JPH09146655A - クロック分配方法 - Google Patents

クロック分配方法

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Publication number
JPH09146655A
JPH09146655A JP7281512A JP28151295A JPH09146655A JP H09146655 A JPH09146655 A JP H09146655A JP 7281512 A JP7281512 A JP 7281512A JP 28151295 A JP28151295 A JP 28151295A JP H09146655 A JPH09146655 A JP H09146655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
hard macro
input
delay difference
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7281512A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemasa Akutsu
滋聖 阿久津
Yasushi Okamoto
康史 岡本
Noriaki Takahashi
徳明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP7281512A priority Critical patent/JPH09146655A/ja
Publication of JPH09146655A publication Critical patent/JPH09146655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最近のLSIのクロックの分配方法ではハー
ドマクロと呼ばれる特定の機能を有する機能ファクショ
ンを用いていることが多くなっているが、従来以上にハ
ードマクロの規模が大きくなっており、ハードマクロ内
のクロックの遅延、及びハードマクロとその周辺回路と
の信号遅延差が大きくなる等の問題がある。 【解決手段】 ハードマクロ内を入力段の部分と、出力
段の部分と、ハードマクロの機能を有する内部回路部分
とに分割し、クロック信号をハードマクロへの入力部分
で信号遅延差が生じないように前記各回路部分と対応さ
せて分配するように構成し、ハードマクロとその周辺回
路との信号遅延差を最小限にすることにより、上記問題
点を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLSIの構成におけ
るクロックの分配方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI内の動作の規準となるクロック信
号は、LSIチップ内で非常に使用頻度が高くまた、L
SIチップ内の各部分で使われている。このため通常の
ドライバ及び配線方法では高ファンアウト対応及び信号
遅延に対して対応できないため、クロックツリーを用い
ることにより対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近のLSI
のクロックの分配方法ではハードマクロと呼ばれる特定
の機能を有する機能ファクションを用いていることが多
くなっている。このハードマクロとは特定機能を実現す
るために、回路を構成するトランジスタの配置位置及び
トランジスタ間の配線が固定されているものである。こ
のハードマクロを使用することにより、従来以上にハー
ドマクロの規模が大きくなっており、ハードマクロ内の
クロックの遅延、及びハードマクロとその周辺回路との
信号遅延差が大きくなり、又、ハードマクロの構成上か
ら上記のようにクロックツリーを用いて対処することも
困難である等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】ハードマクロ内を入力段
の部分と、出力段の部分と、ハードマクロの機能を有す
る内部回路部分とに分割し、クロック信号をハードマク
ロへの入力部分で信号遅延差が生じないように前記各回
路部分と対応させて分配するように構成し、ハードマク
ロとその周辺回路との信号遅延差を最小限にすることに
より、上記の問題点を解消する。
【0005】
【本発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態
を示す構成図である。同図に示すように、ハードマクロ
1内で用いる信号の入力端子は1つにまとまっている。
そこでハードマクロ1の回路を入力段FF部1−1と、
出力段FF部1−2と、ハードマクロの機能を有する内
部回路部1−3との3つに分割する。クロック信号もハ
ードマクロ1への入力部分で信号遅延差が生じないよう
に前記入力段FF部1−1と、出力段FF部1−2と、
内部回路部1−3とに対応させて3つに分配させる。
【0006】入力段用のクロックと出力段用のクロック
及び内部回路用のクロックを、ハードマクロ1に入った
ところで分配し、配線系統も独立させて引くことによっ
て、ハードマクロ内では3種類の独立したクロックとし
て扱うことが可能となる。
【0007】このように、ファンアウト数の小さい入力
段FF部1−1用及び出力段FF部1−2用にハードマ
クロ1のクロック端子CellCLKの入口部分で、ク
ロック分配用バッファ1−4を介してファンアウト数の
多い内部回路部1−3用クロックと分離して用いること
により、クロック信号の周辺回路との遅延差を最小にす
ることが可能となる。
【0008】以上本発明の第1の実施形態の構成を説明
したが、通常、ハードマクロなどの回路の場合、入力段
の部分はその入力ピン数によって入力段の初段のフリッ
プフロップ等の数が決定されており、同様に出力段の部
分もその出力ピンの数によって最終段のフリップフロッ
プ等の数が決定されている。
【0009】内部回路の部分は、そのハードマクロが有
している機能の規模によってフリップフロップ等の数が
異なってくるが、その数は入力段での数や出力段での数
に比べて多いことが一般的である。
【0010】図2は本発明の第2の実施形態を示す構成
図である。本実施形態では、前記第1の実施形態のハー
ドマクロへのクロックの入力端子数を1つにまとめたも
のとは異なり、同図に示すように入力段FF部2−1、
出力段FF部2−2及び内部回路部2−3ごとに分けて
クロックの入力端子を設けている。
【0011】入力段FF部2−1用及び出力段FF部2
−2用は独立した入力端子即ち入力部CLK及び出力部
CLKを設けている。また、ファンアウト数が多い内部
回路部2−3は、入力段FF部2−1及び出力段FF部
2−2と同程度のファンアウト数となるように、分割し
てクロック端子即ち内部CLK−1〜内部CLK−Nを
設けている。入力段FF部2−1、出力段FF部2−2
及びそのファンアウト数によって分割された内部回路部
2−3用の複数のクロック端子は、そのハードマクロ2
が用いられるLSIチップ内のクロックツリーに接続さ
れる。
【0012】このように、ファンアウト数の多い内部回
路部2−3を、入力段FF部2−1及び出力段FF部2
−2のファンアウト数と等しくなるように分割してクロ
ックの入力端子を設けたことにより、ハードマクロの各
クロックの入力端子の信号遅延差特性はクロックツリー
が持つ信号遅延差特性により制御されることになる。
【0013】図3は本発明の第3の実施形態を示す構成
図である。本実施形態では前記第2の実施形態のハード
マクロへの入力端子数を入力段FF部、出力段FF部、
及び内部回路部ごとに分けたのとは異なり、同図に示す
ように、任意の順序回路のブロックごとに分けてクロッ
クの入力端子を設けている。
【0014】ハードマクロ内を各ブロックのファンアウ
ト数が同じになるように複数のブロックに分割して、各
ブロックごとにクロック端子CellCLK−1〜Ce
llCLK−Nを設けている。
【0015】各クロック端子は、そのハードマクロが用
いられるLSIチップ内のクロックツリーに接続され
る。
【0016】このように、ハードマクロ内を各ブロック
のファンアウト数が等しくなるように分割してクロック
ロックの入力端子を設けたことにより、ハードマクロの
各クロックの入力端子の信号遅延差特性はクロックツリ
ーが持つ信号遅延差特性により制御されることになる。
【0017】以上説明したように、第1の実施形態から
第3の実施形態ではLSIチップ内のハードマクロでの
クロック分配に適用した例を示したが、LSIチップ内
でクロックツリーを使用できないブロック(例えばLS
Iチップ内のクロックツリーの本数制限によって使用で
きない場合など)に対しても同様に本発明を適用するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】ファンアウト数の小さい入力段FF部用
及び出力段FF部用にハードマクロのクロック端子の入
口部分で、バッファを介してファンアウト数の多い内部
回路部用クロックと分離して用いることにより、クロッ
ク信号の周辺回路との遅延差を最小にすることが可能と
なる。
【0019】ファンアウト数の多い内部回路部分を、入
力段部分及び出力段部分のファンアウト数と等しくなる
ように分割してクロックの入力端子を設けたことによ
り、ハードマクロの各ブロックの入力端子の信号遅延差
特性はクロックツリーが持つ信号遅延差特性により制御
されることになる等の効果を得ることができ、従ってハ
ードマクロと、その周辺回路部との信号遅延差を最小限
にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す構成図
【図2】本発明の第2の実施形態を示す構成図
【図3】本発明の第3の実施形態を示す構成図
【符号の説明】
1,2,3 ハードマクロ 1−1,2−1 入力段FF部 1−2,2−2 出力段FF部 1−3,2−3 内部回路部 1−4 クロック分配用バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードマクロとその周辺回路部との信号
    遅延差を最小にするための手段として、 ハードマクロ内を入力段の部分と、出力段の部分と、ハ
    ードマクロの機能を有する内部回路部分とに分割し、ク
    ロック信号をハードマクロへの入力部分で信号遅延差が
    生じないように前記各回路部分と対応させて分配するよ
    うに構成したことを特徴とするクロック分配方法。
  2. 【請求項2】 クロックの入力端子数を、入力段部、出
    力段部、及びファンアウト数が多い内部回路部には入力
    段部及び出力段部と同等程度のファンアウト数となるよ
    うに分割してクロック端子を設け、クロックツリーの特
    性を用いることを特徴とする請求項1記載のクロック分
    配方法。
  3. 【請求項3】 ハードマクロ内をファンアウト数が同じ
    になるように複数ブロックに分割し、各ブロックごとに
    クロック端子を設け、クロックツリーの特性を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載のクロック分配方法。
JP7281512A 1995-10-30 1995-10-30 クロック分配方法 Pending JPH09146655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000045246A1 (en) * 1999-01-29 2000-08-03 Seiko Epson Corporation Clock generator circuit and integrated circuit using clock generator

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000045246A1 (en) * 1999-01-29 2000-08-03 Seiko Epson Corporation Clock generator circuit and integrated circuit using clock generator
US6518813B1 (en) 1999-01-29 2003-02-11 Seiko Epson Corporation Clock generating circuit and semiconductor integrated circuit using the same

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