JPH09148061A - 埋め込み式誘導加熱調理器 - Google Patents

埋め込み式誘導加熱調理器

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JPH09148061A
JPH09148061A JP30088995A JP30088995A JPH09148061A JP H09148061 A JPH09148061 A JP H09148061A JP 30088995 A JP30088995 A JP 30088995A JP 30088995 A JP30088995 A JP 30088995A JP H09148061 A JPH09148061 A JP H09148061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
case
intake
fan
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30088995A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hosoi
弘一 細井
Tamotsu Izumitani
保 泉谷
Katsuyuki Aihara
勝行 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30088995A priority Critical patent/JPH09148061A/ja
Publication of JPH09148061A publication Critical patent/JPH09148061A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導加熱調理器の本体内部の冷却性能を大幅
にアップさせること。 【解決手段】 本体16の底部に吸気孔17を設け、イ
ンバータ回路13等を冷却するファン15を吸気孔17
上部に配置し、前記吸気孔17に通じてなる吸気経路を
形成するケースを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋め込み式誘導加
熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】誘導加熱調理器においては、本体内にあ
る加熱コイルやインバータ回路から発生する熱を冷却フ
ァンによって、冷やさなければならない。そのため、効
率よく内部部品を冷却することのできる吸気口が必要と
なる。ところが、本体内には、充電部が存在し、機器を
保護するためには、水を本体内へ入れることも制限しな
ければならないため、吸気口をただ大きく開放し、冷却
性能を上げるということだけではうまくいかなかった。
【0003】従来の埋め込み式誘導加熱調理器の構成
を、図5を参照しながら説明する。1は天板、2は加熱
コイル、3は加熱コイルを駆動させるインバータ回路、
5は加熱コイル2及びインバータ回路3を冷却するため
のファンであり、4はファン5を駆動するためのファン
モータである。また、6は天板1を支持する本体、7は
吸気口を有し本体6後方に付けられている金属板、8は
金属板7にある吸気口上部に固定された吸気口内へ入る
水を防ぐ吸気口カバー、9は吸気の道を形成しているケ
ースである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の埋め込み式誘導加熱調理器においては、ケース9上
方の開口部の面積が、金属板7にある吸気口のでっぱり
や吸気口カバー8によって塞がれ小さくなってしまうた
め、冷却性能が悪くなり、それをカバーするためにトル
クの大きなコストの高いファンモータ4及びファン5を
使用しなければならないという問題点を有していた。
【0005】また、天板1上で鍋の水等をこぼし、ケー
ス9の開口部から水が大量に浸入した際には、ケース9
内に水がたまり、たまった水を吸気口から吸い込んでし
まい本体6内部に水が入るという問題点を有していた。
【0006】また、本体6内部を冷却するのに、金属板
7の吸気口付近に存在する排気口(図示せず)からの熱
風やロースターからの熱風が、ケース9内で本体6内部
を冷却する冷却風と混在してしまい、温かい風を本体6
内に送り込んでしまい冷却性能を悪くしてしまうという
問題点を有していた。
【0007】また、冷却性能と溢水性能を両立させるた
めに、本体6の後方には吸気口を有している金属板7と
吸気口カバー8の部品を設けなければならず、部品点数
が増え、かつコストがかかるという問題点を有してい
た。
【0008】本発明は、このような課題を解決するもの
で、吸気口面積を大きくして、トルクの小さなファンモ
ータによっても、効果的に内部部品の冷却を可能とする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、天板と、前記天板の下部に設けた加熱コ
イルと、前記加熱コイルに高周波電力を供給するインバ
ータ回路と、底部に吸気孔を設け前記天板を支持してな
る本体と、前記加熱コイル及びインバータ回路を冷却す
るファンと、吸気経路を形成するケースとを備え、前記
ファンは、前記吸気孔上部に配置し、前記ケースは、前
記吸気孔に通じてなるものである。
【0010】また、必要に応じて、ケース底部に水抜孔
を設けたり、ケース内部に吸排気の仕切りを設けたり、
本体を箱型形状に形成したりするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、吸気口面
積を大きくしたことで、冷却性能を大幅にアップさせ、
コスト削減も可能となる。
【0012】請求項2記載の発明は、開口部から大量の
水がケース内に浸入したとしても、ケース底部の水抜孔
から水が抜けることによって、本体内部に水が吸い込ま
れることはなく、機器の安全性をより向上させることが
できる。
【0013】請求項3記載の発明は、吸排気の仕切りを
設けたことにより、吸気風と排気熱風が混在することが
なく、吸気風の温度上昇を防ぐことができ、内部部品の
冷却性能を大幅にアップさせることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、本体後方にある金
属板や吸気口上方にある吸気口カバーが必要でなくなる
ため、部品点数とコストを削減させることができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照にしながら説明する。 (実施の形態1)図1において、11は天板、12は加
熱コイル、13は加熱コイルを駆動させるインバータ回
路、14、15は、加熱コイル12及び、インバータ回
路13の冷却を行うファンモータ、ファン、16は天板
11を支持する本体、17は本体16底部にある吸気
孔、18は吸気の道を形成しているケースである。
【0016】上記構成において、本体16の後方にある
吸気孔17の上方に、冷却風を吸い込むファンモータ1
4とファン15を固定し、ケース18は吸気孔17を下
方から覆ってかつ、上方との吸気道を設けている。かか
る構成により、ケース18の上方の開口面積を大きく取
ることができ、また風が、ファンモータ14のところま
でに行くまでに、何の障害物もないために冷却風が素直
に本体16の内部へ吸い込まれ、冷却性能が上がる。そ
の上、ファンモータ14の下部には、大きな空間がある
ため、より冷却性能が上がる。冷却性能が上がることに
よって、使用できるファンモータ14の仕様を下げるこ
とが可能となり、コストをも削減することもできる。
(ファンモータ14の仕様の低減、つまり回転数の低減
等によって、騒音をも低減させることができる。) また、ファンモータ14の下部の大きな空間により、ケ
ース18の開口部からの水の浸入に対しても強くなり、
本体16の内部には水は浸入しにくくなる。
【0017】(実施の形態2)図2において、21は天
板、22は加熱コイル、23は加熱コイルを駆動させる
インバータ回路、24、25は、加熱コイル22及び、
インバータ回路23の冷却を行うファンモータ、ファ
ン、26は天板21を支持する本体、27は本体26底
部にある吸気孔、28は吸気の道を形成しているケー
ス、29はケース28底部にある水抜孔である。
【0018】上記構成において、本体26の後方にある
吸気孔27の上方に、冷却風を吸い込むファンモータ2
4とファン25を固定し、ケース28は吸気孔27を下
方から覆ってかつ、上方との吸気道を設けている。実施
の形態1と同様、こういう構成とすることで、ケース2
8の上方の開口面積を大きく取ることができ、また風
が、ファンモータ24のところまでに行くまでに、何の
障害物もないために冷却風が素直に本体26の内部へ吸
い込まれるため、冷却性能が上がる。その上、ファンモ
ータ24の下部には、大きな空間があり、かつ、ケース
28底部には水抜孔29を設けていることにより、ケー
ス28上方の開口部から大量の水が浸入したとしても、
水は下に抜けていくためにケース28内に多くたまるこ
とはなく、吸気口から水が吸い込まれていくことはほと
んどない。よって、これらのことから機器への安全性を
より向上させることができる。
【0019】(実施の形態3)図3において、31は天
板、32は加熱コイル、33は加熱コイルを駆動させる
インバータ回路、34、35は、加熱コイル32及び、
インバータ回路33の冷却を行うファンモータ、ファ
ン、36は天板31を支持する本体、37は本体36底
部にある吸気孔、38は吸気の道を形成しているケー
ス、39はケース38底部にある水抜孔、40はケース
内部にある仕切りである。
【0020】上記構成において、本体36の後方にある
吸気孔37の上方に、冷却風を吸い込むファンモータと
ファンを固定し、ケース38は吸気孔37を下方から覆
ってかつ、上方との吸気道を設けている。実施の形態1
と同様、こういう構成とすることで、ケース38の上方
の開口面積を大きく取ることができ、また風が、ファン
モータ34のところまでに行くまでに、何の障害物もな
いために冷却風が素直に本体36の内部へ吸い込まれる
ため、冷却性能が上がる。その上、ファンモータ34の
下部には、大きな空間があり、かつケース38内部には
仕切り40があるため、吸気の風と排気の熱風とを完全
に分けることができ、温度の高くない吸気の風だけを本
体36の内部へ送り込むことができるのでより冷却性能
が上がる。冷却性能が上がることによって、使用できる
ファンモータ34の仕様を下げることが可能となり、コ
ストをも削減することもできる。(ファンモータ34の
仕様の低減、つまり回転数の低減等によって、騒音をも
低減させることができる。) また、ファンモータ34下部の大きな空間により、ケー
ス38の開口部からの水の浸入に対しても強くなり、本
体36の内部には水は浸入しにくくなる。
【0021】さらに、本体36を箱型形状とすることに
より、本体36の後方に付けられていた金属板や吸気口
カバーというような溢水性能や冷却性能の妨げとなって
いた部品を削除することができので、コストの削減も可
能となる。
【0022】
【発明の効果】このように、請求項1記載の発明によれ
ば、本体底部に吸気孔を有し、ファンモータ及びファン
は吸気孔上に固定されて、ケースは吸気孔を下方から覆
ってかつ、上方との吸気道を設けて成ることによって、
本体内部の冷却性能を大幅にアップさせて、コストをも
下げることもできる。
【0023】また、請求項2記載の発明によれば、上方
に開口部及び、底部には水抜孔を有するケースを持ち、
そして本体底部には吸気孔を有し、ファンモータ及びフ
ァンは吸気孔上に固定されて、ケースは吸気孔を下方か
ら覆ってかつ、上方との吸気道を設けて成ることによっ
て、本体内部への水の浸入を防止して、機器への安全性
をより向上させることができる。
【0024】また、請求項3記載の発明によれば、上方
に開口部、底部には水抜孔、内部には仕切りを有するケ
ースを持ち、そして本体底部には吸気孔を有し、ファン
モータ及びファンは吸気孔上に固定されて、ケースは吸
気孔を下方から覆ってかつ、上方との吸気道を設けて成
ることによって、吸気の風と排気の熱風を完全に分ける
ことができるので、本体内部の冷却性能を大幅にアップ
させることができる。
【0025】さらに、請求項4記載の発明によれば、箱
型形状の本体と、上方に開口部、底部には水抜孔、内部
には仕切りを有するケースを持ち、箱型形状の本体底部
には吸気孔を有し、ファンモータ及びファンは吸気孔上
に固定されて、ケースは吸気孔を下方から覆ってかつ、
上方との吸気道を設けて成ることによって、本体内部の
冷却性能を大幅にアップさせることができ、余計な部品
を削除すことができることから、部品点数やコストをも
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す埋め込み式誘
導加熱調理器の断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す埋め込み式誘
導加熱調理器の断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す埋め込み式誘
導加熱調理器の断面図
【図4】同、埋め込み式誘導加熱調理器の平面図
【図5】従来の埋め込み式誘導加熱調理器の断面図
【符号の説明】
11 天板 12 加熱コイル 13 インバータ回路 14 ファンモータ 15 ファン 16 本体 17 吸気孔 18 ケース 29 水抜孔 40 仕切り

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、前記天板の下部に設けた加熱コ
    イルと、前記加熱コイルに高周波電力を供給するインバ
    ータ回路と、前記天板を支持してなる本体と、少なくと
    も前記加熱コイル及びインバータ回路を冷却するファン
    と、吸気経路を形成するケースとを備え、前記本体は、
    その底部に吸気孔を設け、前記ファンをその吸気孔上部
    に配置させるとともに、前記ケースの吸気経路を前記吸
    気孔に通じさせてなる埋め込み式誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 ケースは、その底部に水抜孔を設けてな
    る請求項1記載の埋め込み式誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 ケースは、その内部に吸排気の仕切りを
    設けてなる請求項1または2記載の埋め込み式誘導加熱
    調理器。
  4. 【請求項4】 本体は、箱型形状に形成されてなる請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の埋め込み式誘導加熱調
    理器。
JP30088995A 1995-11-20 1995-11-20 埋め込み式誘導加熱調理器 Pending JPH09148061A (ja)

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JP (1) JPH09148061A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298304A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2021174643A (ja) * 2020-04-23 2021-11-01 三菱電機株式会社 加熱調理器

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JP2008298304A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Panasonic Corp 加熱調理器
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