JPH118314A - クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置 - Google Patents

クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置

Info

Publication number
JPH118314A
JPH118314A JP10107836A JP10783698A JPH118314A JP H118314 A JPH118314 A JP H118314A JP 10107836 A JP10107836 A JP 10107836A JP 10783698 A JP10783698 A JP 10783698A JP H118314 A JPH118314 A JP H118314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
tree depth
wiring
component
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10107836A
Other languages
English (en)
Inventor
Midori Takano
みどり 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10107836A priority Critical patent/JPH118314A/ja
Priority to US09/065,425 priority patent/US6230300B1/en
Publication of JPH118314A publication Critical patent/JPH118314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/394Routing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2119/00Details relating to the type or aim of the analysis or the optimisation
    • G06F2119/06Power analysis or power optimisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電力のクロック信号配線を安定して供
給することができるツリー深さ最適化方法および装置を
提供する。 【解決手段】 各種のパラメータを入力する第1のステ
ップ、クロック信号配線の消費電力成分である貫通電流
成分PS、セル内消費電流成分PI、および配線消費電流
成分PWそれぞれをツリー深さmを変数とする式で定義
する第2のステップ、クロック信号配線の消費電力Fを
貫通電流成分PS、セル内消費電流成分PI、および配線
消費電流成分PWの総和で定義する第3のステップ、消
費電力Fが最小となるツリー深さmを算出する第4のス
テップを具備するクロック信号のツリー深さ最適化方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
クロック信号分配技術に関し、特に、低消費電力のクロ
ック信号分配を実現できるクロック信号配線のツリー深
さ最適化方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の飛躍的な進歩によ
り、半導体集積回路の大規模化、高速化がめざましい勢
いで進んでいる。このため、クロック信号が供給される
素子の数は増大し、またクロック信号の周波数の高速化
も図られている。
【0003】同期式システムでは、クロック信号の立上
がり・立下がりのタイミングを基準として動作タイミン
グの正常な動作を実現している。理想的なクロック信号
の分配は半導体基板上のいずれの場所においてもまった
く同じクロック信号を供給することである。しかし、現
実には配線抵抗や配線容量によりクロック信号の伝搬に
遅れ(ディレイ)が生じてしまう。このため、クロック
信号の入力から最も近い素子に供給されるクロック信号
と最も遠い素子に供給されるクロック信号との間には到
達時間差(スキュー)が生じる。スキューが大きいと同
期式システムは同期動作をとることができなくなってし
まう。したがって、クロック信号分配にはディレイをで
きるだけ小さくし、スキューを最小とすることが要求さ
れる。
【0004】クロック信号を分配する方法として、H−
ツリー状の配線経路(以下、H−ツリーという)による
クロック信号分配方法が知られている(S.Dhar,et al:R
eduction of clock delays in VLSI structions.,Proc.
IEEE Int.Conf.on ComputerDesign,1984 )。さらに、
それを発展させた特願平3−030721号公報及び特
願平3−137851号公報に記載されたクロック信号
分配方法が知られている。
【0005】これらH−ツリーによるクロック信号分配
方法では多段バッファリングを用いるのが一般的であ
る。多段バッファリングはディレイの低減化を目的とし
て行われる。多段バッファリングは幾段かのバッファセ
ルをクロック信号配線の分岐点に適宜挿入し、そのバッ
ファセルを介して各素子にクロック信号供給用素子(ル
ートドライバー)から供給されるクロック信号を分配す
る方法である。この方法では、たとえば初段目のバッフ
ァセルは2段目のバッファセルを駆動し、2段目のバッ
ファセルは3段目のバッファセルを駆動する。以下同様
にして、最下段のバッファセルを駆動する。最下段のバ
ッファセルは各素子を直接駆動するものであり、グルー
プ化された素子または素子群(以下、グループという)
にクロック信号を直接供給する。各グループ内ではディ
レイ低減のためにH−ツリーは採用されず、最短経路の
配線が施される。なお、「グループ」は「クラスタ」と
呼ぶ場合もある。
【0006】しかし、上述したクロック信号分配方法で
はクロック信号配線で消費される電力について何等配慮
されていない。
【0007】このため、バッファセルの寸法、具体的に
は、バッファセルを構成するCMOSトランジスタのゲ
ート長、ゲート幅、あるいは配線幅を最適化することで
クロック信号配線で消費される電力を低減する方法が提
案されている(J.Cong,et al:Simulataneous Driver an
d Wire Sizing for Performance and Power Optimizati
on.,Proc.IEEE Int.Conf.on CAD,1994)。しかし、この
方法では多段バッファリングされていないH−ツリーに
基づいてゲート長等の最適化が行われており、多段バッ
ファリングされたH−ツリーには用いることはできな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のクロック信号分配方法では、クロック信号配線で
消費される電力については何等考慮されていなかった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、クロック信号配線の
消費電力が最小となるツリー深さを容易かつ迅速に算出
することにより、低消費電力化の半導体集積回路を安定
して供給することができるツリー深さ最適化方法および
装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、ツリー深さを設計者
の経験に頼ることなく数値計算で求めることにより、設
計時間を短縮し、それにより半導体装置開発の早期化、
製造コストの削減を図ることができるツリー深さ最適化
方法および装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図6に示すように、各種のパラメータを入
力する第1のステップと、クロック信号配線の消費電力
成分である貫通電流成分PS、セル内消費電流成分PI
および配線消費電流成分PWのそれぞれをツリー深さm
を変数とする式で定義する第2のステップと、クロック
信号配線の消費電力Fを前記貫通電流成分PS、セル内
消費電流成分PI、および配線消費電流成分PWの総和で
定義する第3のステップと、クロック信号配線の消費電
力Fが最小となるツリー深さを算出する第4のステップ
とを少なくとも有するツリー深さの最適化方法であるこ
とを特徴とする。ここで、「各種のパラメータ」とは、
前記貫通電流成分PS、セル内消費電流成分PI、および
配線消費電流成分PWをツリー深さmを変数とする式で
定義する際に必要とされる各種の数値のことである。た
とえば、後述する貫通電流による傾きの係数K、クロッ
ク信号の供給を受ける素子の総和N等である。
【0012】前記貫通電流成分PSは、 PS=K×(C0/2m)×(N/2m)×f×V2 なる式で与えられる。ここで、mはツリー深さ、Kは貫
通電流による傾きの係数、C0はクロック信号の供給を
受ける素子すべてを最短経路で接続した際の配線容量と
クロック信号の供給を受ける素子すべての入力端子の負
荷容量とを合計した負荷容量、Nはクロック信号の供給
を受ける素子の総和、fはクロック周波数、Vは電源電
圧である。
【0013】前記セル内消費電流成分PIは、 PI=BPWR×2m×f×V2 なる式で与えられる。ここで、mはツリー深さ、BPWR
はグループ内のクロック信号の供給を受ける素子を駆動
するバッファセル内部の1個当たりの周波数当たりの消
費電流、fはクロック周波数、Vは電源電圧である。
【0014】前記配線消費電流成分PWは、
【数3】PW=((A×2(m/2)-1−1)×L×Cunit
m×Cin)×f×V2 なる式で与えられる。ここで、mはツリー深さ、Lはク
ロック信号の供給を受ける素子が分布する矩形領域の長
辺と短辺の平均値、Cunitはクロック信号配線の単位長
さ当たりの容量、Cinはクロック信号の供給を受ける素
子1個当たりの入力端子の負荷容量、Aはツリー深さに
よる配線長の係数、fはクロック周波数、Vは電源電圧
である。
【0015】また、上記第3のステップで行われるツリ
ー深さの算出は、上記PS、PI、PWの3つの式の総和
F(=PS+PI+PW)をツリー深さmについて微分し
た∂F/∂mを用いて、 ∂F/∂m=0 なる式の解を数値計算で求め、その解をツリー深さとす
れば良い。
【0016】上記構成によれば、上記PS、PI、PW
3つの式の総和で与えられるクロック信号配線の消費電
力を最小とするツリー深さを容易に求めることができ
る。つまり、熟練設計者の経験に頼ることなく、低消費
電力化に最適なツリー深さを迅速に求めることが可能と
なる。したがって、設計時間を短縮し、それにより半導
体装置開発の早期化、製造コストの削減を図ることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0018】図1は本発明に係るH−ツリー状のクロッ
ク信号配線の平面図である。このH−ツリーは完全対称
H−ツリーと呼ばれている。このクロック信号配線はH
の形の配線(太線)を繰り返したものである。クロック
信号配線はクロック信号供給用素子(ルートドライバ
ー)1から供給されるクロック信号を各素子(ここで
は、フリップフロップとする)に分配する。少なくとも
1個以上のフリップフロップから構成されるグループ3
は、クロック信号配線によって対称形に等しい長さで2
個ずつ結線されている。また、図示はしないが、クロッ
ク信号配線の分岐点にはバッファセルが適宜配置されて
いる。そして、最下段のバッファセルがそれぞれに対応
するグループ3内の各フリップフロップにクロック信号
を直接供給する。
【0019】このようなH−ツリー状のクロック信号配
線は、その対称性から、各グループのディレイを等しく
することができる。
【0020】次に、図1に示すクロック信号配線で消費
される電力について説明する。
【0021】まず、多段バッファリングされたH−ツリ
ー状のクロック信号配線の消費電力は、主として次の3
つの成分に分けられる。
【0022】(A)過渡的な貫通電流に関わる電力成分
(貫通電流成分と呼ぶ):PS (B)バッファセル内部の消費電流に関わる電力成分
(セル内消費電流成分と呼ぶ):PI (C)クロック信号配線の負荷容量の充放電電流に関わ
る電力成分(配線消費電流成分と呼ぶ):PW 以下、上記の各成分について説明する。
【0023】まず、(A)の貫通電流成分PSについて
説明する。フリップフロップ、バッファセルおよびルー
トドライバーはCMOSトランジスタで構成されるのが
一般的である。CMOSトランジスタはpMOSトラン
ジスタとnMOSトランジスタとから構成される。PS
はpMOSトランジスタ、nMOSトランジスタがとも
にオンしてしまうことで流れる貫通電流によって消費さ
れる電力である。貫通電流による消費電力の中では、フ
リップフロップの貫通電流によるものが支配的である。
したがって、フリップフロップにおける貫通電流を小さ
くすれば、PSは低減される。フリップフロップにおけ
る貫通電流はグループの負荷容量に依存し、負荷容量が
小さいほど貫通電流は小さくなる。これはグループの負
荷容量が小さいほど、クロック信号の入力波形の鈍りが
小さくなるためである。各グループの負荷容量はグルー
プに含まれるフリップフロップの数が少ないほど小さく
なる。したがって、1つのグループに含まれるフリップ
フロップの数を少なくすれば、PSを小さくできる。
【0024】次に、(B)のセル内消費電流成分PI
ついて説明する。PIはバッファセルが動作時に消費す
る電力のことである。各グループを駆動するバッファセ
ルが動作時に消費する電力が支配的である。したがっ
て、バッファセルの数を少なくすれば、言い換えれば、
バッファセルの段数を少なくすれば、PIを小さくでき
る。
【0025】最後に、(C)の配線消費電流成分PW
ついて説明する。PWはクロック信号配線容量を充放電
する際に消費される電力である。クロック信号配線の配
線長を短くすれば、PWを小さくできる。
【0026】クロック信号配線で消費される電力は、上
記PS、PIおよびPWの3つの成分の総和である。消費
電力をできるだけ小さくするために、3つの成分の総和
を最小にすれば良い。ここで、上記PS、PIおよびPW
の3つの成分の総和は「ツリー深さ」に大きく依存す
る。ツリー深さはルートドライバーから最下段のバッフ
ァセルに至るまでのクロック信号配線の分岐の数を2の
乗数で表した際のその乗数である。たとえば、図1に示
すクロック信号配線では、ルートドライバー1からgで
示す箇所に配置される最下段バッファセルに至るまで
a、b、c、d、e、fで示す箇所それぞれでクロック
信号配線の分岐が行われている。この場合、図2に示す
ように、分岐の数は64(=26)個である。64は2
の乗数で表せば26であるので、ツリー深さは6とな
る。
【0027】1つの最下段バッファセルに対して1つの
グループが対応するので、分岐の数はグループの数を意
味している。したがって、分岐の数を大きく、すなわち
ツリー深さを大きくすれば、グループの数は多くなる。
たとえば、ツリー深さを大きくするとグループの数は増
えるので、1つのグループに含まれるフリップフロップ
の数は減る。さらに、フリップフロップ数の減少によ
り、1つのグループ内ではフリップフロップ間を結ぶ配
線の長さは必然的に短くなる。したがって、各グループ
の負荷容量は小さくなり、PSも小さくなる。ところ
が、ルートドライバーと各グループを結ぶ配線が逆に長
くなる。さらに、挿入するバッファセルの数も増加す
る。したがって、PIおよびPWは逆に大きくなる。
【0028】一方、ツリー深さを小さくするとグループ
の数は減るので、クロック信号配線は全体としては短く
なる。また、挿入すべきバッファセルの数も減少する。
したがって、PIおよびPWは小さくなる。ところが、逆
に、各グループに含まれるフリップフロップの数は増え
る。そして、各グループ内ではフリップフロップ間を結
ぶ配線が長くなる。したがって、各グループの負荷容量
は大きくなり、PSは逆に大きくなる。
【0029】上述のように、上記PS、PIおよびPW
ツリー深さに依存することは明らかである。しかし、ツ
リー深さの大小によって、すべての成分を同時に小さく
することはできない。したがって、上記3つの成分の総
和である消費電力が最小となるツリー深さを求めること
は現実には困難である。従来では、ツリー深さは、たと
えば、グループ内のフリップフロップ間の配線抵抗が無
視できる程度の大きさとなるように経験的に決められて
いた。それは、グループ内でクロック信号のディレイが
生じないようにするためである。しかしながら、クロッ
ク信号配線の消費電力については全く考慮されていな
い。また、最下段のみにバッファセルを挿入する場合に
は、できるだけグループの数、つまりバッファセルの数
が減るようにツリー深さを決定することが多い。グルー
プの数が減っても回路全体のディレイにはほとんど影響
がないからである。これによれば、バッファセルの数が
減るので、PIは小さくなる。しかしながら、グループ
の負荷容量は増えるので、PSは大きくなってしまう。
したがって、クロック信号配線で消費される電力が低減
されるとは限らない。
【0030】本発明は、上記PS、PIおよびPWの各成
分をツリー深さを変数とする式で表わし、それらの総和
ができるだけ最小となるようなツリー深さを数値計算に
より求め、ツリー深さの最適化を行うものである。ツリ
ー深さをmとすれば、各成分はそれぞれ次の式で与えら
れる。
【0031】(A)PS ここで、Kは貫通電流による傾きの係数、C0はすべて
のフリップフロップを最短経路で接続した際の配線容量
とすべてのフリップフロップの入力端子の負荷容量とを
合計した負荷容量、Nはフリップフロップ数の総和、f
はクロック周波数、Vは電源電圧である。
【0032】なお、貫通電流による傾きの係数Kについ
ては更に補足説明を行う。貫通電流Ithroughはクロッ
ク信号が変化する際にpMOSトランジスタ、nMOS
トランジスタがともにオンしてしまうことによって第1
の電源電圧(たとえば、VDD)から第2の電源電圧(た
とえば、VSS)に流れる電流である。貫通電流Ithro
ughは次の式で与えられる。
【0033】Ithrough=K2×T …… (2) ここで、K2は貫通電流関数の傾き、Tはスリュー時間
(slew time)である。
【0034】スリュー時間Tはクロック信号の電圧値が
第1の値から第2の値に変化する際に変化開始時から第
2の値に安定する時までに要する時間である。スリュー
時間Tは次の式で与えられる。
【0035】T=K1×C …… (3) ここで、K1はクロック信号の立上り係数と立下がり係
数の平均値、Cはクロック信号の全負荷容量である。
【0036】上記(2)、(3)式から次の式が与えら
れる。
【0037】 ここで、貫通電流による傾きの係数KはK1×K2で与え
られるので、上記(4)式は次の式となる。
【0038】Ithrough=K×C …… (5) 上記(5)式から、貫通電流Ithroughはクロック信号
の全負荷容量Cに比例し、貫通電流による傾きの係数K
はCに係る比例係数であることがわかる。
【0039】(B)PII=BPWR×2m×f×V2 …… (6) ここで、BPWRはグループ内のフリップフロップを駆動
するバッファセル内部の1個当たりの周波数当たりの消
費電流、fはクロック周波数、Vは電源電圧である。
【0040】(C)PW
【数4】 PW=(Lap m×Cunit+2m×Cin)×f×V2 =((A×2(m/2)-1−1)×L×Cunit+2m×Cin
×f×V2 ……(7) ここで、Lap mはツリー深さ
に対するクロック信号配線長の近似値、Lはフリップフ
ロップが分布する矩形領域の長辺と短辺の平均値、C
unitはクロック信号配線の単位長さ当たりの容量、Cin
はフリップフロップ1個当たりの入力端子の負荷容量、
Aはツリー深さによる配線長の係数、fはクロック周波
数、Vは電源電圧である。
【0041】なお、ツリー深さによる配線長の係数Aに
ついては更に補足説明を行う。図3に示すように、フリ
ップフロップが分布する矩形領域5を正方形と仮定し、
その一辺の長さをLとする。図3において、ルートドラ
イバー1から分岐ノード7までの配線長l0は次式で与
えられる。
【0042】 l0=(1/2)×L =L/2 …… (8) 次に、部分配線9、11、13、15、17および19
から構成される第1段目のH−ツリー21の配線長l1
は次式で与えられる。
【0043】 l1=(3/2)×L =(1/20)×(3/2)×L =(3L)/2 …… (9) そして、図4に示すように、第2段目のH−ツリー2
3、第3段目のH−ツリー25の配線長l2、l3は、そ
れぞれ次式で与えられる。
【0044】 l2=(1/2)×(3/2)×L =(1/21)×(3/2)×L =(3L)/22 …… (10) l3=(1/2)×(1/2)×(3/2)×L =(1/22)×(3/2)×L =(3L)/23 …… (11) 同様に考えれば、第k段目のH−ツリーの配線長lk
次式で与えられる。
【0045】 lk=(1/2(k-1))×(3/2)×L =(3L)/2k …… (12) 上記(8)、(9)、(10)、(11)、(12)式
を用いることにより、ルートドライバー1から第k段目
のH−ツリーの末端までの総配線長Lkは次式で与えら
れる。なお、第k段目のH−ツリーの個数は4k-1個で
ある。
【0046】
【数5】 Lk=(L/2)×(1+(3/2)×(2k+1−2)) =(L/2)×(1+((3/2)×2k+1)−3) =L×(3×2k-1−1) …… (13) 図4に示すように、分岐ノード7におけるツリー深さm
は0、分岐ノード17におけるツリー深さmは2、分岐
ノード29におけるツリー深さmは4、分岐ノード31
におけるツリー深さmは6である。したがって、上記
(13)式で与えられる総配線長Lkは、実際にはツリ
ー深さが偶数のものである。そこで、上記(13)式に
おいてm=2kとおけば、ツリー深さmを変数とする総
配線長Lmは次式で与えられる。
【0047】 Lm=L×(3×2(m/2)-1−1) …… (14) 一方、ツリー深さmが奇数の場合、たとえば、m=1の
場合、その総配線長は上記l0と上記l1との和から部分
配線13、15、17および19の合計の長さを引いた
ものである。ここで、部分配線13、15、17および
19は同じ長さであり、その長さr1は次式で与えられ
る。
【0048】 r1=(1/2)×L×(1/2) =(1/2)×L×(1/21) …… (15) また、上記部分配線(部分配線13、15、17および
19)の数N1は分岐の数に一致し、次式で与えられ
る。
【0049】N1=22 …… (16) したがって、ツリー深さm=1の場合、その配線長は上
記l0と上記l1との和から上記部分配線の長さr1を分
岐の数N1分だけ減じたものとなる。
【0050】ツリー深さm=3の場合には、その総配線
長は上記l0、l1および4個のl2との和から部分配線
33の長さr2を分岐の数N2分だけ減じたものとなる。
ここで、r2、N2は次式で与えられる。
【0051】 2=24 …… (18) 同様に考えれば、ツリー深さm=2k−1の場合、その
総配線長は上記l0、l1、4個のl2、16個のl3、…
…および4k-1個のlkの和から部分配線の長さrkを分
岐の数Nk分だけ減じたものとなる。ここで、rk、Nk
は次式で与えられる。
【0052】 rk=(1/2)×L×(1/2k) …… (19) Nk=22k …… (20) したがって、上記(13)、(19)、(20)式か
ら、ツリー深さmが奇数の場合の総配線長Lk'は次式で
与えられる。
【0053】
【数6】 Lk'=Lk-rk×Nk =L×(3×2k-1−1)−(1/2)×L×(1/2k)×22k =L×(2×2k-1−1) …… (21) 上記(21)式においてm'=2k−1とおけば、ツリ
ー深さm'を変数とする総配線長Lm'は次式で与えられ
る。
【0054】 Lm'=L×(2×2((m+1)/2)-1−1) =L×(2×2(m/2)-1×21/2−1) =L×(2√2×2(m/2)-1−1) …… (22) ツリー深さに対する総配線長を上記(14)式で示され
たツリー深さが偶数の場合の総配線長Lmと上記(2
2)式で示されたツリー深さが奇数の場合の総配線長L
m'との平均値とすれば、ツリー深さmにおける総配線長
の近似値Lap mは次式で与えられる。
【0055】 したがって、上記(7)、(23)式から、ツリー深さ
mによる配線長の係数Aは(3+2√2)/2となる。
【0056】H−ツリー状のクロック信号配線の消費電
力Fは、上記(1)、(6)、(7)式を用いることに
より、 F=PS+PI+PW …… (24) で表される。上記PS、PI、PWはすべてツリー深さm
を変数とする式である。したがって、消費電力Fを最小
とするツリー深さmは、上記(24)式をツリー深さm
について微分し、∂F/∂m=0としたときの多次方程
式を数学的に解いた解となる。なお、ここで求まるmの
値は大抵の場合整数値とはならない。したがって、実際
には求まったmの値に最も近い整数値をツリー深さとす
れば良い。
【0057】図5は本発明に係るツリー深さの最適化装
置を示す図である。図5に示すツリー深さの最適化装置
35が具備するハードウェア構成としては、各種処理を
行うためのCPU(図示せず)と、キーボード、マウ
ス、ライトペン、またはフレキシブルディスク装置等の
入力装置37と、メモリ装置やディスク装置等の外部記
憶装置(図示せず)と、ディスプレイ装置、プリンタ装
置等の出力装置39等を備えた通常のコンピュータシス
テムを用いれば良い。
【0058】図5に示すツリー深さの最適化装置35が
具備するソフトウェア構成は、上述した貫通電流成分P
S、セル内消費電流成分PI、配線消費電流成分PWを定
義する手段41と、前記定義された貫通電流成分PS
セル内消費電流成分PI、配線消費電流成分PWを用いて
消費電力Fを定義する手段43と、前記定義された消費
電力Fを用いてツリー深さmを算出する手段45とを具
備する。
【0059】図6は本発明に係るツリー深さの最適化方
法の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステ
ップ1において、上記各種のパラメータを入力する。各
種のパラメータとは上記貫通電流成分PS、セル内消費
電流成分PI、配線消費電流成分PWをツリー深さmを変
数とする式で定義する際に必要とされる上記貫通電流に
よる傾きの係数K、フリップフロップの総和N、クロッ
ク周波数f、電源電圧V等である。
【0060】次に、ステップ2において、入力されたパ
ラメータに基づいてツリー深さmを変数とする上記貫通
電流成分PS、セル内消費電流成分PI、配線消費電流成
分PWの式を定義する。
【0061】次に、ステップ3において、定義された各
成分の式を用いて、クロック信号配線の消費電力Fの式
を定義する。
【0062】最後に、定義された消費電力Fの式をツリ
ー深さmについて微分し、∂F/∂m=0とした多次方
程式を解く。その解を消費電力Fを最小とするツリー深
さmとして算出する。
【0063】このように、本発明によれば、H−ツリー
状のクロック信号配線の消費電力の低減化を設計者の経
験に頼ることなく容易に、かつ迅速に実現することがで
きる。また、本発明によれば、設計時間を短縮し、それ
により半導体装置の製品開発の早期化、製造コストの削
減を図ることができる。
【0064】なお、本発明は現実の設計工程を開始する
前におけるコンピュータシステム等を用いたシミュレー
ションに関するものである。したがって、現実の設計工
程では、本発明により算出されたツリー深さを中心とし
て適宜調節を行い、実際に消費電力が最小となるツリー
深さを決定することになる。また、本発明は完全なH−
ツリーだけでなく、不完全なH−ツリー、すなわちH形
の配線の繰り返しが完全に行われていないものに対して
も適用可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来考慮されていなかったクロック信号配線の消費電力
をできるだけ小さくするツリー深さを設計者の経験に頼
ることなく容易に、かつ迅速に得ることができる。した
がって、設計時間の短縮、延いては製品開発の早期化お
よびコスト削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るH−ツリー状のクロック信号配線
の平面図である。
【図2】ツリー深さを説明するための図である。
【図3】配線消費電流成分におけるツリー深さによる配
線長係数を説明するための図である。
【図4】配線消費電流成分におけるツリー深さによる配
線長係数を説明するための他の図である。
【図5】本発明に係るツリー深さの最適化装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明に係るツリー深さの最適化方法の処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 クロック信号供給用素子 3 グループ(クラスタ) 5 矩形領域 7、27、29、31 分岐ノード 9、11、13、15、17、19、33 部分配線 21 第1段目のH−ツリー 23 第2段目のH−ツリー 25 第3段目のH−ツリー 35 ツリー深さ最適化装置 37 入力装置 39 出力装置 41 貫通電流成分PS、セル内消費電流成分PI、配線
消費電流成分PWを定義する手段 43 消費電力Fを定義する手段 45 ツリー深さmを算出する手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種のパラメータを入力する第1のステ
    ップと、 クロック信号配線の消費電力成分である、貫通電流に関
    わる電力成分(以下、貫通電流成分という)PS、セル
    内部の消費電流に関わる電力成分(以下、セル内消費電
    流成分という)PI、および配線容量の充放電電流に関
    わる電力成分(以下、配線消費電流成分という)PW
    れぞれをツリー深さmを変数とする式で定義する第2の
    ステップと、 クロック信号配線の消費電力Fを前記貫通電流成分
    S、セル内消費電流成分PI、および配線消費電流成分
    Wの総和で定義する第3のステップと、 クロック信号配線の消費電力Fが最小となるツリー深さ
    mを算出する第4のステップとを具備することを特徴と
    するクロック信号配線のツリー深さ最適化方法。
  2. 【請求項2】 クロック信号配線の消費電力成分である
    貫通電流成分PS、セル内消費電流成分PI、および配線
    消費電流成分PWそれぞれをツリー深さmを変数とする
    式で定義する第1の手段と、 クロック信号配線の消費電力Fを前記貫通電流成分
    S、セル内消費電流成分PI、および配線消費電流成分
    Wの総和で定義する第2の手段と、 クロック信号配線の消費電力Fが最小となるツリー深さ
    mを算出する第3の手段とを具備することを特徴とする
    クロック信号配線のツリー深さ最適化装置。
  3. 【請求項3】 前記第4のステップでは、クロック信号
    配線の消費電力Fの式をツリー深さmについて微分を行
    った∂F/∂mを用いて、ツリー深さmを ∂F/∂m=0 なる式から算出することを特徴とする請求項1に記載の
    クロック信号配線のツリー深さ最適化方法。
  4. 【請求項4】 前記第3の手段は、クロック信号配線の
    消費電力Fの式をツリー深さmについて微分を行った∂
    F/∂mを用いて、ツリー深さmを ∂F/∂m=0 なる式から算出することを特徴とする請求項2に記載の
    クロック信号配線のツリー深さ最適化装置。
  5. 【請求項5】 前記貫通電流成分PSの式は、 PS=K×(C0/2m)×(N/2m)×f×V2 であることを特徴とする請求項3記載のクロック信号配
    線のツリー深さ最適化方法。ただし、mはツリー深さで
    あり、Kは貫通電流による傾きの係数であり、C0はク
    ロック信号の供給を受ける素子すべてを最短経路で接続
    した際の配線容量とクロック信号の供給を受ける素子す
    べての入力端子の負荷容量とを合計した負荷容量であ
    り、Nはクロック信号の供給を受ける素子の総和、fは
    クロック周波数、Vは電源電圧である。
  6. 【請求項6】 前記セル内消費電流成分PIの式は、 PI=BPWR×2m×f×V2 であることを特徴とする請求項3記載のクロック信号配
    線のツリー深さ最適化方法。ただし、mはツリー深さで
    あり、BPWRはグループ内のクロック信号の供給を受け
    る素子を駆動するバッファセル内部の1個当たりの周波
    数当たりの消費電流であり、fはクロック周波数であ
    り、Vは電源電圧である。
  7. 【請求項7】 前記配線消費電流成分PWの式は、 【数1】PW=((A×2(m/2)-1−1)×L×Cunit
    m×Cin)×f×V2 であることを特徴とする請求項3記載のクロック信号配
    線のツリー深さ最適化方法。ただし、mはツリー深さで
    あり、Lはクロック信号の供給を受ける素子が分布する
    矩形領域の長辺と短辺の平均値であり、Cunitはクロッ
    ク信号配線の単位長さ当たりの容量であり、Cinはクロ
    ック信号の供給を受ける素子の入力端子の負荷容量であ
    り、Aはツリー深さによる配線長の係数であり、fはク
    ロック周波数であり、Vは電源電圧である。
  8. 【請求項8】 前記貫通電流成分PSの式は、 PS=K×(C0/2m)×(N/2m)×f×V2 であることを特徴とする請求項4記載のクロック信号配
    線のツリー深さ最適化装置。ただし、mはツリー深さで
    あり、Kは貫通電流による傾きの係数であり、C0はク
    ロック信号の供給を受ける素子すべてを最短経路で接続
    した際の配線容量とクロック信号の供給を受ける素子す
    べての入力端子の負荷容量とを合計した負荷容量であ
    り、Nはクロック信号の供給を受ける素子の総和、fは
    クロック周波数、Vは電源電圧である。
  9. 【請求項9】 前記セル内消費電流成分PIの式は、 PI=BPWR×2m×f×V2 であることを特徴とする請求項4記載のクロック信号配
    線のツリー深さ最適化装置。ただし、mはツリー深さで
    あり、BPWRはグループ内のクロック信号の供給を受け
    る素子を駆動するバッファセル内部の1個当たりの周波
    数当たりの消費電流であり、fはクロック周波数であ
    り、Vは電源電圧である。
  10. 【請求項10】 前記配線消費電流成分PWの式は、 【数2】PW=((A×2(m/2)-1−1)×L×Cunit
    m×Cin)×f×V2 であることを特徴とする請求項4記載のクロック信号配
    線のツリー深さ最適化装置。ただし、mはツリー深さで
    あり、Lはクロック信号の供給を受ける素子が分布する
    矩形領域の長辺と短辺の平均値であり、Cunitはクロッ
    ク信号配線の単位長さ当たりの容量であり、Cinはクロ
    ック信号の供給を受ける素子の入力端子の負荷容量であ
    り、Aはツリー深さによる配線長の係数であり、fはク
    ロック周波数であり、Vは電源電圧である。
JP10107836A 1997-04-25 1998-04-17 クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置 Pending JPH118314A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107836A JPH118314A (ja) 1997-04-25 1998-04-17 クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置
US09/065,425 US6230300B1 (en) 1997-04-25 1998-04-24 Method and apparatus for the optimization of a tree depth for clock distribution in semiconductor integrated circuits

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-109424 1997-04-25
JP10942497 1997-04-25
JP10107836A JPH118314A (ja) 1997-04-25 1998-04-17 クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH118314A true JPH118314A (ja) 1999-01-12

Family

ID=26447809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10107836A Pending JPH118314A (ja) 1997-04-25 1998-04-17 クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6230300B1 (ja)
JP (1) JPH118314A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004102657A1 (ja) * 1998-01-26 2004-11-25 Masahiro Sano 回路内信号線の最適化方法、最適化装置および最適化プログラムを格納した記憶媒体並びに回路設計方法および回路設計用プログラムを格納した記憶媒体
US6977950B1 (en) * 1999-11-29 2005-12-20 Lucent Technologies Inc. Power distribution network for optoelectronic circuits
US6728647B1 (en) * 2001-02-21 2004-04-27 Xilinx, Inc. Determination of capacitances of individual resources in programmable logic devices
US7185217B1 (en) 2003-04-14 2007-02-27 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for providing a clock signal to a plurality of destination receivers in an integrated circuit environment
US7484199B2 (en) * 2006-05-16 2009-01-27 International Business Machines Corporation Buffer insertion to reduce wirelength in VLSI circuits
US20080249727A1 (en) * 2007-04-04 2008-10-09 Satoru Takase Systems and Methods for Determining Variations in Voltages Applied to an Integrated Circuit Chip
US7973565B2 (en) * 2007-05-23 2011-07-05 Cyclos Semiconductor, Inc. Resonant clock and interconnect architecture for digital devices with multiple clock networks
US7917880B2 (en) * 2008-03-05 2011-03-29 National Tsing Hua University Method for reducing power consumption of integrated circuit
JP5161035B2 (ja) * 2008-10-29 2013-03-13 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路の設計装置、設計方法およびプログラム
KR20120093954A (ko) * 2009-10-12 2012-08-23 사이클로스 세미컨덕터, 인크. 인덕터 오버헤드 없이 공진 클록 분배 네트워크들에서 고유 주파수를 선택하는 방법
CN106777600B (zh) * 2016-12-02 2018-11-23 河海大学 考虑Chopper保护的双馈电机短路电流计算方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2695078B2 (ja) 1991-06-10 1997-12-24 株式会社東芝 データ処理装置クロック信号の分配方法
US6006025A (en) * 1996-12-03 1999-12-21 International Business Machines Corporation Method of clock routing for semiconductor chips

Also Published As

Publication number Publication date
US6230300B1 (en) 2001-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hatamian et al. A 70-MHz 8-bit/spl times/8-bit parallel pipelined multiplier in 2.5-/spl mu/m CMOS
JP2735034B2 (ja) クロック信号分配回路
Tellez et al. Minimal buffer insertion in clock trees with skew and slew rate constraints
US7795943B2 (en) Integrated circuit device and layout design method therefor
US7257782B2 (en) Method and apparatus for reducing power consumption in an integrated circuit chip
JP2001022816A (ja) 半導体集積回路装置のレイアウト方法
US20010029599A1 (en) Method and apparatus for clock gated logic circuits to reduce electric power consumption
US20060053395A1 (en) Clock tree synthesis for low power consumption and low clock skew
JPH118314A (ja) クロック信号配線のツリー深さ最適化方法および装置
JP2007027841A (ja) 半導体集積回路の設計装置と方法並びにプログラム
JP2003092352A (ja) 半導体集積回路装置のクロック信号分配回路
JP2008112383A (ja) 半導体集積回路設計方法、および設計プログラム
Chou et al. Useful-skew clock optimization for multi-power mode designs
US5724557A (en) Method for designing a signal distribution network
JPH11317457A (ja) 集積回路とその配置配線設計方法
US6532576B1 (en) Cell interconnect delay library for integrated circuit design
US4140921A (en) Generalized performance power optimized PLA circuits
JP2006253242A (ja) 半導体集積回路装置及びその設計法
JP3500494B2 (ja) クロック遅延調整装置
US6476639B2 (en) Semiconductor integrated circuit device capable of producing output thereof without being influenced by other input
JP3217022B2 (ja) クロックツリー合成方法
Decoudu et al. A high-level design flow for locally body biased asynchronous circuits
JP2001155045A (ja) クロック供給制御方式、クロック供給制御回路の設計方法、及び、クロック供給制御回路の設計プログラムを記録した記録媒体
JP3425920B2 (ja) クロックツリー設計装置、クロックツリー設計方法、及び、記録媒体
JP2000029562A (ja) 半導体集積回路及びクロック供給回路の設計方法