JP5161035B2 - 半導体集積回路の設計装置、設計方法およびプログラム - Google Patents
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Description
2)平面図を複数の領域に分割させるステップ、
3)領域毎に、固有キャパシタンス値を決定させるステップ、
4)領域毎に、平面図におけるパワー・グリッドの電圧をサポートするのに必要なサポート・デカップリング・キャパシタンス値を決定させるステップ、
5)領域毎に、サポート・デカップリング・キャパシタンス値および固有キャパシタンス値に基づいて、必要なデカップリング・キャパシタンス値を決定させるステップ、
6)領域毎に、必要なデカップリング・キャパシタンス値に対するデカップリング・コンデンサ・エリアを決定させるステップ、
7)集積回路が、デカップリング・キャパシタンスを空領域中に加えるべきタイプであるか否かを判断させるステップ、
8)集積回路が、デカップリング・キャパシタンスを空領域中に加えるべきタイプでは無いと判断された場合には、各領域中の回路として利用可能なエリアを、その領域において必要なデカップリング・コンデンサ・エリアに対応する量だけ縮小させるステップ、
9)領域毎に、縮小された回路配置の規則を作成させるステップ、
10)規則に基づいて平面図を修正させるステップ。
11 CPU
12 メモリ
13 入出力部
16 記憶装置
18 入出力装置
21 概略見積部
22 概略解析部
24 レイアウト設計部
26 詳細見積部
27 詳細解析部
29 レイアウト調整部
31、32 パッケージ・ボードモデル回路
33 グランド配線モデル回路
34 電源配線モデル回路
36 オンチップ容量
37 ノイズ電流源
38 供給電圧源
40 ノイズ源
43−1〜43−4、44−1〜44−4 抵抗
46 オンチップ容量
47 ノイズ電流源
53、54 抵抗
Claims (15)
- 配置設計する半導体集積回路全体の消費電流およびオンチップ容量の概略値を見積る初期見積部と、
見積られた前記概略値に基づいて集中定数回路モデルによりモデル化された前記半導体集積回路の電源ノイズ解析を行い、電源ノイズが所定の範囲内の値になるようにオンチップ容量の総量を設定し、消費電流とオンチップ容量との比を示す電流容量比を前記概略値と前記総量に基づいて算出する概略電源ノイズ解析部と、
前記電流容量比に基づいて、前記半導体集積回路の配置領域が分割された所定の領域毎にプリミティブセルおよびデカップリング容量セルの配置を行うレイアウト設計部と、
前記配置の結果に基づいて、前記所定の領域毎に集中定数回路モデルによりモデル化して前記所定の領域毎の消費電流およびオンチップ容量の詳細値を見積る詳細見積部と、
前記詳細値に基づいて、詳細な電源ノイズ解析を行う詳細電源ノイズ解析部と、
前記詳細電源ノイズ解析の結果に基づいて、前記プリミティブセルおよびデカップリング容量セルの配置の調整を行うレイアウト調整部と
を備える半導体集積回路の設計装置。 - 前記初期見積部は、前記全体の消費電流を1クロック周期内に消費される電流として見積り、
前記詳細見積部は、前記所定の領域毎の消費電流を1クロック周期内に消費される電流として見積る
請求項1に記載の半導体集積回路の設計装置。 - 前記レイアウト設計部は、前記所定の領域毎に含まれる前記プリミティブセルの電流値の和を算出し、前記電流容量比と前記電流値の和に基づいてデカップリング容量を求め、前記デカップリング容量を有する前記デカップリング容量セルのサイズを決定し、決定された前記サイズの前記デカップリング容量セルが前記所定の領域に収まらない場合、前記所定の領域間で前記プリミティブセルの配置換えを行う
請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路の設計装置。 - 前記半導体集積回路の集中定数回路モデルは、
前記半導体集積回路全体のオンチップ容量を模擬する集中キャパシタと、
前記半導体集積回路に流れる電源電流を模擬する集中電流源と、
前記電流源に接続される配線を模擬する配線モデルと、
前記半導体集積回路の電源およびグランド端子を模擬するパッケージ・ボードモデルと
を備える
請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体集積回路の設計装置。 - 前記電流源が供給する電流値の波形は、前記半導体集積回路が動作するときのクロック信号に同期するピークを有する
請求項4に記載の半導体集積回路の設計装置。 - 前記電流源が供給する電流源の波形は、前記半導体集積回路が動作するときのクロック信号の立ち上がりまたは立ち下がりの一方のエッジに同期する第1ピークと、前記クロック信号の他方のエッジに同期する前記第1ピークより小さい第2ピークを有する
請求項4に記載の半導体集積回路の設計装置。 - 前記所定の領域毎の集中定数回路モデルは、
前記所定の領域に含まれる前記プリミティブセルが消費する電流を模擬する領域電流源と、
前記所定の領域に分布するオンチップ容量を模擬する領域キャパシタと、
前記所定の領域に隣接する領域に接続される配線の抵抗を模擬するレジスタンスと
を備え、
前記半導体集積回路は、前記所定の領域毎の集中定数回路モデルが接続されたネットワークと、前記所定の領域に接続される電源及びグランド端子を模擬するパッケージ・ボードモデルとによりモデル化される
請求項1から請求項6のいずれかに記載の半導体集積回路の設計装置。 - 配置設計する半導体集積回路全体の消費電流およびオンチップ容量の概略値を見積るステップと、
見積られた前記概略値に基づいて、前記半導体集積回路を集中定数回路モデルによりモデル化して電源ノイズ解析を行うステップと、
前記電源ノイズ解析の結果に基づいて、電源ノイズが所定の範囲内の値になるようにオンチップ容量の総量を設定するステップと、
前記概略値と前記総量に基づいて消費電流とオンチップ容量との比を示す電流容量比を算出するステップと、
前記電流容量比に基づいて、前記半導体集積回路の分割された所定の領域毎にプリミティブセルおよびデカップリング容量セルの配置を行うステップと、
配置された結果に基づいて、前記所定の領域毎に集中定数回路モデルによりモデル化して前記所定の領域毎の消費電流およびオンチップ容量の詳細値を見積るステップと、
前記詳細値に基づいて、詳細な電源ノイズ解析を行うステップと、
前記詳細な電源ノイズ解析の結果に基づいて、前記プリミティブセルおよびデカップリング容量セルの配置の調整を行うステップと
を具備する半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項8に記載のコンピュータに実行させる方法が、
前記概略値を見積るステップに、前記全体の消費電流を前記半導体集積回路が1クロック周期内に消費する電流として見積るステップを備え、
前記詳細値を見積るステップに、前記所定の領域毎の消費電流を前記所定の領域において前記1クロック周期内に消費する電流として見積るステップを備える
請求項8に記載の半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項8または請求項9に記載のコンピュータに実行させる方法が、
前記配置を行うステップに、
前記所定の領域毎に含まれる前記プリミティブセルの電流値の和を算出するステップと、
前記電流容量比と前記電流値の和に基づいてデカップリング容量を求めるステップと、
前記デカップリング容量を有する前記デカップリング容量セルのサイズを決定するステップと、
決定された前記デカップリング容量セルが前記所定の領域に配置できない場合、前記プリミティブセルの前記所定の領域間の配置換えを行うステップと
を備える
半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項8から請求項10のいずれかに記載のコンピュータに実行させる方法が、
前記電流容量比を算出するステップに、前記半導体集積回路の集中定数回路モデルを、
前記半導体集積回路全体のオンチップ容量を単一のキャパシタとして模擬するステップと、
前記半導体集積回路に流れる電源電流を単一の電流源として模擬するステップと、
前記電流源に接続される配線を配線モデルとして模擬するステップと、
前記半導体集積回路の電源およびグランド端子をパッケージ・ボードモデルとして模擬するステップと
を備える
半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項11に記載のコンピュータに実行させる方法が、
前記電流容量比を算出するステップに、前記電流源が供給する電流値の波形を、前記半導体集積回路が動作するときのクロック信号に同期するピークを有するように設定するステップを備える
半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項11に記載のコンピュータに実行させる方法が、
前記電流容量比を算出するステップに、前記電流源が供給する電流源の波形を、前記半導体集積回路が動作するときのクロック信号の立ち上がりまたは立ち下がりの一方のエッジに同期する第1ピークと、前記クロック信号の他方のエッジに同期する前記第1ピークより小さい第2ピークを有するように設定するステップを備える
半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項8から請求項13のいずれかに記載のコンピュータに実行させる方法が、
前記所定の領域毎の集中定数回路モデルは、
前記所定の領域に含まれる前記プリミティブセルが消費する電流を模擬する領域電流源と、
前記所定の領域に分布するオンチップ容量を模擬するキャパシタと、
前記所定の領域に隣接する領域に接続される配線の抵抗を模擬するレジスタンスと
を備え、
前記半導体集積回路は、前記所定の領域毎の集中定数回路モデルが接続されたネットワークと、前記所定の領域に接続される電源及びグランド端子を模擬するパッケージ・ボードモデルとによりモデル化される
半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させる方法。 - 請求項8から請求項14のいずれかに記載の半導体集積回路の設計方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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