JPH10222472A - 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH10222472A
JPH10222472A JP1926997A JP1926997A JPH10222472A JP H10222472 A JPH10222472 A JP H10222472A JP 1926997 A JP1926997 A JP 1926997A JP 1926997 A JP1926997 A JP 1926997A JP H10222472 A JPH10222472 A JP H10222472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
calculation
probability distribution
input
maximum value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1926997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Sudo
智浩 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP1926997A priority Critical patent/JPH10222472A/ja
Publication of JPH10222472A publication Critical patent/JPH10222472A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】確率分布計算を行なうための電子計算装置であ
って、複数回の確率分布計算の組み合わせを必要とする
ことなく、任意の演算範囲の確率分布計算を容易に行な
うこと。 【解決手段】標準偏差モードにおいて「グラフ」キー1
2dを操作すると、確率分布の関数式と共にその演算範
囲の上限値(最大値)と下限値(最小値)の入力位置に
おいてデータ入力を促すカーソルkが表示され、該カー
ソル表示に従って、データ入力キー12aを選択操作し
て任意の範囲データを入力設定し記憶させ、「EXE」
キー12eを操作すると、前記設定記憶された任意の上
限値(最大値)及び下限値(最小値)からなる演算範囲
において、確率分布の関数式に基づく計算処理が行なわ
れ、対応する確率密度関数のグラフデータ(標準正規曲
線)が表示されると共に、その計算結果である確率デー
タも同時表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、確率分布計算を行
なうための電子計算装置、計算方法、計算処理プログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子計算装置において、例えば
ある統計計算データを基に、この統計計算データにおけ
る任意の範囲の全体に対する割合(確率%)を求めるに
は、確率分布計算機能が利用される。
【0003】従来の電子計算装置における確率分布計算
機能では、3種類の正規分布の確率P(t) ,Q(t) ,R
(t) を計算することができ、確率P(t) では、演算範囲
が「−∞」〜「t」の確率分布関数による計算が行なわ
れ、確率Q(t) では、演算範囲が「0」〜「t」の確率
分布関数による計算が行なわれ、確率R(t) では、演算
範囲が「t」〜「∞」の確率分布関数による計算が行な
われる。すなわち、ユーザは、演算範囲がどの範囲にあ
るかによって前記3種類の確率分布関数P(t) ,Q(t)
,R(t) を使い分け、所望の範囲の確率を求めてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子計算装置のように、確率分布計算を行なうに際
し、その演算範囲が3種類「−∞〜t」「0〜t」「t
〜∞」に設定された3つの確率分布関数を選択して使用
するのでは、例えば「−t〜t」という演算範囲の上限
値(最大値)と下限値(最小値)とを共に任意に指定し
て1つの確率分布関数で計算を行なうことはできない。
【0005】このため、従来の電子計算装置において、
例えば前記「−t〜t」という演算範囲の確率を求める
には、演算範囲を「−∞〜t」とした演算結果P(t)1か
ら、演算範囲を「−∞〜−t」とした演算結果P(t)2を
減算して求めなければならず、2回の確率分布計算の組
み合わせが必要になる問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、複数回の確率分布計算の組み合わせを必要と
することなく、任意の演算範囲の確率分布計算を容易に
行なうことが可能になる電子計算装置、計算方法、及び
計算処理プログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる電子計算装置は、確率分布計算を行なう電
子計算装置であって、演算範囲の最小値と最大値を入力
する範囲入力手段と、この範囲入力手段により入力され
た最小値と最大値とからなる演算範囲に従って確率分布
の計算を行なう計算手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0008】つまり、本発明の請求項1に係わる電子計
算装置では、範囲入力手段により入力された最小値と最
大値とからなる演算範囲に従って確率分布の計算が行な
われるので、1回の計算処理で任意の演算範囲の確率を
求めることができることになる。
【0009】また、本発明の請求項2に係わる電子計算
装置は、確率分布計算を行なう電子計算装置であって、
確率分布の関数式と共にその演算範囲の最小値と最大値
の入力位置を示した範囲入力画面を表示する範囲入力表
示手段と、この範囲入力表示手段により表示した範囲入
力画面に従って演算範囲の最小値と最大値を入力する範
囲入力手段と、この範囲入力手段により入力された最小
値と最大値とからなる演算範囲に従って前記確率分布の
関数式に応じた計算を行なう計算手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0010】つまり、本発明の請求項2に係わる電子計
算装置では、確率分布の関数式と共にその演算範囲の最
小値と最大値の入力位置を示した範囲入力画面に従っ
て、演算範囲の最小値と最大値を入力すると、この入力
された最小値と最大値とからなる演算範囲に従って前記
確率分布の関数式に応じた計算が行なわれるので、演算
範囲の上下限値を容易に入力でき、且つ1回の計算処理
で任意の演算範囲の確率を求めることができることにな
る。
【0011】また、本発明の請求項3に係わる電子計算
装置は、前記請求項1又は請求項2に係わる電子計算装
置にあって、さらに、前記範囲入力手段により入力され
た最小値と最大値とからなる演算範囲をグラフにして表
示するグラフ表示手段を備えたことを特徴とする。
【0012】つまり、本発明の請求項3に係わる電子計
算装置では、範囲入力手段により入力された最小値と最
大値とからなる演算範囲がグラフとして表示されるの
で、1回の計算処理で任意の演算範囲の確率を求めるこ
とができるだけでなく、その演算範囲を正規曲線上で視
覚認識できることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
電子計算装置の電子回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0014】この電子計算装置は、コンピュータ等から
なる制御部(CPU)11を備えている。制御部(CP
U)11は、キー入力部12によるキー操作信号に応じ
てROM13に予め記憶されているシステムプログラ
ム、あるいは外部記録媒体18に予め記憶されている計
算装置制御用プログラムを記録媒体読み取り部17によ
り読み取らせて起動させ、RAM14をワークメモリと
して回路各部の動作の制御を行なうものである。
【0015】この制御部(CPU)11には、前記キー
入力部12、ROM13、記録媒体読み取り部17、R
AM14が接続されると共に、表示駆動回路15を介し
て液晶表示部16が接続される。
【0016】キー入力部12には、数値キー,演算子キ
ー,関数キー等の各種の数値・記号キー群からなるデー
タ入力キー12aが備えられると共に、確率分布計算処
理を行なう標準偏差モード,任意に入力されたプログラ
ムデータに対応する演算制御処理を行なうプログラムモ
ード,任意に入力された行列式に対応する行列演算処理
を行なう行列モード等の各種動作モードのメニュー画面
を表示させる際に操作される「メニュー」キー12b、
選択されたデータの設定や機能の実行を指示する際に操
作される「実行」キー12c、標準偏差モードにおいて
確立分布計算処理を行ない確率密度関数のグラフを描画
する際に初期操作される「グラフ」キー12d、計算の
実行を指示する際に操作される「EXE」キー12e、
表示画面上でのカーソルの移動やデータ選択を行なう際
に操作される「↑」カーソルキー12f,「↓」カーソ
ルキー12g,「←」カーソルキー12h,「→」カー
ソルキー12i等が備えられる。
【0017】ROM13には、本電子計算装置の電子回
路におけるの全体の処理を司るシステムプログラムデー
タが予め記憶されると共に、図3に示す標準偏差モード
処理等、各種の動作モードの処理を司るサブプログラム
データである制御プログラムデータも予め記憶される。
【0018】RAM14には、現在設定されている動作
モードを示すモードデータが記憶されるモードデータレ
ジスタM、前記各種の動作モードにおいて液晶表示部1
6に表示すべき表示データがビットマップのパターンデ
ータとして展開されて記憶される表示レジスタ14a、
標準偏差モードにおける確率分布計算処理に際し、確率
分布の関数式に対応して入力された演算範囲が記憶され
る範囲レジスタ14b、演算結果データが記憶される答
えレジスタ14c、関数計算処理に対応するグラフデー
タがビットマップデータで描画されて記憶されるグラフ
データレジスタ14d、及び各種動作モードの制御処理
に伴ない制御部(CPU)11により入出力されるデー
タが一時的に記憶されるワークエリア14e等のデータ
レジスタが備えられる。
【0019】次に、前記構成による電子計算装置の動作
について説明する。図2は前記電子計算装置の全体処理
を示すフローチャートである。キー入力部12の「メニ
ュー」キー12bを操作すると、標準偏差モード、プロ
グラムモード,行列モード等の動作モードを選択設定す
るためのモードメニューを配列したモード選択画面[図
4(A)参照]が液晶表示部16に表示される(ステッ
プS1→S2)。
【0020】このモード選択画面の表示状態において、
任意のモードメニューをカーソル移動操作して選択し
「実行」キー12cを操作すると、選択指定された動作
モードを示すモードデータがRAM14内のモードデー
タレジスタMに記憶されて設定され、その設定動作モー
ドに対応する制御処理プログラムが起動され初期表示画
面の表示状態となる(ステップS3→S4,S5→S
6,S7)。
【0021】こうしたモード選択設定処理(ステップS
1〜S7)により、標準偏差モードが選択されて設定さ
れると、確率分布計算処理によりグラフ表示を行なうか
否かを「グラフ」キー12dにより指定するための初期
表示画面が液晶表示部16に表示され、標準偏差モード
処理が起動される(ステップS8→SA)。
【0022】また、前記モード選択設定処理(ステップ
S1〜S7)により、プログラムモードが選択されて設
定されると、プログラムデータを入力するための初期表
示画面が液晶表示部16に表示され、プログラムモード
処理が起動される(ステップS9→S10)。
【0023】また、前記モード選択設定処理(ステップ
S1〜S7)により、行列モードが選択されて設定され
ると、行列式を入力するため初期表示画面が液晶表示部
16に表示され、行列モード処理が起動される(ステッ
プS11→S12)。
【0024】また、前記モード選択設定処理(ステップ
S1〜S7)により、その他の動作モードが選択されて
設定されると、その初期表示画面が液晶表示部16に表
示された後、対応する動作モード処理が起動される(ス
テップS11→他の処理)。
【0025】図3は前記電子計算装置における標準偏差
モード処理を示すフローチャートである。図4は前記電
子計算装置の標準偏差モード処理に伴なう確率分布関数
の演算範囲設定・計算表示状態をを示す図である。
【0026】図4(A)に示すように、キー入力部12
の「メニュー」キー12bを操作することにより、液晶
表示部16にモードメニューの選択画面が表示された状
態で(ステップS1→S2)、カーソルキー12f〜1
2iの操作によりメニューアイコンの「標準偏差」を選
択して反転表示させ(ステップS3→S4)、図4
(B)に示すように、「実行」キー12cを操作する
と、CPU(制御部)11の動作モードが標準偏差モー
ドに設定されて標準偏差モード処理が起動され、確率分
布計算処理によりグラフ表示を行なうか否かを「グラ
フ」キー12dにより指定するための初期表示画面とな
る(ステップS5→S6,S7、S8→SA)。
【0027】そして、任意の演算範囲を指定して確率分
布の計算処理を行ない、対応するグラフの表示を行なう
ために「グラフ」キー12dを操作すると、確率分布の
関数式がその演算範囲の上限値(最大値)の入力位置を
カーソルkで示して表示される(ステップA1→A2,
A3)。
【0028】この確率分布関数式の表示状態における演
算範囲の入力要求画面において、図4(C)に示すよう
に、キー入力部12におけるデータ入力キー12aの数
値キーや「∞」キー,「−」キーを選択操作すること
で、まず、カーソル位置に対応する演算範囲の上限値
(最大値)が、例えば「0」「.」「5」と入力される
と、入力された上限値(最大値)データ「0.5」がR
AM14内の範囲レジスタ14bに記憶されると共に、
前記関数式と共にカーソル位置に表示される(ステップ
A4→A5→A6,A7)。
【0029】こうして、前記液晶表示部16に表示され
ている確率分布の関数式におけるカーソルkに従って、
演算範囲の上限値(最大値)を「0.5」と入力表示さ
せた後に、図4(D)に示すように、「↓」カーソルキ
ー12gを操作すると、該関数式における演算範囲の下
限値(最小値)の入力位置にカーソルkが移動表示され
る(ステップA8→A9)。
【0030】この演算範囲の下限値(最小値)の入力要
求画面において、キー入力部12におけるデータ入力キ
ー12aの数値キーや「∞」キー,「−」キーを選択操
作することで、カーソル位置に対応する演算範囲の下限
値(最小値)が、例えば「−」「0」「.」「5」と入
力されると、入力された下限値(最小値)データ「−
0.5」がRAM14内の範囲レジスタ14bに前記上
限値(最大値)「0.5」と共に記憶されると共に、前
記関数式と共にカーソル位置に表示される(ステップA
4→A5→A6,A7)。
【0031】こうして、前記液晶表示部16に表示され
ている確率分布の関数式におけるカーソルkに従って、
演算範囲の上限値(最大値)「0.5」と下限値(最小
値)「−0.5」とを入力表示させ、RAM14内の範
囲レジスタ14bに記憶させた状態で、当該入力された
演算範囲における確率分布計算処理を実行するために、
図4(E)に示すように、「EXE」キー12eを操作
すると、前記RAM14内の範囲レジスタ14bが検索
され、演算範囲の設定データが入力済みであるか否か判
断される(ステップA10→A11)。
【0032】この場合、前記RAM14内の範囲レジス
タ14bに、演算範囲の上限値(最大値)「0.5」と
下限値(最小値)「−0.5」が記憶されていること
で、範囲データ入力済みであると判断されると、当該範
囲データとして、「−∞」あるいは「∞」が設定されて
いるか否か判断される(ステップA11→A12)。
【0033】そして、前記RAM14内の範囲レジスタ
14bに記憶されている演算範囲の設定データとして
「−∞」あるいは「∞」は存在しないと判断されると、
入力設定された演算範囲「−0.5〜0.5」におい
て、確率分布の関数式に基づく計算処理が行なわれる
(ステップA12→A13)。
【0034】すると、前記設定演算範囲に対応する確率
密度関数のグラフデータ(標準正規曲線)が、RAM1
4内のグラフデータレジスタ14eにビットマップのパ
ターンデータとして描画記憶され、液晶表示部16に表
示されると共に、前記設定演算範囲「−0.5〜0.
5」における確率分布関数の計算結果である確率データ
が、「0.38292」としてRAM14内の答えレジ
スタ14cに記憶され液晶表示部16に同時表示される
(ステップA14)。
【0035】一方、前記RAM14内の範囲レジスタ1
4bに記憶されている演算範囲の設定データとして「−
∞」あるいは「∞」が存在すると判断されると、ROM
13に予め記憶されている「−∞」あるいは「∞」に各
対応する数値データが読み出されて置き換えられ、この
数値置き換え後の演算範囲(「−∞〜t」又は「t〜
∞」又は「−∞〜∞」)において、確率分布の関数式に
基づく計算処理が行なわれる(ステップA12→A1
5)。
【0036】すると、前記同様に、設定演算範囲(「−
∞〜t」又は「t〜∞」又は「−∞〜∞」)に対応する
確率密度関数のグラフデータ(標準正規曲線)が、RA
M14内のグラフデータレジスタ14eにビットマップ
のパターンデータとして描画記憶され、液晶表示部16
に表示されると共に、その計算結果である確率データが
RAM14内の答えレジスタ14cに記憶され液晶表示
部16に同時表示される(ステップA14)。
【0037】したがって、前記構成の電子計算装置によ
れば、標準偏差モードにおいて「グラフ」キー12dを
操作すると、確率分布の関数式と共にその演算範囲の上
限値(最大値)と下限値(最小値)の入力位置において
データ入力を促すカーソルkが表示され、該カーソル表
示に従って、データ入力キー12aにおける数値キーや
「∞」キー,「−」キーを選択操作して任意の範囲デー
タを入力設定し、RAM14内の範囲レジスタ14bに
記憶させ、「EXE」キー12eを操作すると、前記範
囲レジスタ14bに設定記憶された任意の上限値(最大
値)及び下限値(最小値)からなる演算範囲において、
確率分布の関数式に基づく計算処理が行なわれ、対応す
る確率密度関数のグラフデータ(標準正規曲線)が表示
されると共に、その計算結果である確率データも同時表
示されるので、例えば「−t〜t」という演算範囲の上
限値(最大値)と下限値(最小値)とを共に任意に指定
して1つの確率分布関数式で計算処理を行なうことがで
きる。
【0038】なお、前記各実施形態において記載した手
法、すなわち図2のフローチャートに示す電子計算装置
の全体処理、図3のフローチャートに示す標準偏差モー
ド処理等の各手法は、コンピュータに実行させることが
できるプログラムとして、メモリカード(ROMカー
ド、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピーディ
スク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体18に
格納して配布することができる。そして、コンピュータ
は、この外部記録媒体18に記録されたプログラムを記
録媒体読み取り部17によって読み込み、この読み込ん
だプログラムによって動作が制御されることにより、前
記実施形態において説明した各機能を実現し、前述した
手法による同様の処理を実行することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る電子計算装置によれば、範囲入力手段により入力され
た最小値と最大値とからなる演算範囲に従って確率分布
の計算が行なわれるので、1回の計算処理で任意の演算
範囲の確率を求めることができるようになる。
【0040】また、本発明の請求項2に係わる電子計算
装置によれば、確率分布の関数式と共にその演算範囲の
最小値と最大値の入力位置を示した範囲入力画面に従っ
て、演算範囲の最小値と最大値を入力すると、この入力
された最小値と最大値とからなる演算範囲に従って前記
確率分布の関数式に応じた計算が行なわれるので、演算
範囲の上下限値を容易に入力でき、且つ1回の計算処理
で任意の演算範囲の確率を求めることができるようにな
る。
【0041】また、本発明の請求項3に係わる電子計算
装置によれば、範囲入力手段により入力された最小値と
最大値とからなる演算範囲がグラフとして表示されるの
で、1回の計算処理で任意の演算範囲の確率を求めるこ
とができるだけでなく、その演算範囲を正規曲線上で視
覚認識できるようになる。よって、複数回の確率分布計
算の組み合わせを必要とすることなく、任意の演算範囲
の確率分布計算を容易に行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる電子計算装置の電子
回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算装置の全体処理を示すフローチャ
ート。
【図3】前記電子計算装置における標準偏差モード処理
を示すフローチャート。
【図4】前記電子計算装置の標準偏差モード処理に伴な
う確率分布関数の演算範囲設定・計算表示状態をを示す
図。
【符号の説明】
12d…「グラフ」キー、 12e…「EXE」キー、 12f〜12i…カーソルキー、 13 …ROM、 14 …RAM、 14a…表示レジスタ、 14b…範囲レジスタ、 14c…答えレジスタ、 14d…グラフデータレジスタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 確率分布計算を行なう電子計算装置であ
    って、 演算範囲の最小値と最大値を入力する範囲入力手段と、 この範囲入力手段により入力された最小値と最大値とか
    らなる演算範囲に従って確率分布の計算を行なう計算手
    段とを具備したことを特徴とする電子計算装置。
  2. 【請求項2】 確率分布計算を行なう電子計算装置であ
    って、 確率分布の関数式と共にその演算範囲の最小値と最大値
    の入力位置を示した範囲入力画面を表示する範囲入力表
    示手段と、 この範囲入力表示手段により表示した範囲入力画面に従
    って演算範囲の最小値と最大値を入力する範囲入力手段
    と、 この範囲入力手段により入力された最小値と最大値とか
    らなる演算範囲に従って前記確率分布の関数式に応じた
    計算を行なう計算手段とを具備したことを特徴とする電
    子計算装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記範囲入力手段により入力された最小値と最大値とか
    らなる演算範囲をグラフにして表示するグラフ表示手段
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の電子計算装置。
  4. 【請求項4】 確率分布計算を行なうための計算方法で
    あって、 演算範囲の最小値と最大値を入力する範囲入力ステップ
    と、 この範囲入力ステップにより入力された最小値と最大値
    とからなる演算範囲に従って確率分布の計算を行なう計
    算ステップとからなることを特徴とする計算方法。
  5. 【請求項5】 確率分布計算を行なうための計算処理プ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 コンピュータを、 演算範囲の最小値と最大値とが入力された際に、この入
    力された最小値と最大値とからなる演算範囲に従って確
    率分布の計算を行なう計算手段、として機能させるため
    の計算処理プログラムを記録した記録媒体。
JP1926997A 1997-01-31 1997-01-31 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH10222472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1926997A JPH10222472A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1926997A JPH10222472A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10222472A true JPH10222472A (ja) 1998-08-21

Family

ID=11994735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1926997A Pending JPH10222472A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10222472A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006155594A (ja) * 2004-11-08 2006-06-15 Toshiba Corp パターン認識装置、パターン認識方法
JP2011053911A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Casio Computer Co Ltd 数式表示装置及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006155594A (ja) * 2004-11-08 2006-06-15 Toshiba Corp パターン認識装置、パターン認識方法
JP2011053911A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Casio Computer Co Ltd 数式表示装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3140916B2 (ja) 数式入力装置
JPH10222472A (ja) 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体
JP3508277B2 (ja) 電子計算機
JPH10161980A (ja) グラフ表示装置、グラフ表示方法及びグラフ表示プログラムを記録した媒体
JP4089047B2 (ja) グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体
JP3658947B2 (ja) グラフ表示装置、グラフ表示制御方法、及びグラフ表示制御プログラムを記録した記録媒体
JPH11161613A (ja) 電子計算装置、計算方法、及び計算処理プログラムを記録した記録媒体
JPH11212924A (ja) グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びグラフ表示プログラムを記録した記録媒体
JPH10222473A (ja) 電子計算装置及び電子計算方法及び制御プログラムを記録した記録媒体
JP2595045B2 (ja) タッチパネル入力装置
JP3757456B2 (ja) アラーム機能付き電子機器
JPH0578055B2 (ja)
JP2831505B2 (ja) 成形機のコントローラ
JPH0616278B2 (ja) 卓上電子計算機の演算モード設定装置
JPH11161639A (ja) 行列入力装置、行列入力方法、及び行列入力処理プログラムを記録した記録媒体
JP3711671B2 (ja) 電子計算装置
JPH11161803A (ja) グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びグラフ表示プログラムを記録した記録媒体
JPH10187325A (ja) データ入力装置
JPH10222471A (ja) グラフ描画装置、グラフ描画処理方法、及びグラフ描画処理プログラムを記録した記録媒体
JP2004206266A (ja) グラフ表示制御装置およびグラフ表示制御プログラム
JPH10124462A (ja) データ表示装置、データ表示方法及びデータ表示プログラムを記録した記録媒体
JPH10283324A (ja) 計算データ表示装置、計算データ表示方法、及び表示制御プログラムを記録した記録媒体
JPH11143835A (ja) 電子計算装置、グラフ表示方法、及び記録媒体
JPH08227399A (ja) 電子計算機
JP2000214973A (ja) グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040618

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050426