JPH11355008A - 積層型誘電体フィルタ - Google Patents

積層型誘電体フィルタ

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JPH11355008A
JPH11355008A JP15972298A JP15972298A JPH11355008A JP H11355008 A JPH11355008 A JP H11355008A JP 15972298 A JP15972298 A JP 15972298A JP 15972298 A JP15972298 A JP 15972298A JP H11355008 A JPH11355008 A JP H11355008A
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JP
Japan
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electrode
dielectric
dielectric layer
filter
input
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Application number
JP15972298A
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English (en)
Inventor
Takami Hirai
隆己 平井
Yasuhiko Mizutani
靖彦 水谷
Kazuyuki Mizuno
和幸 水野
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化が実現可能な積層型誘電体フィルタを得
る。 【解決手段】積層体12中に設けられた容量を形成する
各電極(60、62、70、72、74)及び共振素子
(14a、14b)で挟まれた誘電体層(18、20、
22、24)の誘電率ε1を他の誘電体層(16、26
及び28)の誘電率ε2よりも高い値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層型誘電体フィ
ルタに関し、特に、携帯用電話機等の高周波無線機器に
利用する高周波回路フィルタや、アンテナデュプレクサ
等に使用される積層型誘電体フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、積層型誘電体フィルタの構成と
しては、外周面に入力端子、出力端子及びアース電極が
形成された誘電体層内に一端部がアース電極に接続され
る1/4波長型ストリップライン共振器からなる複数の
共振素子が所定間隔で形成された積層型誘電体フィルタ
が知られている。
【0003】携帯用電話機等の高周波無線機器に対する
小型化の要求に伴い、積層型誘電体フィルタの小型化の
実現化が要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な積層型誘電体フィルタの小型化を行おうとする場合、
容量素子(誘電体層を挟んで対向する電極)を小型化す
る必要があるが、その方法としては、誘電体層を薄くす
る方法、電極を多層化する方法、誘電体基板の誘電率を
高くする方法等が考えられる。
【0005】しかし、前記誘電体層を薄くする方法を採
用した場合、絶縁破壊が生じたり、物理的な強度が低下
するとともに、製造工程での取り扱いが困難となり、製
造コストが高騰するおそれがある。
【0006】また、前記電極を多層化する方法を採用し
た場合、厚さ方向での小型化に制限が生じるとともに、
多層電極を導通させるためのスルーホールや側面パター
ン等が必要になる。スルーホールを設ける場合、加工コ
ストが高くなるという問題が生じ、側面パターンを設け
る場合、積層型誘電体フィルタの外部に設けられるシー
ルド導体の影響を受けやすくなることが懸念される。
【0007】また、前記誘電体基板の誘電率を高くする
方法を採用した場合、ストリップライン共振器のインピ
ーダンスが低下してしまうため、所望の周波数特性を得
るために必要な容量が大きくなり、小型化の効果が相殺
されてしまうおそれがある。
【0008】本発明は、このような課題を考慮してなさ
れたものであり、小型化の実現が可能な積層型誘電体フ
ィルタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る積層型誘電
体フィルタにおいては、ストリップライン電極と、該ス
トリップライン電極の一部と容量を形成する電極との間
に位置する誘電体層の誘電率を、他の部分の誘電体層の
誘電率より高い値としている。
【0010】この場合、前記電極の面積を減少させるこ
とができる。また、前記ストリップライン電極から発生
する電磁界は誘電率の低い領域に集中する性質があるた
め、前記電極間の誘電体層の誘電率を高い値としても、
前記ストリップライン電極が構成するインダクタンスに
基づくインピーダンスが減少することがない。従って、
積層型誘電体フィルタの小型化が実現される。
【0011】また、本発明に係る積層型誘電体フィルタ
においては、誘電体層内に設けられた複数の片側短絡型
の共振素子と、該共振素子のうち、少なくとも入力側の
共振素子と容量を形成する入力用電極との間に位置する
誘電体層の誘電率を、他の部分の誘電体層の誘電率より
高い値としている。
【0012】この場合、前記電極の面積を減少させるこ
とができる。また、前記共振素子から発生する電磁界は
誘電率の低い領域に集中する性質があるため、前記電極
間の誘電体層の誘電率を高い値としても、前記共振素子
が構成するインダクタンスに基づくインピーダンスが減
少することがない。従って、積層型誘電体フィルタ(こ
の場合、バンドパスフィルタ)の小型化が実現される。
【0013】また、本発明に係る積層型誘電体フィルタ
においては、誘電体層内に設けられ、直列に接続された
複数のストリップライン電極と、該ストリップライン電
極の一部と容量を形成する電極との間に位置する誘電体
層の誘電率を、他の部分の誘電体層の誘電率より高い値
としている。
【0014】この場合、前記電極の面積を減少させるこ
とができる。また、前記ストリップライン電極から発生
する電磁界は誘電率の低い領域に集中する性質があるた
め、前記電極間の誘電体層の誘電率を高い値としても、
前記ストリップライン電極が構成するインダクタンスに
基づくインピーダンスが減少することがない。従って、
積層型誘電体フィルタ(この場合、ローパスフィルタ)
の小型化が実現される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層型誘電体
フィルタの実施の形態例について説明する。
【0016】先ず、積層型誘電体フィルタをバンドパス
フィルタ(BPF)に適用した実施の形態(第1の実施
の形態)を図1〜図7を参照しながら説明する。
【0017】第1の実施の形態に係るフィルタ10は、
図1に示すように、複数枚の板状の誘電体層が積層、焼
成されて構成された積層体12内に、1/4波長型スト
リップライン共振器を構成する2本の共振素子14a及
び14bが形成された構成を有する。
【0018】具体的には、前記積層体12は、上から順
に、それぞれ1枚の第1〜第7の誘電体層16、18、
20、22、24、26及び28が積み重ねられて構成
されている。
【0019】また、図2に示すように、前記積層体12
の外周面のうち、例えばその左側面に入力端子部40が
配され、右側面に出力端子部42が配され、これら入力
端子部40及び出力端子部42を除く全面にアース電極
44が形成されている。
【0020】入力端子部40は、積層体12の左側面の
中央部分において、積層体12の高さ方向に沿って形成
された短冊状の入力端子46と、該入力端子46とアー
ス電極44とを絶縁するための領域48(電極膜が形成
されていない領域であり、以下、単に入力側絶縁領域4
8と記す)とで構成され、出力端子部42は、積層体1
2の右側面の中央部分において、積層体12の高さ方向
に沿って形成された短冊状の出力端子50と、該出力端
子50とアース電極44とを絶縁するための領域52
(この領域も導電膜が形成されていない領域であり、以
下、単に出力側絶縁領域52と記す)とで構成されてい
る。
【0021】そして、この第1の実施の形態に係るフィ
ルタ10においては、図1に示すように、第4の誘電体
層22の上面に2本の短冊状の共振素子14a及び14
bがそれぞれ長手方向が一方向に揃えられて形成されて
いる。これら共振素子14a及び14bは、一方が入力
側の共振素子14a、他方が出力側の共振素子14bと
され、更に、各一端部がアース電極44(第4の誘電体
層22の側面に形成されたアース電極44)に接続され
て、各他端部が開放端とされている。
【0022】また、この第4の誘電体層22の上面に
は、一端部がアース電極44に接続され、他端部がそれ
ぞれ前記共振素子14a及び14bの開放端と対向する
2本の短冊状の電極30及び32が形成されている。
【0023】前記第4の誘電体層22の上層に位置する
第3の誘電体層20の一主面には、結合調整電極60が
形成されている。この結合調整電極60は、アース電極
44、入力端子46及び出力端子50に対して電位的に
フローティング状態とされ、入力側の共振素子14aに
対応する短冊状の第1の電極本体60aと出力側の共振
素子14bに対応する短冊状の第2の電極本体60bと
が、その間に形成された引き回し電極60cによって電
気的に接続された形状を有する。
【0024】前記第3の誘電体層20の上層に位置する
第2の誘電体層18の一主面には、3辺がアース電極4
4と接続され、かつ、前記共振素子14a及び14bの
開放端側と対向する内層アース電極62が形成されてい
る。
【0025】前記第4の誘電体層22の下層に位置する
第5の誘電体層24の一主面には、一端が入力端子46
(図2参照)に接続され、かつ、前記入力側の共振素子
14aと容量を形成する入力用電極70と、一端が出力
端子50(図2参照)に接続され、かつ、前記出力側の
共振素子14bと容量を形成する出力用電極72とが形
成されている。
【0026】入力用電極70は、入力側の共振素子14
aと平面的に重なる短冊状の入力用電極本体70aと、
該入力用電極本体70aと入力端子46とを電気的に接
続するための引き回し電極70bとが一体に形成されて
構成されている。出力用電極72も同様の構成を有し、
出力側の共振素子14bと平面的に重なる短冊状の出力
用電極本体72aと、該出力用電極本体72aと出力端
子50とを電気的に接続するための引き回し電極72b
とが一体に形成されて構成されている。
【0027】前記第5の誘電体層24の下層に位置する
第6の誘電体層26の一主面には、3辺がアース電極4
4と接続され、かつ、前記共振素子14a及び14bの
開放端側と対向する内層アース電極74が形成されてい
る。
【0028】図3に示すように、第1の実施の形態に係
るフィルタ10においては、第2〜第5の誘電体層18
〜24の誘電率ε1は、第1、第6及び第7の誘電体層
16、26及び28の誘電率ε2よりも大きい値となっ
ている。この場合、前記誘電率ε1は、例えば、ε1=
80であり、前記誘電率ε2は、例えば、ε2=25で
ある。
【0029】第1の実施の形態に係るフィルタ10は、
基本的には以上のように構成されるものであるが、ここ
で、各電極の電気的な結合について図4〜図7を参照し
ながら説明する。
【0030】まず、図4に示すように、入力側の共振素
子14aの開放端と電極30の開放端との間、並びに出
力側の共振素子14bの開放端と電極32との間にはそ
れぞれ静電容量C1 及びC2 が形成されている。
【0031】図5に示すように、前記入力側の共振素子
14aと結合調整電極60の第1の電極本体60a及び
入力用電極70の入力用電極本体70aとの間、並びに
出力側の共振素子14bと結合調整電極60の第2の電
極本体60b及び出力用電極72の出力用電極本体72
aとの間にはそれぞれ静電容量C3 、C4 、C5 及びC
6 が形成されている。また、共振素子14a及び14b
は互いにインダクタンスLで結合されたかたちとなる。
【0032】図6に示すように、前記入力側の共振素子
14aの開放端と内層アース電極62及び74との間、
並びに出力側の共振素子14bの開放端と前記内層アー
ス電極62及び74との間にはそれぞれ静電容量C7
8 、C9 及びC10が形成されている。
【0033】従って、第1の実施の形態に係るフィルタ
10の等価回路は、図7に示すようになり、バンドパス
フィルタを構成することとなる。なお、図7において、
静電容量C11及びインダクタンスL1 は入力側の共振素
子14aを等価変換したときの静電容量及びインダクタ
ンスであり、静電容量C12及びインダクタンスL2 は出
力側の共振素子14bを等価変換したときの静電容量及
びインダクタンスである。
【0034】このように、第1の実施の形態に係るフィ
ルタ10においては、静電容量C1〜C10が形成される
誘電体層(第2〜第5の誘電体層18〜24)の誘電率
ε1が高い値に設定されているため、前記静電容量C1
〜C10を構成する各電極(第1の電極本体60a、第2
の電極本体60b等)の面積を減少させることができ
る。即ち、フィルタ10の小型化が実現される。
【0035】一方、インダクタンスから発生する電磁界
は誘電率の低い領域に集中する性質があるため、インダ
クタンスL、L1 及びL2 の値は誘電率ε2に依存す
る。即ち、前記第2〜第5の誘電体層18〜24の誘電
率ε1を高い値とした場合であっても、インダクタンス
L、L1 及びL2 の値の変化は微小である。従って、イ
ンダクタンスL、L1 及びL2 に基づくインピーダンス
が減少することに対応して前記静電容量C1 〜C10を増
加させる必要がなく、フィルタ10の小型化が確実に実
現される。
【0036】また、この効果は、第2〜第5の誘電体層
18〜24を第1、第6及び第7の誘電体層16、26
及び28に対して薄くすることによって顕著となる。
【0037】次に、本発明に係る積層型誘電体フィルタ
をローパスフィルタ(LPF)に適用した実施の形態
(第2の実施の形態)を図8〜図13を参照しながら説
明する。
【0038】第2の実施の形態に係るフィルタ110
は、図8に示すように、複数枚の板状の誘電体層が積
層、焼成されて構成された積層体112内に、インダク
タンスL 21、L22及びL23を構成する3本のストリップ
ライン電極114a、114b及び114cが直列に形
成された構成を有する。
【0039】具体的には、前記積層体112は、上から
順に、それぞれ1枚の第11〜第16の誘電体層11
6、118、122、126、124及び128が積み
重ねられて構成されている。
【0040】また、前記積層体112の外周面には、前
記した第1の実施の形態に係るフィルタ10と同様に、
入力端子部40(入力端子46並びに入力側絶縁領域4
8を含む)、出力端子部42(出力端子50並びに出力
側絶縁領域52を含む)及びアース電極44が形成され
ている(図2参照)。
【0041】そして、この第2の実施の形態に係るフィ
ルタ110においては、図8に示すように、第13の誘
電体層122の上面に3本のストリップライン電極11
4a、114b及び114cが直列に形成されている。
ストリップライン電極114a及び114cの一端は、
それぞれ容量電極130a及び130bを介してストリ
ップライン電極114bと結合されており、前記ストリ
ップライン電極114aの他端は入力端子46に、前記
ストリップライン電極114cの他端は出力端子50に
接続されている。
【0042】前記第13の誘電体層122の上層に位置
する第12の誘電体層118の一主面には、一端がアー
ス電極44と接続され、かつ、前記容量電極130aと
平面的に重なって容量を形成する内層アース電極162
a、並びに一端がアース電極44と接続され、かつ、前
記容量電極130bと平面的に重なって容量を形成する
内層アース電極162bが形成されている。
【0043】前記第13の誘電体層122の下層に位置
する第14の誘電体層126の一主面には、前記第12
の誘電体層118の内層アース電極162a及び162
bと同一形状で同一位置に、内層アース電極174a及
び174bが形成されている。この場合、前記内層アー
ス電極174a及び174bは、それぞれ容量電極13
0a及び130bと容量を形成する。
【0044】前記第14の誘電体層126の下層に位置
する第15の誘電体層124の一主面には、それぞれ一
端が入力端子46(図2参照)及び出力端子50(図2
参照)に接続され、他端が開放端とされる一対の短冊状
の入力用電極170及び出力用電極172が形成されて
いる。
【0045】図9に示すように、第2の実施の形態に係
るフィルタ110においては、第12及び第13の誘電
体層118及び122の誘電率ε1は、第11、第1
4、第15及び第16の誘電体層116、126、12
4及び128の誘電率ε2に対して大きい値となってい
る。この場合、誘電率ε1は、例えば、ε1=80であ
り、誘電率ε2は、例えば、ε2=25である。
【0046】第2の実施の形態に係るフィルタ110
は、基本的には以上のように構成されるものであるが、
ここで、各電極の電気的な結合について図10〜図13
を参照しながら説明する。
【0047】まず、図10に示すように、容量電極13
0a及び130bとアース電極44との間にはそれぞれ
静電容量C21及びC22が形成されている。また、ストリ
ップライン電極114a、114b及び114cは、そ
れぞれインダクタンスL21、L22及びL23を構成してい
る。
【0048】図11に示すように、入力用電極170及
び出力用電極172とアース電極44との間にはそれぞ
れ静電容量C23及びC24が形成されている。
【0049】図12に示すように、容量電極130aと
第12の誘電体層118の内層アース電極162a及び
第14の誘電体層126の内層アース電極174aとの
間、並びに容量電極130bと第12の誘電体層118
の内層アース電極162b及び第14の誘電体層126
の内層アース電極174bとの間には、それぞれ静電容
量C25、C26、C27及びC28が形成されている。
【0050】従って、第2の実施の形態に係るフィルタ
110の等価回路は、図13に示すようになり、ローパ
スフィルタを構成することとなる。
【0051】このように、第2の実施の形態に係るフィ
ルタ110においては、静電容量C 21、C22、C25〜C
28が形成される誘電体層(第12及び第13の誘電体層
118及び122)の誘電率ε1が高い値に設定されて
いるため、前記静電容量C21、C22、C25〜C28を構成
する各電極(容量電極130a及び130b、並びに内
層アース電極162a、162b、174a及び174
b等)の面積を減少させることができる。即ち、フィル
タ110の小型化が実現される。
【0052】一方、インダクタンスから発生する電磁界
は誘電率の低い領域に集中する性質があるため、インダ
クタンスL21〜L23の値は第11、第14、第15及び
第16の誘電体層116、126、124及び128の
誘電率ε2に依存する。即ち、前記第12及び第13の
誘電体層118及び122の誘電率ε1を高い値とした
場合であっても、インダクタンスL21〜L23の値の変化
は微小である。従って、インダクタンスL21〜L23に基
づくインピーダンスが減少することに対応して前記静電
容量C21、C22、C25〜C28を増加させる必要がなく、
フィルタ110の小型化が確実に実現される。
【0053】また、この効果は、第12及び第13の誘
電体層118及び122を第11、第14、第15及び
第16の誘電体層116、126、124及び128に
対して薄くすることによって顕著となる。
【0054】次に、本発明に係る積層型誘電体フィルタ
をローパスフィルタ(LPF)に適用した実施の形態
(第3の実施の形態)を図14〜図18を参照しながら
説明する。
【0055】第3の実施の形態に係るフィルタ210
は、図14に示すように、複数枚の板状の誘電体層が積
層、焼成されて構成された積層体212内に、インダク
タンスL31及びL32を構成する2本のストリップライン
電極214a及び214bが直列に形成された構成を有
する。
【0056】具体的には、前記積層体212は、上から
順に、それぞれ1枚の第21〜第25の誘電体層21
6、127、222、224及び228が積み重ねられ
て構成されている。
【0057】また、前記積層体212の外周面には、前
記第1及び第2の実施の形態に係るフィルタ10及び1
10と同様に、入力端子部40(入力端子46並びに入
力側絶縁領域48を含む)、出力端子部42(出力端子
50並びに出力側絶縁領域52を含む)及びアース電極
44が形成されている(図2参照)。
【0058】そして、この第3の実施の形態に係るフィ
ルタ210においては、図14に示すように、第23の
誘電体層222の上面に2本のストリップライン電極2
14a及び214bが直列に形成されている。ストリッ
プライン電極214aと214bの一端は、容量電極2
14cを介して結合されており、該容量電極214cの
両側(ストリップライン電極214aと容量電極214
cとの結合部分近傍及びストリップライン電極214b
と容量電極214cとの結合部分近傍)には、それぞれ
容量電極230a及び230bが設けられている。前記
ストリップライン電極214aの他端は入力端子46
に、前記ストリップライン電極214bの他端は出力端
子50に接続されている。
【0059】前記第23の誘電体層222の上層に位置
する第22の誘電体層217の一主面には、前記容量電
極230a及び230bと平面的に重なって容量を形成
する一対の入力用電極261及び出力用電極263が形
成されている。前記入力用電極261及び出力用電極2
63は、それぞれ引き回し電極261a及び263aを
介して入力端子46(図2参照)及び出力端子50(図
2参照)に接続されている。また、図14に示す前記第
22の誘電体層217の一主面には、前記入力用電極2
61及び出力用電極263に挟まれた位置に、一端がア
ース電極44と接続され、他端が開放端とされる短冊状
の内層アース電極262が形成されている。この内層ア
ース電極262は、前記第23の誘電体層222の容量
電極214cと平面的に重なって容量を形成する。
【0060】前記第23の誘電体層222の下層に位置
する第24の誘電体層224の一主面には、前記入力用
電極261及び出力用電極263と同一形状で同一位置
に、入力用電極270及び出力用電極272が形成され
ている。この場合、前記入力用電極270及び出力用電
極272は、それぞれ前記容量電極230a及び230
bと容量を形成する。前記入力用電極270及び出力用
電極272は、それぞれ引き回し電極270a及び27
2aを介して入力端子46(図2参照)及び出力端子5
0(図2参照)に接続されている。また、図14に示す
前記第24の誘電体層224の一主面には、入力用電極
270及び出力用電極272に挟まれた位置に、前記第
22の誘電体層217の内層アース電極262と同様
に、一端がアース電極44と接続され、他端が開放端と
される短冊状の内層アース電極271が形成されてい
る。この内層アース電極271は、前記第23の誘電体
層222の容量電極214cと平面的に重なって容量を
形成する。
【0061】図15に示すように、第3の実施の形態に
係るフィルタ210においては、第22及び第23の誘
電体層217及び222の誘電率ε1は、第21、第2
4及び第25の誘電体層216、224及び228の誘
電率ε2よりも大きい値となっている。この場合、誘電
率ε1は、例えば、ε1=80であり、誘電率ε2は、
例えば、ε2=25である。
【0062】第3の実施の形態に係るフィルタ210
は、基本的には以上のように構成されるものであるが、
ここで、各電極の電気的な結合について図16〜図18
を参照しながら説明する。
【0063】まず、図16に示すように、ストリップラ
イン電極214a及び214bは、それぞれインダクタ
ンスL31及びL32を構成している。図17に示すよう
に、容量電極214cと内層アース電極262及び内層
アース電極271との間には、それぞれ静電容量C31a
及びC31b (等価的にC31と記す場合がある)が形成さ
れている。また、入力用電極261、入力用電極27
0、出力用電極263及び出力用電極272とアース電
極44との間には、それぞれ静電容量C32、C33、C34
及びC35が形成されている。さらに、容量電極230a
と前記入力用電極261及び入力用電極270との間、
並びに容量電極230bと前記出力用電極263及び出
力用電極272との間には、それぞれ静電容量C36、C
37、C38及びC39が形成されている。
【0064】従って、第3の実施の形態に係るフィルタ
210の等価回路は、図18に示すようになり、ローパ
スフィルタを構成することとなる。この図18に示す構
成では、静電容量C36、C37及びインダクタンスL31
らなる並列共振回路、並びに静電容量C38、C39及びイ
ンダクタンスL32からなる並列共振回路により、減衰域
に極を設けることができ、急峻な減衰特性が得られる。
【0065】このように、第3の実施の形態に係るフィ
ルタ210においては、静電容量C 31、C36〜C39が形
成される誘電体層(第22及び第23の誘電体層217
及び222)の誘電率ε1が高い値に設定されているた
め、前記静電容量C31、C36〜C39を構成する各電極
(容量電極230a及び230b、入力用電極261及
び270、並びに出力用電極263及び272等)の面
積を減少させることができる。即ち、フィルタ210の
小型化が実現される。
【0066】一方、インダクタンスから発生する電磁界
は誘電率の低い領域に集中する性質があるため、インダ
クタンスL31及びL32の値は第21、第24及び第25
の誘電体層216、224及び228の誘電率ε2に依
存する。即ち、前記第22及び第23の誘電体層217
及び222の誘電率ε1を高い値とした場合であって
も、インダクタンスL31及びL32の値の変化は微小であ
る。従って、インダクタンスL31及びL32に基づくイン
ピーダンスが減少することに対応して前記静電容量
31、C36〜C39を増加させる必要がなく、フィルタ2
10の小型化が確実に実現される。
【0067】また、この効果は、第22及び第23の誘
電体層217及び222を第21、第24及び第25の
誘電体層216、224及び228に対して薄くするこ
とによってより顕著となる。
【0068】次に、第1〜第3の実施の形態に係るフィ
ルタ10、110及び210の製造方法について説明す
る。
【0069】第1の実施の形態に係るフィルタ10は、
共振素子14a及び14b、電極30及び32、結合調
整電極60、内層アース電極62及び74、入力用電極
70並びに出力用電極72を完全に積層体12中に内装
(内蔵)し、第2の実施の形態に係るフィルタ110
は、ストリップライン電極114a、114b及び11
4c、容量電極130a及び130b、内層アース電極
162a及び162b、内層アース電極174a及び1
74b、入力用電極170並びに出力用電極172を完
全に積層体112中に内装(内蔵)し、第3の実施の形
態に係るフィルタ210は、ストリップライン電極21
4a及び214b、容量電極214c、容量電極230
a及び230b、入力用電極261及び270、出力用
電極263及び272、並びに内層アース電極262及
び271を完全に積層体212中に内装(内蔵)するこ
とから、これらの電極には損失の少ない比抵抗の低いも
のを用いることが好ましい。
【0070】使用する誘電体としては、信頼性が高く、
誘電率の選択の幅が広いもの、即ちセラミック誘電体が
好ましい。この場合、フィルタの小型化を有効に図るこ
とができる。
【0071】また、製造方法としては、セラミック粉末
の成形体に導体ペーストを塗布して電極パターンを形成
した後、各々の成形体を積層し、更に焼成して緻密化
し、導体がその内部に積層された状態でセラミック誘電
体と一体化することが望ましい。
【0072】Ag系やCu系の導体を使用する場合に
は、それらの導体の融点が低く、通常の誘電体材料と同
時焼成することは困難であるところから、それらの融点
(1100℃以下)よりも低い温度で焼成され得る誘電
体材料を用いる必要がある。
【0073】また、マイクロ波フィルタとしてのデバイ
スの性格上、形成される共振回路の共振周波数の温度特
性(温度係数)が±50ppm/℃以下になるような誘
電体材料が好ましい。
【0074】このような誘電体材料としては、例えばコ
ージェライト系ガラス粉末とTiO 2 粉末及びNd2
2 7 粉末との混合物等のガラス系のものや、BaO
−TiO2 −Re2 3 −Bi2 3 系組成(Re:レ
アアース成分)に若干のガラス形成成分やガラス粉末を
添加したもの、酸化バリウム−酸化チタン−酸化ネオジ
ウム系誘電体磁気組成物粉末に若干のガラス粉末を添加
したものがある。
【0075】一例として、第1の実施の形態に係るフィ
ルタ10の第2〜第5の誘電体層18、20、22及び
24、第2の実施の形態に係るフィルタ110の第12
及び第13の誘電体層118及び122、並びに第3の
実施の形態に係るフィルタ210の第22及び第23の
誘電体層217及び222(誘電率ε1=80である誘
電体層)に対しては、MgO:18wt%−Al
2 3 :37wt%−SiO 2 :37wt%−B
2 3 :5wt%−TiO2 :3wt%なる組成のガラ
ス粉末の73wt%と、市販のTiO2 粉末の17wt
%と、Nd2 Ti2 7 粉末の10wt%を十分に混合
し、混合粉末を得た。
【0076】なお、Nd2 Ti2 7 粉末は、Nd2
3 粉末とTiO2 粉末を1200℃で仮焼した後、粉砕
して得たものを使用した。
【0077】一方、第1の実施の形態に係るフィルタ1
0の第1、第6及び第7の誘電体層16、26及び2
8、第2の実施の形態に係るフィルタ110の第11、
第14、第15及び第16の誘電体層116、126、
124及び128、並びに第3の実施の形態に係るフィ
ルタ210の第21、第24及び第25の誘電体層21
6、224及び228(誘電率ε2=25である誘電体
層)に対しては、ZnO:17mol%−BaO:24
mol%−TiO2 :49mol%−MnO:5mol
%−Al2 3 :5mol%なる組成物の100wt%
と、ガラス粉末の5wt%を十分に混合し、混合粉末を
得た。
【0078】次いで、それぞれの混合粉末に、アクリル
系有機バインダー、可塑剤、トルエン及びアルコール系
の溶剤を加え、アルミナ玉石で十分に混合してスラリー
とした。そして、このスラリーを用いて、ドクターブレ
ード法により、0.2mm〜0.5mmの厚みのグリー
ンテープを作製した。
【0079】次に、銀ペーストを導体ペーストとして図
1、図8及び図14に示した導体パターンをそれぞれ印
刷し、次いで、これら導体パターンが印刷されたグリー
ンテープの厚みを調整するために必要なグリーンテープ
を重ねて図1、図8及び図14の構造となるように重
ね、積層した後、900℃で焼成して、積層体12、1
12、212を作製した。
【0080】なお、この発明に係る積層型誘電体フィル
タは、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸
脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろん
である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型化が実現可能な積層型誘電体フィルタを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るフィルタの構成を示す
分解斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係るフィルタの外観を示す
斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係るフィルタにおける誘電
体層の積層状態を示す断面図である。
【図4】第1の実施の形態に係るフィルタにおいて、第
2の誘電体層〜第6の誘電体層に形成された電極のパタ
ーンを示す説明図である。
【図5】図4に示すフィルタをV−V線に沿って切断し
た場合の構成を示す断面図である。
【図6】図4に示すフィルタをVI−VI線に沿って切
断した場合の構成を示す断面図である。
【図7】第1の実施の形態に係るフィルタを示す等価回
路図である。
【図8】第2の実施の形態に係るフィルタの構成を示す
分解斜視図である。
【図9】第2の実施の形態に係るフィルタにおける誘電
体層の積層状態を示す断面図である。
【図10】第2の実施の形態に係るフィルタにおいて、
第2の誘電体層〜第5の誘電体層に形成された電極のパ
ターンを示す説明図である。
【図11】図10に示すフィルタをXI−XI線に沿っ
て切断した場合の構成を示す断面図である。
【図12】図10に示すフィルタをXII−XII線に
沿って切断した場合の構成を示す断面図である。
【図13】第2の実施の形態に係るフィルタを示す等価
回路図である。
【図14】第3の実施の形態に係るフィルタの構成を示
す分解斜視図である。
【図15】第3の実施の形態に係るフィルタにおける誘
電体層の積層状態を示す断面図である。
【図16】第3の実施の形態に係るフィルタにおいて、
第2の誘電体層〜第4の誘電体層に形成された電極のパ
ターンを示す説明図である。
【図17】図16に示すフィルタをXVII−XVII
線に沿って切断した場合の構成を示す断面図である。
【図18】第3の実施の形態に係るフィルタを示す等価
回路図である。
【符号の説明】
10、110、210…フィルタ 12、112、2
12…積層体 14a、14b…共振素子 60…結合調整電
極 62、74、162a、162b、174a、174
b、262、271…内層アース電極 70、170、261、270…入力用電極 72、172、263、272…出力用電極 114a〜114c、214a、214b…ストリップ
ライン電極 130a、130b、214c、230a、230b…
容量電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に入力端子、出力端子及びアース電
    極が形成された誘電体層と、 前記誘電体層内に設けられたストリップライン電極と、 前記誘電体層内に設けられ、前記ストリップライン電極
    の一部と容量を形成する電極とを具備し、 前記ストリップライン電極と前記電極との間に位置する
    誘電体層の誘電率は、他の部分の誘電体層の誘電率より
    高いことを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】外周面に入力端子、出力端子及びアース電
    極が形成された誘電体層と、 前記誘電体層内に設けられた複数の片側短絡型の共振素
    子と、 前記誘電体層内に設けられ、前記複数の共振素子のう
    ち、少なくとも入力側の共振素子と容量を形成する入力
    用電極とを具備し、 前記入力側の共振素子と前記入力用電極との間に位置す
    る誘電体層の誘電率は、他の部分の誘電体層の誘電率よ
    り高いことを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
  3. 【請求項3】外周面に入力端子、出力端子及びアース電
    極が形成された誘電体層と、 前記誘電体層内に設けられ、直列に接続された複数のス
    トリップライン電極と、 前記誘電体層内に設けられ、前記複数のストリップライ
    ン電極の一部と容量を形成する電極とを具備し、 前記ストリップライン電極と前記電極との間に位置する
    誘電体層の誘電率は、他の部分の誘電体層の誘電率より
    高いことを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261507A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘電体フィルタおよびそれを用いたアンテナ共用器と通信機器
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