JPH09147065A - カード発券装置 - Google Patents

カード発券装置

Info

Publication number
JPH09147065A
JPH09147065A JP7301541A JP30154195A JPH09147065A JP H09147065 A JPH09147065 A JP H09147065A JP 7301541 A JP7301541 A JP 7301541A JP 30154195 A JP30154195 A JP 30154195A JP H09147065 A JPH09147065 A JP H09147065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
cards
information
ticket
transport system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7301541A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3761944B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kajiwara
康弘 梶原
Yutaka Tomimoto
豊 冨本
Tsugutoshi Tanaka
嗣利 田中
Takashi Kimura
隆 木村
Masahiko Kanda
昌彦 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON AREFU KK
Toshiba Engineering Corp
Nippon Aleph Corp
Toshiba Engineering Sevice Corp
Original Assignee
NIPPON AREFU KK
Toshiba Engineering Corp
Nippon Aleph Corp
Toshiba Engineering Sevice Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON AREFU KK, Toshiba Engineering Corp, Nippon Aleph Corp, Toshiba Engineering Sevice Corp filed Critical NIPPON AREFU KK
Priority to JP30154195A priority Critical patent/JP3761944B2/ja
Publication of JPH09147065A publication Critical patent/JPH09147065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3761944B2 publication Critical patent/JP3761944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード発券機を用いる係員が複数のカードの
面を合わせて重ねてストッカーに積み重ねなくとも、単
にカードをカード発券機に放り込むだけで、自動的に所
望のカードを所望数得ることができるカード発券装置を
得る。 【解決手段】 ホッパー24にICカード23を投函す
ると、ホッパー24は停止指示があるまで一枚毎にカー
ドを落下する。そして、このカードがカード垂直搬送系
30によって、垂直に立てられた状態で表整列部40に
搬送され、表整列部40によって表が上になるように水
平に積み重ねられると、ヒータ搬送系50によって一枚
毎に搬送されて表面の文字が消されてリード/ライト搬
送系70に渡される。リード/ライト搬送系70はIC
カード29を積み重ねながら所望の枚数になるまで一枚
毎に搬送して、その搬送中に内部情報を消去した後に、
発券情報に応じた情報を記憶し、かつ発券情報に基づく
文字をICカード34の表面に印字して発券する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バラバラに投函さ
れた各カードの表面に、自動的に所望の発券情報を印字
すると共に、自動的に内部に所望の発券情報を記憶する
カード発券装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にスキー場のリフト乗り場は非常
に混雑する。この混雑を整理して、リフトへのスキーヤ
ーの流れを円滑にするために、かつリフトへの不正搭乗
等を防止する等のために、リフト乗り場には、その改札
ゲート付近に改札係が配置されている。
【0003】この改札係は、改札ゲートを通過するスキ
ーヤーの腕等に、ホルダにより担持されたリフト券の数
字をパンチ等で穴開けした後に、リフトにスキーヤーを
誘導していた。
【0004】しかし、このような改札業務は、冬季の野
外という環境で行うため改札係にとっては、非常に辛い
仕事でもあった。
【0005】また、非常に混雑するスキー場では、一つ
のリフト乗り場に複数のリフトを設けるのが一般的であ
る。このような場合は、改札も複数となり、その改札数
に応じた員数を配置しなければならないので人件費も非
常にかかる。
【0006】このようなことから、近年は、図13に示
すように、発信機能付きの非接触ICカードにスキー場
のリフト券の情報(スキー場名、年月日、券種、金額
等)を書込んだリフト券カードを、スキーヤーの腕等に
担持させ、改札ゲートにてリフト券カードの情報を非接
触で自動的に読込んで改札するスキー場自動改札システ
ムを配置したスキー場もある。
【0007】このリフト券カードは、例えば一日券用の
リフト券カード1a、半日券用のリフト券カード1b、
回数券用のリフト券カード1c、ナイター券用のリフト
券カード1d等の種類がある。これらのリフト券カード
は、表面にはスキー場名と、年月日と、券種と、金額と
(以下総称して印字情報という)がサーマル記録紙で印
字されていると共に、内部に同様な情報(以下内部情報
という)が記憶されている。また、リフト券カードは、
それぞれ表裏の色が異なっている。
【0008】図13に示すスキー場自動改札システム
は、文字及び内部情報が書込まれていない非接触ICカ
ード3(以下単にカード3という)に所定のリフト券情
報を書込んだリフト券カード1a、1b、1c、1dを
発券するリフトカード発券機5を販売所に配置してい
る。
【0009】また、ゲレンデには、挿入されたリフト券
カード1a、1b、1c、1dが自スキー場のものであ
れば、内部情報と表面の印字情報を消去したカード3に
して回収箱11に投入すると共に、預かり代金を返却す
るリフト券回収機13等を配置している。
【0010】さらに、改札ゲートには、スキーヤーがゲ
ートを通過する都度、リフト券カード1a、1b、1
c、1dの内部情報を非接触で自動的に読込んで通過を
許可するゲート機15a、15b……とを配置してい
る。
【0011】リフトカード発券機5には、券種に対応す
るストッカー17a、17b、17c、17dが設けら
れている。これらのストッカーは、例えば、一日券はス
トッカー17a、半日券はストッカー17b、回数券は
ストッカー17c、ナイター券はストッカー17dにそ
れぞれ挿入するようにされている。
【0012】このようなスキー場自動改札システムは、
初めは販売所の係員は、メーカー側から配布された印字
情報及び内部情報が書込まれていない複数のカード3を
リフトカード発行機5のストッカー17a、17b、1
7c、17dに挿入する。このとき、文字が張り付けら
れる面を上にして積み重ねる。
【0013】そして、販売所の係員はカード発券機5を
操作して、一日券、半日券、回数券、ナイター券等の券
種及び発行枚数等を入力して、リフトカード発行機5か
ら所定のスキー場情報(印字情報と内部情報)を書込ん
だリフト券カード1a、1b、1c、1dを発券させて
いた。
【0014】そして、販売所の係員はカード発券機5の
券種毎のストッカー17a、17b、17c、17d
に、対応するストッカーにリフト券カード1a、1b、
1c、1dを挿入していた。この各スタッカーへの挿入
は、再び文字面を上にして積み重ねる。
【0015】そして、販売所に直接くるスキーヤーに所
望のリフト券カード1a、1b、1c、1dを発行して
いた。
【0016】また、スキー場の係員は、所定期間経過し
たころリフト券回収機13内の回収箱11を販売所に持
ち込み、回収箱11内の複数のカード1をそれぞれ表を
上にしてリフトカード発行機5のストッカー17a、1
7b、17c、17dに積み重ね、所望のリフト券カー
ドを発券させ、再び券種に対応する各ストッカーに積み
重ねていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カード発券機は、リフト券カードの発券は、販売所の係
員が印字情報と内部情報とが無いカードの表側を上にし
てリフトカード発券機のストッパーに積み重ねて発券し
ている。
【0018】従って、発券枚数が非常に多い場合は、作
業時間が非常に長くなるという問題点があった。
【0019】スキー場においては、一般には、リフト券
の有効期間は1日とか半日としているため、毎日同様な
作業をして翌日に備えなければならない。
【0020】特に、休日においては、非常に多くのスキ
ーヤーが集まってくるので、前日の作業は非常に長時間
になるという問題点があった。
【0021】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、カード発券機を用いる係員が複数のカー
ドの面を合わせて重ねてストッカーに積み重ねなくと
も、単にカードをカード発券機に放り込むだけで、自動
的に所望のカードを所望数得ることができるカード発券
装置を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1は、投函された
複数のカードを、一枚毎に表裏を判定して、表側を上に
揃える整列手段と、整列手段で上にされたカードの表面
の文字を消去する文字消去手段と、文字消去手段で文字
が消去されたカードの内部情報を消去する情報消去手段
と、情報消去手段で内部情報が消去されたカードに、所
望の情報を書込む情報書込手段と、情報書込手段で情報
が書込まれたカードの表面に、情報に対応する文字を印
字して排出する印字排出手段とを備えたことを要旨とす
る。
【0023】請求項2は、整列手段は、投函された複数
のカードを受けて一枚毎に排出する排出手段を備えたこ
とを要旨とする。
【0024】請求項3は、整列手段は、カードを一枚毎
に搬送しながら、そのカードの表裏を判定し、一枚毎に
表側を上に整列して揃えることを要旨とする。
【0025】請求項4は、各手段は、上側が広開口にさ
れ、かつ側面に所定形状のカードを一枚だけ通過させる
搬出口が設けられ、広開口から投函されたカードを搬出
口に搬送して落下させるホッパー部と、ホッパー部の搬
出口からのカードを受けて、そのカードを垂直に立てた
状態で搬送するカード垂直搬送系と、カード垂直搬送系
に連結され、カード垂直搬送系を出るカードを立てた状
態で受け、カードの表が上になるようにカードを倒して
水平に蓄積する表整列部と、表整列部に連結され、表整
列部に蓄積されたカードを一枚毎に抽出して搬送しなが
ら搬送途中のカードの表面を加熱して表面の印字を消去
するヒータ搬送系と、ヒータ搬送系に連結され、ヒータ
搬送系からのカードを水平に受けて重ねて蓄積し、その
カードを一枚毎に搬送しながら、その内部情報を非接触
で消去した後に、設定されている発券情報を非接触で記
憶して、発券情報に応じた文字を表面に印字して発券す
るリード/ライト搬送系と、カードの発券が所定時間内
に終わるように、リード/ライト搬送系の蓄積を優先し
て、各部及び各搬送系の搬送を所望の枚数になるまで制
御する共に、リード/ライト搬送系の書込みを制御する
制御演算部とからなることを要旨とする。
【0026】請求項5は、カード垂直搬送系及びリード
/ライト搬送系は、ヒータ搬送系を挟んで、それぞれ平
行に設けられていることを要旨とする。
【0027】請求項6は、制御演算部は、各搬送系の搬
送速度の均衡が保てなくなったときは、表整列部又はリ
ード/ライト搬送系に蓄積させることを要旨とする。
【0028】請求項7は、制御演算部は、表整列部及び
リード/ライト搬送系にカードが蓄積されていないとき
は、それぞれの蓄積を停止させて、前記カードを直ちに
搬送させることを要旨とする。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のカー
ド発券装置の概略構成図である。図2はカード発券装置
の外観図である。但し、モータ等の駆動系は省略する。
図1及び図2に示すように、カード発券装置は、カード
発券機20と操作端末22とから構成されている。
【0030】このカード発券装置は、図2に示すよう
に、ホッパー24にバラバラに投入されたリフト券カー
ド1a、1b、1c、1d若しくは何も書込まれていな
いカード3(以下総称して単にICカード23という)
を自動的に一枚に毎に表を上にして搬送させながら、操
作端末22の指示に基づいた種類のリフト券カードにし
て発行させることによって、係員の作業時間を大幅に短
縮するものである。
【0031】また、文字や内部情報が消されていない自
スキー場のリフト券カード1a、1b、1c、1dがホ
ッパー24に入れられて搬送されると、これらのリフト
券カード1a、1b、1c、1dの印字情報及び内部情
報を自動的に消去した後に、操作端末22の指示に基づ
いた種類のリフト券カードにして発行させることによっ
て係員の作業時間を大幅に短縮するものである。
【0032】このため、カード発券機20は、図1に示
すように、複数のICカード23を搬出口25から一枚
毎に落下させるホッパー24と、ホッパー24からのI
Cカード23を第1のカード搬送用ベルト26上に立て
ながら搬送し、後述する表整列部に、ピンチローラ2
7、28を介して投函するカード垂直搬送系30と、カ
ード垂直搬送系30に設けられた光センサ33で垂直搬
送中のICカード23の表裏を検出させ、その表裏に応
じた回動で、常に第1のストッカー35に表側(文字情
報面)を上にしたICカード23を投函する反転機37
等からなる表整列部40とを備えている。
【0033】また、ストッカー35内の表側が上(以下
水平という)にされたICカード23を第2のカード搬
送用ベルト43により、一枚毎に取り出して水平搬送さ
せて、ヒータ45により、文字を消した後に、ハロゲン
ローラ46及びハロゲンローラ47により、再度熱を加
えて後述するリード/ライター搬送系に投函するヒータ
搬送系50と、ヒータ搬送系50からの文字が消された
ICカード29を送り捩子機構部55により受けて、こ
の送り捩子機構部55からの一枚毎の文字が消されたI
Cカード29を第3のカード搬送用ベルト57により第
1のアンテナ59の下を通過させながら内部情報を消し
たICカード34を得た後に、発券情報に基づいた内部
情報を書込んで印字排出機構部63に搬送するリード/
ライト搬送系70とを備えている。
【0034】印字排出機構部63は、リード/ライト搬
送系70に連結され、第1のアンテナ59を介して搬送
されたICカード34の表面に、操作端末22からの発
券情報又はキーボード77に基づいた発券枚数に基づい
た印字情報を印字したリフト券カードを発券する。
【0035】また、印字排出機構部63側には、操作端
末22との情報を印字排出機構部63に伝えたり、カー
ド発券機20の情報を操作端末22に伝えたり、あるい
はメモリIC73の情報を読込んで後述するコンピュー
タ回路部に送る情報読取り制御部75と、キーボード7
7と、LCD79と、コンピュータ回路部の指示に基づ
いて各部に所定の制御信号を送出するドライバー回路部
80と、操作者によってICカードが上を通過させられ
ると、そのリフト券カードの情報を読込んで回数券情報
等を書込む第2のアンテナ83とを備えている。
【0036】コンピュータ回路部90は、各搬送系の一
周期当たりの搬送速度が常に2秒になるように制御す
る。そして、搬送タイミングのずれが発生したときは、
スタッカ35にICカード23を蓄積させたり、送り捩
子機構部55にICカード29を蓄積させる。そして、
これらのICカードを上記の搬送速度で一枚毎に取り出
させている。
【0037】(カード発券機の構成)図3は図2のカー
ド発券機20の平面図である。図3に示すように、カー
ド発券機20のホッパー24は、上周囲が広口にされて
いる。そして、幅がICカード23の二枚以下の幅にさ
れた搬出口25の下部にかけられた第1のベルト機構部
101と、搬出口25にかけられた第1のベルト機構部
101の端からICカード一枚分の厚みだけ離された第
2のベルト機構部103とを備えて、ICカード23を
一枚毎に、カード垂直搬送系30とホッパー24との間
に設けられている渡し板105に落としてカード垂直搬
送系30に渡す。
【0038】また、搬出口25にICカードが二枚重な
って入ったときは、第1のベルト機構部101又は第2
のベルト機構部103のいずれかを逆転させて常に一枚
だけ搬出口25から搬出する。
【0039】このカード垂直搬送系30は、図3に示す
ように、第1のカード搬送ベルト26の一方の端に、I
Cカード23が端から飛び出さないようにするブラケッ
ト106が設けられ、かつ第1のカード搬送ベルト26
に沿ってブラケット108が設けられている。このブラ
ケット108は、ICカード23を立てながら搬送させ
ると共に、ホッパー24からのICカード23が飛び出
さないようにするためのものである。
【0040】また、カード垂直搬送系30は図4に示す
ように、搬出口25より低い位置に設けられている。従
って、渡し板105は、カード垂直搬送系30とホッパ
ー24との間に所定の傾斜をもって設けられている。
【0041】さらに、カード垂直搬送系30は、図3に
示すように、渡し板105に沿って、第1のカード搬送
ベルト26の一方の端側が表整列部40の反転機37
に、ガイド31、32、ピンチローラ27、28を介し
て連結されている。
【0042】このガイド31、32はICカード3をピ
ンチローラ27、28にかませるためのである。
【0043】このような構成によって、図4に示すよう
に、ホッパー24の搬出口25からの一枚毎のICカー
ド23を第1のベルト機構部26により垂直に立てなが
ら搬送し、表裏検出用のセンサ33によりICカード2
3の表裏が検出された後に、ガイド31、32によりピ
ンチローラ27、28にかまされて、表整列部40の反
転機37に投函される。
【0044】そして、図5に示すように、ピンチローラ
27、28によって反転機37の仕切りケース38に挿
入されると、反転機はICカード23を保持しながら文
字面が表になるように回動して第1のストッカ35に蓄
積する。例えば、ICカード23が表の場合は、正方向
に45度回転させ、裏の場合は逆方向に135度回転さ
せて第1のスタッカ35に蓄積する。
【0045】ヒータ搬送系50は図3に示すように、I
Cカードを搬送させるためのガイド53がカード垂直搬
送系30に対して垂直に設けられ、このガイド53の一
方の端に表整列部40が設けられている。また、ガイド
53の中央部にヒータ45が設けれ、かつヒータ45の
後にハロゲンローラ46、47が設けられてリード/ラ
イト搬送系70に他方が連結されている。このハロゲン
ローラ46、47にはハロゲンランプが内蔵されてい
る。
【0046】また、ヒータ搬送系50は、図3及び図5
に示すように、ICカード23を搬送する第2のカード
搬送ベルト43が設けられ、この第2のカード搬送ベル
ト43の爪44によりICカード23を第1のストッカ
35から一枚毎に取り出させて水平に搬送する。
【0047】そして、図5に示すストッカ48がICカ
ードを一旦受けとって上昇して、ヒータ45に近付け
て、表面のサーマル記録紙による文字を消去したICカ
ード29にした後に、第2のカード搬送ベルト43に渡
してハロゲンローラ46、47側に搬送させてリード/
ライト搬送系70に送る。
【0048】ハロゲンローラ46、47は、ヒータ45
によってもICカードに付着している水滴が除去されな
い場合又は文字が消去されない場合に、このハロゲンロ
ーラ46、47で完全に水滴を除去すると共に、文字を
消字去する。
【0049】リード/ライト搬送系70は、図3に示す
ようにICカードを搬送させるためのガイド65がヒー
タ搬送系50に対して垂直に、かつカード垂直搬送系3
0に対して平行に設けられている。
【0050】また、このガイド65の一方の端に送り捩
子機構部55が設けられ、中央部に第1のアンテナ59
が設けれ、かつ第1のアンテナ59の後に印字排出機構
部63が設けられ、送り捩子機構部55からのICカー
ド29を第3のカード搬送ベルト57が水平搬送する。
【0051】送り捩子機構部55は、図6に示すよう
に、ヒータ搬送系50からのICカード29を蓄積する
ストッカ54と、ICカード29を一枚毎に排出するカ
ードキャリア56と、カードキャリア56を制御する送
り捩子60等から構成され、一枚毎にICカード29を
第3のカード搬送ベルト57に排出する。
【0052】第1のアンテナ59は第3のカード搬送ベ
ルト57上に所定間隔を有して配置され、搬送されてく
るカードIC29の内部情報を消去して、発券情報に基
づく情報を書込んだICカード34にする。
【0053】印字排出機構部34は、発券情報に基づい
た情報をリフトカードに印字した所望のリフト券カード
を排出する。
【0054】また、印字排出機構部63の近傍には、ガ
ラス等に覆われて筐体に、上側が連結された第2のアン
テナ83が設けられている。この第2のアンテナ83
は、一般には、回数券情報を書込むために使用される。
例えば、操作者がガラス面にICカードを通過させたり
すると、その内部情報を読込んでコンピュータ回路部9
0に出力し、コンピュータ回路部90からの制御に基づ
いて所定のリフト券情報を書込む。
【0055】上記のように構成されたカード発券装置に
ついて以下に動作を説明する。図7及び図8は一枚のリ
フトカードを発券するまでのカード発券機20の動作を
説明するフローチャートである。
【0056】発券機20の電源を投入すると発券機20
の情報読取り制御部75がメモリICの情報を読取り、
操作端末22及びコンピュータ回路部90に送出して、
本装置をリフト券発券用のシステムにする。
【0057】そして、操作端末22が操作されて券の種
類、スキー場名、金額、枚数等からなる発券情報が設定
されると、発券機20の情報読取り制御部75がこれら
の情報をコンピュータ回路部90に送出する。
【0058】コンピュータ回路部90は、直ちにドライ
バー回路80を制御して各搬送系を動作状態にする(S
701)。
【0059】このような状態のときに、回収機によって
回収されたICカード23が発券機20のホッパー24
にバラバラに投入されているとすると、ホッパー24内
の第1のベルト機構部101と第2のベルト機構部10
3とにより、搬出口25からICカード23が一枚毎に
排出されて渡し板105を介してカード垂直搬送系30
に落とされる。
【0060】このとき、カード垂直搬送系30の第1の
カード搬送ベルト26に沿って、ブラケット108が設
けられているので、ICカード23は図4に示すように
立てられた状態で搬送され、表裏検出用のセンサ33に
より、ICカード23の表裏の色が検出され、表裏検出
信号としてコンピュータ回路部90に出力されて、ピン
チローラ27、28に渡される。
【0061】コンピュータ回路部90は、表裏検出用の
センサ33からの表裏検出信号に基づいて、ICカード
23の表裏を判定する(S702)。
【0062】そして、判定結果が表(例えば、ガイド3
2側に面している面の色が青のとき)の場合は、反転機
37を45度回転させる反転機制御信号をドライバー回
路80に送出すると共に、ピンチローラ27、28を回
動させるピンチローラ制御信号をドライバー回路80に
送出して、ICカード23の表を上にして第1のストッ
カ35に水平に投函させる(S703)。
【0063】また、ステップS702でICカード23
が裏側であると判定した場合は、反転機37を145度
逆回転させる反転機制御信号をドライバー回路80に送
出すると共に、ピンチローラ27、28を回動させるピ
ンチローラ制御信号をドライバー回路80に送出して、
ICカード23の表を上にして第1のストッカ35に水
平に投函させて、処理をステップS705に移す(S7
04)。
【0064】すなわち、バラバラにホッパー24に投函
されたICカードが自動的に表側にされて積み重ねられ
ている。
【0065】次に、第1のストッカ35にICカード2
3が投函されると、リード/ライト搬送系70に設けら
れている送り捩子機構部55の第2のストッカ54にI
Cカード29が投函されているかどうかを判定する(S
705)。そして、第2のストッカ54にICカード2
9が投函されていると判定したときは、所定枚数以上か
どうかを判定する(S706)。
【0066】ステップS706で、所定枚数以上と判定
したときは、第1のストッカ35からのICカード23
の送出を待機させると共に、リード/ライト搬送系70
の第2のストッカ55からICカード29を一枚取り出
させた後に、第1のストッカ35から一枚のICカード
23を取り出させるカード取出信号をドライバー80に
送出する(S707)。
【0067】次に、コンピュータ回路部90はリード/
ライト搬送系70の第1のアンテナ59を駆動して、送
り捩子機構部55から搬送された一枚のICカード29
からの内部情報を受信させる(S709)。
【0068】また、ステップS705で送り捩子機構部
55にICカード29が無いと判定したとき、又はステ
ップS706で捩子機構部55に所定数以上のICカー
ド29が無いと判定したときは、第1のストッカ35か
らICカード23を一枚取出させるカード取出信号をド
ライバー80に送出する(S710)。
【0069】そして、送り捩子機構部55の第2のスト
ッカ54にICカード29が投函されると、直ちに送り
機構部55からICカード29を取出させる取出信号を
ドライバー80に出力して制御をステップS709に戻
す(S712)。
【0070】次に、コンピュータ回路部90は、図8に
示すように、図7のステップS709でリード/ライト
搬送系70の第1のアンテナ59を駆動したとき、IC
カード29の内部情報が受信されたかどうかを判定する
(S801)。つまり、ICカード29に内部情報が記
憶されているかどうかを判定する。
【0071】ステップS801で内部情報が無いと判定
したときは、第1のアンテナ59を駆動してICカード
29に、操作端末22に基づいた発券情報を書込んだI
Cカード34を作成する(S802)。例えば、スキー
場名と、年月日と、券種(一日券、半日券、回数券、ナ
イタ券)と、金額と、会社コードを書込む。
【0072】次に、印字排出機構部63は、ICカード
34が搬送されて来ると、操作端末22に基づいた発券
情報を表に印字したリフト券カード1a、1b、1c又
は1dを発券する(S803)。例えば、スキー場名
と、年月日と、券種と、金額とを印字する。
【0073】また、ステップS801でICカード29
に内部情報が有ると判定したときは、第1のアンテナ5
7を駆動し、その内部情報を消去して処理をステップS
802に戻す(S804)。
【0074】すなわち、係員がリフト券カード回収機1
3の回収箱11ごと販売所に持って行く途中のゲレンデ
に文字や内部情報が消去されていな自スキー場のリフト
券カードを拾って、回収箱11に持ち込んでも、カード
発券機20のホッパー24に入れると、自動的に表面の
文字及び内部情報が消去されて新しいリフト券カード1
a、1b、1c、1dとして発券される。
【0075】次に端末装置22について説明する。端末
装置22は、起動に伴って、少なくともリフト券発券
と、集計表示と、廃券処理と、保守とからなるメイン画
面を表示する。
【0076】このリフト券発券は、上記のカード発券機
20から1日券、2日券、時間券、回数券等を発券させ
る通常発券機能と、数回使用した回数券カードの回数を
変更する買足し機能と、2枚の回数券カードの回数を合
計した一枚のリフト券カードを発券させる寄集め機能等
を備えている。
【0077】また、リフト券カードを発行する他に、リ
フト券カードの内容を読み取り表示する確認機能と、使
用済みカードを回収して保証金を返却する回収機能と、
何等かの理由で使用できないリフト券カードの代金を返
却する払い戻し機能と、発券したリフト券カード枚数、
売上金額等を集計したり、一日の終わりに集計結果をメ
モリカードに書込む集計表示機能と、発券したカードを
廃棄処分扱いにする廃券処理機能と、設定データの登録
及び変更を行う保守機能等を備えている。
【0078】このような各機能について図面を用いて説
明する。例えば、係員がメイン画面のリフト券発券機能
を選択すると、メイン画面に代えて図9のリフト券発券
画面を表示する。本例の端末装置は、1日券、2日券、
3日券、10日券、2時間券、4時間券、回数券大、回
数券小等のリフト券カードを発券させる。
【0079】そして、発券したい券種を発券枚数分だけ
ライトペンで押すと、合計金額を表示する。次に、預か
り金額(例えば15000円)が入力されて発券ボタン
が押されると、図10に示す画面を表示して、これらの
情報を上記のカード発券機20に送る。カード発券機2
0の情報読取り制御部75は操作端末から情報を受けて
コンピュータ回路部90に出力して、上記のように各搬
送系を制御して所定のリフト券カードを発券する。
【0080】また、図9に示す訂正ボタンが押される
と、その押下回数に応じて発券枚数を減算する。
【0081】さらに、本操作端末は拡張機能が付加され
ている。この拡張機能の画面は図9の次候補ボタンの押
下によって機能し、買足しボタンと、寄集めボタンと、
追加ボタン、払戻ボタンと、確認ボタンと、回収ボタン
等からなっている。
【0082】例えば、買足ボタンがライトペンにより押
されると、操作端末22は、画面に「カードをセット」
のメッセージを表示する。
【0083】このカードのセットというのは、カード発
券機20の第2のアンテナ83上にリフト券カードをセ
ットさせることである。
【0084】そして、画面上の実行ボタン(図示せず)
が押されると、操作端末22はカードの読み取り指示を
カード発券機20に送出する。カード発券機20の情報
読取り制御部75は、操作端末から情報を受けてコンピ
ュータ回路部90に出力する。コンピュータ回路90
は、ドライバー回路部80を制御して第2のアンテナ8
3からセットされたカードの内部情報を情報読取り制御
部75により、操作端末に送出させる。
【0085】例えば、セットされたカードが「回数券」
で、発行日が「1995−11−16」、初回使用が
「1995−11−16」、最終使用が「1995−1
1−16」、残数が「6」、保証金が「1000円」の
場合は図11に示すカード内容画面とテンキー画面とを
表示する。
【0086】そして、加算する数を図11のテンキーの
中から選択し、実行を押すと、残数にテンキーから入力
された数を加算した数にしたリフト券情報をカード発券
機20に送出する。
【0087】カード発券機20のコンピュータ回路部9
0は上記説明のように操作端末から情報を受けて第1の
アンテナ59により、搬送されて来るICカード29に
書込む。
【0088】すなわち、数回使用した回数券カードに数
を加算して所望の回数の回数券カードにする。
【0089】また、寄集めボタンが押されたときは、操
作端末22は、画面に「カードをセット」のメッセージ
を表示して一枚目のカード情報をカード発券機20の第
2のアンテナ83により読み込ませて、その情報受け
る。
【0090】そして、二枚目のカードをセットさせて、
一枚目のカード情報をカード発券機20の第2のアンテ
ナ83により読み込ませて、その情報受ける。例えば、
図12に示すように、2枚のカードの情報が画面に表示
されたとする。
【0091】このような図12の二枚のカードが表示さ
れているときに、図12の実行を押すと操作端末22の
両方の残数を加算した数のリフト券情報をカード発券機
20に送出する。カード発券機20のコンピュータ90
は、リード/ライト搬送系70の第1のアンテナ59を
制御して両方の残数を加算した数のリフト券情報を搬送
されて来るICカード29に書込んで発券させる。
【0092】従って、一度発券したリフト券カードであ
っても、スキーヤーの要望に応じて容易に変更ができ
る。
【0093】なお、上記説明では、リフト券カードの発
券に用いる例を説明したが、他の非接触のICカードを
発券させてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、投函さ
れた複数のカードを、一枚毎に表裏を判定して、表側を
上に揃えて、そのカードの表面の文字を消去すると共
に、そのカードの内部情報を消去し、所望の情報を書込
む。そして、情報が書込まれたカードの表面に、情報に
対応する文字を印字して排出する。
【0095】従って、単にカードをカード発券機に放り
込むだけで、自動的に所望のカードを所望数得ることが
できるので係員の作業時間を大幅に短縮させることがで
きるという効果が得られている。
【0096】請求項2によれば、整列手段は、排出手段
により、投函された複数のカードを受けて一枚毎に排出
するので、一枚毎に表裏を判定して、表側を上に揃える
ことを簡単な構成で実現できるという効果が得られてい
る。
【0097】請求項3によれば、整列手段は、カードを
一枚毎に搬送しながら、そのカードの表裏を判定し、一
枚毎に表側を上に整列して揃えるので、係員が表面を合
わせて重ねてストッカーに積み重ねなくとも、単にカー
ドをカード発券機に放り込むだけで、自動的に表側が上
にされて整列されるという効果が得られている。
【0098】請求項4によれば、ホッパー部と、カード
垂直搬送系と、表整列部と、ヒータ搬送系と、リード/
ライト搬送系と、制御演算部とにより、ホッパー部が投
函された複数のカードを一枚毎にカードを落下し、この
カードがカード垂直搬送系によって、垂直に立てられた
状態で表整列部に搬送され、表整列部によって表が上に
なるように水平に積み重ねられる。そして、ヒータ搬送
系によって一枚毎に搬送されて表面の文字が消されてリ
ード/ライト搬送系に渡される。
【0099】リード搬送系はカードを積み重ねながら所
望の枚数になるまで一枚毎に搬送して、その搬送中に内
部情報を消去した後に、発券情報に応じた情報を記憶
し、かつ発券情報に基づく文字をカードの表面に印字し
て発券する。
【0100】従って、販売所の係員がホッパー部にカー
ドを投函するだけで、自動的に表面の印字及び内部情報
が消去されて、所望の発券情報が記憶され、かつ所望の
発券情報が表面に印字されたカードが所望の枚数得られ
るので、係員の労働を低減させることができるという効
果が得られている。
【0101】請求項5によれば、カード垂直搬送系及び
リード/ライト搬送系は、ヒータ搬送系を挟んで、それ
ぞれ平行に設けられている。このため、各搬送系全体が
コの字型になるので、装置全体が小さくなるという効果
が得られている。
【0102】請求項6によれば、制御演算部は各搬送系
の搬送速度の均衡が保てなくなったときは、表整列部又
はリード/ライト搬送系にカードを重ねて蓄積すること
により、搬送速度のタイミングがずれても、カードが次
の搬送系に渡されないと共に、次の搬送系にカードがな
いときは、直ぐに前段の搬送系からカードを抽出できる
ので、常に所定時間内にカードを発券できるという効果
が得られている。
【0103】請求項7によれば、制御演算部は、表整列
部及びリード/ライト搬送系にカードが蓄積されていな
いときは、それぞれの蓄積を停止させて、直ちに搬送さ
せるので、初期時の動作においても高速にカードを発券
できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のリフトカード発券装置の
概略構成図である。
【図2】リフトカード発券装置の外観図である。
【図3】図2のカード発券機20の平面図である。
【図4】カード垂直搬送を説明する説明図である。
【図5】表整列部を説明する説明図である。
【図6】送り捩子機構部を説明する説明図である。
【図7】一枚のリフトカードを発券するまでの動作を説
明するフローチャートである。
【図8】一枚のリフトカードを発券するまでの動作を説
明するフローチャートである。
【図9】端末装置のリフト券発券画面を説明する説明図
である。
【図10】端末装置のカード発券画面を説明する説明図
である。
【図11】端末装置のカード買足し画面を説明する説明
図である。
【図12】端末装置のカード寄集め画面を説明する説明
図である。
【図13】従来のカード発券機を用いたスキー場自動改
札システムを説明する説明図である。
【符号の説明】
1a 一日券用のリフト券カード 1b 半日券用のリフト券カード 1c 回数券用のリフト券カード 1d ナイター券用のリフト券カード 20 カード発券機 22 操作端末 24 ホッパー 25 搬出口 26 第1のカード搬送用ベルト 30 カード垂直搬送系 37 反転機 40 表整列部 50 ヒータ搬送系 63 印字排出機構部 70 リード/ライト搬送系 90 コンピュータ回路部90
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨本 豊 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田中 嗣利 神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目28番52号 株式会社日本アレフ内 (72)発明者 木村 隆 神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目28番52号 株式会社日本アレフ内 (72)発明者 神田 昌彦 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリングサービス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投函された複数のカードを、一枚毎に表
    裏を判定して、表側を上に揃える整列手段と、 前記整列手段で上にされたカードの表面の文字を消去す
    る文字消去手段と、 前記文字消去手段で文字が消去されたカードの内部情報
    を消去する情報消去手段と、 前記情報消去手段で内部情報が消去されたカードに、所
    望の情報を書込む情報書込手段と、 前記情報書込手段で情報が書込まれたカードの表面に、
    前記情報に対応する文字を印字して排出する印字排出手
    段とを有することを特徴とするカード発券装置。
  2. 【請求項2】 前記整列手段は、投函された複数のカー
    ドを受けて一枚毎に排出する排出手段を有することを特
    徴とする請求項1記載のカード発券装置。
  3. 【請求項3】 前記整列手段は、前記カードを一枚毎に
    搬送しながら、そのカードの表裏を判定し、一枚毎に表
    側を上に整列して揃えることを特徴とする請求項1又は
    2記載のカード発券装置。
  4. 【請求項4】 前記各手段は、 上側が広開口にされ、かつ側面に所定形状のカードを一
    枚だけ通過させる搬出口が設けられ、前記広開口から投
    函された前記カードを前記搬出口に搬送して落下させる
    ホッパー部と、 前記ホッパー部の搬出口からのカードを受けて、そのカ
    ードを垂直に立てた状態で搬送するカード垂直搬送系
    と、 前記カード垂直搬送系に連結され、前記カード垂直搬送
    系を出る前記カードを立てた状態で受け、該カードの表
    が上になるように前記カードを倒して水平に蓄積する表
    整列部と、 前記表整列部に連結され、前記表整列部に蓄積されたカ
    ードを一枚毎に抽出して搬送しながら搬送途中のカード
    の表面を加熱して表面の印字を消去するヒータ搬送系
    と、 前記ヒータ搬送系に連結され、前記ヒータ搬送系からの
    カードを水平に受けて重ねて蓄積し、そのカードを一枚
    毎に搬送しながら、その内部情報を非接触で消去した後
    に、設定されている発券情報を非接触で記憶して、発券
    情報に応じた文字を表面に印字して発券するリード/ラ
    イト搬送系と、 前記カードの発券が所定時間内に終わるように、前記リ
    ード/ライト搬送系の蓄積を優先して、前記各部及び各
    搬送系の搬送を所望の枚数になるまで制御する共に、前
    記リード/ライト搬送系の書込みを制御する制御演算部
    とからなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    カード発券装置。
  5. 【請求項5】 前記カード垂直搬送系及び前記リード/
    ライト搬送系は、前記ヒータ搬送系を挟んで、それぞれ
    平行に設けられていることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載のカード発券装置。
  6. 【請求項6】 前記制御演算部は、前記各搬送系の搬送
    速度の均衡が保てなくなったときは、前記表整列部又は
    前記リード/ライト搬送系に蓄積させることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5記載のカード発券装置。
  7. 【請求項7】 前記制御演算部は、前記表整列部及びリ
    ード/ライト搬送系にカードが蓄積されていないとき
    は、それぞれの蓄積を停止させて、前記カードを直ちに
    搬送させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    又は6記載のカード発券装置。
JP30154195A 1995-11-20 1995-11-20 カード発券装置 Expired - Fee Related JP3761944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30154195A JP3761944B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 カード発券装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30154195A JP3761944B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 カード発券装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09147065A true JPH09147065A (ja) 1997-06-06
JP3761944B2 JP3761944B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=17898184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30154195A Expired - Fee Related JP3761944B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 カード発券装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3761944B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159878A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Dodwell Bms Ltd カード管理システム及びカード管理方法
CN108765684A (zh) * 2018-04-03 2018-11-06 北京正众信源传媒科技有限公司 一种无需切票的即开型彩票机及其工作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159878A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Dodwell Bms Ltd カード管理システム及びカード管理方法
CN108765684A (zh) * 2018-04-03 2018-11-06 北京正众信源传媒科技有限公司 一种无需切票的即开型彩票机及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3761944B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4027142A (en) Automated processing of financial documents
JPS5819984A (ja) シ−ト状エレメントの分配装置
JPH09147065A (ja) カード発券装置
JPS59223890A (ja) 有料道路の料金収受システム
JP3197066B2 (ja) 券類処理装置、自動精算装置
KR100202747B1 (ko) 카드 발권장치
JP2680447B2 (ja) 自動改集札機
JP2589796B2 (ja) カード類処理装置
JP3805824B2 (ja) カード情報書込装置及びその搬送系
KR100468328B1 (ko) 지로장표 자동처리장치 및 이의 제어방법
JPS5812617B2 (ja) 有料道路通行券確認機
JPS6010677B2 (ja) 有料道路における通行料金収受装置
JPH0877309A (ja) リライト印字表示タグ発行装置
JP2545863B2 (ja) 券処理端末装置
JPH09212593A (ja) カード自動整頓装置
JPS6132449Y2 (ja)
JPH06271166A (ja) 記録媒体処理装置
JP3810845B2 (ja) カード表面文字消去装置
JP3202485B2 (ja) 定期券発行装置
JP3152827B2 (ja) 定期券発行装置
JP2980487B2 (ja) 自動改札装置
JP3197174B2 (ja) 定期券発行装置と券発行装置と券処理装置
JPH07175949A (ja) 整理券発行回収システム、整理券発行器、運賃箱および整理券
JPH03202993A (ja) 有料道路の料金収受機
JPH027117B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees