要とするので、バンドパスフィルタのサイズを小さく
することが困難であった。また、ストリップ導体104
等の寸法精度も厳しく、製造し難いという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、小型化が容易
で、かつ製造し易い積層型バンドパスフィルタを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る積層型バンドパスフィルタは、少なく
とも二つの共振器が、対向配置される少なくとも一対の
内部電極と、前記内部電極のいずれか一方の電極に電気
結合した引出し電極とを有し、前記内部電極及び前記引
出し電極と絶縁体と共に構成した積層体の表面に、前記
各共振器の内部電極の一方の電極に接続した第1の外部
電極と、前記各共振器の内部電極の他方の電極に接続し
た第2の外部電極と、前記各共振器の引出し電極のそれ
ぞれに接続した第3及び第4外部電極とを設けたことを
特徴とする。
【0007】また、本発明に係る積層型バンドパスフィ
ルタは、第3及び第4の外部電極を入出力用外部電極と
して使用し、第1の外部電極又は第2の外部電極の少な
くともいずれか一方の外部電極をグランド用外部電極と
して使用する。また、本発明に係る積層型バンドパスフ
ィルタは、内部電極と引出し電極との電気結合が、容量
性結合又は誘導性結合又は直接結合の少なくともいずれ
か一つの結合である。特に、容量性結合の場合には、引
出し電極の配設位置が内部電極の間又は外側のいずれで
あってもよい。
【0008】さらに、本発明に係る積層型バンドパスフ
ィルタは、積層体の上下表面部の少なくとも一方にシー
ルド電極が設けられている。このシールド電極は、第1
の外部電極又は第2の外部電極の少なくともいずれか一
方の外部電極に接続している場合と、いずれの電極にも
接続していない場合がある。そして、シールド電極と内
部電極との間隔は300μm以上であることが好まし
い。
【0009】また、本発明に係る積層型バンドパスフィ
ルタは、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極がそ
れぞれ前記積層体の対向する側面に形成されると共に、
前記内部電極がそれぞれ対向する側面に引き出され、前
記第1又は第2の外部電極に接続していることを特徴と
する。
【0010】
【作用】以上の構成により、内部電極間に発生するキャ
パシタンスを主要因とし、内部電極自身が有するインダ
クタンス等が組み合わされて、それぞれ分布定数共振器
が形成される。そして、複数個の分布定数共振器が誘導
結合及び容量結合にて多段化される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層型バンド
パスフィルタの実施形態について添付図面を参照して説
明する。各実施形態において、同一部品及び同一部分に
は同じ符号を付した。
【0012】[第1実施形態、図1〜図4]図1に示す
ように、積層型バンドパスフィルタ1は、内部電極4
(41,42),5(51,52)をそれぞれ表面に設けた
誘電体シート2と、引出し電極6(6 1,62)を表面に
設けた誘電体シート2と、シールド電極3を表面に設け
た誘電体シート2と、表面に何も設けない誘電体シート
2からなる。誘電体シート2は、セラミック粉末と結合
剤を混練したものをシート状にしたものである。各電極
3〜6は、Ag,Cu,Au,Ag−Pd等からなり、
印刷、スパッタリングあるいは蒸着等の手段により形成
される。
【0013】内部電極4は矩形状であり、その一端部4
aはシート2の手前側の辺に露出し、他端部4bは解放
端とされている。内部電極41と42は等しい寸法で設計
され、平行に並設されている。内部電極41はシート2
の左寄りの位置に配設され、内部電極42は右寄りの位
置に配設されている。内部電極4と対の関係にある内部
電極5は矩形状であり、内部電極4に対向している。こ
の内部電極5はその一端部5aがシート2の奥側の辺に
露出し、他端部5bが解放端とされている。内部電極5
1と52は等しい寸法で設計され、平行に並設されてい
る。内部電極51はシート2の左寄りの位置に配設さ
れ、内部電極52は右寄りの位置に配設されている。限
定されるものではないが、内部電極4の幅は内部電極5
の幅より若干広く設計されている。シート2を積層した
際に積層ずれが生じても、内部電極4,5間の対向面積
がばらつかないようにして一定の中心周波数のバンドパ
スフィルタを安定して製造するためである。なお、内部
電極4,5の形状は矩形状に限るものではなく、例えば
円形状、三角形状、多角形状等任意である。
【0014】引出し電極61は一端部6aがシート2の
左辺に露出し、他端部6bは幅を広くして広面積とされ
ている。この他端部6bは、内部電極51と容量性結合
をする。同様にして、引出し電極62は引出し電極61
等しい寸法で設計されており、一端部6aがシート2の
右辺に露出し、他端部6bは、内部電極52と容量性結
合をする。ただし、引出し電極は必ずしも端部6bを広
面積とする必要はなく、幅が一定の帯状の引出し電極で
あってもよい。また、引出し電極は必ずしも内部電極5
に近接して配置する必要はなく、内部電極4に近接して
設けてもよいし、内部電極4と5の間に設けてもよい。
【0015】シールド電極3は、シート2の略表面全面
に形成されており、一端部3aはシート2の手前側の辺
に露出し、他端部3bは奥側の辺に露出している。シー
ト2の外周縁部にシールド電極3を形成しない部分3
c,3dを設定することにより、層間の接合強度をアッ
プさせている。シールド電極3とシート2は材質が異な
るため接合力が弱く、シールド電極3をシート2の表面
全面に形成すると剥れ等の不具合が発生し易くなるから
である。従って、剥がれ等の心配がない場合には、シー
ルド電極3をシート2の表面全面に形成してもよい。
【0016】以上の構成からなる各シート2は積み重ね
られた後、一体的に焼結されて積層体とされる。次に、
図2に示すように、得られた積層体の手前側及び奥側の
側面にそれぞれグランド用外部電極7,8が形成され、
左側面及び右側面にそれぞれ入出力用外部電極9,10
が形成される。外部電極7〜10は、塗布焼付、スパッ
タリングあるいは蒸着等の手段により形成される。グラ
ンド用外部電極7には内部電極4の端部4a及びシール
ド電極3の端部3aが接続され、グランド用外部電極8
には内部電極5の端部5a及びシールド電極3の端部3
bが接続され、入出力用外部電極9には引出し電極61
の端部6aが接続され、入出力用外部電極10には引出
し電極62の端部6aが接続されている。図3に示すよ
うに、シールド電極3と内部電極4,5との間隔dは3
00μm以上に設定するのが好ましく、400μm以
上、600μm以上、さらには800μm以上に設定す
ることがより好ましい。なぜなら、間隔dが小さいと、
シールド電極3に渦電流損が発生してバンドパスフィル
タ内の磁界が減衰させられ、フィルタの挿入損失が増え
るからである。
【0017】こうして得られた積層型バンドパスフィル
タ1において、内部電極41,51間に発生するキャパシ
タンスと内部電極41,51自身が有するインダクタンス
等が組み合わされて1個の分布定数共振器を形成する。
同様に、内部電極42,52間に発生するキャパシタンス
と内部電極42,52自身が有するインダクタンス等が組
み合わされて1個の分布定数共振器を形成する。形成さ
れた2個の分布定数共振器は誘導結合及び容量結合にて
結合され、いわゆる2段のバンドパスフィルタとなる。
つまり、キャパシタンスを主要因とする分布定数型のバ
ンドパスフィルタとし、従来のようなストリップ導体を
用いていないので、中心波長λを何ら考慮する必要がな
く、バンドパスフィルタ1のサイズを可及的に小さくで
きる。従って、小型で、かつ低損失のバンドパスフィル
タが得られる。さらに、内部電極4,5等の寸法精度が
比較的緩く、しかも従来の積層型コンデンサの製造方法
を利用することができるので、製造が容易である。
【0018】図4は、得られたバンドパスフィルタの減
衰特性(実線15)と反射特性(実線16)を示すグラ
フである。図4中、破線17で示す減衰特性は、後述す
る第5実施形態で得られたフィルタのものを示す。
【0019】[第2実施形態、図5及び図6]図5に示
すように、積層型バンドパスフィルタ21は、引出し電
極22(22 1、222)を残して前記第1実施形態のバ
ンドパスフィルタ1と同様の構造をしている。引出し電
極221は略T字形状をしており、一端部22aが誘電
体シート2の左辺に露出し、他端部22bはシート2の
奥側の辺に露出している。この他端部22bは、内部電
極51と誘導性結合をする。同様にして、引出し電極2
2は引出し電極221と等しい寸法で設計されており、
一端部22aが誘電体シート2の右辺に露出し、他端部
22bはシート2の奥側の辺に露出している。この他端
部22bは、内部電極52と誘導性結合をする。
【0020】図6に示すように、引出し電極221の端
部22aは入出力用外部電極9に接続され、端部22b
はグランド外部電極8に接続されている。一方、引出し
電極222の端部22aは入出力用電極10に接続さ
れ、端部22bはグランド外部電極8に接続されてい
る。なお、引出し電極は必ずしもT字形状とする必要は
なく、L字形状であってもよい。また、引出し電極は必
ずしも内部電極5に近接して配置する必要はなく、内部
電極4に近接して設けてもよいし、内部電極4と5の間
に設けてもよい。以上の構成からなる積層型バンドパス
フィルタ21は前記第1実施形態のバンドパスフィルタ
1と同様の作用効果を奏する。
【0021】[第3実施形態、図7及び図8]図7及び
図8に示すように、積層型バンドパスフィルタ31は、
引出し電極32(321,322)を残して前記第1実施
形態のバンドパスフィルタ1と同様の構造をしている。
引出し電極32は内部電極5が形成されている誘電体シ
ート2に形成されている。引出し電極321は幅が一定
の帯状をしており、一端部32aが誘電体シート2の左
辺に露出し、他端部32bは内部電極51と略T字形状
をなすように接続している。従って、引出し電極321
は内部電極51と直接結合している。そして、端部32
aは入出力用外部電極9に接続されている。一方、引出
し電極322は引出し電極321と等しい寸法で設計され
ており、一端部32aがシート2の右辺に露出し、他端
部32bは内部電極52と接続している。従って、引出
し電極322は内部電極52と直接結合している。そし
て、端部32aは入出力用外部電極10に接続されてい
る。なお、引出し電極は必ずしも内部電極5に接続する
必要はなく、内部電極4に接続してもよい。以上の構成
からなる積層型バンドパスフィルタ31は前記第1実施
形態のバンドパスフィルタ1と同様の作用効果を奏す
る。
【0022】[第4実施形態、図9及び図10]図9に
示すように、積層型バンドパスフィルタ41は内部電極
2,52を残して前記第1実施形態のバンドパスフィル
タ1と同様の構造をしている。内部電極42は一端部4
aがシート2の奥側の辺に露出している。すなわち、同
一シート2面上に形成された内部電極41がシート2の
手前側の辺に引き出されているのに対して、内部電極4
2はシート2の奥側の辺に引き出されている。
【0023】一方、内部電極52は一端部5aがシート
2の手前側の辺に露出している。すなわち、同一シート
2面上に形成された内部電極51がシート2の奥側の辺
に引き出されているのに対して、内部電極52はシート
2の手前側の辺に引き出されている。従って、各シート
2を積層して構成した積層体において、引出し電極61
に容量性結合する内部電極51(図9において下側に配
置している内部電極51)は積層体の奥側の側面に引き
出されて露出しており、一方、引出し電極62に容量性
結合する内部電極52(図9において下側に配置してい
る内部電極52)は積層体の手前側の側面に引き出され
て露出している。そして、内部電極42の端部4aは積
層体の奥側の側面に形成されたグランド用外部電極8に
接続され、内部電極52の端部5aは積層体の手前側の
側面に形成されたグランド用外部電極7に接続される。
【0024】図10は、こうして得られたバンドパスフ
ィルタ41の減衰特性(実線44)と反射特性(実線4
5)を示すグラフである。減衰特性はフィルタ41の中
心周波数より高周波側に(図中Aで示した位置に)極が
生じている。従って、バンドパスフィルタ41は前記第
1実施形態のバンドパスフィルタ1と同様の作用効果を
奏すると共に、より減衰特性が優れたものになる。
【0025】[第5実施形態、図11]図11に示すよ
うに、積層型バンドパスフィルタ51は内部電極4(4
1,42,43)、5(51,52,53)をそれぞれ誘電体
シート2の表面に平行に配置して3個の共振器を構成し
たものである。内部電極4は一端部4aがシート2の手
前側の辺に露出し、この内部電極4に対向している内部
電極5は一端部5aがシート2の奥側の辺に露出してい
る。内部電極41,51はシート2の左寄りの位置に、内
部電極42,52はシート2の中央の位置に、内部電極4
3,53はシート2の右寄りの位置に配設されている。引
出し電極61,62は、それぞれ内部電極51,53と容量
性結合する。
【0026】各シート2は積み重ねられた後、一体的に
焼結されて積層体とされる。さらに、前記第1実施形態
のフィルタ1と同様に、積層体の手前側及び奥側の側面
にそれぞれグランド用外部電極7,8が形成され、左側
面及び右側面にそれぞれ入出力用外部電極9,10が形
成される(図2参照)。グランド用外部電極7には内部
電極4の端部4a及びシールド電極3の端部3aが接続
され、グランド用外部電極8には内部電極5の端部5a
及びシールド電極3の端部3bが接続され、入出力用外
部電極9には引出し電極61の端部6aが接続され、入
出力用外部電極10には引出し電極62の端部6aが接
続されている。
【0027】こうして得られたバンドパスフィルタ51
において、内部電極41,51間に発生するキャパシタン
スと内部電極41,51自身が有するインダクタンス等が
組み合わされて1個の分布定数共振器が形成される。同
様にして、内部電極42,52及び内部電極43,53にて
それぞれ1個の分布定数共振器が形成される。形成され
た3個の共振器は誘導結合及び容量結合にて結合され、
いわゆる3段のバンドパスフィルタとなる。このバンド
パスフィルタ51の減衰特性を図4の破線17で示す。
このバンドパスフィルタ51は従来のストリップ導体を
用いないので、製品サイズは小さく、抵抗成分も小さく
なる。従って、小型でかつ低損失、しかも、内部電極
4,5を並置するだけで容易に3段のバンドパスフィル
タを得ることができる。
【0028】[第6実施形態、図12]図12に示すよ
うに、積層型バンドパスフィルタ56は内部電極42
び52を残して前記第5実施形態のバンドパスフィルタ
51と同様の構造をしている。内部電極42は一端部4
aがシート2の奥側の辺に露出している。すなわち、同
一シート2面上に形成された内部電極41,43がシート
2の手前側の辺に引き出されているのに対して、内部電
極42はシート2の奥側の辺に引き出されている。一
方、内部電極52は一端部5aがシート2の手前側の辺
に露出している。すなわち、同一シート2面上に形成さ
れた内部電極51,53がシート2の奥側の辺に引き出さ
れているのに対して、内部電極52はシート2の手前側
の辺に引き出されている。
【0029】従って、各シート2を積層して構成した積
層体において、引出し電極61,62に容量性結合する内
部電極51,53(図12において下側に配置している内
部電極51,53)は積層体の奥側の側面に引き出されて
露出している。そして、内部電極42の端部4aは積層
体の奥側の側面に形成されたグランド用外部電極8に接
続され、内部電極52の端部5aは積層体の手前側の側
面に形成されたグランド用外部電極7に接続される。
【0030】こうして得られたバンドパスフィルタ56
の減衰特性は、図4の破線17で示したグラフと同様の
ものとなり、減衰特性はフィルタ56の中心周波数より
高周波側に極が形成される。従って、バンドパスフィル
タ56は、前記第5実施形態のバンドパスフィルタ51
と同様の作用効果を奏する。
【0031】[第7実施形態、図13及び図14]図1
3に示すように、積層型バンドパスフィルタ61は内部
電極43及び53を残して前記第5実施形態のバンドパス
フィルタ51と同様の構造をしている。内部電極43
一端部4aがシート2の奥側の辺に露出している。すな
わち、同一シート2面上に形成された内部電極41,42
がシート2の手前側の辺に引き出されているのに対し
て、内部電極43はシート2の奥側の辺に引き出されて
いる。一方、内部電極53は一端部5aがシート2の手
前側の辺に露出している。すなわち、同一シート2面上
に形成された内部電極51,52がシート2の奥側の辺に
引き出されているのに対して、内部電極53はシート2
の手前側の辺に引き出されている。
【0032】従って、各シート2を積層して構成した積
層体において、引出し電極61に容量性結合する内部電
極51(図13において下側に配置している内部電極
1)は積層体の奥側の側面に引き出されて露出してお
り、一方、引出し電極62に容量性結合する内部電極53
(図13において下側に配置している内部電極53)は
積層体の手前側の側面に引き出されて露出している。そ
して、内部電極43の端部4aは積層体の奥側の側面に
形成されたグランド用外部電極8に接続され、内部電極
3の端部5aは積層体の手前側の側面に形成されたグ
ランド用外部電極7に接続される。
【0033】図14は、こうして得られたバンドパスフ
ィルタ61の減衰特性(実線64)と反射特性(実線6
5)を示すグラフである。減衰特性はフィルタ61の中
心周波数より低周波側に(図中Bで示した位置に)極が
生じている。
【0034】[第8実施形態、図15及び図16]図1
5に示すように、積層型バンドパスフィルタ66は内部
電極4(41,42,43,44)、5(51,52,53
4)をそれぞれ誘電体シート2の表面に平行に配置し
て4個の共振器を構成したものである。
【0035】内部電極4は一端部4aがシート2の手前
側の辺に露出し、この内部電極4に対向している内部電
極5は一端部5aがシート2の奥側の辺に露出してい
る。引出し電極61,62は、それぞれ内部電極51,54
と容量性結合する。各シート2は積み重ねられた後、一
体的に焼結されて積層体とされる。さらに、前記第1実
施形態のフィルタ1と同様に、積層体の手前側及び奥側
の側面にそれぞれグランド用外部電極7,8が形成さ
れ、左側面及び右側面にそれぞれ入出力用外部電極9,
10が形成される(図2参照)。グランド用外部電極7
には内部電極4の端部4a及びシールド電極3の端部3
aが接続され、グランド用外部電極8には内部電極5の
端部5a及びシールド電極3の端部3bが接続され、入
出力用外部電極9には引出し電極61の端部6aが接続
され、入出力用外部電極10には引出し電極62の端部
6aが接続されている。
【0036】こうして得られたバンドパスフィルタ66
において、内部電極41,51間に発生するキャパシタン
スと内部電極41,51自身が有するインダクタンス等が
組み合わされて1個の分布定数共振器が形成される。同
様にして、内部電極42,52、内部電極43,53及び内
部電極44,54にてそれぞれ1個の分布定数共振器が形
成される。形成された4個の共振器は誘導結合及び容量
結合にて結合され、いわゆる4段のバンドパスフィルタ
となる。図16は、バンドパスフィルタ66の減衰特性
(実線69)と反射特性(実線70)を示すグラフであ
る。減衰特性はフィルタ66の中心周波数を挟んで高周
波側及び低周波側に(図中C及びDで示した位置に)極
が生じており、優れた減衰特性を有している。
【0037】以上の結果、このバンドパスフィルタ66
は従来のストリップ導体を用いないので、製品サイズは
小さく、抵抗成分も小さくなる。従って、小型でかつ低
損失、しかも、内部電極4,5を並置するだけで容易に
4段のバンドパスフィルタを得ることができる。
【0038】[第9実施形態、図17]図17に示すよ
うに、積層型バンドパスフィルタ71は内部電極42
4及び52,54を残して前記第8実施形態のバンドパ
スフィルタ66と同様の構造をしている。内部電極
2,44は一端部4aがシート2の奥側の辺に露出して
いる。すなわち、同一シート2面上に形成された内部電
極41,43がシート2の手前側の辺に引き出されている
のに対して、内部電極42,44はシート2の奥側の辺に
引き出されている。一方、内部電極52,54は一端部5
aがシート2の手前側の辺に露出している。すなわち、
同一シート2面上に形成された内部電極51,53がシー
ト2の奥側の辺に引き出されているのに対して、内部電
極52,54はシート2の手前側の辺に引き出されてい
る。
【0039】従って、各シート2を積層して構成した積
層体において、引出し電極61に容量性結合する内部電
極51(図17において下側に配置している内部電極
1)は積層体の奥側の側面に引き出されて露出してお
り、一方、引出し電極62に容量性結合する内部電極54
(図17において下側に配置している内部電極54)は
積層体の手前側の側面に引き出されて露出している。そ
して、内部電極42,44の端部4aは積層体の奥側の側
面に形成されたグランド用外部電極8に接続され、内部
電極52,54の端部5aは積層体の手前側の側面に形成
されたグランド用外部電極7に接続される。
【0040】こうして得られたバンドパスフィルタ71
の減衰特性及び反射特性は、図16に示したグラフと同
様のものである。従って、バンドパスフィルタ71は前
記第8実施形態のバンドパスフィルタ66と同様の作用
効果を奏する。なお、このバンドパスフィルタ71にお
いては、各シート2上に形成した内部電極を交互に逆の
側面に引き出したものであるが、これに限らず、内部電
極を2個づつ、例えば41,42をシート2の手前側に、
3,44を奥側に導出させるようにしてもよい。
【0041】[第10実施形態及び第11実施形態、図
18及び図19]図18に示すように、積層型バンドパ
スフィルタ76は、前記第1実施形態のバンドパスフィ
ルタ1の上側表面部に配設されたシールド電極3を取り
除いたものと同様の構造をしている。また、図19に示
すように積層型バンドパスフィルタ81は、前記第1実
施形態のバンドパスフィルタ1のシールド電極3を全て
取り除いたものと同様の構造をしている。これらの共振
器76,81は前記第1実施形態のバンドパスフィルタ
1と同様の作用効果を奏すると共に、シールド電極の数
が少ない分だけ製造工数が省略でき、より安価に製造す
ることができる。
【0042】なお、バンドパスフィルタ76,81の場
合、プリント基板等に実装後にシールド用金属ケースを
フィルタ76,81に被せたり、あるいはプリント基板
等に形成した広面積のシールド用グランドパターンにフ
ィルタ76,81を半田付け等によって実装することに
より、フィルタ76,81をシールドしてもよい。な
お、第10、第11実施形態の趣旨を、第1実施形態以
外の他の実施形態に適用できることは言うまでもない。
【0043】[第12実施形態及び第13実施形態、図
20〜図21]図20に示すように、積層型バンドパス
フィルタ86は、シールド電極87を残して前記第1実
施形態のバンドパスフィルタ1と同様の構造をしてい
る。シールド電極87は、誘電体シート2の略表面全面
に形成されており、一端部87aはシート2の手前側の
辺に露出している。シート2の外周縁部には、シールド
電極87を形成しない部分87b,87cを設定するこ
とにより、シート2間の接合強度をアップさせている。
シールド電極87はグランド外部電極7のみに接続され
ている。
【0044】また、図21に示すように、積層型バンド
パスフィルタ91はシールド電極92を残して前記第1
実施形態のバンドパスフィルタ1と同様の構造をしてい
る。シールド電極92は、誘電体シート2の略表面全面
に形成されており、シート2の外周縁部にシールド電極
92を形成しない部分92aを設定することにより、シ
ート2間の接合強度をアップさせている。シールド電極
92はいずれの電極にも接続されていない。以上の構成
からなるバンドパスフィルタ86,91は前記第1実施
形態のバンドパスフィルタ1と同様の作用効果を奏する
と共に、シート2間の接合強度がよりアップしたものが
得られる。これら第12、第13実施形態の趣旨も、第
1実施形態以外の他の実施形態に適用できることは言う
までもない。
【0045】[他の実施形態]なお、本発明に係る積層
型バンドパスフィルタは前記実施形態に限定するもので
はなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができ
る。
【0046】前記実施形態のように、1個の共振器の内
部電極の数は4枚に限るものではなく、2枚以上であれ
ばその数は任意である。内部電極の数を増すと、バンド
パスフィルタの中心周波数を低くでき、内部電極の数を
調整することによってMHz帯からGHz帯までのバン
ドパスフィルタをサイズを大きくすることなく任意に設
計することができ、通信機用に限らず、TV機等にも幅
広く利用することができる。内部電極相互の間隔は等し
くなくともよく、仕様に合わせて各内部電極相互の間隔
を変えてもよい。また、共振器は5個以上備えていても
よい。
【0047】また、外部電極は積層体の側面に必ずしも
設ける必要はなく、スルーホール等の電気的接続手段を
利用して積層体の表裏面に形成してもよいことは言うま
でもない。さらに、前記実施形態は、シートを積み重ね
た後、一体的に焼結するものであるが、必ずしもこれに
限定されない。例えば、以下に説明する製法によって積
層型バンドパスフィルタを製作してもよい。印刷等の手
段によりペースト状の誘電体材料を塗布、乾燥して誘電
体膜を形成した後、その誘電体膜の表面にペースト状の
導電体材料を塗布、乾燥して電極膜を形成する。こうし
て順に重ね塗りすることによって積層構造を有するバン
ドパスフィルタが得られる。また、シート2も、必ずし
も誘電体やセラミックである必要はなく、樹脂フィルム
や他の絶縁体を用いてもよく、さらに予め焼結されたセ
ラミックを用いてもよい。
【0048】また、内部電極と引出し電極との電気結合
は、例えば容量性結合と誘導性結合を組み合わせたもの
等、容量性結合、誘導性結合及び直接結合を任意に組み
合わせたものであってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、対向配置される少なくとも一対の内部電極と、
この内部電極のいずれか一方の電極に電気結合した引出
し電極とを備えたことにより、内部電極間に発生するキ
ャパシタンスを主要因とし、内部電極自身が有するイン
ダクタンス等が組み合わされて分布定数共振器が形成さ
れる。さらに、複数個の分布定数共振器は誘導結合及び
容量結合にて容易に多段化され、バンドパスフィルタを
形成することができる。そして、ストリップ導体を用い
ないので、バンドパスフィルタのサイズを小さくするこ
とができ、かつ、抵抗成分が小さく、低損失のバンドパ
スフィルタが得られる。さらに、内部電極等の寸法精度
が比較的緩く、しかも従来の積層型コンデンサの製造方
法を利用することができ、製造が容易である。また、内
部電極の数を調整するだけで、バンドパスフィルタの中
心周波数をコントロールできるので、バンドパスフィル
タのサイズを大きくすることなく任意の中心周波数のも
のを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第1
実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した積層型バンドパスフィルタの外観
を示す斜視図。
【図3】図2に示した積層型バンドパスフィルタのIII
−III断面図。
【図4】図2に示したフィルタの減衰特性及び損失特性
を示すグラフ。
【図5】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第2
実施形態を示す分解斜視図。
【図6】図5に示した積層型バンドパスフィルタの断面
図。
【図7】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第3
実施形態を示す分解斜視図。
【図8】図7に示した積層型バンドパスフィルタの断面
図。
【図9】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第4
実施形態を示す分解斜視図。
【図10】図9に示したフィルタの減衰特性及び損失特
性を示すグラフ。
【図11】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
5実施形態を示す分解斜視図。
【図12】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
6実施形態を示す分解斜視図。
【図13】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
7実施形態を示す分解斜視図。
【図14】図13に示したフィルタの減衰特性及び損失
特性を示すグラフ。
【図15】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
8実施形態を示す分解斜視図。
【図16】図15に示したフィルタの減衰特性及び損失
特性を示すグラフ。
【図17】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
9実施形態を示す分解斜視図。
【図18】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
10実施形態を示す分解斜視図。
【図19】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
11実施形態を示す分解斜視図。
【図20】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
12実施形態を示す分解斜視図。
【図21】本発明に係る積層型バンドパスフィルタの第
13実施形態を示す分解斜視図。
【図22】従来の積層型バンドパスフィルタを示す分解
斜視図。
【符号の説明】
1,21,31,41,51,56,61,66,7
1,76,81,86,91…積層型バンドパスフィル
タ 2…誘電体シート 3,87,92…シールド電極 4(41,42,43,44),5(51,52,53,54
…内部電極 6(61,62),22(221,222),32(3
1,322)…引出し電極 7…グランド用外部電極(第1の外部電極) 8…グランド用外部電極(第2の外部電極) 9…入出力用外部電極(第3の外部電極)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの共振器を備えたバンド
    パスフィルタにおいて、 前記共振器が、対向配置される少なくとも一対の内部電
    極と、前記内部電極のいずれか一方の電極に電気結合し
    た引出し電極とを有し、前記内部電極及び前記引出し電
    極と絶縁体と共に構成した積層体の表面に、前記各共振
    器の内部電極の一方の電極に接続した第1の外部電極
    と、前記各共振器の内部電極の他方の電極に接続した第
    2の外部電極と、前記各共振器の引出し電極のそれぞれ
    に接続した第3及び第4外部電極とを設けたことを特徴
    とする積層型バンドパスフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記第3及び第4の外部電極が入出力用
    外部電極であることを特徴とする請求項1記載の積層型
    バンドパスフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記第1の外部電極又は前記第2の外部
    電極の少なくともいずれか一方の外部電極がグランド用
    外部電極であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    積層型バンドパスフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記内部電極と前記引出し電極との電気
    結合が、容量性結合又は誘導性結合又は直接結合の少な
    くともいずれか一つの結合であることを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の積層型バンドパスフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記内部電極と前記引出し電極との電気
    結合が容量性結合であり、前記引出し電極の配設位置が
    前記内部電極の間又は外側であることを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の積層型バンドパスフィルタ。
  6. 【請求項6】 前記積層体の上下表面部の少なくとも一
    方にシールド電極が設けられていることを特徴とする請
    求項1,2,3,4又は5記載の積層型バンドパスフィ
    ルタ。
  7. 【請求項7】 前記シールド電極が前記第1の外部電極
    又は前記第2の外部電極の少なくともいずれか一方の外
    部電極に接続していることを特徴とする請求項6記載の
    積層型バンドパスフィルタ。
  8. 【請求項8】 前記シールド電極がいずれの外部電極に
    も接続されていないことを特徴とする請求項6記載の積
    層型バンドパスフィルタ。
  9. 【請求項9】 前記内部電極と前記シールド電極との間
    隔が300μm以上であることを特徴とする請求項6,
    7又は8記載の積層型バンドパスフィルタ。
  10. 【請求項10】 前記第1の外部電極と前記第2の外部
    電極がそれぞれ前記積層体の対向する側面に形成され、
    かつ、前記内部電極がそれぞれ前記対向する側面に引き
    出されて前記第1又は第2の外部電極に接続しているこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8
    又は9記載の積層型バンドパスフィルタ。
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