JPH0693236B2 - 小型電子式計算機 - Google Patents

小型電子式計算機

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JPH0693236B2
JPH0693236B2 JP24374685A JP24374685A JPH0693236B2 JP H0693236 B2 JPH0693236 B2 JP H0693236B2 JP 24374685 A JP24374685 A JP 24374685A JP 24374685 A JP24374685 A JP 24374685A JP H0693236 B2 JPH0693236 B2 JP H0693236B2
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JP
Japan
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calculation
unit
key
mathematical
display
Prior art date
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JP24374685A
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JPS62102351A (ja
Inventor
守人 田宮
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、キー入力部から数式を入力した後,その入力
データに基づいて演算処理を行う小型電子式計算機に関
する。
〔従来技術〕
従来の小型電子式計算機においては,最初に数式を全て
入力した後,イコールキー等,特定キーを操作すること
によって入力した数式の演算を実行して該数式の演算結
果を得るようにしたものが提供されている。このような
小型電子式計算機にあっては,数式入力時においてのキ
ー操作ミスを容易に発見することができ,その訂正も簡
単にできる等の利点を有している。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら,上述のようにイコールキーを操作して得
られた演算結果が必ずしも期待していた結果(数値)で
ない場合,単なる数式や数値の入力ミスであるのか,も
ともと入力すべき数式や数値が誤っているのか判断でき
ない。特に多重カッコを用いた複雑な数式などではさら
にその判断は難しくなる。
一方,この判断を容易に行う小型電子式計算機として,
リプレイ機能付計算機がある。この計算機は上述の様に
イコールキーを操作して演算結果を得た後,演算結果の
基礎となる数式を表示部に表示するものである。しかし
ながら,この場合にも表示部の表示桁数は限られている
為,多重カッコ等を含む複雑な式などでは数式全体を表
示部に表示することができない。この為,正しい順序で
数式が組立てられているか,又はカッコが的確な位置に
付されているか等の正確な数式の確認を行うことは困難
である。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の欠点に鑑み,複雑な数式を演算する
場合でも,演算順序やカッコ等の付け間違い,数式の誤
り,あるいは入力ミス等の確認を容易に行うことを可能
とした小型電子式計算機を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は上記目的を達成するために,数式入力後におい
て演算指示がなされた際,演算順序に従ってファンクシ
ョン毎演算を行うとともに表示手段に数式のどの部分が
演算されているかを表示し,更に演算部での演算結果を
同時に表示したもので,記憶手段に記憶されている数式
を順次演算することにより演算結果に誤りがあった場
合,その原因を容易に判断することを可能にすることを
要旨とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例について図面を参照しながら詳述す
る。
第1図は本発明の小型電子式計算機内に設けられた電子
回路である。同図において,キー入力部1は図示しない
が置数キーと後述するAC(オールクリア)キーやS(ス
テップ)キーを含むファンクションキー等で構成されて
いる。キー入力バッファ4は上述のキー入力部1から入
力する数式データやクリア信号及びステップ信号等を一
時的に保持し,制御部5から出力される制御信号により
上述の数式データ等をキー判断部6へ出力する。キー判
断部6では入力した数式データとクリア信号やステップ
信号等の制御データとを選別し,数式データは演算用レ
ジスタ2へ出力し,制御データは制御部5へ出力する。
上述の様にして演算用レジスタ2に入力した数式データ
は,制御部5からの制御信号により,表示用レジスタ7
へ出力する。さらに,制御部5の制御信号により表示用
レジスタ7から数式データはデコーダ部8へ出力され
る。デコーダ部8では,入力した数式データに従って,
キャラクタジェネレータ9から文字パターンを呼び出
し,この文字パターン(数式データ)を表示部10へ出力
し,表示部10にキー入力部1で設定された数式を表示す
る。
一方,キー判断部6から制御部5へ出力されたクリア信
号,ステップ信号等の制御データは,制御部5で各種制
御信号に変換されて,以下の様な制御を行う。例えば,
制御部5にクリア信号が入力すると,制御部5から演算
用レジスタ2,および後述する待避用レジスタ11,ポイン
タデータ記憶部12に記憶されているデータを消去する。
又,制御部5にステップ信号が入力すると,制御部5か
ら演算用レジスタ7に制御信号が出力される。演算用レ
ジスタ2では上述の制御信号が入力すると,前述のよう
にすでに入力している数式データの1桁目から順次演算
部3へ所定間隔で数式データを出力する。例えば,数式
『4+3*(1+6)』が演算用レジスタに保持されて
いる時には,1桁目の“4"から順次演算部3へ出力する。
演算部3では順次入力する数式データ内の数値の後に入
力する演算信号(+,−,等)と,数値の前の演算信号
を読込んだ後,計算順序を判断し演算を行う。例えば数
式『4+3*(1+6)』が演算用レジスタ2に保持さ
れている場合,演算部3では順次入力するデータを
“4",“+",“3",“*”まで読込むと“+”より“*”
の方が優先すると判断する。このように“+”より
“*”の方が優先すると判断すると,優先しない演算式
“4+”を待避用レジスタ11へ出力し,待避用レジスタ
11内の所定アドレスに演算式“4+”を一旦保持(待
避)させる。これと同時に,ポインタデータ記憶部12内
の待避データ記憶部12aに数式の1桁目と2桁目を保持
(待避)させたという情報を記憶させる。
また,演算部3では次に入力する数式のデータの演算の
優先を判断する。例えば,次に入力する数式のデータは
“*",“(”であるので“(”の次に入力さている演算
の方が“*”の演算より優先しなければならない為,上
述と同様に待避用レジスタ11に“3*”を保持(待避)
させる。この時,待避用レジスタ11に保持される“3
*”のデータは上述保持された“4+”の次のアドレス
に保持される。この時も同様に数式の3桁目と4桁目が
待避用レジスタ11に保持(待避)されたという情報を待
避データ記憶部12aに記憶させる。
次に演算部3に数式の5桁目〜9桁目のデータ“(",
“1",“+",“6",")”が入力すると,カッコ内は優先
して演算するため,演算部3では1+6の演算を行う。
この時同時に,ポインタデータ記憶部12内の実行データ
記憶部12bに数式の5桁目〜9桁目の演算を実行したと
いう情報を入力させる。実行データ記憶部12bにこの情
報が入力すると,ポインタデータ記憶部12からデコーダ
部8へ演算が実行されている数式の桁数値(この例では
5桁目〜9桁目)を指示する信号が出力される。デコー
ダ部8ではこの信号により指示された桁の文字パターン
をキャラクタジェネレータ9から呼出し,反転表示処理
を行い表示部10へ出力する。表示部10では前述のように
数式全体が表示されるとともに、表示されている数式の
演算部3で演算が実行されている部分に反転表示等が施
される。
また,この時の演算部3での演算結果は演算用レジスタ
2,表示用レジスタ7,デコーダ部8を介して表示部10に表
示される。例えば前述の1+6の演算結果7は上述の回
路を介して表示部10に表示され,しかもこの時数式の5
桁目〜9桁目は反転表示が施されている。
さらに,キー入力部のSキーが操作されると,ステップ
信号が制御部5へ入力し,制御部5から演算部3へ制御
信号が出力され,演算部3では上述のように5桁目〜9
桁目を演算した次の優先順次を判別し,上述と同様に演
算を行う。この時演算部3で演算が実行されている桁数
は上述と同様に表示部10で反転表示処理が行われる。更
に,この演算結果は表示部10に表示される。
以上のような回路構成を有する本発明の小型電子式計算
機の表示動作を第2図を用いて以下に説明する。
同図において,右欄は上述の表示部10に表示される数式
や演算結果等の表示内容を示し,左欄は,上述のような
表示内容はキー入力部1のどのキーを操作した場合に表
れるかを示す。ここで,キー入力側(左欄)内のAC,Sの
記号はキー入力部1のオールクリア(AC)キー,ステッ
プ(S)キーが操作されたことを示す。
先ず,キー入力部1のACキーを操作して演算用レジスタ
2内等のデータをクリアする。従って,この時表示部10
の表示内容は14aに示すように数式は表示されず,演算
結果“0"が表示されている。
次にキー入力部1の図示しない数値キーと+,−,*キ
ーを用いて数式『4+3*(1+6)』を入力すると、
前述のように表示部10の表示内容は14bに示すように,4
+3*(1+6)の数式を表示する。
さらに,キー入力部1のSキーを操作すると,前述のよ
うに演算部3では先ず(1+6)の演算を行い,この演
算にともなって表示部10の表示内容は14cに示すように
演算される5桁目〜9桁目(すなわち、(1+6)の部
分に反転表示処理が行われ,その演算結果7も表示され
る。ここで操作者は数式の中で最初に演算された部分と
その演算結果を確認できる。
さらに,操作者は上述の数式の演算順序あるいは演算結
果が正しいと判断すると,Sキーを操作する。この操作に
より演算部3において3*(1+6)の演算が行われる
とともに表示内容は14dに示すように変換し,数式の3
桁目〜9桁目(3*(1+6)の部分)まで反転表示処
理が行われ,演算結果21も表示される。この表示によ
り,数式の3*(1+6)までの演算順序あるいは演算
結果が正しいかどうか操作者は確認でき,正しいと判断
すればさらにSキーを操作して次の演算を指示する。こ
こで,本例では数式全体の演算となり演算結果25が表示
部10にAnsの表示と共に表示される。この時表示部10の
表示内容14eは数式全体の(最後の)演算となる為,反
転処理は行われない。
以上のように,Sキーを操作する毎に表示部10に数式の各
演算部分とその演算結果が順次表示される為,操作者が
各演算毎に演算順序および演算結果を確認することがで
きる。
さらに,次の数式を演算する場合には,ACキーを操作て
演算用レジスタ2等の記憶内容をクリアし(表示内容15
a),次の数式2x 3+(3+4×5)が入力されると
入力された数式を表示部10に表示させる(表示内容15
b)。
次に前述と同様にSキーを操作して最初の演算部2x
を演算し,演算結果を表示する(表示内容15c)。本例
の場合には,次のSキー操作に伴う演算ではカッコ内の
4*5のみを行う為,表示部10においては,2x3の反
転xを解除し,4*5の部分が反転xされ,更にSキーを
操作することにより(3+4*5)の演算が実行されx
部10においては(3+4*5)の部分が反転xされる
(表示内容15d,15e)。そして,最後の演算(数式全体
の演算)により全体の演算結果31をAnsの表示と共に表
示する(表示内容15f)。
以上のように本実施例によれば,キー入力部1からSキ
ーを順次操作することにより,数式演算を演算順序毎に
行うことができ,しかも,各々の演算結果を確認するこ
とができる。従って,数式の演算順序を確認しながら数
式の演算を行うことができ,数式の演算学習にも利用す
ることができる。
また,本実施例ではキー入力部1にEXEキーが設けられ
ており,EXEキーを操作すると上述の様に数式を演算順序
毎に演算することなく,従来の様に直ちに演算結果を表
示する。従って,操作者は自由にどちらかの演算方法を
選択することができる。
尚,本実施例の表示部10の表示内容14a〜14e,15a〜15f
では演算結果を1箇所に設けたが,表示部10の表示桁数
が充分ある場合には演算結果を2箇所に設けることもで
きる。たとえば,前述の例で2x3の演算結果を一旦表
示解除したが,このような場合,表示内容16aに示すよ
うに数式の他の演算部分4*5の演算を行っている時で
も他の箇所に演算結果を表示し続けることができる。ま
た,本実施例においては、演算が実行されている箇所を
反転させて表示するようにしたが,これに限ることな
く,例えばあみかけ,点滅等による表示方法を用いても
よく,要は,演算が実行されている箇所と他の箇所とを
表示部上で区別できればよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば,数式入力後
において演算指示がなされた際,該数式について演算順
序に従って一ファンクション毎演算を行うようにすると
ともに、数式の演算を行った部分を他の部分と区別して
表示し、更に行われた演算結果を同時に表示するように
したから,複数な数式でも,数式のどの部分を演算した
かが視覚的に容易に判断でき,演算結果に疑問がでてき
た場合にも容易にその原因が単なる入力ミスであるの
か,又は数式(数値)自体の誤りであるのか等の判断を
行うことができる。
また,本発明は数式の正しい計算順序に従って演算を実
行する為,数式の演算順序の学習にも役立つ。
さらに,従来のように数式全体の演算結果も直ちに表示
できる為,操作者は先ず数式全体の演算結果を確認し,
疑問があれば順次演算順序に従って演算結果を確認し,
効率良く,数式の演算を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の小型電子式計算機の回路ブロック図, 第2図は表示部の表示内容をキー入力との関係を示す構
成図である。 1……キー入力部, 2……演算用レジスタ, 3……演算部, 5……制御部, 10……表示部, 11……待避用レジスタ, 12……ポインタデータ記憶部, 12a……待避データ, 12b……実行データ.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数値キーおよびファンクションキーを備
    え,数式の入力を行うキー入力手段と,該キー入力手段
    より入力された数式データを記憶する記憶手段と,該記
    憶手段に記憶されている数式データの演算を指示する演
    算指示手段と,該演算指示手段により演算指示が成され
    る毎に,上記数式データに基づく演算を演算順序に従っ
    てファンクション毎実行する演算手段と、該演算手段に
    よる演算結果と上記記憶手段に記憶されている数式の少
    なくとも一部を表示することができる表示手段と,該表
    示手段により表示されている数式の上記演算手段により
    実行された演算に係る部分を他の部分と区別して表示さ
    せる表示制御手段とを備えたことを特徴とする小型電子
    式計算機。
JP24374685A 1985-10-29 1985-10-29 小型電子式計算機 Expired - Lifetime JPH0693236B2 (ja)

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JPS62102351A JPS62102351A (ja) 1987-05-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5012877B2 (ja) 2009-11-12 2012-08-29 カシオ計算機株式会社 電子計算機およびプログラム

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