JP3217022B2 - クロックツリー合成方法 - Google Patents
クロックツリー合成方法Info
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Description
方法に関し、特に大規模半導体集積回路(LSI)に内
蔵される論理回路用のクロックスキューの調整機能を有
するクロックツリー合成方法に関する。
リー合成)は、計算機支援設計(CAD)によるLSI
のレイアウト設計において、LSIチップ内のクロック
分配回路であるクロックツリーのクロックスキュー値を
小さくするために用いられている。
ツリーの設計では、クロックスキュー値を小さくするた
め、接続対象の負荷であるフリップフロップの個数と入
力容量を調査し、クロックツリーに接続される各負荷容
量が均等になるように負荷フリップフロップ群の各々の
フリップフロップの個数を配分し、これら配分された各
負荷フリップフロップ群を同一駆動能力のバッフアで分
岐させていた。これらの作業を人手で設計していた。
タの高速化に伴い、これらの回路素子を用いる回路ブロ
ック内の遅延に比べ配線による遅延の割合が大きくな
り、上記のように、フリップフロップの個数と入力容量
が均等になるようにクロックツリーを設計しても、配置
配線後は配線遅延によりクロックスキュー値が大きくな
り、タイミングが満足できないことが多くなってきた。
また、回路規模も増加していることから、回路設計のや
り直しや配置配線データの修正によりクロックスキュー
値を調整することは困難であった。
ックスキュー値を最小にするように論理回路の配置配線
設計を行うことにより、配置配線後にクロックスキュー
値が大きくなり回路設計のやり直しや配置配線データの
修正を無くするために考えられた。
は、回路設計時に使用するバッフアの駆動能力とフリッ
プフロップの個数とからクロックスキューの予測値を設
定している。回路設計時は、この予測値を用いタイミン
グ規格を満足できるよう設計を行う。
ツリー100をブロックで示す図8を参照すると、この
従来のクロックツリー100は、クロックCKが入力す
るクロック入力端子TC1に接続した第1段のバッフア
1と、バッフア1の出力の供給を受けそれぞれ複数の同
一駆動能力のバッフアを含む縦続接続された第2段〜第
n−2段(nは整数)のバッフア群から成るバッフア群
2と、バッフア群2の第n−2段のバッフア群の出力の
供給を受け同一駆動能力の複数のバッフア31,32,
・・・を含む第n−1段のバッフア群3と、バッフア群
3の出力の供給を受け同一駆動能力の複数のバッフア4
1,42,・・・を含む第n段すなわち最終段のバッフ
ア群4とを備え、バッフア群4の各々の出力するクロッ
クCKDの供給を受ける複数のフリップフロップ51,
52,53,・・・を含むフリップフロップ群5を駆動
する。
処理をフローチャートで示す図9及びレイアウト結果を
レイアウト図で示す図10を参照して従来のクロックツ
リーの合成方法について説明すると、まず、クロックツ
リー100の合成処理を実施する。クロックツリー10
0を除く全ての回路ブロックを配置し、クロックツリー
100の各バッフアの負荷となるフリップフロップ群5
の各々のフリップフロップの個数、入力容量、配置位置
からクロックスキュー値が小さくなるようにクロックツ
リー100を合成する(ステップF1)。
クスキュー値を小さくするため、フリップフロップの個
数、フリップフロップの入力容量、配置位置から予測さ
れる容量を計算し、その容量が均等になるようにフリッ
プフロップを予め決められた複数のグループに分け、そ
れぞれグループの中心に同一駆動能力のバッフアを1個
配置する。次に、そのグループを決められた個数毎にひ
とまとまりのグループとし、ひとまとまりのグループ毎
に同一駆動能力のバッフアを1個配置する。この処理
を、グループが1個になるまで続ける。この後配線を行
う(ステップF2〜F4)。このようにして、クロック
スキューが小さくなるようにクロックツリー100を自
動で合成する。次に、クロックスキュー値を計算し(ス
テップF5)、クロックスキュー値が予測値の範囲内に
あるかを判定する(ステップF6)。この判定結果、ク
ロックスキュー値が予測値の範囲内であればクロックツ
リー100が完成したので処理を終了する。
ー値が予測値の範囲を超えていれば、ステップF7に進
み、配線手修正で修正可能かの判定をする。この判定結
果、修正可能であれば、配線修正を実行し(ステップF
7)、ステップF5に戻り、再度ステップF5,F6を
実施する。
れば、ステップF9に進み、回路変更を実施し、その後
改めて、ステップF1から本処理を実施する。
題点があった。第1の問題点は、しばしばクロックスキ
ュー値が予測値を超えてしまうことであることである。
その理由は、クロックツリーの合成後にクロックスキュ
ー値が予測値の範囲を超えても、クロックスキュー値を
予想値の範囲内に修正するための手段・ステップを有し
ていないためである。近年の製造技術向上により微細化
が進み、遅延値の配線依存性が高くなってきている。そ
のため、バッフアをバランスよく配置するだけでは、配
線の遅延値がばらつき、クロックスキュー値が大きくな
ってしまうことも理由である。第2の問題点は、クロッ
クスキューが予測値の範囲を超えてしまった時は、クロ
ックツリーの配線や配置を、またクロックツリー以外の
ブロック配置や配線の修正、または全ての配置配線をや
り直して、予測値の範囲内に収めなければならないこと
である。最悪の場合は、予測値を見直し、回路の設計か
らやり直さなければならなくなる。そのため設計期間が
長くなってしまうことである。その理由は、配置配線が
全て完了しているため、新たなバッフアを挿入しようと
しても配置するスペースがなくなっているためである。
クツリー及びその合成方法は、クロックツリーの合成後
にクロックスキュー値が予測値の範囲を超えても、クロ
ックスキュー値を予想値の範囲内に修正するための手段
や処理手順を有していないため、しばしばクロックスキ
ュー値が予測値を超えてしまうという欠点があった。
超えてしまった時は、クロックツリーや周辺回路の配線
及び配置の修正、または全ての配置配線をやり直しす必
要があり、最悪の場合は、予測値を見直し、回路の設計
からやり直す必要が生じるため設計期間が長くなってし
まうという欠点があった。
測値の範囲を上回ったり下回ったりする可能性のある経
路のクロックスキュー値を、一度の配置配線により予測
値内に収めることができるクロックツリー及びその合成
方法を提供することにある。
合成方法は、計算機支援設計によりレイアウト設計対象
の大規模集積回路に内蔵する論理回路の動作用のクロッ
クを配分するため複数のバッフアから成る複数段のバッ
フア群を縦続接続し複数の駆動用バッフアから成る最終
段のバッフア群が前記論理回路を駆動するクロックツリ
ーを合成するクロックツリー合成方法において、前記最
終段のバッフア群を構成する前記駆動用バッフアの各々
が、予め定めた第1の駆動能力の基準バッフアと、前記
基準バッフアの近傍に配置した前記第1の駆動能力と異
なる第2の駆動能力の調整用バッフアとを準備し、前記
最終段のバッフア群における前記基準バッファのみを接
続した状態を含む予め設定した数の前記基準バッフア及
び前記調整用バッフアの組み合わせ事例についてのクロ
ックツリー合成後のシミュレーション結果に応じてクロ
ックスキューが所定範囲内となるよう前記基準バッフア
及び前記調整用バッフアのいずれか一方又は両方を前記
駆動用バッフアとして選択して接続を変更し配線修正す
ることを特徴とするものである。
ックツリー合成対象のクロックツリー10を図8と共通
の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブ
ロックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施の
形態のクロックツリー10は、従来と共通のクロックC
Kが入力するクロック入力端子TC1に接続した第1段
のバッフア1と、バッフア1の出力の供給を受けそれぞ
れ複数の同一駆動能力のバッフアを含む縦続接続された
第2段〜第n−2段(nは整数)のバッフア群から成る
バッフア群2と、バッフア群2の第n−2段のバッフア
群の出力の供給を受け同一駆動能力の複数のバッフア3
1,32,・・・を含む第n−1段のバッフア群3とに
加えて、バッフア群4の代わりにバッフア群3の出力の
供給を受け同一駆動能力(基準駆動能力)の複数のバッ
フア41,42,・・・に加えてこれらバッフア41,
42,・・・の各々毎に駆動能力がバッフア41,42
より高い高駆動能力の調整用バッフア61,62,・・
・と駆動能力がバッフア41,42より低い低駆動能力
の調整用バッフア71,72,・・・とを近傍に有する
第n段すなわち最終段のバッフア群6とを備え、従来と
共通の、バッフア群6の各々の出力するクロックCKD
の供給を受ける複数のフリップフロップ51,52,5
3,・・・を含むフリップフロップ群5を駆動する。
能力のバッフア61と低駆動能力の調整用バッフア71
とを配置し、バッフア42の近傍には、高駆動能力の調
整用バッフア62と低駆動能力の調整用バッフア72と
を配置する。以下バッフア43以降についても同様であ
る。
力のバッフア41の出力用トランジスタと同一サイズの
トランジスタをm個(mは整数)を並列駆動するか、あ
るいはバッフア41の出力用トランジスタのサイズのm
倍のサイズのトランジスタを用いて実現できる。
準駆動能力のバッフア41の出力用トランジスタのサイ
ズの1/m倍のサイズのトランジスタを用いて実現でき
る。また、調整用バッフア71の出力用トランジスタを
m個並列駆動してバッフア41の出力用トランジスタを
構成しても良い。
量を含む負荷が一定の場合は、バッフアの駆動能力の大
きさに対応して信号遅延が変化する。すなわち、バッフ
ア駆動能力が低い場合は信号遅延が大きくなり、駆動能
力が高い場合は信号遅延が小さくなる。
するように、まず、クロックツリーを基準駆動能力のバ
ッフア41(代表例)を用いて合成した後、クロックス
キューを計算し、この計算結果、クロックスキューが予
測値より大きい場合は、バッフア41を高駆動能力のバ
ッフア61に変更し、予測値より小さい場合は、バッフ
ア41を低駆動能力のバッフア71に変更することによ
り、クロックスキューを所定の予測範囲内に収めるもの
である。
を図9と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付
して同様にフローチャートで示す図2を参照すると、従
来と共通のステップF1〜F5に加えて、最終段のバッ
フア群6の基準駆動能力のバッフア41,42,・・・
の各々毎に基準駆動能力に対し高・低各駆動能力の調整
用バッフア61,62を設定する調整用バッフア設定ス
テップA1と、ステップA1で設定した調整用バッフア
61,71のいずれかを選択配置する調整用バッフア配
置ステップA2と、クロックスキューが予測値の範囲内
にあるかを判定するスキュー値判定ステップA3と、ス
キュー値の予測値の範囲外のフリップフロップ及びその
駆動用のバッフアを抽出する予測値範囲外抽出ステップ
A4と、その抽出個所を変更した場合のクロックスキュ
ー値を計算する変更計算ステップA5と、クロックスキ
ュー値が予測値の範囲内になるよう接続を変更し配線修
正する配線修正ステップA6と、ステップA2で配置し
た調整用バッフアで未使用のバッフアを削除する未使用
バッフア削除ステップA7とを有している。
イアウト図で示す図3を参照して本実施の形態のクロッ
クツリーの合成方法について説明すると、まず、従来と
同様に、クロックツリー10の合成処理を実施する。ク
ロックツリー10を除く全てのブロックを配置し、クロ
ックツリー10の各バッフアの負荷となるフリップフロ
ップ群5の各々のフリップフロップの個数、入力容量、
配置位置からクロックスキュー値が小さくなるようにク
ロックツリー10を合成する(ステップF1)。
ツリー10について最終段のバッフア群6の全てのバッ
フア41,42,・・・の各々に対して、それぞれ高駆
動能力の調整用調整用バッフア61,62,・・・及び
低駆動能力の調整用バッフア71,72,・・・を設定
する(ステップA1)。
を配置する(ステップF2)。
の調整用調整用バッフア61,62,・・・及び低駆動
能力の調整用バッフア71,72,・・・を、最終段バ
ッフア群6内の全ての対応するバッフア41,42,・
・・に対してそれぞれの近傍に配置する(ステップA
2)。図3を参照すると、バッフア41に対して、調整
用バッフア61,71が近傍に配置されていることを示
す。
ップ群12のクロック入力用の配線をそれぞれ配線し
(ステップF3)、クロックスキュー値を計算する(ス
テップF5)。
ロックスキュー値が予測値の範囲外にあるフリップフロ
ップを抽出し、そのフリップフロップのクロック入力に
接続されている配線と前段に接続されているクロックツ
リー10の最終段バッフア群6のバッフアの1個及びそ
の近傍に配置されステップA2で設定した対応する高駆
動能力及び低駆動能力の2個1組の調整用バッフアを抽
出する(ステップA4)。
更可能な全ての組み合わせについて設定し、それぞれ変
更した場合のクロックスキュー値を全て計算する(ステ
ップA5)。
の範囲内になる接続(予測値の範囲内になる接続の変更
が2通り以上ある時は、クロックスキューが一番小さく
なる接続)を選択し、接続変更のための配線修正を実施
する(ステップA6)。
除する(ステップA7)。
る(ステップF4)。
更案データを回路で示す図4,図5を併せて参照しなが
ら具体例を用いて本発明の動作を詳細に説明すると、こ
こでは、例として、フリップフロップ群5のフリップフ
ロップ53のクロックスキュー値が予測値を超えている
ものとする。
ッフア61,71及び配線8を抽出する。ステップA5
では、予め設定され図4(A),(B),(C),図5
(A),(B),(C)に示す全ての接続変更案データ
を参照し、それぞれの変更案を実施した場合のクロック
スキュー値を、バッフア41,61,71の配置位置及
び配線済みの配線8の配線容量を用いてそれぞれ計算す
る。本例では接続変更案データD1には、図4(A),
(B),(C),図5(A),(B),(C)の6例を
設定している。
接続変更案データの中のクロックスキュー値が予測値の
範囲内になり、1番クロックスキュー値が小さくなった
図4(A)の接続、すなわち、調整用バッフア61を用
いる接続を選択し、バッフア41,61及びフリップフ
ロップ53のクロック入力の接続を変更する。このため
変更した個所だけ配線修正する。
れた調整用バッフア61,71の内、未使用の調整用バ
ッフア71の入力を削除する。次に、本発明の第2の実
施の形態クロックツリー合成対象のクロックツリー10
Aを図1と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を
付して同様にブロックで示す図6を参照すると、この図
に示す本実施の形態の前述の第1の実施の形態との相違
点は、最終段のバッフア群6の代わりの最終段のバッフ
ア群6Aが、基準駆動能力のバッフア41,42,・・
・の各々毎にバッフア41,42と駆動能力が異なる調
整用バッフア1種類のみ、この例では低駆動能力の調整
用バッフア71,72,・・・のみを近傍に有すること
である。すなわち、高駆動能力の調整用バッフア61,
62,・・・を有しないことである。
の形態と同様である。本実施の形態では、クロックスキ
ューの調整用バッフアが1種類であるため、クロックツ
リーの配置時間(ステップA2)と、抽出個所の接続を
変更可能な全ての組み合わせついて設定し、それぞれ変
更した場合のクロックスキュー値を全て計算する(ステ
ップA5)の処理時間が少なくて済む。
たは異なるクロックスキュー調整用バッフアを最終段バ
ッフア1個に対して予め1個以上有することでも実現で
きる。
ツリーの合成方法を図2と共通の構成要素には共通の参
照文字/数字を付して同様にフローチャートで示す図7
を参照すると、この図に示す本実施の形態の前述の第1
の実施の形態との相違点は、変更可能な全ての組み合わ
せについてクロックスキュー値を計算する変更計算ステ
ップA5の代わりに、予め設定した数だけクロックスキ
ュー値を計算する変更計算ステップB5を有し、クロッ
クスキューを予測値内に収めようとすることである。
D1に変更案を数種(ここでは図4(A),(B),
(C)の3種とする)設定し、その変更案に沿ってクロ
ックスキュー値を計算する。
ュー値が1番小さくなるものを選択して接続を変更し配
線修正する。
囲内にするための処理時間が少なく済むという新たな効
果を有する。
ー値が予測値の範囲外になったときの修正方法を予め数
種類設定しておくことでも実現できる。
ツリー及びその合成方法は、駆動用バッフアの各々が、
基準バッフアと、この基準バッフアの近傍に配置した異
なる駆動能力の調整用バッフアとを備え、クロックツリ
ー合成後のシミュレーション結果に応じてクロックスキ
ューが所定範囲内となるよう上記基準バッフア及び上記
調整用バッフアのいずれか一方又は両方を駆動用バッフ
アとして選択して接続を変更し配線修正することによ
り、クロックスキューを予測値の範囲内に一度で収める
ことができるので、クロックスキューが予測値の範囲を
超えたことによる配置配線の修正が不要となるという効
果がある。
超えていても、容易にクロックスキューを調整できると
いう効果がある。
配線修正時点ではクロックツリー以外の配線がないた
め、修正が容易であるという効果がある。
示すブロック図である。
ける処理の一例を示すフローチャートである。
る合成結果のクロックツリーの一例を示すレイアウト図
である。
ける調整用バッフアの具体的な使用方法対応の第1,2
及び第3の接続変更案データを示す回路図である。接続
変更案データを示す回路図である。
ける調整用バッフアの具体的な使用方法対応の第4,5
及び第6の接続変更案データを示す回路図である。
示すブロック図である。
合成方法における処理の一例を示すフローチャートであ
る。
である。
の一例を示すフローチャートである。
結果のクロックツリーの一例を示すレイアウト図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 計算機支援設計によりレイアウト設計対
象の大規模集積回路に内蔵する論理回路の動作用のクロ
ックを配分するため複数のバッフアから成る複数段のバ
ッフア群を縦続接続し複数の駆動用バッフアから成る最
終段のバッフア群が前記論理回路を駆動するクロックツ
リーを合成するクロックツリー合成方法において、 前記最終段のバッフア群を構成する前記駆動用バッフア
の各々が、予め定めた第1の駆動能力の基準バッフア
と、 前記基準バッフアの近傍に配置した前記第1の駆動能力
と異なる第2の駆動能力の調整用バッフアとを準備し、 前記最終段のバッフア群における前記基準バッファのみ
を接続した状態を含む予め設定した数の前記基準バッフ
ア及び前記調整用バッフアの組み合わせ事例についての
クロックツリー合成後のシミュレーション結果に応じて
クロックスキューが所定範囲内となるよう前記基準バッ
フア及び前記調整用バッフアのいずれか一方又は両方を
前記駆動用バッフアとして選択して接続を変更し配線修
正することを特徴とするクロックツリー合成方法。 - 【請求項2】 前記調整用バッフアが、前記基準バッフ
アより駆動能力が高い高駆動能力の第1の調整用バッフ
アであることを特徴とする請求項1記載のクロックツリ
ー合成方法。 - 【請求項3】 前記調整用バッフアが、前記基準バッフ
アより駆動能力が低い低駆動能力の第2の調整用バッフ
アであることを特徴とする請求項1記載のクロックツリ
ー合成方法。 - 【請求項4】 前記基準バッフアより駆動能力が高い高
駆動能力の第1の調整用バッフアと、 前記基準バッフアより駆動能力が低い低駆動能力の第2
の調整用バッフアとを備えることを特徴とする請求項1
記載のクロックツリー合成方法。 - 【請求項5】 前記最終段のバッフア群の前記基準バッ
フアの各々毎に前記調整用バッフアを設定する調整用バ
ッフア設定ステップと、 前記調整用バッフア設定ステップで設定した前記調整用
バッフアを配置する調整用バッフア配置ステップと、 クロックスキューが予測値の範囲内にあるかを判定する
スキュー値判定ステップと、 前記クロックスキューの予測値の範囲外の駆動対象の論
理回路及びその駆動用バッフアを抽出する予測値範囲外
抽出ステップと、 前記予測値範囲外抽出ステップで抽出した抽出個所の前
記駆動用バッフアを予め設定した数の前記基準バッフア
及び前記調整用バッフアの組み合わせ事例について前記
調整用バッフアに変更した場合のクロックスキューを計
算する変更計算ステップと、 前記クロックスキューが前記予測値の範囲内になるよう
接続を変更し配線修正する配線修正ステップと、 前記調整用バッフア配置ステップで配置した前記調整用
バッフアで未使用のバッフアを削除する未使用バッフア
削除ステップとを有することを特徴とする請求項1記載
のクロックツリー合成方法。
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JP02817398A JP3217022B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | クロックツリー合成方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH11232311A JPH11232311A (ja) | 1999-08-27 |
JP3217022B2 true JP3217022B2 (ja) | 2001-10-09 |
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ID=12241352
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