JP2707162B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2707162B2
JP2707162B2 JP6696291A JP6696291A JP2707162B2 JP 2707162 B2 JP2707162 B2 JP 2707162B2 JP 6696291 A JP6696291 A JP 6696291A JP 6696291 A JP6696291 A JP 6696291A JP 2707162 B2 JP2707162 B2 JP 2707162B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理装置に関
し、より特定的には、キー入力されたデータを登録可能
なデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キーボードから入力されたデータを電子
的に処理可能なデータ処理装置の一例として、種々の関
数計算が可能な電子式卓上計算機(以下、関数電卓と称
す)がある。
【0003】従来の関数電卓においては、同じ数式を複
数回用いるような繰返し演算であっても、その都度数式
データをキー入力しなければならず、キー操作が面倒で
あるという問題点があった。
【0004】そこで、キー入力された数式データを内部
メモリに登録し得るような数式登録モード(以下、AE
Rモードと称す)を備えた関数電卓が実用化されててい
る。このような関数電卓は、内部メモリに登録された数
式データを、一定のキー操作により読出すことにより、
同じ数式演算を繰返し実行することができる。したがっ
て、数式データを入力するためのキー操作が簡素化され
るという利点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、AER
モードを有する従来の関数電卓においては、以下のよう
な問題点があった。
【0006】図7は、AERモードを有する従来の関数
電卓におけるキー操作例と表示結果とを示した図であ
る。図7において、(a)欄は、AERモードにおいて
“123sin456”とキー操作され、その後に左シ
フトキーが7回押された場合の表示結果を示している。
この場合、関数電卓の表示器(各桁がドットマトリクス
表示器により構成されている)には、“123sin4
56”と表示され、カーソルは最初の“1”の下に表示
される。一方、関数電卓の内部メモリには、数式データ
“123sin456”が登録されている。この状態で
オフスイッチが押圧された場合、電源はオフ状態とされ
るが、内部メモリに登録された数式データはそのまま保
持されている(図7の(b)欄参照)。その後、オンス
イッチが押圧されて関数電卓の電源がオン状態とされる
と、関数電卓の表示器には、電源オフの直前と同じ内
容、すなわち“123sin456”が表示される(図
7の(c)欄参照)。この状態で、関数電卓のオペレー
タが誤って不所望なキーを押圧してしまった場合につい
て考えてみる。たとえば、図7(d)に示すように数値
キー“6”,“7”が誤って押圧された場合、表示器に
表示されている数式データの最初の2桁のデータが“1
2”から“67”に変わってしまう。関数電卓の内部メ
モリにおいても、同様に数式データが変更されてしま
う。
【0007】上記のごとく、従来の関数電卓では、電源
がオフからオンに切換えられたときに、関数電卓の動作
モードがAERモードであると、登録された数式データ
が不所望なキー操作により変更されてしまうことがある
という問題点があった。
【0008】上記のような問題点は、関数電卓に限ら
ず、データの登録モードを有するその他のデータ処理装
置(たとえば、電子手帳,パーソナルコンピュータ,マ
イクロコンピュータを用いた家庭電気製品)においても
生じ得る。
【0009】それゆえに、この発明の目的は、電源がオ
フ状態からオン状態に切換えられたときに、登録された
データが不所望なキー操作により変更されないようなデ
ータ処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ処
理装置は、複数種類の動作モードが選択可能であり、キ
ーボードからキー入力されたデータを選択された動作モ
ードに応じて処理するものであって、登録手段と、判断
手段と、登録内容変更禁止手段とを備えている。登録手
段は、動作モードとして登録モードが選択されていると
き、キーボードからキー入力されたデータを登録する。
判断手段は、電源がオンされたとき、登録モードが選択
されているか否かを判断する。登録内容変更禁止手段
は、判断手段が登録モードが選択されていることを判断
したことに応答して動作し、キーボードにおける予め定
められた特定のキーが操作されるまで登録手段の登録内
容の変更を禁止する。
【0011】
【作用】この発明においては、電源がオンされたときに
登録モードが選択されていると、登録内容変更禁止手段
はキーボードにおける予め定められた特定のキーが操作
されるまで登録手段の登録内容の変更を禁止する。すな
わち、電源オン直後の登録モードにおいては、予め定め
られた特定のキー以外のキーの操作が受付けられず、そ
れによって登録手段の登録内容が不所望に書換えられる
のが防止される。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係る関数電卓
の外観図である。図において、関数電卓1は、表示器2
と、キーボード3とを備えている。表示器2は、関数電
卓の動作モードを表示する動作モード表示部21と、複
数桁の7セグメント表示器により構成され数値データを
表示する数値データ表示部22と、たとえば3桁のドッ
トマトリックス表示器により構成され関数記号(たとえ
ばsin,cos等)を表示する関数表示部23とを含
む。一方、キーボード3は、各種ファンクションキーを
有するファンクションキー部31と、複数の数値キーを
有するテンキー部32とを含む。さらに、キーボード3
は、カーソルを左へシフトさせるための左シフトキー3
3と、カーソルを右へシフトさせるための右シフトキー
34と、電源をオフ状態にするためのオフキー35と、
電源をオン状態にするためのオンキー36とを含む。
【0013】図2は、図1に示す関数電卓の構成を示す
ブロック図である。図において、CPU11には、RO
M12とRAM13とが接続されている。ROM12に
は、関数電卓を動作させるためのプログラムや定数が格
納されている。CPU11はROM12に格納されたプ
ログラムに従って動作を行なう。RAM13は、CPU
11の処理のために必要な種々のデータを記憶する。さ
らに、CPU11には、キーボード3と表示駆動回路1
4とが接続されている。キーボード3は、図1に示すよ
うに種々のキーを含み、各キーの操作に対応するキーコ
ードデータをCPU11に与える。表示駆動回路14
は、CPU11から与えられる制御データに従って、表
示器2を駆動するための回路である。
【0014】図3は、図1および図2に示す実施例のキ
ー操作例および表示結果を示す図である。まず、この図
3を参照して、図1および図2に示す実施例の概略的な
動作を説明する。たとえば、図3の(a)欄に示すよう
に、“123sin456”とキー入力された場合、R
AM13内の所定のエリアに数式データ“123sin
456”が登録される。一方、表示器2における関数表
示部23には関数データ“sin”が表示され、数値表
示部22には数値データ“456”が表示される。な
お、登録された数式データにおける最初の3桁の数値デ
ータ“123”は、当初数値表示部22に表示される
が、関数データ“sin”の後続の数値データ“45
6”を表示するために、数値表示部22から削除されて
いる。次に、図3の(b)欄に示すように、オフキー3
5が押圧されると、表示器2の表示内容はすべて消え
る。なお、RAM13は図示しない電池によってバック
アップされており、その所定のエリアに登録された数式
データ“123sin456”はそのまま保持されてい
る。次に、図3の(c)欄に示すようにオンキー36が
押圧されると、関数表示部23には“1:”が表示さ
れ、数値表示部22には何も表示されない。関数表示部
23に表示された“1:”は、登録された数式の番号を
示している。すなわち、本実施例の関数電卓では、2種
類の数式データを登録することができる。もし、電源オ
フの直前に表示されていた数式データが第2番目の数式
データである場合は、オンキー36が押圧されると、関
数表示部23に“2:”が表示される。次に、図3の
(d)欄に示すように、誤って不所望なキー操作が行な
われ、数値データ“123456”がキー入力されたと
する。この場合、関数表示部23および数値表示部22
の表示内容は、変更されず、図3の(c)欄の表示内容
と同じである。すなわち、CPU11は、不所望に入力
された数値データ“123456”を受付けない。した
がって、RAM13の所定のエリアに登録された数式デ
ータ“123sin456”も変更されない。次に、図
3の(e)欄に示すように、右シフトキー34が押圧さ
れると、数値表示部22に数値データ“123”が表示
される。すなわち、登録された数式データ“123si
n456”の最初の3桁の数値データ“123”が数値
表示部22に表示される。このとき、RAM13の所定
のエリアに登録された数式データ“123sin45
6”の編集(キー操作による内容の変更)が初めて可能
になる。
【0015】上記のごとく、図1および図2に示す実施
例では、電源がオンされたときにAERモードであった
場合、カーソルのシフトキー33または34以外のキー
入力が受付けられず、これらシフトキー33または34
が押圧されて初めて登録された数式データの変更が可能
になる。したがって、電源オンの直後に誤って不所望な
キー操作がなされても、登録された数式データの内容が
変更されるのを防止することができる。
【0016】次に、図4〜図6に示すフローチャートを
参照して、図1および図2に示す実施例におけるCPU
11のより詳細な動作を説明する。
【0017】まず、図4を参照して、オンキー36が押
圧されたときの動作を説明する。この場合、まずステッ
プS11において、関数電卓1の動作モードとしてAE
Rモードが選択されているか否かが判断される。もし、
AERモードが選択されていなければ、そのまま動作を
終了し、他の処理に移行する。一方、AERモードが選
択されている場合は、ステップS12に進み、データ位
置ポインターの内容を登録された数式データの先頭にセ
ットする。このデータ位置ポインターは、RAM13内
に設けられており、数値表示部22および関数表示部2
3におけるカーソルの表示位置を指定するものである。
続いて、ステップS13に進み、編集状態フラグをリセ
ットする。この編集状態フラグは、RAM13内に設け
られている。CPU11は、後述するように、この編集
状態フラグのセット/リセット状態に応じて、キー入力
を受付けるか否かを制御する。ステップS13の動作が
終了すると、他の処理に移行する。
【0018】次に、図5を参照して、カーソルのシフト
キー、たとえば右シフトキー34が押圧された場合の動
作を説明する。右シフトキー34が押圧されると、ステ
ップS21において、編集状態フラグがセットされてい
るか否かが判断される。もし、編集状態フラグがセット
されている場合は、ステップS23に進み、前述のデー
タ位置ポインターの内容を1だけインクリメントする。
その後、動作を終了し、他の処理に移行する。一方、編
集状態フラグがリセットされている場合は、ステップS
22に進み、編集状態フラグをセット状態にする。その
後、図5の処理を終了し、他の処理に移行する。
【0019】次に、図6を参照して、シフトキー33ま
たは34以外のキーが操作された場合の動作を説明す
る。まず、ステップS31において、編集状態フラグが
セットされているか否かが判断される。もし、編集状態
フラグがリセットされている場合は、ステップS33に
進み、NOP処理(no operation:特に何
もしない処理)を実行し、処理を終了する。一方、編集
状態フラグがセットされている場合は、ステップS32
に進み、押圧されたキーに対応する処理を実行する。そ
の後、図6に示す処理を終了し、他の処理に移行する。
【0020】図4〜図6に示す動作から分かるように、
AERモードが選択された状態で電源がオンされたと
き、カーソルのシフトキー33または34が押圧される
前にその他のキーが押圧されると、編集状態フラグがセ
ットされておらず、ステップS33でNOP処理が行な
われる。すなわち、シフトキー33または34が押圧さ
れる前にその他のキーが押圧されても、何の処理も行な
われず、登録された数式データが書換えられない。した
がって、電源オン直後に誤って不所望なキー操作がなさ
れても、登録された数式データが書換えられるのを防止
することができる。
【0021】なお、上記実施例は、本発明を関数電卓に
適用した場合について示されているが、本発明はデータ
の登録モードを有する他のデータ処理装置(たとえば、
電子手帳,パーソナルコンピュータ,マイクロコンピュ
ータを内蔵した各種家庭電気製品等)に広く適用するこ
とができる。また、登録モードで登録されるデータも、
数式データに限らず、文書データや時間データやメニュ
ーデータ等、種々のものが考えられる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、登録
モードが選択された状態で電源がオンされても、特定の
キーが操作されるまでは、登録されたデータの内容が変
更されないようにしているので、電源オン直後に誤って
不所望なキー操作がなされても、登録されたデータの内
容が変更されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る関数電卓の外観図で
ある。
【図2】この発明の一実施例に係る関数電卓の構成を示
す概略ブロック図である。
【図3】この発明の一実施例に係る関数電卓のキー操作
例および表示結果を示す図である。
【図4】図1に示す関数電卓において、オンキーが押圧
された場合の動作を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す関数電卓において、カーソルのシフ
トキーが押圧された場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】図1に示す関数電卓において、カーソルのシフ
トキー以外のキーが押圧された場合の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】従来の関数電卓におけるキー操作例および表示
結果を示す図である。
【符号の説明】
1は、関数電卓、2は表示器、22は数値表示部、23
は関数表示部、3はキーボード、31はファンクション
キー部、32はテンキー部、33はカーソルの左シフト
キー、34はカーソルの右シフトキー、35はオフキ
ー、36はオンキー、11はCPU、12はROM、1
3はRAMを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の動作モードが選択可能であ
    り、キーボードからキー入力されたデータを選択された
    動作モードに応じて処理するデータ処理装置であって、
    前記動作モードとして登録モードが選択されていると
    き、前記キーボードからキー入力されたデータを登録す
    るための登録手段、電源がオンされたとき、前記登録モ
    ードが選択されているか否かを判断するための判断手
    段、および前記判断手段が前記登録モードが選択されて
    いることを判断したことに応答して動作し、前記キーボ
    ードにおける予め定められた特定のキーが操作されるま
    で前記登録手段の登録内容の変更を禁止するための登録
    内容変更禁止手段を備える、データ処理装置。
JP6696291A 1991-03-29 1991-03-29 データ処理装置 Expired - Lifetime JP2707162B2 (ja)

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JPH04302348A JPH04302348A (ja) 1992-10-26
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