JPH035956Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035956Y2
JPH035956Y2 JP6310684U JP6310684U JPH035956Y2 JP H035956 Y2 JPH035956 Y2 JP H035956Y2 JP 6310684 U JP6310684 U JP 6310684U JP 6310684 U JP6310684 U JP 6310684U JP H035956 Y2 JPH035956 Y2 JP H035956Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
calculation
flag
inverse trigonometric
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6310684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60180056U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6310684U priority Critical patent/JPS60180056U/ja
Publication of JPS60180056U publication Critical patent/JPS60180056U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH035956Y2 publication Critical patent/JPH035956Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は逆三角関数演算機能をもつ小型電子式
計算機に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、関数電卓と称される関数演算機能を備え
た小型電子式計算機に於いては、RAD(ラジア
ン)モードにおいて逆三角関数(例えばcos-1
を演算すると、答がπの倍数で表わされても、π
を実数(3.1415…)として結果を表示出力してい
た。
このため、従来では、逆三角関数演算時に於い
て、その答の角度が分り難いという欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、π
記号の表示機能をもたせて逆三角関数演算の結果
を分り易い表示形態で出力できるようにした関数
機能付きの小型電子式計算機を提供することを目
的とする。
〔考案の要点〕
本考案は逆三角関数演算時に於いて、該演算が
RADモードである際に、演算結果をπ(3.1415
…)で除算して、その結果をπ記号と共に表示す
る構成としたもので、これにより、逆三角関数演
算時に於ける演算結果が分り易く表示され、計算
ミスを防ぐことができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は一実施例の構成を示すブロツク図であ
る。図中、10は演算の実行制御を司る制御部、
11はこの制御部10の制御の下に演算処理を実
行する演算部である。12は「INV」「SIN」
「COS」「TAN」「RAD←→DEG」等のキーを含
むフアンクシヨンキーとデータ入力用のテンキー
とを備えたキーボードである。13はπの数値
(3.1415…)を固定記憶したπ数値固定記憶部で
ある。14は演算モードを記憶するモードフラ
グ、15はキー入力された置数データ、演算結果
データ等が貯えられる表示レジスタを兼ねたXレ
ジスタ、16はπ記号の使用状態を記憶するπフ
ラグである。17はモード表示部17a,数値表
示部17b,π記号表示部17c等からなる表示
部である。
第2図乃至第4図はそれぞれ上記実施例の動作
を説明するためのもので、第2図は逆三角関数演
算時の処理フローを示す図、第3図は逆三角関数
演算時のモード切替えに伴うπフラグの制御フロ
ーを示す図、第4図a乃至cはそれぞれ動作ステ
ツプ状態を示す図である。
ここで一実施の動作を説明する。逆三角関数演
算時に於いて、キーボード12より入力されたデ
ータは制御部10の制御の下に演算部11により
演算処理され、その演算結果のデータがXレジス
タ15に貯えられる(第2図ステツプA1)。こ
こで制御部10はモードフラグ14の内容から逆
三角関数演算のモードを判断する(第2図ステツ
プA2)。このモード判断の結果、「RAD」モー
ドであると、制御部10は、Xレジスタ15に貯
えられた演算結果の値を被除数とし、π数値固定
記憶部13に貯えられたπ数値を除数として、演
算部11に除算の起動をかけ、除算処理を実行さ
せるとともに、πフラグ16を立てる、即ちセツ
ト状態(“1”)にする(第2図ステツプA3,A
4)。このπフラグ16のセツトにより、π記号
表示部17cが表示ドライブされて、π記号表示
部17cにπ記号が表示され、更に上記演算部1
1の除算結果値がXレジスタ15に貯えられ数値
表示部17bに表示される(第2図ステツプA
5)。この際の「RAD」モード時に於けるデータ
置数状態例を第4図aに示し、その表示出力状態
例を同図bに示す。ここでは、「RAD」モードで
「0.5」が置数された後、「INV」キー及び「COS」
キーが操作されることにより、「1.0471976」が求
められ、更にこの値がπ(3.1415…)で除算され
て、その除算結果の値「0.3333333」がπ記号と
ともに表示部17に表示された際の各部の状態を
示している。
又、上記モード判断時(第2図ステツプA2)
に於いて、「RAD」モード以外の「DEG」又は
「GRA」モードである際は、πを除数とした除
算、及びπフラグ16のセツト(第2図ステツプ
A3,A4)がなされず、Xレジスタ15に貯え
られた逆三角関数演算の結果値(第2図ステツプ
A1)がそのまま表示出力される。
また、上記逆三角関数演算の際に、キーボード
12に設けられた「RAD←→DEG」キーが操作
され、モードの切替が行われると、これに伴つて
πフラグ16が第3図に示す如く、セツト/リセ
ツト制御される。即ち、「RAD←→DEG」キー
が操作されると、πフラグ16のセツト/リセツ
ト状態が判断され(第3図ステツプB1)、ここ
で、πフラグ16が立つていると、即ちセツト
(“1”)状態にあると、Xレジスタ15に貯えら
れた演算結果値が「180」倍されてXレジスタ1
5に貯えられた後、πフラグ16がリセツト
(“0”)状態に戻される(第3図ステツプB2,
B3)。又、上記πフラグ16の判断時(第3図
ステツプB1)に於いて、πフラグ16が立つて
いなければ即ちリセツト(“0”)にあると、Xレ
ジスタ15に貯えられた演算結果値が「180」で
除算されてXレジスタ15に貯えられた後、πフ
ラグ16がセツト(“1”)される(第3図ステツ
プB4,B5)。この際の切替え状態例を第4図
cに示している。
上述したように、逆三角関数演算時に於いて、
該演算がRADモードである際に、演算結果をπ
で除算して、その結果をπ記号と共に表示するこ
とにより、逆三角関数演算時に於ける演算結果を
分り易い形態で表示でき、逆三角関数演算を計算
ミスを招くことなく円滑に行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上詳記したように本考案の小型電子式計算機
によれば、逆三角関数演算時に於いて、該演算が
RADモードである際に、演算結果をπ(3.1415
…)で除算して、その結果をπ記号と共に表示す
る構成としたことにより、逆三角関数演算時に於
ける演算結果が分り易く表示でき、計算ミスを防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は上記実施例に於ける要部の処理フローを
示す図、第3図は上記実施例に於けるπフラグの
制御処理フローを示す図、第4図a乃至cはそれ
ぞれ上記実施例に於ける各動作ステツプ毎の状態
例を示す図である。 10……制御部、11……演算部、12……キ
ーボード、13……π数値固定記憶部、14……
モードフラグ、15……Xレジスタ、16……π
フラグ、17……表示部、17a……モード表示
部、17b……数値表示部、17c……π記号表
示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 逆三角関数演算機能をもつ小型電子式計算機に
    於いて、RAD(ラジアン)モードで逆三角関数を
    演算する演算手段と、この演算手段で得られた結
    果をπで除算する除算手段と、この除算手段の結
    果をπ記号とともに出力する出力手段とを具備し
    たことを特徴とする小型電子式計算機。
JP6310684U 1984-04-28 1984-04-28 小型電子式計算機 Granted JPS60180056U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6310684U JPS60180056U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 小型電子式計算機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6310684U JPS60180056U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 小型電子式計算機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60180056U JPS60180056U (ja) 1985-11-29
JPH035956Y2 true JPH035956Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=30592940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6310684U Granted JPS60180056U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 小型電子式計算機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60180056U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60180056U (ja) 1985-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0232654B2 (ja)
US4064398A (en) Electronic calculator
JPH035956Y2 (ja)
US4511987A (en) Method of entering and performing operations on complex numbers on calculators
US4473886A (en) Data processing apparatus with algebraic memory operation and entry sequence
JPH06168104A (ja) 電子式計算機
JPS6220026Y2 (ja)
JP2707162B2 (ja) データ処理装置
JPS5935265A (ja) 電子式卓上計算機
JP2700960B2 (ja) 電子式卓上計算機
JPS5940665Y2 (ja) べき乗演算制御装置
US4779219A (en) Electronic apparatus having an improved calculation function
JPH0441397Y2 (ja)
JPS6132428Y2 (ja)
JPS6145550Y2 (ja)
JPH07210517A (ja) 計算機能付電子機器
JPS642179Y2 (ja)
JPH04250555A (ja) 電子計算機
JPH04297948A (ja) 電卓の表示装置
JPS6244657B2 (ja)
JPS59197961A (ja) 売上デ−タ処理装置の演算方式
JP2695296B2 (ja) 計算機
JPH0738995Y2 (ja) 小型電子計算機
JPS59220860A (ja) 演算手順の選択方式
JPH02176849A (ja) 電子式卓上計算機