JP2841020B2 - カード発行装置 - Google Patents
カード発行装置Info
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Description
ド等に所定のデータを書き込み、記録済みカードとして
発行するカード発行装置に関し、特にデータの書込部で
あるカードリーダ・ライタユニットが独立した簡易型の
カード発行装置に関する。
されるカードリーダ・ライタユニットは、装置の小型化
あるいは安価とするために、一般的に、ユニット内へ未
記録カードを取込むカードの取込口が、ユニット内から
記録カードを排出する排出口も兼ねている。そして、作
業者は取込口から未記録カードを1枚ずつ挿入し、所定
のデータが書き込まれた記録済みカードを取込口から受
け取り、ユニットの良カードと不良カードの判定に基づ
き、良カードストック部と不良カードストック部に振分
けている。
ード発行装置においては、小型で安価となる反面、取込
口が排出口を兼ねているため、未記録カードの供給と記
録カードの排出を1枚ずつ手作業で行わなければなら
ず、このため、作業効率が悪いとともに、省人化するこ
とができず、かつ記録カードの良、否の振分けを誤ると
いった不都合があった。
合に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、作業効率を向上させるとともに、省人化を図り、か
つ不良カードの発生を防止したカード発行装置を提供す
ることにある。
に、本発明に係るカード発行装置は、取込口が排出口を
兼ねるカードリーダ・ライタユニットと、前記取込口に
対応した位置に配設され、前記カードリーダ・ライタユ
ニットに未記録カードを送り出す第1のカード搬送ユニ
ットと、前記カードリーダ・ライタユニットから排出さ
れた記録済みカードを受け取る第2のカード搬送ユニッ
トと、前記第1のカード搬送ユニットに未記録カードを
1枚ずつ供給するカード供給ユニットと、前記第2のカ
ード搬送ユニットから排出された記録済みカードを収納
するカード収納部と、未記録カード供給時と記録カード
排出時に前記一対のカード搬送ユニットを選択的に前記
取込口に対応した位置に移動させる移動手段とを備えた
ものである。また、本発明に係るカード発行装置は、カ
ード収納部を複数設けるとともに、これら複数のカード
収納部のいずれかに選択的に記録済みカードを排出する
複数の第2のカード搬送ユニットを設けたものである。
未記録カードをカードリーダ・ライタに供給し、カード
リーダ・ライタから排出された記録済みカードは第2の
カード搬送ユニットで受け取り、この第2のカード搬送
ユニットをカード収納部に移動させると、同時に第1の
カード搬送ユニットを再びカード搬送ユニットまで移動
させて、カード供給状態とする。また、本発明によれ
ば、カードリーダ・ライタユニットからの記録カードを
データの種類により複数の第2のカード搬送ユニットの
うちいずれか1つを選択して受け取り、複数のカード収
納部のうちいずれか1つに選択的に収納する。
する。図1は本発明に係るカード発行装置の全体斜視
図、図2は同じくカード発行動作を説明するための平面
図である。これらの図において、全体を符号1で示すカ
ード発行装置は、未記録カードを供給するカード供給部
2、カード搬送部3、カードに所定のデータを書き込む
ICカードリーダ・ライタ4および記録済みカードを収
納するカード収納部5とからなり、基台6上に配置され
ている。
Pを上方の開口部から堆積状態に積載し、下方に配設し
た図示を省略した送り出しローラによりスリット11か
らICカードPを送出ユニット12に送り出す供給ユニ
ット10が備えられている。送出ユニット12には、カ
ードを正方向に搬送するベルトとローラによる従来周知
のカード搬送機構121が設けられている。
ニットである第1の搬送ユニット13と第2の搬送ユニ
ット14とがスライドパレット15に並設されている。
スライドパレット15は、基台6に固定した一対の対向
するレール16に図2中上下方向に移動自在となってお
り、正逆に走行する無端ベルト151がスライドパレッ
ト15の下面に固着され、この無端ベルト151によ
り、第1または第2の搬送ユニット13、14が、選択
的に前記送出ユニット12に対応した位置に移動するよ
うになっている。両搬送ユニット13、14にも、送出
ユニットと同様にカード搬送機構131、141が設け
られており、これらカード搬送機構131、141はカ
ードを正逆の両方向に搬送可能なように構成されてい
る。
ユニット12と対向するようにブラケット18上に交換
自在に固定されており、送出ユニット12側にカード取
込口17が設けられ、この取込口17から取り込まれた
ICカードPは、ICカードリーダ・ライタ4内の従来
周知の書込手段により、所定のデータが書き込まれ、書
き込まれたデータを照合した上で、再び取込口17から
排出されるように、取込口17が排出口も兼ねた小型の
カードリーダ・ライタである。カード収納部5には、ス
ライドパレット15を挟み良カード収納部19と不良カ
ード収納部20とが、それぞれICカードリーダ・ライ
タ4およびカード送出ユニット12と対設するようにし
て配設されている。
置のカード発行動作を図2に基づいて説明する。まず、
同図(a)に示すように、あらかじめスライドパレット
15を無端ベルト151により図中下方に移動させて、
第1の搬送ユニット13を送出ユニット12に対設させ
ておく。この状態で、供給ユニット10のスリット11
から送出ユニット12に送出された1枚目の未記録カー
ドP1 を第1の搬送ユニット12を介して矢印A方向に
搬送して取込口17からICカードリーダ・ライタ4内
に取り込む。
ードP1 が所定のデータを書き込まれ、照合されている
間に、同図(b)に示すようにスライドパレット15を
上方、すなわちB方向に移動させて、第2の搬送ユニッ
ト14を取込口17に対設させる。同時に、供給ユニッ
ト10から2枚目の未記録カードP2 を送出ユニット1
2に送出して、待機状態とする。
(c)に示すように、取込口17から第2の搬送ユニッ
ト14に排出されると、スライドパレット15を下方、
すなわちD方向に移動させて、同図(d)に示すよう
に、第2の搬送ユニット14を良、不良カード収納部1
9、20に対設させる。この状態で、第2の搬送ユニッ
ト14のカード搬送機構141を前記ICカードリーダ
・ライタ4でのカードP1 への書込み状態の照合結果に
基づき、E方向またはF方向に走行させる。すなわち、
照合結果が良と判定した場合には、カード搬送機構14
1によりカードP1 をE方向に走行させて、良カードを
良カード収納部19に、また照合結果が不良と判定した
場合には、カード搬送機構141によりカードP1 をF
方向に走行させて、不良カードを不良カード収納部20
に、それぞれ振分けて収納する。また、同時に同図
(d)の状態のとき、第1の搬送ユニット13が、送出
ユニット12に対設しており、待機状態にある2枚目の
未記録カードP2 が、第1の搬送ユニット13を介して
ICカードリーダ・ライタ4内に送り込まれて、書込み
が行われる。
の取込口17から排出された記録済みカードは、第2の
搬送ユニット14により、カード収納部5に移動させら
れて、ICカードリーダ・ライタ4の照合結果に基づい
て、良、不良カード収納部19または20に自動的に振
分けられるので、振分けを誤ることがない。また、次の
未記録カードは、第1の搬送ユニット13によりICカ
ードリーダ・ライタ4内に送り込まれるので、書込みを
連続的に行うことができ、作業効率が向上するととも
に、省人化を図ることができる。
対の搬送ユニット13、14を配設したが、これに限定
されず、搬送ユニットを3個以上配設して、記録済みカ
ードを搬送する第2のカード搬送ユニット14を複数設
けることにより、良、不良カードの振分けだけでなく、
カードPに書き込むデータの種類に応じた振分けもでき
る。すなわち、データの種類に応じて複数の第2の搬送
ユニットからいずれかを選択し、この選択された第2の
搬送ユニットをデータの種類に応じたそれぞれの振分部
に選択的に移動させることにより自動的に振分けること
ができる。
2の搬送ユニット13、14の移動構造として、平面方
向に移動させるようにしたが、これに限定されず、第2
の搬送ユニット13、14を上下方向に配設し、スライ
ドパレット15を昇降自在として、上下方向に移動させ
る構造としてもよいことは勿論である。また、カードP
にICデータを書き込むようにしたが、磁気データを書
き込む場合には、カードリーダを磁気カードリーダ・ラ
イタに交換することにより、簡単に行えることはいうま
でのないことである。このように、データの書込部であ
るカードリーダ・ライタ4を他の構成部であるカード供
給部2、カード搬送部3およびカード収納部5から分離
して独立させた構造としているので、カードに書き込む
データの変更に対してカードリーダ・ライタ4の交換
で、簡単に迅速に行うことができる。
ド発行装置は、取込口が排出口を兼ねるカードリーダ・
ライタユニットと、前記取込口に対応した位置に配設さ
れ、前記カードリーダ・ライタユニットに未記録カード
を送り出す第1のカード搬送ユニットと、前記カードリ
ーダ・ライタユニットから排出された記録済みカードを
受け取る第2のカード搬送ユニットと、前記第1のカー
ド搬送ユニットに未記録カードを1枚ずつ供給するカー
ド供給ユニットと、前記第2のカード搬送ユニットから
排出された記録済みカードを収納するカード収納部と、
未記録カード供給時と記録カード排出時に前記一対のカ
ード搬送ユニットを選択的に前記取込口に対応した位置
に移動させる移動手段とを備え、カードリーダ・ライタ
ユニットからの記録済みカードを受け取った第2のカー
ド搬送ユニットをカード収納部まで移動させると、同時
に第1のカード搬送ユニットが取込口に対応した位置に
移動して、カード供給状態とするので、カードを自動的
に連続して発行できて、作業効率が向上するとともに、
省人化が図れる。また、記録カードの良、否の振分けが
確実に行われるので、不良カードの発行が防止される。
に、これら複数のカード収納部のいずれかに選択的に記
録済みカードを排出する複数の第2のカード搬送ユニッ
トを設け、カードリーダ・ライタユニットからの記録済
みカードを受け取る第2のカード搬送ユニットをデータ
の種類に応じて選択し、さらにデータに応じてカード収
納部を自動的に選択するので、データの種類の応じた記
録済みカードの振り分けが確実に行われ、振分けミスが
防止され、作業効率が向上する。
ある。
作を説明する概略平面図である。
送部、4…ICカードリーダ・ライタ、5…カード収納
部、13…第1の搬送ユニット、14…第2の搬送ユニ
ット、15…スライドパレット、17…取込口、19…
良カード収納部、20…不良カード収納部、P…ICカ
ード。
Claims (2)
- 【請求項1】 取込口が排出口を兼ねるカードリーダ・
ライタユニットと、前記取込口に対応した位置に配設さ
れ、前記カードリーダ・ライタユニットに未記録カード
を送り出す第1のカード搬送ユニットと、前記カードリ
ーダ・ライタユニットから排出された記録済みカードを
受け取る第2のカード搬送ユニットと、前記第1のカー
ド搬送ユニットに未記録カードを1枚ずつ供給するカー
ド供給ユニットと、前記第2のカード搬送ユニットから
排出された記録済みカードを収納するカード収納部と、
未記録カード供給時と記録カード排出時に前記一対のカ
ード搬送ユニットを選択的に前記取込口に対応した位置
に移動させる移動手段とを備えたことを特徴とするカー
ド発行装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のカード発行装置におい
て、前記カード収納部を複数設けるとともに、これら複
数のカード収納部のいずれかに選択的に記録済みカード
を排出する複数の第2のカード搬送ユニットを設けたこ
とを特徴とするカード発行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16206094A JP2841020B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | カード発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16206094A JP2841020B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | カード発行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830737A JPH0830737A (ja) | 1996-02-02 |
JP2841020B2 true JP2841020B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=15747333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16206094A Expired - Fee Related JP2841020B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | カード発行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2841020B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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WO2007069476A1 (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-21 | Orient Instrument Computer Co., Ltd. | カード再生方法及びカード処理装置 |
JP5054497B2 (ja) * | 2007-12-03 | 2012-10-24 | グローリー株式会社 | 景品買取装置及び景品買取システム |
JP2021026326A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 情報記録装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP16206094A patent/JP2841020B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0830737A (ja) | 1996-02-02 |
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