JPH09212593A - カード自動整頓装置 - Google Patents

カード自動整頓装置

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Publication number
JPH09212593A
JPH09212593A JP1909796A JP1909796A JPH09212593A JP H09212593 A JPH09212593 A JP H09212593A JP 1909796 A JP1909796 A JP 1909796A JP 1909796 A JP1909796 A JP 1909796A JP H09212593 A JPH09212593 A JP H09212593A
Authority
JP
Japan
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card
reversing machine
cards
section
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1909796A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kajiwara
康弘 梶原
Yutaka Tomimoto
豊 冨本
Tsugutoshi Tanaka
嗣利 田中
Takashi Kimura
隆 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON AREFU KK
Toshiba Engineering Corp
Nippon Aleph Corp
Original Assignee
NIPPON AREFU KK
Toshiba Engineering Corp
Nippon Aleph Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON AREFU KK, Toshiba Engineering Corp, Nippon Aleph Corp filed Critical NIPPON AREFU KK
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Publication of JPH09212593A publication Critical patent/JPH09212593A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの表側を自動的に上にして蓄積整頓す
ることができるカード自動整頓装置を得る。 【解決手段】 カード3がホッパ部13から一枚毎に排
出口から落とされると、この落下したカード3が立てた
状態で垂直搬送部14に受けられて搬送され、連結部1
5により、垂直搬送路部14からのカード3の表裏が検
出されて立てた状態のまま表整頓部17の反転機55に
投函され、反転機55がこのカード3の表裏に基づいた
角度で回動してカード3の表を上にしてスタッカー16
に蓄積整頓する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バラバラのカード
を自動的に表面を上にして整頓するカード自動整頓装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にスキー場のリフト乗り場は非常
に混雑する。この混雑を整理して、リフトへのスキーヤ
ーの流れを円滑にするために、かつリフトへの不正搭乗
等を防止する等のために、リフト乗り場には、その改札
ゲート付近に改札係が配置されている。
【0003】この改札係は、改札ゲートを通過するスキ
ーヤーの腕等にホルダにより担持されているリフト券の
数字をパンチ等で穴開けした後に、リフトにスキーヤー
を誘導していた。
【0004】しかし、このような改札業務は、冬季の野
外という環境で行うため改札係にとっては非常に辛い仕
事でもあった。
【0005】また、非常に混雑するスキー場では、一つ
のリフト乗り場に複数のリフトを設けるのが一般的であ
る。このような場合は、改札も複数となり、その改札数
に応じた員数を配置しなければならないので人件費も非
常にかかる。
【0006】このようなことから、近年は、図10に示
すように、発信機能付きの非接触ICカードにスキー場
のリフト券の情報(スキー場名、年月日、券種、金額、
会社コード等)を書込んだリフト券カードを、スキーヤ
ーの腕等に担持させ、改札ゲートにてリフト券カードの
情報を非接触で自動的に読込んで改札するスキー場自動
改札システムを配置したスキー場もある。
【0007】このリフト券カードは、例えば一日券用の
リフト券カード1a、半日券用のリフト券カード1b、
回数券用のリフト券カード1c、ナイター券用のリフト
券カード1d等の種類がある。これらのリフト券カード
は、表面にはスキー場名と、年月日と、券種と、金額と
(以下総称して印字情報という)がサーマル記録紙で印
字されていると共に、内部に同様な情報(以下内部情報
という)が記憶されている。また、リフト券カードは、
それぞれ表裏の色が異なっている。
【0008】図10に示すスキー場自動改札システム
は、文字及び内部情報が書込まれていない非接触ICカ
ード2に所定のリフト券情報を書込んだリフト券カード
1a、1b、1c、1dを発券するリフトカード発券機
5を販売所に配置している。
【0009】また、ゲレンデには、挿入されたリフト券
カード1a、1b、1c、1dが自スキー場のものであ
れば、内部情報と表面の印字情報を消去したICカード
2にすると共に、内部に設けられている回収箱4に投入
した後に、預かり代金を返却するリフト券回収機7等を
配置している。
【0010】さらに、改札ゲートには、スキーヤーがゲ
ートを通過する都度、リフト券カード1a、1b、1
c、1dの内部情報を非接触で自動的に読込んで通過を
許可するゲート機8a、8b……とを配置している。
【0011】リフトカード発券機5には、券種に対応す
るストッカー6a、6b、6c、6dが設けられてい
る。これらのストッカーは、例えば、一日券はストッカ
ー6a、半日券はストッカー6b、回数券はストッカー
6c、ナイター券はストッカー6dにそれぞれ挿入する
ようにされている。
【0012】このようなスキー場自動改札システムは、
初めは販売所の係員は、メーカー側から配布された印字
情報及び内部情報が書込まれていない複数のカード3を
リフトカード発券機5のストッカー6a、6b、6c又
は6dに挿入する。
【0013】このとき、係員は文字が張り付けられる面
(以下単に表面という)を上にして積み重ねるようにし
てストッカーに挿入していた。
【0014】そして、販売所の係員はリフトカード発券
機5を操作して、一日券、半日券、回数券、ナイター券
等の券種及び発行枚数等を入力して、リフトカード発券
機5から所定のスキー場情報(印字情報と内部情報)を
書込んだリフト券カード1a、1b、1c、1dを発券
させていた。
【0015】そして、販売所の係員はリフトカード発券
機5の券種毎のストッカー6a、6b、6c、6dに、
対応するストッカーにリフト券カード1a、1b、1
c、1dを挿入していた。この各スタッカーへの挿入
は、再び文字面を上にして積み重ねる。
【0016】そして、販売所に直接くるスキーヤーに所
望のリフト券カード1a、1b、1c、1dを発行して
いた。
【0017】また、スキー場の係員は、所定期間経過し
たころリフト券回収機7内の回収箱4を販売所に持ち込
み、回収箱4内の複数のICカード2をそれぞれ表を上
にしてリフトカード発券機5のストッカー6a、6b、
6c、6dに積み重ね、所望のリフト券カードを発券さ
せ、再び券種に対応する各ストッカーに積み重ねてい
た。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のカード発券機は、リフト券カードをリフトカ
ード発券機により発券させるために、手作業でリフト券
カード1a、1b、1c、1dカード又はICカード
(以下総称してカード3という)を表側にしてストッカ
ーに積み重ねて整理した後に、リフト券カードを発券さ
せているので、カードの整理に非常に時間を要するとい
う問題点があった。
【0019】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、カードの表側を自動的に上にして蓄積整
頓することができるカード自動整頓装置を得ることを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1は、複数のカー
ドを一枚毎に取り出し、このカードを立てた状態で搬送
する垂直搬送路部と、垂直搬送路部から搬送されるカー
ドを受け、このカードの所定方向上の表裏を検出した後
に、カードを立てた状態のまま後段に投函する連結部
と、連結部からのカードを受けた後に、表裏に基づいた
角度で回動してカードの表を上にして排出する表整頓部
と、各部の状態を監視しならが搬送を制御する搬送演算
部とを備えたことを要旨とする。
【0021】請求項1においては、複数のカードが垂直
搬送部により、一枚毎に取り出されて後段に投函される
と、後段の連結部により、カードの表裏が検出され、立
てた状態のまま表整頓部に投函される。次に表整頓部
は、連結部からのカードを立てた状態で受けた後に、こ
のカードの表裏に基づいた角度で回動してカードの表を
上にして排出する。
【0022】請求項2は、投函箱に投函されたカードを
一枚毎に排出口に搬送して落下させるカード貯蔵部と、
カード貯蔵部の搬出口から落下したカードを立てた状態
で受け、このままの状態で搬送する垂直搬送路部と、垂
直搬送路部から搬送されるカードを受け、このカードの
所定方向上の表裏を検出した後に、カードを立てた状態
のまま後段に投函する連結部と、連結部からのカードを
受けた後に、表裏に基づいた角度で回動してカードの表
を上にして蓄積整頓する表整頓部と、各部の状態を監視
しならが搬送を制御する搬送演算部とを備えたことを要
旨とする。
【0023】請求項2においては、カードがカード貯蔵
部から一枚毎に排出口から排出されると、このカードが
立てた態で垂直搬送部に受けられて搬送される。
【0024】そして、連結部により、垂直搬送路部から
のカードの表裏が検出され、立てた状態のまま表整頓部
に投函される。次に表整頓部は、連結部からのカードを
立てた状態で受けた後に、このカードの表裏に基づいた
角度で回動してカードの表を上にして蓄積整頓する。
【0025】請求項3は、垂直搬送路部は、カード貯蔵
部の排出口の下方に、カード厚み分の幅を有して、カー
ド貯蔵部の排出口に沿って取り付けられた搬送ベルト
と、カードを立脚させる凹板を、搬送ベルトの全体を挟
むようにカード貯蔵部に取り付け、かつ凹板の端に羽根
板を設けたカード受け板とを備えたことを要旨とする。
【0026】請求項3においては、カード貯蔵部からの
カードは、排出口の下方の搬送ベルト全体を挟むように
設けられたカード受け板の羽根板に受けられ、この羽根
板上を滑って、カード厚み程度の凹板に落下して搬送ベ
ルトに乗る。このため、カード貯蔵部からのカードは搬
送ベルト上を立脚した状態で一枚毎に搬送される。
【0027】請求項4は、連結部は、搬送ベルトから出
て来るカードを立てた状態で受けとり、表整頓部の回動
が元に復帰するまでカードの投函を停止するストッパを
有することを要旨とする。
【0028】請求項4においては、表整頓部の回動が元
に復帰するまでカードの投函が停止され、表整頓部の準
備が整ったときにカードが投函される。
【0029】請求項5は、表整頓部は、連結部に連結さ
れて、カードを受けとり、受け取りに伴って、表裏に基
づいた角度で回動して、投函口からカードを横方向に排
出する反転機と、カードの形状に対応する籠形状にされ
て、反転機に横設された蓄積部とを備えたことを要旨と
する。
【0030】請求項5においては、垂直搬送路部からの
カードは、表整頓部の反転機が投函口を垂直搬送路部に
対して垂直に向けたときに受けとられるので、カードは
立脚状態で反転機に受けとられる。そして、反転機がカ
ードの表裏に基づいた角度で回動して、投函口からカー
ドを水平にかつ表側になるように、横設されている蓄積
部に投函口する。
【0031】請求項6は、搬送演算部は、カードが表側
となっているときは、反転機がカードを受けとった後
に、反転機を反時計回りで第1角度だけ回転させて、投
函口から蓄積部にカードを水平に投函させ、またカード
が裏側になっているときは、時計回りで第2の角度で回
転して投函口から蓄積部にカードを水平に投函させる制
御信号を前記反転機に出力することを要旨とする。
【0032】請求項6においては、搬送演算部は、カー
ドが表側となっているときは、反転機がカードを受けと
った後に、反転機を反時計回りで第1角度だけ回転させ
て、投函口から蓄積部にカードを水平に投函させる。ま
た、カードが裏側になっているときは、時計回りで第2
の角度で回転して投函口から蓄積部にカードを水平に投
函させる。このため、反転機はこれらの指示角度に基づ
いて回動してカードを受けとって回動する。
【0033】請求項7は、搬送演算部は、反転機がカー
ドを受けとるときは、反転機の投函口を垂直搬送路部に
対して垂直にする制御信号を反転機に出力することを要
旨とする。
【0034】請求項7においては、搬送演算部は、反転
機がカードを受けとるときは、反転機に対して、その投
函口を垂直搬送路部に対して垂直にする制御信号を出力
する。このため、反転機は垂直搬送路部に対して投函口
を垂直に向けて受けとる。
【0035】請求項8は、連結部は、反転機の投函口が
垂直搬送路部に対して垂直に向いて止まる位置に、カー
ドを挟持して反転機に投函する複数の球状のピンチロー
ラを有することを要旨とする。
【0036】請求項8においては、カードが複数のピン
チローラの球状のカ所に挟持されて反転機の投函口に投
函される。また、ピンチローラの球状の半分が反転機内
に収まる。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のカー
ド自動整頓装置の機構系の斜視図である。図1のカード
自動整頓装置10は、バラバラのカード3を一枚毎に取
り出して搬送しながら自動的に表側を上にして整頓する
ものである。
【0038】このため、カード自動整頓装置10は、図
1に示すように、投函箱11に投函された複数のカード
3を排出口12から一枚毎に落下させるホッパ部13
と、ホッパ部13からのカード3を立てた状態で受けて
一枚毎に搬送する垂直搬送路部14と、垂直搬送路部1
4からのカード3を後述するカード表整頓部の反転機に
適切な投函を行うための搬送制御を行う連結部15と、
連結部15からのカード3を立てた状態で受け止め、こ
のカード3を後述するヒータ搬送路部に連結されたスタ
ッカ16に、カード3が表側になるように投函して後段
のヒータ搬送部18にカード3の表を上にして搬送させ
るカード表整頓部17とを備えている。
【0039】(各部の詳細説明)ホッパ部13は、図1
及び図2に示すように、投函箱11と、排出機構20と
から構成されている。また、排出機構20と投函箱11
とに渡ってカードを搬出口12に運ぶ正転ベルト機構2
1が設けられている。この排出機構20には正転ベルト
機構21から所定の間隔(2枚分のカード3の厚み以下
で、1枚分のカード厚み以上)離された逆転ベルト機構
22が設けれている。
【0040】さらに、排出機構20側の底部には逆転ベ
ルト機構22と正転ベルト機構21とをベルト23で連
結して、両方のベルト機構を異なる方向に回転させて、
投函箱11内の複数のカード3を一枚毎に排出口12か
ら垂直搬送路部14に落とすモータ24が設けられてい
る。
【0041】また、ホッパ部13の排出機構20側に
は、図1及び図2に示すように垂直搬送路部14のカー
ド垂直搬送用のベルト25を覆うようにしたカード受け
板30が排出機構20側に取り付けられている。
【0042】このカード受け板30は、図1及び図2に
示すように、排出機構20の端板33に対して、1枚の
カード程度の深さで、かつ一枚のカード厚み程度離され
たカードポケット34を備えている。このカードポケッ
ト34は、カード垂直搬送ベルト25を挟み込むように
端板33に沿って平行に取り付けられている。
【0043】また、カードポケット34には、排出機構
20に対して所定の角度を有した羽根板35が取り付け
られている。この羽根板35は、ホッパ部13から落下
するカード3を受けてカードポケット34を介して垂直
搬送路部14に渡す。
【0044】垂直搬送路部14は、図1及び図3に示す
ように、ホッパ部13の端板33側に設けられたローラ
40と連結部15側に設けられたローラ41とをカード
垂直搬送用ベルト25で挟んで端板33に平行に取り付
けられている。
【0045】連結部15は、図1及び図3に示すよう
に、カード3を垂直搬送路部14から案内するガイド4
4と、カード3の表裏を所定方向から検出する表裏検出
用のセンサ45と、垂直搬送路部14からのカード3を
後述する反転機に案内するガイド46、47と、搬送さ
れてきたカード3を一旦停止させるカード規制ピン48
と、カード3を反転機に押し込む球状のピンチローラ5
0、51と、垂直搬送路14のカード垂直搬送用ベルト
25に対して平行に取り付けられ、前述のガイド46、
47及びピンチローラ50、51等を乗せたブラケット
52とからなっている。
【0046】カード表整頓部17は、図1、図3に示す
ように、スタッカ16と反転機55等から構成されてい
る。この反転機55は、連結部15からのカード3を立
てた状態で受ける。そして、連結部15から知らせられ
たカード3の表裏に基づいて回転する。例えば、カード
3が表側のときは、隣接して設けられたスタッカー16
に投函したとき、カード3が表側になるように垂直搬送
路部14に対して反時計回りに45度回転する。また、
裏側のときは垂直搬送路部14に対して時計回りに13
5度回転して表側が上になるようにする。
【0047】また、反転機55は、できるだけ近くから
カード3が内部に投函されたほうが確実にカード3を受
けることができるものである。
【0048】このため、図4に示すように、連結部15
に取り付けられたピンチローラ50、51は算盤目を入
れた形状(以下単に球形状という)にされている。つま
り、円柱等によってカード3を受けるような構造にした
場合は、反転機55の内径は円柱の高さを考慮して大き
くなるが球形状にしているので高さを考える必要がな
い。従って、ピンチローラ50、51を球形状にした場
合は、反転機55を小さくできる。
【0049】また、このような球形状のピンチローラ
は、例えば垂直搬送路部14がホッパー部13に対して
斜めに取り付けられ、カード3が斜めに立てられながら
搬送されて来た場合は、球形状のピンチローラ50、5
1により挟持され、この挟持カ所を軸として回転しなが
ら反転機55に投函されるので、カード3は反転機55
の奥に投函される。すなわち、カード3が斜めに搬送さ
れる場合においては、球形状のピンチローラは特に有効
である。
【0050】スタッカ16は図5に示すように、カード
3を所定枚数蓄積する構造にされて、反転機55に近接
されてヒータ搬送路部18の端部に設けれている。ま
た、スタッカ16は、周囲が仕切り板61、62、6
3、64で形成された大きさがカード3と同程度の四角
形にされている。
【0051】さらに、仕切り板64は、ヒータ搬送路部
18のベルトからカード3の厚み程度の距離を有して仕
切り板62と仕切り板63とに取り付けられている。
【0052】このようなカード自動整頓装置10は、図
6に示すように、カード表整列部17に連結され、スト
ッカ16に蓄積されたカード3を一枚毎に抽出して搬送
しながら搬送途中のカードの表面を加熱して表面の印字
を消去するヒータ搬送路部18と、このヒータ搬送路部
18に連結され、ヒータ搬送路部18からのカード3を
水平に受けて重ねて蓄積し、そのカードを一枚毎に搬送
しながら、内部情報を非接触で消去した後に、発券情報
を非接触で記憶すると共に発券情報に応じた文字を表面
に印字したリフト券カードを発券するリード/ライト搬
送路部60とからなるカード発券機70に取り付けられ
るのが望ましい。
【0053】また、このカード発券機70はリフト券カ
ードの発券が所定時間内に終わるように、各部を制御す
るコンピュータ回路部62と、各部のモータに所定の駆
動信号を出力するドライバー回路部63と(総称して搬
送演算部ともいう)を備えている。
【0054】(動作説明)上記のようなカード自動整頓
装置10について動作を説明する。図7はカード自動整
頓装置の動作を説明するフローチャートである。例え
ば、図10に示した回収機5によって回収されたカード
3が発券機70に取り付けられたカード自動整頓装置1
0のホッパ部13にバラバラに投入されているとする。
【0055】このような状態で電源が投入されると、コ
ンピュータ回路部62がドライバー回路部63を制御し
て、図2に示すホッパ部13のモータ24を駆動させて
逆転ベルト機構22と正転ベルト機構21とを動かすと
共に、垂直搬送路部14のモータを駆動してカード搬送
用ベルト25を動かす(S701)。
【0056】このステップS701の処理によって、図
2に示すようにカード3は、ホッパ部13の排出機構2
0の排出口12から一枚毎に落下し、羽根板35に受け
られてカードポケット34に落ちる。カードポケット3
4はカード垂直搬送ベルト25を挟み込むように端板3
3に沿って平行に取り付けられているので、カード3は
カード垂直搬送ベルト25上に立ち、図8に示すように
搬送されて、連結部15のカード規制ピン48によって
搬送が停止される。このカード規制ピン48までのカー
ド3の搬送は図3に示すガイド44によって案内され
る。
【0057】また、ガイド44によって連結部15に案
内されたカード垂直搬送ベルト25からのカード3は、
表裏検出用のセンサ45によってカード3の表裏が検出
され、表裏検出信号としてコンピュータ回路部62に出
力される。
【0058】コンピュータ回路部62は、表裏検出信号
の入力があるかどうかによって、カードの検出を監視し
ている(S703)。
【0059】そして、ステップS703でカードの検出
と判定したときは、コンピュータ回路部62は、後段の
搬送路の搬送タイミングに異常が発生かどうかを判定す
る(S705)。異常の発生がないときは、スタッカー
16内のカード枚数が最大枚数になっているかどうかを
判定する(S707)。
【0060】次に、後段の搬送路の搬送タイミングに異
常がなく、かつスタッカー16内のカード枚数が最大枚
数に到達していないと判定したときは、表裏検出信号の
状態からカード規制ピン48によって停止されているカ
ード3の表裏を判定する(S709)。
【0061】例えば、カード3のサーマル印紙が張り付
けられている面(表面)がホッパ部側を向いているとき
は、Hレベルの表裏検出信号となって出力されるので表
裏検出信号がHレベルのときは垂直搬送路部14からの
カード3が表側と判定する。
【0062】そして、コンピュータ回路部62は、現在
反転機55が回転中かどうかを判定する(S711)。
【0063】この判定は、反転機55というのは、カー
ド3が表側のときは、隣接して設けられたスタッカー1
6に投函したとき、カード3が表側になるように、45
度回転したり135度回転したりしている。このように
回転しているときに、カード3が反転機55側に搬送さ
れてきても、反転機55はカード3を受けとることがで
きないためである。
【0064】次に、ステップS711で反転機55が回
転していないと判定したときは、カード規制ピン48の
吐出を解除する(S713)。これにより、カード3は
図1及び図3に示す連結部15のガイド46、47によ
ってピンチローラ50、51に案内される。
【0065】また、コンピュータ回路部62はドライバ
ー回路部63を制御して、カード規制ピン48の解除に
伴って、ピンチローラ51とベルトによって連結されて
いるモータを回転させる。
【0066】従って、カード3は、反転機55の投函口
が垂直搬送路部14側を向いているとき、ピンチローラ
51、50とを回転させるので、カード3は適切に反転
機55に投函される。
【0067】そして、コンピュータ回路部62はドライ
バー回路部63を制御して、カード3の投函に伴って、
判定した表裏に基づいた制御信号を反転機55を駆動す
るモータに出力して反転させてスタッカー16にカード
3を投函する(S715)。
【0068】例えば、カード3が表の場合は45度回転
させ、裏の場合は135度回転させる。従って、バラバ
ラにホッパ部13に投函されていた複数のカード3は、
図9に示すように表が上にされてスタッカー16に順次
蓄積されて整頓され、ヒータ搬送路部18のベルトの爪
によって最下部のカード3が一枚毎に取り出されて水平
搬送される。
【0069】そして、終了かどうかを判定し(S71
7)、終了でない場合は処理をステップS703に戻
す。
【0070】さらに、コンピュータ回路部62は、ステ
ップS705で後段の搬送路の搬送タイミングの異常と
判定したとき、又はステップS707でスタッカー16
内のカード枚数が最大枚数と判定したときは、ホッパ部
13のモーターを停止させる(S719)。
【0071】すなわち、カード自動整頓装置10は、カ
ード3を一枚毎に搬送しながらカード3の表裏を判定
し、この判定結果に基づいて反転機55を回動させてカ
ード3を表側に整頓している。このため、係員が表面を
合わせてスタッカーに重ね無くとも、単にホッパ部13
の投函箱11に放り込むだけで自動的に表側が上にされ
て整頓される。
【0072】なお、上記説明では、リフト券カードの発
券に用いるカード発券機70に用いるとしたが、他の非
接触のカードを発券させるカード発券機に適用してもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、複数の
カードが垂直搬送部により、一枚毎に取り出されて後段
に投函されると、後段の連結部により、カードの表裏が
検出され、立てた状態のまま表整頓部に投函され、表整
頓部がカードの表裏に基づいた角度で回動してカードの
表を上にして排出する。
【0074】従って、複数のカードから一枚毎にカード
が取り出されて自動的に表側が上にされて排出されると
いう効果が得られている。
【0075】請求項2によれば、カードがカード貯蔵部
から一枚毎に排出口から排出されると、このカードを立
てた状態で垂直搬送部が受けて搬送する。
【0076】そして、連結部により、垂直搬送路部から
のカードの表裏が検出されて表整頓部に投函される。次
に表整頓部は、連結部からのカードを後に、このカード
の表裏に基づいた角度で回動してカードの表を上にして
蓄積整頓する。このため、バラバラにカード貯蔵部に投
函されたカードが自動的に表側が上にされて蓄積整頓さ
れるので、係員が手作業でカードを揃える必要がないと
いう効果が得られている。
【0077】請求項3によれば、カード貯蔵部からのカ
ードは、排出口の下方の搬送ベルト全体を挟むように設
けられたカード受け板の羽根板に受けられ、この羽根板
上を滑って、カード厚み程度の凹板に落下して搬送ベル
トに乗る。このため、カード貯蔵部からのカードは搬送
ベルト上を立てた状態で一枚毎に搬送されるので、後段
での表裏の検出及び整頓が容易であるという効果が得ら
れている。
【0078】請求項4によれば、表整頓部の回動が元に
復帰するまでカードの投函を停止することにより、表整
頓部の準備が整ったときにカードが投函されるので、適
切なタイミングでカードが表整頓部に投函されるという
効果が得られている。
【0079】請求項5によれば、垂直搬送路部からのカ
ードは、表整頓部の反転機が投函口を垂直搬送路部に対
して垂直に向けたときに受けとられるので、カードは立
てた状態で反転機に受けとられる。そして、反転機は、
カードの表裏に基づいた角度で回動して、投函口からカ
ードを水平にかつ表側になるように、横設されている蓄
積部に投函口する。従って、係員が手作業でカードの表
が上になるようにしなくとも、バラバラにカード貯蔵部
に投函されたカードが自動的に表側を上にして蓄積整頓
されるという効果が得られている。
【0080】請求項6によれば、搬送演算部は、カード
が表側となっているときは、反転機がカードを受けとっ
た後に、反転機を反時計回りで第1角度だけ回転させ
て、投函口から蓄積部にカードを水平に投函させ、また
カードが裏側になっているときは、時計回りで第2の角
度で回転して投函口から蓄積部にカードを水平に投函さ
せることにより、反転機はこれらの指示角度に基づいて
回動するので、確実にカードの表側を上にさせて蓄積部
に蓄積させることができるという効果が得られている。
【0081】請求項7によれば、搬送演算部は、反転機
がカードを受けとるときは、反転機に対して、その投函
口を垂直搬送路部に対して垂直にする制御信号を出力す
るようにしたことにより、反転機は垂直搬送路部に対し
て投函口を垂直に向けて受けとる。従って、反転機は元
の状態に復帰した後に、カードを受けとるので、確実に
カードが反転機に投函されるという効果が得られてい
る。
【0082】請求項8によれば、連結部は、カードを挟
持して反転機に投函する複数の球状のピンチローラを反
転機前面に設けたことにより、ピンチローラの球状の半
分が反転機内に収まる。このため、カードを反転機内
に、より深く投函できるという効果が得られている。
【0083】また、円柱状のピンチローラではなく、球
状のピンチローラにしたことにより、反転機が小形にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカード自動整頓装置の機
構系の斜視図である。
【図2】ホッパ部の側面図である。
【図3】垂直搬送路部及び連結部の斜視図である。
【図4】反転機の斜視図である。
【図5】表整頓部のスタッカーの斜視図である。
【図6】カード発券機の概略構成図である。
【図7】カード自動整頓装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】垂直搬送路部の側面図である。
【図9】表整頓部の側面図である。
【図10】従来のリフトカード発券機を用いたスキー場
自動改札システムを説明する説明図である。
【符号の説明】
1a 一日券用のリフト券カード 1b 半日券用のリフト券カード 1c 回数券用のリフト券カード 1d ナイター券用のリフト券カード 11 投函箱 12 排出口 13 ホッパ部 14 垂直搬送路部 15 連結部 17 カード表整頓部 20 排出機構 21 正転ベルト機構 22 逆転ベルト機構 25 カード垂直搬送用のベルト 30 カード受け板 34 カードポケット 48 カード規制ピン 50 ピンチローラ 51 ピンチローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 嗣利 神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目28番52号 株式会社日本アレフ内 (72)発明者 木村 隆 神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目28番52号 株式会社日本アレフ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカードを一枚毎に取り出し、この
    カードを立てた状態で搬送する垂直搬送路部と、 前記垂直搬送路部から搬送されるカードを受け、このカ
    ードの所定方向上の表裏を検出した後に、前記カードを
    立てた状態のまま後段に投函する連結部と、 前記連結部からのカードを受けた後に、前記表裏に基づ
    いた角度で回動して前記カードの表を上にして排出する
    表整頓部と、 前記各部の状態を監視しならが搬送を制御する搬送演算
    部とを有することを特徴とするカード自動整頓装置。
  2. 【請求項2】 投函箱に投函されたカードを一枚毎に排
    出口に搬送して落下させるカード貯蔵部と、 前記カード貯蔵部の搬出口から落下したカードを立てた
    状態で受け、このままの状態で搬送する垂直搬送路部
    と、 前記垂直搬送路部から搬送されるカードを受け、このカ
    ードの所定方向上の表裏を検出した後に、前記カードを
    立てた状態のまま後段に投函する連結部と、 前記連結部からのカードを受けた後に、前記表裏に基づ
    いた角度で回動して前記カードの表を上にして蓄積整頓
    する表整頓部と、 前記各部の状態を監視しならが搬送を制御する搬送演算
    部とを有することを特徴とするカード自動整頓装置。
  3. 【請求項3】 前記垂直搬送路部は、 前記カード貯蔵部の排出口の下方に、前記カード厚み分
    の幅を有して、前記カード貯蔵部の排出口に沿って取り
    付けられた搬送ベルトと、 前記カードを立脚させる凹板を、前記搬送ベルトの全体
    を挟むように前記カード貯蔵部に取り付け、かつ前記凹
    板の端に羽根板を設けたカード受け板とを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載のカード自動整頓装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部は、 前記搬送ベルトから出て来るカードを前記立てた状態で
    受けとり、前記表整頓部の回動が元に復帰するまで前記
    カードの投函を停止するストッパを有することを特徴と
    する請求項1、2又は3記載のカード自動整頓装置。
  5. 【請求項5】 前記表整頓部は、 前記連結部に連結されて、前記カードを受けとり、該受
    け取りに伴って、前記表裏に基づいた角度で回動して、
    前記投函口から前記カードを横方向に排出する反転機
    と、 前記カードの形状に対応する籠形状にされて、前記反転
    機に横設された蓄積部とを有することを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載のカード自動整頓装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送演算部は前記カードが表側とな
    っているときは、前記反転機が前記カードを受けとった
    後に、前記反転機を反時計回りで第1角度だけ回転させ
    て、前記投函口から前記蓄積部にカードを水平に投函さ
    せ、また前記カードが裏側になっているときは、時計回
    りで第2の角度で回転して前記投函口から前記蓄積部に
    カードを水平に投函させる制御信号を前記反転機に出力
    することを特徴とする請求項1、2、3、3、4又は5
    記載のカード自動整頓装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送演算部は、前記反転機がカード
    を受けとるときは、前記反転機の投函口を前記垂直搬送
    路部に対して垂直にする制御信号を前記反転機に出力す
    ることを特徴とする請求項6記載のカード自動整頓装
    置。
  8. 【請求項8】 前記連結部は、前記反転機の投函口が前
    記垂直搬送路部に対して垂直に向いて止まる位置に、前
    記カードを挟持して前記反転機に投函する複数の球状の
    ピンチローラを有することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6記載のカード自動整頓装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008107839A3 (en) * 2007-03-02 2009-04-30 Kern Sistemi S R L Apparatus for the distribution of cards on paper carriers and related enveloping apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008107839A3 (en) * 2007-03-02 2009-04-30 Kern Sistemi S R L Apparatus for the distribution of cards on paper carriers and related enveloping apparatus
US8437872B2 (en) 2007-03-02 2013-05-07 Kern Sistemi S.R.L. Apparatus for the distribution of cards on paper carriers and related enveloping apparatus

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