JPH09146890A - 電子計算機 - Google Patents
電子計算機Info
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- JPH09146890A JPH09146890A JP7332614A JP33261495A JPH09146890A JP H09146890 A JPH09146890 A JP H09146890A JP 7332614 A JP7332614 A JP 7332614A JP 33261495 A JP33261495 A JP 33261495A JP H09146890 A JPH09146890 A JP H09146890A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 べきの値を更にべき乗する多重べき乗計算の
ための入力操作を簡単に行うことができる操作性の良い
電子計算機を提供する。 【解決手段】 べき乗計算の対象となる数値データの入
力後、べき乗計算命令入力キー12を押すとべき入力待
ち状態となり、表示部7にべき入力待ち状態のマークが
表示される。この状態で置数キー群8によりべきの値の
入力がなされる。その後、多重べき乗計算命令入力キー
13を押すと、べきの値を更にべき乗するための多重べ
き入力待ち状態となり、表示部7に多重べき入力待ち状
態のマークが表示される。その後、多重べき乗計算命令
入力キー13が有効に操作される毎に更なる多重べき入
力待ち状態となりマークが表示される。
ための入力操作を簡単に行うことができる操作性の良い
電子計算機を提供する。 【解決手段】 べき乗計算の対象となる数値データの入
力後、べき乗計算命令入力キー12を押すとべき入力待
ち状態となり、表示部7にべき入力待ち状態のマークが
表示される。この状態で置数キー群8によりべきの値の
入力がなされる。その後、多重べき乗計算命令入力キー
13を押すと、べきの値を更にべき乗するための多重べ
き入力待ち状態となり、表示部7に多重べき入力待ち状
態のマークが表示される。その後、多重べき乗計算命令
入力キー13が有効に操作される毎に更なる多重べき入
力待ち状態となりマークが表示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、べき乗計算機能を
備えた電子計算機に関するものである。
備えた電子計算機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電卓などの電子計算機にはべき乗計算機
能を備えたものがある。この種の電子計算機によれば、
べき乗計算命令キー(「xy」キー、「∧」キーなど)を
押した後、べきの値を入力して演算実行キー(「=」キ
ーなど)を押すことにより、簡単にべき乗計算を行うこ
とができる。
能を備えたものがある。この種の電子計算機によれば、
べき乗計算命令キー(「xy」キー、「∧」キーなど)を
押した後、べきの値を入力して演算実行キー(「=」キ
ーなど)を押すことにより、簡単にべき乗計算を行うこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子計算機において、例えば、図7のイ欄に示す式
を計算したい場合、ロ欄に示すような入力操作を行わな
くてはならないが、誤ってニ欄のように入力してしまう
ことがよくある。その結果、ホ欄に示す計算が実行さ
れ、ハ欄に示す本来得られるべきところの計算結果に対
し、ヘ欄に示す間違った計算結果が出てしまうことにな
る。
来の電子計算機において、例えば、図7のイ欄に示す式
を計算したい場合、ロ欄に示すような入力操作を行わな
くてはならないが、誤ってニ欄のように入力してしまう
ことがよくある。その結果、ホ欄に示す計算が実行さ
れ、ハ欄に示す本来得られるべきところの計算結果に対
し、ヘ欄に示す間違った計算結果が出てしまうことにな
る。
【0004】このようなべき乗計算における入力ミス
は、この種の電子計算機の使用に慣れた者が入力を行っ
た場合でも頻繁に発生する。その理由は、第1に、べき
の値を更にべき乗するような多重べき乗計算を行う際に
は、優先してべき乗計算すべき部分を正しく括
弧(“(”、及び“)”)でくくる優先順位指定操作を
行わなければならず、入力操作が非常に煩雑であるため
である。第2に、多重べき乗計算の入力の際に、何重目
のべきの入力過程であるかを表示上判別できず、入力の
正誤をチェックすることが難しいためである。
は、この種の電子計算機の使用に慣れた者が入力を行っ
た場合でも頻繁に発生する。その理由は、第1に、べき
の値を更にべき乗するような多重べき乗計算を行う際に
は、優先してべき乗計算すべき部分を正しく括
弧(“(”、及び“)”)でくくる優先順位指定操作を
行わなければならず、入力操作が非常に煩雑であるため
である。第2に、多重べき乗計算の入力の際に、何重目
のべきの入力過程であるかを表示上判別できず、入力の
正誤をチェックすることが難しいためである。
【0005】この発明は、上記のような事情に鑑みてな
されたもので、べきの値を更にべき乗するような多重べ
き乗計算のための入力操作を簡単に行うことができる、
操作性の良い電子計算機を提供することを目的とする。
されたもので、べきの値を更にべき乗するような多重べ
き乗計算のための入力操作を簡単に行うことができる、
操作性の良い電子計算機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明に係る電子計算機は、入力された
計算式データに基づいて計算を実行し計算結果を表示す
る電子計算機を前提とし、べき乗計算の対象となる数値
データの入力後、べき入力待ち状態を発生させるための
第1のべき乗計算設定手段と、この第1のべき乗計算設
定手段の入力に応じて、べき入力待ち状態であることを
示すマークを表示する第1のマーク表示手段と、べきの
値を入力するための第1のべき入力手段と、この第1の
べき入力手段により入力されたべきの値を更にべき乗す
るための多重べき入力待ち状態を発生させる第2のべき
乗計算設定手段と、この第2のべき乗計算設定手段の入
力に応じて、多重べき入力待ち状態であることを示すマ
ークを表示する第2のマーク表示手段と、を具備してな
ることを特徴としている。
に請求項1記載の発明に係る電子計算機は、入力された
計算式データに基づいて計算を実行し計算結果を表示す
る電子計算機を前提とし、べき乗計算の対象となる数値
データの入力後、べき入力待ち状態を発生させるための
第1のべき乗計算設定手段と、この第1のべき乗計算設
定手段の入力に応じて、べき入力待ち状態であることを
示すマークを表示する第1のマーク表示手段と、べきの
値を入力するための第1のべき入力手段と、この第1の
べき入力手段により入力されたべきの値を更にべき乗す
るための多重べき入力待ち状態を発生させる第2のべき
乗計算設定手段と、この第2のべき乗計算設定手段の入
力に応じて、多重べき入力待ち状態であることを示すマ
ークを表示する第2のマーク表示手段と、を具備してな
ることを特徴としている。
【0007】上記にように構成される電子計算機は、べ
き乗計算の対象となる数値データの入力後、第1のべき
乗計算設定手段によりべき乗計算命令が入力されると、
べき入力待ち状態となり、それと同時に、第1のマーク
表示手段によりべき入力待ち状態であることを示すマー
クが表示される。この状態で、第1のべき入力手段によ
りべきの値の入力がなされる。その後、第2のべき乗計
算設定手段によりべき乗計算命令を入力すると、第1の
べき入力手段により入力されたべきの値を更にべき乗す
るための多重べき入力待ち状態となり、それと同時に、
第2のマーク表示手段により多重べき入力待ち状態であ
ることを示すマークが表示される。
き乗計算の対象となる数値データの入力後、第1のべき
乗計算設定手段によりべき乗計算命令が入力されると、
べき入力待ち状態となり、それと同時に、第1のマーク
表示手段によりべき入力待ち状態であることを示すマー
クが表示される。この状態で、第1のべき入力手段によ
りべきの値の入力がなされる。その後、第2のべき乗計
算設定手段によりべき乗計算命令を入力すると、第1の
べき入力手段により入力されたべきの値を更にべき乗す
るための多重べき入力待ち状態となり、それと同時に、
第2のマーク表示手段により多重べき入力待ち状態であ
ることを示すマークが表示される。
【0008】このように、べきの値を更にべき乗する多
重べき乗計算を行うための演算命令入力手段として第2
のべき乗計算設定手段を備えたことにより、括弧などに
よるべき乗計算の優先順位指定操作を行うことことな
く、多重べき乗計算の入力操作を簡単に行うことができ
る。さらに、べきの値を更にべき乗するための多重べき
入力待ち状態であることを示すマークが表示されるの
で、通常のべき乗計算におけるべき入力待ちであるか、
多重べき入力待ち状態であるかを容易に認知することが
でき、入力ミスを減らすことができる。
重べき乗計算を行うための演算命令入力手段として第2
のべき乗計算設定手段を備えたことにより、括弧などに
よるべき乗計算の優先順位指定操作を行うことことな
く、多重べき乗計算の入力操作を簡単に行うことができ
る。さらに、べきの値を更にべき乗するための多重べき
入力待ち状態であることを示すマークが表示されるの
で、通常のべき乗計算におけるべき入力待ちであるか、
多重べき入力待ち状態であるかを容易に認知することが
でき、入力ミスを減らすことができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の装
置構成を前提にして、前記第2のべき乗計算設定手段
は、操作される毎に、直前に入力されたべきに対する更
なる多重べき入力待ち状態を発生させることを特徴とし
ている。
置構成を前提にして、前記第2のべき乗計算設定手段
は、操作される毎に、直前に入力されたべきに対する更
なる多重べき入力待ち状態を発生させることを特徴とし
ている。
【0010】上記のように構成される電子計算機によれ
ば、第2のべき乗計算設定手段が操作される毎に、直前
に入力されたべきに対する更なる多重べき入力待ち状態
が発生されるので、多重べき乗計算の入力操作をより簡
単に行うことができる。
ば、第2のべき乗計算設定手段が操作される毎に、直前
に入力されたべきに対する更なる多重べき入力待ち状態
が発生されるので、多重べき乗計算の入力操作をより簡
単に行うことができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の装置構成を前提にして、前記第2のマーク表示手段
は、前記第2のべき乗計算設定手段が操作される毎に、
少なくともべき乗計算の累乗回数に応じたマーク又は数
値のどちらか一方を表示することを特徴としている。
載の装置構成を前提にして、前記第2のマーク表示手段
は、前記第2のべき乗計算設定手段が操作される毎に、
少なくともべき乗計算の累乗回数に応じたマーク又は数
値のどちらか一方を表示することを特徴としている。
【0012】上記のように構成される電子計算機によれ
ば、第2のマーク表示手段によりべき乗計算の累乗回数
に応じたマーク又は数値が表示されるので、何重目のべ
きの入力過程であるかを容易に判別することができ、入
力ミスを減らすことができる。
ば、第2のマーク表示手段によりべき乗計算の累乗回数
に応じたマーク又は数値が表示されるので、何重目のべ
きの入力過程であるかを容易に判別することができ、入
力ミスを減らすことができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の装置構成を前提とし、前記マークに応じてべき乗計算
の優先順位を判断しつつべき乗計算を実行する、べき乗
計算手段を備えてなることを特徴としている。
の装置構成を前提とし、前記マークに応じてべき乗計算
の優先順位を判断しつつべき乗計算を実行する、べき乗
計算手段を備えてなることを特徴としている。
【0014】上記のように構成される電子計算機によれ
ば、それぞれのマークに持たせた優先順位に従って計算
が行われるので、多重べき乗計算を正確に行うことがで
きる。
ば、それぞれのマークに持たせた優先順位に従って計算
が行われるので、多重べき乗計算を正確に行うことがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて説明する。図1は、この発明に係る電子計算機の
実施形態の一例を示すブロック図である。
ついて説明する。図1は、この発明に係る電子計算機の
実施形態の一例を示すブロック図である。
【0016】同図に示す電子計算機1は、プログラムに
従って電子計算機1全体の制御を行う中央演算処理装置
(CPU)2と、CPU2により実行されるプログラム
を記憶した読み出し専用メモリ(ROM)3と、データ
を記憶する随時書き込み読み出しメモリ(RAM)4
と、数値データや演算命令の入力を行うためのキー入力
部5と、CPU2から出力される数値データや各種メッ
セージデータを表示するための表示駆動回路6および表
示部7とからなる。
従って電子計算機1全体の制御を行う中央演算処理装置
(CPU)2と、CPU2により実行されるプログラム
を記憶した読み出し専用メモリ(ROM)3と、データ
を記憶する随時書き込み読み出しメモリ(RAM)4
と、数値データや演算命令の入力を行うためのキー入力
部5と、CPU2から出力される数値データや各種メッ
セージデータを表示するための表示駆動回路6および表
示部7とからなる。
【0017】キー入力部5は、電子計算機1本体の操作
面上に配設された置数入力キー群8、演算命令キー群
9、及び命令キー群10を備えている。置数キー群8
は、0から9までの数値をそれぞれ入力するための数字
キー「0」〜「9」と、小数点を入力するための少数点
キー「.」とからなる。ファンクションキー群9は、四
則演算命令をそれぞれ入力するための四則演算命令キー
「+」、「−」、「×」、「÷」と、答を求めるための
イコールキー「=」とからなる。
面上に配設された置数入力キー群8、演算命令キー群
9、及び命令キー群10を備えている。置数キー群8
は、0から9までの数値をそれぞれ入力するための数字
キー「0」〜「9」と、小数点を入力するための少数点
キー「.」とからなる。ファンクションキー群9は、四
則演算命令をそれぞれ入力するための四則演算命令キー
「+」、「−」、「×」、「÷」と、答を求めるための
イコールキー「=」とからなる。
【0018】命令キー群10は、押し間違えた数値の訂
正(置数訂正)をするためのクリアキー「C」と、それ
までの演算データを全て消去(初期化)するためのオー
ルクリアキー「AC」と、表示されている数値の正負を
切り換えるための正負キー「+/−」と、百分率計算に
切り換えるためのパーセントキー「%」と、べき入力状
態に切り替えるためのべき乗計算命令キー「∧」12
と、多重べき乗計算のべき入力状態に切り替えるための
多重べき乗計算命令キー「∧N」13とからなる。
正(置数訂正)をするためのクリアキー「C」と、それ
までの演算データを全て消去(初期化)するためのオー
ルクリアキー「AC」と、表示されている数値の正負を
切り換えるための正負キー「+/−」と、百分率計算に
切り換えるためのパーセントキー「%」と、べき入力状
態に切り替えるためのべき乗計算命令キー「∧」12
と、多重べき乗計算のべき入力状態に切り替えるための
多重べき乗計算命令キー「∧N」13とからなる。
【0019】RAM4は、表示部7に表示するデータを
記憶する表示レジスタの領域14と、各種演算状態を一
時記憶するフラグレジスタの領域15と、キー入力部5
より入力された置数や演算命令などの演算データを一時
記憶する入力レジスタの領域16と、多重べき乗計算を
行う際にべきの部分の演算結果を一時記憶する部分演算
レジスタの領域17と、CPU2が各種処理を行うため
に作業領域として使用するワークエリア18とからな
る。
記憶する表示レジスタの領域14と、各種演算状態を一
時記憶するフラグレジスタの領域15と、キー入力部5
より入力された置数や演算命令などの演算データを一時
記憶する入力レジスタの領域16と、多重べき乗計算を
行う際にべきの部分の演算結果を一時記憶する部分演算
レジスタの領域17と、CPU2が各種処理を行うため
に作業領域として使用するワークエリア18とからな
る。
【0020】フラグレジスタの領域15には、べき乗計
算フラグMと、多重べき乗計算フラグNとが設けられて
いる。べき乗計算フラグMは、現在べき乗計算状態であ
るか否かを示すフラグであり、べき乗計算命令キー
「∧」12が押されるとオン(M=1)となる。多重べ
き乗計算フラグNは、べき乗計算の累乗回数を記憶する
フラグであり、べき乗計算命令キー「∧」12が押され
るとオン(N=1)となり、その後多重べき乗計算命令
キー「∧n」13が押される毎にNの値がインクリメン
トされるようになっている。Nはべき乗計算の累乗回数
に対応している。
算フラグMと、多重べき乗計算フラグNとが設けられて
いる。べき乗計算フラグMは、現在べき乗計算状態であ
るか否かを示すフラグであり、べき乗計算命令キー
「∧」12が押されるとオン(M=1)となる。多重べ
き乗計算フラグNは、べき乗計算の累乗回数を記憶する
フラグであり、べき乗計算命令キー「∧」12が押され
るとオン(N=1)となり、その後多重べき乗計算命令
キー「∧n」13が押される毎にNの値がインクリメン
トされるようになっている。Nはべき乗計算の累乗回数
に対応している。
【0021】入力レジスタの領域16には、キー入力部
5からの入力内容を一時記憶するジャーナルメモリの領
域と、ジャーナルメモリの領域のアドレスを示すアドレ
スポインタを記憶する領域とを有している。ジャーナル
メモリの領域は、更に、入力された数値を記憶する置数
メモリの領域と、入力された演算命令(+、−、×、
÷、=、∧1、∧2、∧3、・・・、∧n)を記憶するファ
ンクションメモリの領域14bとを有する。そして、キ
ー入力部5から演算のための入力がなされる毎に、数値
データとその直後に入力された演算命令データとをセッ
トにして、各アドレスに順次記憶するようになってい
る。
5からの入力内容を一時記憶するジャーナルメモリの領
域と、ジャーナルメモリの領域のアドレスを示すアドレ
スポインタを記憶する領域とを有している。ジャーナル
メモリの領域は、更に、入力された数値を記憶する置数
メモリの領域と、入力された演算命令(+、−、×、
÷、=、∧1、∧2、∧3、・・・、∧n)を記憶するファ
ンクションメモリの領域14bとを有する。そして、キ
ー入力部5から演算のための入力がなされる毎に、数値
データとその直後に入力された演算命令データとをセッ
トにして、各アドレスに順次記憶するようになってい
る。
【0022】部分演算レジスタの領域17は、演算実行
の際に累乗回数Nが2以上、すなわち2回目以降のべき
乗計算に関する演算式データを一時記憶するための記憶
領域である。
の際に累乗回数Nが2以上、すなわち2回目以降のべき
乗計算に関する演算式データを一時記憶するための記憶
領域である。
【0023】表示部7は、周知の液晶ディスプレイから
なるものであり、CPU2から出力された数値データや
各種メッセージデータなどが表示駆動回路6に入力され
ると、この表示駆動回路6によって駆動されて、表示窓
7a(図4)に置数や答などを表示するものである。
なるものであり、CPU2から出力された数値データや
各種メッセージデータなどが表示駆動回路6に入力され
ると、この表示駆動回路6によって駆動されて、表示窓
7a(図4)に置数や答などを表示するものである。
【0024】次に、CPU2の動作について、図2及び
図3のフローチャートと図4とを用いて説明する。図4
は、キー入力部5におけるキー操作例と、そのときの表
示窓7aにおける表示例とを左右に対応させて示したも
のである。
図3のフローチャートと図4とを用いて説明する。図4
は、キー入力部5におけるキー操作例と、そのときの表
示窓7aにおける表示例とを左右に対応させて示したも
のである。
【0025】「AC」キーが押された後、キー入力部5
からデータが入力されると、データ入力処理ルーチン
(図2)において、先ずその入力データが置数キーによ
る入力データであるか否か判別をし(ステップS1)、
置数キーによる入力データであった場合には、その入力
データの内容を表示レジスタ14及び入力データレジス
タ16に記憶させた後(ステップS2)、表示窓7aに
表示させる(ステップS3、図4欄参照)。この置数
キーによる入力操作が任意の回数繰り返されることによ
り任意の桁の数値が表示窓7aに表示される。
からデータが入力されると、データ入力処理ルーチン
(図2)において、先ずその入力データが置数キーによ
る入力データであるか否か判別をし(ステップS1)、
置数キーによる入力データであった場合には、その入力
データの内容を表示レジスタ14及び入力データレジス
タ16に記憶させた後(ステップS2)、表示窓7aに
表示させる(ステップS3、図4欄参照)。この置数
キーによる入力操作が任意の回数繰り返されることによ
り任意の桁の数値が表示窓7aに表示される。
【0026】また、ステップS1において置数キーによ
る入力データではないと判断された場合、今度はファン
クションキーによる演算命令(+、−、×、÷)に関す
る入力データであるかどうかを判断し(ステップS
4)、演算命令に関する入力データであれば、そのデー
タを入力データレジスタ16に記憶させ(ステップS
5)、表示窓7aに表示させた後(ステップS6)、べ
き乗計算フラグMをクリアする(ステップS7)。
る入力データではないと判断された場合、今度はファン
クションキーによる演算命令(+、−、×、÷)に関す
る入力データであるかどうかを判断し(ステップS
4)、演算命令に関する入力データであれば、そのデー
タを入力データレジスタ16に記憶させ(ステップS
5)、表示窓7aに表示させた後(ステップS6)、べ
き乗計算フラグMをクリアする(ステップS7)。
【0027】以上の数値データ及び演算命令データの入
力操作が繰り返されることにより、四則演算を含む一連
の演算式データが入力データレジスタ16に入力され
る。
力操作が繰り返されることにより、四則演算を含む一連
の演算式データが入力データレジスタ16に入力され
る。
【0028】また、ステップS4においてファンクショ
ンキーによる入力データではないと判断された場合、べ
き乗計算命令キー「∧」12による入力データであるか
どうかを判断する(ステップS8)。そして、べき乗計
算命令キー「∧」12による入力データであれば、べき
乗計算が有効であるか否か、例えば直前に数値データが
入力されているか否か、を判断し(ステップS9)、有
効である場合は、べき乗計算フラグMをセットした後
(ステップS10)、多重べき乗フラグNの値を1にす
る(ステップS11)。その後、入力データレジスタ1
6にN回目(この場合常にN=1)のべき乗計算の演算
命令データを記憶させた後(ステップS12)、Nの値
(この場合常に1)に応じて、べき乗計算であることを
示すマークを表示窓7aに表示させる(ステップS1
3、図4欄参照)。ここで電子計算機1は1回目のべ
き値入力待ち状態となる。そして、この状態において置
数キーが押されると、1回目のべき乗計算におけるべき
の値が表示レジスタ14及び入力データレジスタ16に
記憶された後(ステップS2)、表示窓7aに表示され
る(ステップS3図4欄参照)。
ンキーによる入力データではないと判断された場合、べ
き乗計算命令キー「∧」12による入力データであるか
どうかを判断する(ステップS8)。そして、べき乗計
算命令キー「∧」12による入力データであれば、べき
乗計算が有効であるか否か、例えば直前に数値データが
入力されているか否か、を判断し(ステップS9)、有
効である場合は、べき乗計算フラグMをセットした後
(ステップS10)、多重べき乗フラグNの値を1にす
る(ステップS11)。その後、入力データレジスタ1
6にN回目(この場合常にN=1)のべき乗計算の演算
命令データを記憶させた後(ステップS12)、Nの値
(この場合常に1)に応じて、べき乗計算であることを
示すマークを表示窓7aに表示させる(ステップS1
3、図4欄参照)。ここで電子計算機1は1回目のべ
き値入力待ち状態となる。そして、この状態において置
数キーが押されると、1回目のべき乗計算におけるべき
の値が表示レジスタ14及び入力データレジスタ16に
記憶された後(ステップS2)、表示窓7aに表示され
る(ステップS3図4欄参照)。
【0029】また、ステップS8においてべき乗計算命
令キー「∧」12による入力データではないと判断され
た場合、今度は多重べき乗計算命令キー「∧n」13に
よる入力データであるかどうかを判断し(ステップS1
4)、多重べき乗計算命令キー「∧n」13による入力
データであれば、更に、べき乗計算フラグMの値が1か
どうか、すなわち現在べき乗計算状態であるかどうかを
判断する(ステップS15)。そして、M=1であれ
ば、その多重べき乗計算が有効か否か、例えば直前に数
値データ(べき値)が入力されているか否か、を判断し
(ステップS16)、有効である場合は、多重べき乗計
算フラグNをインクリメントする(ステップS17)。
その後、入力データレジスタ16にNの値に応じてN
(=N+1)回目のべき乗計算の演算命令データを記憶
させた後(ステップS18)、N(=N+1)回目のべ
き乗計算であることを示すマークを表示窓7aに表示さ
せる(ステップS19、図4欄参照)。ここで電子計
算機1は2回目のべき入力待ち状態となる。この状態に
おいて置数キーが押されると、N+1回目のべき乗計算
におけるべきの値が表示レジスタ14及び入力データレ
ジスタ16に記憶された後(ステップS2)、表示窓7
aに表示される(ステップS3、図4欄参照)。
令キー「∧」12による入力データではないと判断され
た場合、今度は多重べき乗計算命令キー「∧n」13に
よる入力データであるかどうかを判断し(ステップS1
4)、多重べき乗計算命令キー「∧n」13による入力
データであれば、更に、べき乗計算フラグMの値が1か
どうか、すなわち現在べき乗計算状態であるかどうかを
判断する(ステップS15)。そして、M=1であれ
ば、その多重べき乗計算が有効か否か、例えば直前に数
値データ(べき値)が入力されているか否か、を判断し
(ステップS16)、有効である場合は、多重べき乗計
算フラグNをインクリメントする(ステップS17)。
その後、入力データレジスタ16にNの値に応じてN
(=N+1)回目のべき乗計算の演算命令データを記憶
させた後(ステップS18)、N(=N+1)回目のべ
き乗計算であることを示すマークを表示窓7aに表示さ
せる(ステップS19、図4欄参照)。ここで電子計
算機1は2回目のべき入力待ち状態となる。この状態に
おいて置数キーが押されると、N+1回目のべき乗計算
におけるべきの値が表示レジスタ14及び入力データレ
ジスタ16に記憶された後(ステップS2)、表示窓7
aに表示される(ステップS3、図4欄参照)。
【0030】そして更に、多重べき乗計算命令キー「∧
n」13が押されると、多重べき乗計算フラグNをイン
クリメントし(ステップS17)、入力データレジスタ
16にN(=N+1)回目のべき乗計算命令データを記
憶させた後(ステップS18)、N+1回目のべき乗計
算であることを示すマークを表示窓7aに表示させる
(ステップS19、図4欄参照)。ここで電子計算機
1は3回目のべき入力待ち状態となる。この状態におい
て置数キーが押されると、3回目のべき乗計算における
べきの値が表示レジスタ14及び入力データレジスタ1
6に記憶された後(ステップS2)、表示窓7aに表示
される(ステップS3、図4欄参照)。
n」13が押されると、多重べき乗計算フラグNをイン
クリメントし(ステップS17)、入力データレジスタ
16にN(=N+1)回目のべき乗計算命令データを記
憶させた後(ステップS18)、N+1回目のべき乗計
算であることを示すマークを表示窓7aに表示させる
(ステップS19、図4欄参照)。ここで電子計算機
1は3回目のべき入力待ち状態となる。この状態におい
て置数キーが押されると、3回目のべき乗計算における
べきの値が表示レジスタ14及び入力データレジスタ1
6に記憶された後(ステップS2)、表示窓7aに表示
される(ステップS3、図4欄参照)。
【0031】以上のデータ入力処理により、多重べき乗
計算の演算式データが入力データレジスタ16に入力さ
れる。なお、多重べき乗計算の入力操作の途中で、べき
乗計算命令キー「∧」12が押されると、Nが1に戻り
(ステップS11)、通常のべき乗計算のべき値入力待
ち状態となる。
計算の演算式データが入力データレジスタ16に入力さ
れる。なお、多重べき乗計算の入力操作の途中で、べき
乗計算命令キー「∧」12が押されると、Nが1に戻り
(ステップS11)、通常のべき乗計算のべき値入力待
ち状態となる。
【0032】次に、「=」キーが押されると、図3に示
す「=」キー処理が実行される。「=」キー処理におい
ては、先ず入力データレジスタ16に記憶された演算式
データの読み出し処理が実行される(ステップS2
0)。この読み出し処理では、入力データレジスタ16
に記憶された演算式から一つの置数データと一つのファ
ンクションデータとを一組として順次読み出す構成とな
っている。
す「=」キー処理が実行される。「=」キー処理におい
ては、先ず入力データレジスタ16に記憶された演算式
データの読み出し処理が実行される(ステップS2
0)。この読み出し処理では、入力データレジスタ16
に記憶された演算式から一つの置数データと一つのファ
ンクションデータとを一組として順次読み出す構成とな
っている。
【0033】そして、入力データレジスタ16から順次
読み出される演算式データの有無を判別し(ステップS
21)、読み出された演算式データがある場合は、更
に、そのデータ中にべき乗計算命令キー「∧」12によ
る演算命令データ、すなわち1回目のべき乗計算の演算
命令データが含まれているか否かを判断する(ステップ
S22)。そして、べき乗計算の演算命令データが含ま
れていなければ、べき乗計算を含まない演算式データに
従って演算処理(四則演算など)を実行し(ステップS
27)、その演算結果をワークエリア18の所定のエリ
アにに記憶させる。その後、更に入力データレジスタ1
6から順次演算結果データを読み出し(ステップS2
0)、ステップS22においてべき乗データが含まれて
いないと判断されると、通常演算処理を実行する。
読み出される演算式データの有無を判別し(ステップS
21)、読み出された演算式データがある場合は、更
に、そのデータ中にべき乗計算命令キー「∧」12によ
る演算命令データ、すなわち1回目のべき乗計算の演算
命令データが含まれているか否かを判断する(ステップ
S22)。そして、べき乗計算の演算命令データが含ま
れていなければ、べき乗計算を含まない演算式データに
従って演算処理(四則演算など)を実行し(ステップS
27)、その演算結果をワークエリア18の所定のエリ
アにに記憶させる。その後、更に入力データレジスタ1
6から順次演算結果データを読み出し(ステップS2
0)、ステップS22においてべき乗データが含まれて
いないと判断されると、通常演算処理を実行する。
【0034】また、ステップS22においてべき乗計算
命令キー「∧」12による演算命令データが含まれてい
ると判断された場合、そのべき乗計算の演算命令データ
の次に記憶されているデータの読み出しを行う(ステッ
プS23)。そして、N>1のべき乗計算、すなわち多
重べき乗計算命令キー「∧n」13による演算命令デー
タの有無を調べ(ステップS24)、無い場合は、N=
1のべき乗計算のみであることを確認した後(ステップ
S28)、べき乗計算を含む演算式データに従って演算
処理を実行し(ステップS29)、その演算結果をワー
クエリア18の所定のエリアに記憶させる。
命令キー「∧」12による演算命令データが含まれてい
ると判断された場合、そのべき乗計算の演算命令データ
の次に記憶されているデータの読み出しを行う(ステッ
プS23)。そして、N>1のべき乗計算、すなわち多
重べき乗計算命令キー「∧n」13による演算命令デー
タの有無を調べ(ステップS24)、無い場合は、N=
1のべき乗計算のみであることを確認した後(ステップ
S28)、べき乗計算を含む演算式データに従って演算
処理を実行し(ステップS29)、その演算結果をワー
クエリア18の所定のエリアに記憶させる。
【0035】また、ステップS24においてN>1のべ
き乗計算の演算命令データが含まれていると判断された
場合、N>1、すなわち2回目以降のべき乗計算に関す
る演算式データ(図4の場合、欄中の下線が引かれて
いる部分の演算式データ)を順次読み出して部分演算レ
ジスタ17に記憶させる(ステップS25)。
き乗計算の演算命令データが含まれていると判断された
場合、N>1、すなわち2回目以降のべき乗計算に関す
る演算式データ(図4の場合、欄中の下線が引かれて
いる部分の演算式データ)を順次読み出して部分演算レ
ジスタ17に記憶させる(ステップS25)。
【0036】そして、一連のN>1のべき乗計算に関す
る演算式データ全ての読み出しを終えたら、ステップS
24からステップS28に進み、N=1のべき乗計算の
みではないことを確認した後、ステップS30に進み、
部分べき乗演算処理を実行する。この部分べき乗演算処
理では、べき乗計算命令データを判別することにより、
部分演算レジスタ17に記憶されているべき乗演算のう
ち、累乗回数Nの大きい部分べき乗演算データから順次
演算処理がなされる。図4に示す計算例の場合、先ず図
5中a欄に示すN=3の部分べき乗演算が行なわれ、そ
の演算結果を元に、図5中b欄に示すN=2の部分べき
乗演算が行われる。
る演算式データ全ての読み出しを終えたら、ステップS
24からステップS28に進み、N=1のべき乗計算の
みではないことを確認した後、ステップS30に進み、
部分べき乗演算処理を実行する。この部分べき乗演算処
理では、べき乗計算命令データを判別することにより、
部分演算レジスタ17に記憶されているべき乗演算のう
ち、累乗回数Nの大きい部分べき乗演算データから順次
演算処理がなされる。図4に示す計算例の場合、先ず図
5中a欄に示すN=3の部分べき乗演算が行なわれ、そ
の演算結果を元に、図5中b欄に示すN=2の部分べき
乗演算が行われる。
【0037】そして、上記部分べき乗演算処理(ステッ
プS30)を終えた後、その演算結果を元に、次のステ
ップS31においてN=1のべき乗演算処理を実行す
る。図4に示す計算例の場合、図5中c欄に示すべき乗
演算が行われる。
プS30)を終えた後、その演算結果を元に、次のステ
ップS31においてN=1のべき乗演算処理を実行す
る。図4に示す計算例の場合、図5中c欄に示すべき乗
演算が行われる。
【0038】上記ステップS31における演算結果がワ
ークエリア18の所定のエリアに一時記憶される。そし
て、ステップS20に戻り、入力データレジスタ16か
ら順次演算式データが読み出されると、上記の処理が繰
り返し実行される。その後ステップS21において読み
出す演算式データが無しと判断されると、ステップS2
1に進み演算結果が表示窓7aに表示される(ステップ
S26、図4欄参照)。
ークエリア18の所定のエリアに一時記憶される。そし
て、ステップS20に戻り、入力データレジスタ16か
ら順次演算式データが読み出されると、上記の処理が繰
り返し実行される。その後ステップS21において読み
出す演算式データが無しと判断されると、ステップS2
1に進み演算結果が表示窓7aに表示される(ステップ
S26、図4欄参照)。
【0039】以上のように、この実施の形態の電子計算
機1は、累乗回数Nの大きい部分べき乗演算データから
順次演算処理を行うようにしたので、多重べき乗計算を
正確に行うことができる。
機1は、累乗回数Nの大きい部分べき乗演算データから
順次演算処理を行うようにしたので、多重べき乗計算を
正確に行うことができる。
【0040】また、この実施の形態の電子計算機1によ
れば、べきの値を更にべき乗する多重べき乗計算を行う
ための専用の計算命令入力手段として多重べき乗計算命
令キー「∧n」13を備えたことにより、括弧などによ
るべき乗計算の優先順位指定操作を行うことことなく、
多重べき乗計算の入力操作を簡単に行うことができる。
れば、べきの値を更にべき乗する多重べき乗計算を行う
ための専用の計算命令入力手段として多重べき乗計算命
令キー「∧n」13を備えたことにより、括弧などによ
るべき乗計算の優先順位指定操作を行うことことなく、
多重べき乗計算の入力操作を簡単に行うことができる。
【0041】さらに、多重べき乗計算命令キー「∧n」
13が有効に操作される毎に、直前に入力されたべきに
対する更なる多重べき入力待ち状態となり、同時に、べ
き乗計算の累乗回数Nに応じたマークが表示窓7aに表
示されるようにしたので、何重目のべきの入力過程であ
るかを確認しつつ入力操作を行うことができる。したが
って入力ミスを減らすことができる。
13が有効に操作される毎に、直前に入力されたべきに
対する更なる多重べき入力待ち状態となり、同時に、べ
き乗計算の累乗回数Nに応じたマークが表示窓7aに表
示されるようにしたので、何重目のべきの入力過程であ
るかを確認しつつ入力操作を行うことができる。したが
って入力ミスを減らすことができる。
【0042】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、上記の例では、べき乗計算
の累乗回数Nに応じたマークとして、“∧”をNの値に
対応する数だけ重ねて表示するようにしているが、この
ような表示形態に限らず、例えば図6に示すように、累
乗回数Nを数字で表示するようにしてもよい。累乗回数
Nを数字で表示するようにすれば、より高次の累乗回数
Nを表示することができる。
れるものではない。例えば、上記の例では、べき乗計算
の累乗回数Nに応じたマークとして、“∧”をNの値に
対応する数だけ重ねて表示するようにしているが、この
ような表示形態に限らず、例えば図6に示すように、累
乗回数Nを数字で表示するようにしてもよい。累乗回数
Nを数字で表示するようにすれば、より高次の累乗回数
Nを表示することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば以下のごとき優れた効果
を発揮することができる。
を発揮することができる。
【0044】請求項1に記載された電子計算機によれ
ば、べきの値を更にべき乗する多重べき乗計算を行うた
めの専用の計算命令入力手段として第2のべき乗計算設
定手段を備えたことにより、括弧などによるべき乗計算
の優先順位指定操作を行うことことなく、多重べき乗計
算の入力操作を簡単に行うことができる。さらに、べき
の値を更にべき乗するための多重べき入力待ち状態であ
ることを示すマークが表示されるので、通常のべき乗計
算におけるべき入力待ちであるか、多重べき入力待ち状
態であるかを認知することができ、入力ミスを減らすこ
とができる。
ば、べきの値を更にべき乗する多重べき乗計算を行うた
めの専用の計算命令入力手段として第2のべき乗計算設
定手段を備えたことにより、括弧などによるべき乗計算
の優先順位指定操作を行うことことなく、多重べき乗計
算の入力操作を簡単に行うことができる。さらに、べき
の値を更にべき乗するための多重べき入力待ち状態であ
ることを示すマークが表示されるので、通常のべき乗計
算におけるべき入力待ちであるか、多重べき入力待ち状
態であるかを認知することができ、入力ミスを減らすこ
とができる。
【0045】請求項2記載に記載された電子計算機によ
れば、第2のべき乗計算設定手段が操作される毎に、直
前に入力されたべきに対する更なる多重べき入力待ち状
態が発生されるので、多重べき乗計算の入力操作をより
簡単に行うことができる。
れば、第2のべき乗計算設定手段が操作される毎に、直
前に入力されたべきに対する更なる多重べき入力待ち状
態が発生されるので、多重べき乗計算の入力操作をより
簡単に行うことができる。
【0046】請求項3記載に記載された電子計算機によ
れば、第2のマーク表示手段によりべき乗計算の累乗次
数に応じたマーク又は数値の少なくとも一方が表示され
るので、何重目のべきの入力過程であるかを判別するこ
とができ、入力ミスを減らすことができる。
れば、第2のマーク表示手段によりべき乗計算の累乗次
数に応じたマーク又は数値の少なくとも一方が表示され
るので、何重目のべきの入力過程であるかを判別するこ
とができ、入力ミスを減らすことができる。
【0047】請求項4記載に記載された電子計算機によ
れば、それぞれのマークに持たせた優先順位に従って計
算が行われるので、多重べき乗計算を正確に行うことが
できる。
れば、それぞれのマークに持たせた優先順位に従って計
算が行われるので、多重べき乗計算を正確に行うことが
できる。
【図1】この発明に係る電子計算機の実施の形態の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】同上電子計算機の動作を説明するためのフロー
チャート(データ入力処理ルーチン)である。
チャート(データ入力処理ルーチン)である。
【図3】同上電子計算機の動作を説明するためのフロー
チャート(「=」キー処理ルーチン)である。
チャート(「=」キー処理ルーチン)である。
【図4】同上電子計算機のキー入力部におけるキー操作
例と、そのときの表示窓における表示例とを対応させて
示した図である。
例と、そのときの表示窓における表示例とを対応させて
示した図である。
【図5】同上電子計算機による多重べき乗演算処理手順
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】同上電子計算機の表示窓における、べき乗計算
の累乗次数に応じたマークの別の表示形態を示す図であ
る。
の累乗次数に応じたマークの別の表示形態を示す図であ
る。
【図7】従来の電子計算機で多重べき乗計算を行う際の
入力操作の仕方を示す説明図である。
入力操作の仕方を示す説明図である。
1 電子計算機 2 中央演算処理装置 3 読み出し専用メモリ 4 随時書き込み読み出しメモリ 5 キー入力部 6 表示駆動回路(表示手段) 7 表示部(第1のマーク表示手段、第2のマーク表示
手段) 7a 表示窓 8 置数キー群(第1のべき入力手段、第2のべき入力
手段) 12 べき乗計算命令入力キー(第1のべき乗計算設定
手段) 13 多重べき乗計算命令入力キー(第2のべき乗計算
設定手段)
手段) 7a 表示窓 8 置数キー群(第1のべき入力手段、第2のべき入力
手段) 12 べき乗計算命令入力キー(第1のべき乗計算設定
手段) 13 多重べき乗計算命令入力キー(第2のべき乗計算
設定手段)
Claims (4)
- 【請求項1】入力された計算式データに基づいて計算を
実行し計算結果を表示する電子計算機において、 べき乗計算の対象となる数値データの入力後、べき入力
待ち状態を発生させるための第1のべき乗計算設定手段
と、 この第1のべき乗計算設定手段の設定に応じて、べき入
力待ち状態であることを示すマークを表示する第1のマ
ーク表示手段と、 べきの値を入力するための第1のべき入力手段と、 入力されたべきの値を更にべき乗するための多重べき入
力待ち状態を発生させる第2のべき乗計算設定手段と、 この第2のべき乗計算設定手段の入力に応じて、多重べ
き入力待ち状態であることを示すマークを表示する第2
のマーク表示手段と、 を具備したことを特徴とする電子計算機。 - 【請求項2】前記第2のべき乗計算設定手段は、操作さ
れる毎に、直前に入力されたべきに対する更なる多重べ
き入力待ち状態を発生させることを特徴とする請求項1
記載の電子計算機。 - 【請求項3】前記第2のマーク表示手段は、少なくとも
べき乗計算の累乗回数に応じたマーク又は数値のどちら
か一方を表示することを特徴とする請求項1又は2記載
の電子計算機。 - 【請求項4】前記マークに応じてべき乗計算を実行す
る、べき乗計算手段を備えたことを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載の電子計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332614A JPH09146890A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 電子計算機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332614A JPH09146890A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 電子計算機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09146890A true JPH09146890A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18256923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7332614A Pending JPH09146890A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 電子計算機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09146890A (ja) |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP7332614A patent/JPH09146890A/ja active Pending
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