JPH10124462A - データ表示装置、データ表示方法及びデータ表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ表示装置、データ表示方法及びデータ表示プログラムを記録した記録媒体

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JPH10124462A
JPH10124462A JP28414396A JP28414396A JPH10124462A JP H10124462 A JPH10124462 A JP H10124462A JP 28414396 A JP28414396 A JP 28414396A JP 28414396 A JP28414396 A JP 28414396A JP H10124462 A JPH10124462 A JP H10124462A
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JP28414396A
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Inventor
Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意のデータを入力して表示させるデータ表示
装置において、機器操作の手順に関係することなく、任
意のデータを任意の順番で容易に表示させる。 【解決手段】例えばグラフモード処理において、任意の
関数式に対応するグラフデータを描画表示させる場合
に、当該関数式を入力表示させた際や関数式に応じたグ
ラフデータを表示させた際において、任意の読み出し番
号を指定して「記憶」の指示を行なうことで、それぞれ
表示されている関数式データやグラフデータは、指定さ
れた番号データに対応付けられてRAM内の読み出し用
データレジスタに当該番号順に記憶される。そして、読
み出しモード処理において、表示データ更新キー「△」
「▽」を選択的に操作すると、前記読み出し用データレ
ジスタに予め記憶させた関数式データや対応するグラフ
データが、その読み出し番号順に読み出されて順次表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意のデータを入
力して表示させるデータ表示装置、データ表示方法及び
データ表示プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、関数計算機能を備えた電子計算
機において、従来、透過型の液晶表示部を備えた関数電
卓が考えられており、この関数電卓の透過型液晶表示部
をOHP(Over Head Projector) にセットして関数式や
グラフデータを大画面として投射させることで、例えば
学校教育用としての利用が図られている。
【0003】すなわち、このような関数電卓において、
例えば関数式と該関数式に対応するグラフデータとの関
係を示したい場合には、まず、対象となる関数式を入力
して表示させ、OHPにより投射させた後、入力関数式
に対応するグラフデータを描画表示させ、OHPにより
投射させている。これにより、与えられた関数式がどの
様な軌跡のグラフとなるかを示すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の関数電卓では、関数式やグラフを表示させる順番
が、当該電卓による関数式の入力操作や、入力された関
数式に基づきグラフを描画表示させる処理の手順に従っ
て定められるので、例えばグラフを表示させてから対応
する関数式を表示させる等、電卓処理の手順に関係なく
任意のデータを任意の順番で容易に表示させるのは困難
な問題がある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、機器操作の手順に関係することなく、任意の
データを任意の順番で容易に表示させることが可能にな
るデータ表示装置、データ表示方法及びデータ表示プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わるデータ表示装置は、任意のデータを入力す
るデータ入力手段と、このデータ入力手段により入力さ
れた任意のデータを任意の番号に対応付けて記憶するデ
ータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶されたデー
タを番号順に読み出して表示する読み出し表示手段とを
具備したことを特徴とする。
【0007】つまり、本発明の請求項1に係わるデータ
表示装置では、任意のデータを入力し、当該入力された
任意のデータを任意の番号に対応付けてデータ記憶手段
に記憶すると、このデータ記憶手段に記憶されたデータ
が番号順に読み出されて表示されるので、データの入力
手順に影響を受けることなく、所望の順序で任意のデー
タを表示させることができることになる。
【0008】また、本発明の請求項2に係わるデータ表
示装置は、所定の手順に従った入力操作に応じてデータ
を表示するデータ表示手段と、このデータ表示手段に表
示された任意のデータを任意の番号に対応付けて記憶す
るデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶された
データを番号順に読み出して表示する読み出し表示手段
とを具備したことを特徴とする。
【0009】つまり、本発明の請求項2に係わるデータ
表示装置では、所定の手順に従った入力操作に応じて表
示された任意のデータを任意の番号に対応付けてデータ
記憶手段に記憶すると、このデータ記憶手段に記憶され
たデータが番号順に読み出されて表示されるので、所定
のデータ入力手順に影響を受けることなく、所望の順序
で任意のデータを表示させることができることになる。
【0010】また、本発明の請求項3に係わるデータ表
示装置は、前記請求項1又は請求項2に係わるデータ表
示装置にあって、前記データ記憶手段を、任意のデータ
を該データの種類に応じた色指定情報と任意の番号に対
応付けて記憶するデータ記憶手段とし、また、前記読み
出し表示手段を、データ記憶手段に記憶されたデータを
番号順に読み出し色指定情報に応じた表示色で表示する
読み出し表示手段としたことを特徴とする。
【0011】つまり、本発明の請求項3に係わるデータ
表示装置では、任意のデータが該データの種類に応じた
色指定情報と任意の番号に対応付けられてデータ記憶手
段に記憶され、このデータ記憶手段に記憶されたデータ
が番号順に読み出され色指定情報に応じた表示色で表示
されるので、読み出し表示するデータの種類を表示の色
で認識できることになる。
【0012】また、本発明の請求項4に係わるデータ表
示装置は、前記請求項1乃至請求項3の何れか1項に係
わるデータ表示装置にあって、さらに、前記データ記憶
手段に記憶された番号を表示する番号表示手段を備えた
ことを特徴とする。
【0013】つまり、本発明の請求項4に係わるデータ
表示装置では、データ記憶手段にデータに対応付けて記
憶された番号が表示されるので、読み出し表示の対象と
なるデータがいくつ存在するかを容易に知ることができ
ることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明のデータ表示装置の
実施形態に係わる関数計算機能を備えた電子計算機10
の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0015】この電子計算機10は、コンピュータ等か
らなる制御部(CPU)11を備えている。制御部(C
PU)11は、キー入力部12からのキー操作信号に応
じて、記録媒体であるROM13に予め記憶されている
システムプログラムを起動させ、RAM14をワークメ
モリとして回路各部の動作を制御するもので、この制御
部(CPU)11には、前記キー入力部12、ROM1
3、RAM14が接続されると共に、表示駆動回路15
を介して透過型パネルの液晶表示部16が接続される。
【0016】キー入力部12には、数値キー,演算子キ
ー,関数キー等の各種の数値・記号キー群からなるデー
タ入力キー12aが備えられると共に、グラフデータを
描画表示するグラフモード,演算処理を行なう演算モー
ド,予め番号付けて記憶されたグラフデータや演算処理
データを読み出して表示させる読み出しモード等の各種
動作モードのメニュー選択画面を表示させる際に操作さ
れる「メニュー」キー12b、グラフモードの設定状態
においてデータ入力された関数式に対応したグラフデー
タを描画表示させる際に操作される「グラフ」キー12
c、グラフデータ等の描画表示状態にあって表示画面上
にポインタPを表示させる際に操作される「ポインタ」
キー12d、グラフモードや演算モードの設定状態にあ
って現在表示されている関数式やグラフデータを番号付
けて記憶させる際に操作される「記憶」キー12e、デ
ータ記憶処理あるいは書き換え処理の実行を指示する際
に操作される「OK」キー12f、番号付けて記憶され
たデータを読み出し中に訂正処理する際に操作される
「訂正」キー12g、表示画面上でのカーソルの移動や
データ選択を行なう際に操作されるカーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12h、表示するデータの送り(イ
ンクリメント)操作や戻し(ディクリメント)操作を行
なうための表示データ更新キー「△」「▽」12i等が
備えられる。
【0017】ROM13には、本電子計算機10の電子
回路におけるの全体の処理を司るシステムプログラムデ
ータが予め記憶されると共に、図3、図4及び図6に示
す、グラフモードや演算モード,読み出しモード等、各
種の動作モードの処理を司るサブプログラムデータであ
る制御プログラムデータも予め記憶される。
【0018】RAM14には、前記各種の動作モードに
おいて透過型液晶表示部16に表示すべき表示データが
ドットマトリクスのパターンデータとして展開されて記
憶される表示レジスタ14a、前記グラフモードや演算
モードの設定状態において「記憶」キー12e及び「O
K」キー12fの操作に応じて番号付けて記憶指示され
た表示画面データが当該番号及びその表示指定色に対応
付けられて記憶される読み出し用データレジスタ14
b、及び各種動作モードの制御処理に伴ない制御部(C
PU)11により入出力されるデータを一時的に記憶す
るワークレジスタ等のデータレジスタが備えられる。
【0019】ここで、前記RAM14内の読み出し用デ
ータレジスタ14bに表示画面データと共に対応付けて
記憶される色指定データは、当該記憶すべき表示画面デ
ータがグラフデータである場合において赤色として指定
記憶される。なお、色指定の無い通常のデータ表示色は
黒色である。
【0020】図2は前記電子計算機10のOHP20に
よる表示画像投射状態を示す図である。電子計算機10
の透過型液晶表示部16に任意のデータを表示させた状
態で、当該電子式計算機10をOHP20の原稿透過台
にセットすると、その透過型液晶表示部16に表示され
ているデータ(例えばY=X2 )が光学的に透過拡大さ
れて表示され、教育用あるいは発表用等として利用する
ことができる。
【0021】次に、前記構成による電子計算機の動作に
ついて説明する。図3は前記電子計算機の全体処理を示
すフローチャートである。キー入力部12の「メニュ
ー」キー12bを操作すると、グラフモード,演算モー
ド,読み出しモード等の動作モードを選択設定するため
のメニュー選択画面が透過型液晶表示部16に表示され
る(ステップS1→S2)。
【0022】このメニュー選択画面の表示状態におい
て、カーソルキー12hを選択的に操作して任意の動作
モードを選択し「OK」キー12fを操作すると、選択
された動作モードが設定され、その設定動作モードに対
応する制御処理プログラムが起動され初期表示画面の表
示状態となる(ステップS3→S4,S5)。
【0023】こうしたメニュー選択設定処理(ステップ
S1〜S5)により、グラフモードが選択されて設定さ
れると、グラフモード処理(図4,図5参照)が起動さ
れ、グラフ式を入力するための初期表示画面が透過型液
晶表示部16に表示される(ステップS6→SA)。
【0024】また、前記メニュー選択設定処理(ステッ
プS1〜S5)により、演算モードが選択されて設定さ
れると、演算モード処理が起動され、演算式を入力する
ための初期表示画面が透過型液晶表示部16に表示され
る(ステップS7→S8)。
【0025】また、前記メニュー選択設定処理(ステッ
プS1〜S5)により、読み出しモードが選択されて設
定されると、読み出しモード処理(図6,図7,図8)
が起動され、RAM14内の読み出し用データレジスタ
14bに記憶されているデータに対応付けられた番号デ
ータが初期表示画面として透過型液晶表示部16に配列
表示される(ステップS9→SB)。
【0026】さらに、前記メニュー選択設定処理(ステ
ップS1〜S5)により、その他の動作モードが選択さ
れて設定されると、対応する動作モード処理が起動され
その初期表示画面が透過型液晶表示部16に表示された
後、選択されたモード処理が実行される(ステップS7
→その他)。
【0027】図4は前記電子計算機のグラフモード処理
を示すフローチャートである。図5は前記電子計算機の
グラフモード処理に伴なうキー操作対応の表示状態を示
す図である。
【0028】前記メニュー選択設定処理によりグラフモ
ード処理が起動されると、透過型液晶表示部16には、
任意のグラフ式を入力するための初期表示画面が表示さ
れる。このグラフ式の入力画面において、キー入力部1
2のデータ入力キー12aを選択的に操作して任意の関
数式をグラフ式として入力し「グラフ」キー12cを操
作すると、入力されたグラフ式に対応するグラフデータ
がRAM14内の表示レジスタ14aに描画展開され、
透過型液晶表示部16に表示される(ステップA1)。
【0029】これにより、任意の関数式を入力し、該入
力関数式に対応するグラフデータを描画表示することが
できる。一方、RAM14内の読み出し用データレジス
タ14bに何等のデータも記憶されていない状態におい
て、図5(A)に示すように、グラフモード処理が起動
されてグラフ式を入力するための初期表示画面となり、
キー入力部12のデータ入力キー12aを操作して任意
のグラフ式「Y=2X」と入力して表示させ、「記憶」
キー12eを操作すると、前記RAM14内の読み出し
用データレジスタ14bに何等かのデータが記憶されて
いる場合には、記憶されているデータに対応付けられた
番号データが指定された表示色で表示される(ステップ
A2→A3)。
【0030】この場合、前記RAM14内の読み出し用
データレジスタ14bには、何等のデータも記憶されて
いないので、番号データは表示されることなく、前記入
力表示されたグラフ式に対応付ける番号データの入力を
促す番号入力「No」の項目が表示画面上の右下に表示
される(ステップA3,A4)。
【0031】ここで、前記グラフ式「Y=2X」に対応
する読み出し用の番号データを「No2」として数値入
力して表示させ、図5(B)に示すように、「OK」キ
ー12fを操作すると、記憶対象となる現在の表示画面
データがグラフデータであるか否か判断される(ステッ
プA5→A6,A7→A8)。
【0032】この場合、記憶対象となる現在の表示画面
データ「Y=2X」はグラフデータではないと判断さ
れ、当該表示画面データ「Y=2X」が指定された番号
データ「No2」に対応付けられてRAM14内の読み
出し用データレジスタ14bに記憶される(ステップA
8→A9a)。
【0033】そして、読み出し用データとして記憶され
たデータに対応付けられた番号データが当該記憶データ
「Y=2X」と共に、表示画面上の左上に表示される
(ステップA10)。
【0034】ここで、図5(C)に示すように、キー入
力部12の「グラフ」キー12cを操作すると、前記グ
ラフ式「Y=2X」に対応するグラフデータがRAM1
4内の表示レジスタ14aに描画展開され、透過型液晶
表示部16に表示される(ステップA1)。
【0035】なお、こうした「グラフ」キー12cの操
作等により新たなグラフデータ等が描画表示された場合
には、それまで表示画面上の左上に表示されていた番号
データは自動的に消去される。
【0036】こうして、前記読み出し番号「No2」と
してRAM14内の読み出し用データレジスタ14bに
記憶されたグラフ式「Y=2X」に対応するグラフデー
タが、透過型液晶表示部16に表示された状態で、当該
表示画面データであるグラフデータも読み出し用データ
として記憶させるために、図5(D)に示すように、キ
ー入力部12の「記憶」キー12eを操作すると、前記
読み出し用データレジスタ14bに既に記憶されている
番号データ「2」が、指定表示色(この場合は指定無し
なので黒色)で表示画面上の左上に表示される(ステッ
プA2→A3)。
【0037】そして、現在表示されているグラフデータ
に対応付ける番号データの入力を促す番号入力「No」
の項目が表示画面上の右下に表示される(ステップA
4)。ここで、図5(E)に示すように、前記グラフデ
ータに対応する読み出し用の番号データを「No1,
3」として数値及びカンマで入力して表示させ、図5
(F)に示すように、「OK」キー12fを操作する
と、記憶対象となる現在の表示画面データがグラフデー
タであると判断される(ステップA5→A6,A7→A
8)。
【0038】すると、表示されているグラフデータが指
定された番号データ「No1,3」及び表示色指定デー
タ(赤色)に対応付けられてRAM14内の読み出し用
データレジスタ14bに記憶される(ステップA8→A
9b)。
【0039】そして、読み出し用データとして記憶され
たグラフデータに対応付けられた番号データ「1,3」
がその表示指定色(赤色)で、当該グラフデータ及び前
記ステップA3において既に表示されている番号データ
「2」と共に、表示画面上の左上に「123」として表
示される(ステップA10)。
【0040】すなわち、グラフモードにおいて、任意の
グラフ式を入力し、このグラフ式に基づきグラフデータ
を描画するという、通常のグラフ描画処理の操作手順を
こなしながら、その過程において表示出力された必要な
データに任意の読み出し用の番号データを付してRAM
14内の読み出し用データレジスタ14bに記憶保存さ
せておくことができるようになる。
【0041】なお、前記RAM14内の読み出し用デー
タレジスタ14bに記憶されたそれぞれの表示画面デー
タは、その読み出し用番号データに応じた順序でソート
されて記憶保存される。
【0042】また、前記読出し用データレジスタ14b
に記憶される表示画面データは、グラフデータは表示用
のドットマトリクスのパターンデータとして記憶され、
グラフ式等の数値データは対応する文字コードデータと
して記憶される。
【0043】図6は前記電子計算機の読み出しモード処
理を示すフローチャートである。図7は前記電子計算機
の読み出しモード処理に伴なうキー操作対応の表示状態
(その1)を示す図である。
【0044】図8は前記電子計算機の読み出しモード処
理に伴なうキー操作対応の表示状態(その2)を示す図
である。例えば前記グラフモード処理を経て、RAM1
4内の読み出し用データレジスタ14bに対し、グラフ
式「Y=2X」が読み出し番号「2」に対応付けて記憶
されると共に、前記グラフ式「Y=2X」に対応するグ
ラフデータが読み出し番号「1」及び「3」にそれぞれ
赤色指定され対応付けられて記憶されている状態で、図
7(A)に示すように、メニュー選択設定処理により読
み出しモード処理が起動されると、透過型液晶表示部1
6には、前記読み出し用データレジスタ14bに記憶さ
れている番号データ「1」「2」「3」がそれぞれその
指定された表示色により表示される(ステップB1)。
【0045】ここで、図7(B)に示すように、キー入
力部12の表示データ更新キー「▽」12iを操作する
と、透過型液晶表示部16に表示されている番号データ
「1」「2」「3」において、読み出すべき次の番号デ
ータ(この場合、最初は先頭の番号データ)「1」に対
応してRAM14内の読み出し用データレジスタ14b
に記憶されているグラフデータが読み出され、透過型液
晶表示部16に対しその読み出し番号「No1」と共に
指定表示色の赤色で表示される(ステップB2a→B3
a,B4a)。
【0046】すると、前記読み出し表示されたグラフデ
ータに対応する番号データ「1」の位置を示すドットポ
インタが表示される(ステップB5)。続いて、図7
(C)に示すように、キー入力部12の表示データ更新
キー「▽」12iを操作すると、透過型液晶表示部16
に表示されている番号データ「1」「2」「3」におい
て、読み出すべき次の番号データ「2」に対応してRA
M14内の読み出し用データレジスタ14bに記憶され
ているグラフ式「Y=2X」が読み出され、透過型液晶
表示部16に対しその読み出し番号「No2」と共に表
示される(ステップB2a→B3a,B4a)。
【0047】すると、前記読み出し表示されたグラフ式
に対応する番号データ「2」の位置を示すドットポイン
タが表示される(ステップB5)。さらに、図7(D)
に示すように、キー入力部12の表示データ更新キー
「▽」12iを操作すると、透過型液晶表示部16に表
示されている番号データ「1」「2」「3」において、
読み出すべき次の番号データ「3」に対応してRAM1
4内の読み出し用データレジスタ14bに記憶されてい
るグラフデータが読み出され、透過型液晶表示部16に
対しその読み出し番号「No3」と共に指定表示色の赤
色で表示される(ステップB2a→B3a,B4a)。
【0048】すると、前記読み出し表示されたグラフデ
ータに対応する番号データ「3」の位置を示すドットポ
インタが表示される(ステップB5)。すなわち、読み
出しモード処理の設定状態において、キー入力部12の
表示データ更新キー「▽」12iを操作することで、R
AM14内の読み出し用データレジスタ14bに記憶さ
れているデータが、その読み出し番号順に読み出されて
透過型液晶表示部16に順次表示され、例えば図2で示
したように、OHP20によって拡大投射されて表示さ
れる。
【0049】また、図8(A)に示すように、キー入力
部12のデータ入力キー12aにより任意の番号データ
「2」を数値指定して入力すると、当該指定された番号
データ「2」に対応してRAM14内の読み出し用デー
タレジスタ14bに記憶されているグラフ式「Y=2
X」が読み出され、透過型液晶表示部16に対しその読
み出し番号「No2」と共に表示される(ステップB6
→B7,B8)。
【0050】すると、前記同様に、読み出し表示された
グラフ式に対応する番号データ「2」の位置を示すドッ
トポインタが表示される(ステップB5)。なお、表示
画面上の各番号データ「1」「2」「3」に対応してデ
ータの表示に伴ない一旦表示されたドットポインタは、
他のモード処理に切り換えられるまで消去されない。
【0051】続いて、図8(B)に示すように、キー入
力部12の表示データ更新キー「▽」12iを操作する
と、透過型液晶表示部16に表示されている番号データ
「1」「2」「3」において、読み出すべき次の番号デ
ータ「3」に対応してRAM14内の読み出し用データ
レジスタ14bに記憶されているグラフデータが読み出
され、透過型液晶表示部16に対しその読み出し番号
「No3」と共に指定表示色の赤色で表示される(ステ
ップB2a→B3a,B4a)。
【0052】すると、前記読み出し表示されたグラフデ
ータに対応する番号データ「3」の位置を示すドットポ
インタが表示される(ステップB5)。ここで、キー入
力部12の「ポインタ」キー12dを操作すると、表示
画面上にポインタPが表示され、カーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12hの選択的な操作により任意の
方向へ移動されて表示される(ステップB9→B1
0)。
【0053】これにより、任意のデータを読み出し表示
させた状態で、当該表示画面上の任意の位置をポインタ
Pにより指定して示すことができる。一方、図8(C)
に示すように、キー入力部12の表示データ更新キー
「△」12iを操作すると、透過型液晶表示部16に表
示されている番号データ「1」「2」「3」において、
読み出すべき前の番号データ「2」に対応してRAM1
4内の読み出し用データレジスタ14bに記憶されてい
るグラフ式「Y=2X」が読み出され、透過型液晶表示
部16に対しその読み出し番号「No2」と共に表示さ
れる(ステップB2b→B3b,B4b)。
【0054】すると、前記読み出し表示されたグラフ式
に対応する番号データ「2」の位置を示すドットポイン
タが表示される(ステップB5)。ここで、現在表示さ
れているグラフ式「Y=2X」を「Y=2X+1」と訂
正するために、キー入力部12の「訂正」キー12gを
操作すると、表示画面上のデータ表示位置にカーソルが
表示される(ステップB11→B12)。
【0055】カーソルキー「→」12hを操作してカー
ソルを前記グラフ式「Y=2X」の末尾の位置に移動さ
せ、データ入力キー12aを操作して「+」「1」と入
力すると、入力されたデータ「+1」に応じて表示レジ
スタ14aに展開されているグラフ式の表示データが
「Y=2X+1」と訂正され、透過型液晶表示部16に
表示される(ステップB13)。
【0056】そして、図8(D)に示すように、キー入
力部12の「OK」キー12fを操作すると、表示画面
上のカーソルが消去されると共に、表示レジスタ14a
に訂正展開されているグラフ式「Y=2X+1」に対応
して、読み出し用データレジスタ14bの番号データ
「2」に対応して記憶されている訂正前のグラフ式「Y
=2X」が「Y=2X+1」と書き換えられて訂正記憶
される(ステップB14→B15,B16)。
【0057】これにより、この読み出しモード処理によ
り、読み出し用データレジスタ14bに予め記憶させた
各種のデータを任意に読み出して表示させている状態
で、その表示データを任意のデータに訂正して書き換え
表示できるようになる。
【0058】したがって、前記構成の電子計算機によれ
ば、例えばグラフモード処理において、任意の関数式に
対応するグラフデータを描画表示させる場合に、当該関
数式を入力表示させた際や関数式に応じたグラフデータ
を表示させた際において、任意の読み出し番号を指定し
て「記憶」の指示を行なうことで、それぞれ表示されて
いる関数式データやグラフデータは、指定された番号デ
ータに対応付けられてRAM14内の読み出し用データ
レジスタ14bに当該番号順に記憶される。そして、読
み出しモード処理において、表示データ更新キー「△」
「▽」12iを選択的に操作すると、前記読み出し用デ
ータレジスタ14bに予め記憶させた関数式データや対
応するグラフデータが、その読み出し番号順に読み出さ
れて順次表示されるので、関数式やグラフデータを表示
させる順番が、前記グラフモードにおける関数式の入力
操作や、入力された関数式に基づきグラフを描画表示さ
せる処理の手順に従って定められてしまうことはなく、
例えばグラフを表示させてから対応する関数式を表示さ
せる等、任意のデータを第3者に見せるための効果的な
順番にして容易に表示させることができる。
【0059】また、RAM14内の読み出し用データレ
ジスタ14bに記憶される関数式データ及びその番号デ
ータは表示色の指定無しで黒色表示され、グラフデータ
及びその番号データは表示色の指定有りで赤色表示され
るので、読み出しモード処理の設定状態において表示画
面上の左上に配列表示されている番号データの表示色を
確認するだけで、各番号データに対応する記憶データの
内容がグラフデータであるかそれ以外であるかを容易に
認識することができ、表示データ更新キー「△」「▽」
12iや数値キーによって次のデータを読み出す操作に
役立てることができる。
【0060】なお、前記実施形態では、グラフモード処
理の設定状態において、所定の手順に従って透過型液晶
表示部16に表示させた関数式データや該関数式データ
に対応するグラフデータに対して、その都度任意の読み
出し用の番号データを付してRAM14内の読み出し用
データレジスタ14bに記憶させ、読み出しモードの設
定により、番号順に読み出し表示できる構成について説
明したが、前記グラフモード以外の演算モード処理やそ
の他のモード処理にあっても、各動作モードにおける所
定の手順に従って表示させた各種のデータに対して、そ
れぞれ任意の読み出し用の番号を付して前記読み出し用
データレジスタ14bに記憶させ、読み出しモードの設
定により、前記同様に番号順に読み出し表示できること
は勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
るデータ表示装置によれば、任意のデータを入力し、当
該入力された任意のデータを任意の番号に対応付けてデ
ータ記憶手段に記憶すると、このデータ記憶手段に記憶
されたデータが番号順に読み出されて表示されるので、
データの入力手順に影響を受けることなく、所望の順序
で任意のデータを表示させることができるようになる。
【0062】また、本発明の請求項2に係わるデータ表
示装置によれば、所定の手順に従った入力操作に応じて
表示された任意のデータを任意の番号に対応付けてデー
タ記憶手段に記憶すると、このデータ記憶手段に記憶さ
れたデータが番号順に読み出されて表示されるので、所
定のデータ入力手順に影響を受けることなく、所望の順
序で任意のデータを表示させることができるようにな
る。
【0063】また、本発明の請求項3に係わるデータ表
示装置によれば、任意のデータが該データの種類に応じ
た色指定情報と任意の番号に対応付けられてデータ記憶
手段に記憶され、このデータ記憶手段に記憶されたデー
タが番号順に読み出され色指定情報に応じた表示色で表
示されるので、読み出し表示するデータの種類を表示の
色で認識できるようになる。
【0064】また、本発明の請求項4に係わるデータ表
示装置によれば、データ記憶手段にデータに対応付けて
記憶された番号が表示されるので、読み出し表示の対象
となるデータがいくつ存在するかを容易に知ることがで
きるようになる。よって、本発明によれば、機器操作の
手順に関係することなく、任意のデータを任意の順番で
容易に表示させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ表示装置、データ表示方法及び
データ表示プログラムを記録した記録媒体の実施形態に
係わる関数計算機能を備えた電子計算機の電子回路の構
成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算機のOHPによる表示画像投射状
態を示す図。
【図3】前記電子計算機の全体処理を示すフローチャー
ト。
【図4】前記電子計算機のグラフモード処理を示すフロ
ーチャート。
【図5】前記電子計算機のグラフモード処理に伴なうキ
ー操作対応の表示状態を示す図。
【図6】前記電子計算機の読み出しモード処理を示すフ
ローチャート。
【図7】前記電子計算機の読み出しモード処理に伴なう
キー操作対応の表示状態(その1)を示す図。
【図8】前記電子計算機の読み出しモード処理に伴なう
キー操作対応の表示状態(その2)を示す図。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU)、 12 …キー入力部、 12a…データ入力キー、 12b…「メニュー」キー、 12c…「グラフ」キー、 12d…「ポインタ」キー、 12e…「記憶」キー、 12f…「OK」キー、 12g…「訂正」キー、 12h…カーソルキー、 12i…表示データ更新キー、 13 …ROM、 14 …RAM、 14a…表示レジスタ、 14b…読み出し用データレジスタ、 15 …表示駆動回路、 16 …透過型液晶表示部、 20 …OHP、 P …ポインタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のデータを入力するデータ入力手段
    と、 このデータ入力手段により入力された任意のデータを任
    意の番号に対応付けて記憶するデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶されたデータを番号順に読み
    出して表示する読み出し表示手段とを具備したことを特
    徴とするデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 入力操作に応じてデータを表示するデー
    タ表示手段と、 このデータ表示手段に表示された任意のデータを任意の
    番号に対応付けて記憶するデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶されたデータを番号順に読み
    出して表示する読み出し表示手段とを具備したことを特
    徴とするデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記データ記憶手段は、任意のデータを
    該データの種類に応じた色指定情報と任意の番号に対応
    付けて記憶するデータ記憶手段であり、 前記読み出し表示手段は、データ記憶手段に記憶された
    データを番号順に読み出し色指定情報に応じた表示色で
    表示する読み出し表示手段であることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 さらに、 前記データ記憶手段に記憶された番号を表示する番号表
    示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか1項に記載のデータ表示装置。
  5. 【請求項5】 任意のデータを入力するデータ入力ステ
    ップと、 このデータ入力ステップにおいて入力された任意のデー
    タを任意の番号に対応付けて記憶するデータ記憶ステッ
    プと、 このデータ記憶ステップにおいて記憶されたデータを番
    号順に読み出して表示する読み出し表示ステップとから
    なることを特徴とするデータ表示方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、 任意のデータが入力された際に、この入力された任意の
    データを任意の番号に対応付けて記憶するデータ記憶手
    段、 このデータ記憶手段に記憶されたデータを番号順に読み
    出して表示する読み出し表示手段、 として機能させるためのデータ表示プログラムを記録し
    た記録媒体。
JP28414396A 1996-10-25 1996-10-25 データ表示装置、データ表示方法及びデータ表示プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH10124462A (ja)

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