JPS6241564Y2 - - Google Patents

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JPS6241564Y2
JPS6241564Y2 JP15497581U JP15497581U JPS6241564Y2 JP S6241564 Y2 JPS6241564 Y2 JP S6241564Y2 JP 15497581 U JP15497581 U JP 15497581U JP 15497581 U JP15497581 U JP 15497581U JP S6241564 Y2 JPS6241564 Y2 JP S6241564Y2
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output terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンと該エンジンにより駆動さ
れる発電機とを収納する防音筐体の一側から外気
を吸入し他側へ排出して前記筐体内部を冷却する
エンジン駆動発電機の防音冷却構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
主としてエンジン溶接機に用いられるこの種の
防音型エンジン発電機は、これを駆動するための
エンジンと共に筐体内に収納され、該筐体内部の
温度が上昇するのを防止するために、エンジン自
体のラジエータフアン及び発電機自体の冷却フア
ンによる吸引力を利用して筐体の一側又は底部か
ら外気を吸入し、筐体内を通過させて他側又は上
方へ排出させて、外気による冷却を行なつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来のエンジン駆動発電機にあつては、発
電機からの配線と溶接作業部に給電する溶接ケー
ブルとを接続する出力端子は、導体部分が露出し
た構造となつており、作業者等が感電する可能性
があり、筐体内への雨水の流入防止の備えも充分
でなかつたため、極めて危険であつた。また筐体
内への外気の吸入が能率的に行われていなかつた
ため、発電機の冷却により温度上昇した空気がそ
のまま筐体内に排出され、界磁巻線を制御するた
めの半導体を備える機器や界磁制御器が故障しや
すく、寿命を短くしていた。本考案はこれらの問
題点を解決することを目的としてなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記課題を解決するための手段として本考案
は、エンジンと該エンジンによつて駆動する発電
機とを収納する防音筐体の一側から外気を吸入し
他側へ排出して前記筐体内部を冷却するエンジン
駆動発電機において、前記筐体の一側に出力端子
を凹陥部として配設し、該出力端子箱の下降傾斜
させた底面に前記発電機と配線接続される出力端
子を設けると共に、前記出力端子箱を覆う扉体を
該端子箱の底面との間に間隙を設けて取付け、か
つ出力端子箱の内奥上部に筐体内部に連通する透
孔を穿設し、前記出力端子箱が閉塞状態にあつて
も筐体内に外気を吸入可能に構成したことを特徴
とするエンジン駆動発電機の防音冷却構造を提案
するものである。
〔作 用〕
前記の構造からなる本考案に係るエンジン駆動
発電機によれば、端子を内装した出力端子箱を扉
体が覆つているので、活線部分が露出しない。ま
た出力端子箱の内部に雨水が流入することはな
い。さらに筐体が密閉型構造をとつており、筐体
の一側から内部へ流入する外気を複数の気流で構
成し、筐体内へ冷気を効率的に供給する。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は溶接機に適用した防音型エンジン
駆動発電機の側断面図、第2図は同第1図A矢視
正面図、第3図は第1図のB−B線拡大断面図を
示す。図において、1は防音筐体で、車輪2,2
を有し移動可能に構成されている。筐体1内に
は、その中央部にエンジン3、前部に該エンジン
3にて駆動される発電機4、前記エンジン3の吸
入側に設けたエアクリーナ5、エンジン3に燃料
を供給する油タンク6及び後部にラジエータフア
ン7を有するラジエータ8が配設され、後背部に
排気室19が設けてある。10は排気筒9を有す
るマフラー、11は筐体1の前底部に設けた吸気
口、12は発電機4に内装されたフアンである。
13は発電機4の先端部側縁に設けた開口部であ
り、15は同じく後端部側縁に下方向に開口して
形成した排出口である。吸気口11より吸入され
た外気は、フアン12の吸引力により発電機の開
口部13から流入し、発電機4を冷却した後、排
出口15から排気ダクト16に向け排出される。
なお発電機に設けた開口部13及び排出口15に
は、塵埃除去のための防護網が装着されている。
14は前記吸気口11の後方底部すなわち前記排
気ダクト16の下端側方に延設された吸気ダクト
で、前記エンジン3の下方の低域部17にて筐体
1内部と連通している。筐体1前底部の吸気口1
1から吸引する外気にて発電機4を冷却し排気ダ
クト16に向け排出された空気は多少温度上昇し
ているが、前記吸気ダクト14から別途吸入した
外気と合流することにより再び冷却され、ラジエ
ータフアン7の吸引力により筐体1の内部を回流
する。前記エンジン3の下方の低域部17の上方
にはオイルパン18が吊下しており、この部分は
温度の高い(80〜100℃)部分であるが、前記混
合された冷却空気により効率的に冷却される。1
9はラジエータ8の背部に設けた排気室である。
10はマフラーで、排気室19の下方に筐体1と
隔絶し別室的に収容される。
さて、筐体1の一側には凹陥部からなる操作パ
ネル箱21及び出力端子箱22,22′が設けら
れている。操作パネル箱21は界磁制御器23を
筐体1の内側に位置するように備え、外側パネル
面にツマミ24が取付けられる。操作パネル箱2
1の内奥上部には筐体1内部に通じる透孔25が
形成され、該透孔25から吸入された外気は、ラ
ジエータフアン7の吸引力により界磁制御器23
を冷却しつつ筐体1内を回流する。一方操作パネ
ル箱21の下方に設けた凹陥部からなる出力端子
箱22,22′は、該箱の底面すなわち下降傾斜
させた端子取付面に端子27を有し、該端子27
には発電機4からの配線28及び溶接作業部に給
電する溶接ケーブル29が接続される。なお出力
端子箱22は直流用、同22′は交流用に区分さ
れている。出力端子箱22,22′の内奥上部に
は筐体1内部に連通する透孔30が穿設され、ま
た前面には該端子箱22,22′を覆う雨水流入
防止用の扉体26が開閉自在に取付けられる。扉
体26は前記出力端子箱の底面との間に溶接ケー
ブル29を引込んで閉じる間隙34を有し、外気
は該間隙34から出力端子箱の内奥上部の透孔3
0を介し筐体1内に流入するため、出力端子箱2
2,22′が上記扉体26により閉塞状態となつ
ても、筐体1内に外気を吸入可能な構造となつて
いる。31は前記出力端子箱の内奥上部の透孔3
0に面して吊設された前記発電機4の界磁巻線を
制御するための半導体を備える機器で、半導体を
設けた基板32をステー33,33にて支持して
いるものである。前記扉体26の間隙34から透
孔30を通し流入する外気は、基板32を包囲し
て直接冷却するので、半導体を設けた基板32
は、筐体1内部のエンジン3近傍の温度上昇した
気流にあまり影響されないようになつている。出
力端子箱22,22′は、筐体1内方に凹陥部と
して形成され、かつ雨水の流入を遮る扉体26に
より覆われている。そして該端子箱の底面すなわ
ち端子27の取付面を下降傾斜させているので、
前記扉体26と出力端子箱の底面との間隙34か
ら、前記端子箱内すなわち、出力端子27及び内
奥上部の透孔30に至る雨水の侵入を未然に防止
し得る。出力端子箱22,22′を覆う扉体26
の間隙34から吸入された外気は、ラジエータフ
アン7の吸引力により機器31を冷却しつつ透孔
30を経て筐体1内に至り、好ましくは透孔30
に付設した吸気筒35を介しエアクリーナ5の吸
込口5′に吸気され、エンジン3を冷却しつつラ
ジエータ8に至る。
筐体1の一側すなわち、筐体1前底部の吸気口
11及び底部の吸気ダクト14並びに操作パネル
箱21の内奥上部の透孔25及び出力端子箱2
2,22′の扉体26の間隙34から各々吸入さ
れた外気は、ラジエータフアン7の吸引力により
複数の気流を構成し、筐体1内部を冷却しつつ回
流してラジエータ8に至り、筐体1の他側すなわ
ちラジエータ8背部に配設した排気室19に通気
される。排気室19は上部が開口しており、中央
部にマフラー10の排気筒9が立設されている。
マフラー10からの排気ガスは前記排気筒9を通
り上昇気流となつて外部へ排出される。これに伴
つて筐体1内部を回流した冷却用空気もラジエー
タ8の後部から排気室19を通り上部開口より排
出される。この際排気室19への排気の一部は、
筐体1後端部の内壁面に当接し下降して、マフラ
ー10の収容室の上面に穿設した穴からマフラー
収容室の内部に流入し、マフラー10を冷却しつ
つ該収容室の後端部に設けた鎧窓20から排出さ
れる。高温度のマフラー10は筐体1と隔絶され
別室的に収容されているので、マフラー10から
の輻射熱が筐体1内に伝わることはない。なお3
6は筐体1の前後部に貼着した吸音材である。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、筐体1の一側に出力端子
箱22,22′を凹陥部として配設し、該出力端
子箱の下降傾斜させた底面に発電機4と接続され
る出力端子27を設けると共に、前記出力端子箱
を覆う扉体26を該端子箱の底面との間に間隙3
4を設けて取付け、かつ出力端子箱の内奥上部に
筐体内部に連通する透孔30を穿設し、前記出力
端子箱が閉塞状態にあつても外気を吸入可能に構
成したので、作業時出力端子箱の扉体26を開き
溶接ケーブル29を端子27に接続した後、出力
端子27を覆うように前記扉体26を閉成するこ
とにより、作業者が感電する危険性を防止でき、
かつ出力端子箱内が雨水に曝される恐れがなく安
全である。また外気の吸入は、筐体の一側すなわ
ち、筐体1前底部の吸気口11及び該吸気口の後
方底部の吸気ダクト14並びに操作パネル箱21
の内奥上部の透孔25及び出力端子箱22,2
2′の扉体26の間隙34からなされ、筐体1内
へ冷気を効率的に供給するので、エアクリーナは
従来の如く高温度の空気を吸入する恐れがなくエ
ンジンの燃焼効率が良好となる。更に半導体を含
む機器や界磁制御器も外気により直接冷却される
ため、永い寿命を保持させることができる。
以上述べたように本考案に係るエンジン駆動発
電機は、筐体内の冷却効率が良く、しかも筐体が
密閉型構造をとつているので、騒音が外部に洩れ
ることがなく、円滑な運転が可能で、防音冷却構
造として優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るエンジン駆動発電機の防音
冷却構造の一実施例を示し、第1図は側断面図、
第2図は第1図A矢視正面図、第3図は第1図B
−B線拡大断面図である。 1……筐体、3……エンジン、4……発電機、
5……エアクリーナ、6……油タンンク、7……
ラジエータフアン、8……ラジエータ、9……排
気筒、10……マフラー、11……吸気口、12
……フアン、13……開口部、14……吸気ダク
ト、15……排出口、16……排気ダクト、17
……低域部、19……排気室、21……操作パネ
ル箱、22,22′……出力端子箱、23……界
磁制御器、25,30……透孔、26……扉体、
27……出力端子、31……機器、34……間
隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン3と該エンジンによつて駆動する発電
    機4とを収納する防音筐体1の一側から外気を吸
    入し他側へ排出して前記筐体内部を冷却するエン
    ジン駆動発電機において、前記筐体の一側に出力
    端子箱22,22′を凹陥部として配設し、該出
    力端子箱の下降傾斜させた底面に前記発電機と配
    線接続される出力端子27を設けると共に、前記
    出力端子箱を覆う扉体26を該端子箱の底面との
    間に間隙34を設けて取付け、かつ出力端子箱の
    内奥上部に筐体内部に連通する透孔30を穿設
    し、前記出力端子箱が閉塞状態にあつても筐体内
    に外気を吸入可能に構成したことを特徴とするエ
    ンジン駆動発電機の防音冷却構造。
JP15497581U 1981-10-19 1981-10-19 エンジン駆動発電機の防音冷却構造 Granted JPS5859356U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15497581U JPS5859356U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 エンジン駆動発電機の防音冷却構造

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JP15497581U JPS5859356U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 エンジン駆動発電機の防音冷却構造

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Publication Number Publication Date
JPS5859356U JPS5859356U (ja) 1983-04-21
JPS6241564Y2 true JPS6241564Y2 (ja) 1987-10-24

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JP15497581U Granted JPS5859356U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 エンジン駆動発電機の防音冷却構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5325475B2 (ja) * 2008-06-23 2013-10-23 本田技研工業株式会社 エンジン駆動発電機
JP2016050577A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 西部電気工業株式会社 防音ボックス及び防音方法

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JPS5859356U (ja) 1983-04-21

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