JPH027117B2 - - Google Patents
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- JPH027117B2 JPH027117B2 JP57049788A JP4978882A JPH027117B2 JP H027117 B2 JPH027117 B2 JP H027117B2 JP 57049788 A JP57049788 A JP 57049788A JP 4978882 A JP4978882 A JP 4978882A JP H027117 B2 JPH027117 B2 JP H027117B2
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 2
- 238000012905 input function Methods 0.000 claims description 2
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は高速道路において通行券処理に用いら
れる通行券処理装置の改良に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、多区間有料道路の料金収受方式は磁気カ
ード式の場合、例えば入口ゲートで収受員が進入
して来る車両の車種に応じて通行券発行機におけ
る進入車両の対応車種釦を押圧操作する。そし
て、この車両に相当した車種番号、入口インター
チエンジ番号、月日時分、取扱い収受員番号、一
連番号などを第1図に示す如き磁気カードCDの
入口用印字欄aに印書記録し、更に車種番号、入
口インターチエンジ番号、月日時分、収受員番号
車軸数、車両番号(ナンバープレート)等を磁気
記録用の磁気ストライプ部MSに記録し、この磁
気カードを通行券として発行する。 そして、出口ゲートではこの通行券を収受員が
受け取り、通行券を通行券処理機にかけ、磁気ス
トライプ部MSに記録されている前記データを読
取つて通行料金を自動的に計算する。そして、そ
の際、通行券である磁気カードCD上の出口用の
印字欄bには出口インターチエンジ番号、月日、
時分、出口での取扱い収受員番号、出口一連番号
等の印字が成され、また磁気ストライプ部MS上
にも同様のデータ並びに料金別納扱いの場合は別
納契約を証明する別納プレートの番号などの記録
が成される。 そして出口ゲートの収受員は計算された料金を
利用者より受け取つて一台分の処理を終了する。 第2図は従来の出口における料金システムの構
成を示すもので、C1,C2はインターチエンジ
番号(I.C.)における各出口ゲートのブースに設
置された通行券処理機であり、D1はインターチ
エンジ即ち料金所に設置された前記各通行券処理
機C1,C2とのデータ授受やデータ処理等を行
うデータ処理装置、D2は更に上位の管理事務所
のデータ処理装置を示す。料金所及び上位のデー
タ処理装置D1,D2は通常のコンピユータシス
テムで構成される。 このような構成において、通行券処理機C1,
C2による通行券の処理データあるいは通行券処
理機C1,C2のキイボードを利用した特別処理
データは料金所のデータ処理装置D1に伝送さ
れ、デイスク等の記憶装置に記憶されると共にこ
のデータ処理装置D1によりこの記憶データは定
時間毎に上位のデータ処理装置D2へオンライン
伝送され、別納請求データ等が作られる。 第3図は前記通行券処理機C1,C2の外観を
示す斜視図であり、図中3は通行券の挿入口、4
は通行券の排出口、Aは通行券の収納部、Bはキ
ヤツシユカード等に用いられる磁気カードと同様
な磁気カードを用いた別納利用者あるいは業務利
用用の別納プレートの挿入口である。Cはキイボ
ード部であり、勤務開始、終了の操作や、船車券
車の処理、車種変更の処理などを行うためのキイ
が配置されている。Dは料金額の表示、操作の誘
導のための表示などを行う表示部である。 第4図はキイボード部の例を示したもので、
Ktはテンキイ、Ksは特別処理用釦を示している。
通行券は通行券処理機内を搬送されつつ、その搬
送経路中にある磁気ヘツドにより通行券の磁気ス
トライプ部MSの磁気記録内容が読み取られ、こ
れをもとに料金計算などが成された後、出口情報
を磁気ストライプMSに磁気記録し、更に印字記
録してから、使用済み通行券の回収用のスタツカ
に回収される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、通行券処理機による通行券の処理デ
ータはデータ処理装置を介しオンラインによりデ
ータ処理されており、通常の場合、出口において
通行券に磁気記録されたデータを、後で読みとり
利用することはないが、データ処理装置の故障に
より必要なデータが失なわれた時、この通行券に
磁気記録されたデータをもとに収受業務のデータ
を作り直し、別納扱いの会社への通行料金の請求
データ或いは出口ゲートにおける各車線のブース
での収受員の勤務データを再現するための最後の
手段としての意味を持つている。 しかしながら、現在における出口ゲートでの処
理は第4図のキイボードからわかるように各種の
特別処理釦Ksやデータ入力用のテンキイKtが含
まれており、通行券を通行券処理機で処理した後
で、補完的にデータを入力できるようにしてあ
る。 これは通行券を通行券処理機にかけて処理し、
ついで例えば駐留軍の車両や業務用の無料通行証
を持つた車両であれば“駐留軍”あるいは“無料
車”の釦を押し、また、通行券のデータが読取り
不能であつた場合はこのデータをデータ入力用釦
(テンキイ)で入力し、データ処理装置に送ると
云つた手順で使用する。 この場合、上述したように通行券の磁気データ
読取り、磁気データ書込み、印字と云う一連の処
理はすでに完了してスタツカに回収されているた
め、特別処理用釦またはデータ入力用釦で入力し
たデータは通行券の磁気記録データには記録する
ことができない。 更に別納プレートの場合、本来、この別納プレ
ートを先に処理し、別納プレートに予め記録され
ている別納プレート番号を読取り、通行券を次に
処理して先に読取つた別納プレート番号を通行券
の磁気ストライプ部に記録できるようにするのが
原則であるが、利用者が別納プレートを通行券の
後に収受員に手渡すこともある。この場合、“プ
レート後がけ”と云う釦を押せば、通行券を処理
した後でも別納プレートの処理ができるようにな
つているが通行券は先に処理してスタツカに回収
してしまつているため、別納プレートデータを通
行券に記録することができない。 即ち、従来の料金徴収システムにおいてはデー
タを収集しているデータ処理装置が故障してデー
タを消失した場合、通行券に記録されたデータの
範囲でそのデータを復元できるが、上述のように
通行券処理後に特別処理用の釦またはデータ入力
用釦にて入力された別納データや特別処理データ
等は通行券に記録されていないため、復元できな
いと云う不具合がある。 そこでこの発明の目的とするところは、通行券
の処理後に別納プレートやキイ入力等の処理を加
えた場合においても、それらの処理内容を再現す
ることのできるようにした有料道路における通行
券処理装置を提供することにある。 〔問題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明は次のように
構成する。すなわち、情報の補充入力機能を備
え、料金計算に必要な入口情報を記録した通行券
をセツトするとこれを搬送系により送りつつ読取
り部により該通行券の入口情報を読取つて出力す
ると共に記録部により出口での通行券処理におけ
る必要情報を該通行券に記録処理する通行券処理
装置において、情報記録保存用のカードを収納し
たホツパと、このホツパ内のカードを前記搬送系
に繰出すための繰出し機構と、セツトされた前記
通行券の前記記録処理後にその通行券処理に対す
る情報の補充入力を行うとカードの繰出し操作を
させるべく前記繰出し機構を制御する搬送制御手
段と、前記搬送系により送られて来る通行券に処
理時の必要情報の記録を行わせるべく前記記録部
を制御するとともに前記補充入力時には前記搬送
系に繰出されたカードに前記通行券の所定記録内
容とともに該補充情報を記録すべく前記記録部を
制御する記録制御手段とを備える。 〔作用〕 このような構成において、ある通行券の出口で
の処理後に、その通行券に対する処理のための情
報追加などを行うと、搬送制御手段は繰出し機構
を制御してホツパ内より情報記録保存用のカード
を繰出す。そして、このカードには記録制御手段
の制御によつて前記通行券の所定記録内容ととも
に該補充情報が記録される。このように出口で通
行券処理を行つた際にその通行券に対して更に情
報追加するとその通行券の情報と追加情報とが情
報記録保存用カードに記録されるようにしたもの
であるから、処理済みの通行券及び情報記録保存
用のカードの記録内容より料金所出口での処理内
容を正確に再現できるなどデータ保存に極めて有
効な有料道路における通行券処理装置を提供する
ことができる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例について第5図〜第7
図を参照して説明する。 第5図は本発明装置における通行券処理機の概
略的な構成を示す図である。 図において1は通行券と同様な磁気カードCD
を用いた未使用の特別処理カードを複数枚積重し
て収納するホツパ、3は通行券等を挿入する挿入
口、4は通行券の排出口であり、通行券挿入時に
向きを誤つた場合などにその通行券を排出する。
2は使用済みの通行券や特別処理カードを収納す
るスタツカである。14,15,16は通行券や
或いは特別処理カード等の磁気カード類の磁気ス
トライプ部MSに対して書込み或いは読取りを行
う磁気ヘツドであり、14,16は読取り用、1
5は書込み用である。17は通行券や特別処理カ
ードの印字欄にデータを印字記録する例えばワイ
ヤドツト型の印字ユニツトであり、これら磁気ヘ
ツド14,15,16及び印字ユニツト17は円
盤状の搬送ドラム11の周囲に対向させ且つ近接
させて配設してある。搬送ドラム11の外周には
ベルト9をプーリ10に掛け渡すことによつて搬
送ドラム11にベルト9を接触させてあり、これ
らにより通行券等の磁気カード類を搬送するため
のメイン搬送部を形成している。また、このメイ
ン搬送部の搬送経路入口側近くには新しい特別処
理カードを収納する前記ホツパ1が設けてあり、
また、ホツパ1の近くには通行券等を手挿入する
ための前述の挿入口3が設けてある。これら挿入
口3及びホツパ1にはそれぞれ磁気カード類を前
記メイン搬送部に搬送するための搬送ローラ12
が設けてあり、またホツパ1にはこれら搬送ロー
ラ12に特別処理カードを送り出すための繰り出
しローラ19が設けてある。 また、メイン搬送部の出口側には通行券回収用
の前述のスタツカ2及び通行券等の排出用の前記
排出口4が設けられ各々メイン搬送部との間に設
けられた搬送ローラ12′により案内されるよう
になつている。 また、メイン搬送部と搬送ローラ12′側との
間には搬送経路振分け用のフラツパ18が設けら
れている。20はスタツカ2の入口よりスタツカ
2内に送られて来た磁気カード類を収納するため
の繰込みローラである。 このような装置においては挿入口3に通行券を
入れることにより通行券はメイン搬送部に送ら
れ、ここで回転する搬送ドラム11とベルト9と
の間に挾持されて通行券は出口側へと送られる。
その間、読取り用の磁気ヘツド14により磁気ス
トライプ部MSの情報は読取られて、データ処理
装置に送られ、また、書込み用の磁気ヘツド15
にて出口における必要情報が磁気記録され、更に
その記録情報は読取り用の磁気ヘツド16にて読
取られ、正しく書込まれたかを照合する。そし
て、通行券の出口用印字欄に出口における必要デ
ータを印字ユニツト17により印字記録し、フラ
ツパ18によりスタツカ2か排出口4に振り分け
られ、送り出される。この振り分けは処理済みの
場合はスタツカ2へ、カードの方向をまちがえて
読み書きができないなどの場合は排出口4へと送
り出されるように振り分けられる。 通行券処理機のキイボードを操作して、情報の
補充を行つた場合にはホツパ1内より新しい特別
処理カードが取り出され、メイン搬送部を送られ
る間に磁気ヘツド14,15,16で磁気ストラ
イプ部MSの未記録の確認、補充した情報等の書
込み、その読取りが行われ、印字ユニツト17で
印字欄cに前記情報が印字記録される。磁気スト
ライプ部MS内の記録内容に誤りがなければ特別
処理カードはフラツパ18によりスタツカ2に送
られ、誤りがあれば新たに特別処理カードを繰り
出して上記動作を行う。 尚、別納プレート等は通行券処理機内に上記構
成とは別に設けた読取装置によりデータが読取ら
れ、そのデータは後述する中央処理制御部によつ
て処理されるようになつている。 第6図は特別処理カードの例であり、第1図に
示す通行券と同様の磁気カードであつて、磁気ス
トライプ部MS、印字欄cを有する。特別処理カ
ードは通行券と同様通行券処理機により処理され
るため、寸法、磁気ストライプ仕様は通行券に準
じたものである。第1表は本特別処理カードに記
録するデータの例であり、第1表に示すように通
行券情報の他、特別処理コード、処理内容のデー
タが対象となつている。
れる通行券処理装置の改良に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、多区間有料道路の料金収受方式は磁気カ
ード式の場合、例えば入口ゲートで収受員が進入
して来る車両の車種に応じて通行券発行機におけ
る進入車両の対応車種釦を押圧操作する。そし
て、この車両に相当した車種番号、入口インター
チエンジ番号、月日時分、取扱い収受員番号、一
連番号などを第1図に示す如き磁気カードCDの
入口用印字欄aに印書記録し、更に車種番号、入
口インターチエンジ番号、月日時分、収受員番号
車軸数、車両番号(ナンバープレート)等を磁気
記録用の磁気ストライプ部MSに記録し、この磁
気カードを通行券として発行する。 そして、出口ゲートではこの通行券を収受員が
受け取り、通行券を通行券処理機にかけ、磁気ス
トライプ部MSに記録されている前記データを読
取つて通行料金を自動的に計算する。そして、そ
の際、通行券である磁気カードCD上の出口用の
印字欄bには出口インターチエンジ番号、月日、
時分、出口での取扱い収受員番号、出口一連番号
等の印字が成され、また磁気ストライプ部MS上
にも同様のデータ並びに料金別納扱いの場合は別
納契約を証明する別納プレートの番号などの記録
が成される。 そして出口ゲートの収受員は計算された料金を
利用者より受け取つて一台分の処理を終了する。 第2図は従来の出口における料金システムの構
成を示すもので、C1,C2はインターチエンジ
番号(I.C.)における各出口ゲートのブースに設
置された通行券処理機であり、D1はインターチ
エンジ即ち料金所に設置された前記各通行券処理
機C1,C2とのデータ授受やデータ処理等を行
うデータ処理装置、D2は更に上位の管理事務所
のデータ処理装置を示す。料金所及び上位のデー
タ処理装置D1,D2は通常のコンピユータシス
テムで構成される。 このような構成において、通行券処理機C1,
C2による通行券の処理データあるいは通行券処
理機C1,C2のキイボードを利用した特別処理
データは料金所のデータ処理装置D1に伝送さ
れ、デイスク等の記憶装置に記憶されると共にこ
のデータ処理装置D1によりこの記憶データは定
時間毎に上位のデータ処理装置D2へオンライン
伝送され、別納請求データ等が作られる。 第3図は前記通行券処理機C1,C2の外観を
示す斜視図であり、図中3は通行券の挿入口、4
は通行券の排出口、Aは通行券の収納部、Bはキ
ヤツシユカード等に用いられる磁気カードと同様
な磁気カードを用いた別納利用者あるいは業務利
用用の別納プレートの挿入口である。Cはキイボ
ード部であり、勤務開始、終了の操作や、船車券
車の処理、車種変更の処理などを行うためのキイ
が配置されている。Dは料金額の表示、操作の誘
導のための表示などを行う表示部である。 第4図はキイボード部の例を示したもので、
Ktはテンキイ、Ksは特別処理用釦を示している。
通行券は通行券処理機内を搬送されつつ、その搬
送経路中にある磁気ヘツドにより通行券の磁気ス
トライプ部MSの磁気記録内容が読み取られ、こ
れをもとに料金計算などが成された後、出口情報
を磁気ストライプMSに磁気記録し、更に印字記
録してから、使用済み通行券の回収用のスタツカ
に回収される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、通行券処理機による通行券の処理デ
ータはデータ処理装置を介しオンラインによりデ
ータ処理されており、通常の場合、出口において
通行券に磁気記録されたデータを、後で読みとり
利用することはないが、データ処理装置の故障に
より必要なデータが失なわれた時、この通行券に
磁気記録されたデータをもとに収受業務のデータ
を作り直し、別納扱いの会社への通行料金の請求
データ或いは出口ゲートにおける各車線のブース
での収受員の勤務データを再現するための最後の
手段としての意味を持つている。 しかしながら、現在における出口ゲートでの処
理は第4図のキイボードからわかるように各種の
特別処理釦Ksやデータ入力用のテンキイKtが含
まれており、通行券を通行券処理機で処理した後
で、補完的にデータを入力できるようにしてあ
る。 これは通行券を通行券処理機にかけて処理し、
ついで例えば駐留軍の車両や業務用の無料通行証
を持つた車両であれば“駐留軍”あるいは“無料
車”の釦を押し、また、通行券のデータが読取り
不能であつた場合はこのデータをデータ入力用釦
(テンキイ)で入力し、データ処理装置に送ると
云つた手順で使用する。 この場合、上述したように通行券の磁気データ
読取り、磁気データ書込み、印字と云う一連の処
理はすでに完了してスタツカに回収されているた
め、特別処理用釦またはデータ入力用釦で入力し
たデータは通行券の磁気記録データには記録する
ことができない。 更に別納プレートの場合、本来、この別納プレ
ートを先に処理し、別納プレートに予め記録され
ている別納プレート番号を読取り、通行券を次に
処理して先に読取つた別納プレート番号を通行券
の磁気ストライプ部に記録できるようにするのが
原則であるが、利用者が別納プレートを通行券の
後に収受員に手渡すこともある。この場合、“プ
レート後がけ”と云う釦を押せば、通行券を処理
した後でも別納プレートの処理ができるようにな
つているが通行券は先に処理してスタツカに回収
してしまつているため、別納プレートデータを通
行券に記録することができない。 即ち、従来の料金徴収システムにおいてはデー
タを収集しているデータ処理装置が故障してデー
タを消失した場合、通行券に記録されたデータの
範囲でそのデータを復元できるが、上述のように
通行券処理後に特別処理用の釦またはデータ入力
用釦にて入力された別納データや特別処理データ
等は通行券に記録されていないため、復元できな
いと云う不具合がある。 そこでこの発明の目的とするところは、通行券
の処理後に別納プレートやキイ入力等の処理を加
えた場合においても、それらの処理内容を再現す
ることのできるようにした有料道路における通行
券処理装置を提供することにある。 〔問題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明は次のように
構成する。すなわち、情報の補充入力機能を備
え、料金計算に必要な入口情報を記録した通行券
をセツトするとこれを搬送系により送りつつ読取
り部により該通行券の入口情報を読取つて出力す
ると共に記録部により出口での通行券処理におけ
る必要情報を該通行券に記録処理する通行券処理
装置において、情報記録保存用のカードを収納し
たホツパと、このホツパ内のカードを前記搬送系
に繰出すための繰出し機構と、セツトされた前記
通行券の前記記録処理後にその通行券処理に対す
る情報の補充入力を行うとカードの繰出し操作を
させるべく前記繰出し機構を制御する搬送制御手
段と、前記搬送系により送られて来る通行券に処
理時の必要情報の記録を行わせるべく前記記録部
を制御するとともに前記補充入力時には前記搬送
系に繰出されたカードに前記通行券の所定記録内
容とともに該補充情報を記録すべく前記記録部を
制御する記録制御手段とを備える。 〔作用〕 このような構成において、ある通行券の出口で
の処理後に、その通行券に対する処理のための情
報追加などを行うと、搬送制御手段は繰出し機構
を制御してホツパ内より情報記録保存用のカード
を繰出す。そして、このカードには記録制御手段
の制御によつて前記通行券の所定記録内容ととも
に該補充情報が記録される。このように出口で通
行券処理を行つた際にその通行券に対して更に情
報追加するとその通行券の情報と追加情報とが情
報記録保存用カードに記録されるようにしたもの
であるから、処理済みの通行券及び情報記録保存
用のカードの記録内容より料金所出口での処理内
容を正確に再現できるなどデータ保存に極めて有
効な有料道路における通行券処理装置を提供する
ことができる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例について第5図〜第7
図を参照して説明する。 第5図は本発明装置における通行券処理機の概
略的な構成を示す図である。 図において1は通行券と同様な磁気カードCD
を用いた未使用の特別処理カードを複数枚積重し
て収納するホツパ、3は通行券等を挿入する挿入
口、4は通行券の排出口であり、通行券挿入時に
向きを誤つた場合などにその通行券を排出する。
2は使用済みの通行券や特別処理カードを収納す
るスタツカである。14,15,16は通行券や
或いは特別処理カード等の磁気カード類の磁気ス
トライプ部MSに対して書込み或いは読取りを行
う磁気ヘツドであり、14,16は読取り用、1
5は書込み用である。17は通行券や特別処理カ
ードの印字欄にデータを印字記録する例えばワイ
ヤドツト型の印字ユニツトであり、これら磁気ヘ
ツド14,15,16及び印字ユニツト17は円
盤状の搬送ドラム11の周囲に対向させ且つ近接
させて配設してある。搬送ドラム11の外周には
ベルト9をプーリ10に掛け渡すことによつて搬
送ドラム11にベルト9を接触させてあり、これ
らにより通行券等の磁気カード類を搬送するため
のメイン搬送部を形成している。また、このメイ
ン搬送部の搬送経路入口側近くには新しい特別処
理カードを収納する前記ホツパ1が設けてあり、
また、ホツパ1の近くには通行券等を手挿入する
ための前述の挿入口3が設けてある。これら挿入
口3及びホツパ1にはそれぞれ磁気カード類を前
記メイン搬送部に搬送するための搬送ローラ12
が設けてあり、またホツパ1にはこれら搬送ロー
ラ12に特別処理カードを送り出すための繰り出
しローラ19が設けてある。 また、メイン搬送部の出口側には通行券回収用
の前述のスタツカ2及び通行券等の排出用の前記
排出口4が設けられ各々メイン搬送部との間に設
けられた搬送ローラ12′により案内されるよう
になつている。 また、メイン搬送部と搬送ローラ12′側との
間には搬送経路振分け用のフラツパ18が設けら
れている。20はスタツカ2の入口よりスタツカ
2内に送られて来た磁気カード類を収納するため
の繰込みローラである。 このような装置においては挿入口3に通行券を
入れることにより通行券はメイン搬送部に送ら
れ、ここで回転する搬送ドラム11とベルト9と
の間に挾持されて通行券は出口側へと送られる。
その間、読取り用の磁気ヘツド14により磁気ス
トライプ部MSの情報は読取られて、データ処理
装置に送られ、また、書込み用の磁気ヘツド15
にて出口における必要情報が磁気記録され、更に
その記録情報は読取り用の磁気ヘツド16にて読
取られ、正しく書込まれたかを照合する。そし
て、通行券の出口用印字欄に出口における必要デ
ータを印字ユニツト17により印字記録し、フラ
ツパ18によりスタツカ2か排出口4に振り分け
られ、送り出される。この振り分けは処理済みの
場合はスタツカ2へ、カードの方向をまちがえて
読み書きができないなどの場合は排出口4へと送
り出されるように振り分けられる。 通行券処理機のキイボードを操作して、情報の
補充を行つた場合にはホツパ1内より新しい特別
処理カードが取り出され、メイン搬送部を送られ
る間に磁気ヘツド14,15,16で磁気ストラ
イプ部MSの未記録の確認、補充した情報等の書
込み、その読取りが行われ、印字ユニツト17で
印字欄cに前記情報が印字記録される。磁気スト
ライプ部MS内の記録内容に誤りがなければ特別
処理カードはフラツパ18によりスタツカ2に送
られ、誤りがあれば新たに特別処理カードを繰り
出して上記動作を行う。 尚、別納プレート等は通行券処理機内に上記構
成とは別に設けた読取装置によりデータが読取ら
れ、そのデータは後述する中央処理制御部によつ
て処理されるようになつている。 第6図は特別処理カードの例であり、第1図に
示す通行券と同様の磁気カードであつて、磁気ス
トライプ部MS、印字欄cを有する。特別処理カ
ードは通行券と同様通行券処理機により処理され
るため、寸法、磁気ストライプ仕様は通行券に準
じたものである。第1表は本特別処理カードに記
録するデータの例であり、第1表に示すように通
行券情報の他、特別処理コード、処理内容のデー
タが対象となつている。
以上詳述したように、本発明は料金所出口にお
ける通行券処理時、通行券に記録されない特別な
処理データがあつた場合、通行券と同様に通行券
処理機により処理可能な特別処理カードを通行券
処理機ホツパより自動的に繰り出し、必要なデー
タを記録し、通行券と合わせ、出口の収受におけ
る各データを全て磁気カードに記録させるように
したものである。 従つて、通行券の処理後にその通行券に対する
情報の補充があつた場合でも、これらは記録保存
されるので、料金所出口での処理内容を正確に再
現できるなどデータ保存に極めて有効な有料道路
における通行券処理装置を提供することができ
る。
ける通行券処理時、通行券に記録されない特別な
処理データがあつた場合、通行券と同様に通行券
処理機により処理可能な特別処理カードを通行券
処理機ホツパより自動的に繰り出し、必要なデー
タを記録し、通行券と合わせ、出口の収受におけ
る各データを全て磁気カードに記録させるように
したものである。 従つて、通行券の処理後にその通行券に対する
情報の補充があつた場合でも、これらは記録保存
されるので、料金所出口での処理内容を正確に再
現できるなどデータ保存に極めて有効な有料道路
における通行券処理装置を提供することができ
る。
第1図は通行券の一例を示す図、第2図は有料
道路における料金徴収システムの構成を示すブロ
ツク図、第3図は通行券処理機の構成を示す斜視
図、第4図はそのキイボード部を示す図、第5図
は本発明装置の機構部の概略的な構成を示す図、
第6図は本発明において用いる特別処理カードの
一例を示す図、第7図は本発明装置の制御系の構
成を示すブロツク図である。 1…ホツパ、2…スタツカ、3…挿入口、4…
排出口、9…ベルト、10…ローラ、11…搬送
ドラム、12,12′…搬送ローラ、14,16
…読取り用の磁気ヘツド、15…書込み用の磁気
ヘツド、17…印字ユニツト、18…フラツパ、
19…繰出しローラ、20…繰込みローラ、20
0…中央処理制御部、201…磁気読取記録制御
部、202…印字制御部、203…搬送機構制御
部、204…プレート読取制御部、205…キイ
ボード表示制御部、C1,C2…通行券処理機、
D1,D2…データ処理装置。
道路における料金徴収システムの構成を示すブロ
ツク図、第3図は通行券処理機の構成を示す斜視
図、第4図はそのキイボード部を示す図、第5図
は本発明装置の機構部の概略的な構成を示す図、
第6図は本発明において用いる特別処理カードの
一例を示す図、第7図は本発明装置の制御系の構
成を示すブロツク図である。 1…ホツパ、2…スタツカ、3…挿入口、4…
排出口、9…ベルト、10…ローラ、11…搬送
ドラム、12,12′…搬送ローラ、14,16
…読取り用の磁気ヘツド、15…書込み用の磁気
ヘツド、17…印字ユニツト、18…フラツパ、
19…繰出しローラ、20…繰込みローラ、20
0…中央処理制御部、201…磁気読取記録制御
部、202…印字制御部、203…搬送機構制御
部、204…プレート読取制御部、205…キイ
ボード表示制御部、C1,C2…通行券処理機、
D1,D2…データ処理装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 情報の補充入力機能を備え、料金計算に必要
な入口情報を記録した通行券をセツトするとこれ
を搬送系により送りつつ読取り部により該通行券
の入口情報を読取つて出力すると共に記録部によ
り出口での通行券処理における必要情報を該通行
券に記録処理する通行券処理装置において、 情報記録保存用のカードを収納したホツパと、 このホツパ内のカードを前記搬送系に繰出すた
めの繰出し機構と、 セツトされた前記通行券の前記記録処理後にそ
の通行券処理に対する情報の補充入力を行うとカ
ードの繰出し操作をさせるべく前記繰出し機構を
制御する搬送制御手段と、 前記搬送系により送られて来る通行券に処理時
の必要情報の記録を行わせるべく前記記録部を制
御するとともに前記補充入力時には前記搬送系に
繰出されたカードに前記通行券の所定記録内容と
ともに該補充情報を記録すべく前記記録部を制御
する記録制御手段を設けたことを特徴とする有料
道路における通行券処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57049788A JPS58166493A (ja) | 1982-03-27 | 1982-03-27 | 有料道路における通行券処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57049788A JPS58166493A (ja) | 1982-03-27 | 1982-03-27 | 有料道路における通行券処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58166493A JPS58166493A (ja) | 1983-10-01 |
JPH027117B2 true JPH027117B2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=12840892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57049788A Granted JPS58166493A (ja) | 1982-03-27 | 1982-03-27 | 有料道路における通行券処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58166493A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572612Y2 (ja) * | 1991-02-13 | 1998-05-25 | 三菱重工業株式会社 | 有料道路用端末機 |
JP2594426Y2 (ja) * | 1991-07-31 | 1999-04-26 | 三菱重工業株式会社 | 有料道路用端末機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53138400A (en) * | 1977-05-10 | 1978-12-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Pass reader |
JPS5480644A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-27 | Toshiba Corp | Toll reception system in paid road |
-
1982
- 1982-03-27 JP JP57049788A patent/JPS58166493A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53138400A (en) * | 1977-05-10 | 1978-12-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Pass reader |
JPS5480644A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-27 | Toshiba Corp | Toll reception system in paid road |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58166493A (ja) | 1983-10-01 |
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